JP4541986B2 - テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法 - Google Patents

テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法 Download PDF

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Description

本発明は一種の転化方法に係り、特にテトラフルオロパラキシレン(tetrafluoro−p−xylene;TFPX)の製造に用いられる転化方法に関する。
パリレンポリマー(parylene polymer)は多くの加工上の長所を有し、例えば成膜環境が室温であり、成膜後に残留応力の発生がなく、精密に薄膜堆積の厚さを制御でき、且つパリレンポリマー薄膜は均一で、耐酸耐アルカリで、無色で高い透明度を有し、誘電率が低い特性を有しており、このため広く印刷回路板の電気的隔離、センサ或いは医療機器の湿気防止、及び金属膜の腐蝕防止等に使用されている。現在、フルオロパリレンポリマーは低誘電係数と高融点を具えているため電子と塗料工業の誘電薄膜としての使用に注目が集まっている。
フルオロパリレンポリマー(fluoro parylene polymer)は以下の一般式(1)の構造を有している。
Figure 0004541986
一般には化学気相堆積原理を利用し、真空常温状態下で、製品のコーティングが完成する。パリレンポリマーコーティング後の製品はいずれも非常に良好な腐蝕防止、湿気防止、絶縁保護性能を具え、且つ超薄、透明、ノンピンホールの長所を有する。パリレンポリマーのコーティングは、活性を有するモノマーを物体表面上で重合させるもので、一般に見られる液体コーティングの方法による製造とは異なる。そのコーティング過程では、まずパリレンポリマーの二量体(dimer)を加熱し気化させ、更に高温分解によりパラキリレン(para−xylylene)のモノマーラジカル(monomer radical)となし、最後に重合させてパリレンポリマーとなす。
このほか、フルオロパリレンポリマーの誘電係数はフッ素原子の含有量の増加により下がり、このため現在常用されているフルオロパリレンポリマーはオクタフルオロ−2,2−パラシクロファン(octafluoro−2,2−paracyclophane)とされ、それは以下の一般式(2)の構造を有する。
Figure 0004541986
α,α,α’,α’ テトラフルオロ−p−キシレン(α,α,α’,α’ tetrafluoro−p−xylene;TFPX)は以下の一般式(3)の構造を有し、臭化反応後の製品は上述の二種類の重合物の重要な前駆物質とされる。
Figure 0004541986
しかし、現在テトラフルオロパラキシレン(TFPX)を合成する方法は、非常に高価で、時間がかかり、且つ大量生産が行えない。例えばα,α,α’,α’−テトラクロロ−p−キシレン(α,α,α’,α’−tetrachloro−p−xylene;TCPX)とKFを適当な比例で混合後、クローズ式或いはオープン式反応容器中で温度摂氏約260〜280度で12時間反応させると、TFPX製品を得られる。しかし、その他の溶剤を添加しないため、固相反応に類似し、このため容易に厳重なゲル化結塊問題を発生し、生産率に影響を与え且つ大量生産に用いることができない。その他の典型的な合成方法は、カルボニル基を含有する有機化合物、例えばテレフタルデハイド(terephthaldehyde)とフッ化剤SF4 、MoF6 、DAST、或いはHF/Pyに適当な溶剤及び温度下でフッ化反応させると、比較的高い生産率のTFPXを得られる。しかし、このようなフッ化剤の価格は高価であり、反応設備及び操作条件は比較的厳格で、且つ排ガスと廃液の処理が難しい。このことからこのような方法は大幅にTFPXの製造コストを増すほか、大量生産に不利である。
これにより、現在、TFPXの製造コストを下げて大量生産に有利な、安全で、廉価で、生産率が高いTFPX合成方法が必要とされている。
本発明は一種のテトラクロロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrachloro−p−xylene;TCPX)のテトラフルオロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrafluoro−p−xylene;TFPX)への転化方法を提供し、それは、(a)テトラフルオロパラキシレン(TFPX)を包含する第1反応物を提供するステップ、(b)第1反応物、フッ化塩、テトラクロロパラキシレン(TCPX)及び相転移触媒(PTC)を混合して混合物を形成し、そのうちフッ化塩はKF、CsF、NaF、LiF或いはその組合せとし、該PTCは第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩或いはその組合せとするステップ、(c)該混合物を加熱し、製品を得るステップ、を包含する。
本発明の方法によると、TCPXとフッ化塩のフッ化反応中にPTCを加えて反応に参与させる。これにより、反応時間を短縮し、反応温度を下げ、TFPXの生産率を高めることができる。このほか、反応に結塊現象がなく、大量生産及び産業の応用に有利である。
本発明の方法によると、第1反応物はTFPXを包含する任意の溶液とされうる。これにより、本発明の第1反応物は準TFPXとされるか或いはクルードTFPX(crude TFPX)とされるのがよく、また即ち4F(TFPX;テトラフルオロパラキシレン)、3F(トリフルオロパラキシレン)、2F(ジフルオロパラキシレン)、或いは1F(フルオロパラキシレン)を包含する溶液とされる。以下の一般式(4)、(5)、(6)、(7)の構造はそれぞれ1F、2F、3F、4Fの態様を示す。
Figure 0004541986
Figure 0004541986
Figure 0004541986
Figure 0004541986
並びに、本発明のクルードTFPXは任意の周知の方法で獲得されうるが、好ましくは、TCPX、KFと適量のPTCを混合し、並びに加熱反応により得たクルード物とされる。このクルード物をGC分析すると、TCPXが完全には置換されていないフッ化物(3F、2F、1F)と完全に置換されたフッ化物(4F、即ちTFPX)を包含することが分かる。
本発明の方法中、(c)のステップの加熱温度は摂氏100度以上とし、好ましくは摂氏130度から250度の間とする。本発明の方法中、(c)のステップの加熱反応時間は3時間以上とし、好ましくは3から36時間とする。本発明の方法によると、選択的に更に(d)製品を洗浄し、好ましくは水洗するステップ、を包含しうる。且つ本発明の方法によると選択的に、(e)蒸留によりTFPXを分離するステップ、を包含しうる。本発明の方法によると、フッ化塩とTCPXのモル比は1から16の間とし、好ましくは4から8の間とする。
本発明の方法によると、使用するPTCは第4級アンモニウム塩となし得て、それは以下の一般式(8)の構造を有する。
Figure 0004541986
そのうち、XはCl、Br或いはIとし、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基、或いはその組合せとし、これらアルキル基はC1 からC8 のアルキル基とするのがよい。これにより、本発明の第4級アンモニウム塩のR1、R2 、R3 、R4 は同じアルキル基或いは異なるアルキル基となしうる。この第4級アンモニウム塩は(CH34 NCl、(C494 NBr、或いは(C817)(CH33 NBrとなしうる。或いはこの第4級アンモニウム塩は、R1 、R2 、R3 を同じアルキル基、R4 をアリル基となし得うる。この第4級アンモニウム塩は、(C654 (CH33 NCl、PhCH2 N(CH33 Br、或いはPhN(CH33 Brとなしうる。
本発明の方法中、使用するPTCは第4級ホスホニウム塩となし得て、それは以下の一般式(9)の構造を有する。
Figure 0004541986
そのうち、XはCl、Br或いはIとし、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基、或いはその組合せとし、これらアルキル基はC1 からC8 のアルキル基とするのがよい。これにより、本発明の第4級ホスホニウム塩のR1、R2 、R3 、R4 は同じアルキル基、同じアリル基、異なるアルキル基、異なるアリル基となしうる。この第4級ホスホニウム塩は(PH)4 PBr、(C494 PBr、或いは(Ph)3 CPPh3 Clとなしうる。
本発明の方法中、PTCは第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩或いはその組合せと成し得て、このましくは第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の組合せとし、そのうちこの第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の重量比は0.5から5の間とし、好ましくは1から2.5の間とする。
請求項1の発明は、テトラクロロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrachloro−p−xylene;TCPX)のテトラフルオロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrafluoro−p−xylene;TFPX)への転化方法であって、
(a)テトラフルオロパラキシレン(TFPX)を包含する第1反応物を提供するステップ、
(b)第1反応物、フッ化塩、テトラクロロパラキシレン(TCPX)及び相転移触媒(PTC)を混合して混合物を形成し、そのうちフッ化塩はKF、CsF、NaF、LiF或いはその組合せとし、該PTCは第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩或いはその組合せとするステップ、
(c)該混合物を加熱し、製品を得るステップ、
を包含したことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項2の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第1反応物が純TFPX或いはクルードTFPXとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項3の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱温度が摂氏130度から250度の間とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項4の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱時間が3時間以上とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項5の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(d)製品を洗浄するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項6の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(e)製品よりTFPXを分離するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項7の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、フッ化塩とTCPXのモル比が1から16の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項8の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級アンモニウム塩が以下の一般式(8)の構造を有し、
Figure 0004541986

そのうち、XはCl、Br或いはIとされ、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基、或いはその組合せとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項9の発明は、請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基がC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項10の発明は、請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級アンモニウム塩がテトラメチルアンモニウムクロライド或いはテトラn−ブチルアンモニウムイオダイドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項11の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級ホスホニウム塩が以下の一般式(9)の構造を有し、
Figure 0004541986

そのうち、XはCl、Br或いはIとされ、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基、或いはその組合せとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項12の発明は、請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基はC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項13の発明は、請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級ホスホニウム塩がテトラフェニルホスホニウムブロマイド或いはテトラn−ブチルホスホニウムクロライドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項14の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCが第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の組合せとされ、且つ該第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の重量比が0.5から5の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
請求項15の発明は、請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCとTCPXの重量比が0.01から0.20の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法としている。
本発明の方法によると、TCPXとフッ化塩のフッ化反応中にPTCを加えて反応に参与させる。これにより、反応時間を短縮し、反応温度を下げ、TFPXの生産率を高めることができる。このほか、反応に結塊現象がなく、大量生産及び産業の応用に有利である。
実施例一:TFPX製造−単一PTC
TCPXと乾燥KFをモル比1:8の比例で混合し、摂氏240度まで加熱し、36時間反応させる。反応液を蒸留して得られた製品(GC分析で1〜4個のFに置換された製品を獲得した:4F 96.04%、3F 3.86%)を第1反応物となす。22.5g(0.093モル)のTCPXと45g(0.77モル)の乾燥KF(モル比1:8.3)を反応瓶中で混合し、更に1.2g(0.011モル)のPTC(テトラメチルアンモニウムクロライド)と35gの第1反応物(TFPX)を加える。反応前サンプルをGC分析(ピークエリア%)し、4F(TFPX)54.4%、3F 2.1%、及びTCPX43.5%を得た。その後、攪拌し摂氏190度まで加熱し21時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)79.2%、3F 0%、2F 2.18%、1F 1.68%及び未反応のTCPX 16.7%であった。27時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)80.9%、3F 0%、2F 2.31%、1F 1.98%及び未反応のTCPX 14.73%であった。44時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)82.2%、3F 0%、2F 3.22%、1F 2.09%及び未反応のTCPX 11.25%であった。
実施例二:
6.08g(0.025モル)のTCPXと12g(0.206モル)の乾燥KF(モル比1:8.2)を反応瓶中で混合し、更に0.3g(0.0007モル)のPTC(テトラフェニルホスホニウムブロマイド)と10.5gの第1反応物(TFPX)を加える。反応前サンプルをGC分析(ピークエリア%)し、4F(TFPX)72.02%、2F 1.03%、及びTCPX26.93%を得た。その後、攪拌し摂氏170度まで加熱し6時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)78.01%、3F 0.45%、2F 12.03%、1F 0.71%及び未反応のTCPX 8.78%であった。22時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)91.21%、3F 0.62%、2F 6.28%、1F 0%及び未反応のTCPX 1.01%であった。
実施例三:TFPX製造
6.03g(0.025モル)のTCPXと12.3g(0.21モル)の乾燥KF(モル比1:8.4)を反応瓶中で混合し、更に第1反応物(クルードTFPX)及びPTC(テトラn−ブチルアンモニウムイオダイド)0.3gを加える。反応前に、混合物サンプルをGC分析(ピークエリア%)し、4F(TFPX)73.17%、3F 0.38%、2F 1.05%、1F 0.29%、及びTCPX24.53%を得た。その後、攪拌し摂氏170度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)79.78%、3F 0.32%、2F 1.82%、1F 1.08%及び未反応のTCPX 16.19%であった。続いて24時間反応させてGC分析して得られた1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)83.53%、3F 0.33%、2F 1.82%、1F 1.57%及び未反応のTCPX 11.16%及びその他(unidentified products)は約1.5%であった。
実施例四:TFPX製造−二種PTC
20g(0.082モル)のTCPXと40g(0.69モル)の乾燥KF(モル比1:8.4)を反応瓶中で混合し、更に40gのTFPX(第1反応物)と二種PTC(テトラメチルアンモニウムクロライド2g(0.018モル)、テトラフェニルホスホニウムブロマイド2g(0.004モル))を加え、反応瓶中で混合し、混合物を得る。続いて、攪拌し摂氏190度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)94.63%、3F 0%、2F 5.37%、1F 0%及びTCPX 0%であった。この混合物を水洗後、更にエタノールで抽出し、蒸留して純TFPX(b.p.摂氏85度/30mm)51gを得た。生産率は74.8%である。最後に得られた製品を以下のように分析した:
GC分析(varian chrompack capillary column CP7735):single peak
1 NMR分析:δTMS 7.52ppm(singlet 4H)
δTMS 6.68ppm(triplet 2H)
19NMR分析:δCFCl3 −111.8ppm(doublet JHF=57cps)
元素分析:C864
Figure 0004541986
実施例五:TFPX製造−PTC用量減少
20.5g(0.084モル)のTCPXと42g(0.72モル)の乾燥KF(モル比1:8.5)を反応瓶中で混合し、更に該反応瓶中に42gのTFPX(第1反応物)と実施例四の少量の二種PTC(テトラメチルアンモニウムクロライド2g(0.018モル)、テトラフェニルホスホニウムブロマイド1g(0.001モル))を加えて混合し、この混合液を、攪拌し摂氏190度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)88.89%、3F 0%、2F 8.02%、1F 0%及びTCPX 0.99%及びその他(unidentified products)が2.1%であった。8時間反応させたところ、GC分析によると1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)90.74%、3F 1.21%、2F 3.92%、1F 0%及びTCPX 0%及びその他(unidentified products)が4.1%であった。
先ず水洗し更にエタノールでこの混合物を抽出し、蒸留して純TFPX52gを得た。その生産率は66.4%である。
実施例六:TFPX製造−PTC用量減少
6.0g(0.025モル)のTCPXと12g(0.206モル)の乾燥KF(モル比1:8)を反応瓶中で混合し、更に該反応瓶中に10gの第1反応物(クルードTFPX)と二種PTC(テトラn−ブチルアンモニウムイオダイド0.3g、テトラn−ブチルホスホニウムクロライド0.3g)を加える。反応前サンプルをGC分析(peak
area)し、4F(TFPX)72.11%、3F 0.36%、2F 1.03%、1F 0.25%及びTCPX 26.23%を得た。その後、攪拌し摂氏170度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ、4F(TFPX)86.84%、3F 0.86%、2F 7.32%、1F 0.52%及びTCPX 4.44%を得た。続いて24時間反応させ、サンプルをGC分析したところ、4F(TFPX)95.04%、3F 2.84%、2F 0.39%、1F 0%及びTCPX 0.16%及びその他が1.5%であった。
実施例七:TFPX製造−フッ化剤KF用量減少
25g(0.102モル)のTCPXと38g(0.656モル)の乾燥KF(モル比1:6.4)を反応瓶中で混合し、更に該反応瓶中に30gのTFPX(第1反応物)と二種PTC(テトラメチルアンモニウムクロライド2.5g、テトラフェニルホスホニウムブロマイド1.25g)を加え、混合して混合液を得て、攪拌し摂氏170度まで加熱し5時間反応させ、更にGC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)71.33%、3F 0.64%、2F 17.77%、1F 0.71%及び未反応のTCPX 9.54%を得た。続いて21時間反応させ、GC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)91.88%、3F 0.50%、2F 7.61%、及びTCPX 0%であり、TCPXがほぼ完全に転化されたことを示した。
比較例一:TFPX製造−PTC無添加
50g(0.205モル)TCPXと100g(1.722モル)乾燥KFをモル比1:8で混合し、更に50gのTFPX(第1反応物)を加え、攪拌し、摂氏170度まで加熱し、22時間反応させた。反応完成後に、GC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、3F 1.29%、2F 1.81%、明らかな4F(TFPX)製品の増加はなかった。このことから分かるように、PTC無添加のフッ化置換反応は、実施例の反応条件(温度、時間)により希望の製品TFPX(4F)を得ることができない。
比較例二:固相反応によるTFPX製造−PTCと第1反応物無添加
TCPXと乾燥KFをモル比1:8の比例で混合し、摂氏240度まで加熱し、36時間反応させた。反応完成後に、GC分析したところ、1〜4個のFに置換された製品は、4F(TFPX)20%、3F 3%、2F 40%、2F 32%、及びTCPX 5%であった。
以上から分かるように、周知の方法(比較例二参照)は、直接TCPXとフッ化塩を反応させて、TCPXの四つの塩素原子をフッ化置換してフッ素原子となす。しかし、比較例二の実験結果から明らかであるように、比較例二の製品をGC分析すると、20%の完全置換製品TFPX(4F)しか得られず、残りは75%の不完全転換のフッ素置換物(3F、2F、1F)、及び5%の未反応物TCPXであった。即ち、周知の方法によるTFPXの生産率は低い。且つ厳重なゲル化結塊の問題を有し、大量生産に応用できず、更にパリレンポリマーの製造に用いることが難しい。比較すると、本発明の方法はPTCを加えたことで、大幅にTCPXをフッ化してTFPXとなすことができ、TFPXの生産率を大幅に高めることができる。特に二種PTCを加えて反応させると、そのフッ化置換反応の効果は更に良好となり、実施例四の5時間反応させた製品をGC分析したところ、フッ素原子含有の有機化合物TCPXはほぼ完全(94%)にTFPX(4F)に転換され、一部フッ化置換物2Fは5%であり、生産率は明らかに向上された。且つ二種PTCを加えた時の反応時間は5時間にまで短縮可能である。これにより、本発明はTCPXのTFPXへの変換比例上の進歩性を具備するのみならず、反応温度を明らかに下げ、反応時間を短縮できる。このほか、本発明の第1反応物は溶剤となし得て、反応に結塊形成の恐れがなく、これにより本発明は大量生産に有利であり、優良な産業上の利用性を具えている。
上述の実施例は本発明の説明の為に提示されたものであって、本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明の権利範囲は上述の実施例ではなく特許請求の範囲の記載に準じるものとする。

Claims (15)

  1. テトラクロロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrachloro−p−xylene;TCPX)のテトラフルオロパラキシレン(α,α,α’,α’−tetrafluoro−p−xylene;TFPX)への転化方法であって、
    (a)テトラフルオロパラキシレン(TFPX)を包含する第1反応物を提供するステップ、
    (b)第1反応物、フッ化塩、テトラクロロパラキシレン(TCPX)及び相転移触媒(PTC)を混合して混合物を形成し、そのうちフッ化塩はKF、CsF、NaF、LiF或いはその組合せとし、該PTCは第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩或いはその組合せとするステップ、
    (c)該混合物を加熱し、製品を得るステップ、
    を包含したことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  2. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第1反応物が純TFPX或いはクルードTFPXとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  3. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱温度が摂氏130度から250度の間とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  4. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(c)のステップの加熱時間が3時間以上とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  5. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(d)製品を洗浄するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  6. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、(e)製品よりTFPXを分離するステップ、を更に包含することを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  7. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、フッ化塩とTCPXのモル比が1から16の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  8. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級アンモニウム塩が以下の一般式(8)の構造を有し、
    Figure 0004541986

    そのうち、XはCl、Br或いはIとされ、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基或いはその組合せとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  9. 請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基がC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  10. 請求項8記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級アンモニウム塩がテトラメチルアンモニウムクロライド或いはテトラn−ブチルアンモニウムイオダイドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  11. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級ホスホニウム塩が以下の一般式(9)の構造を有し、
    Figure 0004541986

    そのうち、XはCl、Br或いはIとされ、R1 、R2 、R3 、R4 はアルキル基、アリル基、フェニル基或いはベンジル基、或いはその組合せとされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  12. 請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、アルキル基はC1 からC8 のアルキル基とされることを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  13. 請求項11記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、第4級ホスホニウム塩がテトラフェニルホスホニウムブロマイド或いはテトラn−ブチルホスホニウムクロライドとされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  14. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCが第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の組合せとされ、且つ該第4級アンモニウム塩と第4級ホスホニウム塩の重量比が0.5から5の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
  15. 請求項1記載のテトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法において、PTCとTCPXの重量比が0.01から0.20の間とされたことを特徴とする、テトラクロロパラキシレンのテトラフルオロパラキシレンへの転化方法。
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