JP4538734B2 - 防水扉装置 - Google Patents

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Description

この発明は、出入口の床面の収納凹部を塞ぐ傾倒位置と、出入口の通行部を塞ぎ浸水を防止する起立位置とにヒンジ装置により起倒可能に設けられる防水扉を備えた防水扉装置に係るものである。
浸水を防止するため出入口を閉鎖する防水扉装置として、1つの防水扉を出入口の床面に設けた収納凹部にヒンジ装置で起倒可能に設け、収納凹部に倒伏して収納された状態から出入口を閉鎖する起立した状態に手動ではね上げるものがある。このような防水扉装置として、例えば特許文献1に記載のものが公知である。特許文献1のような防水扉装置では、手動での防水扉の跳ね上げを容易とするために防水扉を起立方向に付勢するバネ等の付勢部材を備えた起立補助装置を備えている。
また、出入口の浸水防止用の防水扉装置として特許文献2に記載のものも公知である。このものでは、出入口の止水幅に合わせて、床面上に中間支柱を床面に設けたアンカへ立設し、別途保管していた複数の防水板を中間支柱と出入口の壁面の支柱間に差し込んで出入口を閉鎖している。この中間支柱が立設されるアンカは、平常時にはボルトキャップなどを取付けて閉鎖されている。
特開平10−238240号公報 特開2003−278458号公報
上記の特許文献1に記載の防水扉装置では、出入口の幅の広い場合には、防水扉の止水幅が大きくなる問題があり、防水扉が大きくなると重量が重くなる問題がある。そのため、起立補助装置を備えてはいるが、手動で操作できる防水扉の大きさには限度があり、手動によりはね上げ操作できる防水扉を設置可能な出入口の幅に制限があった。また、重量が重い防水扉では迅速に起倒操作を行えない問題がある。
また、特許文献2に記載の防水扉装置のように、中間支柱を用いているものでは、中間支柱を立てるためのアンカを床面に設けなければならない問題がある。中間支柱を立設する際にはアンカに固定ボルトにより締結固定するため、出入口の閉鎖に時間がかかることになり、迅速に行えない問題がある。また、アンカは平常時にはキャップにより塞がれているため、このキャップが、交通の頻度の多い出入口では、外れてなくなる恐れがあり、その場合、床面が平坦にならない問題がある。
この発明は、手動式の防水扉装置において、止水幅が大きくても対応でき、防水扉の操作性がよい防水扉装置を提供するものである。
本発明は、出入口の床面に設ける収納凹部に防水扉の基部をヒンジ装置により収納凹部の開口を塞ぐ傾倒位置と出入口の通行部を塞ぐ起立位置とに起倒可能に設け、防水扉を起立させて出入口からの浸水を防止するようにした防水扉装置において、防水扉を互いに独立している複数の分割防水扉によって構成し、互いに隣接する一方の分割防水扉の隣接側端部に着脱可能な連結部材を備え、その連結部材に一方の分割防水扉の隣接側端部に圧着すると共に隣接する分割防水扉の起立位置で他方の分割防水扉の隣接側端部に圧着して両者間の隙間を塞ぐシール材を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、一方の分割防水扉の分割防水扉傾倒側に係脱装置を他方の分割防水扉の傾倒動作を妨げないように設け、係脱装置により一方の分割防水扉の隣接側端部に連結部材を着脱するようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、係脱装置を、引掛部材をラッチレバーで引きこみ可能なラッチ金具で構成し、連結部材に、一方の分割防水扉への装着状態で起立した分割防水扉の隣接側端部間を横切るように形成した連結板部と、連結板部の分割防水扉起立側端部に分割防水扉の分割防水扉起立側面に対面するように設けたシール保持部と、連結板部の分割防水扉傾倒側端部に他方の分割防水扉の傾倒を妨げないように設けた係止部を備え、係止部をラッチ金具で引込んでシール保持部に保持したシール部材を分割防水扉の分割防水扉起立側面に圧着させて連結部材を分割防水扉に装着するようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、連結部材に分割防水扉の隣接側端部の上端部に当接して連結部材の扉縦方向を位置決め可能な当接部を備えていることを特徴とする。
また、本発明は、互いに隣接する一方の分割防水扉の隣接側端部に分割防水扉起立側に位置する引掛部を設け、その引掛部と収納凹部の内面を連結して分割防水扉の起立位置から起立方向へ回動するのを阻止可能な起立支持部材を備え、その起立支持部材を分割防水扉の傾倒状態で収納凹部に収納可能にしたことを特徴とする。
また、本発明は、ヒンジ装置を、分割防水扉を傾倒位置から起立させる際に、分割防水扉の基部を収納凹部の分割防水扉起立側面から一時的に離反させた後で収納凹部の分割防水扉起立側面に接近させるように構成し、分割防水扉の基部を収納凹部の分割防水扉起立側面から一時的に離反させた起立途中状態を維持可能な中間停止手段を備え、分割防水扉の基部を収納凹部の分割防水扉起立側面から一時的に離反させた起立途中状態で分割防水扉の隣接側端部に連結部材を装着可能にしたことを特徴とする。
本願の請求項1の発明によれば、分割防水扉の数を増やすことで防水扉の長さを容易に長くできて防水扉による止水幅を長くでき、幅の大きな出入口にも容易に対応できる。また、止水幅の大きい長い防水扉であっても、分割防水扉を個別に起倒操作することで、分割防水扉を小さい力で容易に起倒操作でき、手動による起倒操作にも対応できる。よって、防水扉を一人でも容易にかつ迅速に起倒操作でき、緊急の止水に適応できる。しかも、隣接する分割防水扉の隣接側端部間を一方の分割防水扉の隣接側端部に着脱可能な連結部材で塞ぐようにしたので、防水扉を傾倒位置に位置させた収納状態では連結部材を収納凹部に収納することができ、防水扉の上面を平坦にして通行を容易にできるし、床面に連結部材を起立させる支持穴の工事も省くことができ、設置コストを低くできる。
また、請求項2の発明によれば、一人であっても分割防水扉を個別に起倒操作することができ、止水幅の大きい長い防水扉を容易にかつ迅速に操作して緊急の止水に対応できる。
また、請求項3の発明によれば、一方の分割防水扉の隣接側端部に連結板部を当て付けてラッチ金具で分割防水扉傾倒側へ引込むことで、分割防水扉に連結板部を簡易迅速に装着でき、また、ラッチ金具による引込みを解除することで分割防水扉から連結板部を簡易迅速に離脱でき、連結板部の着脱を簡易な構成で容易にかつ迅速にできる。
また、請求項4の発明によれば、連結部材の当接部を分割防水扉の隣接側端部の上端部に当接させて連結部材を分割防水扉の隣接側端部に位置決めでき、連結部材を分割防水扉に容易に装着できる。
また、請求項5の発明によれば、分割防水扉を個別に起立させることで、一方の分割防水扉に装着した連結部材のシール部材に一方の分割防水扉を容易に圧着させることができる。
また、請求項6の発明によれば、収納凹部の分割防水扉起立側面に下部シール材を設けている場合でも、分割防水扉への連結部材の装着作業を容易にでき、しかも、下部シール材へ分割防水扉や連結部材を強く圧着できてシール効果を高くできる。
本願発明の実施例について図1〜図17により説明する。尚、図3、図9では一方の分割防水扉のみ示しており、図15、図17において破線で示す斜線は後述のシール部材を表している。防水扉装置9は、互いに独立している複数(本実施例では2つ)の分割防水扉1L、1Rから構成される防水扉1と、出入口の通行部の床面Fに設けられた収納凹部6に設置されたケース2と各分割防水扉1L、1Rの基部1aとの間に設けられたケース2の開口を閉塞する倒伏した状態(図2の傾倒位置Aにある状態)と出入口の通行部を閉塞する起立した状態(図4の起立位置Bにある状態)とに各分割防水扉1L、1Rを傾倒可能とするヒンジ装置10と、各分割防水扉1L、1Rを起立方向に付勢する起立補助装置8と、起立した各分割防水扉1L、1Rをケース2の前板2a側、即ち分割防水扉起立側の左右に立設された扉枠4の垂直シール部材3aに押し付けた状態でロックするロック装置20とを備え、各分割防水扉1L、1Rが起立状態となるとき互いに隣接する分割防水扉1L、1Rが連結部材5により連結されるようになっている。
ケース2には、ケース2に沿って縁材2dが取付けられており、ケース2の前板2aの分割防水扉起立側面には、止水幅方向に、即ち左右の扉枠4,4間に亘る下部シール部材3bが縁材2dよりケース2内に突出するように水平に取付けられ、その下部シール部材3bの両端部と、前記左右の垂直シール部材3aの下端部とが連続させてある。また、ケース2の後板2bには傾倒位置Aにある分割防水扉1L、1Rの先端部1bを支持する支持材7が取り付けてある。分割防水扉1L、1Rは止水幅方向に並設され、各分割防水扉1L、1Rの基部1aの止水幅方向の両端部分には切欠部が形成されており、分割防水扉1L,1Rが傾倒位置Aにあるとき、垂直シール部材3aと分割防水扉1L,1Rの対応する端部分とが干渉しないようになっている。
ヒンジ装置10について説明する。ヒンジ装置10は、各分割防水扉1L,1Rの止水幅方向両側に設けられる。ケース2の底板(固定部分)2cには、前板2a側にベース板18を介して夫々固定ベース11が固定的に配置されている。各固定ベース11には、図5に示すように当接部12aの止水幅方向両側に一体に相対向する一対の可動ブラケット12bを立設した断面が略U字形状の可動ベース12の先端が支持軸13により分割防水扉1L,1Rの起倒方向に揺動可能に枢着されている。その可動ベース12の中間部(支持軸13より分割防水扉先端部1b側)には、リンク動作固定部14aを備えた第1リンク14の下端部を可動ブラケット12bの間に入れた状態で回動自在にピン連結している。可動ベース12の後端部分には、前記第1リンク14長より長く設定してある第2リンク15の下端部を可動ブラケット12b間に入れた状態で回動自在にピン連結してある。分割防水扉1L,1Rの背面(分割防水扉傾倒側の面)に固着された断面コ字形状のチャンネル材26に一体固着する扉取付部材16に、前記第1、第2リンク14,15の他端部が枢着されている。このリンク構造のヒンジ装置10を分割防水扉1L,1Rの基部1aに連結したことで、分割防水扉1L,1Rの先端部1bを起立方向へ揺動させると、第1、第2リンク14,15のリンク動作によって分割防水扉1L,1Rの基部1aが扉枠4から離れるように後退し、第1リンク14のリンク動作固定部14aが当接部12aに当接すると、第1、第2リンク14,15のリンク動作が固定され、扉枠4から離れるように後退していた分割防水扉1L,1Rの基部1aの動作が停止する(図3)。これ以降は、支持軸13を中心として第1、第2リンク14,15と共に可動ベース12が扉枠4に向けて揺動することで、分割防水扉1L,1Rの基部1aが扉枠4に向けて回動されるようになっている(図4)。
次にロック装置20について図1〜4及び図6により説明する。ロック装置20は、各分割防水扉1L,1Rの止水幅方向両側に設けられる。ケース2の底板2cには、後板2b側にベース板18を介して夫々ブラケット22が固定的に配置されている。ブラケット22には、ロックバー23の基端部24が球面軸受を介して連結されており、ロックバー23が所定の角度範囲内で任意の方向に傾動可能となっている。前記チャンネル材26の下面には板部材27を介して止水幅方向に一対の案内レール29が取り付けられ、板部材27と案内レール29との間には扉縦方向(分割防水扉の基部1aと先端部1b間方向)に溝30が形成されている。その溝30にはスライド部材31が扉縦方向に移動可能に挿入されている。スライド部材31の先端側(分割防水扉の先端部1b側)にはロックバー23先端の係脱部である第1軸部材32が止水幅方向と平行に取り付けられている。また、スライド部材31の先端側には、前記第1軸部材32に係合したロックバー23先端が干渉しないように切り欠き部33が形成されている。ロックバー23先端には前記第1軸部材32に係脱可能な溝34が形成されている。
前記チャンネル材26には、スライド部材31に対して分割防水扉1L,1Rの基部1a側となる位置にハンドル36を回動するように設け、そのハンドル36は前記スライド部材31とハンドル軸37、揺動アーム38、リンク部材39から成る連結部材40で連繋されている。チャンネル材26に回動自在に支持されたハンドル軸37には左右一対の揺動アーム38が一体的に取り付けてあり、左右の揺動アーム38の先端はピン部材41によって連結されている。そのピン部材41にはL字状のリンク部材39の後端が回動自在に連結されている。リンク部材39の先端は、スライド部材31の後端側(分割防水扉基部1a側)に取り付けられた第2軸部材42に回動自在に連結されている。このことから、ハンドル36の回動により連結部材40を介してスライド部材31が扉縦方向に移動するようになっている。分割防水扉1L,1Rの背面には、分割防水扉1L,1Rの揺動中に前記ハンドル36が回動しないように図示しない保持具が設置されている。
次に起立補助装置8について説明する。起立補助装置8は、夫々の分割防水扉1L,1Rに対して設けられており、分割防水扉1L,1Rが傾倒位置Aから分割防水扉1L,1Rの基部1aが扉枠4から離れる後退移動から扉枠4に向けて近づく回動に転じる所定の起立角度位置Cまでの間にあるとき、分割防水扉1L,1Rを起立方向に付勢する初期起立補助手段43と(図2)、所定の起立角度位置Cから起立位置Bまで分割防水扉1L,1Rを起立方向に付勢する図7に示す後期起立補助手段44とを備えている。初期起立補助手段43はガスダンパであり、図5に示すように1対のガスダンパ43がヒンジ装置10の両側に設けられている。ガスダンパ43は、分割防水扉の基部1a側のピストンロッド先端43bが可動ベース12の後端部に揺動可能に連結され、分割防水扉の先端部1b側の端部43cがチャンネル材26に揺動可能に連結されている。このガスダンパ43は、分割防水扉1L,1Rの先端部1bを先端部1b方向に付勢すると共に起立方向に付勢する。
後期起立補助手段44は、所定の起立角度位置Cを超えた位置で分割防水扉1L,1Rの起立途中状態を維持可能な中間停止手段を兼ねている。この後期起立補助手段44は、分割防水扉1L,1Rの止水幅方向両側に前板2a側でヒンジ装置10に隣接して設けられている(図1)。図7に示すように、底板2cには固定ベース45が夫々配設されている。各固定ベース45には、一対の固定ブラケット46が止水幅方向両側に対向して固定的に立設されている。一対の固定ブラケット46間には、上ブラケット47が配置されている。上ブラケット47は、図8に示すように上壁47aに連続して両側に側壁47bが屈曲形成されており、その側壁47bと固定ブラケット46とが、その基端部で支持軸48により起倒方向に相対的に揺動可能に軸支されている。また、側壁47b,47b間には、下ブラケット49が配置されている。下ブラケット49は、図8に示すように下壁49aに連続して両側に側壁49bが屈曲形成されており、両側の側壁49b,49bの基端部で前記支持軸48により、固定ブラケット46に対して扉起倒方向に揺動可能に軸支してある。
上ブラケット47の上壁47aと下ブラケット49の下壁49aの間には、図7に示すように、起立補助用付勢部材50が介装されている。起立補助用付勢部材50はねじりコイルバネであり、その一端部が下ブラケット49の下壁49aに当接して固着されており、他端部が上ブラケット47の上壁47aに当接可能となっている。また、ねじりコイルバネ50の他端部にはガイドバー51が嵌合され、ガイドバー51の先端にローラガイド52を介してガイドローラ53a,53bが回動可能に設けられている。このガイドローラ53a,53bは、分割防水扉1L,1Rの背面に取り付けられた下方を開口した断面矩形に形成されたガイドレール54の上案内面54aと一対の下案内面54bを夫々転動可能となっており、ねじりコイルバネ50はガイドローラ53aとガイドレール54を介して分割防水扉1L,1Rに起立方向の付勢力を作用できるようになっている。
また、図7に示すように、固定ブラケット46と上下ブラケット47,49との間には上下ブラケット47,49の揺動運動を制御する制御機構55が介在してある。制御機構55は、下ブラケット49の側壁49bに形成した長孔49cと、上ブラケット47の側壁47bに形成した前記長孔49cと略同様な形状で防水扉1の傾倒方向に開口する離脱開口部47dを設けた係脱溝47cと、固定ブラケット46に形成した制御カム溝46aと、カムピン56とから構成され、カムピン56が係脱溝47cと長孔49cと制御カム溝46aとを挿通している。制御カム溝46aは、分離規制カム面46bと固定カム部46cと案内部カム46dを備えており、分離規制カム面46bは支持軸48を中心とする円弧面に形成され、固定カム部46cは分離規制カム面46bに連続し分離規制カム面46bより半径方向外側に向けて斜め上方に伸び、上下ブラケット47,49が所定の起立角度位置Cにあるとき係脱溝47cと長孔49cと略一致するように形成されている。また、案内部カム46dは分離規制カム面46bと対向し、固定カム部46cと連続して形成されており、上下ブラケット47,49が所定の起立角度位置C近傍となるとカムピン56を固定カム部46cに向けて案内する。
分離規制カム面46bは、分割防水扉1L,1Rが傾倒位置Aから所定の起立角度位置Cまでにあるとき、カムピン56が摺動可能であり、カムピン56の上下ブラケット47,49先端方向(分割防水扉の先端部1b側方向)への移動を規制し、カムピン56を長孔49cの下ブラケット49基端部側と係脱溝47cの上ブラケット47基端部側の係合保持部47eに位置させる。このカムピン56が分離規制カム面46bと係合保持部47eとの間に位置するとき、図7に示すように、上ブラケット47を下ブラケット49に対する近接位置で一体に固定し、ねじりコイルバネ50を上下ブラケット47,49間に圧縮状態で保持させる。
固定カム部46cは、分割防水扉1L,1Rと一緒に上下ブラケット47,49が所定の起立角度位置Cに回動されるとき、カムピン56が分離規制カム面46bから案内部カム46dで押されて固定カム部46cに移動して嵌り込み、下ブラケット49を固定ブラケット46に分割防水扉1L,1Rの起立方向へ揺動不能に固定する。この固定カム部46cにカムピン56が嵌り込み、所定の起立角度位置Cを超えて分割防水扉1L,1Rが起立方向に回動されると、カムピン56は上ブラケット47の支持面47fにより固定カム部46cから下がることが規制される。このカムピン56の固定カム部46cと支持面47fとによる移動の規制によって、分割防水扉1L,1Rに手動操作による力が加えられない限り、分割防水扉1L,1Rは所定の起立角度位置Cを超えてカムピン56に支持面47fが当接した位置で、分割防水扉1L,1Rは途中起立状態に維持され、後期起立補助手段44が分割防水扉1L,1Rの中間停止手段として作用する。
また、所定の起立角度位置Cでカムピン56は、係脱溝47cの離脱開口部47dに位置して上ブラケット47の下ブラケット49に対する固定を解除する(図9)。制御機構55は上記のように分割防水扉1L,1Rが傾倒位置Aから所定の起立角度位置Cに揺動するとき、上ブラケット47を下ブラケット49の近接位置に固定した状態としているので、上ブラケット47は下案内面54bがガイドローラ53bに当接することでねじりコイルバネ50を介して下ブラケット49と一体に分割防水扉起立方向に揺動する。また、制御機構55は所定の起立角度位置Cで上ブラケット47の下ブラケット49に対する固定を解除すると共に下ブラケット49を固定ブラケット46に固定するので、ねじりコイルバネ50は圧縮状態が解除され分割防水扉1L,1Rに対して付勢力を付与することになる。
次に、連結部材5について説明する。連結部材5は、連結板57とシール部材58と係脱装置59に含まれる係止部60とからなる。連結板57は、図14に示すように、2枚の薄板を貼り合せ、連結部材5を分割防水扉1Lに装着した際の連結板57の分割防水扉起立側端部を分割防水扉傾倒側に開口し、一方の分割防水扉1Lに取付けたとき対面するように矩形のシール保持部61に止水幅方向対称に形成し、分割防水扉傾倒側端部を略Z字形状の係止部取付片62としてキーパー63を固着して係止部60とし、シール保持部61と係止部60間を連結板部65としている。また、連結部材5は、連結部材5を分割防水扉1L,1Rに装着した際の分割防水扉縦方向の扉先端部側端に当接部66が固着されている。当接部66は、連結部材5の止水幅方向で連結部材5を取付ける一方の分割防水扉1L側を覆うと共に止水幅方向で他方の分割防水扉1R側のシール保持部61を覆うように設けられている。
また、連結部材5は、連結部材5を装着した分割防水扉1L,1Rを図12に示すように起立位置Bとしたとき、連結部材5が前板2aと干渉しないようにシール保持部61が略床面F上となるように分割防水扉縦方向の扉基部側端部分が切り欠かれており、その扉基部側端部分に断面L字形状の扉基部側シール保持部材67が固着されて、扉基部側シール保持部材67の短片67aがシール保持部61の扉基部側端を塞ぎ、扉基部側シール保持部材67の長片67bと連結板部65との間で扉基部側シール保持部68を構成している。
止水幅方向両側の夫々のシール保持部61には、図14,16に示すように、シール部材58が備えられており、各シール部材58はシール保持部61の開口から分割防水扉傾倒側に突出している。扉基部側シール保持部68には、図13に示すように、扉基部側シール部材69が備えられている。扉基部側シール部材69は、連結板57より扉基部1a側に突出し連結板部65の両側に延びる突出シール部69aと、扉基部側シール保持部68への取り付け部分が連結板部65に対して両側に2つに分かれた分割シール部69bとからなり、夫々の分割シール部69bは対応する各シール部材58と連続している。
次に、係脱装置59について説明する。係脱装置59は前記連結部材5の係止部60と連結部材5が取付けられる一方の分割防水扉1Lに備えられた引掛部材70とからなる。引掛部材70は一方の分割防水扉1Lの他方の分割防水扉1Rに隣接する側の隣接側端部に扉縦方向適宜な位置に少なくとも1箇所(本実施例では2箇所)固着された取付フレーム71にベース72を固定し、ベース72にラッチ金具73とラッチレバー74を揺動可能に設け、ラッチ金具73を係止部60に係止した状態でラッチレバー74を防水扉傾倒方向に引き倒すことで連結部材5を防水扉傾倒方向に引き付け、一方の分割防水扉1Lに連結部材5を一体に装着する。このラッチレバー74を引き倒した状態では、ラッチレバー74は隣接側端部1cより内側に位置し、他方の分割防水扉1Rを起立した時、他方の分割防水扉1Rと干渉しない。
また、分割防水扉起立側の取付フレーム71には、引掛部75が固定されている。この引掛部75には起立支持部材としてのチェーン76の一端が連結されており、チェーン76の他端は支持部材7に固定された下側引掛部77に連結されている。このチェーン76は、一方の分割防水扉1Lが起立位置Bから起立方向へ回動するのを阻止可能な長さに設定されており、一方の分割防水扉1Lの傾倒状態では収納凹部6に収納可能とされている。
次に、動作について説明する。先ず、一方の分割防水扉1Lを図1、図2に示す傾倒位置Aから手動により所定の起立角度位置Cにはね起こすと、ヒンジ装置10により、図3に示すように基部1aが前板2aの分割防水扉起立側面から離反した状態となり、図9に示すように、後期起立補助手段44のカムピン56が固定カム部46cの半径方向外側に位置し、固定カム部46cと長孔49cとで形成される空間が半径方向内側に向かうにつれて小さくなっていることと、所定の起立角度位置Cを僅かに超えて起立方向に回動されることによる支持面47fがカムピン56に当接することにより、カムピン56の移動が規制され、一方の分割防水扉1Lが略所定の起立角度位置Cで途中起立状態に維持される。
この一方の分割防水扉1Lの途中起立状態で、図11に示すように、連結部材5が分割防水扉1Lの隣接側端部1cに分割防水扉1Lの先端部1b側から挿入されて、当接部66が隣接側端部1cの上端部に当接した状態で、係脱装置59により装着される。これにより、一方の分割防水扉1Lの隣接側端部1cに圧接するシール部材58,69のシール面58a,69dが隣接側端部1cの分割防水扉起立側面に水密に圧着する。連結部材5を分割防水扉1Lに装着後、途中起立状態から更に起立させると、一方の分割防水扉1Lの基部1aが前板2aの分割防水扉起立側面に近接していき、起立位置Bとなると、一方の分割防水扉1Lの分割防水扉起立側面が下部シール部材3bと一方の垂直シール部材3aとに当接し、扉基部側シール部材69の突出部分69aと下部シール部材3bとが当接する。そして、ロック装置20により一方の分割防水扉1Lがロックされると、分割防水扉起立側面と下部シール部材3bと一方の垂直シール部材3aが水密に密着し、扉基部側シール部材69の突出部分のシール面69cの一方の分割防水扉側が下部シール部材3bに水密に密着する。また、このときチェーン76が張架状態となる。
次に、他方の分割防水扉1Rが起立位置Bにはね起こされ、ロック装置20によりロックされると他方の分割防水扉1Rの隣接側端部1dの分割防水扉起立側面が、シール部材58,69に水密に密着すると共に下部シール部材3bと他方の垂直シール部材3aに水密に密着する。また、他方の分割防水扉1Rの押圧により、扉基部側シール部材69のシール面69cの他方の分割防水扉側と下部シール部材3bとが水密に密着する。これによって、夫々の分割防水扉1L,1Rに対応して、一方の分割防水扉側の垂直シール部材3aと下部シール部材3bとシール部材58と扉基部側シール部材69の一方の分割防水扉側部分が連続し、他方の分割防水扉側の垂直シール部材3aと下部シール部材3bとシール部材58と扉基部側シール部材69の他方の分割防水扉側部分が連続し、通行部を水密に塞ぐことになる。このとき、他方の分割防水扉1Rにより、一方の分割防水扉1Lの隣接側端部1cに起立方向に向けて回動しようとする力が作用するが、チェーン76の張架により一方の分割防水扉1Lの隣接側端部1cの回動が阻止され、各分割防水扉1L,1Rとシール部材58とを容易に確実に圧着できる。
次に、分割防水扉1L,1Rを傾倒する場合には、先ず他方の分割防水扉1Rを傾倒し、次に一方の防水扉1Lを所定の途中位置Cとして連結部材5を取り外した後、傾倒位置Aとする。分割防水扉1L,1Rが傾倒位置Aにあるとき、各分割防水扉1L,1Rの隣接側端部1c,1d間に間隙が形成されるが、この間隙は連結部材5の連結板部65が横切れる寸法であり、連結板部5は薄板を貼り合せた厚さとなっているので、隣接側端部1c,1dの間隙を小さくできる。尚、本実施例では、防水扉を2枚の分割防水扉で構成したが、3枚以上の分割防水扉で構成しても良く、また、手動により起倒する分割防水扉とモータやシリンダ等の駆動装置によって起倒する分割防水扉を組み合わせてもよい。
本願発明の防水扉装置の平面図である。 分割防水扉を傾倒位置とした時のヒンジと初期起立補助手段を示す側面図である。 分割防水扉を所定の起立角度位置とした時のヒンジと初期起立補助手段を示す側面図である。 分割防水扉を起立位置とした時のヒンジと初期起立補助手段を示す側面図である。 図2のV視図である。 図2のVI−VI線断面図である。 後期起立補助手段の側面図である。 図7のVIII視図である。 分割防水扉を所定の起立角度位置とした時の後期起立補助手段を示す側面図である。 分割防水扉を起立位置とした時の後期起立補助手段を示す側面図である。 一方の分割防水扉への連結部材の取付けを示す側面図である。 連結部材を取付けた状態で起立位置とした分割防水扉の側面図である。 連結部材の側面図である。 図13のXIV―XIV線断面図である。 図11のXV視図である。 図12のXVI―XVI線断面図である。 下部シール部材と扉基部側シール部材の密着を示す説明図である。
符号の説明
1 防水扉
1a 基部
1L,1R 分割防水扉
5 連結部材
6 収納凹部
9 防水扉装置
10 ヒンジ装置
44 中間停止手段(後期起立補助手段)
58 シール部材
59 係脱装置
60 係止部
61 シール保持部
65 連結板部
66 当接部
70 引掛部材
73 ラッチ金具
74 ラッチレバー
75 引掛部
76 チェーン(起立支持部材)
A 傾倒位置
B 起立位置
F 床面

Claims (6)

  1. 出入口の床面に設ける収納凹部に防水扉の基部をヒンジ装置により収納凹部の開口を塞ぐ傾倒位置と出入口の通行部を塞ぐ起立位置とに起倒可能に設け、防水扉を起立させて出入口からの浸水を防止するようにした防水扉装置において、防水扉を互いに独立している複数の分割防水扉によって構成し、互いに隣接する一方の分割防水扉の隣接側端部に着脱可能な連結部材を備え、その連結部材に一方の分割防水扉の隣接側端部に圧着すると共に隣接する分割防水扉の起立位置で他方の分割防水扉の隣接側端部に圧着して両者間の隙間を塞ぐシール材を備えたことを特徴とする防水扉装置。
  2. 一方の分割防水扉の分割防水扉傾倒側に係脱装置を他方の分割防水扉の傾倒動作を妨げないように設け、係脱装置により一方の分割防水扉の隣接側端部に連結部材を着脱するようにしたことを特徴とする請求項1記載の防水扉装置。
  3. 係脱装置を、引掛部材をラッチレバーで引きこみ可能なラッチ金具で構成し、連結部材に、一方の分割防水扉への装着状態で起立した分割防水扉の隣接側端部間を横切るように形成した連結板部と、連結板部の分割防水扉起立側端部に分割防水扉の分割防水扉起立側面に対面するように設けたシール保持部と、連結板部の分割防水扉傾倒側端部に他方の分割防水扉の傾倒を妨げないように設けた係止部を備え、係止部をラッチ金具で引込んでシール保持部に保持したシール部材を分割防水扉の分割防水扉起立側面に圧着させて連結部材を分割防水扉に装着するようにしたことを特徴とする請求項2記載の防水扉装置。
  4. 連結部材に分割防水扉の隣接側端部の上端部に当接して連結部材の扉縦方向を位置決め可能な当接部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の防水扉装置。
  5. 互いに隣接する一方の分割防水扉の隣接側端部に分割防水扉起立側に位置する引掛部を設け、その引掛部と収納凹部の内面を連結して分割防水扉の起立位置から起立方向へ回動するのを阻止可能な起立支持部材を備え、その起立支持部材を分割防水扉の傾倒状態で収納凹部に収納可能にしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の防水扉装置。
  6. ヒンジ装置を、分割防水扉を傾倒位置から起立させる際に、分割防水扉の基部を収納凹部の分割防水扉起立側面から一時的に離反させた後で収納凹部の分割防水扉起立側面に接近させるように構成し、分割防水扉の基部を収納凹部の分割防水扉起立側面から一時的に離反させた起立途中状態を維持可能な中間停止手段を備え、分割防水扉の基部を収納凹部の分割防水扉起立側面から一時的に離反させた起立途中状態で分割防水扉の隣接側端部に連結部材を装着可能にしたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の防水扉装置。
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