JP4539275B2 - ユニット型顕微鏡装置 - Google Patents

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本発明は、顕微鏡装置に関する。
従来の顕微鏡装置は、試料面にピントを合わせるために、対物レンズ或いはステージのどちらか一方を駆動する(特許文献1参照)。そのストロークは、顕微鏡の大きさやガイド部の長さにより決定されており、ストロークを超える試料については観察することが不可能であった。このようなストロークを超える厚い試料高さに対応するために、ステージを保持するサブステージの取付位置がZ軸方向(上下方向)に変えられる構造のものや、ステージと対物レンズ間(多くは顕微鏡のスタンド部分)にかさ上げアダプタなどを挟み込み、厚い試料高さに対応できるようにしたものがあった。
特開平6−186469号公報
しかし、顕微鏡のストロークを超える試料については、試料を交換するごとにその試料にあったサブステージ位置にしたり、かさ上げアダプタを挟み込んだりしなければならない。そのため、試料の厚みが、薄いものから厚いものまで多岐にわたる場合その操作はあまりにも煩わしかった。
請求項1の発明は、異なる倍率の複数の対物レンズを保持するレボルバと、前記レボルバを前記対物レンズの光軸方向に上下動する駆動機構を備えた第1駆動手段と、前記第1駆動手段を駆動して、試料にピント合わせさせるための第1操作手段を備えたスタンドユニットと、前記試料を載置するステージと、前記ステージを前記対物レンズの光軸方向に上下動する第2駆動手段と、前記第2駆動手段を駆動して、前記試料にピントを合わせるための第2操作手段を備えたベースユニットとを備えたユニット型顕微鏡装置において、前記スタンドユニットと前記ベースユニットとを互いに着脱可能に結合する結合部材有し、前記スタンドユニットと前記ベースユニットと接続されている状態で、前記第1駆動手段による前記レボルバに保持された前記対物レンズの前記光軸方向の移動範囲と前記第2駆動手段による前記ステージの前記光軸方向の移動範囲は、それぞれが重複していない範囲を有しかつ前記第1操作手段或いは前記第2の操作手段の一方のみで前記試料にピントを合わせる操作が可能であることを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成しているので、次のような効果を奏する。
薄い試料から厚い試料まで様々な試料を、簡単な操作で観察することができる。
−第1の実施形態−
図1は、本発明の顕微鏡装置の第1の実施形態を示す図であり、顕微鏡装置を横から見た図である。紙面垂直方向をX軸方向、紙面左右方向をY軸方向、紙面上下方向をZ軸方向とする。ベース部1には、透過照明用のランプハウス2が接続されている。ランプハウス2からの透過照明用の光は、ベース部1内部に設けられた透過照明系(不図示)を通って、試料(サンプル)100を下から照明する。
試料100はステージ3に載置され、ステージ3をX-Y方向に移動することによって、試料100をX−Y方向に移動することができる。ステ−ジ3はサブステージ4に固定されている。さらにサブステージ4は、ガイド部5を介してベース部1に対して、Z軸方向(顕微鏡装置の上下方向)に移動可能に保持されている。従って、ステージ3はZ方向に移動可能である。このような構成を取ることで試料を対物レンズ6に対して、Z軸方向に移動させることが可能になり、ピントをあわせることができる。
ステージ3は、XY駆動機構17によりX-Y方向に駆動される。検鏡者(顕微鏡で観察する者)は、第1の上下動ハンドル7を手動で回転させることでステージ3を上下に移動させ、XY駆動機構17を操作することによりステージ3を左右前後に移動させることができる。
対物レンズ6は、レボルバ8に取り付けられ、観察したい倍率が任意に変えられるようになっている。レボルバ8は、アーム部9に取り付けられ、ブラケット部10を介してスタンド部11に上下動可能に保持されている。ブラケット部10とスタンド部11との間にはガイド部18が存在し、このガイド部18により、アーム部9を保持したブラケット部10がスタンド部11に対してZ軸方向(上下方向)に移動可能である。
検鏡者は、第2の上下動ハンドル12を手動で回転させることで、ブラケット部10、アーム部9、レボルバ8を上下動させることが可能になり、ひいては対物レンズ6を試料に対してZ軸方向に移動させることが可能になる。
このように、本実施の形態の顕微鏡装置は、サブステージ4とベース部1の間のガイド部5と、ブラケット部10とスタンド部11との間のガイド部18の2つのガイド部を持つ。なお、ガイド部は、上下動ハンドル7、12の回転運動をラックアンドピニオンなどの機構で直線運動に変換し、対物レンズ6やステージ3を上下動させる。
本実施の形態の顕微鏡装置は、第1の上下動ハンドル7を回転させることによりステージ3をZ軸方向(上下)に移動させる範囲と、第2の上下動ハンドル12を回転させることにより対物レンズ6をZ軸方向(上下)に移動させる範囲は、重ならないように構成されている。すなわち、第1の上下動ハンドル7およびその駆動機構(ガイド部5等)によって駆動されるステージ3のZ軸方向(上下)の駆動範囲と、第2の上下動ハンドル12およびその駆動機構(ガイド部18等)によって駆動される対物レンズ6のZ軸方向(上下)の駆動範囲は、重ならず異なっている。
アーム部9には、反射照明用のランプハウス14を保持した反射照明装置13が取り付けられ、試料100を上方から照明可能になっている。反射照明装置13の上には鏡筒15が取り付けられ、検鏡者は鏡筒15に取り付けられた接眼レンズ16を介して、試料の拡大像を観察することが出来る。
このように構成された第1の実施の形態の顕微鏡装置は、次のような効果を奏する。
(1)本実施の形態の顕微鏡装置は、サブステージ4とベース部1の間のガイド部5と、ブラケット部10とスタンド部11との間のガイド部18の2つのガイド部を持つ。従って、2つのガイド部のストロークを併せ持つ顕微鏡を供給することができる。すなわち、2つのガイド部がそれぞれ従来の顕微鏡と同じストロークを持っていれば、従来の顕微鏡のストロークの2倍の長さを連続して観察することが可能になり、薄い試料から厚い試料まで様々な試料を、簡単な操作で観察することが可能となる。
(2)言い換えれば、ステージ3と対物レンズ6の両方をZ軸方向(上下方向)に駆動することが可能であり、かつ、その駆動範囲は重ならないので、最大、ステージ3のストロークと対物レンズ6のストローク分のスペースをステージ3と対物レンズ6間に確保することができる。これにより、試料100の厚みが薄いものから厚いものまで、第1の上下動ハンドル7と第2の上下動ハンドル12を回転させるだけで対応することができる。すなわち、試料100を交換するごとに、従来の顕微鏡のように、サブステージをその試料100にあった位置に取り付けなおしたり、かさ上げアダプタを挟み込んだり取り外したりしなければならないという煩わしい操作が不要となる。
(3)検鏡者は、試料100にピントを合わせる際、ステージ3を上下させるか、対物レンズ6を上下させるかを選択することができる。試料100にプローブや各種計測器を取り付けている場合は、対物レンズ6を上下させる方が便利である。検鏡者のアイポイント(観察する際の眼の位置)を、疲労しないために変えたくない場合などはステージを上下させた方が有利である。従って、観察環境に応じて、ピント合わせのために駆動させる部位を選択することができる。
なお、本実施の形態では、対物レンズ6を上下動させると鏡筒15や接眼レンズ16も上下するような構成で説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。反射照明装置13以上をスタンド部11に固定して、上下動ハンドル12を回転させた際に対物レンズ6及びレボルバ8だけが上下動する構成にしても良い。このようにすれば、アイポイントが変化するのを防ぐことが可能になる。
本実施の形態では、第1の上下動ハンドル7およびその駆動機構によって駆動されるステージ3のZ軸方向(上下)の駆動範囲と、第2の上下動ハンドル12およびその駆動機構によって駆動される対物レンズ6のZ軸方向(上下)の駆動範囲は、重ならず異なっている例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。それらの範囲は、多少重なってもよい。ただし、重ならない範囲を必ず有し、その重ならない範囲はなるべく広いのが好ましい。
−第2の実施形態−
図2は、本発明の顕微鏡装置の第2の実施形態を示す図である。第1の実施の形態の顕微鏡装置と同様な構成要素には同じ符号をつけ、詳細な説明を省略する。第2の実施の形態の顕微鏡装置は、第1の実施の形態おける手動で動かす第2の上下動ハンドル12の代わりに、上下動部を電動化したものである。以下、第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明をする。
電動スタンド部21には、ブラケット部10とアーム部9とレボルバ8と対物レンズ6とを上下動させるためのモータ22が内蔵されている。反射照明装置13の上にはAFユニット23が取り付けられている。また、外部にスイッチボックス25が設けられている。モータ22とAFユニット23は、コントローラ(制御装置)24に接続され、コントローラ24により制御される。コントローラ24は、マイクロコンピュータやその周辺回路から構成され、所定のプログラムを実行することにより顕微鏡装置全体の制御を行う。また、コントローラ24は、モータ22の駆動回路も有する。図2では、コントローラ24は顕微鏡装置の外部に記載されているが、ベース部1あるいは電動スタンド部21の内部に設けられていてもよい。
スイッチボックス25には、AFスイッチ(不図示)や対物レンズの上下動スイッチ(不図示)などが設けられており、検鏡者の操作により、各種の制御をコントローラ24に指示することができる。例えば、検鏡者がAFスイッチを操作すると、その信号がスイッチボックス25からコントローラ24へ送信され、コントローラ24はAF(オートフォーカス)の制御を行う。検鏡者が対物レンズの上下動スイッチを操作すると、その信号がスイッチボックス25からコントローラ24へ送信され、コントローラ24は対物レンズの移動をモータ22を制御して行う。
AFユニット23は、内部に不図示のCCDなどで構成される撮像装置を有し、ピント情報をコントローラ24に送信する。コントローラ24は、AFユニット23から送信されてくるピント情報に基づき、モータ22の回転方向、回転、停止を制御し、顕微鏡装置のAF制御を行う。すなわち、自動的に試料100にピントを合わせる制御を行う。
モータ22の駆動力は、一定の減速比のギアを介して第1の実施の形態と同様のガイド部26に伝達される。ガイド部26は、ラックアンドピニオンなどの機構でモータ22の回転運動を直線運動に変換し、ブラケット部10がガイド部26に沿って上下駆動される。なお、モータ22による対物レンズの駆動は、AFを主な目的とするため、微動駆動となるように減速ギアなどが選定されて行われる。
図3は、コントローラ24がモータ22を駆動してAF制御および対物レンズの移動制御を行うフローチャートを示す図である。ステップS1では、スイッチボックス25の対物レンズの上下動スイッチが操作されたどうかを判断する。ステップS1で、対物レンズの上下動スイッチが操作されたと判断するとステップS6に進み、操作されていないと判断するとステップS2に進む。
ステップS2では、スイッチボックス25のAFスイッチが操作されたどうかを判断する。ステップS2で、AFスイッチが操作されたと判断するとステップS3に進み、操作されていないと判断するとステップS1に戻り処理を繰り返す。
ステップS3では、AFユニット23からピント情報(フォーカス信号)を入力する。ピント情報は、例えば試料像のコントラスト値などである。ステップS4では、ピント情報を使用してフォーカスされたかどうか、すなわちピントが合ったかどうかを判断する。例えば、コントラスト値がピークとなればフォーカスされた(ピントが合った)と判断する。
ステップS4で、フォーカスされたと判断すると処理を終了し、まだフォーカスされていないと判断するとステップS5に進む。ステップS5では、モータ22を駆動して対物レンズを微動する。モータ22の回転方向は、前回の回転方向およびピント情報に基づいて判断する。その後、ステップS3に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップS6では、モータ22を駆動して対物レンズ6を移動する。対物レンズの上下動スイッチは、上への移動あるいは下への移動の区別ができるスイッチとし、その信号に基づき上下の移動を行う。また、スイッチが押されると移動範囲の端部まで移動するものとするが、スイッチが押されている間だけ移動するようにしてもよい。その後、処理を終了する。
このように構成された第2の実施の形態の顕微鏡装置は、第1の実施の形態の顕微鏡装置の効果に加えて、次のような効果を奏する。
(1)ピント合わせは、モータ22で駆動される対物レンズの移動にまかせて、試料100の交換時などステージ3を大きく下げる操作が必要な時に、検鏡者が手動による粗動操作でステージ3を移動させることが可能になる。その結果、顕微鏡装置の操作性が大きく向上する。
なお、本実施の形態では、第2の上下動ハンドル12を電動化する構成を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。第1の上下動ハンドル7を、第2の上下動ハンドル12と同様に電動化するようにしてもよい。また、第1の上下動ハンドル7と第2の上下動ハンドル12の両方を電動化するようにしてもよい。この場合は、上記のような、手動操作と電動操作を組み合わせることによる操作性の向上を達成するものではないが、ステージや対物レンズの移動が電動化された顕微鏡装置において、第1の実施の形態で説明した効果を達成することができる。
−第3の実施形態−
図4は、本発明の顕微鏡装置のシステムダイアグラムを示す図である。第3の実施の形態では、顕微鏡装置を、ベースユニット100、スタンドユニット200、接眼ユニット300の3つの独立したパートにユニット化し、各ユニット単位で着脱可能とするものである。また、ベースユニット100およびスタンドユニット200は複数のバリエーションを有し、種々の組み合わせを可能とする。その結果、第1の実施の形態と同様な顕微鏡装置および第2の実施の形態と同様な顕微鏡装置を、単に各ユニットを組み合わせるだけで簡単に実現することができる。なお、第1の実施の形態および第2の実施の形態の顕微鏡装置と同様な構成要素には同じ符号をつけ、個々の詳細な説明を省略する。
ベースユニット101は、第1の実施の形態と同様に、ベース部1、透過照明用のランプハウス2、透過照明系(不図示)、ステージ3、サブステージ4、ガイド部5、第1の上下動ハンドル7、XY駆動機構17などからなる。ベースユニット102は、ベースユニット101から、透過照明用のランプハウス2、透過照明系(不図示)を除いたものである。ベースユニット103は、ステージ3とサブステージ31とXY駆動機構17とベース部1からなる。サブステージ31は、サブステージ4とは異なり、ベース部1に固定されている。従って、ベースユニット103のステージ3は、上下方向へ移動可能には構成されていない。
スタンドユニット201は、第1の実施の形態と同様に、対物レンズ6、レボルバ8、アーム部9、ブラケット部10、スタンド部11、ガイド部18、第2の上下動ハンドル12などからなる。スタンドユニット202は、第2の実施の形態と同様に、スタンドユニット201の第2の上下動ハンドル12の代わりに、上下動部を電動化したものであり、電動スタンド部21、モータ22、ガイド部26などが構成されている。さらに、図4には示されていないが、コントローラ24およびスイッチボックス25もスタンドユニット202に含まれる。スタンドユニット203は、対物レンズ6、レボルバ8、アームスタンド部32などからなる。アームスタンド部32は、アーム部とスタンド部が一体に形成され、アーム部を移動可能とはしない。すなわち、対物レンズ6を上下方向に移動可能としない構成である。
接眼ユニット300は、反射照明用のランプハウス14、反射照明装置13、鏡筒15、接眼レンズ16、AFユニット23からなる。ただし、反射照明用のランプハウス14、反射照明装置13、AFユニット23は、組み合わせに応じて適宜取り外しが可能である。
このように構成されるユニットを、種々組み合わせることにより、種々の顕微鏡装置を実現することができる。例えば、ベースユニット101と、スタンドユニット201と、AFユニット23なしの接眼ユニット300とで、第1の実施の形態と同様な顕微鏡装置を実現することができる。ベースユニット101と、スタンドユニット202と、AFユニット23つきの接眼ユニット300とで、第2の実施の形態と同様な顕微鏡装置を実現することができる。また、ベースユニット101と、スタンドユニット203と、AFユニット23なしの接眼ユニット300とで、ステージのみ手動でXYZ方向に駆動できる一般的な顕微鏡装置を実現することもできる。
なお、各ユニットの接続は、ネジ、ボルト、ナット(不図示)などの結合部材で固定される。また正確な位置決めを行なうためにベース部1と、スタンド部11や電動スタンド部21やアームスタンド部32には当て面や、位置決めピンなどの位置決め機構が設けられており、簡単に正確な位置に取り付けることが可能である。
また、アーム部9やアームスタンド部32には、反射照明装置13が取り付け可能であり、丸アリ等により位置決め固定される。ベースユニット101を選択する場合は、透過照明系が具備されているので、反射照明装置を必ずしも装着する必要はない。このような場合は、接眼ユニット300から、反射照明用のランプハウス14および反射照明装置13を取り除くこも可能である。
AFユニット23つき接眼ユニット300は、第2の実施の形態で説明したように、モータ22で電動化されたスタンドユニット202との組み合わせで使用するのが好ましい。
このように各ユニットの組み合わせで顕微鏡を構成する第3の実施の形態は、次のような効果を奏する。
(1)各ユニットを種々組み合わせることにより、種々の顕微鏡装置を簡単に実現することができる。従って、検鏡者の好みにあった顕微鏡装置を簡単に低コストで提供することができる。また、検鏡者の選択肢が増える。
(2)特に、第1の実施の形態や第2の実施の形態の顕微鏡装置を、種々のユニットを共通に使用しながら、簡単に実現することができる。また、第1の実施の形態の顕微鏡装置から第2の実施の形態の顕微鏡装置に変更したり、その逆に変更したり、また他の顕微鏡装置に変更したりすることが容易に、低コストで行うことができる。
なお、本実施の形態では、第1の上下動ハンドル7を電動化したベースユニットは準備されていないが、それもバリエーションの1つとして追加するようにしてもよい。
本実施の形態では、各パートをユニット化されたユニットという表現を使用した。これは、コンポーネント化されたコンポーネントと呼んでもよい。すなわち、ユニットやコンポーネントとは、複数の機能が1つの筐体にまとめられた1つの単位のことを言う。物理的に独立可能な単位であり、独立して製造、梱包、運搬などが可能な単位であり、ボルトなどの簡単な結合部材で結合できる単位である。そして、これらの単位を組み合わせて種々の顕微鏡装置を実現することができる単位である。さらに、これらの単位の組み合わせはユーザサイドで特殊な工具を必要とせず行える単位といえる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
本発明の顕微鏡装置の第1の実施形態を示す図である。 本発明の顕微鏡装置の第2の実施形態を示す図である。 コントローラがモータを駆動してAF制御および対物レンズの移動制御を行うフローチャートを示す図である。 本発明の顕微鏡装置のシステムダイアグラムを示す図である。
符号の説明
1 ベース部
2 透過照明用のランプハウス
3 ステージ
4 サブステージ
5 ガイド部
6 対物レンズ
7 第1の上下動ハンドル
8 レボルバ
9 アーム部
10 ブラケット部
11 スタンド部
12 第2の上下動ハンドル
13 反射照明装置
14 反射照明用のランプハウス
15 鏡筒
16 接眼レンズ
17 XY駆動機構
18 ガイド部
21 電動スタンド部
22 モータ
23 AFユニット
24 コントローラ
25 スイッチボックス
26 ガイド部
100 試料

Claims (4)

  1. 異なる倍率の複数の対物レンズを保持するレボルバと、前記レボルバを前記対物レンズの光軸方向に上下動する駆動機構を備えた第1駆動手段と、前記第1駆動手段を駆動して、試料にピント合わせさせるための第1操作手段を備えたスタンドユニットと、
    前記試料を載置するステージと、前記ステージを前記対物レンズの光軸方向に上下動する第2駆動手段と、前記第2駆動手段を駆動して、前記試料にピントを合わせるための第2操作手段を備えたベースユニットとを備えたユニット型顕微鏡装置において、
    前記スタンドユニットと前記ベースユニットとを互いに着脱可能に結合する結合部材有し、
    前記スタンドユニットと前記ベースユニットと接続されている状態で、前記第1駆動手段による前記レボルバに保持された前記対物レンズの前記光軸方向の移動範囲と前記第2駆動手段による前記ステージの前記光軸方向の移動範囲は、それぞれが重複していない範囲を有しかつ前記第1操作手段或いは前記第2の操作手段の一方のみで前記試料にピントを合わせる操作が可能であることを特徴とするユニット型顕微鏡装置。
  2. 前記試料に対するオートフォーカスを行なうための信号を出力するオートフォーカス手段と、前記オートフォーカス手段からの信号に基づき前記第1駆動手段を駆動する電動モータの駆動を制御する制御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のユニット型顕微鏡装置。
  3. 異なる倍率の複数の対物レンズを保持する第2のレボルバと、前記第2のレボルバを前記対物レンズの光軸方向に電動モータにより上下動する駆動機構を備えた第3駆動手段と、前記第3駆動手段を駆動して試料にピントを合わせさせるための第3操作手段を備えた第2のスタンドユニットを有し、
    前記ベースユニットは前記スタンドユニット又は前記第2のスタンドユニットのいずれとも着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のユニット型顕微鏡装置。
  4. 前記第1駆動手段による前記レボルバに保持された前記対物レンズの前記光軸方向の移動範囲と前記第2駆動手段による前記ステージ手段の前記光軸方向の移動範囲は、互いに重ならないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のユニット型顕微鏡装置。
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