JP4534295B2 - 差し込みフラップ仮折り装置 - Google Patents
差し込みフラップ仮折り装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4534295B2 JP4534295B2 JP2000089643A JP2000089643A JP4534295B2 JP 4534295 B2 JP4534295 B2 JP 4534295B2 JP 2000089643 A JP2000089643 A JP 2000089643A JP 2000089643 A JP2000089643 A JP 2000089643A JP 4534295 B2 JP4534295 B2 JP 4534295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- insertion flap
- main
- main flap
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Closing Of Containers (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は差し込みフラップ仮折り装置に係り、特に、箱体の一方の壁面上に設けられたメインフラップ(蓋体)と、このメインフラップの自由端に折り目線を介して設けられた差し込みフラップとの間に、予め折り癖を付ける差し込みフラップ仮折り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
両側壁の上部にそれぞれ設けられたサイドフラップと、前後の壁面の一方に設けられて上方の開口部を閉鎖するメインフラップ(蓋体)と、このメインフラップの先端に連続して設けられた差し込みフラップとを備え、上方の開口部から内部に物品を収容した後、前記メインフラップを折り曲げることにより開口部を閉塞するようにした箱体(カートン)が従来から広く用いられている。
【0003】
このような箱体では、上方の開口部から内部に物品を挿入した後、先ず、両側のサイドフラップを内側に折り曲げ、次に、メインフラップをそのサイドフラップ上に重ねて折り曲げるとともに、このメインフラップの先端に連続して設けられている差し込みフラップを、メインフラップに対してさらに折り曲げて、メインフラップが設けられている壁面の向かい側の壁面の内部に挿入することにより前記開口部を閉塞するようになっている。
【0004】
前記のように箱体の開口部を封緘する装置には、差し込みフラップを箱体の内部に挿入しやすくするため、メインフラップ(蓋体)との間の折り目線に予め折り癖を付ける差し込みフラップ仮折り装置を備えたものが従来から知られている(特許第2709186号公報、特許第2891725号公報、特開平6−99911号公報)。
【0005】
前記第1の公報(特許第2709186号)に記載されたフラップの仮折り装置は、箱体を搬送する搬送チェーンの側方に、上下一対の折り曲げローラを配置し、一方のローラには小径部と大径部とを形成し、他方のローラは前記ローラの小径部と大径部との間にできる段差に嵌合するようになっており、外側フラップ(蓋体となるメインフラップ)の差し込み部(差し込みフラップ)を前記一方のローラの大径部の端面と、他方のローラの端面との間に挟持して、外側フラップと直角に折り癖を付けるようにしている。
【0006】
また、第2の公報(特許第2891725号)に記載されたフラップの仮折り装置は、メインフラップ(蓋体)の先端の差し込み部(差し込みフラップ)を押し込んで、メインフラップの内側へ曲げる第1突き出し装置と、この第1突き出し装置の突き出しの際、メインフラップをその内側から支える第2突き出し装置と、この第1突き出し装置の突き出しで折り曲げられた先端差し込み部をさらに押してフラップ主部に対して90度未満の角度となるように折り曲げる第3突き出し装置とを有している。
【0007】
さらに、第3の公報(特開平6−99911号)に記載されたフラップの仮折り装置は、上蓋片(蓋体となるメインフラップ)を前方から支持する支持板と、上蓋片から屈曲部を介して延設された上折り込み片(差し込みフラップ)を前方に折り、かつ前記支持板を介してこの上折り込み片と上蓋片とを両側から挟持する折り癖形成手段とを備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記第1の公報に記載された差し込みフラップ仮折り装置は、差し込みフラップを外側フラップ(メインフラップ)に対して90度しか曲げていないので、仮折り装置から外れると、差し込みフラップがその弾性で戻ってしまうという問題があった。
【0009】
また、第2の公報に記載された差し込みフラップ仮折り装置および第3の公報に記載された差し込みフラップ仮折り装置は、いずれも、差し込みフラップをメインフラップに対して鋭角になるように折り癖を付けることが可能であるが、そのための構造が複雑であり、しかも、複数回の別の動作(水平方向と垂直方向の動作)を行う必要があり、高速化が困難であるという問題があった。さらに、これらの装置は、直線的な動作で折り癖を付けるようにしているので、蓋体となるメインフラップと、箱体内に挿入される差し込みフラップとを接続する折り目線に、ロック用の切れ目が設けられている場合には、この切れ目の部分が潰れてしまうため外観上好ましくないという問題があった。
【0010】
また、押圧部材を回転させるだけで、差し込みフラップを折り込むことも可能であるが、単純な回転機構でメインフラップと差し込みフラップとを鋭角に折り曲げるためには、大きなスペースを必要とするという問題があった。
【0011】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、しかも、単純な動作により、差し込みフラップを蓋体となるメインフラップに対して鋭角になるまで仮折りして折り癖を付けることができ、差し込みフラップが戻らないようにすることが可能な差し込みフラップ仮折り装置を提供することを目的とするものである。また、メインフラップと差し込みフラップとの間の折り目線に形成されている切れ目を潰すことなく折り癖を付けることができる差し込みフラップ仮折り装置を提供することを目的とするものである。さらに、小さいスペース内に設置できるコンパクトな装置により、メインフラップと差し込みフラップとを鋭角に折り曲げて折り癖を付けることができる差し込みフラップ仮折り装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る差し込みフラップ仮折り装置は、物品が収容された箱体の上方開口部を閉鎖するメインフラップと、このメインフラップの先端に折り目線を介して設けられ、箱体の内部に挿入されて封緘する差し込みフラップとを備えた箱体の、前記メインフラップと差し込みフラップとの間の折り目線に折り癖を付けるものであって、特に、上流部が拡開し下流に向かって次第に接近して配置され、前記メインフラップを支持する一対のガイド部材と、前記メインフラップに当接する支持面と、この支持面に対し鋭角をなす受け面とを有する支持ガイドと、一端が回転自在に支持されたリンク、このリンクの自由端に一端が回転可能に連結されるとともに、他端側に前記差し込みフラップを押圧する押圧面が形成された押圧部材、この押圧部材の前記押圧面と前記リンクへの連結点との間に連結された直線駆動手段を有する折り曲げ手段とを備え、前記支持面と前記一対のガイド部材の一方とでメインフラップを挟持した状態で、前記直線駆動手段の作動によって押圧部材を前進させるとともに回転させて、差し込みフラップを支持ガイドの受け面に押し付けることにより、前記メインフラップと差し込みフラップとの間の折り目線に折り癖を付けるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る差し込みフラップ仮折り装置の平面図、図2はその正面図である。この差し込みフラップ仮折り装置は、図3(a)に示す形状の箱体1に設けられた差し込みフラップの仮折りを行う。この箱体1は、底面1a上に直立する前方壁面1b、後方壁面1cおよび両側の側壁1d,1eと、両側壁1d,1eの上部にそれぞれ連続して設けられたサイドフラップ1f,1gと、後方壁面1cの上端に一体的に設けられてこの箱体1の上方開口部1hを閉鎖するメインフラップ(蓋体)1i、およびこのメインフラップ1iの先端に連続して設けられ、この箱体1の封緘時に前方壁面1bの内側に挿入される差し込みフラップ1jとを備えている。なお、閉鎖フラップ1iと差し込みフラップ1jとの境界の折り目線1kの両端部には切れ目1m,1nが形成されている。
【0014】
前記形状の箱体1(図3(a)参照)は、図示しない搬送コンベヤによって間欠的に搬送され、この差し込みフラップ仮折り装置(全体として符号2で示す)の上流側で内部に物品が挿入され、その後、差し込みフラップ仮折り装置2で差し込みフラップ1jとメインフラップ1iとの間の折り目線1kに折り癖が付けられ(図3(b)参照)、続いて、サイドフラップ折り装置(図示せず)で両側のサイドフラップ1f,1gが開口部1h上に折り畳まれた状態にされた後(図3(c)参照)、メインフラップ折り曲げ装置(図示せず)に供給される。そして、このメインフラップ折り曲げ装置において、メインフラップ(蓋体)1iが開口部1h上に折り曲げられる(図3(d)参照)とともに、その先端に連続して設けられている差し込みフラップ1jが前方壁面1bの内部に挿入されることにより、物品が収容された箱体1が封緘される(図3(e)参照)。
【0015】
次に、前記差し込みフラップ1jの仮折りを行う(すなわち、差し込みフラップ1jとメインフラップ1iとの間の折り目線1kに折り癖を付ける)差し込みフラップ仮折り装置2の構成について、図1および図2により説明する。箱搬送コンベヤの上方に、その搬送方向(図1の矢印A方向)に沿って、一対のガイド部材4,6が配置されている。これらガイド部材4,6は、上流部4a,6aがメインフラップ1iを導入しやすいように拡開しており、下流側に向かって次第に接近して、下流部4b,6bでは両者4,6が平行している。箱搬送コンベヤによって搬送されてくる箱体1の前記メインフラップ1iが、この上流の拡開部4a,6aによって誘い込まれて、ガイド部材4,6の下流の平行部4b,6b間に直立した状態で支持されるようになっている。
【0016】
前記ガイド部材4,6の一方6(図1の下方、図2の右方)には、差し込みフラップ1jの仮折りを行う際に、その下方のメインフラップ1iを支持する支持ガイド8が設けられている。この支持ガイド8は、他方のガイド部材4側を向いた垂直なメインフラップ支持面8aと、その背後(図2の右側)に形成された差し込みフラップの受け面8bとを有している。これら支持面8aと受け面8bとは鋭角(この実施の形態ではほぼ30度)をなしており、その頂点がメインフラップ1iと差し込みフラップ1jとの境界の折り目線1kの直下に位置するように設置する。従って、両ガイド部材4,6間に導入された箱体1のメインフラップ1iは、仮折り工程が行われる時点では、図1の上方のガイド部材4と支持ガイド8のメインフラップ支持面8aとによって挟持される。
【0017】
なお、この差し込みフラップ仮折り装置2は、図示しない昇降手段によって昇降できるようになっており、箱体1のサイズが変更されたときには、差し込みフラップ仮折り装置1全体を昇降させて、前記支持ガイド8の頂点がメインフラップ1iと差し込みフラップ1jとの境界の折り目線1kの直下に位置するように、その高さを調整する。
【0018】
前記支持ガイド8の向かい側(図2の左側)に、差し込みフラップ1jを折り曲げる折り曲げ手段10が設けられている。この折り曲げ手段10は、差し込みフラップ1jを押圧する押圧部材12と、この押圧部材12を作動させるエアシリンダ(直線駆動手段)14と、前記押圧部材12に連結されて、この押圧部材12に回転動作をさせるためのリンク16等を備えている。
【0019】
押圧部材12は、前記エアシリンダ14およびリンク16に連結される本体部18と、この本体部18の先端側に連結された押さえ部20とから成っている。この押さえ部20は、横断面が概略半円弧状をしており、本体部18への結合面20aと差し込みフラップ1jを押圧する押圧面20bとがほぼ同方向を向いている。
【0020】
エアシリンダ14のピストンロッド14aには、平面がコ字状のブラケット22が固定され、このブラケット22間に中心軸24を介して、前記押圧部材12の本体部18の中央部が回転自在に支持されている。本体部18の先端面には、前記のように押さえ部材20が連結されており、この押さえ部材20と逆側の端部(図2の左下方)寄りには、支点軸26を介して一対のリンク16の一端部が回転自在に連結されている。これらリンク16の他端部は、前記ガイド部材4,6等が取り付けられているフレーム30に固定された取付け板32に回転可能に支持されている。
【0021】
従って、前記折り曲げ手段10は、エアシリンダ14のピストンロッド14aが収縮しているときには、押圧部材12がリンク16先端に設けられた支点軸26を中心に図2の反時計回り方向に回転してほぼ直立した状態で、搬送コンベヤ上を搬送されてくる箱体1のメインフラップ1iおよび差し込みフラップ1jに干渉しないようになっている(図2の二点鎖線で示す押圧部材12参照)。また、エアシリンダ14のピストンロッド14aが伸張したときには、押圧部材12が、搬送コンベヤ方向へ向かって前進するとともに回転し、押圧面20bが支持ガイド8の受け面8bと平行な状態になってこの受け面8bに当接する。
【0022】
以上の構成に係る差し込みフラップ仮折り装置2の作動について説明する。箱体1は、両サイドフラップ1f,1gおよびメインフラップ1iと差し込みフラップ1jが両側の側壁1f,1gおよび後方壁面1c上にそれぞれ直立した状態で、図示しない搬送コンベヤによって搬送され、上流側で内部に物品が収容された後、この差し込みフラップ仮折り装置2に供給される。
【0023】
搬送コンベヤによって搬送されてきた箱体1は、この差し込みフラップ仮折り装置2に接近すると、直立しているメインフラップ1iが両側のガイド部材4,6の拡開している上流部4a,6aに誘い込まれ、平行な下流部4b,6b間に導入された後、図1の上方のガイド部材4と支持ガイド8との間に挟持される。搬送コンベヤは間欠的に走行しており、箱体1は、メインフラップ1iがガイド部材4と支持ガイド8との間に挟持された状態で、この差し込みフラップ仮折り装置2の下方に停止される。
【0024】
箱体1が停止した後、折り曲げ手段10のエアシリンダ14が作動し、ピストンロッド14aを伸張させる。ピストンロッド14aが伸張すると、その先端のブラケット22に中心軸24を介して支持されている押圧部材12は、前記メインフラップ1iおよび差し込みフラップ1jの方向へ前進するとともに、下端部が支点軸26を介してリンク16の一端に連結されているので、図4に示すように、リンク16を僅かに上方に揺動させつつ押さえ部20が支持ガイド8上に向かって回転する。
【0025】
押圧部材12の回転の途中で、押さえ部20の外面が前記両ガイド部材4,6に保持されている部分(メインフラップ1i)よりも上方に位置している差し込みフラップ1jに当接し、回転に伴ってこの差し込みフラップ1jをメインフラップ1iとの境界の折り目線1kから次第に折り曲げていく(1jA,1jB,1jC,1jD参照)。そして、最終的には、押圧部材12の押圧面20bが差し込みフラップ1jを支持ガイド8の受け面8bに押し付けて仮折り工程が終了する(1jE参照)。
【0026】
この実施の形態では、支持ガイド8の、メインフラップ1iに当接して支持する支持面8aと折り曲げられた差し込みフラップ1jの下面側を受ける受け面8bとがほぼ30度の角度を有しているので、差し込みフラップ1jは、直立しているメインフラップ1iに対して約150度折り曲げられる。このように差し込みフラップ1jを鋭角に仮折りするので、その後差し込みフラップ1jを押さえている押圧部材12を離しても、差し込みフラップ1jが元に戻ってしまうことはなく、後の工程のメインフラップ1iの折り曲げおよび差し込みフラップ1jの箱体1内への挿入工程がスムーズに行われる。
【0027】
また、リンク16を用いて、押圧部材12を前進させつつ回転させるようにしているので、押圧部材を単純に回転させるだけで仮折りを行う場合よりも、構成がコンパクトになり、小さいスペース内に設置することが可能になる。さらに、メインフラップ1iと差し込みフラップ1jとの間の折り目線1kにロック用の切れ目1m,1nがある場合でも、前記従来の構成のように直線的動作で折り曲げる場合と異なり、この切れ目1m,1nを潰してしまうおそれがない。
【0028】
なお、前記実施の形態では、箱搬送コンベヤを間欠的に運転して、箱体1の停止中に仮折り工程を行うようにしたが、箱搬送コンベヤを連続運転させるようにしても良い。ただし、この場合には、折り曲げ手段10を箱体1の移動に追従させる機構が必要である。また、前記折り曲げ手段10を構成する押圧部材12の形状や、支持ガイド8の形状および支持面8aと受け面8bとのなす角度等は、前記実施の形態に示したものに限定されるものではなく、エアシリンダ等の直線駆動手段14の作動によって押圧部材12を回転させて、差し込みフラップ1jを、鉛直面に対して鋭角をなす支持ガイド8の受け面8bに押し付けることができるものであればよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の差し込みフラップ仮折り装置は、メインフラップに連続して設けられている差し込みフラップに折り癖を付けるもので、支持ガイドの支持面によってメインフラップを支持しつつ、折り曲げ手段の直線駆動手段によって押圧部材を前進させるとともに回転させて、差し込みフラップを前記支持面に対して鋭角をなす受け面に押し付けることにより、差し込みフラップに折り癖を付けるようにしたので、下流側においてメインフラップの折り曲げおよび差し込みフラップの箱体内への差し込み工程を行う時に、差し込みフラップが戻ってしまうことがなく、差し込みフラップをスムーズに箱体内に差し込むことができる。しかも、きわめて簡単でコンパクトな構成により、差し込みフラップを鋭角に仮折りすることができる。また、メインフラップと差し込みフラップとの間の折り目線に切れ目が設けられている場合でも、この切れ目を潰すことなく折り癖を付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る差し込みフラップ仮折り装置の平面図である。
【図2】前記差し込みフラップ仮折り装置の正面図である。
【図3】前記差し込みフラップ仮折り装置によって差し込みフラップが折り曲げられる箱体の形状および各フラップの折り込み工程を順に示す斜視図である。
【図4】前記差し込みフラップ仮折り装置の押圧部材の動作および差し込みフラップの移動過程を示す作動説明図である。
【符号の説明】
1 箱体
1h 箱体の開口部
1i メインフラップ
1j 差し込みフラップ
1k 折り目線
8 支持ガイド
8a 支持面
8b 受け面
10 折り曲げ手段
16 リンク
20 押圧部材
20b 押圧面
Claims (1)
- 物品が収容された箱体の上方開口部を閉鎖するメインフラップと、このメインフラップの先端に折り目線を介して設けられ、箱体の内部に挿入されて封緘する差し込みフラップとを備えた箱体の、前記メインフラップと差し込みフラップとの間の折り目線に折り癖を付ける差し込みフラップ仮折り装置において、
上流部が拡開し下流に向かって次第に接近して配置され、前記メインフラップを支持する一対のガイド部材と、
前記メインフラップに当接する支持面と、この支持面に対し鋭角をなす受け面とを有する支持ガイドと、
一端が回転自在に支持されたリンク、このリンクの自由端に一端が回転可能に連結されるとともに、他端側に前記差し込みフラップを押圧する押圧面が形成された押圧部材、この押圧部材の前記押圧面と前記リンクへの連結点との間に連結された直線駆動手段を有する折り曲げ手段とを備え、
前記支持面と前記一対のガイド部材の一方とでメインフラップを挟持した状態で、前記直線駆動手段の作動によって押圧部材を前進させるとともに回転させて、差し込みフラップを支持ガイドの受け面に押し付けることにより、前記メインフラップと差し込みフラップとの間の折り目線に折り癖を付けることを特徴とする差し込みフラップ仮折り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000089643A JP4534295B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 差し込みフラップ仮折り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000089643A JP4534295B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 差し込みフラップ仮折り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001278206A JP2001278206A (ja) | 2001-10-10 |
JP4534295B2 true JP4534295B2 (ja) | 2010-09-01 |
Family
ID=18605374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000089643A Expired - Fee Related JP4534295B2 (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 差し込みフラップ仮折り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4534295B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016184006A1 (zh) * | 2015-05-15 | 2016-11-24 | Tcl王牌电器(惠州)有限公司 | 纸箱折盖机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7356136B2 (ja) * | 2019-10-02 | 2023-10-04 | 株式会社イシダ | ダンボール箱組立装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5530301A (en) * | 1978-08-21 | 1980-03-04 | Amada Co Ltd | Folding device |
JPS57171523A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-22 | Amada Co Ltd | Folding device |
JP2891725B2 (ja) * | 1989-11-01 | 1999-05-17 | ポーラ化成工業株式会社 | フラップ折曲装置及びそれを用いたカートニングマシン |
-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000089643A patent/JP4534295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016184006A1 (zh) * | 2015-05-15 | 2016-11-24 | Tcl王牌电器(惠州)有限公司 | 纸箱折盖机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001278206A (ja) | 2001-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8297029B2 (en) | Apparatus for folding cardboard boxes | |
JPH1111416A (ja) | シガレット用ヒンジリッドパッケージの裁断片の幅広がりを持った頭部フラップを折りたたむための方法および装置 | |
JP4301481B2 (ja) | 包材のチューブを印刷位置にセットする装置 | |
ITBO970370A1 (it) | Astucciatrice rettilinea, atta ad operare sugli astucci disposti verti calmente. | |
JP3699218B2 (ja) | サックの製造時に底を形成する目的で、連続的にクロス搬送されるチューブセクションを引き開く装置 | |
JP4038601B2 (ja) | 包装機械 | |
US4154148A (en) | Partition forming and inserting apparatus | |
JP4534295B2 (ja) | 差し込みフラップ仮折り装置 | |
EP1043232A1 (en) | Packaging machine | |
US6339914B1 (en) | Packaging machine | |
JP6647661B2 (ja) | 培地充填袋の折曲げ装置 | |
JP4613386B2 (ja) | フラップ差し込み装置 | |
JP4534296B2 (ja) | フラップ折り曲げ装置 | |
JPS6052934B2 (ja) | バツグインボツクスの組み立て方法および装置 | |
JPH0418217A (ja) | 包装袋体の耳部折り曲げ装置 | |
JPH0596663A (ja) | 段ボール箱の底折り押出し装置 | |
JP4647487B2 (ja) | 容器底部形成装置 | |
CN218401229U (zh) | 纸盒的撑起模块 | |
JP2019142579A (ja) | 製函用型、製函装置および製函方法 | |
CN218985885U (zh) | 上料机构及开箱机 | |
JP3750110B2 (ja) | 箱詰め機の蓋閉め装置 | |
JPH0520649Y2 (ja) | ||
JPH06227520A (ja) | 梱包箱のテープ封止装置 | |
JPH0699911A (ja) | 箱折り方法及びその装置 | |
JPH08258806A (ja) | 包装箱の上部折り畳み方法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100525 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100607 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |