JP4541986B2 - テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法 - Google Patents
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Description
(a)テトラフルオロパラキシレン(TFPX)を包含する第1反応物を提供するステップ、
(b)第1反応物、フッ化塩、テトラクロロパラキシレン(TCPX)及び相転移触媒(PTC)を混合して混合物を形成し、そのうちフッ化塩はKF、CsF、NaF、LiF或いはその組合せとし、該PTCは第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩或いはその組合せとするステップ、
(c)該混合物を加熱し、製品を得るステップ、
を包含したことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項2の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第1反応物が純TFPX或いはクルードTFPXとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項3の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱温度が摂氏130度から250度の間とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項4の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱時間が3時間以上とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項5の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(d)製品を洗浄するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項6の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(e)製品よりTFPXを分離するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項7の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、フッ化塩とTCPXのモル比が1から16の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項8の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級アンモニウム塩が以下の一般式(8)の構造を有し、
そのうち、XはCl、Br或いはIとされ、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基、或いはその組合せとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項9の発明は、請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基がC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項10の発明は、請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級アンモニウム塩がテトラメチルアンモニウムクロライド或いはテトラn−ブチルアンモニウムイオダイドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項11の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級ホスホニウム塩が以下の一般式(9)の構造を有し、
そのうち、XはCl、Br或いはIとされ、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基、或いはその組合せとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項12の発明は、請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基はC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項13の発明は、請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級ホスホニウム塩がテトラフェニルホスホニウムブロマイド或いはテトラn−ブチルホスホニウムクロライドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項14の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCが第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の組合せとされ、且つ該第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の重量比が0.5から5の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項15の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCとTCPXの重量比が0.01から0.20の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
TCPXと乾燥KFをモル比1:8の比例で混合し、摂氏240度まで加熱し、36時間反応させる。反応液を蒸留して得られた製品(GC分析で1〜4個のFに置換された製品を獲得した:4F 96.04%、3F 3.86%)を第1反応物となす。22.5g(0.093モル)のTCPXと45g(0.77モル)の乾燥KF(モル比1:8.3)を反応瓶中で混合し、更に1.2g(0.011モル)のPTC(テトラメチルアンモニウムクロライド)と35gの第1反応物(TFPX)を加える。反応前サンプルをGC分析(ピークエリア%)し、4F(TFPX)54.4%、3F 2.1%、及びTCPX43.5%を得た。その後、攪拌し摂氏190度まで加熱し21時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)79.2%、3F 0%、2F 2.18%、1F 1.68%及び未反応のTCPX 16.7%であった。27時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)80.9%、3F 0%、2F 2.31%、1F 1.98%及び未反応のTCPX 14.73%であった。44時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)82.2%、3F 0%、2F 3.22%、1F 2.09%及び未反応のTCPX 11.25%であった。
6.08g(0.025モル)のTCPXと12g(0.206モル)の乾燥KF(モル比1:8.2)を反応瓶中で混合し、更に0.3g(0.0007モル)のPTC(テトラフェニルホスホニウムブロマイド)と10.5gの第1反応物(TFPX)を加える。反応前サンプルをGC分析(ピークエリア%)し、4F(TFPX)72.02%、2F 1.03%、及びTCPX26.93%を得た。その後、攪拌し摂氏170度まで加熱し6時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)78.01%、3F 0.45%、2F 12.03%、1F 0.71%及び未反応のTCPX 8.78%であった。22時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)91.21%、3F 0.62%、2F 6.28%、1F 0%及び未反応のTCPX 1.01%であった。
6.03g(0.025モル)のTCPXと12.3g(0.21モル)の乾燥KF(モル比1:8.4)を反応瓶中で混合し、更に第1反応物(クルードTFPX)及びPTC(テトラn−ブチルアンモニウムイオダイド)0.3gを加える。反応前に、混合物サンプルをGC分析(ピークエリア%)し、4F(TFPX)73.17%、3F 0.38%、2F 1.05%、1F 0.29%、及びTCPX24.53%を得た。その後、攪拌し摂氏170度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)79.78%、3F 0.32%、2F 1.82%、1F 1.08%及び未反応のTCPX 16.19%であった。続いて24時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)83.53%、3F 0.33%、2F 1.82%、1F 1.57%及び未反応のTCPX 11.16%及びその他(unidentified products)は約1.5%であった。
20g(0.082モル)のTCPXと40g(0.69モル)の乾燥KF(モル比1:8.4)を反応瓶中で混合し、更に40gのTFPX(第1反応物)と二種PTC(テトラメチルアンモニウムクロライド2g(0.018モル)、テトラフェニルホスホニウムブロマイド2g(0.004モル))を加え、反応瓶中で混合し、混合物を得る。続いて、攪拌し摂氏190度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)94.63%、3F 0%、2F 5.37%、1F 0%及びTCPX 0%であった。この混合物を水洗後、更にエタノールで抽出し、蒸留して純TFPX(b.p.摂氏85度/30mm)51gを得た。生産率は74.8%である。最後に得られた製品を以下のように分析した:
GC分析(varian chrompack capillary column CP7735):single peak
H1 NMR分析:δTMS 7.52ppm(singlet 4H)
δTMS 6.68ppm(triplet 2H)
F19NMR分析:δCFCl3 −111.8ppm(doublet JHF=57cps)
元素分析:C8 H6 F4
20.5g(0.084モル)のTCPXと42g(0.72モル)の乾燥KF(モル比1:8.5)を反応瓶中で混合し、更に該反応瓶中に42gのTFPX(第1反応物)と実施例四の少量の二種PTC(テトラメチルアンモニウムクロライド2g(0.018モル)、テトラフェニルホスホニウムブロマイド1g(0.001モル))を加えて混合し、この混合液を、攪拌し摂氏190度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)88.89%、3F 0%、2F 8.02%、1F 0%及びTCPX 0.99%及びその他(unidentified products)が2.1%であった。8時間反応させたところ、GC分析によると1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)90.74%、3F 1.21%、2F 3.92%、1F 0%及びTCPX 0%及びその他(unidentified products)が4.1%であった。
先ず水洗し更にエタノールでこの混合物を抽出し、蒸留して純TFPX52gを得た。その生産率は66.4%である。
6.0g(0.025モル)のTCPXと12g(0.206モル)の乾燥KF(モル比1:8)を反応瓶中で混合し、更に該反応瓶中に10gの第1反応物(クルードTFPX)と二種PTC(テトラn−ブチルアンモニウムイオダイド0.3g、テトラn−ブチルホスホニウムクロライド0.3g)を加える。反応前サンプルをGC分析(peak
area)し、4F(TFPX)72.11%、3F 0.36%、2F 1.03%、1F 0.25%及びTCPX 26.23%を得た。その後、攪拌し摂氏170度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ、4F(TFPX)86.84%、3F 0.86%、2F 7.32%、1F 0.52%及びTCPX 4.44%を得た。続いて24時間反応させ、サンプルをGC分析したところ、4F(TFPX)95.04%、3F 2.84%、2F 0.39%、1F 0%及びTCPX 0.16%及びその他が1.5%であった。
25g(0.102モル)のTCPXと38g(0.656モル)の乾燥KF(モル比1:6.4)を反応瓶中で混合し、更に該反応瓶中に30gのTFPX(第1反応物)と二種PTC(テトラメチルアンモニウムクロライド2.5g、テトラフェニルホスホニウムブロマイド1.25g)を加え、混合して混合液を得て、攪拌し摂氏170度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)71.33%、3F 0.64%、2F 17.77%、1F 0.71%及び未反応のTCPX 9.54%を得た。続いて21時間反応させ、GC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)91.88%、3F 0.50%、2F 7.61%、及びTCPX 0%であり、TCPXがほぼ完全に転化されたことを示した。
50g(0.205モル)TCPXと100g(1.722モル)乾燥KFをモル比1:8で混合し、更に50gのTFPX(第1反応物)を加え、攪拌し、摂氏170度まで加熱し、22時間反応させた。反応完成後に、GC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、3F 1.29%、2F 1.81%、明らかな4F(TFPX)製品の増加はなかった。このことから分かるように、PTC無添加のフッ化置換反応は、実施例の反応条件(温度、時間)により希望の製品TFPX(4F)を得ることができない。
TCPXと乾燥KFをモル比1:8の比例で混合し、摂氏240度まで加熱し、36時間反応させた。反応完成後に、GC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)20%、3F 3%、2F 40%、2F 32%、及びTCPX 5%であった。
Claims (15)
- テトラクロロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrachloro−p−xylene;TCPX)のテトラフルオロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrafluoro−p−xylene;TFPX)への転化方法であって、
(a)テトラフルオロパラキシレン(TFPX)を包含する第1反応物を提供するステップ、
(b)第1反応物、フッ化塩、テトラクロロパラキシレン(TCPX)及び相転移触媒(PTC)を混合して混合物を形成し、そのうちフッ化塩はKF、CsF、NaF、LiF或いはその組合せとし、該PTCは第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩或いはその組合せとするステップ、
(c)該混合物を加熱し、製品を得るステップ、
を包含したことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。 - 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第1反応物が純TFPX或いはクルードTFPXとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱温度が摂氏130度から250度の間とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱時間が3時間以上とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(d)製品を洗浄するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(e)製品よりTFPXを分離するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、フッ化塩とTCPXのモル比が1から16の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基がC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級アンモニウム塩がテトラメチルアンモニウムクロライド或いはテトラn−ブチルアンモニウムイオダイドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基はC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級ホスホニウム塩がテトラフェニルホスホニウムブロマイド或いはテトラn−ブチルホスホニウムクロライドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCが第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の組合せとされ、且つ該第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の重量比が0.5から5の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
- 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCとTCPXの重量比が0.01から0.20の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
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