JP4537799B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、トラクション性能、耐摩耗性を損なうことなく、タイヤから生じる通過騒音を低減しうる空気入りタイヤに関する。
軽トラックを含む、バス、トラック等に用いられる空気入りタイヤにあっては、従来、例えばトレッド面に、周方向にのびる縦溝と、この縦溝に交わる横溝とを配することによりトレッド面をブロックに区分するブロックパターンを基調とするトレッドパターンを形成することによりトラクション性能を高めている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−115323号公報
しかしながら、このようなトレッドパターンは、縦溝及び横溝が形成されることによって、走行時において、トレッド面と、路面との間で圧縮された空気が放出されることによって形成される、いわゆるエアポンピング音、及びタイヤ周方向に不連続となるブロックが路面と接触する際に生じる衝撃的な音によるタイヤの騒音を増加させている。又車両の高速化に伴い、前記騒音は増加の傾向にあり、環境改善の面からもタイヤの低騒音化は重要な課題となっている。
反面、雪道、悪路を走行する車輌に装着されるタイヤなど、特に大きいトラクション性能が要求される場合には、トレッドショルダー部に、トレッド縁で開口しタイヤ軸方向にのびるラグ溝を設けて、その間で長くかつ強固なラグブロックを形成するラグパターンのタイヤが採用されるが、このラグパターンのタイヤでは、タイヤ転動中にラグ溝から排出される空気によるエアポンピング音がタイヤ騒音の原因となっている。
このようなタイヤに起因する騒音の低下のために、トレッドゴム硬度を低下させ、溝巾、溝深さを減じ、又ラグ溝本数を減少することは、いずれも、摩耗寿命の低減などの耐摩耗性能の低下、トラクション性能の低下を惹起する。
なお、ラグ溝を基調として、その修正を行うことにより、種々な改善を加えようとする多くの提案がなされている(例えば、特許文献2〜8)。
特開平3−14703号公報 特開平5−213012号公報 特開2001−219713号公報 特開2001−225608号公報 意匠登録第915663号公報 意匠登録第1170841号公報 米国特許第4649976号明細書
このように低騒音化とトラクション性能の保持、乃至、低騒音化と耐摩耗特性の向上とは二律背反の関係にあるとはいえ、タイヤの総合性能の改善のためには、その打開が不可欠となる。
本発明は、長短のラグ状ブロックと、独立の複数のブロックを含むブロック群を有するトレッドパターンとするとともに、接地面Sの周囲輪郭面積S0に対する実接地面積S1の比、ラグ状溝のタイヤ周方向長さなどについて開発することにより、トラクション性能、タイヤ寿命を損なうことなく、通過騒音を低減でき、前記問題点を解決しうる空気入りタイヤの提供を目的としている。
本件請求項1に係る発明(本発明)は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内方かつカーカスの外側に配される2枚以上のベルトプライを含むベルト構造体とを有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部は、そのトレッド面に、タイヤ周方向に間隔を隔てて、トレッド縁からのびるラグ状溝、このラグ状溝を横切る向きにのびる複数の斜めの小溝、及びラグ状溝と同方向の切割りの小溝とを含むトレッド溝を設けることにより、前記トレッド面に、トレッド縁からトレッドクラウン領域にのびる長ラグ状ブロックと、この長ラグ状ブロックに比してタイヤ軸方向長さが小の短ラグ状ブロックと、両トレッド縁からのびる前記長ラグ状ブロック、短ラグ状ブロックの途切れ端間に形成される独立の複数のブロックを含むブロック群を有するトレッドパターンとするとともに、
正規リムにリム組し、正規内圧状態にて正規荷重を付加した正規状態における接地面の周囲輪郭面積S0に対する実接地面積S1の比を49%以上かつ59%以下とし、
かつ正規状態における接地面のタイヤ軸方向外端の接地端点Eを通りタイヤ赤道面Cに平行な平面PEでの前記ラグ状溝のタイヤ周方向巾W3は、隣接するラグ状ブロックのタイヤ周方向巾W6の50%以上とし、
しかも前記ラグ状溝は、その溝深さが前記接地端点E,E間のタイヤ軸方向長さである接地巾の6〜8%であって、
正規状態における両側の前記接地端点Eを通る前記平面PEと、
ラグ状溝がトレッド面と交わる両側の溝上縁の前記平面PEでの溝上縁点を通りタイヤ軸心を含む2枚の子午面間とで囲まれ、
しかも前記ベルト構造体の半径方向外方と、トレッド面とに挟まれるトレッド範囲を設定するとともに、
このトレッド範囲におけるトレッドゴムのゴム体積Aと、該トレッド範囲内のトレッド溝の溝体積Bの総和ΣBとの比が、
0.25<(ΣB/(A+ΣB))<0.4 の関係にあることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記トレッドパターンが、互いにタイヤ周方向に隣合う1つの前記長ラグ状ブロックと、1つの短ラグ状ブロックとを含む模様構成単位のタイヤ周方向ピッチ長さが異なる3種以上のピッチを用いて形成され、かつピッチの個数を16〜24個としたことを特徴とし、かつ請求項3に係る発明は、前記ラグ状溝は、内端での分岐形状が異なる第1,第2のラグ状溝からなることを特徴とし、更に請求項4に係る発明は、前記短ラグ状ブロックのタイヤ軸方向長さL6Sは、長ラグ状ブロックの前記平面PEから先端までのタイヤ軸方向長さL6Lの0.5〜0.8倍であることを特徴とする。
本発明は係る構成を具える結果、トラクション性能、耐摩耗特性を損なうことなくタイヤから生じる騒音を低減することが出来る。又トレッドパターンは、長短のラグ状ブロック、他の独立のブロックからなり、又トレッド溝TGも、タイヤ軸方向内方にのびるラグ状溝3、このラグ状溝横切る向きにのびる複数の斜めの小溝、及びラグ状溝と同方向の切割りの小溝とを含み、タイヤ周方向に連続する縦溝を含まない。これにより、摩耗寿命を犠牲にすることなく、高いトラクション性能を確保している。又前記ショルダー域SSには、タイヤ軸方向に長短のラグ状ブロックともにトレッド縁で開口する第1,2のラグ状溝が形成されているため、ラグ状ブロックとラグ状溝とが協働してショルダー域SSに高いトラクション性能を付与できる。
ラグ状ブロック及びラグ溝は、高い車輌進行方向のトラクション性能を発揮するが、車輌横方向に滑りやすい傾向にある。そのため、2種類の長短のラグ状ブロックを交互に配することにより、横滑りを防止している。さらに、長短のラグ状ブロックの途切れ端での中央の空間に例えば複数の独立のブロックを配することにより、トレッド中央部でのトラクション性能を向上させるのと同時に、タイヤの横滑りを防止する。
又正規リムJにリム組し、正規内圧状態にて正規荷重を付加した正規状態における接地面Sの周囲輪郭面積S0に対する実接地面積S1の比を49%以上かつ59%以下となるように各ブロックの接地面が設定し、これは49%未満ではタイヤ転動中の接地面S内の空気の流入/流出の量が多く、騒音が大きくなり、また、接地面積が少なくなりすぎてタイヤ寿命が短くなる。59%を越えるとトラクション性能が低下するためである。
以下、本発明の実施の一形態を、タイヤサイズが12R22.5であるトラック・バス用の重荷重用ラジアルタイヤ(以下単にタイヤということがある)として採用した場合を例にとり図面に基づき説明する。図1は本発明のタイヤ1が正規リムJに組まれ、正規内圧が充填された無負荷時における子午断面図であって、タイヤ1は、トレッド面2を外周面とするトレッド部12と、その両端からタイヤ半径方向内側に向けてのびるサイドウォール部13と、該サイドウォール部13のタイヤ半径方向内端に位置するビード部14とを有する。また、前記トレッド部12からサイドウォール部13を通りビード部14のビードコア15をタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返す1以上のカーカスプライからなるカーカス16と、トレッド部12の内部かつカーカス16の半径方向外側に配されるベルトプライからなるベルト層17を含むベルト構造体18とを具えている。
なお、正規リムJとは、JATMAで規定する標準リム、TRAで規定する”Design Rim”、或いはETRTOで規定する”Measuring Rim ”のいずれかに従って定め、又『正規内圧』とは、JATMAで規定する最高空気圧、TRAの表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、或いはETRTOで規定する"INFLATION PRESSURE" のいずれかに従って定められる。ただし、乗用車用タイヤにあっては、180MPaを適用する。さらに本明細書において用いる、『正規状態』とは、タイヤを正規リムに組みし正規内圧を充填し、最大荷重を加えた状態をいい、この『最大荷重』とは各規格において上記の条件で許容される荷重値のうち最大のものを用いる。
前記カーカス16は、タイヤ赤道Cに対して、70〜90°の角度で傾斜させたラジアル配列又はセミラジアル配列のカーカスコードを具える1枚以上のカーカスプライからなり、カーカスコードとしてナイロン、ポリエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維コード又はスチールコードが用いられるが、重荷重用ラジアルタイヤである本形態では、スチールコードからなる1枚のカーカスプライを用いている。
前記ベルト層17は、複数枚のベルトプライからなり、各ベルトプライはナイロン、ポリエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維又はスチールコードを用いたベルトコードをタイヤ赤道Cに対して傾斜して並設したコード配列体にトッピングゴムを被覆して形成され、本形態では、ベルト層17として、スチールコードからなる4枚のベルトプライ17a,17b,17c,17dを半径方向内から外に重ねて配置している。なお、本形態においては、ベルト構造体18はベルト層17のみからなる場合を示すが、リフティング防止用の例えばバンド層、その他の保護層(ともに図示さず)を包含させて構成できる。
本形態のトレッドパターンを例示する図2(その拡大図3)において、トレッド面2に、タイヤ軸方向内方にのびるラグ状溝3、このラグ状溝3を横切る向きにのびる複数の斜めの小溝4、及びラグ状溝と同方向の切割りの小溝5とを含むトレッド溝TGを設け、本形態では、上下反転しても実質的には、形状変化のない全方向のトレッドパターンとしている。又図2において、二点鎖線C2で囲む領域は前記正規状態における接地面Sを示し、そのタイヤ軸方向の外端点である接地端点Eは、トレッド縁e(主としてラウンドエッジの場合において)よりもタイヤ軸方向内方に位置させている。なお小距離L1とは、両側の前記トレッド縁e,e間のタイヤ軸方向展開長さWEの0.05〜3.00%程度)をタイヤ軸方向内方に位置している。なおトレッド縁eとは、トレッド面2の延長線と、バットレス面20の延長線との交点として設定される。又本明細書において、前記接地面Sの前記接地端点E,E間のタイヤ軸方向展開長さを接地巾WSといい、かつタイヤ赤道Cを中心とする前記接地巾WSの1/2倍の長さ範囲の領域をクラウン域CR、その両側の各1/4倍の長さ範囲の領域をショルダー域SSという。
前記ラグ状溝3は、トレッドパターンの右側(図3の右側)において、トレッド縁eでバットレス面20に開口し、かつトレッド縁eからタイヤ赤道Cに向かって例えば図2において左下がりにのびる2種の第1,第2のラグ状溝3A1,3B1を含む。
本形態では、図2,図3に示すように、第1のラグ状溝3A1と、第2のラグ状溝3B1とは、内端での小溝の分岐形状が異なり、第1のラグ状溝3A1では、その内端部が、タイヤ周方向一方(図2右では下側)で隣合う第2のラグ状溝3B1に通じる斜めの小溝4a1と、第1のラグ状溝3A1と同方向にのびる切割りの小溝5a1と、タイヤ周方向他方(上側)の第2のラグ状溝3B1に向かう斜めの小溝4b1との3本の小溝に分岐される。
又第2のラグ状溝3B1は、内端で、タイヤ周方向一方(下側)で隣合う第1のラグ状溝3A1に向かう斜めの小溝4c1と、タイヤ周方向他方(上側)に向く斜めの小溝4d1との2本の小溝に分岐される。なお、第1,2のラグ状溝3A1,3B1は、前記斜めの小溝4a1を介して連通している。
又トレッドパターンの左側(図3の左側)においても、トレッド縁eからタイヤ赤道Cに向かって例えば右上がりにのびる2種の第1,第2のラグ状溝3A2,3B2を含み、第1のラグ状溝3A2では、その内端部が、タイヤ周方向一方(図3左側では上向き)で隣合う第2のラグ状溝3B2に通じる斜めの小溝4a2と、第1のラグ状溝3A2と同方向にのびる切割りの小溝5a2と、タイヤ周方向他方(下側)に位置する第2のラグ状溝3B2に向かう斜めの小溝4b2との3本の小溝に分岐される。
又第2のラグ状溝3B2は、内端で、タイヤ周方向一方(上側)で隣合う第1のラグ状溝3A2に向かう斜めの小溝4c2と、タイヤ周方向他方(下側)に向く斜めの小溝4d2とに分岐される。なお、第1,2のラグ状溝3A2,3B2は、前記斜めの小溝4a2を介して連通している。
しかも、前記切割りの小溝5a1、5a2間を、他の斜めの小溝4eにより、又斜めの小溝4b1,4c1の交点と、斜めの小溝4b2,4c2の交点とを他の切割りの小溝5bによりそれぞれ連結する。
本形態のこのようなトレッド溝TGの構成により、まず右側のタイヤ周方向に隣合う第1,2のラグ状溝3A1,3B1間,左側のラグ状溝3A2,3B2間(以後、左右を問わないときは単に第1,2のラグ状溝3A,3Bと「1又は2」を省略して記載することがある。なお小溝についても同じ)には、前記第2のラグ状溝3Bと略同長であることにより前記クラウン域CRにのび、タイヤ軸方向の長さが大の長ラグ状ブロック6L(6L1,6L2)と、前記斜めの小溝4aで途切れることによりこの長ラグ状ブロック6Lに比してタイヤ軸方向長さが小の短ラグ状ブロック6S(6S1,6S2)とが、左右の端面に形成される。なお、長ラグ状ブロック6Lは、前記斜めの小溝4b,4cより形成されるく字状端面を具えている。
さらに本形態では、両トレッド縁e,eからのびる両側の前記長ラグ状ブロック6L、短ラグ状ブロック6Sの途切れ端間の前記クラウン域CRでの空間において、前記のように、複数の独立のブロック7を含むブロック群7Gを具えている。ブロック群7Gは、本形態では、両端を前記斜めの小溝4aと前記斜めの小溝4d、4eとで区切られ,かつ両側面を切割りの小溝5a、第2のラグ状溝3Bで縁取られる、前記短ラグ状ブロック6Sに、前記斜めの小溝4aを介して連なる矩形の左右の中央のブロック7a(7a1)、7a(7a2)を含む。この中央のブロック7aは、タイヤ赤道Cに達することなく前記斜めの小溝4d、4eで終端する。
又ブロック群7Gには、左右の中央のブロックa、aの上下に位置し、両端を前記斜めの小溝4bと、斜めの小溝4c,4dとで区切られ、かつ側面を前記切割りの小溝5a,5bで縁取りされてタイヤ赤道Cを通る上下のブロック7b(7b1)、7b(7b2)を含み、このように本形態ではブロック群7Gは4つの独立のブロック7a,7a,7b,7bからなる。このように、1つの長ラグ状ブロック6Lと、これに短ラグ状ブロック6Sを挟んで隣り合う次の長ラグ状ブロック6Lとの間のクラウン部CR空間毎にこのブロック群7Gをそれぞれ配置している。なお空間毎のブロック群7Gのブロック数は2〜6個程度で選択しうる。
このように、本発明の実施の形態でも示すように、トレッドパターンは、長短のラグ状ブロック6L,6S、他の4つの独立のブロック(例えばブロック7a,7a,7b,7b)とからなるブロックパターンからなり、又トレッド溝TGも、タイヤ軸方向内方にのびるラグ状溝3、このラグ状溝3を横切る向きにのびる複数の斜めの小溝4、及びラグ状溝と同方向の切割りの小溝5とを含み、タイヤ周方向に連続する縦溝を含まない。これにより、摩耗寿命を犠牲にすることなく、高いトラクション性能を確保している。又前記ショルダー域SSには、タイヤ軸方向に長短のラグ状ブロック6L,6Sとともにトレッド縁eで開口する第1,2のラグ状溝3A,3Bが形成されているため、ラグ状ブロックとラグ状溝とが協働してショルダー域SSに高いトラクション性能を付与できる。
ラグ状ブロック及びラグ溝は、高い車輌進行方向のトラクション性能を発揮するが、車輌横方向に滑りやすい傾向にある。そのため、2種類の長短のラグ状ブロック6L,6Sを交互に配することにより、横滑りを防止している。
なお長ラグ状ブロック6Lの、正規状態における接地端点Eを通りタイヤ赤道面Cに平行な平面PEから先端までのタイヤ軸方向長さL6Lと短ラグ状ブロック6Sのタイヤ軸方向長さL6Sとの比L6S/L6Lは、0.5〜0.8,好ましくは0.6〜0.7の範囲とし、タイヤ周方向、タイヤ軸方向に異なる位置での耐横滑り性を保持している。
さらに前記のように、長短のラグ状ブロック6L,6Sの途切れ端での中央の空間に例えば前記4つのブロック7a,7a,7b,7bを配することにより、トレッド中央部でのトラクション性能を向上させるのと同時に、タイヤの横滑りを防止する。さらに、前記4つのブロック7a…は、タイヤ軸方向長さと周方向長さの比が比較的小さい矩形、乃至変形5角形とし、しかもそれらのブロックを区画する前記斜めの小溝,切割りの小溝5の溝巾がラグ状溝3に比して0.2〜0.6倍程度であるため、中央部の接地面積を確保し、耐摩耗特性を高めてタイヤ寿命を維持する。
又本発明のタイヤ1は、前記正規リムJにリム組し、正規内圧状態にて正規荷重を付加した正規状態における接地面Sの周囲輪郭面積S0に対する実接地面積S1の比を49%以上かつ59%以下となるように各ブロックの接地面が設定される。49%未満ではタイヤ転動中の接地面S内の空気の流入/流出の量が多く、騒音が大きくなり、また、接地面積が少なくなりすぎてタイヤ寿命が短くなる。59%を越えるとトラクション性能が低下する。望ましくは52%から56%の範囲に設定される。
又正規状態における接地端点Eを通る前記平面PEでの前記第1、第2のラグ状溝3A、3Bのタイヤ周方向巾W3A、W3B(タイヤ周方向巾W3と総称する)は、ともに隣接する長短ラグ状ブロック6、6Sのタイヤ周方向の巾W6L、W6S(タイヤ周方向巾W6と総称する)の50%以上としている。これにより、ブロックの剛性を高め、溝のエッジ効果とともにトラクション性を向上し、かつ溝の巾狭化により低騒音化を可能とする。
なお好ましくは、
0.8 ≦W3B /W6S ≦1.0
0.8 ≦W3B /W6L ≦1.0
0.8 ≦W3A /W6S ≦1.0
0.8 ≦W3A /W6L ≦1.0
に設定される。上記の比が1.0を越えると、タイヤ寿命に悪影響を及ぼすからであり0.9未満程度がより好ましい。
しかも図4は、図2の矢示AA−AA、BB−BBで示す第1、2のラグ状溝3A、3Bの中央を通る部分断面図であり、同図に示すように、前記独立のブロック7bを断面している。本発明においては、前記ラグ状溝3A,3Bは、トレッド面2に垂直な方向のトレッド面2からの溝深さGhを、前記接地端点E,E間のタイヤ軸方向長さである接地巾WSの6〜8%としている。又この深さGhの領域は、前記独立のブロック7bの壁側面から,前記平面PEまでのタイヤ軸方向長さL3A、L3Bの80%以上の範囲で、この値を保たせる。6%未満ではトラクション性能が不十分でありかつタイヤ寿命が短くなり、8%を越えるとラグ溝によるエアポンピングが大きくタイヤ騒音が低減できない。なお、本形態では、トレッド面2の曲率半径R1と、ラグ溝底の曲率半径R2はともにタイヤ赤道面に中心を有する同心円弧とし、溝深さGhは、タイヤ赤道面Cから平面PEまで一定の値をとるが、タイヤ軸方向位置により変化させることもできる。
さらに、本形態では、トレッド範囲Qにおけるトレッドゴムのゴム体積Aと、該トレッド範囲内のトレッド溝の溝体積Bの総和ΣBとのを、0.25<(ΣB/(A+ΣB))<0.4とすることにより、トラクション性能、耐摩耗特性を維持しつつ騒音を低下している。ここで、前記トレッド範囲Qとは,正規状態における両側の前記接地端点Eを通る両側の前記平面PEと、第1,又は第2のラグ状溝3A,3B溝壁面が上端で前記トレッド面と交わる両側の溝上縁の前記平面PEでの溝上縁点a1,a2又はb1,b2を通りタイヤ軸心を含む2枚の子午面間とで囲まれ、しかも前記ベルト構造体18の半径方向外方と、トレッド面とに挟まれる領域を意味する。なお、左側の第1,2のラグ状溝3A,3Bについても同じである。
このトレッド範囲におけるトレッドゴムのゴム体積Aと、該トレッド範囲内のトレッド溝の溝体積Bの総和ΣBとの比を、
0.25<(ΣB/(A+ΣB))<0.4
の関係におく。なお総和とは例えば図5において溝体積B1,B2,B3を合算することをいう。この式の関係になるようにトレッド溝TG、トレッドのゴム厚さを設定する。本発明者は、0.25以下ではトラクション性能の低下が著しくまた偏摩耗を発生しやすくなり、0.4以上ではエアポンピングが増加してタイヤ騒音に悪影響を及ぼすことを見いだした。図は前記各トレッド範囲Qのタイヤ周方向概略中間位置を通る子午線断面図であり、カーカス16のタイヤ半径方向外方にはベルトプライ17a、17b、17c及び17dが載置され、その外方にはトレッドゴムが載置される。
平面PE、PEと、トレッド面と最外層ベルトプライ(付加構成物があるときはベルト構造体とする)のタイヤ半径方向外表面で囲まれた斜線部分であって、前記比を問題とする前記トレッド範囲Qとは、前記斜線部分であって、しかも第1,又は第2のラグ状溝3A,3B溝壁面が上端で前記トレッド面と交わる両側の溝上縁の前記平面PEでの溝上縁点a1,a2又はb1,b2を通りタイヤ軸心を含む2枚の子午面間で囲まれる領域をいう。最外層ベルトプライのタイヤ半径方向外表面が、ショルダー部TS内でのタイヤ半径方向最外方にあるベルトプライが接地幅よりも長ければ、その設定は容易である。
本形態のように、最外層ベルトプライ17dのタイヤ軸方向展開巾がショルダー部SS内の最外層ベルトプライが小であるときには、図4の断面においてショルダー部TS内での最外層ベルトプライ(例えばベルトプライ17c)のタイヤ軸方向最外端17cEを通りタイヤ軸に平行な(タイヤ赤道面Cに直交する)直線LBを引く。この直線LBを含みタイヤ軸から等距離にある曲面PBが、ベルト端17CEからタイヤ軸方向外方における最外層ベルトプライのタイヤ半径方向外表面とする。
なお、好ましくは、0.32<(ΣB/(A+ΣB))<0.37の範囲に設定される。この範囲に入るようにトレッドパターンを設計する場合、図2の例のようにラグ状ブロック6,ラグ状溝3等を実施例と異ならせて傾斜させることもでき、かつそれらの位相を変化し、さらには独立ブロック7の配置、形状、個数を変化させることもできる。図2に示すように、本例では長ラグ状溝3Aの中心線がタイヤ赤道面Cとなす角度αを30〜90゜程度の範囲で正負に変化することもできる。接地端での傾斜は、エアポンピングの圧力が高くなり、ラグ溝からの空気の排出量が同じであっても騒音エネルギーが高くなるため、過大であることは好ましくなく45〜90゜、さらには45〜85゜程度が他の性能とのバランス上、好ましい。
なお、本形態では、図2の左上において、第2のラグ状溝3B内の基準点pa(例えばトレッド縁e)と、その下(図において)の1つの第1のラグ状溝3Aを越えた第2のラグ状溝3Bの相応する基準点pbとの間(即ち第2のラグ状溝の基準位置から次の第2のラグ状溝の相応基準位置まで)のタイヤ周方向における模様の単位(模様構成単位)を基準のピッチとして、このピッチ長さが異なる4種のピッチP−S,P−M,P−L,P−LLを用いてホワイトノイズ化するピッチバリエーション法を採用している。なお、前記ピッチには、隣合う1つの前記長ラグ状ブロックと、1つの短ラグ状ブロックとを含むこととなり、かつピッチ種類は異なる3種以上で適宜選択でき、又ピッチ個数も16〜24個程度とする。なお隣合う長さのピッチの比Pi/P(i−1)は0.03〜1.00程度、またPn/P1(nは種類総数、1は最短ピッチ)は1.02〜1.20程度とし、ピッチバリエーションによる低騒音化に寄与させる。
なお本願発明のタイヤは雪路の他、悪路、特に泥濘地、砂地等での走行性も高め、又けり出しが良好であるため、砂利道等の悪路の走行性を高めうる。
タイヤサイズが12R22.5 16PRでありかつ図1〜4に示すトレッドパターンと構造を有するタイヤ(実施例1〜4)について試作するとともに、比較例1〜2のタイヤとの性能をテストした。その結果を表1に示す。
なおテストは下記要領により行った。
内圧:800kPa(JATMA最大負荷能力に対応する空気圧)
リム:8.25×22.5(JATMA適用リム)
室内試験における荷重:31.87kN(JATMA SINGLE最大負荷能力)
(1)台上騒音試験条件:速度60km/hで定常走行し、JASO1.0m位置にて計測した(比較例1を100とする指数化:値が大なほど良好)
(2)トラクション性
(a) 車輌:国産トラック8 トン車(2−D)
(b) 場所:テストコース
(c) 路面:バサルト路面
(d) 試験方法:3速アイドリングからフル加速により20mを走行する時間をタイム測定し、実施例1を100とする指数表示(指数が大きい程良好)
(3)耐摩耗試験:実車走行により、タイヤ赤道側の縦溝深さが残溝1.6mmとなる時点までの走行距離を比較例1を100とする指数表示(指数が大きい程良好)
Figure 0004537799
本発明の一実施の形態を示すタイヤ断面図である。 そのパターンを展開して示す平面図である。 その拡大図である。 その一実施の形態をショルダー部で断面した断面図である。 その一実施の形態の拡大断面図である。
符号の説明
2 トレッド面
3 ラグ状溝
3A 第1のラグ状溝
3B 第2のラグ状溝
4 斜めの小溝
5 切割りの小溝
6 ラグ状ブロック
6L 長ラグ状ブロック
6S 短ラグ状ブロック
7 独立のブロック
12 トレッド部
13 サイドウォール部
14 ビード部
15 ビードコア
16 カーカス
17 ベルト層

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内方かつカーカスの外側に配される2枚以上のベルトプライを含むベルト構造体とを有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部は、そのトレッド面に、タイヤ周方向に間隔を隔てて、トレッド縁からのびるラグ状溝、このラグ状溝を横切る向きにのびる複数の斜めの小溝、及びラグ状溝と同方向の切割りの小溝とを含むトレッド溝を設けることにより、前記トレッド面に、トレッド縁からトレッドクラウン領域にのびる長ラグ状ブロックと、この長ラグ状ブロックに比してタイヤ軸方向長さが小の短ラグ状ブロックと、両トレッド縁からのびる前記長ラグ状ブロック、短ラグ状ブロックの途切れ端間に形成される独立の複数のブロックを含むブロック群を有するトレッドパターンとするとともに、
    正規リムにリム組し、正規内圧状態にて正規荷重を付加した正規状態における接地面の周囲輪郭面積S0に対する実接地面積S1の比を49%以上かつ59%以下とし、
    かつ正規状態における接地面のタイヤ軸方向外端の接地端点Eを通りタイヤ赤道面Cに平行な平面PEでの前記ラグ状溝のタイヤ周方向巾W3は、隣接するラグ状ブロックのタイヤ周方向巾W6の50%以上とし、
    しかも前記ラグ状溝は、その溝深さが前記接地端点E,E間のタイヤ軸方向長さである接地巾の6〜8%であって、
    正規状態における両側の前記接地端点Eを通る前記平面PEと、
    ラグ状溝がトレッド面と交わる両側の溝上縁の前記平面PEでの溝上縁点を通りタイヤ軸心を含む2枚の子午面間とで囲まれ、
    しかも前記ベルト構造体の半径方向外方と、トレッド面とに挟まれるトレッド範囲を設定するとともに、
    このトレッド範囲におけるトレッドゴムのゴム体積Aと、該トレッド範囲内のトレッド溝の溝体積Bの総和ΣBとの比が、
    0.25<(ΣB/(A+ΣB))<0.4
    の関係にあることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記トレッドパターンは、互いにタイヤ周方向に隣合う1つの前記長ラグ状ブロックと、1つの短ラグ状ブロックとを含む模様構成単位のタイヤ周方向ピッチ長さが異なる3種以上のピッチを用いて形成され、かつピッチの個数を16〜24個としたことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ラグ状溝は、内端での分岐形状が異なる第1,第2のラグ状溝からなることを特徴とする請求項1又は2の空気入りタイヤ。
  4. 前記短ラグ状ブロックのタイヤ軸方向長さL6Sは、長ラグ状ブロックの前記平面PEから先端までのタイヤ軸方向長さL6Lの0.5〜0.8倍であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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