JP4538145B2 - キャップ付き容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、略円形の天板部と、該天板部の周縁より下方に延びる円筒部と、該円筒部の内径方向に突出する複数のラグとを備えたキャップにより、外周面に沿って複数の係合スレッドが設けられた略円筒状の口部が閉蓋され、該ラグが該係合スレッドに係合し、該口部が該天板部に閉塞されることで密封されるキャップ付き容器に関する。特に、本発明は、炭酸飲料水等を内容物とするために内部が陽圧となりうるキャップ付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
炭酸飲料水や清涼飲料水等の販売に際し、キャップにより密封されるキャップ付き容器(以下、適宜「容器」という。)が広く利用されている。この容器は、略有底円筒状の胴体と、胴体に縮径されながら連設され上方に開口した略円筒状の口部と、口部の外周面に設けられたオスネジ部とより構成されている。また、この容器は、天板部と、天板部の周縁から下方に延設された円筒部と、円筒部の内周面に設けられたメスネジ部とより構成されている略有天円筒状のキャップを備えている。前記構成の容器は、オスネジ部及びメスネジ部を介してキャップが口部に対して螺着され、キャップの天板部により口部が閉塞されることで密封される。一方、前記構成の容器は、密封状態からキャップが口部に対して回転され、メスネジ部がオスネジ部に対して螺進し、キャップが口部に対して上昇することで密封が解除される。
【0003】
ところで、容器の口部に直接口をつけたときの内容物の飲みやすさや、コップへの内容物の注ぎやすさ等を考慮すると、口部を拡径してある程度の広口とすることが好ましい場合がある。しかしながら、口部を広口とすると、口部のオスネジ部とキャップのメスネジ部との螺着時の接触面積が大きくなるため、容器の開封に比較的大きな力を要することとなり、使い勝手が悪くなるおそれがある。
【0004】
そこで、オスネジ部に代えて口部の外周面に複数の係合スレッドを設け、メスネジ部に代えてキャップの内周面に複数のラグを設け、複数のラグを複数の係合スレッドに係合させ、キャップの天板部により口部を閉塞することで密封されるように構成された容器を用いることが考えられる。かかる構成の容器においては、口部の係合スレッドとキャップのラグとの接触面積が小さい。従って、密封状態からキャップをわずかな力で回転させるだけで、ラグと係合スレッドとの係合が解除されて密封状態が解除される。
【0005】
しかし、容器内に炭酸飲料水が入れられている等の理由によって容器内が陽圧となった状態でキャップが口部に対して回転され、ラグと係合スレッドとの係合が解除された場合、次のような不都合が生じる。すなわち、この場合、容器内のガスが急激に噴出するとともに噴出音が生じ、利用者に不快を与えるおそれがあるとともに、このガスによりキャップが上方に押し上げられて口部から勢いよく外れるおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる背景に鑑みて、本発明は、陽圧状態の容器を開封するときの容器内のガスの急激な噴出による噴出音の防止、及びキャップが口部から勢いよく外れることを防止可能なキャップ付き容器を提供することを解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明のキャップ付き容器は、密封状態から前記キャップが前記口部に対して開方向に回転され、前記ラグと前記係合スレッドとの係合が解除されたとき、該ラグの上昇を所定の高さで規制することで該キャップと該口部との間に略全周にわたって第1の微小間隙を形成する第1規制部と、該第1規制部に規制されている一部のラグの開方向への移動を規制するとともに、該キャップが下降することで該一部のラグの開方向への移動規制が解除され、さらに該キャップが該口部に対して開方向に回転されたとき、該一部のラグの上昇を該所定の高さより下方で規制する第2規制部と、該第2規制部により該一部のラグの上昇が規制された状態で、残りのラグが上昇して該キャップが傾斜したとき、該残りのラグの上昇を該所定の高さより上方で規制して該キャップと該口部との間に第2の微小間隙を形成する第3規制部とが該口部の外周面に設けられていることを特徴とする。
【0008】
かかる本発明によれば、まず、密封状態からキャップが口部に対して開方向に回転されることで、複数のラグと複数の係合スレッドとの係合が解除される。このとき、容器内が陽圧であればキャップがガス圧により押し上げられるが、ラグの上昇が第1規制部により所定の高さで規制される。これにより、キャップと口部との間に略全周にわたり第1の微小間隙が形成される。また、一部のラグの開方向への移動が第2規制部により規制されることで、キャップが口部に対して開方向に回転することが規制される。
【0009】
次に、キャップが押し下げられることで第2規制部による一部のラグの開方向への移動規制が解除される。この状態からキャップが口部に対してさらに開方向に回転されたとき、一部のラグの上昇が第2規制部により所定の高さより下方で規制され、残りのラグは上昇自在となる。このとき、なおも容器内が陽圧状態である場合、キャップはガス圧により上昇自在のラグの側を上昇させながら傾斜する。続いて、それまで上昇自在であったラグの上昇が第3規制部により所定の高さより上方で規制され、キャップの傾斜が規制される。これにより、キャップと口部との間に第2の微小間隙が形成される。
【0010】
前記容器によれば、第1、第2の微小間隙を介して2段階にわたり容器内が徐々にガス抜きされ、これにより陽圧状態が二段階にわたり緩和される。従って、第1の微小間隙によるガス抜きが不十分でも、第2の微小間隙によりさらにガス抜きすることで容器内の陽圧状態を確実に緩和することができる。このため、容器内のガスの急激な噴出による噴出音を防止し、且つ、キャップが口部から勢いよく外れることを防止しながら容器を開封することができる。
【0011】
また、前記第1規制部が、前記キャップにより前記口部が閉蓋されるとき前記ラグを前記係合スレッドに案内する案内スレッドの一部として形成され、複数の該案内スレッドのうち、少なくとも1つについて該第1規制部を構成する部分が開方向に沿って下方に0.1°〜3.0°だけ傾斜して形成されていることが好ましい。
【0012】
さらに、前記係合スレッドのうち少なくとも1つが開方向に沿って下方に0.1°〜3.0°だけ傾斜して形成されていることが好ましい。
【0013】
キャップが容器内のガス圧によって上向きの力を受けていても、案内スレッドの一部、係合スレッドが開方向に沿って下方に傾斜しているので、いずれかのスレッドに係合していればラグの開方向への移動が規制される。従って、陽圧状態において容器内のガス圧によりキャップが口部に対して開方向に回転して、勢いよく外れる事態をより確実に防止することができる。
【0014】
また、本願発明者の得た知見によれば、案内スレッドの一部、係合スレッドの傾斜角を0.1°未満とすると、ガス圧によってはラグの開方向への移動が規制されないおそれがある。その一方、傾斜角を3.0°より大きくするとラグの開方向への移動が必要以上に規制され、キャップを口部に対して開方向に回転させにくくなる。従って、この傾斜角を0.1°〜3.0°の範囲内とすることで、容器内のガス圧によってキャップが口部から外れる事態を防止しつつも、口部に対する開方向へのキャップの回転しやすさを維持することができる。
【0015】
また、前記第1、第2、及び第3規制部のうち少なくとも1つが、前記キャップにより前記口部が閉蓋されるとき、前記ラグを前記係合スレッドに案内する案内スレッドの一部として形成されていることが好ましい。かかる構成とすることで、第1、第2、及び第3規制部が案内スレッドと別個独立に設けられる場合と比較して口部の構造を簡単にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のキャップ付き容器の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本実施形態のキャップ付き容器の要部の構成説明図であり、図2及び図3は本実施形態のキャップ付き容器の機能説明図であり、図4は本実施形態のキャップ付き容器の概念的な機能説明図である。
【0017】
図1に示す本実施形態の容器は、金属より形成されたキャップ1により、上方に開口する略円筒状の口部2が閉蓋・開蓋されることで密封・開封される。キャップ1は、略円形の天板部3と、天板部3の周縁より下方に延びる円筒部4と、円筒部4の内径方向に突出する4つのラグ5とから構成されている。また、天板部3の裏側にはポリエチレン等の軟質素材よりなる略円盤状のシール材6が設けられている。
【0018】
図4に展開して示すように口部2には、キャップ1の4つのラグ5に対応してその外周面に沿って延びる4つのスレッド7が突設されている。スレッド7は、略水平に延びる係合スレッド8と、係合スレッド8の左端部から下方に延びるストッパ9と、係合スレッド8の右端部から開方向に延びる案内スレッド10とより構成されている。口部2の直径を境として一方(図4の右側)の2つの案内スレッド10は、係合スレッド8の右端部から開方向に沿って上昇してから略水平に延びた後、一旦下降してから跳ね上がって上昇する形状となっている。また、口部2の直径を境として他方(図4の左側)の2つの案内スレッド10は、係合スレッド8の右端部から開方向に沿って上昇してから略水平に延びた後、下降せずにそのまま跳ね上がって上昇する形状となっている。
【0019】
案内スレッド10の略水平部分が本発明の「第1規制部」11を構成する。従って、案内スレッド10の水平部分の下縁が本発明の「所定の高さ」となる。また、図4の右側の2つの案内スレッド10の一旦下降した部分が本発明の「第2規制部」12を構成する。さらに、図4の左側の2つの案内スレッド10の右端の跳ね上がった部分が本発明の「第3規制部」13を構成する。また、係合スレッド8、及び案内スレッド10の略水平部分は開方向に沿って1.0°だけ下方に傾斜している。
【0020】
前記構成の容器を密封するとき、キャップ1により口部2が閉蓋され、キャップ1が閉方向(図中左)に回転される。このとき、ラグ5が案内スレッド10に沿って左に移動し、係合スレッド8へと案内されてストッパ9に当接する。これによりキャップ1の閉方向への回転が規制される。ラグ5が係合スレッド8まで案内されることによりキャップ1が下降し、図1に示すように天板部3に圧迫されたシール材6が、口部2の上端周縁部に圧接されて容器が密封される。
【0021】
ここで、陽圧状態の容器が開封される場合について、図1〜図4を用いて説明する。まず、キャップ1が口部2に対して開方向に回転されることで、4つのラグと4の係合スレッド8との係合が解除され、キャップ1が容器内のガス圧により押し上げられる。このとき、4つのラグ5は図4に(A)で示す位置から(B)で示す位置まで移動し、その上昇が第1規制部11により「所定の高さ」で規制される。これにより、シール材6と口部2の上端周縁部との間に略全周にわたり第1の微小間隙c1 が形成される。また、図4の右側2つのラグ5の開方向への移動が第2規制部12により規制されることで、キャップ1が口部2に対して開方向に回転することが規制される。
【0022】
次に、キャップ1が押し下げられると、第2規制部12による図4の右側2つのラグ5の開方向への移動規制が解除される。この状態からキャップ1が口部2に対してさらに開方向に回転されたとき、図4の右側2つのラグ5の上昇が第2規制部12により「所定の高さより下方」で規制され、図4の左側2つのラグ5は上昇自在となる。そして、キャップ1はガス圧により上昇自在の右側2つのラグ5の側を上昇させながら傾斜する。続いて、それまで上昇自在であったラグ5の上昇が第3規制部13により「所定の高さより上方」で規制され、キャップ1の傾斜が規制される。このとき、図4の右側2つのラグ5は(B)で示す位置から(C)で示す位置まで斜めに下降し、図4の左側2つのラグ5は(B)で示す位置から(D)で示す位置まで斜めに上昇する。これにより、図3に示すようにシール材6と口部2の上端周縁部との間に第2の微小間隙c2 が形成される。
【0023】
かかる状態からキャップ1が口部2に対して開方向に回転され、すべてのラグ5が案内スレッド10の右端部から外れたとき、キャップ1が口部2から取り外される。
【0024】
本実施形態の容器によれば、第1、第2の微小間隙c1 、c2 を介して2段階にわたり容器内が徐々にガス抜きされ、これにより陽圧状態が二段階にわたり緩和される。従って、第1の微小間隙c1 によるガス抜きが不十分でも、第2の微小間隙c2 によりさらにガス抜きすることで容器内の陽圧状態を確実に緩和することができる。このため、容器内のガスの急激な噴出による噴出音を防止し、且つ、キャップ1が口部2から勢いよく外れることを防止しながら容器を開封することができる。
【0025】
また、第1の微小間隙c1 が形成されたとき、図4の右側2つのラグ5の開方向への移動が第2規制部12により規制されることでキャップ1の開方向への回転が規制される。このため、第1の微小間隙c1 によるガス抜きが行われているとき、噴出音が発生したり、キャップ1が口部2から勢いよく外れたりすることを防止できる。
【0026】
さらに、一部のラグ5の上昇が第2規制部12により所定の高さより下方で規制され、残りのラグ5の上昇が第3規制部13により所定の高さより情報で規制される。これにより、第2の微小間隙c2 を形成するのに十分なだけキャップ1を傾斜させることができる。
【0027】
また、案内スレッド10の略水平部分、係合スレッド8が開方向に沿って1.0°だけ下方に傾斜している。このため、キャップ1が容器内のガス圧によって上向きの力を受けていても、いずれかのスレッドに係合していればラグ5の開方向への移動が規制される。従って、陽圧状態において容器内のガス圧によりキャップ1が口部2に対して開方向に回転して、勢いよく外れる事態をより確実に防止することができる。
【0028】
なお、前記実施形態では第1規制部11、第2規制部12、第3規制部13がそれぞれ案内スレッド10の一部により構成されていたが、他の実施形態としてこれらの規制部のうち少なくとも1つが案内スレッド10から分離されて形成されてもよい。
【0029】
また、前記実施形態ではキャップ1が金属より形成されているが、他の実施形態として、プラスチック等の他の素材より形成されてもよい。また、キャップ1の素材が、天板部3が口部2の上端周縁部に全周にわたり圧接して容器を確実に密封することができるものであれば、シール材6を省略してもよい。
【0030】
前記実施形態ではスレッド7が4つ設けられているが、容器の密封が可能であればその数はいくつであってもよい。
【0031】
前記実施形態では全ての案内スレッド10の略水平部分が開方向に沿って下方に傾斜して形成されていたが、他の実施形態として複数の案内スレッド10の略水平部分のうち少なくとも1つが開方向に沿って下方に傾斜して形成されていてもよい。同様に、前記実施形態では全ての係合スレッド8が開方向に沿って下方に傾斜して形成されていたが、他の実施形態として複数の係合スレッド8のうち少なくとも1つが開方向に沿って下方に傾斜して形成されていてもよい。
【0032】
前記実施形態では案内スレッド10の略水平部分、係合スレッド8の傾斜角は1.0°であったが、他の実施形態として0.1°〜3.0°の範囲内のいかなる角度であってもよい。本願発明者の得た知見によれば、この傾斜角を0.1°未満とすると、ガス圧によっては係合スレッド8、案内スレッド10の略水平部分に係合するラグ5の開方向への移動が規制されないおそれがある。その一方、傾斜角を3.0°より大きくするとラグ5の開方向への移動が必要以上に規制され、キャップ1を口部2に対して開方向に回転させにくくなる。従って、この傾斜角を0.1°〜3.0°の範囲内とすることで、容器内のガス圧によってキャップ1が口部2から外れる事態を防止しつつも、口部2に対する開方向へのキャップ1の回転しやすさを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のキャップ付き容器の要部の構成説明図
【図2】本実施形態のキャップ付き容器の機能説明図
【図3】本実施形態のキャップ付き容器の機能説明図
【図4】本実施形態のキャップ付き容器の概念的な機能説明図
【符号の説明】
1‥キャップ、2‥口部、3‥天板部、4‥円筒部、5‥ラグ、6‥シール材、8‥係合スレッド、10‥案内スレッド、11‥第1規制部、12‥第2規制部、13‥第3規制部、c1 ‥第1の微小間隙、c2 ‥第2の微小間隙

Claims (4)

  1. 略円形の天板部と、該天板部の周縁より下方に延びる円筒部と、該円筒部の内径方向に突出する複数のラグとを備えたキャップにより、外周面に沿って複数の係合スレッドが設けられた略円筒状の口部が閉蓋され、該ラグが該係合スレッドに係合し、該口部が該天板部に閉塞されることで密封されるキャップ付き容器であって、
    密封状態から前記キャップが前記口部に対して開方向に回転され、前記ラグと前記係合スレッドとの係合が解除されたとき、該ラグの上昇を所定の高さで規制することで該キャップと該口部との間に略全周にわたって第1の微小間隙を形成する第1規制部と、
    該第1規制部に規制されている一部のラグの開方向への移動を規制するとともに、該キャップが下降することで該一部のラグの開方向への移動規制が解除され、さらに該キャップが該口部に対して開方向に回転されたとき、該一部のラグの上昇を該所定の高さより下方で規制する第2規制部と、
    該第2規制部により該一部のラグの上昇が規制された状態で、残りのラグが上昇して該キャップが傾斜したとき、該残りのラグの上昇を該所定の高さより上方で規制して該キャップと該口部との間に第2の微小間隙を形成する第3規制部とが該口部の外周面に設けられていることを特徴とするキャップ付き容器。
  2. 前記第1規制部が、前記キャップにより前記口部が閉蓋されるとき前記ラグを前記係合スレッドに案内する案内スレッドの一部として形成され、
    複数の該案内スレッドのうち、少なくとも1つについて該第1規制部を構成する部分が開方向に沿って下方に0.1°〜3.0°だけ傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ付き容器。
  3. 前記係合スレッドのうち少なくとも1つが開方向に沿って下方に0.1°〜3.0°だけ傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のキャップ付き容器。
  4. 前記第1、第2、及び第3規制部のうち少なくとも1つが、前記キャップにより前記口部が閉蓋されるとき前記ラグを前記係合スレッドに案内する案内スレッドの一部として形成されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ付き容器。
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