JP4535041B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
つまり、HDDを内蔵した端末においてデジタル放送を固定受信しているとき、特にBS/CSデジタル放送を受信しているときには降雨などの影響により受信ストリームにエラーが発生することがある。また、地上デジタル放送においてもOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式且つ周波数及び、時間インターリーブ技術が用いられているものの、移動或いは携帯受信しているとき、弱電界エリアでの受信において、やはり受信ストリームにエラーが発生することがある。
図1は、本発明のデジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。図1において、1はチューナ部、2は伝送路復調化処理部、3は多重化分離処理部、4は蓄積装置制御部、5は蓄積装置部、6は情報復号処理部、7はユーザインタフェース部、8はCPU部、9はシステムバス部、10はエラー検出処理部である。同図において、チューナ部1、伝送路復調化処理部2、多重化分離処理部3、蓄積装置制御部4、蓄積装置部5、情報復号処理部6、ユーザインタフェース部7、CPU部8、エラー検出処理部10はそれぞれシステムバス部9で接続されている。
後の出力は、多重化分離処理部3及び、蓄積装置制御部4に供給される。一方、デジタル復調及び、誤り訂正処理の過程におけるストリームのビットエラーレート及び、エラー・インジケータ情報がエラー検出処理部10に供給される。デジタル放送では、情報の伝達にMPEGシステムで規格化されているトランスポート・ストリーム(TS)が用いられているが、TSは188バイト固定長のトランスポート・パケット(TSP)で構成されている。TSPは最初の1バイトは同期バイトであり、次の1ビットが誤り表示(エラー・インジケータ)を示している。これは、パケット中のビット・エラーの有無を示すものであり、上記のように受信ストリームにエラーが発生すると伝送路復調化処理部2においてエラー・インジケータが”1”に設定される(エラーがない場合は”0”)。エラー・インジケータ情報とは、上記エラー・インジケータの情報のことである。
初めに、ステップ1(S1)において、受信ストリームにエラーがあった場合の蓄積装置部5への蓄積方法について「全部記録する」、「エラーがあったTSPは記録しない」、「エラーがあった場合放送番組全てを削除する」の中から選択する。この選択は、ユーザインタフェース部7の出力装置である表示装置に選択項目を表示し、入力装置であるリモコンなどを用いて項目から選択するようにする。
ステップ2(S2)において、蓄積装置制御部4は全てのストリームを記録するように蓄積装置部5を制御する。その後、処理を終了する。
ステップ3(S3)において、どのようなエラーが発生した場合にTSPを記録しないようにするかを「全てのエラー」、「ビットエラーレートが大きい時」の中から選択する。この選択は、ユーザインタフェース部7の出力装置である表示装置に選択項目を表示し、入力装置であるリモコンなどを用いて項目から選択するようにする。
ステップ4(S4)において、エラー検出処理部10は伝送路復調化処理部2から蓄積装置制御部4に供給されるTSPのエラー・インジケータ情報を監視し、エラー・インジケータ情報が“0”(エラーなし)の場合にはステップ5(S5)に進み、エラー・インジケータ情報が“1”(エラーあり)の場合にはステ
ップ6(S6)に進む。
ステップ6(S6)において、蓄積装置制御部4にそのエラー・インジケータ情報を送信し、蓄積装置制御部4は伝送路復調化処理部2からのTSPを記録しないように蓄積装置部5を制御する。その後、処理を終了する。
ステップ7(S7)において、予めビットエラーレートの閾値が決められており、エラー検出処理部10は伝送路復調化処理部2から供給されるビットエラーレートが閾値より小さい場合にはステップ8(S8)に進み、閾値より大きい場合にはステップ9(S9)に進む。
ステップ9(S9)において、蓄積装置制御部4にそのビットエラーレート情報を送信し、蓄積装置制御部4は伝送路復調化処理部2からのTSPを記録しないように蓄積装置部5を制御する。その後、処理を終了する。
ステップ10(S10)において、どのようなエラーが発生した場合に放送番組を削除するようにするかを「全てのエラー」、「ビットエラーレートが大きい時」の中から選択する。この選択は、ユーザインタフェース部7の出力装置である表示装置に選択項目を表示し、入力装置であるリモコンなどを用いて項目から選択するようにする。
ステップ11(S11)において、エラー検出処理部10は伝送路復調化処理部2から蓄積装置制御部4に供給されるTSPのエラー・インジケータ情報を監視し、エラー・インジケータ情報が“0”(エラーなし)の場合にはステップ12(S12)に進み、エラー・インジケータ情報が“1”(エラーあり)の場合にはステップ13(S13)に進む。
ステップ13(S13)において、蓄積装置制御部4にそのエラー・インジケータ情報を送信し、蓄積装置制御部4は伝送路復調化処理部2からの記録していたTSPの番組コンテンツ全てを削除するように蓄積装置部5を制御する。その後、処
理を終了する。
ステップ14(S14)において、予めビットエラーレートの閾値が決められており、エラー検出処理部10は伝送路復調化処理部2から供給されるビットエラーレートが閾値より小さい場合にはステップ15(S15)に進み、閾値より大きい場合にはステップ16(S16)に進む。
ステップ16(S16)において、蓄積装置制御部4にそのビットエラーレート情報を送信し、蓄積装置制御部4は伝送路復調化処理部2からのTSPを記録していたTSPの番組コンテンツ全てを削除するように蓄積装置部5を制御する。その後、処理を終了する。
図2乃至図4における動作例では、エラーの発生状態に応じて蓄積装置部5への記録可否を制御するものであったが、図5における動作例は、図2乃至図4における動作例に更に番組のコンテンツのジャンル情報を関連付けて蓄積装置部5への記録可否を制御するものである。
ステップ17(S17)において、図2において説明したフローチャートに進み、その選択結果及び、ステップ16(S16)において選択されたジャンル情報の双方を関連付けてCPU部8のメモリ領域に保存する。この保存情報は必要に応じて参照される。その後、処理を終了する。
2…伝送路復調化処理部
3…多重化分離処理部
4…蓄積装置制御部
5…蓄積装置部
6…情報復号処理部
7…ユーザインタフェース部
8…CPU部
9…システムバス部
10…エラー検出処理部
Claims (8)
- デジタル信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル信号を復調する復調手段と、
前記復調手段により復調されたデジタル信号の伝送の誤りを訂正する誤り訂正手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施されたデジタル信号を記録する蓄積手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施されたデジタル信号のエラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段における検出結果を用いて前記蓄積手段を制御する蓄積制御手段と、
番組コンテンツのジャンルを示すジャンル情報を入力する入力手段とを備え、
前記蓄積制御手段は、前記エラー検出手段によりエラーが検出された場合に、当該エラーが検出されたデジタル信号のジャンルが前記入力手段により入力された前記番組コンテンツのジャンル情報に含まれていると、当該エラーが検出されたデジタル信号を削除することを特徴とする受信装置。 - 請求項1に記載の受信装置において、
前記エラー検出手段は前記誤り訂正手段により誤り訂正されたデジタル信号中のビット・エラーの有無を示すエラー・インジケータを用いてエラーを検出し、
前記エラー・インジケータは前記復調されたデジタル信号が前記誤り訂正手段により誤り訂正される過程で設定されることを特徴とする受信装置。 - 請求項1に記載の受信装置において、
前記エラー検出手段は前記誤り訂正手段により誤り訂正されたデジタル信号中のビットエラーレートが予め決められたビットエラーレートの閾値より大きい場合はエラーを検出し、
前記誤り訂正されたデジタル信号中のビットエラーレートは前記復調されたデジタル信号が前記誤り訂正手段により誤り訂正される過程で設定されることを特徴とする受信装置。 - デジタル信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル信号を復調する復調手段と、
前記復調手段により復調されたデジタル信号の伝送の誤りを訂正する誤り訂正手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施されたデジタル信号を記録する蓄積手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施されたデジタル信号及び前記蓄積手段に記録されたデジタル信号を分離する分離手段と、
前記分離手段により分離されたデジタル信号を復号する復号手段と、
前記復号手段により復号されたデジタル信号を出力する出力手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施されたデジタル信号のエラーを検出するエラー検出処理部と、
前記エラー検出処理部における検出結果を用いて前記蓄積装置部を制御する蓄積装置制御部と、
前記蓄積制御手段に番組コンテンツのジャンルを示すジャンル情報を入力する入力手段とを備え、
前記蓄積制御手段は、前記エラー検出手段によりエラーが検出された場合に、前記入力手段により入力された前記番組コンテンツのジャンル情報と前記蓄積手段に記録しているデジタル信号のジャンルとを比較し、前記蓄積手段に記録されるデジタル信号のジャンルが、前記入力手段により入力されたジャンル情報に含まれていると、当該記録されたデジタル信号を削除することを特徴とする受信装置。 - 請求項4に記載の受信装置において、
前記出力手段は、前記復号手段が復号したデジタル信号を表示することを特徴とする受信装置。 - 番組の映像データ、番組の音声データを含むストリームを受信し、選局するチューナと、
前記チューナにより受信したストリームを復調及び誤り訂正処理を行う伝送路復調化処理部と、
前記伝送路復調化処理部により復調及び誤り訂正処理を施されたストリームを記録する記録部と、
前記伝送路復調化処理部により復調及び誤り訂正処理を施されたストリーム及び前記記録部に記録されたストリームに分離処理を施す多重分離化処理部と、
前記多重分離化処理部により分離された前記番組の映像データ、番組の音声データの復号を行う復号処理部と、
前記伝送路復調化処理部における復調及び誤り訂正処理の過程におけるストリームのエラーを検出するエラー検出処理部と、
前記エラー検出処理部において検出されたエラーを基に前記記録部を制御する制御部と、
削除すべき番組のジャンル又は記録すべき番組のジャンルを入力する入力部を備え、
前記制御部は、前記エラー検出処理部によりエラーが検出された場合であって、エラーが検出されたストリームのジャンルが前記入力部により入力された削除すべき番組のジャンルに含まれている場合、またはエラーが検出されたストリームのジャンルが前記入力部により入力された記録すべき番組のジャンルに含まれていない場合は当該エラーが検出されたストリームを記録しないことを特徴とする受信装置。 - 番組データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された番組データを復調する復調手段と、
前記復調手段により復調された番組データの伝送の誤りを訂正する誤り訂正手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施された番組データを記録する記録手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施された番組データのエラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段における検出結果を用いて前記記録手段を制御する制御手段と、
前記エラー検出手段によりエラーが検出された場合に削除する番組のジャンル情報を入力する入力手段とを備え、
前記制御手段は、前記エラー検出手段によりエラーが検出された場合に、エラーが検出された番組データのジャンルが前記ジャンル情報に含まれていると、当該番組データを削除することを特徴とする受信装置。 - 番組データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された番組データを復調する復調手段と、
前記復調手段により復調された番組データの伝送の誤りを訂正する誤り訂正手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施された番組データを記録する記録手段と、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を施された番組データのエラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段における検出結果を用いて前記記録手段を制御する制御手段と、
前記エラー検出手段によりエラーが検出された場合に記録する番組のジャンル情報を入力する入力手段とを備え、
前記制御手段は、前記エラー検出手段によりエラーが検出された場合に、エラーが検出された番組データのジャンルが前記ジャンル情報に含まれていると、当該番組データを記録することを特徴とする受信装置。
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JP2000268441A (ja) * | 1999-03-17 | 2000-09-29 | Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho:Kk | 放送番組予約記録方法 |
JP2001168742A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-22 | Toyota Motor Corp | 放送受信装置 |
JP2001238458A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Toshiba Corp | 電力変換装置 |
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