JP4545585B2 - 二重電極容量型ダイアフラム真空計と共に使用するための改善された電子インターフェース - Google Patents

二重電極容量型ダイアフラム真空計と共に使用するための改善された電子インターフェース Download PDF

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Description

(発明の背景)
発明の分野。本発明は、概して測定装置に関し、特に、二重電極静電容量型ダイアフラムセンサ(「CDS」)を用いる静電容量型ダイアフラム真空計(「CDG」)の性能を、CDSに対する電気インターフェースを改善することにより改善すると共にCDGのコストを軽減する装置及び方法に関する。
本発明の背景。静電容量型ダイアフラム真空計(または静電容量型ダイアフラム圧力計)は半導体産業で幅広く利用されている。その理由は、一つに、それらが一般的に、この産業の腐食剤の使用に充分適しているためである。また、それらが、高い精度及び耐汚染性のために好まれる。特に、CDG内でCDSが加熱されたこれらCDGは、強化された耐汚染性を呈し、補修なしに長時間動作する。
CDSは、CDG内で真空/圧力検知素子として作用し、CDSを用いてプロセス室内の圧力を測定及び/または制御できる。CDSは、環状の張力付与されるダイアフラムにより分離された2つのチャンバーを含むハウジングを持つ。第1チャンバーは、プロセス室または、圧力を測定すべきその他の組立体と流体をやり取りする。CDSの第2チャンバーは基準チャンバーと一般に称され、(必ずしも排気されるとは限らないが)典型的に排気され、決定にセンサを必要とするほぼ最低圧力未満の圧力で封止されている。
CDSハウジング内の2つのチャンバーを分離する環状の張力付与されるダイアフラム(「ダイアフラム」)は本質的に、周囲付近で機械的に拘束される薄肉の金属ダイアフラムである。ダイアフラムは、周囲の静止を保ちながら弓状に変形することにより差圧に反応する。従って、ダイアフラムは、折り曲げ接地電極として作用する。ダイアフラムは、その両端間の差圧に反応すると変形し、しかも、静電界と相互作用して、これら静電相互作用によりダイアフラムの変形を決定できるようになっている。
ダイアフラムに極めて接近して電極組立体が位置する。この組立体は、2つの導電性電極を支持する研磨された電気的絶縁面を持つ硬い台より成る。電極がダイアフラムに極めて接近し(<0.005in)、その表面に平行に延在するように電極組立体は、ダイアフラムの周囲を含む面から一定距離機械的に拘束されている。各電極の対接地静電容量を測定し、一方の測定値から他方の測定値を減算することにより、加圧によるダイアフラムの湾曲を容易に計算できる。
最新のCDSは、2つの電極を用いてダイアフラムの湾曲を監視する。2つの電極の対接地静電容量(「コモンモード静電容量」)はダイアフラムの湾曲により変化するが、電極組立体の移動でも変化する。このような移動は、温度変化、温度過渡及び機械的負荷により生じる。2つのプレートの静電容量の差(「差分静電容量」)を用いる測定は安定している。その理由は、それらがダイアフラムと電極との間の運動を除去し、代わりにダイアフラムの偏位を反映するためである。
CDGを用いる装置は一般に、圧力読取りの繰返し性に対して厳しい要件を持ち、オフセットドリフトは典型的に、1日当たりフルスケールの0.02%に限定されている。フルスケールの偏位が典型的に0.2 2.0pF(10−12F)の差分静電容量を生じさせる。この値の0.02%は、1日当たり0.04〜0.4フェムトファラッド(10−15F)の許容可能な等価の変化を生じさせ、この場合、変化のいくつかは、CDSにおいて静電容量を測定及び減算する際の電気誤差に起因する。
CDSの静電容量の測定は、アナログフロントエンド(「AFE」)電子機器により実行される。AFEは、CDSに対してインターフェースをとる責任を果たすだけでなく、差分静電容量を与える減算演算をも実行する。フルスケールの差分静電容量は68pFのコモンモード静電容量では、フルスケールでさえ、0.2pF(10^−12F)と同じ程度に低い可能性があるので、コモンモード静電容量は、測定したい差より340倍大きい。1日ごとに0.04フェムトファラッドの許容可能なドリフトを含む場合では、コモンコード静電容量は、差分静電容量の許容可能な変化量の約170万倍である。従って、減算演算を極めて適切に平衡化し、AFEが妥当なドリフト誤差を確実に維持するように安定化する必要がある。
CDG内の測定誤差の明らかな原因は、構造内の回路、リード線及び構造体の間の相互作用による偶発的な静電容量の蓄積である。これらの影響は、回路を湿気及び汚染物に反応し易くする漏れ電流を生じさせる回路基盤上及び集積回路内でさえも生じる。これら漏れ要素に対する解決法はガーディングである。同一電圧を持つ導電性面(「ガーディング面」)により取り囲まれたノードは一般に、静電容量または漏れ電流を経験しない。重要なノードをガーディングで取り囲むことにより、それらが、干渉せず、移動、湾曲、または湿気の変化により変化せず、自由に動作する。原因及び、ガード電位に対する最大の必要性は、大部分の場合、AFEに存在する。
AFEの厳しい性能要件を与えられたとすると、いくつかの回路トポロジーが適すると証明されている。3つのトポロジーすなわち、均衡のとれたダイオードブリッジと、ガードされた2次変圧器ブリッジと、整合された基準‐キャパシタブリッジとが現在、CDG市場を独占している。
均衡のとれたダイオードブリッジトポロジーを図1に示す。このダイオードブリッジトポロジーは、交流電圧を発生してCDSの電極を駆動する励起源を用いる。キャパシタCA,CBへ/からダイオードブリッジを通って電荷が交互に各電極に供給され、各電極から除去される。各キャパシタは電流を一方の電極に供給しながら、他方の電極から電流を放電するように作用する。従って、2つの電極の対接地静電容量の不均衡がCA及びCBの出力ピン間に電圧差を生じさせる。
ダイオードブリッジAFEは簡単で、かつ廉価であり、このことは、10トルの非加熱センサのように、要求の少ない分野の場合、それらを適切に選択させる。安定化された温度及び湿度では、それらは、100mTorrまで下でさえ用いられている。しかし、それらは一般に、CDSに極めて接近している必要がある。その理由は、それらが、有用なガード電位を発生する容易な手段を欠いているためである。また、それらは、ダイオードの不一致及び汚染の問題点を被る。
ガードされた2次変圧器に基づくブリッジを示す図2を参照する。この回路は、同軸ケーブルより構築されたセンタータップ付き2次コイルを用いて、比例的に増大したガード電圧と一緒に励磁電圧を発生する。励磁電圧によりCDS内で誘起された電流は、センサの一方の電極から他方の電極に流れる。従って、電荷が節約され、差分静電容量が、2次コイルの最も内側の導体のセンタータップに正味電圧を生じさせる。高入力インピーダンスのユニティゲイン増幅器は内側の導体のセンタータップに追随し、ガーディングを可能にする相似電圧をシールド上に配置する。ユニティゲイン増幅器の出力は、センサ内の差分静電容量を表す。それが増幅され、同期検出器に送信されて、静電容量の差に比例するDCレベルを発生する。
良好に実施された場合、ガードされた2次変圧器に基づくブリッジは、安定性及び精度において、均衡のとれたダイオードブリッジより優れた大変大きな改善を表す。それにより、変圧器コアの周りに巻きつけられた同一のガードされた同軸ケーブルの利用を通じてCDSを遠くに配置できる。この技術に関する主な問題点は、実施中に存在する。同軸ケーブルは特別に一貫性を持つ必要があり、遮蔽物に亀裂または割れ目を含まないようにしなければならない。加えて、ガーディング方法は、ユニティゲイン未満の追随器に基づいて多少不充分であり、安定構造は、安定したCDGを達成するのに絶対必要である。最後に、同軸ケーブルを用いるすべての遮蔽構造はCDSとの相互接続及びCDSのトリミングを複雑にするおそれがある。
整合された基準‐キャパシタブリッジを示す図3を参照する。この回路は、完全にガードされた電荷増幅器対の加算ノードを介してCDSの双方の電極を駆動するのに共通の励起源を用いる(ガード電圧は電源上にあり、共通電位である)。電荷増幅器は2つのモノリシック演算増幅器付近に形成され、整合された正確な基準キャパシタ対を用いてゲインを定める。電荷増幅器の出力は、高コモンモード除去比の差分増幅器に供給される。差分増幅器の出力はセンサの差分静電容量を表し、同期検出器に送信されて、ダイアフラムの位置に対応するDCレベルを回復する。
整合された基準キャパシタブリッジは、ガードされた2次変圧器に基づくブリッジに、小型であるという追加の利点を付けて充分に匹敵する。しかし、それは多少温度に反応し易く、部品に対して性能を極度に要求する。最高品質のガラスキャパシタだけが基準として適し、それらはエイジング及びマッチングを受ける必要がある。また、差分増幅器は、顕著で、かつ一貫性のあるコモンモード性能を呈する必要がある。このような高性能部品の場合、このトポロジーにとって材料コストが高い。
AFEトポロジーにとって、標準の構築業務及び廉価な部品を用いるが、一方で、温度及び湿気に比較的反応しない必要性が存在する。このトポロジーは、優れたガーディングを特徴付けて、離れた加熱センサ組立体に容易に接続できるようにする必要があり、センサのオフセットの直接補償を可能にすべきである。
(発明の概要)
先に概略を述べた問題の1つまたはそれ以上を本発明の様々な実施形態により解決できる。大まかに言えば、本発明は、リアクティブ回路の対における差分電流を決定する装置及び方法を具える。好適な実施形態では、これら装置及び方法は、CDSのようなセンシング素子に対する電気インターフェースを改善するのに実施される。この改善されたインターフェースは、性能の改善及びコストの軽減を行う。
本発明の一実施形態は、差分電流変成器及び電荷増幅器を用いるCDS用のインターフェースを具える。電流変成器の1次巻線は励磁電圧源とCDS内の電極対との間に結合されている。1次電流間の差に比例する電流が変成器の2次巻線で誘起されるように、1次巻線を通過する電流は反対の極性の起磁力(MMF)を発生する。2次巻線は電荷増幅器の加算ノードに結合され、従って、変成器の2次巻線を低インピーダンス負荷内に終端する。この低インピーダンスの終端は1次巻線に反映されて戻り、CDSの電極よりも小さいインピーダンスとして現れる。従って、電極に与えられる電圧は励磁電圧に極めて近く、励磁電圧は、優れたガード電位となる。変成器及び電荷増幅器と関連するあらゆる回路ノードの基準は、ACのように、ガード電位とされ、これら回路ノードは遮蔽されている。このことは、変成器、電荷増幅器及びあらゆる相互接続部分を浮遊静電容量及び漏れ電流から保護する。
本発明の実施形態は、接地したCDSの電極を励起するのと同様にガーディングの理由で電流変成器及び関連の部品を励磁電圧で(必ずしも動作するとは限らないが)典型的に動作する。本発明の一実施形態は、電荷増幅器からの信号と同様に、励磁電圧とされる基準を持つこれら回路と、大地とされる基準を持つこれら回路との間で電源電位を変換するのにコモンモード変成器を用いる。変成器の更なる巻線は励磁電圧及び接地により励磁され、別の信号の供給源として作用し、これら信号を変換する必要がある。変成器を用いず、同じ動作を実質的に実行する本発明のその他の実施形態がある。
電荷増幅器から回復された電圧信号はコモンモード変成器を通過し、同期検出器に供給され、この同期検出器は、CDSに加えられた圧力に対応するDCレベルを発生するように作用する。信号を電荷増幅器から検出器に供給する実際の手段を、特にゲイン段に関して変化できる。
本発明のその他の実施形態は、電流差を測定すべき回路対の各々に電流変成器の1つ以上の1次巻線を結合する工程と、励磁電圧を1次巻線及び対応の回路に印加する工程と、差分電流を電流変成器の2次巻線に誘起する工程と、電荷増幅器を用いて電流差を増幅する工程とを具える電流差の測定方法を具える。この測定方法は更に、電荷増幅器の基準を励磁電圧とする工程と、この場合も励磁電圧が印加される遮蔽構造体で電流変成器及び電荷増幅器を取り囲むことによりこれらをガードする工程とを具えることができる。その後、コモンモード変成器を通って電荷増幅器信号を1つの巻線上に移動し、その間、励磁電圧を他の巻線に印加することにより、電荷増幅器信号に付加された励磁電圧を除去できる。この結果として生じた信号を次に、同期検出器に供給でき、この同期検出器は、電流の差を表すDCレベル出力を発生する。
多数の別の実施形態も実現可能である。
本発明のその他の目的及び利点は、以下の詳細な説明を読み、添付図面を参照すれば、明白になるであろう。
本発明は、様々な変形形態及びその他の形態を受けるが、図中の例示及び付随の詳細な説明のため、特定の実施形態を示す。しかし、これら図面及び詳細な説明は本発明を、記述した特定の実施形態に限定するものではないことに注意すべきである。その代わり、この開示は、請求の範囲により規定された本発明の範囲内にあるすべての変形、等価及び代替形態をカバーするものとする。
(詳細な説明)
本発明の好適な実施形態を以下に記述する。以下に記述するこれ及びその他の実施形態は代表的なものであり、本発明を限定せず、例示するものであることに留意すべきである。
(導入部)
大まかに言えば、本発明は、リアクティブ回路の対における差分電流を決定する装置及び方法を具える。好適な実施形態では、これら装置及び方法は、CDSのようなセンシング素子に対する電気インターフェースを改善するのに実施される。この改善されたインターフェースは、従来技術の設計に比較して性能を改善し、コストを軽減できる。
好適な実施形態では、しっかりと結合された差分電流変成器を用いて差分電流を発生する。この差分電流は、これを効果的に統合する電荷増幅器の低インピーダンス加算ノードに入力される。電荷増幅器の出力は、(励起電圧に対応する)ガード電位を出力信号から除去するために励起電圧源に接続されたコモンモード変成器を通過する。次に、同期検出器は、結果として生じた信号を、センサの差分静電容量を表すDCレベルに変換する。このインターフェースは、例えば、温度及び湿度に対する感度を減少させ、ガード源におけるソースインピーダンスを低下し、ガード電位とセンサの励起電圧との間のトラッキングに卓越し、構築を容易にし、コストを軽減し、センサからオフセットを直接にトリミングする手段を形成する。
(CDSの適用)
本発明の好適な実施形態は、静電容量型ダイアフラムセンサに対するインターフェースとして用いられるように設計されている。図4を参照する。図4は、CDSの一般構造を示す線図である。CDS10が、ガスを流せるコンジット12に結合されるように形成されていることがこの図から分かる。ガスは典型的に、ガスの圧力を厳密に制御することを必要とする製造プロセスで用いられる。コンジット12内のガス圧力はインレット14を通ってCDSのハウジング16に伝達される。ハウジング16はダイアフラム22により2つのチャンバー18,20に分割されている。チャンバー18内で極めて低い圧力を測定できるように典型的にチャンバー20が排気されている。チャンバー20内には、2つの円形同心的キャパシタプレート26,28を支持する基板が位置し、各キャパシタプレート26,28は、ダイアフラム22に極めて接近して維持されている。ダイアフラム22の湾曲はチャンバー18内の圧力(すなわち、コンジット12内のガス圧力)で変化する。このことは、26,28上の静電容量間の差がチャンバー18内の圧力に反映するように、プレート26,28上で測定される対接地静電容量を変化する。
(CDSの電気構造)
図5を参照する。図5は、CDS10の電気構造を示す線図である。この図では、CDS10の対象の電気部品がキャパシタ30,32であることが分かる。ダイアフラムと電極との間の移動が電極の静電容量の変化として現れるようにダイアフラムの周囲と相互作用する円形電極からこれらキャパシタの一方が構成されている。他の電極は円形であり、かつ、CDSの軸を囲む中心にある。それはダイアフラムの中心部分と相互作用し、ダイアフラムが湾曲または移動すると静電容量を変化する。最も内側の電極の静電容量から、最も外側の電極の静電容量を減算することによりダイアフラムの偏位を、普通の運動によるわずかな影響で知覚できる。
この実施形態では、キャパシタの双方は可変キャパシタである。各キャパシタの一方側は大地に結合され、一方、他方側はCDSの出力端に結合されている。この場合、適切な電気インターフェースをキャパシタに結合して励起電圧を発生し、2つのキャパシタの間の静電容量の差を検知できる。上述したように、従来技術のインターフェースは多数の問題点を被り、これら問題点のいくつか、あるいはすべてを、ここで開示したインターフェースにより解決できる。
(インターフェースの概観)
図6を参照する。図6は、本発明のインターフェースの一実施形態の設計を示す線図である。図の左側にはCDS10を示す。CDS10の出力ポート(特に、CDSの容量性回路への接続部)は電流変成器111の1次巻線に接続されている。励磁源110も電流変成器111の1次巻線に接続されている。電流変成器111の2次巻線は電荷増幅器112の加算ノードに接続されている。電荷増幅器112の出力はコモンモード変成器113の巻線を通過する。コモンモード変成器113は励磁源110により励磁される。コモンモード変成器113の他の巻線は励磁源110に接続されている。最後に、同期検出器114は励磁源110に接続されている。
導電性エンクロージャ115は、電流変成器111及び電荷増幅器112の周りに配置されている。電流変成器111及び電荷増幅器112に対するすべての電力及び基準接続は、励磁源110への共通ノードの接続とコモンモード変成器113の作用とを介して励磁源電位でACのように動作する。エンクロージャ115は励磁電圧源110に接続されて、これと同じ電位にエンクロージャの電位を上昇させる。従って、エンクロージャ115は、変成器及び増幅器の周りに、これら部品が動作する電圧に著しく近いガード電圧を発生する遮蔽構造体として作用する。また、この遮蔽構造体は、CDSへの接続付近に導電性スリーブの形態の遮蔽116,117を含む。ガード電圧は浮遊静電容量及びこれらリード内の漏れを減少させ、これにより、測定信号における関連の誤差を減少させる。このことは、別の方法では利用できない可能性のある製造技術(例えば、従来のプリント回路基板組立て技術)の使用を可能にする。
(インターフェースの動作)
(励磁源)
図6に示す電気インターフェースは以下のように実質的に動作する。励磁源110は正弦波AC励磁電圧を発生する。この実施形態では、励磁源110は、20kHzの5.8V(RMS)正弦波信号を発生する低インピーダンス源である。励磁源110は、電流変成器111の1次巻線を介してCDSを駆動し、電荷増幅器112及び電流変成器111に対する基準電位を発生し、同期検出器114をゲートするのに用いられる。また、励磁源110は、エンクロージャ115及びリード116,117に結合されて、電流変成器、電流増幅器及びセンサリードの周囲にガード電圧を発生する。更に、励磁源110は、励磁電圧を最終DC信号レベルから除去し、電源電圧B+,B−を追加できるようにコモンモード変成器113を励磁するように作用する。
(電流変成器)
励磁源110からの励磁電圧は、しっかりと結合された電流変成器111の1次巻線に加えられる。励磁源110と大地との間では、結果として生じたAC電流が追随できる2つの経路が存在する。第1の経路は、電流変成器の1次巻線の最初の半分とCDS10の第1のキャパシタとを通って流れる。第2の経路は、1次巻線の残りの半分とCDS10の第2のキャパシタとを通って流れる。
インターフェースで用いられる電流変成器は、1次巻線の2つの半分が同一であるように設計されている。それらは、1次巻線の各半分を通る電流の流れが、別の半分により発生された起磁力の極性と反対の極性を持つ起磁力を発生するということを除いて、同じ電気特性を持つ。DCM10の2つのキャパシタの静電容量が同一であれば、それらは、同じ対接地インピーダンスを持つ。従って、同じ電流が2つの経路の各々を通って流れ、電流変成器111に誘起された起磁力は相互に相殺する。この状況では、電流は電流変成器111の2次巻線に誘起されない。
一方、CDSのキャパシタのそれぞれの静電容量間に差があれば、それらは、大地に対して異なるインピーダンスを持つ。従って、一方の経路を通って、他方の経路よりも多くの電流が流れる。電流の差分の結果として、1次巻線の2つの半分により発生された起磁力はもはや互いに相殺せず、正味の起磁力は対応の電流を電流変成器の2次巻線に誘起する。
図7,8を参照する。図7,8は、電流変成器111の1次巻線で誘起された起磁力を表す線図である。図7には、センサのキャパシタの静電容量の差がない状態を示す。従って、1次巻線の各々または各半分を通る電流は同じであり、1次巻線の各々または各半分に対応する起磁力131,132は、同じ大きさを持つ。1次巻線の各々に対応する起磁力が、その他と反対の極性を持つので、それらは互いに相殺し、その結果、零である正味の起磁力133を発生する。
図8には、一方のキャパシタの静電容量が他方のキャパシタの静電容量とわずかに異なる状態を示す。高い静電容量を持つキャパシタは、低いインピーダンスを持ち、従って、一方のキャパシタに、他方のキャパシタよりも多くの電流を流すことができる。同様に、対応の1次巻線を通って流れる電流は、残りの1次巻線を通って流れる電流より大きい。従って、1次巻線は、大きい起磁力141を電流変成器内に発生する。この起磁力は、残りの1次巻線の起磁力142と結合されと、その結果が、最初の1次巻線の起磁力と同位相である正味の起磁力143になる。この正味の起磁力は、電荷増幅器により増幅され、次に、センサの差分静電容量を示す信号を発生するように処理できる電流を2次巻線に誘起する。
(電荷増幅器)
電流変成器111の2次巻線は、電荷増幅器112の低インピーダンスの加算ノードに接続されている。このことは、電流変成器の1次巻線に低インピーダンスを生じさせる。一実施形態では、このインピーダンスは励磁電圧の周波数で100オームよりも少ない。また、増幅器の加算ノードへの結合は、比較的安定した負荷の利益をもたらし、このことは次に、ダイナミックに安定した回路の利益をもたらす。
電流変成器の2次巻線に誘起された電流は実質的に、単位時間当たりの電荷、またはクーロン/秒である。励磁周波数では、電荷増幅器112は電荷を蓄積し、対応の電圧を出力する。電荷増幅器112は積算器に類似し、幾つかの実施形態では、電荷増幅器112を積算器技術により置き換えることができる。この実施形態では、電荷増幅器112の出力は、センサに伝達され、かつセンサから伝達される電荷に対応する。このことは、回復された信号が励磁源と同位相である(図6に示すように、電荷増幅器112の基準を励磁電圧とする)ように行われる。そうでなければ、2つの信号は90°の位相の不一致となる。
(コモンモード変成器)
上述したように、電荷増幅器112の出力は励磁電圧を含む。これを除去して電荷増幅器の実際の出力を決定しなければならない。従って、電荷増幅器の出力はコモンモード変成器113の巻線の1つを通過される。変成器の他の巻線は励磁電圧源110と大地との間に接続されている。コモンモード変成器113への励磁電圧の結合により生じたEMFは信号から励磁電圧を効果的に相殺し、電流変成器111の2次巻線に誘起された電流から生じた信号の成分のみを残す。また、コモンモード変成器は、励磁源110からの励磁電圧を電荷増幅器の電源電圧「B+」,「B−」上に重ねるように作用する。他の実施形態では、コモンモード変成器を電源増幅器と、高コモンモード除去比を特徴とする増幅器とにより置き換えることができることに留意すべきである。
(同期検出器)
最後に、同期検出器114はコモンモード変成器113に結合されている。同期検出器114は電荷増幅器112と同じ巻線に結合され、その結果、大地に対する電荷増幅器の出力の時間変化成分を受信する。同期検出器114はこの信号成分を、(CDSの場合、2つのキャパシタの異なる静電容量に依存する)センサの2つの回路間の電流の差分を示すDCレベルに変換する。
(他の実施形態)
CDS(静電容量型ダイアフラムセンサ)を参照して上記に電気インターフェースの実施形態を説明したが、他のセンサまたは回路対と用いることを目的とする実施形態があることに留意すべきである。例えば、圧力計ダイアフラム以外の素子(すなわち、無加圧の位置センサ)の位置のわずかな変化を測定するように構築された容量性センサに対するインターフェースに一実施形態を設計できる。同様に、回路対を容量性回路に限定する必要はなく、それらを誘導性とすることができ、それらを抵抗性とすることができ、あるいは、それらは、複数の回路部品から生じる複素インピーダンスを持つことができる。これら及びその他のこのような変形形態は、この開示の範囲内にあると考えられる。
上記に示したように、図6に記述した電流変成器はセンタータップ付き変成器である。センタータップ付き変成器の代わりに用いることができる別の種類の変成器は、2つの分離した1次巻線を持つ変成器である。このような電流変成器の一例を示す図9を参照する。この変成器はトロイダル磁気コア150を組み入れ、トロイダル磁気コア150の周りには、3つのワイヤ151,152,153の組が巻きつけられている。上記に説明した電流変成器と全く同様に、この変成器はしっかりと結合されている。2つのワイヤ(例えば、151,152)は変成器の1次巻線として用いられ、一方、第3のワイヤ(例えば、153)は2次巻線として用いられている。1次巻線に正反対の起磁力を誘起させたいので、励磁電圧源は左側端子で1次巻線の一方に接続され、右側端子で他方の1次巻線に接続されている。例えば、励磁電圧源を端子1,6に接続でき、一方、センサリードを端子2,5に接続できる。
一実施形態では、コモンモード変成器もトロイダル磁気コアの周りに設計されている。コモンモード変成器は電流変成器と磁束鎖交を経験する可能性があるので(逆の場合も同じである)、インターフェースの設計は、2つの変成器間に結果として生じた干渉が最小限に抑えられるようにする必要がある。従来通りに、このことは、変成器間に遮蔽を設けることにより達成される。通常、遮蔽の使用は、インターフェースパッケージ(または、インターフェースがそれに統合されていれば、センサパッケージ)の寸法を増大させる。トロイダル設計の2つの変成器が本発明のインターフェースで用いられる場合、変成器を互いに適切に方向付けることにより遮蔽の必要性を最小限に抑える、あるいは、回避することができる。特に、2つのトロイダル変成器の対称の軸が相互に直角であるように変成器を方向付ける必要がある。
本発明により提供できる利益及び利点は、特定の実施形態に関して上述した。これら利益及び利点と、それらを生じさせることができる、または、より明白になる要素または限度とは、請求項のいずれか、またはすべての重大で、必須のまたは不可欠な特徴として構築されているものではない。ここに用いたように、「具える」なる表現、または、その他の変形形態は、これら表現に付随する要素または限度を非排他的に含むものと解釈されるように意図されている。従って、要素のリストを具える処理、方法、物品または装置はこれら要素のみを含むのではなく、はっきりとリストされていない他の要素、あるいは、請求の範囲に記載された処理、方法、物品または装置に内在する他の要素を含むことができる。
特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、実施形態が例示であり、本発明の範囲がこれら実施形態に限定されないものと理解すべきである。上述した実施形態に対して多くの修正、追加及び改善が可能である。これら変形、修正、追加及び改善は、以下の請求の範囲内で詳細に述べる本発明の範囲内にあると考えられる。
図1は、静電容量型ダイアフラムセンサに対する電気インターフェース用の均衡のとれたダイオードトポロジーを示す線図である。 図2は、静電容量型ダイアフラムセンサに対する電気インターフェース用の、ガードされた2次変圧器に基づくブリッジトポロジーを示す線図である。 図3は、静電容量型ダイアフラムセンサに対する電気インターフェース用の整合された基準‐キャパシタブリッジトポロジーを示す線図である。 図4は、一実施形態の静電容量型ダイアフラムセンサの一般構造を示す線図である。 図5は、一実施形態の静電容量型ダイアフラムセンサの電気構造を示す線図である。 図6は、本発明の一実施形態による電気インターフェースの設計を示す線図である。 図7は、一実施形態の電流変成器の1次巻線で誘起された起磁力を示す線図である。 図8は、一実施形態の電流変成器の1次巻線で誘起された起磁力を示す線図である。 図9は、一実施形態で用いるようにトロイダルコア及び2つの1次巻線を持つ電流変成器を示す線図である。

Claims (7)

  1. 静電容量型ダイアフラムセンサ(CDS)用のインターフェースであって、このインターフェースが、
    前記CDSのポートに結合された少なくとも1つの1次巻線を持つ差分用電流変成器と、
    この電流変成器の2次巻線に結合され、この電流変成器の2次巻線で誘起された信号を増幅するように形成された電荷増幅器と、
    前記電流変成器及び前記増幅器の周りに配置された導電性遮蔽構造体と、
    前記電荷増幅器から増幅された信号を受信するように結合された第1巻線を持つコモンモード変成器と、
    前記電流変成器の前記1次巻線に結合され、励磁電圧を前記ポートに供給するように形成されるとともに、前記コモンモード変成器の第2巻線と前記遮蔽構造体に結合された励磁電圧源と、
    前記コモンモード変成器の前記第1巻線に結合され、前記CDSの差分静電容量に対応する信号電圧を発生するように形成された同期検出器と
    を具えるインターフェース。
  2. 請求項1に記載のインターフェースであって、前記電流変成器が2つの1次巻線を持ち、これら1次巻線の各々が、前記励磁電圧源と静電容量型ダイアフラムセンサの対応の容量性回路との間に結合されたインターフェース。
  3. 請求項1に記載のインターフェースであって、前記遮蔽構造体が更に、前記インターフェースと静電容量型ダイアフラムセンサとの間のリード対の周りに導電性スリーブを具えるインターフェース。
  4. 請求項1に記載のインターフェースであって、前記電流変成器がトロイダルコアを持つインターフェース。
  5. 請求項1に記載のインターフェースであって、前記コモンモード変成器がトロイダルコアを持つインターフェース。
  6. 請求項1に記載のインターフェースであって、前記電流変成器及びコモンモード変成器の双方がトロイダルコアを持ち、前記電流変成器及びコモンモード変成器の対称の軸線が相互に直角であるインターフェース。
  7. 請求項1に記載のインターフェースであって、前記励磁電圧源が、正弦波電圧を発生するように形成されているインターフェース。
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