JP2001505651A - 非接触式変位センサ - Google Patents

非接触式変位センサ

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Abstract

(57)【要約】 交流が利用され得る測定コイル(2)を具備し、当該測定コイル(2)は、少なくとも2つの電圧タップ(3)を有するように成し、電気的及び/又は磁気的な伝導性の測定対象(5)を具備し、当該電圧タップ(3)に対する当該測定対象(5)の位置に対応する出力電圧を評価し且つ必要に応じて測定するための評価回路(4)をも具備するように成して、非接触式変位センサ(1)が提案される。可能な限りコンパクトな構造形態から成る当該変位センサを提供するために、当該測定対象(5)は、当該測定コイル(2)の内部に配置され且つその中において変位可能であり、当該測定コイル(2)の合計インピーダンスは、当該測定対象(5)の位置から独立したものである。

Description

【発明の詳細な説明】 非接触式変位センサ 本発明は、交流が利用され得る測定コイルを具備し、当該測定コイルは、少な くとも2つの電圧タップを有するように成し、電気的及び/又は磁気的な伝導性 の測定対象を具備し、当該電圧タップに対する当該測定対象の位置に対応する出 力電圧を評価し且つ必要に応じて測定するための評価回路をも具備するように成 した、非接触式変位センサに関するものである。 問題となる種類の非接触式変位センサは、国際出願PCT/DE93/007 03号においても開示される。当該公知のセンサの測定コイルは、所定の間隔を 空けて配置された複数の電圧タップを有するものであり、それは、ケーシングの 中に囲い込まれている。当該測定対象は、離間した関係で当該ケーシングを取り 囲み、当該ケーシングの壁部に沿って変位可能であるように成した、リングであ る。当該公知の変位センサを使用すれば、当該測定コイルの上に配置された当該 電圧タップに対する当該リングの位置を測定することが可能である。2つの電圧 タップの間における当該リングの存在は、これらの電圧タップの間に延在する当 該測定コイルのセグメントのインピーダンスにおいて、更には、1つの方向にお いて後続する当該測定コイルの各セグメントのそのようなすべての「部分的」イ ンピーダンスにおいても有効である。これは、当該リングがその中に位置決めさ れる当該測定コイルの位置に応じて、変化する量の部分的インピーダンスが影響 を受けるということを意味する。当該公知の変位センサを使用すれば、当該測定 コイルの連続的なセグメントの上においてタッピングされることが可能であるよ うに成した、電圧が加算される。夫々の場合には、検討される増大する個数の電 圧値において異なるように成した、小計が形成される。これらの小計は、その後 、当該リングの位置に対して明白に関係付けられ得ることになる出力電圧に対し て再び加算されるのである。 当該公知の変位センサの当該測定対象は、当該コイル・ケーシングの外側に配 置される。結果として、当該測定対象は、比較的露出していて無防備である。更 になお、当該公知の変位センサは、当該コイル・ケーシングの外側における当該 測定対象の可動性を保証すべく、比較的大きな空間を必要とする。 従って、本発明の目的は、可能な限りコンパクトな設計のものであり、それ自 体のために比較的小さな空間のみを必要とするように成した、問題となる種類の 非接触式変位センサを説明することである。 本発明の非接触式変位センサは、請求項1の特徴的な機構によって上述の目的 を達成する。従って、本発明の変位センサは、当該測定対象が当該測定コイルの 内部に配置され且つその中において変位可能であるようにして、設計され構築さ れる。これに関して、当該測定コイルの合計インピーダンスは、当該測定対象の 位置から独立したものである。 本発明に拠れば、当該測定コイルの各セグメントの部分的インピーダンスは、 当該測定コイルを取り囲む測定対象としてのリングによって影響されるだけでな く、当該コイルの内部に延在する電気的及び/又は磁気的な伝導性の材料から成 る測定対象を介しても影響され得るものであることが認識されることになった。 この構成に拠れば、当該測定対象を測定されることになる所定の力即ち圧力に対 して意図的な様式で曝すことが可能であるが、それは、その他の不都合な影響に 対しては保護される。更になお、当該測定コイルの内部に当該測定対象を配置す ることは、結果として、当該センサの非常にコンパクトな構造を生じることにな る。本発明の変位センサでは、当該測定コイルの合計インピーダンスは、当該測 定対象の位置から独立しているので、当該測定コイルを介して流れる電流は、印 加される電圧にのみ従属するものであり、当該測定対象の位置に従属するもので はない。従って、典型的な事例では、本発明に拠る変位センサの出力電圧は、同 様に当該測定対象の位置にのみ従属することになる。 当該出力電圧の単純な評価に関して、それらの電圧タップの位置は、当該測定 対象が不在である場合に、2つの隣接する電圧タップの間において実質的に同じ 電圧をタッピングすることが常に可能であるようにして選択されるとき、特に好 適である。これは、その全長に渡って一定のコイル断面を具備して、均一なコイ ル巻線をも具備するように成した測定コイルの場合に、それらの電圧タップの等 距離配置を導くことになる。 当該出力電圧の単純且つ確実な評価に関して、当該測定コイルの寸法は、それ らの電圧タップの間における当該間隔に対しても適合されるべきである。好適な 様式において、当該測定対象は、2つの隣接する電圧部分の間における当該間隔 に渡って最大限に延在すべきであり、結果として、それは、電圧タップの間に局 在することが容易になる。 当該測定対象のための好適な材料は、慣例として公知であり、コイル・コアを 実現するために使用され得るものであるすべての材料を包含する。特に適当なも のは、強磁性体材料及び低い固有抵抗を具備した材料である。 その適用分野に応じて、本発明の変位センサは、異なった測定コイル即ち異な ったコイル形状を使用して実現されることも可能である。従って、測定コイルと しては、例えば円筒コイルの形態にある伸長したコイル又は正方形断面を具備し たコイルを使用することが可能であることになる。しかしながら、トロイダル・ コイルを測定コイルとして使用することもまた同様に可能であろう。 本発明に拠る変位センサの1つの好適な実施例において、当該測定コイルの内 部は、好ましくは当該測定コイルの全長に渡って延在するように成した、コイル ・チューブを収容する。当該コイル・チューブもまた、当該測定対象を収容し、 その内部において変位させる。一方で、当該コイル・チューブは、当該測定コイ ルが実際には当該コイル・チューブの廻りに巻回され得るので、当該測定コイル を安定させるべく機能する。他方で、それは、当該測定対象の運動のためのガイ ド通路としても機能する。これは、効果的な様式において、当該測定対象による 当該測定コイルの機械的な応力を削減することを許容する。当該コイル・チュー ブは、当該測定コイルと当該測定対象の間の電気的な絶縁を保証する材料によっ て形成されるべきである。この理由のため、当該材料は、強磁性体でない材料で あるべきであり、高い固有抵抗を有すべきものでもある。そのために適当なもの は、対応する特性を具備したステンレス鋼であるが、プラスチック又はガラスも また使用されることが可能である。 適用の事例に応じて、本発明の変位センサは、当該測定対象と共に当該測定コ イルのみを取り囲んで、それを妨害的な影響に関しても好適に保護するものであ るか、或いはそれに加えて評価回路をも取り囲んで保護するものであるように成 した、ケーシングを設けられることが可能である。 同様に、本発明に拠る変位センサの出力電圧の単純な評価に関しては、交流は 、当該測定コイルに対して対称的且つ対向方向に案内されるようにして適用され るべきである。例えば、交流としては、正弦波電圧或いは方形波電圧さえも印加 することが可能である。基本的に、当該出力電圧は、3つの異なった様式で測定 することが可能である。 第1の可能性は、当該測定コイルの2つの電圧タップの間における電圧を夫々 に測定することから成る。これらの電圧値は、その後、対応するコイル・セグメ ントの配置によって事前に決定されるシーケンスにおいて、即ち、当面は、この シーケンスの事例において生じるすべての実行可能な小計に対して加算されなけ ればならない。当該出力電圧は、その後、これらの小計の合計として生じること になる。この手順では、隣接する電圧タップの問においてタッピングされる即ち 測定されることが可能である電圧のみが捕捉される。当該出力電圧は、当該評価 回路の支援を受けて、これらの電圧値から計算されるものであり、このようにし て計算された出力電圧を評価することによってのみ、当該測定対象の位置を測定 することが可能なのである。 本発明に拠る変位センサの第2のバリエーションでは、それらの電圧は、個々 の電圧タップと上述の小計に対応するように成した基準電位との間において夫々 に捕捉される。これらの捕捉された即ち測定された電圧値は、当該評価回路の支 援を受けて、その後、当該出力電圧に対して加算される。好適には、当該加算は 、好ましくは逆転及び非逆転の入力を有するように成した、総合計増幅器の支援 を受けて行われ得ることになる。 最後に、本発明に拠る変位センサの個々の電圧タップは、共通の測定値タップ に対して結合されることもまた可能である。この共通測定値タップにおいて、そ の後、当該出力電圧をタッピングすることが可能になる。この事例では、当該出 力電圧は、回路構成によって、このように実現されて直接に測定される。実際に は、当該評価回路は、この事例では、当該出力電圧を評価するためにのみ使用さ れ、それを測定するためには使用されないのである。 個々の電圧タップが共通測定値タップにおいて結合される場合には、個々の電 圧タップと当該共通測定値タップの間に夫々に少なくとも1つの抵抗器を挿入す ることが好適になる。それらの抵抗器は、実質的に同一定格の抵抗器であるか、 或いは異なった定格の抵抗器であることさえも可能である。しかしながら、当該 出力電圧の評価を単純化するためには、同一定格の抵抗器の使用が選択されるべ きである。これに関連して、それらの抵抗器が、当該測定コイルの出力抵抗より も凡そ2桁ほど高い定格を有するときもまた、好適であることになる。 当該測定コイルのインピーダンスが標準的に温度に従属するものであり、更に 、それらの部分的インピーダンスもまた同様に温度に従属するので、温度変動は 、標準的には、本発明に拠る変位センサの当該出力信号即ち出力電圧においても 同様に影響することになり、これが測定誤差を導き出す可能性がある。この理由 のため、本発明に拠る変位センサの特に好適な1つのバリエーションは、温度の 影響を補正するための手段を設けられる。 ここで、当該変位センサの当該出力電圧における影響を測定するためには、当 該測定コイルに対して交流電圧を供給するだけでなく、直流電圧をも追加して供 給すること、即ち当該出力電圧の交流電圧成分の上に直流電圧成分を重ね合わせ ることが、好適である。当該測定対象の位置は、交流電圧成分においてのみ影響 するものであり、直流電圧成分には影響しないのである。従って、当該出力電圧 の直流電圧成分を分離することによって、当該出力電圧の交流電圧成分における 温度の影響を測定することが可能になる。その後、この温度の影響が、補正され 得ることになるのである。 当該測定コイルの温度特性をも全体として考慮に入れることを可能にするため には、当該評価回路が温度を測定するための手段を含んで成るとき、好適になる 。この目的のためには、例えば、温度に従属する直流又は交流の抵抗を測定する ことが可能である。例えば、当該測定コイルの温度反応を記憶するように成した マイクロプロセッサの支援を受けて、その後、当該測定コイルの温度特性を考慮 することが可能になるのである。 本発明の教示内容を好適な様式で改良し更に発展させる様々な可能性が存在す る。この目的のために、一方では、請求項1に従属する請求項が注目されること が可能であり、他方では、図面を参照する本発明の数個の好適な実施例に関する 後続の記述が注目され得ることになる。本発明の好適な実施例の記述に関しては 、一般に好適な実施例及び当該教示内容の更なる展開もまた説明されている。 図1は、本発明に拠る変位センサの概略図である。 図2は、種々のタップ及び評価のバリエーションを説明するための第1のダイ アグラムである。 図3は、電流を加算することによるデータ評価を説明するための第2のダイア グラムである。 図4は、個々の電圧を合計する増幅器を具備するように成した、図1の変位セ ンサを示している。 図5は、電流が加算されるように成した、図1の変位センサを示している。 図6は、温度を補正するための手段を追加して設けられるように成した、図4 の変位センサに対応する変位センサを示している。 図7は、本発明に拠る変位センサの更なる構造的なバリエーションを示してい る。 図1は、測定コイル2を具備した変位センサ1を図解している。測定コイル2 は、交流を供給されることが可能である。少なくとも2つの電圧タップ3は、測 定コイル2の上に設けられる。変位センサ1の用途に応じて、所望個数の電圧タ ップ3を設けることが可能であるので、図1は、1,2,3,...n個の電圧 タップ3を表示している。電圧タップ3は、評価回路4に接続する。図示された 実施例では、測定コイル2に対する電圧供給もまた、同様に評価回路4を介して 行われる。図示された変位センサ1は、測定対象5をも更に含んで成る。本発明 に従って、測定対象5は、測定コイル2の内部に配置され且つその中において変 位可能なものである。測定コイル2は、その合計インピーダンスが測定対象5の 位置から独立しているようにして設計される。しかしながら、電圧タップ3によ って画成される測定コイル2の各セグメントの1つの中における測定対象5の存 在は、対応するコイル・セグメントの部分的インピーダンスに対して、更には1 つの方向においてそれに後続する各コイル・セグメントの部分的インピーダンス に対しても影響する。従って、評価回路4の支援を受けて、電圧タップ3に対す る測定対象5の位置を測定することが可能なのである。当該測定データの評価の 詳細は、図4に関連して更に詳細に説明される。 図1で示された測定コイル2は、伸長したコイル、即ち均一なコイル巻線を具 備した円筒コイルである。それらの電圧タップ3の位置は、測定対象5が不在で ある場合に、2つの隣接する電圧タップ3の間において実質的に同じ電圧をタッ ピングすることが常に可能であるようにして選択される。この目的のために、電 圧タップ3は、実質的に等距離に配置される。 測定対象5は、それが2つの隣接する電圧タップ3の間における間隔に渡って 最大限に延在するようにして寸法形成される。それは、測定コイル2の夫々のセ グメントの部分的インピーダンスに影響するものとして意図されるので、測定対 象5は、強磁性体材料又は低い固有抵抗を具備した材料によって形成される。 測定コイル2は、コイル・チューブ6の廻りに巻回される。測定対象5は、コ イル・チューブ6の内部に配置される。変位センサ1の操作性の妨害を防止する ために、コイル・チューブ6は、高い固有抵抗を具備した強磁性体でない材料に よって形成される。当該材料は、対応する特性を具備したステンレス鋼であるこ とが可能である。しかしながら、コイル・チューブ6としてプラスチック又はガ ラス製のチューブを使用することもまた可能である。 最後に、図1で示された変位センサ1は、コイル・チューブ6を具備した測定 コイル2及び測定対象5のみを取り囲むように成した、ケーシング7を含んで成 る。ケーシング7からは、一方では、電源及び評価回路4に対する接続部が延在 し、他方では、電圧タップ3が延在する。図示された変位センサ1の1つの好適 なバリエーションでは、ハウジング7が、すべての供給管路を具備した評価回路 4を取り囲むこともまた可能である。 図1で示された変位センサによって測定された電圧値の評価は、図2に関連し て以下で更に詳細に説明される。 図2の左側部分において、測定コイル2は、Z1から例えばZ5までの連続的に 接続されるインピーダンスとして図式的に示されている。Z1からZ5までのこれ らのインピーダンスは、電圧タップ3の間に延在する測定コイル2の各セグメン トの部分的インピーダンスに対応する。測定コイル2は、交流電圧Uを供給さ れる。 U1からU5までの電圧は、隣接する電圧タップ3の間において夫々にタッピン グされることが可能である亀圧、即ちZ1からZ5までのインピーダンスの上にお いて生じるU1からU5までの電圧に対応する。回路構成を条件とする実現に応じ て、昇順で加算されるU1からU5までの電圧をUaからUeまでの小計の形態にお いてタッピングすることもまた可能である。以下の通りである。 Ua=U1 b=U1+U2 c=U1+U2+U3 d=U1+U2+U3+U4 e=U1+U2+U3+U4+U5 aからUeまでのこれらの小計は、その後、これ以降Uoutと呼ばれる当該出力 電圧に対して再び加算される。 Uout=Ua+Ub+Uc+Ud+Ue (1) 或いは Uout=U1+2U2+3U3+4U4+5U5 (2) 従って、出力電圧Uoutを測定するためには、2つの手順のバリエーションが存 在する。 バリェーション1: タッピングされたそれらの電圧値Ua,Ub,Uc,Ud, Ueが、加算器によって合計電圧、即ち出力電圧Uoutに対して加算される(方程 式(1))。 バリエーション2: 電圧タップ3の間において測定された個々の電圧値U1 ,U2,U3,U4,U5が、方程式(2)に従って重み付けされ、加算器によって 出力電圧Uoutに対して加算される。 両者のバリエーションにおいて、それらの電圧は、図1の評価回路4によって アナログ形態及びデジタル形態の両方で加算されることが可能である。 測定対象5が配置される位置に応じて、Z1からZ5までのインピーダンスの中 の所定のインピーダンスのみが夫々に影響を受ける。測定対象5が例えば測定コ イル2の第1のセグメントの領域の中にある場合には、Z1からZ5までのすべて のインピーダンスが影響を受けることになる。しかしながら、測定対象5が測定 コイル2の中央の第3のセグメントである場合には、Z3からZ5までのインピー ダンスのみが影響を受けるのである。方程式(2)に従えば、Z2は、出力電圧 UoutにおいてZ1の2倍の影響を有するものであり、Z3は3倍の影響などとい うことになる。従って、測定対象5の位置は、影響を受けるインピーダンスに作 用するだけでなく、UaからUeまでの小計に対しても作用し、最終的に、出力電 圧Uoutに対しても作用するのである。結果として、電圧タップ3に対する測定 対象5の1つの位置に対して出力電圧Uoutを明白に関係付けることが可能にな る。 図3は、当該評価のバリエーションを説明するための第2のダイアグラムであ る。この事例では、図2と同様に、測定コイル2は、Z1からZ5までのインピー ダンスの一連の接続として図式的に示されている。測定コイル2は、5つの交流 の供給源によって供給される。この理由のため、電流IはインピーダンスZ1を 介して流れ、電流2IはインピーダンスZ2を介し、電流3Iはインピーダンス Z3を介し、電流4IはインピーダンスZ4を介し、そして、電流5Iはインピー ダンスZ5を介して流れるのである。このダイアグラムでは、電流Iは、測定コ イル2の中において直接に加算される。その出力信号は、以下の通りである: Uout=I(Z1+2Z2+3Z3+4Z4+5Z5) (3) 図4は、交流電圧を供給され得る測定コイル2を具備するように成した変位セ ンサ1の範囲内における測定データの捕捉に関するバリエーションを示している 。このバリエーションでは、測定コイル2は、複数の電圧タップ3を含んで成り 、測定対象5は、測定コイル2の内部に配置される。電圧値の加算は、ここでは 、加算器の支援を受けて行われる。個々の電圧タップ3は、抵抗器9(R1から Rn)及び接合点11を介して、差動増幅器12の逆転入力にまで延在する。差 動増幅器12の逆転入力の電位は、「0」であるが、非逆転入力は、アースに対 して接続される。これは、タッピングされた電圧値が互いに独立して捕捉され得 るということを意味する。抵抗器R0は、差動増幅器12の逆転する入力及び出 力に対して並列に接続される。すべての抵抗器9(R1からRn)が同一であると き(R1=R2=...=Rn)、差動増幅器12の増幅係数Kは、以下の通りで ある: 差動増幅器12によって増幅された出力電圧Uoutに関しては、以下の通りで ある: ここで、Uは、測定コイル2に対して印加された交流電圧であり、Zは、測定 コイル2の合計インピーダンスである。 抵抗器9(R1からRn)は、異なった定格を有することも可能である。これは 、例えばマージン領域という所定の領域内における変位センサの感度を増大させ ることを許容する。 図3で示された評価ダイアグラムに拠れば、測定コイル2の個々のセグメント は、図5で示された変位センサの実施例において所定の電流Iを夫々に受け入れ る。それに対応する電流供給源は、電圧の供給源U及び抵抗器R1からRnによ って実現される。ここでは、以下の通りである: R1=R2=...=Rn>>Z1=Z2=...=Zn 測定コイル2は、差動増幅器12の逆転入力及び非逆転入力に対して接続され る。挿入された負荷電位差計RLに拠れば、測定対象5が測定コイル2の中央に あるとき、差動増幅器12の出力においてゼロ・ポイントを調節することが可能 である。測定対象5がその中央位置から偏向される場合には、出力電圧Uoutは 、それに比例して変化し、その位相もまた、180度だけ変化することになる。 図6は、その評価回路が温度を補正するための手段を追加されることを除いて 、図4で示された変位センサと実質的に同じ様式で構成されるように成した、変 位センサ1を示している。この目的のために、測定コイル2は、交流電圧の供給 源 13に対して接続されるだけでなく、抵抗器R1=及びR2=を介して直流電圧の供 給源14に対しても接続される。従って、差動増幅器12は、交流成分と直流成 分が互いに重なり合うように成した、出力信号即ち出力電圧を受け入れることに なる。しかしながら、測定対象5の位置に関わらず、その直流成分は、交流成分 と同様に温度に従属したものである。 増幅器12を介して増幅された出力信号は、ここで、2本の経路15及び16 に分割される。経路15では、出力信号の直流成分が、低周波フィルタ17及び 後続の直流増幅器18の支援を受けて測定される。経路16では、出力信号の交 流成分が、復調器19及び後続のフィルタ、更には必要に応じて増幅器20の支 援をも受けて測定される。直流成分は、温度の影響にのみ曝され、交流成分は、 温度と測定対象5の位置との両方に従属するので、ここで、直流成分の支援を受 けて、交流成分の温度の影響を補正することが可能になる。この目的のために、 2本の経路15及び16は、端部増幅器21の中において結合され、釣合いを取 られる。端部増幅器21の出力では、その後、温度の影響から解放された出力電 圧Uoutをタッピングすることが可能になるのである。測定コイル2が2つの相 補的な電圧を(基準電位に対して対称的に)供給され、測定対象5が測定コイル 2の中心に配置されるとき、その出力信号は、「0」に等しくなる。この事例に おいて、変位センサ1は、差動センサのように(その中心においてゼロであるよ うにして)機能する。 図示された回路の支援を受ければ、抵抗を測定するためにコンポーネント22 の使用によって温度の絶対値を測定することもまた可能になる。これは、本発明 に拠る変位センサ1の所定の用途に関して有益であり得ることである。 図7は、測定コイル2としてトロイドを具備するように成した変位センサ1の 特殊な構造形態を図解している。この実施例では、当該測定コイルは、圧力(p 1及びp2)を受け入れるための2つの開口を有するように成した、環状コイル ・チューブ6の廻りに巻回される。当該測定対象は、その位置が適用された圧力 p1及びp2の結果としてそれ自体で調節するように成した、ボール5である。 この実施例の電圧タップ3は、図1から図6で示されたいずれかのバリエーショ ンに従って配線されることが可能である。 図面では示されなかった変位センサの更なる好適なバリエーションに関しては 、その説明の概略的な部分が、引例として本文に組み込まれるものとする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月18日(1998.9.18) 【補正内容】 請求の範囲 [請求項1] 交流が利用され得る測定コイル(2)を具備し、当該測定コ イル(2)は、少なくとも2つの電圧タップ(3)を有するように成し、電気的 及び/又は磁気的な伝導性の測定対象(5)を具備し、当該電圧タップ(3)に 対する当該測定対象(5)の位置に対応する出力電圧を評価し且つ測定するため の評価回路(4)をも具備するように成し、当該測定対象(5)は、当該測定コ イル(2)の内部に配置され且つその中において変位可能であり、当該測定コイ ル(2)の合計インピーダンスは、当該測定対象(5)の位置から独立したもの であるように成した、非接触式変位センサ(1)であって、 交流の供給源が、当該測定コイル(2)に供給するように成し、当該交流の供 給源は、交流電圧の供給源及び後続の抵抗器(R1からRn)によって実現される ように成したことで特徴付けられる、前記非接触式変位センサ。 [請求項2] 当該測定コイルは、当該評価回路の差動増幅器(12)の逆 転及び非逆転式の入力に対して接続され、そのゼロ・ポイントは、挿入された負 荷電位差計(RL)の支援を受けて、当該測定対象(5)が当該測定コイル(2 )の中央にあるときに当該差動増幅器(12)の出力において調節可能であるよ うに成したことで特徴付けられる、請求項1に記載の変位センサ。 [請求項3] 当該評価回路は、出力電圧(Uout)を生成するように成し 、当該出力電圧は、当該測定対象(5)が当該中央位置から偏向するときに、そ れに比例して変化し、その位相もまた180度だけ変化されるように成したこと で特徴付けられる、請求項1又は2に記載の変位センサ。 [請求項4] 交流が利用され得る測定コイル(2)を具備し、当該測定コ イル(2)は、少なくとも2つの電圧タップ(3)を有するように成し、電気的 及び/又は磁気的な伝導性の測定対象(5)を具備し、当該電圧タップ(3)に 対する当該測定対象(5)の位置に対応する出力電圧を評価し且つ測定するため の評価回路(4)をも具備するように成し、当該測定対象(5)は、当該測定コ イル(2)の内部に配置され且つその中において変位可能であり、当該測定コイ ル(2)の合計インピーダンスは、当該測定対象(5)の位置から独立したもの であるように成した、非接触式変位センサ(1)であって、 交流電圧の供給源(13)と、それに対して並列であって、少なくとも1つの 抵抗器(R1=,R2=)を介して当該測定コイル(2)に対して接続される直流電 圧の供給源(14)とを含んで成る、温度を補正するための手段が設けられるよ うに成し、当該温度を補正するための手段は、温度の絶対値を測定するためのコ ンポーネント(22)、及び2本の経路(15)と(16)を夫々に具備した評 価回路(4)をも含んで成り、当該直流成分は、第1の経路(15)の中におい て測定されることが可能であり、当該測定コイル(2)の当該出力信号の当該交 流成分は、第2の経路(16)の中において測定されることが可能であるように 成したことで特徴付けられる、前記非接触式変位センサ。 [請求項5] 交流が利用され得る測定コイル(2)を具備し、当該測定コ イル(2)は、少なくとも2つの電圧タップ(3)を有するように成し、電気的 及び/又は磁気的な伝導性の測定対象(5)を具備し、当該電圧タップ(3)に 対する当該測定対象(5)の位置に対応する出力電圧を評価し且つ測定するため の評価回路(4)をも具備するように成し、当該測定対象(5)は、当該測定コ イル(2)の内部に配置され且つその中において変位可能であり、当該測定コイ ル(2)の合計インピーダンスは、当該測定対象(5)の位置から独立したもの であるように成した、非接触式変位センサ(1)であって、 当該測定コイル(2)は、圧力(p1及びp2)を掛けるための開口を含んで 成るコイル・チューブ(6)の廻りに巻回され、当該測定対象(5)の位置は、 掛けられた圧力に基づいてそれ自体で調節するように成し、当該測定コイルは、 トロイダル・コイルであり、複数の電圧タップが、抵抗器(9)及び接合点(1 1)を介して当該評価回路(4)の入力にまで延在するように成したことで特徴 付けられる、前記非接触式変位センサ。 [請求項6] 当該測定コイル(2)は、トロイダル・コイルであり、ボー ル(5)が、測定対象として使用されるように成したことで特徴付けられる、請 求項5に記載の変位センサ。 [請求項7] それらの電圧タップ(3)の位置は、当該測定対象(5)が 不在である場合に、実質的に同じ電圧が2つの隣接する電圧タップの間において 常にタッピングされ得るようにして、選択されるように成したことで特徴付けら れる、請求項1から6の1つに記載の変位センサ。 [請求項8] 当該測定対象(5)は、2つの隣接する電圧タップ(3)の 間における当該間隔に渡って最大限に延在するように成したことで特徴付けられ る、請求項1から7の1つに記載の変位センサ。 [請求項9] 当該測定対象(5)は、強磁性体材料によって形成されるよ うに成したことで特徴付けられる、請求項1から8の1つに記載の変位センサ。 [請求項10] 当該測定対象(5)は、低い固有抵抗を具備した材料によ って形成されるように成したことで特徴付けられる、請求項1から9の1つに記 載の変位センサ。 [請求項11] 当該測定コイル(2)は、伸長したコイルであるように成 したことで特徴付けられる、請求項1から10の1つに記載の変位センサ。 [請求項12] 当該測定コイル(2)は、円筒コイルであるように成した ことで特徴付けられる、請求項11に記載の変位センサ。 [請求項13] 当該測定コイルは、正方形断面を有するように成したこと で特徴付けられる、請求項1から12の1つに記載の変位センサ。 [請求項14] 当該測定コイル(2)の内部には、好ましくは当該測定コ イル(2)の全長に渡って延在するコイル・チューブ(6)が配置され、当該測 定対象(5)もまた、当該コイル・チューブ(6)の内部に配置されるように成 したことで特徴付けられる、請求項1から13の1つに記載の変位センサ。 [請求項15] 当該コイル・チューブ(6)は、高い固有抵抗を具備する 強磁性体でない材料によって形成されるように成したことで特徴付けられる、請 求項14に記載の変位センサ。 [請求項16] 当該コイル・チューブは、ステンレス鋼によって形成され るように成したことで特徴付けられる、請求項15に記載の変位センサ。 [請求項17] 当該コイル・チューブは、プラスチックによって形成され るように成したことで特徴付けられる、請求項14に記載の変位センサ。 [請求項18] 当該コイル・チューブは、ガラスによって形成されるよう に成したことで特徴付けられる、請求項14に記載の変位センサ。 [請求項19] 当該測定コイル(2)及び当該評価回路を取り囲み且つ必 要に応じてそれらを保護するケーシング(7)が設けられるように成したことで 特徴付けられる、請求項1から18の1つに記載の変位センサ。 [請求項20] 当該測定コイル(6)は、2つの相補的な電圧を対称的に 供給されるように成したことで特徴付けられる、請求項1から19の1つに記載 の変位センサ。 [請求項21] 当該測定コイルは、方形波電圧を供給されるように成した ことで特徴付けられる、請求項1から20の1つに記載の変位センサ。 [請求項22] 当該電圧は、隣接する電圧タップ(3)の間において捕捉 されるように成したものであり、当該評価回路(4)は、当該捕捉された電圧値 を好ましくはそれらの配列の順序において加算するための手段と、それによって 結果として生じる小計を当該出力電圧に対して加算するための手段とを含んで成 るように成したことで特徴付けられる、請求項1から21の1つに記載の変位セ ンサ。 [請求項23] 当該電圧は、2つの個々の電圧タップ(3)と基準電位( 8)の間において夫々に捕捉されるように成したものであり、当該評価回路(4 )は、当該捕捉された電圧値を当該出力電圧に対して加算するための手段を含ん で成るように成したことで特徴付けられる、請求項1から21の1つに記載の変 位センサ。 [請求項24] 当該評価回路(4)は、電圧値を加算するための手段(1 0)として少なくとも1つの総合計増幅器を含んで成るように成したことで特徴 付けられる、請求項1から23の1つに記載の変位センサ。 [請求項25] 当該増幅器(10)は、逆転及び非逆転式の入力を有する ように成したことで特徴付けられる、請求項24に記載の変位センサ。 [請求項26] 個々の電圧タップ(3)は、当該出力電圧をタッピングす ることを許容する共通の測定データ・タップ(11)に対して結合されるように 成したものであり、少なくとも1つの抵抗器(9)が、個々の電圧タップ(3) と当該測定データ・タップ(11)の間に挿入されるように成したことで特徴付 けられる、請求項1から25の1つに記載の変位センサ。 [請求項27] 当該抵抗器(9)は、実質的に同一の定格を有するように 成したことで特徴付けられる、請求項26に記載の変位センサ。 [請求項28] 当該抵抗器は、異なった定格を有するように成したことで 特徴付けられる、請求項26に記載の変位センサ。 [請求項29] 当該抵抗器(9)は、当該測定コイルの出力抵抗よりも2 桁ほど高い定格を有するように成したことで特徴付けられる、請求項26から2 8の1つに記載の変位センサ。 [請求項30] 温度の影響を補正するための手段が設けられるように成し たことで特徴付けられる、請求項1から29の1つに記載の変位センサ。 [請求項31] 当該評価回路(4)は、当該捕捉された電圧の評価の間に 当該温度を測定して当該測定コイル(2)の温度特性を検討するための手段(2 2)を含んで成るように成したことで特徴付けられる、請求項30に記載の変位 センサ。 [請求項32] 当該温度は、直流又は交流の抵抗を計測することによって 測定されるように成したことで特徴付けられる、請求項4又は31の一方に記載 の変位センサ。 [請求項33] 当該評価回路(4)は、当該捕捉された電圧の当該交流電 圧及び直流電圧の成分を分離して別個に処理するための手段と、当該交流成分に おける温度の影響を取り除くための手段とを含んで成るように成したことで特徴 付けられる、請求項4又は31或いは32の1つに記載の変位センサ。 [請求項34] 当該評価回路(4)は、当該交流電圧及び直流電圧の成分 を夫々に分離して処理するための手段として少なくとも1つのフィルタ(17, 20)を含んで成り、当該交流成分を処理するために、復調器(19)が追加し て設けられるように成したことで特徴付けられる、請求項33に記載の変位セン サ。 [請求項35] 当該評価回路(4)は、当該交流成分における温度の影響 を取り除くための手段として差動増幅器(21)を含んで成るように成し、復調 され、フィルタ処理され、且つ必要に応じて増幅された当該交流成分は、当該差 動増幅器(21)の一方の入力に対して供給され、フィルタ処理され、且つ必要 に応じて増幅された当該直流成分は、当該差動増幅器(21)の他方の入力に対 して供給されるように成したことで特徴付けられる、請求項33又は34の一方 に記載の変位センサ。 [請求項36] 当該測定コイルは、少なくとも1本のコイル巻線を含んで 成る個々のセグメントの一連の接続部の形態で実現されるように成し、当該測定 コイルの個々のセグメントは、交流の供給源によって夫々に供給されるように成 したことで特徴付けられる、請求項1から35の1つに記載の変位センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1] 交流が利用され得る測定コイル(2)を具備し、当該測定コ イル(2)は、少なくとも2つの電圧タップ(3)を有するように成し、電気的 及び/又は磁気的な伝導性の測定対象(5)を具備し、当該電圧タップ(3)に 対する当該測定対象(5)の位置に対応する出力電圧を評価し且つ必要に応じて 測定するための評価回路(4)をも具備するように成した、非接触式変位センサ (1)であって、 当該測定対象(5)は、当該測定コイルの内部に配置され且つその中において 変位可能であり、当該測定コイル(2)の合計インピーダンスは、当該測定対象 (5)の位置から独立したものであるように成したことで特徴付けられる、前記 非接触式変位センサ。 [請求項2] それらの電圧タップ(3)の位置は、当該測定対象(5)が 不在である場合に、2つの隣接する電圧タップの間において実質的に同じ電圧を タッピングすることが常に可能であるようにして、選択されるように成したこと で特徴付けられる、請求項1に記載の変位センサ。 [請求項3] 当該測定対象(5)は、2つの隣接する電圧タップ(3)の 間における当該間隔に渡って最大限に延在するように成したことで特徴付けられ る、請求項1又は2の一方に記載の変位センサ。 [請求項4] 当該測定対象(5)は、強磁性体材料によって形成されるよ うに成したことで特徴付けられる、請求項1から3の1つに記載の変位センサ。 [請求項5] 当該測定対象(5)は、低い固有抵抗を具備した材料によっ て形成されるように成したことで特徴付けられる、請求項1から4の1つに記載 の変位センサ。 [請求項6] 当該測定コイル(2)は、伸長したコイルであるように成し たことで特徴付けられる、請求項1から5の1つに記載の変位センサ。 [請求項7] 当該測定コイル(2)は、円筒コイルであるように成したこ とで特徴付けられる、請求項6に記載の変位センサ。 [請求項8] 当該測定コイルは、正方形断面を有するように成したことで 特徴付けられる、請求項1から6の1つに記載の変位センサ。 [請求項9] 当該測定コイル(2)は、トロイダル(環状)・コイルであ るように成したことで特徴付けられる、請求項1から5の1つに記載の変位セン サ。 [請求項10] 当該測定コイル(2)の内部には、好ましくは当該測定コ イル(2)の全長に渡って延在するコイル・チューブ(6)が配置され、当該測 定対象(5)もまた、当該コイル・チューブ(6)の内部に配置されるように成 したことで特徴付けられる、請求項1から9の1つに記載の変位センサ。 [請求項11] 当該コイル・チューブ(6)は、高い固有抵抗を具備する 強磁性体でない材料によって形成されるように成したことで特徴付けられる、請 求項10に記載の変位センサ。 [請求項12] 当該コイル・チューブは、ステンレス鋼によって形成され るように成したことで特徴付けられる、請求項11に記載の変位センサ。 [請求項13] 当該コイル・チューブは、プラスチックによって形成され るように成したことで特徴付けられる、請求項10に記載の変位センサ。 [請求項14] 当該コイル・チューブは、ガラスによって形成されるよう に成したことで特徴付けられる、請求項10に記載の変位センサ。 [請求項15] 当該測定コイル(6)及び当該評価回路を取り囲み且つ必 要に応じてそれらを保護するケーシング(7)が設けられるように成したことで 特徴付けられる、請求項1から14の1つに記載の変位センサ。 [請求項16] 当該測定コイル(2)は、2つの相補的な電圧を対称的に 供給されるように成したことで特徴付けられる、請求項1から15の1つに記載 の変位センサ。 [請求項17] 当該測定コイル(2)は、方形波電圧を供給されるように 成したことで特徴付けられる、請求項1から16の1つに記載の変位センサ。 [請求項18] 当該電圧は、2つの隣接する電圧タップ(3)の間におい て夫々に捕捉されるように成したものであり、当該評価回路(4)は、当該タッ ピングされた電圧値を好ましくはそれらの配列の順序において加算するための手 段と、その結果として生じる小計を当該出力電圧に対して加算するための手段と を含んで成るように成したことで特徴付けられる、請求項1から17の1つに記 載の変位センサ。 [請求項19] 当該電圧は、個々の電圧タップ(3)と基準電位(8)の 間において夫々に捕捉されるように成したものであり、当該評価回路(4)は、 当該捕捉された電圧値を当該出力電圧に対して加算するための手段(10)を含 んで成るように成したことで特徴付けられる、請求項1から17の1つに記載の 変位センサ。 [請求項20] 当該評価回路(4)は、当該電圧値を加算するための手段 (10)として少なくとも1つの総合計増幅器を含んで成るように成したことで 特徴付けられる、請求項1から19の1つに記載の変位センサ。 [請求項21] 当該増幅器(10)は、逆転及び非逆転式の入力を有する ように成したことで特徴付けられる、請求項20に記載の変位センサ。 [請求項22] 個々の電圧タップ(3)は、当該出力電圧がそこからタッ ピングされることが可能である共通の測定データ・タップ(11)に対して結合 されるように成したものであり、少なくとも1つの抵抗器(9)が、個々の電圧 タップ(3)と当該測定データ・タップ(11)の間に挿入されるように成した ことで特徴付けられる、請求項1から17の1つに記載の変位センサ。 [請求項23] 当該抵抗器(9)は、実質的に同一の定格を有するように 成したことで特徴付けられる、請求項22に記載の変位センサ。 [請求項24] 当該抵抗器は、異なった定格を有するように成したことで 特徴付けられる、請求項22に記載の変位センサ。 [請求項25] 当該抵抗器(9)は、当該測定コイル(2)の出力抵抗よ りも凡そ2桁ほど高い定格を有するように成したことで特徴付けられる、請求項 22から25の1つに記載の変位センサ。 [請求項26] 温度の影響を補正するための手段が設けられるように成し たことで特徴付けられる、請求項1から25の1つに記載の変位センサ。 [請求項27] 当該測定コイル(2)は、直流電圧を追加して供給される ように成したことで特徴付けられる、請求項26に記載の変位センサ。 [請求項28] 当該測定コイル(2)は、少なくとも1つの抵抗器(R1 ,R2)を介して直流電圧の供給源(14)に対して接続されるように成したこ とで特徴付けられる、請求項27に記載の変位センサ。 [請求項29] 当該評価回路(4)は、当該捕捉された電圧の評価の間に 当該温度を捕捉して当該測定コイル(2)の温度特性を検討するための手段(2 2)を含んで成るように成したことで特徴付けられる、請求項26から28の1 つに記載の変位センサ。 [請求項30] 当該温度は、直流又は交流の抵抗を測定することによって 捕捉されるように成したことで特徴付けられる、請求項29に記載の変位センサ 。 [請求項31] 当該評価回路(4)は、当該捕捉された電圧の当該交流電 圧及び直流電圧の成分を分離して別個に処理するための手段と、当該交流成分に おける温度の影響を取り除くための手段とを含んで成るように成したことで特徴 付けられる、請求項27から30に記載の変位センサ。 [請求項32] 当該評価回路(4)は、当該交流電圧及び直流電圧の成分 を夫々に分離して処理するための手段として少なくとも1つのフィルタ(17, 20)を含んで成り、当該交流成分を処理するために、復調器(19)が追加し て設けられるように成したことで特徴付けられる、請求項31に記載の変位セン サ。 [請求項33] 当該評価回路(4)は、当該交流成分における温度の影響 を取り除くための手段として差動増幅器(21)を含んで成り、復調され、フィ ルタ処理され、且つ必要に応じて増幅された当該交流成分は、当該差動増幅器( 21)の一方の入力に対して供給され、フィルタ処理され、且つ必要に応じて増 幅された当該直流成分は、当該差動増幅器(21)の他方の入力に対して供給さ れるように成したことで特徴付けられる、請求項31又は32の一方に記載の変 位センサ。 [請求項34] 当該測定コイルは、少なくとも1本のコイル巻線を含んで 成る個々のセグメントの一連の接続部の形態で実現されるように成し、当該測定 コイルの個々のセグメントは、交流の供給源によって夫々に供給されるように成 したことで特徴付けられる、請求項1から33の1つに記載の変位センサ。
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