JP4545175B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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本発明は、弾球遊技機に関し、特に、通常の演出とは異なる特定演出を自動的に実行させる自動モードと、自動的には実行させない手動モードとに択一的に設定できるように構成した弾球遊技機に関するものである。
従来の弾球遊技機においては、特別図柄を表示可能な特別図柄表示手段や、この特別図柄に対応する演出図柄を表示可能な演出表示手段などが設けられている。始動入賞口に遊技球が入賞すると、特別図柄の変動表示に連動して演出図柄が付随的に変動表示され、特別図柄が停止表示されるタイミングで演出図柄も停止表示される。この演出図柄は大当りに対する遊技者の期待感を喚起する為に演出目的で表示され数字等からなる複数の図柄列である。
特別図柄が所定時間変動表示され、始動入賞口に入賞した際に抽出された抽選値に基づいて特定態様で停止表示されると、所謂「大当たり」として遊技状態が特別遊技状態に移行される。このとき、遊技者が大当たりである旨を認識しやすい態様で演出図柄も停止表示されるので、遊技者はこの演出図柄の停止態様を見て特別図柄表示手段の特別図柄の停止態様が当りか否かを認識することができる。
ところで、従来の弾球遊技機には、所謂チャンスボタンと呼ばれる遊技者が操作可能な操作ボタンが設けられている。このチャンスボタンが操作されると、演出図柄の変動開始から変動停止までの所定期間内において、遊技者のリーチや大当たりへの期待感を高める為の特定演出が行われる。具体的には、演出図柄の変動表示中における所定のボタン操作有効期間中にチャンスボタンが操作されると、演出表示手段において特殊キャラクタによる動画像が表示されたり、遊技盤や外枠に設けられた遊技効果ランプや複数の演出ランプが高速で点滅表示したり、更には、スピーカから動画像に対応した効果音が出力される。
他方、特許文献1には、特別図柄の変動表示中に遊技者がチャンスボタンとしての変動停止ボタンを押下すると、その変動中の特別図柄が最終的な確定図柄で停止表示する弾球遊技機が開示されている。
特開2003−47739号公報
従来の弾球遊技機においては、チャンスボタンが操作されたことを条件として特定演出が実行される場合、遊技者のよそ見等による不注意で演出図柄変動中におけるボタン操作有効期間内(例えば、5秒間)に遊技者がチャンスボタンを操作し損ない、ボタン操作機会を逃してしまうことがある。そのため、演出図柄の変動中に特定演出が実行されないまま遊技が進行することになり、遊技者のリーチや大当りに対する期待感を高めることができないことがある。また、チャンスボタンの操作機会が所定の有効期間内に限られているため、演出図柄変動中においてチャンスボタンの操作機会を逃さない為の注意力が遊技者に要求されるので、遊技者にとってはチャンスボタン操作が煩わしく感じられる。
一方、特定演出が自動的に実行される弾球遊技機においては、遊技者が特定演出を見たくない場合でも特定演出が実行される。このように、遊技者のニーズにマッチした手段で特定演出が実行されていないのが実情である。
本発明の目的は、遊技者のニーズにマッチした手段で特定演出の演出制御を行い、弾球遊技機の遊技性を高めることである。
請求項1の弾球遊技機は、遊技球の入球を条件として特別図柄の変動表示を開始させる図柄始動手段と、特別図柄に対応する第1演出とこの第1演出の実行中に実行される第2演出の演出制御を行う演出制御手段と、図柄始動手段が遊技球を検出した際に当りか外れを決定する抽選判定手段を含み且つ演出制御手段に特別図柄の変動表示に関する制御コマンドを出力する主制御手段と、第2演出を実行させる為に第1演出中における所定の有効期間中に遊技者が操作可能な演出指令スイッチとを有する弾球遊技機において、第2演出を自動的に実行させる自動モードと、自動的には実行させない手動モードとに第1演出の実行開始前に遊技者が択一的に設定可能なモード設定スイッチを備え、演出制御手段は、手動モードが設定されているとき、有効期間中に演出指令スイッチが操作されたことを条件として第2演出を実行し、自動モードが設定されているとき、有効期間中に演出指令スイッチの操作がなかった場合であっても有効期間経過後に自動的に第2演出を実行するように構成したものである。
第1演出の実行開始前に遊技者がモード設定スイッチを操作して手動モードが設定された場合、第1演出中における所定の有効期間中に遊技者が演出指令スイッチを操作すると第2演出が実行され、自動モードが設定された場合、有効期間経過後に自動的に第2演出が実行されるので、遊技者が特定演出の実行モードを自由に選択できる。
請求項2の弾球遊技機は、請求項1の発明において、自動モードが設定されているとき、有効期間内に演出指令スイッチが操作されたことを条件として有効期間経過前から第2演出を実行開始させるように構成したことを特徴としている。
請求項3の弾球遊技機は、請求項1又は2の発明において、予め記憶手段に記憶されている第2演出の複数の演出パターンのうちから択一的に演出パターンを選択する第2演出選択手段を備え、第2演出選択手段は、手動、自動モードの状態を問わず同一の選択率で第2演出の演出パターンを選択することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第2演出を自動的に実行させる自動モードと、自動的には実行させない手動モードとに第1演出の実行開始前に遊技者が択一的に設定可能なモード設定スイッチを備え、演出制御手段は、手動モードが設定されているとき、有効期間中に演出指令スイッチが操作されたことを条件として第2演出を実行し、自動モードが設定されているとき、有効期間中に演出指令スイッチの操作がなかった場合であっても有効期間経過後に自動的に第2演出を実行するように構成したので、遊技者が第2演出の実行モードを自由に選択でき、遊技者のニーズに合った演出制御を行うことができる。その結果、弾球遊技機の遊技性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、自動モードが設定されているとき、有効期間内に演出指令スイッチが操作されたことを条件として有効期間経過前から第2演出を実行開始させるように構成したので、手動,自動モードに関わらず、演出指令スイッチの操作後に第2演出を実行させることができる。
請求項3の発明によれば、予め記憶手段に記憶されている第2演出の複数の演出パターンのうちから択一的に演出パターンを選択する第2演出選択手段を備え、第2演出選択手段は、手動,自動モードの状態を問わず同一の選択率で第2演出の演出パターンを選択するので、手動,自動モードに関わらず、遊技者のリーチや大当りに対する期待感を高める第2演出を実行できる。
本実施例の弾球遊技機は、図柄始動手段と、主制御手段と、特別図柄に対応する第1演出とこの第1演出の実行中に第2演出の演出制御を行う演出制御手段と、第2演出を実行させる為に第1演出中における所定の有効期間中に遊技者が操作可能な演出指令スイッチと、第2演出を自動的に実行させる自動モードと、自動的には実行させない手動モードとに択一的に設定可能なモード設定スイッチとを備え、演出制御手段は、手動モードが設定されているとき、有効期間中に演出指令スイッチが操作されたことを条件として第2演出を実行し、自動モードが設定されているとき、有効期間中に演出指令スイッチの操作がなかった場合であっても有効期間経過後に自動的に第2演出を実行するように構成したものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、カード式弾球遊技機であるパチンコ機1は、矩形枠状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式球貸し機2をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、複数の遊技効果ランプ56とこれら遊技効果ランプ56よりも下側の窓部6aとを有するガラス扉6と発射用の遊技球Pを貯留する上皿8の前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板7の下部には、上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球Pを貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。
球受け皿8の右部には、遊技者が操作可能な演出指令ボタン11と、カード式球貸し機2に対する球貸し操作用の操作パネル13が設けられ、この操作パネル13には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部13aと、所定金額分の遊技球Pの球貸しを指示する球貸しスイッチ13bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ13cとが設けられている。
演出指令ボタン11は、所謂、チャンスボタンとよばれ、通常の演出と異なる遊技者のリーチや大当たりへの期待感を高める為の特定演出(第2演出)を実行させる為のボタンであり、押しボタンスイッチ(メカニカルスイッチ)により構成されている。遊技者が演出指令ボタン11を押下すると、特定演出として、液晶ディスプレイ15の表示画面に背景画像を含む特殊キャラクタによる動画像が表示され、遊技盤や外枠に設けられた複数の装飾ランプ32や遊技効果ランプ56が高速点滅表示され、更には、スピーカ55から変動中の演出図柄や動画像に応じた効果音やサウンドが出力される。
図2に示すように、下皿9の左端部近傍には、前記の特定演出の実行モードを設定する為のモード設定ボタン12が設けられている。このモード設定ボタン12は、特定演出を自動的に行う自動モードと、特定演出が自動的に実行されない手動モードとに遊技者が択一的に選択可能なボタンである。モード設定ボタン12はシーソー型の切換えボタンであり、下向け三角で示す自動モード設定操作部12aと上向き三角で示す手動モード設定操作部12bとを有する。遊技者は、手動又は自動モード設定操作部12a,12bを操作して、現在設定されている特定演出の実行モードに応じて設定モードを手動又は自動モードに変更する。
ここで、特定演出の実行モードに関し、自動モードとは、遊技者による演出指令ボタン11の操作の有無に関わらず、演出指令ボタンの操作有効時間経過後特定演出を実行するモードである。また、手動モードとは、演出指令ボタンの操作有効時間中に演出指令ボタン11が操作されたことを条件に特定演出を実行するモードである。
図4に示すように、鉛直な盤面を形成する遊技盤5にはガイドレール14がほぼ環状に設けられ、ガイドレール14の内側に遊技領域5aが形成され、発射ハンドル10を回動操作して発射された遊技球Pは、このガイドレール14により遊技領域5aへ案内される。
遊技領域5aには、多数の障害釘(図示略)と、風車30と、センターケース31と、そのセンターケース31に一体的に設けられた液晶ディスプレイ15と、複数の装飾ランプ32と、特別図柄表示装置17と、複数の普通入賞口18と、第1特別図柄始動入賞口19と第2特別図柄始動入賞口20とを備えた特別図柄始動入賞口21と、ゲート式の普通図柄始動入賞口22と、開閉扉23aを有する大入賞口23と、入賞しなかった遊技球Pをアウト球として回収する球排出口24等が設けられている。
遊技領域5aに投入された遊技球Pは、多数の障害釘(図示略)や風車30に当たって方向を換えながら落下していき、普通入賞口18、第1特別図柄始動入賞口19、第2特別図柄始動入賞口20、普通図柄始動口22、大入賞口23の何れかに入賞するか、最下端まで落下して球排出口24から排出される。普通入賞口18、第1,第2特別図柄始動入賞口19,20、大入賞口23の何れかに遊技球Pが入賞した場合には、それら入賞口18、19、20、23に応じて予め定めた数の遊技球Pが上皿8又は下皿9に払い出される。
図4に示すように、特別図柄表示装置17には、第1特別図柄表示部25と、第2特別図柄表示部26と、遊技状態報知表示部27とが設けられ、これら表示部25,26,27が独立に表示可能に構成されている。特別図柄表示装置17よりも上側には複数(4つ)の普通図柄変動保留ランプ28が設けられている。特別図柄表示装置17よりも下側には複数(2つ)の普通図柄ランプ表示部29が設けられている。
第1,第2特別図柄表示部25,26と遊技状態報知表示部27には、7セグメントLED表示装置が夫々設けられている。第1,第2特別図柄は、夫々、その表示装置により表示される数字、記号や絵柄等からなる図柄である。第1,第2特別図柄として、例えば、「0」〜「9」の数字、「F」,「U」,「J」等の記号や、「−」の絵柄を用いる。遊技状態報知表示部27においては、確率変動大当り、第1,第2特別図柄の変動時間を短くする時短、特定遊技状態のラウンド回数を示唆する情報等が表示装置にて記号や絵柄により表示される。
第1特別図柄始動入賞口19に入賞した遊技球Pを検出した場合には、第1特別図柄表示部25において第1特別図柄が変動表示される。第1特別図柄の変動停止時の表示結果が予め設定された特定図柄態様(例えば、0〜9又はF,U,Jの何れかの図柄態様、所謂「大当り図柄態様」、「確変大当り図柄態様」)になった場合には、大入賞口23の開閉扉23aが開閉され遊技者に有利な特定遊技状態に移行する。一方、第1特別図柄の変動停止時の表示結果が非特定図柄態様(例えば、−の図柄態様、所謂「外れ態様」)になった場合には、特定遊技状態には移行しない。
第2特別図柄始動入賞口20に入賞した遊技球Pを検出した場合にも、第2特別図柄表示部26において第2特別図柄が変動表示され、変動停止時の表示結果に基づいて第2特別図柄が特定図柄態様になった場合には、遊技状態が特定遊技状態に移行される。
ここで、第1,第2特別図柄の変動中に第1,第2図柄始動入賞口19,20に遊技球Pが入賞した場合には、その入賞数が最大4個まで保留球として夫々記憶され、その保留球に相当する数が、第1,第2特別図柄表示部25,26の表示装置により表示される。そして、その保留数に相当する回数の第1,第2特別図柄の変動表示が連続的に行なわれる。
また、普通図柄始動口22に入球した遊技球Pを検出した場合には、普通図柄ランプ表示部29の普通図柄当りランプ表示領域29aと普通図柄外れランプ表示領域29bとの何れかにおいて、抽選手段による普通図柄の当り/外れの抽選結果がランプ表示され、当りランプ表示領域29aのランプが点灯表示された場合、第2特別図柄始動口20の始動口開閉部材20aが所定回数開閉される。
ここで、当り/外れランプ表示領域29a,29bの何れかのランプの点灯表示中に普通図柄始動口22に遊技球Pが入球した場合には、その入球数が最大で4個まで保留数として記憶され、普通図柄ランプ表示部29の表示領域29a,29bでの当り/外れのランプ表示の実行回数が普通図柄変動保留ランプ表示部28に点灯される。そして、その保留数に相当する回数分の普通図柄の当り/外れに関する抽選値が抽出され、その抽選値に基づく当り/外れの判定結果が普通図柄ランプ表示部29の当り/外れランプ表示領域29a,29bにて連続的に点灯表示される。
液晶ディスプレイ15の表示画面には、複数の図柄列からなる演出図柄(第1演出)、キャラクタ等による動画像や背景画像などの演出画像が表示される。演出図柄は、例えば、数字等の図柄列からなり、遊技者のリーチや大当りへの期待感を喚起する為の演出目的で変動表示される。演出図柄は、第1,第2特別図柄表示部25,26の第1,第2特別図柄の変動表示に連動して変動表示され、第1,第2特別図柄の夫々の変動停止タイミングに合わせて停止表示され、それら図柄列の組合せが特定の組合せで停止表示された場合には(例えば、「777」など)、遊技状態が遊技者に有利な特定遊技状態に移行される。
次に、パチンコ機1の制御系について説明する。
図3、図5に示すように、パチンコ機1の前枠4の裏側には、パチンコ機1を制御する各種制御手段(主制御手段40a、払出制御手段41a、演出制御手段42a、液晶表示制御手段43a、電源手段)が装備された基板として、主制御基板40、払出制御基板41、演出制御基板42、液晶表示制御基板43、電源基板44が夫々所定位置に配設されている。これら制御基板40〜44は別体に構成されて電気的に接続され、主制御基板40と払出制御基板41と演出制御基板42と液晶表示制御基板43には、夫々、CPUとROMとRAMからなるマイクロコンピュータと入出力インターフェースが夫々設けられている。
図5に示すように、主制御基板40には、普通入賞口SW群61、第1特別図柄始動入賞口SW62、第2特別図柄始動入賞口SW63、普通図柄始動口SW64、大入賞口SW65、第2特別図柄始動入賞口20の開閉SOL66、大入賞口23の開閉SOL67、図柄表示基板48、ランプ表示基板49などが接続されている。
主制御基板40の主制御手段40aは、これらSW62〜65からのSW信号に基づいて、第2特別図柄始動入賞口20の開閉SOL66、大入賞口23の開閉SOL67、図柄表示基板48の第1,第2特別図柄表示部25、26及び遊技状態報知表示部27を直接的に制御すると共に、払出制御基板41の払出制御手段41aと、演出制御基板42の演出制御手段42aと、液晶表示制御基板43の液晶表示制御手段43aに制御コマンドを出力し、これら制御基板41〜43の制御手段41a〜43aを介して他の制御機器を間接的に制御する。尚、SWはスイッチを意味し、SOLはソレノイドアクチュエータのことである。
普通入賞口18、第1,第2特別図柄始動入賞口19、20、大入賞口23への遊技球Pの入賞に応じた賞球を払出す為の払出機構48が設けられ、払出制御基板41の払出し制御手段41aは、主制御手段40aから受信した賞球に関する制御コマンドを入力し、払出機構48の払出モータ49へ駆動制御信号を出力し、払出機構48の払出計数SW50から検出信号を入力する。
遊技領域5aへ遊技球Pを発射する発射機構51が設けられ、遊技者が発射ハンドル10を握って発射SW52をオンすると、発射制御基板53の発射制御手段を介して発射機構51の発射SOL54へ駆動制御信号が出力される。ここで、発射機構51において、発射制御手段から発射制御許可信号が入力された場合にだけ、発射SOL54への駆動制御信号の出力が許可される。
演出制御基板42には、スピーカ55、装飾ランプ群32、自動モード設定SW68、手動モード設定SW69、演出指令SW70が接続されている。演出制御基板42の演出制御手段42aは、自動又は手動モード設定SW68,69からのSW信号に基づいて特定演出の実行モードを現在の設定モードに応じて手動又は自動モードに変更し、液晶表示制御手段43aを介して液晶ディスプレイ15へ手動又は自動モード設定コマンドを出力する。
また、演出制御手段42aは、主制御手段40aから当り外れコマンド、第1,第2特別図柄の変動パターンコマンドや特別図柄の停止図柄コマンドなどを受信し、それらのコマンドと演出指令SW70からの指令信号に基づいて、演出図柄の変動パターン、停止図柄、演出内容を決定し、スピーカ55、装飾ランプ群32を駆動制御すると共に、液晶表示制御手段43aを介して液晶ディスプレイ15へ駆動制御コマンド、演出図柄変動パターンコマンドや演出コマンドを出力する。
液晶表示制御基板43の液晶表示制御手段43aは、演出制御手段42aから演出図柄変動パターンコマンド、演出コマンドや停止図柄コマンドを受信し、それらコマンドに基づいて液晶ディスプレイ15を有する液晶ディスプレイユニットへ駆動制御信号を出力する。
次に、パチンコ機1の主制御手段に予め格納した制御プログラムにより達成される種々の機能(手段)のうち主要なものは図6に示すとおりである。
図6に示すように、主制御手段40aは、各手段71〜77を有する。抽選手段71は、第1,第2特別図柄始動入賞口19,20の何れかに入賞した遊技球Pが検出された際、抽選カウンタを用いて複数の抽選用数値(乱数値)(例えば、0〜299)のうちから1つの数値を抽出する。保留数記憶手段72には、保留球に対する未判定の抽選値が最大で4個記憶され、第1,第2特別図柄の変動開始の際、抽選値の判定処理が行われると、その第1,第2特別図柄変動に対応する抽選値が保留数記憶手段72から消去される。
判定手段73は、保留数記憶手段72に記憶された未判定の抽選値を1個ずつ読出して、その抽選値が予め設定された大当り数値の場合に大当りと判定し、大当り数値以外の数値の場合に外れと判定する。なお、抽選手段71と判定手段73とが抽選判定手段に相当する。特別図柄決定手段74は、判定手段73の判定結果に応じて、第1,第2特別図柄に関し、乱数抽選により、「大当り」のときには当り特定図柄態様を決定し、「外れ」のときには外れ図柄態様決定をする。
変動パターン決定手段75は、第1,第2特別図柄の変動開始から変動停止までの変動パターンを乱数抽選により決定する。利益状態発生手段76は、判定手段73の判定結果を受けて、大当りの場合には、第1,第2特別図柄が予め設定された特定図柄態様になった場合に、所定の入賞条件に基づいて大入賞口23を開閉するように、大入賞口開閉SOL67を制御して、遊技者に有利な利益状態を発生させる。確率変動手段77は、判定手段73が利益状態の終了時から所定回数(例えば、4回)判定するまでの間、大当りと判定する抽選確率を通常確率よりも高確率に変動させる。例えば、大当り判定の確率を通常状態で1/400であるが、大当り数値を1個から10個に増やすことで1/40にする。
次に、演出制御手段42aに予め格納した制御プログラムにより達成される種々の機能(手段)のうち主要なものは図7に示すとおりである。
図7に示すように、演出制御手段42aは、各手段80〜88を有する。演出図柄決定手段80は、主制御手段40aから当り外れコマンドと第1,第2特別図柄の変動パターン及び停止図柄コマンドに基づいて、第1,第2特別図柄の変動停止時のタイミングに合わせて停止表示させる演出図柄を決定する。演出図柄としての複数の図柄列の組合せに関し、「大当り」のときには、当りの組合せ(例えば、「777」など)を決定し、「外れ」のときには、外れの組合せを決定する。
演出図柄変動パターン決定手段81は、特別図柄の変動表示に連動する演出図柄の変動パターンを乱数抽選により決定する手段である。演出図柄変動パターン決定手段81は、演出図柄を変動表示する為の変動パターン内容を複数記憶した変動パターンテーブルを有する。
変動パターンテーブルには、外れ変動パターンテーブル、大当り変動パターンテーブルが含まれる。外れ変動パターンテーブルには、演出図柄の停止図柄が外れの組合せになる場合や停止図柄がリーチ状態を経て外れの組合せになる場合の複数の変動パターンの内容(変動時間を含む)が記憶されている。大当り変動パターンテーブルには、演出図柄の停止図柄がリーチ状態を経て当りの組合せになる場合の複数の変動パターンの内容(変動時間を含む)が記憶されている。
図8に示すように、演出パターン記憶手段82は、特定演出パターンの選択率が異なる複数の特定演出テーブル(特定演出テーブル1、特定演出テーブル2・・・)であって、各特定演出テーブルが複数種類の特定演出パターンの中から特定演出パターンを抽選により選択する為の複数の特定演出テーブルが記憶されている。
各特定演出テーブルには、演出図柄変動パターン決定手段81で決定され得る複数種類の変動パターン(例えば、外れ変動パターン1,2、大当り変動パターン1,2)の各々に対し、選択可能な特定演出パターンの種類(例えば、外れ変動パターン1の場合、外れ特定演出パターン1-2 、・・・ )と、これら特定演出パターンの夫々の選択率(例えば、外れ特定演出パターン1の場合、外れ特定演出パターン1-1 の選択率「45/100」、外れ特定演出パターン1-2 の選択率「25/100」、・・・)が記憶されている。これら特定演出パターンの選択率は、設定モードが手動,自動モードの状態を問わず同一の選択率で設定されている。なお、各特定演出パターンテーブルにおいて、選択率は、各特定演出パターンの選択率を合計して100%になるように設定されている。
演出パターン記憶手段82には、複数種類の変動パターンに対して共通の特定演出パターン(例えば、末尾の数字が同じ特定演出パターン、つまり、外れ特定演出パターン1-1 、外れ特定演出パターン1-2 、大当り特定演出パターン1-1 、大当り特定演出パターン1-2 )が存在し、大当り特定演出パターンの選択率から、各特定演出パターンの大当り期待度(小、中、大)を決めることができる。
各特定演出パターンにおいて、例えば、外れ演出パターン1-1には、背景画像と、背景画像上に重ねて表示される特殊キャラクタによる吹出し動画と、その動画像に応じて出力される効果音、サウンドと、ランプ表示の変動パターンと、演出時間(15秒)とが設定されている。また、演出パターン記憶手段82には、複数種類の演出図柄変動パターンに対応付けて通常の演出パターンや大当り中や確変大当り中における特別演出パターンなども記憶されている。
演出パターン選択手段(第2演出選択手段)83は、演出パターン記憶手段82に記憶された複数種類の特定演出テーブルの中から、モード設定が手動,自動モードの状態を問わず特定演出テーブルを、演出指令ボタン11の操作タイミングの際に抽出される乱数値に応じて選択する。図9に示すように、例えば、外れ特定演出テーブルが、外れ特定テーブル1-1 →1-2 →1-3 →1-4 の順で切換わり、外れ特定演出テーブルの切換え契機となる乱数値(「0〜44」、「45〜70」、「71〜90」、「91〜100」)が予め設定されている。
モード設定判定手段84は、遊技者による設定モードボタン12の操作を介して入力された信号が手動又は自動モード設定SW信号の何れかであるかを判定し、その判定結果に基づいてモード設定手段85にモード設定入力情報を送信する。モード設定手段85は、モード設定入力情報を取得すると現在の設定モードに応じて手動又は自動モードを設定する。ボタン操作有効許可手段86は、演出図柄変動パターン決定手段81により決定された演出図柄変動パターンの変動時間に基づいて、演出指令ボタン11の操作を有効とするか否かを判定する。
ボタン操作有効期間設定手段87は、演出図柄変動中における演出指令ボタン11の操作有効期間を設定する。演出指令ボタン11の操作有効期間中において、遊技者による演出指令ボタン11の操作を介して演出指令SW信号が入力されると、ボタン操作入力情報がボタン操作入力取得手段88に送信される。このボタン操作入力取得手段88はボタン操作入力情報を取得すると、スピーカ55や装飾ランプ群32を駆動制御すると共に、液晶表示制御手段に液晶ディスプレイ15の表示画面に特定演出画像を表示させるよう指示する。
次に、演出制御基板42の演出制御手段42aが実行する、演出制御におけるコマンド処理、演出処理、出力処理、定期更新処理、変動待機処理、演出図柄変動中処理、演出ボタン処理について、図10〜図18のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=1、2、3・・・)は各ステップである。尚、これら処理の制御プログラムは、演出制御手段のROMに予め格納されている。
図10に示すように、演出制御が開始されると、所定の初期設定が実行された後(S1)、4ms経過するまで待機状態となり(S2;No)、4ms経過後(S2;Yes)、コマンド処理(S3)、演出処理(S4)、出力処理(S5)、定期更新処理(S6)が順次実行される。
図11に示すように、前記S3のコマンド処理が開始されると、主制御手段40aから制御コマンドを受信し(S11;Yes)、その制御コマンドが当り外れコマンドを含む第1,第2特別図柄の変動パターンコマンドである場合(S12;Yes)、第1,第2特別図柄の変動パターンに対応した演出図柄の変動パターンが決定される(S13)。一方、主制御手段から第1,第2特別図柄の変動パターンコマンドを受信していない場合には(S11;No)、この制御を終了してリターンする。
次に、S14において、第1,第2の特別図柄の停止図柄に対応した演出図柄の停止図柄が決定される(S14)。S15において、S13で決定した演出図柄変動パターンコマンドが液晶表示制御手段43aに送信され(S15)、演出状態が演出図柄変動中状態に設定される(S16)。次に、S17において、S12で受信したコマンド以外のコマンド(その他のコマンド)を主制御手段40aから受信した否か判定される(S17)。その他のコマンドを受信したと判定された場合(S17;Yes)、そのコマンドに応じた演出内容(背景画像を含む演出画像、効果音、ランプ表示による演出)が決定される(S18)。なお、S17におけるその他のコマンドとして、大当りコマンド、大当り終了コマンド、エラーコマンド、エラー解除コマンドなどがある。
図12に示すように、演出処理では、現在の演出状態を判定し、その判定結果に基づいて各種処理が実行される。演出状態が図柄変動待機中状態である場合(S21;Yes)、変動待機処理が実行される(S22)。演出状態が図柄変動中状態である場合(S23;Yes)、図柄変動中処理が実行される(S24)。演出状態が大当り中状態である場合(S25;Yes)、大当り処理が実行される(S26)。一方、演出状態が、図柄変動待機中でなく(S22;No)、図柄変動中でなく(S23;No)、更に、大当り中でない場合には(S25;No)、この制御を終了してリターンする。
図13に示すように、出力処理では、S18で決定した演出内容に基づいて、スピーカ、装飾ランプ群を駆動する為の駆動制御コマンドを出力する(S31)。図14に示すように、定期更新処理では、演出図柄の変動パターンの乱数抽選値(S41)と、各種タイマ(S42)が順次更新される。
次に、前述した演出処理における、変動待機処理、図柄変動中処理、大当り処理について説明する。
図15に示すように、変動待機処理が開始されると、演出図柄の変動待機中にモード設定ボタン12が操作されたか否か判定される(S51)。その判定の結果、モード設定ボタン12が操作されたと判定された場合(S51;Yes)、特定演出の実行モードが現在の設定モードに応じて手動モード(Mモード)又は自動モード(Aモード)に変更される(S52)。なお、演出図柄の変動待機中以外にモード設定ボタン12が操作された場合には、その操作は無効とされ、モード設定は変更されない。
現在の設定モードが自動モードに設定されている場合、遊技者が手動モード設定操作部12bを操作すると、その設定モードが自動モードから手動モードに変更される。また、現在のモードが手動モードに設定されている場合、遊技者が自動モード設定操作部12aを操作すると、その設定モードが手動モードから自動モードに変更され、図19に示すように、液晶ディスプレイ15の表示画面にモード設定を変更した旨が案内表示される。
図16に示すように、図柄変動中処理が開始されると、演出図柄が特定の変動パターンで変動中であるか否か判定される(S61)。判定の結果、特定の変動パターンで変動中の場合(S61;Yes)、特定変動パターンの変動開始から所定時間経過した否か判定される(S62)。
S62において、所定時間経過していると判定された場合(S62;Yes)、演出指令ボタン11のボタン操作有効フラグが設定され(S63)、ボタン操作有効タイマがセットされる(S64)。
S63のボタン操作有効フラグは、演出図柄の変動途中における所定期間中に演出指令ボタン11を操作可能にする為に設定され、決定された演出図柄の変動パターンがボタン操作が有効となる特定の変動パターンの場合にはフラグが設定される一方、変動時間が短い変動パターンの場合にはフラグは設定されない。また、ボタン操作有効フラグが設定されると、演出図柄の変動中における演出指令ボタン11のボタン操作有効期間(時間)も設定される。例えば、決定された演出図柄の変動パターンが特定の変動パターンの場合、演出指令ボタン操作有効時間が、演出図柄が変動開始して所定時間経過後から5秒間設定される。
次に、S65において、演出図柄が変動停止した否か判定される(S65)。判定の結果、変動停止時の演出図柄が大当り図柄である場合(S66;Yes)、演出状態が大当り中状態に設定される(S65)。一方、変動停止時の演出図柄が大当り図柄でなく(S64;No)、外れ図柄の場合には、演出状態が図柄変動待機中状態に設定される(68)。
他方、S65の判定処理において、演出図柄が変動停止しておらず、変動中の場合(S65;No)、ボタン操作有効フラグが設定されているか否か判定される(S69;No)。ボタン操作有効フラグが設定されている場合(S69;Yes)、演出指令ボタン処理が実行される(S70)。一方、ボタン操作有効フラグが設定されていない場合(S69;No)、この制御を終了してリターンする。
図17に示すように、演出指令ボタン処理では、演出図柄の変動開始後、その演出図柄の変動途中において図柄変動パターンに応じて設定された演出指令ボタン11のボタン有効タイマが所定時間(例えば、5秒間)が経過したか否か判定される(S71)。その判定の結果、所定時間経過しておらず(S71;No)、その所定時間内に遊技者により演出指令ボタン11が操作された場合(S72;Yes)、演出指令ボタン11の操作時に検出された乱数抽選に基づいて特定演出パターンが選択され(S73)、液晶表示制御手段43aに特定演出パターンコマンドが送信される(S74)。
即ち、図20、図22に示すように、演出図柄が変動開始し、演出図柄の変動途中における演出指令ボタン11のボタン操作有効期間中(Ta:5秒間)に遊技者が演出指令ボタン11を操作すると、現在のモード設定が自動又は手動モードに関わらず、液晶ディスプレイ15の表示画面に背景画像を含む特殊キャラクタによる動画像が表示され、遊技盤や外枠に設けられた複数の装飾ランプ32や遊技効果ランプ56が高速点滅表示され、更には、スピーカ55から変動中の演出図柄や動画像に対応したサウンドや効果音が出力される。
他方、S71において、演出図柄の変動途中においてボタン有効タイマが所定時間経過していると判定された場合(S71;Yes)、ボタン操作有効フラグがリセットされ(S75)、図15の変動待機処理で設定された特定演出の実行モードが手動又は自動モードであるか判定される(S76)。その判定の結果、現在の設定モードが自動モードである場合(S76;Aモード)、S73、S74の順に処理が実行される。即ち、図21に示すように、自動モードに設定されている場合、演出図柄の変動途中におけるボタン操作有効期間中に遊技者が演出指令ボタン11を操作しなかった場合でも、ボタン操作有効時間経過後自動的に特定演出が実行される。
一方、現在の設定モードが手動モードである場合(S76;Mモード)、リターンする。即ち、図23に示すように、遊技者がボタン操作有効期間中に演出指令ボタン11を操作しなかった場合には、特定演出が実行されない。
図18に示すように、大当り処理では、大当り時の特別演出パターンが決定され、液晶表示制御手段43aに特別演出パターンコマンドが送信される(S82)。
以上説明したパチンコ機1の作用効果について説明する。
演出図柄の変動待機中において、遊技者がモード設定ボタン12の自動モード設定操作部12a又は手動モード設定操作部12bを操作すると、現在の設定モードに応じて設定モードが手動又は自動モードに変更される。
第1,第2特別入賞口19,20の何れかに遊技球Pが入賞し、第1又は第2特別図柄が変動開始すると、その特別図柄の変動に連動して演出図柄が変動開始する。設定モードが手動又は自動モードに関わらず、演出図柄の変動途中における演出指令ボタン11のボタン操作有効期間中に、遊技者が演出指令ボタン11を操作すると、特定演出が実行される。
また、設定モードが自動モードのとき、演出図柄の変動途中におけるボタン操作有効期間中に、遊技者により演出指令ボタンが操作されなかった場合でも、ボタン有効期間経過後自動的に特定演出が実行される。設定モードが手動モードのとき、ボタン操作有効期間中に演出指令ボタンが操作されなかった場合、演出図柄の変動期間中において特定演出は実行されない。そのため、遊技者がモード設定ボタンを操作して特定演出の実行モードを自由に選択でき、遊技者のニーズに合った演出制御を行うことができる。その結果、弾球遊技機の遊技性を高めることができる。また、手動,自動モードの状態を問わず同一の選択率で特定演出が選択されるので、手動,自動モードに関わらず、遊技者のリーチや大当りに対する期待感を高める特定演出の演出制御を行うことができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1〕図17の演出指令ボタン処理において、設定モードが自動モードの場合には、演出指令ボタン11が操作されても特定演出が実行されない構成にしてもよい。図24に示すように、演出指令ボタン処理では、図15の変動待機処理時に設定された特定演出の実行モードが手動,自動モードの何れかであるか判定される(S91)。その判定の結果、現在の設定モードが自動モードであり(S91;Aモード)、演出図柄変動中において演出指令ボタン11のボタン有効タイマが所定時間経過していない場合(S92;No)、この制御を終了してリターンする。
一方、ボタン有効タイマが所定時間経過している場合(S92;Yes)、ボタン操作有効フラグがリセットされ(S93)、演出指令ボタン11操作時に検出された乱数抽選に基づいて特定演出パターンが選択され(S94)、液晶表示制御手段43aに特定演出パターンコマンドが送信される(S95)。
他方、S91において、現在の設定モードが手動モードであり(S91;Mモード)、演出図柄変動中においてボタン有効タイマが所定時間経過しておらず(S96;No)、遊技者により演出指令ボタン11が操作されると(S97;Yes)、S93〜S95の処理が実行される。一方、ボタン有効タイマが所定時間経過している場合(S96;Yes)、ボタン有効フラグがリセットされ(S98)、この制御を終了してリターンする。
2〕実施例においては、特定演出パターンが、手動,自動モードの状態を問わず、同一の選択率で選択されたが、手動又は自動モードに応じて選択率又は演出の種類が異なる特定演出パターンテーブルを構成してもよい。
3〕実施例においては、モード設定ボタンと演出指令ボタンを別体に設けたが、これらを1つのボタンで兼用した構成にしてもよい。例えば、モード設定の際、遊技者がボタンを1回押下すると手動モードが設定され、2回押下すると自動モードが設定されるように構成にしてもよい。
4〕実施例においては、演出図柄の変動待機中にのみモード切替えを有効としたが、その他のときにも(例えば、大当り中や演出図柄変動中)モード切替えを有効としてもよい。
5〕その他、当業者であれば、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更された種々の形態を包含するものである。
パチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の左下部の部分拡大図である。 パチンコ機の側面図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 パチンコ機の制御系のブロック図である。 主制御手段の機能ブロック図である。 演出制御手段の機能ブロック図である。 演出制御手段の要部の機能ブロック図である。 外れ特定演出パターン選択テーブルである。 演出制御処理のフローチャートである。 コマンド処理のフローチャートである。 演出処理のフローチャートである。 出力処理のフローチャートである。 定期更新処理のフローチャートである。 変動待機処理のフローチャートである。 図柄変動中処理のフローチャートである。 演出指令ボタン処理のフローチャートである。 大当り処理のフローチャートである。 液晶ディスプレイで表示されるモード設定変更の案内を示す図である。 特定演出の実行モードが自動モードでボタン操作ありの演出指令ボタン処理内容を示すタイムチャートである。 特定演出の実行モードが自動モードでボタン操作なしの演出指令ボタン処理内容を示すタイムチャートである。 特定演出の実行モードが手動モードでボタン操作ありの演出指令ボタン処理内容を示すタイムチャートである。 特定演出の実行モードが手動モードでボタン操作なしの演出指令ボタン処理内容をタイムチャートである。 変更形態に係る演出指令ボタン処理のフローチャートである。
符号の説明
P 遊技球
1 パチンコ機
19 第1特別図柄始動入賞口
20 第2特別図柄始動入賞口
11 演出指令ボタン
12 モード設定ボタン
40a 主制御手段
42a 演出制御手段
71 判定手段
73 抽選手段
83 演出パターン選択手段

Claims (3)

  1. 遊技球の入球を条件として特別図柄の変動表示を開始させる図柄始動手段と、特別図柄に対応する第1演出とこの第1演出の実行中に実行される第2演出の演出制御を行う演出制御手段と、前記図柄始動手段が遊技球を検出した際に当りか外れを決定する抽選判定手段を含み且つ演出制御手段に特別図柄の変動表示に関する制御コマンドを出力する主制御手段と、前記第2演出を実行させる為に前記第1演出中における所定の有効期間中に遊技者が操作可能な演出指令スイッチとを有する弾球遊技機において、
    前記第2演出を自動的に実行させる自動モードと、自動的には実行させない手動モードとに前記第1演出の実行開始前に遊技者が択一的に設定可能なモード設定スイッチを備え、
    前記演出制御手段は、
    前記手動モードが設定されているとき、前記有効期間中に前記演出指令スイッチが操作されたことを条件として前記第2演出を実行し、
    前記自動モードが設定されているとき、前記有効期間中に前記演出指令スイッチの操作がなかった場合であっても前記有効期間経過後に自動的に前記第2演出を実行するように構成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記自動モードが設定されているとき、前記有効期間内に前記演出指令スイッチが操作されたことを条件として前記有効期間経過前から第2演出を実行開始させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 予め記憶手段に記憶されている前記第2演出の複数の演出パターンのうちから択一的に演出パターンを選択する第2演出選択手段を備え、
    前記第2演出選択手段は、前記手動、自動モードの状態を問わず同一の選択率で第2演出の演出パターンを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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