JP4544398B2 - 射出成形型 - Google Patents

射出成形型 Download PDF

Info

Publication number
JP4544398B2
JP4544398B2 JP2004030774A JP2004030774A JP4544398B2 JP 4544398 B2 JP4544398 B2 JP 4544398B2 JP 2004030774 A JP2004030774 A JP 2004030774A JP 2004030774 A JP2004030774 A JP 2004030774A JP 4544398 B2 JP4544398 B2 JP 4544398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
injection mold
cavity surface
cooling
cooling passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004030774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005219384A (ja
Inventor
栄作 垣内
雅洋 成瀬
耕司 神谷
俊明 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004030774A priority Critical patent/JP4544398B2/ja
Publication of JP2005219384A publication Critical patent/JP2005219384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4544398B2 publication Critical patent/JP4544398B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/12Elements constructed in the shape of a hollow panel, e.g. with channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y10/00Processes of additive manufacturing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y30/00Apparatus for additive manufacturing; Details thereof or accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y80/00Products made by additive manufacturing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/0077Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for tempering, e.g. with cooling or heating circuits for temperature control of elements
    • F28D2021/0078Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for tempering, e.g. with cooling or heating circuits for temperature control of elements in the form of cooling walls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、射出成形型に関し、さらに詳しくは、ラピッドプロトタイピングにより成形した射出成形型に関するものである。
射出成形型には、一般に、開閉可能な複数の型により構成され、型閉じしたときに内部に加熱溶融された成形材料を射出充填するキャビティが形成される。そして、キャビティ内に射出充填された溶融樹脂を短時間で固化させて成形品を取り出すことができるようにするために、各型のキャビティ面の周囲に冷却通路が形成されており、この冷却通路に冷却流体を流通させてキャビティ内の成形材料を冷却するよう構成されている。また、従来の一般的な射出成形型は、ブロック状の型素材を切削加工や放電加工などにより所定形状のキャビティ面を形成すると共に、キャビティ面の周囲にドリルなどの回転切削工具により冷却通路として孔を穿設していた。
また、射出成形型を成形するための技術として、例えば特許文献1に参照されるように、成形型の設定された三次元データからスライス状に分割した形状のデータを生成し、このスライス形状データに基づいて粉末状材料を燒結させて順次積層するラピッドプロトタイピングが知られている。特許文献1には、対象物の形状に基づいて樹脂モデルの形状を設定し、この樹脂モデルをスライス状に分割したスライス形状物を順次積層して前記樹脂モデルを造形する樹脂モデルの造形方法において、前記対象物の厚肉部分に相当する部位をシェル化することにより、このシェル化した部位の肉厚とその他の部位の肉厚とを均等化することを特徴とする樹脂モデルの造形方法などが開示されている。
さらに、成形品の厚肉部と薄肉部における冷却差に起因する成形不良や冷却時間の増大などの問題を解決するための技術として、特許文献2が知られている。特許文献2には、金型キャビティと金型コアとの間に形成される空隙部に溶融プラスチックを射出し、該溶融プラスチックを冷却,固化して成形を行う射出成形装置において、前記金型を構成する材料の少くとも一部に多孔質材料を用い、該多孔質材料を通して温度を制御した気体を送風するようにしたことを特徴とする射出成形装置などが開示されている。
さらにまた、キャビティ内で成形された薄型ディスク基板の温度を下げるための技術として、特許文献3が知られている。特許文献3には、固定金型及び可動金型とを備え、固定金型及び可動金型間に画成されるキャビティ内に溶融樹脂が充填される基板成形用の金型において、上記固定金型及び可動金型は、それぞれ内部に、溶融樹脂を冷却するための第1及び第2冷却回路を備え、第1及び第2冷却回路が、上記キャビティから異なる距離を隔てた位置にそれぞれ形成されており、上記固定金型及び可動金型の、第1冷却回路が形成されている金型部分と第2冷却回路が形成されている金型部分が、互いに熱伝導率の異なる材料から構成されていることなどを特徴とする基板成形用金型が開示されている。
特開2003‐181597号公報 特開平10−34723号公報 特開2001−198963号公報
しかしながら、上記従来の技術のうち、ブロック状の型素材を切削加工などにより所定形状のキャビティ面を形成するものにあっては、ブロック状の型素材を切削加工するための工具あるいは刃具の形状によって、形成できるキャビティ面および型外面の形状が制約され、また、成形品の製品面となる部分以外の部分を成形するためのキャビティ面は、切削加工を容易に行うことができる平面状に設定されることが多いため、強度要件や冷却性能要件を考慮した最適な形状に設定することができないという問題があった。そして、このような形状に設定されることに起因して、射出成形型に無駄な部分が生じることから型重量が大きくなり、型素材に無駄が生じると共に、異なる形状の成形品に切り替えるときなど、射出成形型の交換(段替え)作業にかかる負荷を削減することが困難であった。また、型素材の無駄から、型製作コストを削減することが困難であった。
さらに、冷却通路を回転切削工具により形成する上記従来の技術においては、直線状に孔をあけることしかできず、キャビティ面と冷却通路との間、および、冷却通路と型外面との間の肉厚が部分によって異なっていた。そのため、成形品を均一に冷却することができなかったり、型温度を均一に保つことができず、部分によって温度差が生じて成形不良を引き起こすなどの問題があった。
また、上記従来の技術のうち、特許文献1に参照されるように、ラピッドプロトタイピングにより射出成形型を成形する場合にあっても、切削加工により射出成形型を成形する場合と同様の形状に設定されており、強度要件や冷却性能要件を考慮した最適な形状に設定されていなかった。そのため、切削加工により射出成形型を成形する場合と同様の問題があるだけでなく、無駄な肉により型体積が増大することから、粉末状の型材料に無駄が生じると共に、ラピッドプロトタイピングによる射出成形型の成形時間が増大するという問題があった。
さらに、上記従来の技術のうち、特許文献2に開示されたものにあっては、温度を制御した気体を送風するだけでは、型温度の制御を応答性よく効果的に行うことは困難であった。
さらにまた、上記従来の技術のうち、特許文献3に開示されたものにあっては、冷却回路をどのようにして形成するのかは記載されていないが、成形品が平坦なディスク基板であるため、金型を構成する平盤ブロック状の部材の表面を同じ深さでその厚さ方向に切削してこれらの部材同士を積層するだけで、平坦なキャビティ面から均等な距離を隔てた位置に冷却回路を形成することができる。しかしながら、成形品がディスク基板のような平坦な面を有せず複雑な形状を有するものである場合には、キャビティ面も複雑な形状となるために、金型を構成する平盤ブロック状の部材の表面をその厚さ方向に切削してこれらの部材同士を積層するだけではキャビティ面および型外面と冷却通路との間の肉厚をそれぞれ均一に成形することはできず、冷却通路(回路)を回転切削工具により形成する上記従来の技術と同様の問題があった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、成形条件などにより成形品またはキャビティ面の温度分布が部分的に異なる傾向がある場合であっても、成形品を均一な温度に調整して冷却することができる射出成形型を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、上記目的を達成するため、ラピッドプロトタイピングにより成形した、キャビティ面から均一な肉厚で形成された冷却通路を有する射出成形型であって、キャビティ面の温度分布に応じて、キャビティ面の温度が高くなる傾向にある部分と冷却通路との間の部分を、他の部分と比較して金属粉末材料の焼結による結合を密にして、かかる部分の密度を高めるように成形された高熱伝導率領域とすることを特徴とするものである。
請求項1の発明では、ラピッドプロトタイピングによりキャビティ面から均一な肉厚で形成された冷却通路を有する射出成形型を成形する。このとき、キャビティ面の温度分布に応じて、キャビティ面の温度が高くなる傾向にある部分と冷却通路との間の部分を、他の部分と比較して金属粉末材料の焼結による結合を密にして、かかる部分の密度を高めるように成形された高熱伝導率領域とすることにより、キャビティ面の最適な温度分布のコントロールが実現されるため、成形品が正確に均一に冷却される。
請求項1の発明によれば、ラピッドプロトタイピングによって、キャビティ面から均一な肉厚で形成された冷却通路を有する射出成形型が成形され、しかも、キャビティ面の温度分布に応じて、キャビティ面の温度が高くなる傾向にある部分と冷却通路との間の部分が、他の部分と比較して金属粉末材料の焼結による結合を密にして、かかる部分の密度を高めるように成形された高熱伝導率領域とされているため、キャビティ面を最適な温度分布に調整して成形品を均一に冷却することができる射出成形型を容易に提供することができる。
最初に、本発明の射出成形型を成形するためのラピッドプロトタイピング(積層造形ともいう)装置とその造形方法の実施の一形態について、図12に基づいて説明する。なお、図において、同一符号は同様の部分または相当する部分に付すものとする。
ラピッドプロトタイピング装置は、射出成形型のベースプレート1が載置されるビルディングプラットフォーム10と、射出成形型を構成する成形材料である金属粉末材料11が載置される供給側プラットフォーム12と、供給側プラットフォーム12からビルディングプラットフォーム10に金属粉末材料11を所定の厚みで供給し層を形成するワイパ13と、金属粉末材料11を所定の形状に溶融させるレーザ発振器14と、レーザ発振器14から発振されたレーザビーム15をビルディングプラットフォーム10上の金属粉末材料11の所定の位置に照射させるよう反射するミラー16と、を備えている。
ビルディングプラットフォーム10と供給側プラットフォーム12は、互いに隣接して配置され、それぞれ独立して昇降可能に支持されている。ビルディングプラットフォーム10上には、射出成形型のベースプレート1が載置され、さらにその上面には一層分の厚さで金属粉末材料11が供給されている。レーザ発振器14から発振されたレーザビーム15は、ミラー16によって反射され、ベースプレート1上に供給された金属粉末材料11の層を燒結させて、ベースプレート1上に射出成形型2を構成するスライス形状2aを成形する(図12の(a))。その後、ビルディングプラットフォーム10と供給側プラットフォーム12は、所定の高低差Hを有するように相対的に昇降移動されると共に、ワイパ13は、供給側プラットフォーム12のビルディングプラットフォーム10と反対側(図12では右方)であって、所定の高さに移動される(図12の(b))。続いて、ワイパ13が供給側プラットフォーム12とビルディングプラットフォーム10上を順次通過するよう図12に示した場合では左方に移動されることにより、供給側プラットフォーム12の金属粉末材料11をビルディングプラットフォーム10の先に燒結された金属粉末材料11の層の上に所定の厚さで均しながら供給して次工程で燒結されることとなる層を形成する(図12の(c))。これらの動作を繰り返し行い、燒結されなかった部分の金属粉末材料11を取り除くことにより、ベースプレート1上に金属粉末材料11の層が部分的に燒結され所定形状に積層されてなる射出成形型2が成形されることとなる。なお、本発明は、この実施の形態に限定されることなく、他の形式のラピッドプロトタイピング装置により後述するような形状の射出成形型を成形することもできる。
本発明の射出成形型の第1の実施の形態を、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。なお、図では、例えば相対向して配置される固定型と可動型など、開閉可能な複数射出成形型のうちの一つのみを示すこととする。
本発明の第1の実施の形態における射出成形型2は、概略、ラピッドプロトタイピングにより成形されたもので、成形品の形状に応じて形成されるキャビティ面3と冷却通路4との間部分5を均等な肉厚(距離)N1で形成し、さらに、冷却通路4と型外面6との間の部分7を均等な肉厚N2で形成したものである。
図1に示すように、ベースプレート1は、略矩形板状に形成されてなるもので、その各角部には、相対向する型の凹部と位置合せされて嵌合される突起1aが形成されている。ベースプレート1上の略中央には、上述したように金属粉末材料11を燒結・積層することにより、所定形状のキャビティ面3を有する射出成形型2が形成され、このキャビティ面3の周囲にはその形状に応じて連続する冷却通路4が形成され、また、型外面6がキャビティ面3の形状に応じて形成されている。冷却通路4の両端には、冷却流体を供給・排出するための管路が嵌合接続される接続部4a、4bが形成されている。なお、冷却通路4は、この実施の形態においてはキャビティ面3の底部3aが平坦であるために、ベースプレート1の表面と並行に形成されているが、例えば図6に参照されるように、キャビティ面3の底部3aが凹凸を有する三次元的な形状である場合には、かかる凹凸形状に応じて冷却通路4も三次元的に凹凸形状を有するように形成される。また、ベースプレート1の、金属粉末材料11が燒結・積層される部分以外の部分については、必要に応じて軽量化を図るための肉抜きなどを施すこともできる。
このように構成された射出成形型2では、キャビティ面3の形状に応じて冷却通路4と型外面6がラピッドプロトタイピングにより容易に形成されるため、射出成形型2の軽量化を図ることもできる。そして、冷却通路4とキャビティ面3との間の部分5の距離(肉厚N1)を均一化させたことにより、型閉じすることにより形成されたキャビティ内で成形された成形品は、その熱が冷却通路4に供給循環される水などの冷却流体に伝播して、効率良く均等に冷却される。また、この実施の形態における射出成形型2では、冷却通路4と型外面6との間の部分7の肉厚N2も均一化させて形成されているため、金属粉末材料11に無駄が生じず、ラピッドプロトタイピングによる射出成形型2の成形に必要な時間を短縮化させることができ、したがって、射出成形型2の製造コストを低減させることができ、また、射出成形型2を軽量化させることができる。また、冷却通路4を循環供給される冷却流体の熱を型外部へ均一に放熱させるため、成形品を効率よく冷却することができる。
次に、本発明の射出成形型の第2の実施の形態を、図4および図5に基づいて詳細に説明する。この実施の形態においては、上述した第1の実施の形態と同様または相当する部分については同じ符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみを説明することとする。
本発明の第2の実施の形態における射出成形型は、概略、ラピッドプロトタイピングにより成形されたもので、内部のキャビティ面3の周囲に配設された冷却通路4と、型外面6に設けられた冷却フィン8と、を有しており、さらには、冷却通路4が冷却フィン8の内部にも及ぶよう配設されている。
図4に示した実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同様に、冷却通路4がキャビティ面3から略均一化された距離(肉厚N1)を隔てて形成されており、型外面6の多くの部分が冷却通路4から略均一化された距離(肉厚N2)を隔てて形成されている。しかしながら、この実施の形態では、型外面6の一部分(図4においては下方)には冷却フィン8が複数(図4においては5箇所)形成されており、冷却通路4は各冷却フィン8の内部に及ぶように形成されている。すなわち、この実施の形態における射出成形型2は、内部に冷却通路4を有する冷却フィン8が設けられている。
溶融材料をキャビティ内に射出充填するゲートの位置や、溶融材料の温度などによって射出成形型2の温度が部分的に高くなる箇所が出てくる場合がある。また、所定温度に調整された冷却流体が冷却通路4内を供給循環される間に成形品の熱によって大きく温度変化する場合がある。これらのような場合であっても、この実施の形態における射出成形型2では、冷却フィン8によって冷却流体の熱が放熱されることから、成形品を均一に効率良く冷却することができ、したがって、成形に必要なサイクルタイムを短縮することができると共に、成形品を精度良く良好な状態で成形し早期に取り出すことができる。なお、冷却フィン8は、他の射出成形型との型合せに干渉しない位置であれば、型外面6の他の部分またはその全体に形成することもでき、冷却通路4は、冷却フィン8の内部に達しないよう形成することもできる。
次に、本発明の射出成形型2の第3の実施の形態を、図6〜図10に基づいて詳細に説明する。この実施の形態においては、上述した第1および第2の実施の形態と同様または相当する部分については同じ符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみを説明することとする。
本発明の第3の実施の形態における射出成形型2は、概略、ラピッドプロトタイピングにより成形されたもので、キャビティ面3の周囲に配設された冷却通路4を含み、この冷却通路4を流通する冷却流体がキャビティ面3と型外面6の少なくとも一方に浸透し得る程度の密度で成形された冷却流体浸透可能部5a、7aが設けられている。
この実施の形態における射出成形型2は、図6に示すようにキャビティ面3の底部3aが凹凸を有する三次元的な形状に形成されている。そして、冷却通路4は、キャビティ面3の底部3aから所定の深さの位置に、底部3aの形状に応じて均等な距離(肉厚N1)を隔てるように形成されている。図7〜図9は、それぞれ冷却通路4の断面形状の例を説明するために、図6に示した射出成形型2の側方から見た断面図を示したものである。
図7に示した冷却通路4は、キャビティ面3の底部3a全体に対応するように単一で形成されている。冷却通路4の断面形状は、図7に示した楕円形のほかに長円や矩形などとすることもできる。図8に示した冷却通路4は、キャビティ面3の底部3aと対応して、複数が並列に配設されている。そして、各冷却通路4は、キャビティ面3の底部3a近傍側が半円形で反対側が平坦な所謂かまぼこ型に形成されている。図9に示した冷却通路4は、図8に示した冷却通路4と同様に、複数が並列に配設されており、それぞれ所謂かまぼこ型に形成されているが、キャビティ面3の底部3a近傍側が平坦で反対側が半円形に形成されている。これらの冷却通路4の断面形状は、冷却通路4に供給循環させる冷却流体の流量を、従来の切削加工によって形成された断面形状が円形のものと比較して増大させることができる。このような断面形状の冷却通路4は、上述した第1および第2の実施の形態や、後述する第4の実施の形態にも適用することができる。しかしながら、本発明では、この実施の形態に限定されることなく、成形品を全面にわたって効率良く冷却させることができる断面形状であれば、冷却通路4を他の断面形状に形成することができる。
キャビティ面3と冷却通路4との間の部分5、および、キャビティ面3と型外面6との間の部分7は、それぞれ、ラピッドプロトタイピングによる積層燒結の際に、金属粉末材料11に対するレーザビーム15の走査速度を早くすることなどによって、キャビティ内に射出充填された成形材料が浸透することなく、且つ、冷却通路4に供給循環される冷却流体が浸透し得るような低密度で形成されており、冷却流体浸透可能部5a、7aが構成されている。
このように構成された射出成形型2では、キャビティ内に溶融された成形材料を射出充填させて成形された成形品を冷却させるために、冷却通路4に所定の温度に調整された水などの冷却流体を供給すると、冷却通路4から低密度で形成された冷却流体浸透可能部5a、7aを介してキャビティ面3および型外面6に浸透して、射出成形型2の熱によって気化または蒸発して射出成形型2全体と成形品を効率良く冷却することとなる。そして、図10に示すように、射出成形型2に送風することが可能なファン9を設けた場合には、冷却流体浸透可能部5a、7aを介して浸透した冷却流体の気化または蒸発を促進することができるため、射出成形型2全体と成形品をさらに効率良く確実に冷却させることができる。なお、冷却流体浸透可能部5a、7aは、いずれか一方だけ設けても良く、また、キャビティ面3の形状の全面的に亘ってまたは温度分布に応じて部分的にそれぞれ設けることもでき、さらには、必要に応じて、冷却流体が浸透する度合を部分的に異ならせることもできる。
次に、本発明の射出成形型2の第4の実施の形態を、図11に基づいて詳細に説明する。この実施の形態においては、上述した第1〜3の実施の形態と同様または相当する部分については同じ符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみを説明することとする。
本発明の第4の実施の形態における射出成形型2は、概略、ラピッドプロトタイピングにより成形されたものであって、キャビティ面3の温度分布に基づいて、その熱伝導率を異ならせたものである。すなわち、この実施の形態における射出成形型2は、キャビティ面3の温度が高くなる傾向にある部分3Hを温度が低くなる傾向にある部分3Lを含む他の部分と比較してその熱伝導率が高くなるように、または、キャビティ面3の温度が低くなる傾向ある部分3Lを温度が高くなる傾向にある部分3Hを含む他の部分と比較してその熱伝導率が低くなるように形成したものである。より具体的には、この実施の形態における射出成形型2は、キャビティ面3の温度が高くなる傾向にある部分3Hと冷却通路4との間の部分を高熱伝導率領域5Hとし、および/または、キャビティ面3の温度が低くなる傾向にある部分3Lと冷却通路4との間の部分を低熱伝導率領域5Lとしたものである。そして、高熱伝導率領域5Hは、ラピッドプロトタイピングによる造形時に、高密度で成形するか、または、低密度で成形した後に高熱伝導率材料を溶浸することにより成形し、一方、低熱伝導率領域5Lは、空気層を形成し得る程度の低密度で成形することにより構成されてなる。
上述の第2の実施の形態で説明したように、射出成形型の温度分布が相対的に高い部分と低い部分とが発生する場合がある。このような場合では、キャビティ面3と冷却通路4との間の部分5を均一化した肉厚N1で成形して、冷却通路4に冷却流体を供給循環させても、成形品を均一に冷却することが困難となる。そこで、この実施の形態では、射出成形型2をラピッドプロトタイピングによって成形する際に、キャビティ面3と冷却通路4との間の部分5において、相対的に高い温度となる傾向にある箇所を、成形品が保有する熱を冷却通路4に供給循環される冷却流体に伝播させて温度を低下させ易いように高熱伝導率領域5Hとし、また、相対的に低い温度となる傾向にある箇所を、成形品が保有する熱を冷却通路4に供給循環される冷却流体に伝播させ難く温度が下がらないように低熱伝導率領域5Lとすることとした。
高熱伝導率領域5Hは、ラピッドプロトタイピングによる積層燒結の際に、金属粉末材料11に対するレーザビーム15の走査速度を遅くすることなどによって燒結による結合を密にして、かかる部分の密度を高めるよう成形することにより構成することができる。
一方、低熱伝導率領域5Lは、上述した第3の実施の形態で説明したのと同様に、ラピッドプロトタイピングによる積層燒結の際に、金属粉末材料11に対するレーザビーム15の走査速度を早くすることなどによって燒結による結合を粗とし、かかる部分の密度を低く成形して断熱層とする。
このように構成することによって、本発明の射出成形型2では、全体の温度分布をコントロールして最適化させることができ、したがって、成形品を均一に冷却させて精度良く良好な状態で成形し、取り出すことができる。
なお、本発明の射出成形型は、上述した第1〜4の実施の形態のそれぞれに限定されることなく、これらの実施の形態を組み合わせて構成することもできる。
本発明の射出成形型の第1の実施の形態を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の射出成形型の第2の実施の形態を示す平面図である。 図4のC−C断面図である。 本発明の射出成形型の第3の実施の形態を示す断面図である。 冷却通路の断面形状の一例を説明するための断面図である。 冷却通路の断面形状の別の例を説明するための断面図である。 冷却通路の断面形状のさらに別の例を説明するための断面図である。 図6に示した射出成形型の近傍にファンを設けた場合を説明するための断面図である。 本発明の射出成形型の第4の実施の形態を示す平面図である。 本発明の射出成形型を成形するラピッドプロトタイピングを説明するための説明図である。
符号の説明
2:ラピッドプロトタイピングにより成形された射出成形型、 3:キャビティ面、 4:冷却通路、 5:キャビティ面と冷却通路との間の部分、 6:型外面、 8:冷却フィン、 N1:キャビティ面と冷却通路との間の部分の肉厚、 5a:冷却流体浸透可能部、 7a:冷却流体浸透可能部、 5H:高熱伝導率領域、 5L:低熱伝導率領域

Claims (1)

  1. ラピッドプロトタイピングにより成形した、キャビティ面から均一な肉厚で形成された冷却通路を有する射出成形型であって、
    キャビティ面の温度分布に応じて、キャビティ面の温度が高くなる傾向にある部分と冷却通路との間の部分を、他の部分と比較して金属粉末材料の焼結による結合を密にして、かかる部分の密度を高めるように成形された高熱伝導率領域とすることを特徴とする射出成形型。
JP2004030774A 2004-02-06 2004-02-06 射出成形型 Expired - Fee Related JP4544398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004030774A JP4544398B2 (ja) 2004-02-06 2004-02-06 射出成形型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004030774A JP4544398B2 (ja) 2004-02-06 2004-02-06 射出成形型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005219384A JP2005219384A (ja) 2005-08-18
JP4544398B2 true JP4544398B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=34995407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004030774A Expired - Fee Related JP4544398B2 (ja) 2004-02-06 2004-02-06 射出成形型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4544398B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018222477A1 (en) * 2017-06-02 2018-12-06 3M Innovative Properties Company 3d printed injection molds with cooling structures

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008221801A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ngk Insulators Ltd 金型構成部材及びその製造方法
EP1980380A1 (de) * 2007-04-13 2008-10-15 LBC Laser Bearbeitungs Center GmbH Vorrichtung zum Erwärmen oder Kühlen, insbesondere als Teil einer Werkzeugform zur Verarbeitung plastischer Massen, wie Kunststoffspritzgießform
KR101149945B1 (ko) * 2009-02-13 2012-05-31 (주) 우성정공 분리형 독립 형상적응 냉각수로를 갖는 송풍팬 성형용 사출금형
JP5442349B2 (ja) * 2009-07-24 2014-03-12 ダイハツ工業株式会社 金型の冷却プレート及びその製造方法
JP6191356B2 (ja) * 2013-09-19 2017-09-06 日本電気株式会社 金型及び射出成形方法
CN106182606A (zh) * 2015-04-10 2016-12-07 株式会社松浦机械制作所 树脂注塑成形用模具
JP6628024B2 (ja) * 2015-07-31 2020-01-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 三次元形状造形物の製造方法および三次元形状造形物
CN105538631A (zh) * 2015-12-07 2016-05-04 东莞市站胜模具有限公司 带随形冷却管道的鞋底模具及其制造方法
WO2017158837A1 (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 三菱重工業株式会社 回転機械、回転機械のケーシングの製造方法
KR102626018B1 (ko) * 2016-12-02 2024-01-18 엘지이노텍 주식회사 커플러 및 이를 포함하는 모터조립체
US10610917B2 (en) 2017-03-23 2020-04-07 Ford Motor Company 3D-printed conformal cooling for hot stamping casted die inserts

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03164210A (ja) * 1989-11-24 1991-07-16 Sintokogio Ltd 水冷金型装置
JPH091557A (ja) * 1995-06-16 1997-01-07 Janome Sewing Mach Co Ltd 合成樹脂成形用簡易型の製造方法
JPH11348045A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属金型
JPH11515058A (ja) * 1995-10-31 1999-12-21 マサチューセッツ インスティチュート オブ テクノロジー 固体を利用せずに作製する金型の熱特性改善技術
JP2003094440A (ja) * 2001-09-19 2003-04-03 Canon Inc 射出成形用型の製造方法
JP2004195720A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Hisao Yamazaki 積層金型の構造及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03164210A (ja) * 1989-11-24 1991-07-16 Sintokogio Ltd 水冷金型装置
JPH091557A (ja) * 1995-06-16 1997-01-07 Janome Sewing Mach Co Ltd 合成樹脂成形用簡易型の製造方法
JPH11515058A (ja) * 1995-10-31 1999-12-21 マサチューセッツ インスティチュート オブ テクノロジー 固体を利用せずに作製する金型の熱特性改善技術
JPH11348045A (ja) * 1998-06-10 1999-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属金型
JP2003094440A (ja) * 2001-09-19 2003-04-03 Canon Inc 射出成形用型の製造方法
JP2004195720A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Hisao Yamazaki 積層金型の構造及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018222477A1 (en) * 2017-06-02 2018-12-06 3M Innovative Properties Company 3d printed injection molds with cooling structures

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005219384A (ja) 2005-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4544398B2 (ja) 射出成形型
US11453054B2 (en) Method for manufacturing three-dimensional shaped object
JP5776004B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法および三次元形状造形物
JP3446748B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法および成形金型
WO2010098479A1 (ja) 三次元形状造形物の製造方法およびそれから得られる三次元形状造形物
US11203065B2 (en) Method for manufacturing three-dimensional shaped object
JP6628024B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法および三次元形状造形物
KR20130041082A (ko) 3차원 형상 조형물의 제조 방법 및 이로부터 얻어지는 3차원 형상 조형물
JP2008037024A (ja) 粉末焼結積層造形装置及び粉末焼結積層造形方法
JP6070653B2 (ja) 金型及び金型の製造方法
JP2010121187A (ja) 三次元造形物及びその製造方法
JP6597084B2 (ja) ノズルと積層造形装置およびノズル動作方法と積層造形方法
KR20040028593A (ko) 삼차원 조형물의 제조방법
US20180214948A1 (en) Method for manufacturing three-dimensional shaped object and three-dimensional shaped object
CN111790908B (zh) 层叠造型物的制造方法、层叠造型装置及层叠造型物
JP2004142427A (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP5186316B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP2018176269A (ja) 構造体の製造方法、及び構造体
WO2017221912A1 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP6688997B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP6807554B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法および三次元形状造形物
JP7117584B2 (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP2005059574A (ja) 三次元形状造形物の製造方法
JP2022175662A (ja) 積層造形物の製造方法
WO2018101256A1 (ja) 金型およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100119

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100119

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100609

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees