JP7236936B2 - 避難扉 - Google Patents
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Description
避難連絡坑と車道トンネルを連通する車両用開口部を開閉する第1扉と、前記第1扉に形成された人道用開口部を開閉する第2扉と、を備えた避難扉において、
前記避難扉は、
前記第1扉体の全閉姿勢を維持するロック手段と、
前記ロック手段の解除を規制するロック解除規制手段と、
全閉姿勢にある前記第2扉の開放によってロック解除規制を解除するロック解除許容手段と、を備え、
前記人道用開口部の全閉時には前記第1扉体の開放が規制され、前記人道用開口部が開放された状態で前記第1扉体の開放が可能となっている、避難扉、である。
前記ロック解除規制手段は、施錠位置にある前記可動要素の解錠方向の移動を規制する。
1つの態様では、前記可動要素は、高さ方向に延びるロッドである。
1つの態様では、前記ロック解除規制手段は、第1の位置と第2の位置の間で可動であって、第1の位置では前記可動要素に当接ないし係止することで当該可動要素の解錠方向への移動を規制し、第2の位置では前記可動要素から離間して当該可動要素の解錠方向への移動を許容する。
1つの態様では、前記ロック手段は、施錠位置と解錠位置との間で可動な可動要素を備えており、
前記ロック解除規制手段は、第1の位置と第2の位置の間で可動であって、第1の位置では前記可動要素に当接ないし係止することで当該可動要素の解錠方向への移動を規制し、第2の位置では前記可動要素から離間して当該可動要素の解錠方向への移動を許容し、
前記ロック解除許容手段は、前記第2扉体が全開位置ないし全開位置近傍まで移動した時に当該第2扉体の部分が当接ないし係止することに連動して、前記ロック解除規制手段を第1の位置から第2の位置へ移動させる連動機構を備えている。
1つの態様では、前記ロック手段は、施錠位置と解錠位置との間で可動な可動要素を備えており、
前記ロック解除規制手段は、第1の位置と第2の位置の間で可動であって、第1の位置では前記可動要素に当接ないし係止することで当該可動要素の解錠方向への移動を規制し、第2の位置では前記可動要素から離間して当該可動要素の解錠方向への移動を許容し、
前記ロック解除許容手段は、前記第2扉体の戸先側部位が全閉姿勢から開放移動したことに連動して、前記ロック解除規制手段を第1の位置から第2の位置へ移動させる連動機構を備えている。
開口部1は躯体に設けられた四周状の枠体2に囲まれた領域に形成されており、枠体2は、左右の縦枠20、21と、上枠22と、下枠23と、からなり、開口部1は、枠体2に取り付けられた開き扉によって開閉されるようになっている。本実施形態では、開き扉は、第1扉体3と第2扉体4を備えた両開き扉であって、第1扉体3は幅広の親扉であって、第2扉体4は幅狭の子扉である。すなわち、第1扉体3は第1の幅寸法を備え、第2扉体4は第2の幅寸法を備え、第1の幅寸法は第2の幅寸法よりも大きい。なお、第1扉体3と第2扉体4の幅寸法は同じでもよい。
引き戸は、2枚の引き違い状の第1スライド扉6と第2スライド扉7を備えている。第1スライド扉6は正面視長方形状のパネルであり、戸先側端面60、戸尻側端面61、上端面62、避難連絡坑側Bに位置する第1見付面63、車道トンネル側Aに位置する第2見付面64、を備えており、第1見付面63、第2見付面64の戸先側部位には取手H3が設けてある。第1スライド扉6の上端面62には、ハンガーローラアセンブリHR1が設けてあり、下端にはガイドローラGR1が設けてある。
本実施形態では、開き扉を構成する第1扉体3と第2扉体4において、第1扉体3が幅広の親扉、第2扉体4が幅狭の子扉であり、開き扉の全閉姿勢において、第1扉体3が全閉姿勢にある時には、第2扉体4の開放は規制されている(第2扉体4に戸先側部位に形成された目板部40が第1扉体3の戸先側縦枠30の外側見付面301に当接している)。第1扉体3、第2扉体4は、それぞれ、グレモン錠によって全閉姿勢が維持されている。すなわち、グレモン錠は、第1扉体3の全閉姿勢を維持するロック手段を構成している。
第1扉体のロック状態のロック解除規制及びロック解除許容の第2の実施形態について、図10~図14に基づいて説明する。図10~図13は、図1~図3に対応する図であり、避難扉の基本的な構成は同じであり、同一の番号が付された要素の説明については、既述の記載を援用することができる。
図16を参照しつつ、第2の実施形態の変形例1について説明する。本実施形態に係るロック解除規制手段は、グレモンハンドルH1の回動操作によって上下動する上側ロッド11の所定高さに位置して上側ロッド11に固定された被当接部15´と、被当接部15´に当接することで上側ロッド11の解錠方向の移動(上動)を規制するストッパー16´と、を備えている。ストッパー16´は、上側ロッド11の上動を規制するように被当接部15´に当接する規制位置と、上側ロッド11の上動を許容する許容位置と、を取るようになっており、全閉姿勢にある第1スライド扉6の戸先側端面60が、戸先側縦枠30の内側見込面302に形成した凹面304から離間することで、ストッパー16´は規制位置から許容位置へと移動する。
図17を参照しつつ、第2の実施形態の変形例2について説明する。本実施形態に係るロック解除規制手段は、グレモンハンドルH1の回動操作によって上下動する上側ロッド11の所定高さに位置して上側ロッド11に固定された被当接部15´と、被当接部15´に当接することで上側ロッド11の解錠方向の移動(上動)を規制するストッパー16´と、を備えている。ストッパー16´は、上側ロッド11の上動を規制するように被当接部15´に当接する規制位置と、上側ロッド11の上動を許容する許容位置と、を取るようになっており、全閉姿勢にある第1スライド扉6の戸先側端面60が、戸先側縦枠30の内側見込面302に形成した凹面304から離間することで、ストッパー16´は規制位置から許容位置へと移動する。
3 第1扉体(第1扉)
4 第2扉体(開き扉)
5 開口部(人道用開口部)
6 第1スライド扉(第2扉)
11 上側ロッド(ロック手段)
12 下側ロッド(ロック手段)
15、15´ 被当接部(ロック解除規制手段)
16、16´ ストッパー(ロック解除規制手段)
160 ロッド(ロック解除許容手段)
17、17´ 作動機構(ロック解除許容手段)
18 当接ガイド部(ロック解除許容手段)
19 バー19(ロック解除許容手段)
A 車道トンネル側
B 避難連絡坑側
H1 グレモンハンドル(ロック手段)
L1 係止部(ロック手段)
L2 係止部(ロック手段)
Claims (7)
- 避難連絡坑と車道トンネルを連通する車両用開口部を開閉する第1扉と、前記第1扉に形成された人道用開口部を開閉する第2扉と、を備えた避難扉において、
前記避難扉は、
前記第1扉体の全閉姿勢を維持するロック手段と、
前記ロック手段の解除を規制するロック解除規制手段と、
全閉姿勢にある前記第2扉の開放によってロック解除規制を解除するロック解除許容手段と、を備え、
前記人道用開口部の全閉時には前記第1扉体の開放が規制され、前記人道用開口部が開放された状態で前記第1扉体の開放が可能となっている、
避難扉。 - 前記第1扉は開き扉ないし折り扉であり、前記第2扉は引き戸である、請求項1に記載の避難扉。
- 前記ロック手段は、施錠位置と解錠位置との間で可動な可動要素を備えており、
前記ロック解除規制手段は、施錠位置にある前記可動要素の解錠方向の移動を規制する、
請求項1、2いずれか1項に記載の避難扉。 - 前記ロック解除許容手段は、前記第2扉体が全開位置ないし全開位置近傍まで移動したことに連動してロック解除規制を解除する、請求項1~3いずれか1項に記載の避難扉。
- 前記ロック手段は、施錠位置と解錠位置との間で可動な可動要素を備えており、
前記ロック解除規制手段は、第1の位置と第2の位置の間で可動であって、第1の位置では前記可動要素に当接ないし係止することで当該可動要素の解錠方向への移動を規制し、第2の位置では前記可動要素から離間して当該可動要素の解錠方向への移動を許容し、
前記ロック解除許容手段は、前記第2扉体が全開位置ないし全開位置近傍まで移動した時に当該第2扉体の部分が当接ないし係止することに連動して、前記ロック解除規制手段を第1の位置から第2の位置へ移動させる連動機構を備えている、
請求項4に記載の避難扉。 - 前記ロック解除許容手段は、前記第2扉体の初動開放に連動してロック解除規制を解除する、請求項1~3いずれか1項に記載の避難扉。
- 前記ロック手段は、施錠位置と解錠位置との間で可動な可動要素を備えており、
前記ロック解除規制手段は、第1の位置と第2の位置の間で可動であって、第1の位置では前記可動要素に当接ないし係止することで当該可動要素の解錠方向への移動を規制し、第2の位置では前記可動要素から離間して当該可動要素の解錠方向への移動を許容し、
前記ロック解除許容手段は、前記第2扉体の戸先側部位が全閉姿勢から開放移動したことに連動して、前記ロック解除規制手段を第1の位置から第2の位置へ移動させる連動機構を備えている、
請求項6に記載の避難扉。
Priority Applications (1)
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JP2019101402A JP7236936B2 (ja) | 2019-05-30 | 2019-05-30 | 避難扉 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019101402A JP7236936B2 (ja) | 2019-05-30 | 2019-05-30 | 避難扉 |
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JP2020193539A JP2020193539A (ja) | 2020-12-03 |
JP7236936B2 true JP7236936B2 (ja) | 2023-03-10 |
Family
ID=73545704
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2019
- 2019-05-30 JP JP2019101402A patent/JP7236936B2/ja active Active
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JP2020193539A (ja) | 2020-12-03 |
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