JP4543784B2 - 長ストローク用ダンパ - Google Patents

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本発明は、免震構造物、橋桁等の構造物の振動を早期に減衰させるために振動エネルギを吸収するダンパ、例えば長ストローク用のダンパに関する。
ダンパとしては、軸方向の両端部が閉塞されたシリンダと、このシリンダ内に軸方向に移動自在に配されていると共に軸方向の移動において減衰力を発生するようになっているピストンと、一方の端部でピストンに連結されていると共にシリンダの軸方向の一方の端部を軸方向に移動自在に貫通したピストンロッドと、シリンダ内に充填された減衰力発生用の流動体とを具備したものが知られている。斯かるダンパを免震構造物に用いる場合には、例えば基礎にシリンダを、ピストンロッドの一方の端部を免震構造物に夫々連結し、基礎に対する免震構造物の相対的な振動をピストンロッドを介してピストンに伝達し、シリンダ内でピストンを軸方向に相対的に移動させて基礎に対する免震構造物の相対的な振動を減衰させるようになっている。
特開平2004−68289号公報
ところで、上記のようにダンパを免震構造物に用いて免震構造物の振動をロッドを介してピストンに伝達する場合、ロッドには圧縮力と引っ張り力とが生じるために、特に長ストロークで動作するようにロッドの長さを長くした場合にはロッドの座屈を招来する虞がある。
斯かる座屈を防止するために単にピストンロッドの径を大きくすると、ダンパ自体が大重量化及び大型化して運搬に支障を来たす上に免震構造物と基礎との間の狭い空間にコンパクトに設置することが困難となる。
以上は、流動体の流動により減衰力を発生させて減衰力を得るダンパの場合であるが、摩擦により減衰力を発生させて減衰力を得るダンパにおいても同様の問題が生じ得る。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ロッドの長さを長くしても、ロッドの座屈を防止でき長ストローク用であっても小径であると共に狭い空間にコンパクトに設置することができるダンパを提供することにある。
本発明のダンパは、ハウジングと、このハウジング内に軸方向に移動自在に配されていると共に軸方向の移動において減衰力を発生するようになっている減衰力発生体と、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の一方の端部を軸方向に移動自在に貫通した一方のロッドと、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の他方の端部を軸方向に移動自在に貫通した他方のロッドとを具備しており、ここで、両ロッドは、互いに同心に配されていると共にそれらの一方の端部が互いに近接離反できるようにそれらの一方の端部の夫々で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されている。
本発明のダンパによれば、一方の端部が互いに近接離反できるように両ロッドがそれらの一方の端部の夫々で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されているために、例えば、両ロッドがそれらの他方の端部の夫々で免震構造物に固着され、ハウジングが免震構造物を支持する支持体である例えば基礎に固着されて本ダンパが免震構造物に用いられた場合、地震による免震構造物の振動で基礎に対して免震構造物が相対的に振動されると、両ロッドにより交互に引っ張られて減衰力発生体が移動される結果、両ロッドには圧縮力が生じなくなり、したがって、ロッドの長さを長くしても、圧縮力に基づくロッドの座屈を防止でき長ストローク用であっても小径であると共に狭い空間にコンパクトに設置することができる。
本発明の好ましい例では、減衰力発生体は、筒部と、この筒部の軸方向の両端部に設けられていると共に貫通孔を有した環状部とを具備しており、一方のロッドは、一方の環状部の貫通孔を貫通した一方のロッド本体と、この一方のロッド本体の一方の端部に設けられていると共に筒部内に配された鍔部とを具備しており、他方のロッドは、他方の環状部の貫通孔を貫通した他方のロッド本体と、この他方のロッド本体の一方の端部に設けられていると共に筒部内に配された鍔部とを具備しており、一方のロッドの鍔部は、一方の環状部に係合するように一方の環状部の内径よりも大きな外径を有しており、他方のロッドの鍔部は、他方の環状部に係合するように他方の環状部の内径よりも大きな外径を有しており、一方のロッドの鍔部と他方のロッドの鍔部とは、それらが互いに近接離反できるように対面している。
斯かる減衰力発生体において、筒部は、好ましくは円筒状であるが、これに必ずしも限定されず、例えば四角筒状、より一般的には角筒状であってもよく、同様に、各鍔部は、筒部に対応して円盤状であっても、又は四角板状、より一般的には角板状であってもよい。
本発明において、ハウジングは、減衰力発生用の流動体が充填されたシリンダを具備していてもよく、この場合、減衰力発生体は、シリンダ内に軸方向に移動自在に配されていると共に流動体と協働して減衰力を発生するピストンを具備している。また本発明において、減衰力発生体は、軸方向の移動においてハウジングの内周面に摩擦接触して減衰力を発生する摩擦接触部材を具備していてもよい。
本発明のダンパは、上記に加えて、両ロッドの一方の端部間に配された弾性手段を更に具備していてもよく、この場合、弾性手段は、コイルばね及びゴムブロック体のうちの少なくとも一方を具備していてもよい。
本発明のダンパにおいて、両ロッドは、それらの他方の端部の夫々で構造物及び構造物を支持する支持体のうちの一方に固着されており、ハウジングは、構造物及び構造物を支持する支持体のうちの他方に固着されていてもよく、ここで、構造物としては、免震構造物、非免震構造物、橋桁等を挙げることができるが、これらに限定されず、また支持体としては、基礎、構造物の床、橋脚等を挙げることができるが、これらに限定されない。また、本発明のダンパは長ストローク用として好適であるが必ずしもこれに限定されない。
本発明によれば、ロッドの長さを長くしても、ロッドの座屈を防止でき長ストローク用であっても小径であると共に狭い空間にコンパクトに設置することができる特に長ストローク用に適するダンパを提供することができる。
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1において、ダンパ1は、軸方向Xの両端部2及び3が閉塞されたシリンダ4と、シリンダ4内に軸方向Xに移動自在に配されていると共に軸方向Xの移動において減衰力を発生するようになっているピストン5と、一方の端部6でピストン5に軸方向Xに移動自在に連結されていると共にシリンダ4の軸方向Xの一方の端部2を軸方向Xに移動自在に貫通したピストンロッドからなるロッド7と、一方の端部8でピストン5に軸方向Xに移動自在に連結されていると共にシリンダ4の軸方向Xの他方の端部3を軸方向Xに移動自在に貫通したピストンロッドからなるロッド9と、シリンダ4内に充填された減衰力発生用のシリコーンオイル等の粘性流動体からなる流動体10とを具備している。
ハウジングとしてのシリンダ4は、円筒部15と、円筒部15の軸方向Xの両端部2及び3に固着して設けられた円盤状の蓋部16及び17とを具備しており、蓋部16にはロッド7が軸方向Xに摺動自在に貫通しており、蓋部17にはロッド9が軸方向Xに摺動自在に貫通している。
減衰力発生体としてのピストン5は、筒部としての円筒部21と、円筒部21の軸方向Xの両端部22及び23に固着して設けられていると共に貫通孔24及び25を有した環状部26及び27とを具備しており、本例では、円筒部21の外周面と円筒部15の内周面との間に狭い環状の通路28が形成されるようになっており、流動体10は、シリンダ4に対するピストン5の軸方向Xの移動において通路28を流動し、而して、ピストン5と協働して減衰力を発生するようになっている。
ロッド7は、環状部26の貫通孔24を貫通したロッド本体31と、ロッド本体31の一方の端部に一体的に設けられていると共に円筒部21内に配された円盤状の鍔部32とを具備しており、ロッド9は、環状部27の貫通孔25を貫通したロッド本体33と、ロッド本体33の一方の端部に一体的に設けられていると共に円筒部21内に配された円盤状の鍔部34とを具備している。
ロッド7の鍔部32は、環状部26に係合するように環状部26の内径、換言すれば貫通孔24の外径よりも大きな外径を有しており、ロッド9の鍔部34は、環状部27に係合するように環状部27の内径、換言すれば貫通孔25の外径よりも大きな外径を有しており、ロッド7の鍔部32とロッド9の鍔部34とは、それらが互いに近接離反できるように軸方向Xにおいて対面しており、こうして、互いに同心に配されている両ロッド7及び9は、それらの各端部6及び8である鍔部32及び34の夫々が軸方向Xにおいて互いに近接離反できるようにそれらの端部6及び8である鍔部32及び34の夫々でピストン5に軸方向Xに移動自在に連結されている。
以上のダンパ1において、両ロッド7及び8は、それらの他方の端部35及び36の夫々で構造物としての免震構造物41の下面42にボルト等を介して固着されており、シリンダ4は、免震構造物41を支持する支持体としての基礎43の上面44にボルト等を介して固着されている。免震構造物41は、免震構造物41に固着された上沓45と基礎43に固着された下沓46とを有した滑り免震装置47を介して水平方向Hに関して移動自在に基礎43上に支持されていると共に免震構造物41と基礎43とに配されたコイルばね等からなる弾性装置51により水平方向Hに関して原点位置(図1に示す初期位置)に保持されている。
斯かる免震構造物41に地震により基礎43に対して水平方向Hの振動が加わり、基礎43に対して免震構造物41が例えば図2に示すように水平方向HにおいてH1方向に移動すると、ピストン5もシリンダ4に対して軸方向XにおいてX1方向に移動し、ピストン5のX1方向の移動による流動体10のシリンダ4内での通路28を介する流動で免震構造物41の移動に対して減衰力が与えられて免震構造物41の地震による基礎43に対する振動が早期に減衰される。弾性装置51の伸縮を伴う免震構造物41の振動が収まると、免震構造物41は弾性装置51により原点位置に復帰される。
ところでダンパ1においては、基礎43に対する免震構造物41のH1方向の移動では、ロッド7の鍔部32が環状部26に係合してロッド7に引っ張られてピストン5がシリンダ4に対してX1方向に移動される一方、基礎43に対する免震構造物41のH1方向と逆のH2方向の移動では、ロッド9の鍔部34が環状部27に係合してロッド9に引っ張られてピストン5がシリンダ4に対してX1方向と逆のH2方向に移動される。そして、ダンパ1においては、ロッド7の鍔部32とロッド9の鍔部34とは、それらが互いに近接離反できるように対面しているために、基礎43に対する免震構造物41のH1方向の移動では、ロッド9はロッド7を介してピストン5をX1方向に押すことがない一方、基礎43に対する免震構造物41のH2方向の移動では、ロッド7はロッド9を介してピストン5をX2方向に押すことがない結果、基礎43に対する免震構造物41のH1及びH2方向のいずれの方向の移動においてもロッド7及び9には圧縮力が生じなく、したがって、ロッド7及び9の長さを長くしても、圧縮力に基づくロッド7及び9の座屈を防止でき長ストローク用であっても小径であると共に狭い空間にコンパクトに設置することができる。
ダンパ1は、図1に示すようにシリンダ4を基礎43に固着すると共にロッド7及び9を免震構造物41に固着してもよいが、これに代えて、図3に示すようにシリンダ4を免震構造物41に固着すると共にロッド7及び9を基礎43に固着してもよく、また、ロッド7及び9としては、図1に示すように各他方の端部35及び36側を曲げて免震構造物41に固着してもよいが、図3に示すように各他方の端部35及び36側を真っ直ぐにして免震構造物41又は基礎43に固着してもよい。
上記の例では、ロッド7の鍔部32とロッド9の鍔部34とを流動体10を介在させて対面させたが、これに代えて、図4及び図5に示すように、両ロッド7及び9の一方の端部6及び8の鍔部32及び34間に弾性手段61を配して鍔部32と鍔部34とを弾性手段61を介在させて対面させてもよく、弾性手段61は、図4に示すようにコイルばね62を具備していても、また図5に示すようにゴムブロック体63を具備していてもよい。
また上記のダンパ1は、流動体10の流動により減衰力を発生させて減衰力を得るものであるが、図6に示すように、ハウジングとしての両端部2及び3が開放された筒体、本例では円筒体55と減衰力発生体としての摩擦接触部材56とを具備すると共に軸方向Xの移動において円筒体55の内周面57に摩擦接触部材56の外周面58を摩擦接触させて減衰力を発生させるものでもよく、この場合、摩擦接触部材56は、円筒部21並びに環状部26及び27に加えて、円筒部21の外周面に一体的に設けられた円筒状の摩擦部材59を具備しており、摩擦接触部材56は、摩擦部材59の外周面58で円筒体55の内周面57に軸方向Xに移動自在に摩擦接触している。
図6に示すダンパ1でも、基礎43に対する免震構造物41の振動を内周面57と外周面58との摩擦により減衰できる上に、ロッド7及び9の長さを長くしても、圧縮力に基づくロッド7及び9の座屈を防止でき長ストローク用であっても小径であると共に狭い空間にコンパクトに設置することができる。
本発明の実施の形態の好ましい一例の断面説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 本発明の実施の形態の好ましい他の例の断面説明図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の一部断面説明図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の一部断面説明図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の断面説明図である。
符号の説明
1 ダンパ
2、3、6、8 端部
4 シリンダ
5 ピストン
7、9 ロッド
10 流動体

Claims (18)

  1. ハウジングと、このハウジング内に軸方向に移動自在に配されていると共に軸方向の移動において減衰力を発生するようになっている減衰力発生体と、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の一方の端部を軸方向に移動自在に貫通した一方のロッドと、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の他方の端部を軸方向に移動自在に貫通した他方のロッドとを具備しており、両ロッドは、互いに同心に配されていると共にそれらの一方の端部が互いに近接離反できるようにそれらの一方の端部の夫々で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されており、減衰力発生体は、筒部と、この筒部の軸方向の両端部に設けられていると共に貫通孔を有した環状部とを具備しており、一方のロッドは、一方の環状部の貫通孔を貫通した一方のロッド本体と、この一方のロッド本体の一方の端部に設けられていると共に筒部内に配された鍔部とを具備しており、他方のロッドは、他方の環状部の貫通孔を貫通した他方のロッド本体と、この他方のロッド本体の一方の端部に設けられていると共に筒部内に配された鍔部とを具備しており、一方のロッドの鍔部は、一方の環状部に係合するように一方の環状部の内径よりも大きな外径を有しており、他方のロッドの鍔部は、他方の環状部に係合するように他方の環状部の内径よりも大きな外径を有しており、一方のロッドの鍔部と他方のロッドの鍔部とは、それらが互いに近接離反できるように対面しているダンパ。
  2. ハウジングは、減衰力発生用の流動体が充填されたシリンダを具備しており、減衰力発生体は、シリンダ内に軸方向に移動自在に配されていると共に流動体と協働して減衰力を発生するピストンを具備している請求項1に記載のダンパ。
  3. 減衰力発生体は、軸方向の移動においてハウジングの内周面に摩擦接触して減衰力を発生する摩擦接触部材を具備している請求項1に記載のダンパ。
  4. 両ロッドの一方の端部間に配された弾性手段を更に具備している請求項1から3のいずれか一項に記載のダンパ。
  5. 弾性手段は、コイルばね及びゴムブロック体のうちの少なくとも一方を具備している請求項4に記載のダンパ。
  6. 両ロッドは、それらの他方の端部の夫々で構造物及び構造物を支持する支持体のうちの一方に固着されており、ハウジングは、構造物及び構造物を支持する支持体のうちの他方に固着されている請求項1から5のいずれか一項に記載のダンパ。
  7. ハウジングと、このハウジング内に軸方向に移動自在に配されていると共に軸方向の移動において減衰力を発生するようになっている減衰力発生体と、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の一方の端部を軸方向に移動自在に貫通した一方のロッドと、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の他方の端部を軸方向に移動自在に貫通した他方のロッドとを具備しており、両ロッドは、互いに同心に配されていると共にそれらの一方の端部が互いに近接離反できるようにそれらの一方の端部の夫々で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されており、ハウジングは、減衰力発生用の流動体が充填されたシリンダを具備しており、減衰力発生体は、シリンダ内に軸方向に移動自在に配されていると共に流動体と協働して減衰力を発生するピストンを具備しているダンパ。
  8. 両ロッドの一方の端部間に配された弾性手段を更に具備している請求項7に記載のダンパ。
  9. 弾性手段は、コイルばね及びゴムブロック体のうちの少なくとも一方を具備している請求項8に記載のダンパ。
  10. 両ロッドは、それらの他方の端部の夫々で構造物及び構造物を支持する支持体のうちの一方に固着されており、ハウジングは、構造物及び構造物を支持する支持体のうちの他方に固着されている請求項7から9のいずれか一項に記載のダンパ。
  11. ハウジングと、このハウジング内に軸方向に移動自在に配されていると共に軸方向の移動において減衰力を発生するようになっている減衰力発生体と、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の一方の端部を軸方向に移動自在に貫通した一方のロッドと、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の他方の端部を軸方向に移動自在に貫通した他方のロッドとを具備しており、両ロッドは、互いに同心に配されていると共にそれらの一方の端部が互いに近接離反できるようにそれらの一方の端部の夫々で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されており、減衰力発生体は、軸方向の移動においてハウジングの内周面に摩擦接触して減衰力を発生する摩擦接触部材を具備しているダンパ。
  12. 両ロッドの一方の端部間に配された弾性手段を更に具備している請求項11に記載のダンパ。
  13. 弾性手段は、コイルばね及びゴムブロック体のうちの少なくとも一方を具備している請求項12に記載のダンパ。
  14. 両ロッドは、それらの他方の端部の夫々で構造物及び構造物を支持する支持体のうちの一方に固着されており、ハウジングは、構造物及び構造物を支持する支持体のうちの他方に固着されている請求項11から13のいずれか一項に記載のダンパ。
  15. ハウジングと、このハウジング内に軸方向に移動自在に配されていると共に軸方向の移動において減衰力を発生するようになっている減衰力発生体と、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の一方の端部を軸方向に移動自在に貫通した一方のロッドと、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の他方の端部を軸方向に移動自在に貫通した他方のロッドと、両ロッドの一方の端部間に配された弾性手段とを具備しており、両ロッドは、互いに同心に配されていると共にそれらの一方の端部が互いに近接離反できるようにそれらの一方の端部の夫々で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されているダンパ。
  16. 弾性手段は、コイルばね及びゴムブロック体のうちの少なくとも一方を具備している請求項15に記載のダンパ。
  17. 両ロッドは、それらの他方の端部の夫々で構造物及び構造物を支持する支持体のうちの一方に固着されており、ハウジングは、構造物及び構造物を支持する支持体のうちの他方に固着されている請求項15又は16に記載のダンパ。
  18. ハウジングと、このハウジング内に軸方向に移動自在に配されていると共に軸方向の移動において減衰力を発生するようになっている減衰力発生体と、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の一方の端部を軸方向に移動自在に貫通した一方のロッドと、一方の端部で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されていると共にハウジングの軸方向の他方の端部を軸方向に移動自在に貫通した他方のロッドとを具備しており、両ロッドは、互いに同心に配されていると共にそれらの一方の端部が互いに近接離反できるようにそれらの一方の端部の夫々で減衰力発生体に軸方向に移動自在に連結されており、両ロッドは、それらの他方の端部の夫々で構造物及び構造物を支持する支持体のうちの一方に固着されており、ハウジングは、構造物及び構造物を支持する支持体のうちの他方に固着されているダンパ。
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