JP4541200B2 - 電源制御回路及び電源制御回路の制御方法。 - Google Patents

電源制御回路及び電源制御回路の制御方法。 Download PDF

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Description

本発明は電源制御回路及び電源制御回路の制御方法に係り、特に活線挿抜(所謂ホットプラグ)型のボード状モジュールに設けられる電源制御回路及びその制御方法に関する。
例えばボード状の多数の光モジュールを挿入してなる光通信装置等においては、当該光通信装置がその機能上常時稼働であることから、各光モジュールの交換等は活線状態で行われる。
このような光モジュール活線挿抜において、当該光モジュールを光通信装置本体に挿入する際、当該光モジュールを起動するため、挿入と同時に電源電流が供給される。しかしながらその際に光モジュール側の回路インピーダンスとの関係から大きな突入電流が流れた場合、それに伴って当該光通信装置内に大きな電圧降下が生ずることになり、装置内の他のモジュール等の動作に影響が生ずることとなる。
即ち上記電圧降下による電源変動の結果、装置内の他のモジュールの安定的な動作が確保できなくなってしまう場合がある。このような状況を防止するため、光モジュールを挿入したときの突入電流を一定の範囲内に制御する必要がある。
他方、このような通信装置には、電源雑音の導入を防止する目的で電源ラインにコンデンサを接続することが行われる。しかしながら雑音防止効果向上の目的でこの電源雑音防止用のコンデンサの容量値を大きくした場合、上記モジュールの活線挿抜時に生ずる突入電流が増加する傾向にある。このため、電源雑音防止用のコンデンサの容量値を低く抑えながら電源雑音耐力を向上させる必要があった。
このような課題解決のため、従来、フィードフォワード制御により突入電流を打消す方向に電流を流す制御、電源ラインに挿入した抵抗体の抵抗値をある減少率で減らしていく制御等が提案されている。
しかしながらこのような方法においては、ボード挿入時の光モジュールの起動に要する時間が長くなる、モジュール内の回路動作との関係等により活線挿入の際に実際に生ずると考えられる突入電流のばらつきが大きい場合に対応できない等の問題点があった。
特開平07−143736号公報 特開平08−30341号公報 特開昭63−200614号公報 特開平07−302142号公報
本発明はこのような問題点に鑑み、雑音防止用のコンデンサの容量値を大きくした場合であっても十分に活線挿入時の突入電流を抑制可能とし、又、モジュール内の回路動作との関係等に関わらず活線挿入時に負荷回路に供給される電源電流の増加率(単位時間当たりの増加量を言う。以下同様)を一定に保つことを可能とすることにより、光モジュールが挿入される装置本体側の突入電流基準を満足すると共に、装置本体側のモジュールの起動完了時間の基準をも満足することが可能な電源制御回路及び電源制御回路の制御方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、導通量が制御可能な構成とされ負荷回路に電源電流を導通する導通手段或いはインピーダンスが制御可能な構成とされ負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されるインピーダンス挿入手段と、負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、電流変化率検出手段により検出された電源電流の変化率に応じて導通手段の導通量を或いはインピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電源電流変化率が大きいほど導通手段の導通量の増加率或いはインピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率(単位時間当たりの減少量を言う。以下同様)を減少させるフィードバック制御を実施する構成とした。
このように、本発明では電源電流の変化率を検出し、その検出結果により導通手段の導通量或いはインピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する。そしてその際、電源電流の変化率が大きいほど導通手段の導通量の増加率或いはインピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施することにより、負荷回路の回路動作との関係等によらず負荷回路に供給される電源電流の増加率を一定に保つことが可能となる。
このように本発明によれば負荷回路の回路動作との関係等によらず負荷回路に供給される電源電流の増加率を一定に保つことが可能となるため、負荷回路側の設けた雑音防止用のコンデンサの容量値を大きくした場合であっても十分に活線挿入時の突入電流を抑制可能である。
又、負荷回路の回路動作との関係等によらず活線挿入時に負荷回路に供給される電源電流の増加率を一定に保つことを可能となるため、モジュールの挿入対象である装置本体側の突入電流の基準を満足すると共に、同装置本体側のモジュールの起動完了時間に対する基準も満足し得る電源制御回路を提供することができる。
以下に説明する本発明の実施例1の構成によれば上記の如くフィードバック制御によりモジュールの活線挿入時の突入電流の増加量を一定に保つことが可能なため、モジュールの活線挿入時に当該モジュールが起動するのに要される起動時間や突入電流のばらつきの抑制が可能であり、起動時間の短縮も可能となる。
又、本発明の実施例2の構成によれば、電源電流の変化を電源ラインに挿入する抵抗によって検出する場合に、その抵抗における電圧降下による電源電圧の低下の防止のため、電源ラインにトランスを挿入する構成を適用している。その結果、原理的に電圧降下を無くすことができる。
又、本発明の実施例3の構成によれば、上記同様電源電流の変化を電源ラインに挿入する抵抗によって検出する場合に、その抵抗における電圧降下による電源電圧の低下の防止のため、電源起動動作の完了を検出し、電源起動動作を完了後に電源電流検出用抵抗に並列に接続した回路のインピーダンスを下げるようにした。その結果、電源電流検出用抵抗における電圧降下による電源電圧の低下を原理上無くすことが可能となる。
又、本発明の実施例4の構成によれば、このような電源制御回路の制御に係る部分をマイクロプロセッサで構成することにより、当該回路の回路規模の縮小を図ることが可能となる。
又、モジュール活線挿入時の突入電流を抑えるために電源ラインに接続する容量値をできるだけ小さくする必要があるが、その場合数100kHz程度以下の周波数に対する電源雑音耐力が確保できなくなるという問題が生じる。本発明の実施例4の構成によれば、負荷回路の電源雑音をアクティブに減衰する要に制御を行う構成を設けることにより所要の電源雑音耐力を確保することができる。
以下、各実施例につき、図と共に詳細に説明する。
図1は本発明の原理図であり、図2は本発明の実施例1としての電源制御回路の回路図である。
図1において、11は電源電流を検出するための電源電流検出部であり、12は電源電流を可変するための電源電流可変部であり、13は上記電源電流検出部11で検出された電源電流が所定の傾きで増加するように、即ち一定の増加率を保つように電源電流可変部12を制御するための電流変化量一定制御部である。
これら電源電流検出部11、電源電流可変部12及び電流変化量一定制御部13により本発明による電源制御回路が構成される。又、図1中、200は、この電源制御回路により電源が制御されて供給される負荷回路である。又、図1中、100は装置本体の電源部である。
上記電源制御回路及び負荷回路200を有するボード状の光モジュール300−1が装置本体の所定のスロットに挿入されることにより、光モジュール300−1の電源端子が本体電源部100に通ずる装置本体の電源端子と接続される。その結果本体電源部100から光モジュール300−1の負荷回路200に対し、上記電源制御回路を介して電源電流が供給されることになる。
この光モジュール300−1は所謂ホットプラグ構成とされ、装置本体が活線状態で装置本体の上記スロットに対し挿抜され得る構成とされている。
尚、装置本体には上記光モジュール300―1が挿入されるスロット以外にも同様の多数のスロットが設けられており、それらには当該光モジュール300−1同様の或いはこれとは異なる機能を有する他の光モジュール300−2等が、上記同様活線状態で挿抜され得る構成とされている。
尚、図14等と共に後述する如く、当該装置本体は、例えば光通信装置であり、上記光モジュール300−1,300−2,...等は、当該光通信装置が光通信を行う多数の光通信回線のそれぞれに対して設けられ、各回線についての光信号を送受信する機能を有するものとする。
図2中、R21は電源電流検出用の抵抗であり、22は2入力の電位差を増幅または減衰させた上で所定の基準電位にシフトさせるための回路であり、23は微分回路であり、B24は基準電位Vrefを発生させるための回路であり、A25は差動増幅器であり、26は時定数回路(積分回路)であり、Tr27は電源電流を可変するためのトランジスタである。
これらの構成のうち、電源電流検出回路21及び電圧シフト部22は図1の電源電流検出部11に対応し、微分回路23、差動増幅器A25、基準電圧源回路B24及び時定数回路26は電流値一定制御部13に対応し、トランジスタTr27は電源電流可変部12に対応する。
又、上記電圧シフト回路22は図示の如く、演算増幅器A22,及び各抵抗R22−1,R22−2,R22−3,R22−4よりなり、反転増幅回路を構成している。
上記微分回路23は、コンデンサC23及び抵抗R23がL形に接続された回路よりなる。又上記時定数回路(積分回路)26は、コンデンサC26及び抵抗R26がL形に接続された回路よりなる。
図2の構成において、電源ラインに挿入された抵抗R21よりなる電源電流検出回路21は本体電源100から負荷回路200に供給される電源電流を対応する電圧量に変換する。そして電圧シフト回路22の演算増幅器A22では、電源電流に対応する電圧量を反転増幅する。
尚、ここで、本体電源100から負荷回路200に対し供給される電源電流が大きいほど上記抵抗R21による電圧降下量が大きくなり、その結果演算増幅器A22の反転入力端子に印加される電圧は小さくなる。また、上記の如く電圧シフト回路22は反転増幅回路を構成している。従って、演算増幅器A22の反転入力端子に印加される電圧が小さい程、そこで反転増幅された出力値は大きくなり、結果的には本体電源100から負荷回路200に対し供給される電源電流が大きいほど電圧シフト回路22の出力電圧は高くなることになる。
図3は図2の回路構成における各部分の電圧値を示す波形図である。図示の如く、光モジュール300−1の装置本体に対する挿入時(以下単に「ボード挿入時」と称する)、電源ラインの電圧V21はステップ状に上昇する。しかしながらボード挿入時にはトラジスタTr27はオフ状態となっており、高インピーダンス状態であるため非導通状態である。したがってボード挿入時には電源電流は殆ど流れない。
このトランジスタTr27としてはゲート−ソース間電位差がゼロの際にはオフ状態となる形式のものが適用されており、又、そのゲート−ソース間に接続された時定数回路26のコンデンサC26はボード挿入時には非充電状態である。その結果、トランジスタTr27のゲート−ソース間の電位差はゼロであり、その結果上記の如くオフ状態である。
その結果上記の如く電源ライン電圧V21が上記の如くステップ状に上昇しても、そこを流れる電源電流は当初ゼロのままである。しかしながら上記電源ラインに対する電源電圧の印加により上記時定数回路26のコンデンサC26の充電が開始され、その結果、上記電源電流は若干量流れることになる。その電流量が電源電流検出回路である抵抗21により電圧量に変換され、これが電圧シフト回路22によって基準電位レベルにシフトされた後微分回路23に印加される。
このように電源電流を電圧量に変換した後、電圧シフト部22にて、抵抗R21により得られた電位差を基準電位Voを基準とした電位に変換する。
その後、微分回路23による微分によって得られた電位は差動増幅器A25において基準電位Vrefと比較される。微分回路23の機能により、差動増幅器A27において基準電位Vrefと比較される電位V23は、電源電流に対応する電位V22の変化率を表すことになる(図3参照)。したがって、この電位V23を一定に保つような制御を行うことにより電源電流の増加率を一定に保つことが可能となる。
即ち、上記電位V23が一定に保たれると差動増幅器A25の出力電位も一定に保たれ、その結果時定数回路26のコンデンサC26に印加される電圧が一定に保たれる。その結果、当該コンデンサC26に対する充電量(充電速度)が一定に保たれる。
その結果トランジスタTr27のゲート電位V25が一定の減少率で減少することとなり(図3参照)、もってそのゲート−ソース間の電位差(即ちコンデンサC26の端子電圧(V21−V25))が一定の増加率で増加する。その結果、トランジスタTr27のインピーダンスが一定の減少率で減少する。したがってその間、トランジスタTr27を流れて負荷回路200に供給される電源電流も一定の増加率で増加することとなる(図3中、V22)。
尚、電源電流の増加率が所定の値を超え、その結果電源電流の増加率を表す上記電位V23が基準電位Vrefを超えた場合、差動増幅器A25の出力電位が上昇することとなる。その結果時定数回路26のコンデンサC26に印加される電圧が減少し、その結果その充電速度が低下する。その結果トランジスタTr27のゲート−ソース間の電位差の上昇率が低下し、当該トランジスタTr27のインピーダンスの減少率が低下することとなる。その結果電源電流の増加率が減少する。
このようなフィードバック制御がなされることにより、上記の如く本体電源100から負荷回路200に供給される電源電流の増加率が一定に保たれることとなる。同様に図3の電位V26として示される如く、負荷回路200に印加される電源電圧も一定の割合で増加することとなる。これは、トランジスタTr27のインピーダンスが上記の如く一定の割合で減少する結果、本体電源100の電源電圧に対するトランジスタTr27による電圧降下分が一定の減少率で減少するためである。
又、このようにして負荷回路200に印加される電源電圧V26が上昇した結果本体電源100に直接結合された電源電位V21と等しくなり、電源起動動作が完了することとなる。その時点でトランジスタTr27は飽和導通状態に達し、それ以上ゲート−ソース間の電位差が増加してもインピーダンスの変化はほとんど無い。
その結果、これ以降負荷回路200に供給される電源電流は一定に保たれることになる(図3中、V22)。その結果、微分回路23の出力電位V23はゼロとなり、その結果差動増幅器A25の出力電位が低下する。このため、トランジスタTr27のゲート電位V25は図3に示される如く低下する。その結果トランジスタTr27のゲート−ソース間電位差は更に増加するが、上記の如くトランジスタTr27は既に飽和導通状態に達しているため、インピーダンスの更なる減少は殆どなく、もって電源電流も殆ど変化しない(図3,V22)。
このように本実施例では本体電源100から負荷回路200に供給される電源電流の増加率を監視し、これを一定にするようにフィードバック制御を行う。その結果、負荷回路200側の状態にかかわらず、負荷回路200の端子電圧V26が本体電源100の電源電圧V21に達するまで一定の電源電流増加率が維持される。その結果、負荷回路200の回路動作等によらず、当該光モジュール300−1のボード挿入時の起動に要する時間を一定に制御することが可能となる。
その結果、負荷回路200側に電源雑音防止用のコンデンサを接続した場合でありその容量値を大きくしてより高い雑音防止効果を目指すような場合であっても、それによってボード挿入時の突入電流が影響を受けることはない。したがって、雑音防止用コンデンサの容量値決定の自由度が向上する。
又当該光モジュール300−1のボード挿入時の電源起動動作における電源電流の増加率を一定に制御可能なことから、突入電流を効果的に抑制可能となり、もって装置本体内の他の回路の動作に対する影響を確実に規定の範囲内に収めることが可能となる。
即ち実施例1では、従来電流の増加量をフィードフォワード的に制御していたのに対して電流の増加率が一定になるようにフィードバックにより制御する構成としたため、電流増加率を所定の範囲内に抑えつつ、高速での起動が可能となる。
また、負荷回路200の回路動作等による非線形な電源電流の増加(回路内のリセット解除時などによる)にも対応が可能となる。例えば最終的に1A程度流す場合の電源ラインの突入電流の規格が50mA/msの場合、これまでの方法では1s程度を要していた。しかしながら本発明の実施例によれば理論上この起動時間を20msに抑えることが可能となり、各種変動を考慮しても100ms以内に起動することが可能となる。
図4は、本発明の実施例2による電源制御回路の回路図を示す。
図4中、T31は電源電流の変化を検出する電源電流変化率検出回路としてのトランスであり、Tr32は電源電流を可変する電源電流可変回路としてのトランジスタであり、A33は差動増幅器であり、34は電流を電圧に変換する電流電圧変換回路であり、B35は基準電圧を発生させるための基準電圧源回路であり、36は時定数回路である。
これらの構成のうち、トランスT31及び電流電圧変換回路34は図1の電源電流検出部11に対応し、差動増幅器A33、基準電圧源回路B35及び時定数回路36は電流値一定制御部13に対応し、トランジスタTr32は電源電流可変部12に対応する。
又、上記電流電圧変換回路34は、抵抗R34とコンデンサC34との並列回路よりなり、上記時定数回路(積分回路)36は、コンデンサC36及び抵抗R36がL形に接続された回路よりなる。
図4の構成において、トランスT31によって本体電源100から負荷回路200に供給される電源電流の変化量を、これに対応する電流量として取り出す。そしてこれを電流電圧変換回路34で電圧量に変換する。そして、この電圧を一定とするべく、差動増幅器A33にて、基準電圧源回路B35により発生される基準電圧Vrefと比較する。そしてその比較結果としての差動増幅出力電位を時定数回路36に印加する。このようにして本体電源100から負荷回路200へ供給される電源電流の増加率を一定に保つ。
図5は、図4の回路における各部の電圧値の波形図を示す。
実施例2の回路は基本的には上述の実施例1の回路と同様の機能を有する。図4の回路構成中、差動増幅器A33,積分回路36及びトランジスタTr32の回路は図1の回路構成における差動増幅器A25,積分回路26及びトランジスタTr27の回路と同様の構成とされ、同様の機能を有する。
即ち図4の回路では、トランスT31を介して取り出された電源電流量変化率が電流電圧変換回路34によって電位V33に変換され、これが差動増幅器A33にて基準電位Vrefと比較される。その比較の結果、電源電流量に対応する電位V33が基準電位Vrefを超えた際には実施例1の場合同様時定数回路36のコンデンサC36の充電速度が低下され、もってトランジスタTr32のインピーダンスの減少速度が低下される。その結果当該トランジスタTr32を流れて負荷回路200に供給される電源電流の増加率が減少される。
このようなフィードバック制御により、上述の実施例1同様、負荷回路200側の状況によらず、本体電源100から負荷回路200へ供給される電源電流を一定の増加率で増加させることが可能となる。
尚、実施例2の場合、実施例1の場合と比較するに、実施例1では電源電流検出のために電源ラインに抵抗R21を挿入していたのに対し、実施例2では電源電流変化率検出のためのトランスT31を挿入している。その結果、実施例1において発生する当該抵抗R21による電力消費及び電圧降下を原理上無くすことが可能となり、もって電源の有効利用が可能となる。
図6は本発明の実施例3による電源制御回路の回路図である。
図6中、41は電圧シフト回路であり、42はヒステリシス付のコンパレータであり、Tr43は抵抗R21に並列に設けられ、そのインピーダンスの高低(H/L)を切替えるためのスイッチ回路としてのトランジスタである。このトランジスタTr43は、そのゲート電位が低電位の間オフ状態となり、高電位となるとオン状態となる構成を有する。
上記電圧シフト回路41は、ツエナダイオードZ41及び抵抗R41との直列回路よりなり、コンパレータ42は演算増幅器A42及び抵抗R42−1,R42−2よりなる。
また、V47は、負荷回路200に供給される電圧V46をツエナダイオードZ41にてツエナ電圧Vz分シフトした電圧であり、V45は電源起動制御用電圧(即ち、トランジスタTr27のゲート電位)であり、V46は負荷回路200に供給される電源電圧である。
それ以外の回路構成、即ち、電源電流検出用抵抗R21,電圧シフト回路22,微分回路23,基準電圧源回路B24,差動増幅器A25、時定数回路26及びトランジスタTr27は、夫々上述の実施例1の構成、即ち図2の構成と同様であり、その機能も同様であり、その説明を省略する。
図7(a)は上述の図3に対応する、図6の回路構成の各部の電位の波形図である。図6の回路動作は基本的には図2の回路構成の回路動作と同様であるため、図7(a)の内容は図3と同様であり、その説明を省略する。
図6の回路構成において、実施例1の動作説明の際に説明した動作と同様の動作がなされる(図7(a)参照)。その間図7(a)に図示の如く、負荷回路200に印加される電位V46は一定の増加率で上昇する。尚、電源電流検出用抵抗R21と並列に接続されたトランジスタTr43は、そのゲートにコンパレータ42の出力電位が接続されている。そして、コンパレータ42の非反転入力端子に印加される電位V47が、その反転入力端子に印加される電位V45より低い間はコンパレータ42の出力電位は低電位となる。その結果トランジスタTr43はオフ状態を維持することとなる。
図7(b)は、図7(a)の波形図中、トランジスタTr27のゲート電位V45及び負荷回路200に印加される電源電位V46を示す。更に電位V46からツエナダイオードZ41のツエナ電圧Vz分降下された電位V47を併せて示す。
図6の回路構成において電源起動動作中、即ち負荷回路200に印加される電位V46が本体電源100の電源電位V41に達するまでの間、図3と共に行った動作説明で説明した如く、トランジスタTr27のゲート電位V45は比較的高電位状態にある。もってその間、電位V45は、負荷回路200に印加される電源電位V46からツエナ電圧Vz分降下した電位V47よりも高い状態にある(図7(b)参照)。
その結果、その間はコンパレータ42の出力は低電位状態にあり、電源電流検出用抵抗R21と並列に接続されたトランジスタTr43のゲート電位は低電位とされ、もって当該トランジスタTr43はオフ状態となっている。したがって抵抗R21は有効となり、実施例1の説明において説明した如くの電源電流検出機能を果たす。
他方電源起動動作終了後、即ち、負荷回路200に印加される電源電圧V46が本体電源の電源電圧V41に到達した後、トランジスタTr27のゲートに印加される電位V45は、図7(a)、(b)に示す如く急激に低下することになる。
電圧シフト回路41では、このようにトランジスタTr27のゲートに印加される電位V45が低下した結果負荷回路200に供給される電源電圧V46からツエナ電圧Vz分低い電位V47よりも低下したことを検出する(図7(b)参照)。即ち、V45がV47以下に低下するとコンパレータ42は反転し、その結果その出力電位は上昇する。その結果、電源電流検出用抵抗R21と並列に接続されたトランジスタTr43のゲートに印加される電位が上昇する。その結果トランジスタTr43がオン状態となり、電源電流検出用抵抗R21は実質的に当該トランジスタTr43によりバイパスされることになる。
実施例3ではこのようにして電源起動動作が完了した後には電源電流検出用抵抗R21はバイパス状態とされる。その結果当該抵抗R21による電力消費及び電圧降下が無くなる。したがって実施例1同様に電源起動動作中は電源電流の増加率を一定に保つことが可能であると共に、電源の有効利用が可能となる。
図8は本発明の実施例4の回路構成図である。又、図9は実施例4の、電源起動動作に係る動作フローチャートを示す図である。
図8中、MP71はADC(アナログデジタルコンバータを言う。以下同様)、DAC(デジタルアナログコンバータを言う。以下同様)を含むマイクロプロセッサである。
このように実施例4では、例えば図6に示す実施例3の構成中、電源電流検出用抵抗R21、これに並列に接続されたトランジスタTr43及び電源電流可変手段としてのトランジスタTr27を除く回路構成がマイクロプロセッサMP71に置き換えられている。
この実施例4において、本体電源100から直接給電(図10中、V71)されているマイクロプロセッサの初期設定として、トランジスタTr27及びTr43の夫々のインピーダンスが最大になるようにDAC1とDAC2とからこれらのトランジスタの夫々のゲートに対し制御電圧を印可するものとする(図9中、ステップS1)。
その後、実施例1等と同様に抵抗R21にて電源電流を電圧量に変換し、その両端の電圧をマイクロプロセッサMP71のADC1及びADC2に入力する。マイクロプロセッサMP71は図9のステップS2にて示されている如く、ADC1とADC2との間の電位差、即ち電源電流量に対応する量が所定の増加率で増えていくようにDAC1の出力を制御する。即ち、DAC1の出力を制御することによってトランジスタTr27のゲート電位を制御し、そのインピーダンスを制御する。
具体的には、DAC1の出力電位を低下させることでトランジスタTr27のゲート電位を低下させ(図10中、V73)、もってそのインピーダンスを低下させる。その結果トランジスタTr27の導通量が増加することとなり、本体電源100から負荷回路200へ供給される電源電流が増加される。そしてマイクロプロセッサMP71にてその増加率を電源電流検出用抵抗R21を介して検出し、これに基づいてフィードバック制御を行うことで電源電流の増加率を一定に保つ。
そして図9のステップS3にてDAC1の出力電位V73、即ちトランジスタTr27のゲート電位からトランジスタTr27のインピーダンスが最小に達したことを検出した際、即ち、トランジスタTr27が飽和導通状態に達したことを検出した際に電源起動動作の完了と判断する。そして、それに応じてスイッチ回路としてのトランジスタTr43のインピーダンスを最小にするよう、即ち電流電圧変換手段としての抵抗R21をバイパスするよう、当該トランジスタTr43のゲート電位を供給するDAC2の出力電位を制御する(図10中、V75)。
その結果、実施例4の場合同様、電源起動動作が完了した後には電源電流検出用抵抗R21はバイパス状態とされ、もって当該抵抗R21による電力消費及び電圧降下が無くなる。その結果電源起動動作中は電源電流の増加率を一定に保つことが可能であると共に、起動後は電源の有効利用が可能となる。
尚、ステップS4にて示す如く、電源動作完了後はADC1,ADC2及びADC3により各部の電位を監視し、これらが一定値以下に低下した際には、当該光モジュールが装置本体から引き抜かれたと判断する。そしてその後、当該光モジュールが装置本体に対して再度挿入された場合にこれをADC2を介して検出し、その後は上記ステップS1から始まる上記同様の電源起動動作を実行する。
実施例4では制御動作を実行するハードウェアとしての各アナログ回路素子に代えてマイクロプロセッサMP71を適用することにより、電源制御回路の回路規模の縮小、消費電力の低減等が図れる。
図11は実施例5による電源制御回路の回路構成を示す。
図11の回路構成中、61は差動増幅器A65の入力に直流バイアスを与える基準電圧源回路であり、C62は安定した電位を交流的に差動増幅器A65の一の入力端子に印加する交流結合回路であり、C63、R63は負荷回路200の電源雑音成分を差動増幅器A65の他の入力端子に印加する交流結合回路であり、64は差動増幅器A65の帰還量を設定する帰還回路である。
基準電圧源回路61は電圧源B61及び抵抗R61−1,R61−2よりなり、交流結合回路C62はコンデンサC62よりなり、交流結合回路63はコンデンサC63及び抵抗R63よりなり、帰還回路64は抵抗R64−1,R64−2よりなる。
尚、これら以外の回路構成は図4と共に説明した実施例2の構成と同様であり、その機能も同様(図12参照)であるため、その説明を省略する。
この実施例5では、実施例2におけるものと同様の電源起動動作(図13,ステップS11)完了後、交流結合回路C63、R63により負荷回路200に印加されている電源電圧V36を取り込む。そして、差動増幅器A65により、この電源電圧V36と、基準電圧源回路61により供給される基準電位Vrefとの差電圧に対応する電位が出力される。そして、その出力電位がトランスT31に印加される。
ここでは、負荷回路200に印加されている電源電位V36と、交流結合回路としてのコンデンサC62を介して印加される安定電圧との差電圧を電源電位の雑音成分として検出し(図13,ステップS12)、これを打ち消すような電流をトランスT36を介して電源ラインV31に供給する(ステップS13)。
又帰還回路64では、差動増幅器A65の出力電位を帰還することにより差動増幅器A65による制御量を調整する。その結果精度の高い電源雑音打ち消し機能(減衰機能)の実現を図る。
即ち、従来はコイル、コンデンサ、抵抗などを用いた受動回路により電源雑音を減衰していたため、中程度以下の周波数の電源雑音を減衰するためには比較的大きな容量値が必要となっていた。他方ホットプラグ対応のボードでは突入電流を抑圧する必要があるため、電源ラインの容量値は小さく抑えておく必要があり、前記周波数帯での電源雑音耐力確保が困難であった。
本発明の実施例5によれば上記の如くトランスを用いて積極的に電源雑音を減衰させる構成としたため、数10kHz近辺の電源雑音に対しても効果的に電源雑音耐力を向上させることが可能となる。
図14は、上記本発明の各実施例による電源制御回路を適用した光通信装置全体のブロック図を示す。
図中、光通信装置は、そのスイッチ/ルータ部400を介してサーバ他500と接続されており、同装置にて実施される光通信に係る送受信情報のやりとりを行う。
又、光通信装置はそのスロットに、各実施例の説明の際に説明した光モジュール300−1を含むボード状の多数の光モジュール300−1,...、300−Nを搭載している。これら光モジュールは夫々上記各実施例による電源制御回路(11,12,13)及び電源供給対象としての負荷回路200を含む。
この負荷回路200は、光受信部240、光送信部としての電気/光変換部250,インタフェース部210,自動パワー制御部220及び自動温度制御部230を含む。
又電気/光変換部250は変調素子251,発光素子252,モニタ素子253及びサーミスタ254を含む。
この構成において、光ケーブルが接続された光受信部240で受信された光信号は電気信号に変換されてインタフェース部210に送られ、更にスイッチ/ルータ部400を介してサーバー他500に送られる。
他方、サーバー他500から送られてきた送信情報はインタフェース部210を介して変調素子251に供給される。変調素子251では送信情報に応じて、発光素子252により発光されたレーザ光を変調することで対応する光信号に変換し、光ケーブルに対し送信する。その際、モニタ素子253によりその光信号が監視され、自動パワー制御部220にて光パワーを適切なレベルに制御する。
又、サーミスタ254にて検出された電気/光変換部250内の温度に基づき、自動温度制御部230にてその温度を適切な範囲に収まるように制御する。
各光モジュール300−1、...、300−Nにおける各実施例による電源制御回路の動作については各実施例の説明にて説明したとおりであり、ここでの詳細な説明を省略する。
図15は図14に示す光通信装置における動作フローチャートを示す。
図中、ステップS31で、各光モジュールが装置本体の本体電源部100を含む本体共通部の対応するスロットに挿入されると、各実施例の説明において説明した如くの動作にて電源起動動作が電源制御回路により自動的に実施される(図16中、ステップS51)。
ステップS32では自動温度制御部230にて電気/光変換部250内の温度を制御する(ステップS52)。その後、ステップS33では、自動パワー制御部220にて発光素子252の光出力を制御する(ステップS53)。その後、変調素子251にて送信電気信号を光変調により光信号に変換し、実際の光送受信動作を開始する(ステップS54)。
図15,16に示す如くの一連の起動動作を経て初めて各光モジュール300−1,...、300−Nによる光送受信が実施され得る。その間、電源起動動作(ステップS31,S51)を経てその後のモジュール起動段階(ステップS32乃至S34,S52乃至S54)が順次実施される。
したがって本発明の各実施例の電源制御回路による電源起動動作は短時間になされる必要がある。本発明の各実施例によれば、上記の如く電源起動動作において負荷回路200に供給される電源電流の増加率を一定に保つことが可能なため、突入電流による他の回路部分の動作に対する影響を最小限に抑えながら必要最小限の起動時間で電源起動動作を完了することが可能となる。その結果、図15,図16に示すモジュール全体の起動動作を円滑に進めることが可能となる。
電源電流可変手段としてのトランジスタTr27は導通手段或いはインピーダンス挿入手段に対応し、電源電流検出手段としての抵抗R21は電流電圧変換手段に対応し、時定数回路26は積分回路に対応する。又、スイッチ手段としてのトランジスタTr43は電流電圧変換手段をバイパスする手段に対応する。
本発明は、以下の付記に記載の構成にて実施可能である。
(付記1)
導通量が制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を導通する導通手段と、
負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
電流変化率検出手段により検出された電源電流の変化率に応じて前記導通手段の導通量を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記電源電流変化率が大きいほど前記導通手段の導通量の増加率を減少させるフィードバック制御を実施することを特徴とする電源制御回路。
(付記2)
負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されたインピーダンス挿入手段と、
前記負荷回路に供給される前記電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
前記電流変化率検出手段により検出された前記電源電流の前記変化率に応じて前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記電源電流変化率が大きいほど前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施することを特徴とする電源制御回路。
(付記3)
前記電流変化率検出手段は前記負荷回路に供給される電源電流量に対応する電圧量を微分する微分回路を有し、
前記制御手段は前記微分回路の出力量を基準量と比較する比較手段と、その出力量を積分する積分回路とを有する付記1又は2に記載の電源制御回路。
(付記4)
前記電流変化率検出手段は前記負荷回路に供給される電源電流量を電圧量に変換する電流電圧変換手段と、
前記負荷回路に印加される電源電圧を検出することで前記負荷回路に対する電源起動動作の完了を検出する起動検出手段と、
前記起動検出手段により電源起動作完了を検出した際に前記電流電圧変換手段をバイパスするバイパス手段とを有する付記1乃至3のうちの何れかに記載の電源制御回路。
(付記5)
導通量が制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を導通する導通手段を有する電源制御回路において前記導通手段の導通量を制御する方法であって、
前記負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出段階と、
前記電流変化率検出手段により検出された電源電流の変化率に応じて前記導通手段の導通量を制御する制御段階とを備え、
前記制御段階は、前記電源電流変化率が大きいほど前記導通手段の導通量の増加率を減少させるフィードバック制御を実施する段階を有する電源制御回路の制御方法。
(付記6)
インピーダンスが制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されたインピーダンス挿入手段を有する電源制御回路において、前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する方法であって、
前記負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出段階と、
前記電流変化率検出手段により検出された電源電流の変化率に応じて前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御段階とを備え、
前記制御手段は、前記電源電流変化率が大きいほど前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施する段階を有する電源制御回路の制御方法。
(付記7)
当該電源制御回路は、前記電流変化率検出段階にて電源電流の変化率を検出するための手段として前記負荷回路に供給される電源電流を電圧に変換する電流電圧変換手段と、
当該電流電圧変換手段をバイパスする手段とを含み、
更に、前記負荷回路に印加される電源電圧を検出することで前記負荷回路に対する電源起動動作の完了を検出する起動検出段階と、
前記起動検出段階において電源起動作完了が検出された際に前記電流電圧変換手段をバイパスする手段を導通させる段階とを有する付記5又は6に記載の電源制御回路の制御方法。
本発明の原理ブロック図である。 本発明の実施例1の回路図である。 本発明の実施例1の波形図である。 本発明の実施例2の回路図である。 本発明の実施例2の波形図である。 本発明の実施例3の回路図である。 本発明の実施例3の波形図である。 本発明の実施例4の回路図である。 本発明の実施例4の動作フローチャートである。 本発明の実施例4の波形図である。 本発明の実施例5の回路図である。 本発明の実施例5の波形図である。 本発明の実施例5の動作フローチャートである。 本発明の各実施例を適用可能な光通信装置のブロック図である。 図14に示す構成における起動動作フローチャートである。 図15に示す構成における起動タイムチャートである。
符号の説明
11 電源電流検出部
12 電源電流可変部
13 電源増加量一定制御部
R21 電源電流検出用抵抗
22 電圧シフト回路
23 微分回路
B24 基準電圧源回路
25 差動増幅回路
26 時定数回路
Tr27 電源電流可変回路
T31 電源電流変化量検出回路
Tr32 電源電流可変回路
A33 差動増幅回路
34 電流電圧変換回路
B35 基準電圧源回路
36 時定数回路
41 電圧シフト回路
42 ヒステリシス付コンパレータ回路
Tr43 スイッチ回路
A53 差動増幅器
61 定電圧発生回路
C62 交流結合回路
C63、R63 交流結合回路
64 帰還回路
A65 差動増幅器
71 マイクロプロセッサ回路
100 本体電源
200 負荷回路
300−1,...、300−N 光モジュール

Claims (10)

  1. 導通量が制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を導通する導通手段と、
    負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
    電流変化率検出手段により検出された電源電流の変化率に応じて前記導通手段の導通量を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記導通手段の導通量の増加率を減少させるフィードバック制御を実施することによって前記導通手段の導通量の増加率を零より大きい値で一定に保つ制御を実施することを特徴とする電源制御回路。
  2. 負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されたインピーダンス挿入手段と、
    前記負荷回路に供給される前記電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
    前記電流変化率検出手段により検出された前記電源電流の前記変化率に応じて前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施することによって前記インピーダンスの減少率を零より大きい値で一定に保つ制御を実施することを特徴とする電源制御回路。
  3. 導通量が制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を導通する導通手段と、
    負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
    電流変化率検出手段により検出された電源電流の変化率に応じて前記導通手段の導通量を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記導通手段の導通量の増加率を減少させるフィードバック制御を実施し、
    前記電流変化率検出手段は前記負荷回路に供給される電源電流量に対応する電圧量を微分する微分回路を有し、
    前記制御手段は前記微分回路の出力量を基準量と比較する比較手段と、その出力量を積分する積分回路とを有する請求項1に記載の電源制御回路。
  4. 負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されたインピーダンス挿入手段と、
    前記負荷回路に供給される前記電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
    前記電流変化率検出手段により検出された前記電源電流の前記変化率に応じて前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施し、
    前記電流変化率検出手段は前記負荷回路に供給される電源電流量に対応する電圧量を微分する微分回路を有し、
    前記制御手段は前記微分回路の出力量を基準量と比較する比較手段と、その出力量を積分する積分回路とを有する請求項2に記載の電源制御回路。
  5. 導通量が制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を導通する導通手段と、
    負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
    電流変化率検出手段により検出された電源電流の変化率に応じて前記導通手段の導通量を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記導通手段の導通量の増加率を減少させるフィードバック制御を実施し、
    前記電流変化率検出手段は前記負荷回路に供給される電源電流量を電圧量に変換する電流電圧変換手段と、
    前記負荷回路に印加される電源電圧を検出することで前記負荷回路に対する電源起動動作の完了を検出する起動検出手段と、
    前記起動検出手段により電源起動作完了を検出した際に前記電流電圧変換手段をバイパスするバイパス手段とを有する電源制御回路。
  6. 負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されたインピーダンス挿入手段と、
    前記負荷回路に供給される前記電源電流の変化率を検出する電流変化率検出手段と、
    前記電流変化率検出手段により検出された前記電源電流の前記変化率に応じて前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施し、
    前記電流変化率検出手段は前記負荷回路に供給される電源電流量を電圧量に変換する電流電圧変換手段と、
    前記負荷回路に印加される電源電圧を検出することで前記負荷回路に対する電源起動動作の完了を検出する起動検出手段と、
    前記起動検出手段により電源起動作完了を検出した際に前記電流電圧変換手段をバイパスするバイパス手段とを有する電源制御回路。
  7. 導通量が制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を導通する導通手段を有する電源制御回路において前記導通手段の導通量を制御する方法であって、
    前記負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出段階と、
    前記電流変化率検出段階で検出された電源電流の変化率に応じて前記導通手段の導通量を制御する制御段階とを有し、
    前記制御段階は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記導通手段の導通量の増加率を減少させるフィードバック制御を実施することによって前記導通手段の導通量の増加率を零より大きい値で一定に保つ制御を実施する段階を有する電源制御回路の制御方法。
  8. インピーダンスが制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されたインピーダンス挿入手段を有する電源制御回路において、前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する方法であって、
    前記負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出段階と、
    前記電流変化率検出段階で検出された電源電流の変化率に応じて前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御段階とを有し、
    前記制御段階は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施することによって前記インピーダンスの減少率を零より大きい値で一定に保つ制御を実施する段階を有する電源制御回路の制御方法。
  9. 導通量が制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を導通する導通手段を有する電源制御回路において前記導通手段の導通量を制御する方法であって、
    前記負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出段階と、
    前記電流変化率検出段階で検出された電源電流の変化率に応じて前記導通手段の導通量を制御する制御段階とを有し、
    前記制御段階は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記導通手段の導通量の増加率を減少させるフィードバック制御を実施する段階を有し、
    当該電源制御回路は、前記電流変化率検出段階にて電源電流の変化率を検出するための手段として前記負荷回路に供給される電源電流を電圧に変換する電流電圧変換手段と、
    当該電流電圧変換手段をバイパスする手段とを含み、
    更に、前記負荷回路に印加される電源電圧を検出することで前記負荷回路に対する電源起動動作の完了を検出する起動検出段階と、
    前記起動検出段階において電源起動作完了が検出された際に前記電流電圧変換手段をバイパスする手段を導通させる段階とを有する電源制御回路の制御方法。
  10. インピーダンスが制御可能な構成とされ、負荷回路に電源電流を供給する回路に挿入されたインピーダンス挿入手段を有する電源制御回路において、前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する方法であって、
    前記負荷回路に供給される電源電流の変化率を検出する電流変化率検出段階と、
    前記電流変化率検出段階で検出された電源電流の変化率に応じて前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスを制御する制御段階とを有し、
    前記制御段階は、前記電源電流の増加率が大きいほど前記インピーダンス挿入手段のインピーダンスの減少率を減少させるフィードバック制御を実施する段階を有し、
    当該電源制御回路は、前記電流変化率検出段階にて電源電流の変化率を検出するための手段として前記負荷回路に供給される電源電流を電圧に変換する電流電圧変換手段と、
    当該電流電圧変換手段をバイパスする手段とを含み、
    更に、前記負荷回路に印加される電源電圧を検出することで前記負荷回路に対する電源起動動作の完了を検出する起動検出段階と、
    前記起動検出段階において電源起動作完了が検出された際に前記電流電圧変換手段をバイパスする手段を導通させる段階とを有する電源制御回路の制御方法。
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