JPH08258806A - 包装箱の上部折り畳み方法及びその装置 - Google Patents

包装箱の上部折り畳み方法及びその装置

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JPH08258806A
JPH08258806A JP9147595A JP9147595A JPH08258806A JP H08258806 A JPH08258806 A JP H08258806A JP 9147595 A JP9147595 A JP 9147595A JP 9147595 A JP9147595 A JP 9147595A JP H08258806 A JPH08258806 A JP H08258806A
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JP
Japan
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packaging box
folding
flap pieces
flap
pieces
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JP9147595A
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English (en)
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Masaharu Eto
政晴 江藤
Toshihide Tougi
俊秀 東儀
Kimikatsu Nakagawa
仁克 中川
Shunji Iijima
俊司 飯島
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前後フラップ片の包装箱の内側への倒しと、
左右フラップ片の左右外側への倒しが確実に行われ、上
部が閉塞され接着剤等を要せずに耳部が折り畳まれた状
態に保持された包装箱を効率良く得ること。 【構成】 左右フラップ片18,20を左右外側に倒
し、前後フラップ片14,16を内側に倒し、次いで、
左右フラップ片18,20のフラップ片用折れ線26で
囲まれた領域28が左右面10,12に臨み、フラップ
片用折れ線26の外側の領域30が左右側方に向くよう
に左右フラップ片18,20を折り込んだ包装箱2を得
る方法であって、前後フラップ片14,16の包装箱2
の内側への倒しを、前後フラップ片14,16と左右フ
ラップ片18,20との間を画成する折れ線420部分
に対応した前後4箇所においてそれぞれ折れ線420の
下部部分から該折れ線420に沿って包装箱2の内側に
押し込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平面視矩形状の包装箱の
上部を折り畳む方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】包装箱の横断面を矩形に形成する前後面
及び左右面と、前記前後面と左右面からそれぞれ上方に
連設された前後フラップ片及び左右フラップ片とを備え
る包装箱の上部を折り畳む際に、左右面や左右フラップ
片の適宜位置に折れ線を形成しておくと、糊等を要せず
に包装箱の上部を簡単に折り畳めることは、PCT/G
B/01489において既に知られている。
【0003】まず、このPCT出願に係る包装箱ついて
図1乃至図4を参照して説明する。図1は完成された包
装箱の斜視図で、この包装箱2は図2に示すような紙片
4(厚紙、薄板紙、プラスチック材等を含む)が折り畳
まれて構成されている。図2に示す紙片4は底片402
が公知の方法により適宜折り畳まれ、縁片404が糊付
けされて図3に示すように底部が閉塞され、平面視矩形
で上部が開放された包装箱2に形成される。6は包装箱
2の側部を構成する前面、8は後面、10は左面、12
は右面を示し、前後面6,8と左右面10,12からそ
れぞれ上方に前後フラップ片14,16及び左右フラッ
プ片18,20が連設されている。前記左右面10,1
2の幅方向の中央と、左右フラップ片18,20の幅方
向中央にわたり上下に中央折れ線22が形成されてい
る。前記左右面10,12の下縁の左右両端からそれぞ
れ前記中央折れ線22に向かって側面用折れ線24が斜
めに形成されている。前記側面用折れ線24が交差する
箇所から上方の中央折れ線22はミシン目2202によ
り形成されている。前記左右フラップ片18,20の下
縁の左右両端から左右フラップ片18,20の上縁の中
央に向かってフラップ片用折れ線26が斜めに形成され
ている。
【0004】このような構成の包装箱2は、図4に示す
ように、前記左右フラップ片18,20のフラップ片用
折れ線26で囲まれた領域28が包装箱2の左右面1
0,12の外側で下方に向けられ、フラップ片用折れ線
26の外側の領域30が左右面10,12の外側で上方
に向けられて左右フラップ片18,20が包装箱2の外
側に倒され、前後フラップ片14,16が包装箱2の内
側に倒される。そして、後フラップ片16の上端が前フ
ラップ片14の上に重ねられ、左右フラップ片18,2
0の後フラップ片16寄りの上端半部が前フラップ片1
4寄りの上端半部の上に重ねられる。すなわち、左右面
10,12の外側で下方に向けられた左右フラップ片1
8,20の領域28と、左右面10,12の外側で上方
に向けられた左右フラップ片18,20の領域30とに
より、左右面10,12の外方に突出する耳部32が形
成される。そして、前後フラップ片14,16で包装箱
2の上面が構成されて包装箱2の上部が閉塞され、耳部
32が左右面10,12に向けて折り畳まれ、左右フラ
ップ片18,20のフラップ片用折れ線26で囲まれた
領域28が包装箱2の左右面10,12に臨み、フラッ
プ片用折れ線26の外側の領域30が左右面10,12
上において左右外方に向き、図1に示す包装箱2とな
る。そして、耳部32が左右面10,12に向けて折り
畳む際に左右面10,12のミシン目2202箇所を僅
かに窪ませ、これにより、包装箱2は接着剤等を要せず
に耳部32が折り畳まれた状態に安定して保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な包装箱2であっても、手作業により折り畳んでいたの
では、コストダウンを図ることができず、また、大量の
包装箱2の注文を受けた時に対処することができない。
また、機械を用いて前記のような包装箱2を自動的に折
り畳もうとすると、特に、左右フラップ片18,20を
包装箱2の外側に倒し、前後フラップ片14,16を包
装箱2の内側に倒す際に、これらの倒しを確実に行って
おかないと、紙の反発力により元の状態に復帰し、耳部
32を折り畳むことができなくなる問題が生じる。本発
明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の
目的は、このような包装箱を自動的に確実に得ることが
できる包装箱の上部折り畳み方法とその装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、包装箱の横断面を矩形に形成する前後面及び
左右面と、前記前後面と左右面からそれぞれ上方に連設
された前後フラップ片及び左右フラップ片とを備え、前
記左右面の幅方向の中央と、左右フラップ片の幅方向中
央にわたり上下に中央折れ線が形成され、前記左右面の
下縁の左右両端からそれぞれ前記中央折れ線に向かって
側面用折れ線が斜めに形成され、前記左右フラップ片の
下縁の左右両端から左右フラップ片の上縁の中央に向か
ってフラップ片用折れ線が斜めに形成され、このように
構成された上部が開放状の包装箱の左右フラップ片のフ
ラップ片用折れ線で囲まれた領域を包装箱の左右面から
外方に突出させ下方を向かせる共に、フラップ片用折れ
線の外側の領域を包装箱の左右面から外方に突出させ上
方を向かせて左右フラップ片を左右外側に倒し、かつ、
前後フラップ片を包装箱の内側に倒し包装箱の上面を構
成させ、次いで、前記左右フラップ片のフラップ片用折
れ線で囲まれた領域が包装箱の左右面に臨み、かつ、フ
ラップ片用折れ線の外側の領域が左右面上において左右
側方に向くように左右フラップ片を折り込んだ包装箱を
得る方法であって、前記包装箱の上面を構成する際の前
後フラップ片の包装箱の内側への倒しを、前後フラップ
片と左右フラップ片との間を画成する折れ線部分に対応
した前後4箇所においてそれぞれ折れ線の下部部分から
該折れ線に沿って包装箱の内側に押し込むことで行なう
ようにしたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前後フラップ片が包装箱
の内側へ倒される際に、左右面の上縁部分には、上縁に
平行した当接部材が当接されることを特徴とする。ま
た、本発明は、左右フラップ片を包装箱の外側に倒す前
に、前記左右フラップ片の前記中央折れ線部分及び左右
面の上部の中央折れ線部分を包装箱の内側に押し込み、
かつ、前後面の上部を互いに近付ける方向に押し倒すく
せ折りがなされることを特徴とする。また、本発明は、
前記前後面の上部の押し倒しは、前後面と前後フラップ
片との折れ線部分が押し込まれることで行われることを
特徴とする。
【0008】また、本発明は包装箱の上部折り畳み装置
であって、包装箱の横断面を矩形に形成する前後面及び
左右面と、前記前後面と左右面からそれぞれ上方に連設
された前後フラップ片及び左右フラップ片とを備え、前
記左右面の幅方向の中央と、左右フラップ片の幅方向中
央にわたり上下に中央折れ線が形成され、前記左右面の
下縁の左右両端からそれぞれ前記中央折れ線に向かって
側面用折れ線が斜めに形成され、前記左右フラップ片の
下縁の左右両端から左右フラップ片の上縁の中央に向か
ってフラップ片用折れ線が斜めに形成された包装箱の左
右面を移送方向に向けて該包装箱を間欠的に搬送する搬
送手段と、前記搬送手段により間欠的に停止される包装
箱の上方で左右フラップ片の中央に対応した箇所にそれ
ぞれ設けられ、上下に所定の長さを有すると共に上方に
至るにつれて包装箱の外側に変位するガイド部を有し、
下動することで左右フラップ片のフラップ片用折れ線で
囲まれた領域を包装箱の外側で下方に向ける押し拡げ板
と、前記左右の押し広げ板を上下動させる上下動手段
と、前フラップ片と左右のフラップ片との間を画成する
折れ線部分にそれぞれ当接可能な二つの前折り込み板
と、後フラップ片と左右のフラップ片との間を画成する
折れ線部分にそれぞれ当接可能な二つの後折り込み板
と、前記前後の折り込み板を互いに離間接近させる方向
に移動させる移動手段とを備えることを特徴とする。ま
た、本発明は、包装箱が前記搬送手段により間欠的に停
止された位置において、包装箱の左右面の上縁部分に当
接するガイド部材が設けられることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記搬送手段により間欠
的に停止される包装箱の上方で左右面の中央に対応した
箇所にそれぞれ設けられ、上下に所定の長さを有すると
共に上方に至るにつれて包装箱の内側に変位するガイド
部を有するくせ折り板と、前記左右のくせ折り板を互い
に離間接近する方向に移動させる移動手段と、前記前後
面に対応してそれぞれ設けられ前記前後面に平行しかつ
水平に延在する前後面の幅よりも大きい寸法の長さを有
するくせ折りローラと、前記両くせ折りローラを上下動
させる上下動手段と、前記両くせ折りローラを互いに離
間接近する方向に移動させる移動手段とからなるくせ折
り装置が前記上部折り畳み装置の上流における搬送路箇
所に設けられていることを特徴とする。また、本発明
は、前記くせ折り装置に、包装箱が前記搬送手段により
間欠的に停止された位置において、包装箱の左右面の上
下方向の上部寄り部分に当接するガイド部材が設けられ
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る方法及び装置によれば、前後フラ
ップ片と左右フラップ片との間の折れ線部分に対応した
前後4箇所においてそれぞれ折れ線の下部から該折れ線
に沿って前後フラップ片が包装箱の内側に押し込まれる
ので、前後フラップ片の内側への倒しと、左右フラップ
片の左右外側への倒しが確実に行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る包装箱の上部折り畳み方
法をその装置と共に添付図面に従って説明する。図5は
包装箱の上部折り畳み装置の正面図、図6は同平面図、
図7は側面図を示し、このような上部折り畳み装置によ
り図1乃至図4で説明した包装箱2の上部が折り畳まれ
る。50は折り畳み装置、52はその基台で、基台52
の上部には包装箱2を搬送ラインに沿って間欠的に搬送
させる搬送手段54が設けられ、包装箱2は上部を上に
向け、右面12を搬送方向Xの下流側に向けて搬送ライ
ンに載せられる。搬送手段54は、基台52の上部で搬
送ラインに沿って延在し包装箱2の底面が載せられる左
右に分割されたガイド面56と、基台52の下方で搬送
ラインに沿って設けられたチェーンスプロケット機構5
8と、前記チェーンスプロケット機構58のチェーン6
0に取着され左右のガイド面56の間から包装箱2の左
右面10,12の下部にそれぞれ係合し包装箱2を移動
させるプッシャ62等で構成されている。搬送ライン上
にはその上流から下流に向けて包装箱供給ステーション
A、くせ折りステーションB、くせ戻しステーション
C、商品充填ステーションD、予備ステーションE、折
り込みステーションF、耳折りステーションG、フラッ
プ折り込みステーションHが設けられ、チェーンスプロ
ケット機構58の間欠的な駆動により、包装箱2は各ス
テーション毎に停止していく。以下、各ステーションを
順に説明していく。
【0012】図8はくせ折りステーションBの正面図、
図9は同側面図、図10は同要部の正面図、図11は同
要部の側面図、図12はくせ折り板の調節機構の底面図
を示す。くせ折りステーションBは、上下に調節動可能
な複数の支柱64(図5参照)及びこれら支柱64の上
端間に掛け渡された横架材66により基台52の上方に
支持された基板68を備える。基板68にはエアシリン
ダ70が立設され、基板68の下方に突出するエアシリ
ンダ70のピストンロッドの下端に可動板72が取着さ
れている。前記可動板72からは複数のガイドロッド7
4が立設され、このガイドロッド74は基板68に取着
されたガイド部材76内に挿通され、エアシリンダ70
の伸縮作動により可動板72が水平状態を保って上下動
する。前記可動板72の下方には図10乃至図12に示
すように、搬送方向Xに延在する軸74が搬送方向Xと
直交する方向に間隔をおいて2本支持されている。ま
た、前記可動板72の下方で前記2本の軸74の上方に
は搬送方向Xと直交する方向に延在する雄ねじ部材76
が設けられ、この雄ねじ部材76に雌ねじ部材78が結
合され、雌ねじ部材78の上部には可動板72の溝に係
合するベアリング80が設けられ、つまみ82により雄
ねじ部材76を回転させると、雄ねじ部材76に沿って
雌ねじ部材78が移動する。
【0013】前記2本の軸74の端部には歯車部材84
が取着され、これら歯車部材84の歯部に噛合させて上
下に細長のラック86が配設され、ラック86の上部
は、可動板72に立設されたエアシリンダ88のピスト
ンロッド88Aに連結されている。前記2本の軸74に
はそれぞれスライダ90を介して移動ブロック92が支
持されている。この移動ブロック92の上面と前記雌ね
じ部材78の上面はそれぞれリンク94により連結さ
れ、雌ねじ部材78の移動によりリンク94を介して移
動ブロック92が互いに離間接近する方向に移動する。
前記2本の軸74の長手方向の中央には、それぞれ包装
箱2の前後面6,8の左右縁部の外側に対応する箇所で
上下に延在するアーム部96Aを備えるアーム部材96
の上端が固着され、アーム部96Aの下端間には回転可
能にくせ折りローラ98が支持されている。従って、エ
アシリンダ88の伸長作動によりラック86、歯車部材
84、アーム部材96を介してくせ折りローラ98が、
図9に想像線(イ)で示す前後面6,8の外側箇所か
ら、図9に想像線(ロ)で示す包装箱2の内側箇所に揺
動する。搬送方向Xの上流に位置する移動ブロック92
の下面には搬送方向Xの上流に2本のピストンロッド1
00Aを向けたエアシリンダ100が取着され、また、
搬送方向Xの下流に位置する移動ブロック92の下面に
は搬送方向Xの下流に2本のピストンロッド102Aを
向けたエアシリンダ102が取着されている。各エアシ
リンダ100,102のピストンロッド100A,10
2Aには上下に延在するくせ折り板104が取着されて
いる。従って、つまみ82を回転させると、雄ねじ部材
76、雌ねじ部材78、リンク94、移動ブロック9
2、エアシリンダ100,102を介してくせ折り板1
04が互いに離間接近する方向に調節移動される調節機
構106が構成されている。上流側のエアシリンダ10
0のピストンロッド100Aに取着されるくせ折り板1
04の搬送方向X下流に臨む箇所には、上方に至るにつ
れて包装箱2の内側に至る傾斜ガイド部104Aが形成
され、下流側のエアシリンダのピストンロッドに取着さ
れるくせ折り板104の搬送方向X上流に臨む箇所に
は、上方に至るにつれて包装箱2の内側に至る傾斜ガイ
ド部104Aが形成されている。各くせ折り板104の
傾斜ガイド部104Aは、くせ折り板104が下動した
状態で、包装箱2の左右面10,12の中央折れ線22
の外方に位置するように配置される。また、くせ折りス
テーションBには、図9に示すように、該くせ折りステ
ーションBに停止した包装箱2の左右面10,12に当
接する断面矩形のガイド部材108が設けられ、ガイド
部材108は例えばロータリシリンダ110により回転
して包装箱2の左右面10,12に当接し、包装箱2の
搬送時、左右面10,12から離れるように配置されて
いる。実施例では、ガイド部材108は、ミシン目22
02の下部箇所の包装箱2の左右面10,12に当接す
るように配置されている。
【0014】次に、くせ折りステーションBでの動きに
ついて説明する。包装箱2が搬送されくせ折りステーシ
ョンBで停止されると、包装箱2のミシン目2202の
下部箇所の左右面10,12にガイド部材108が当接
する。次いで、エアシリンダ70の伸長作動によりくせ
折りローラ98が、包装箱2の前後面6,8と前後フラ
ップ片14,16との間の折れ線410,412部分の
外方に臨む位置まで下動し、また、くせ折り板104
が、それぞれその下端が左右面10,12のミシン目2
202の下部に臨む位置まで下動する。次いで、エアシ
リンダ100,102の縮小作動により左右のくせ折り
板104が互いに近付く方向に移動し、図8に点線
(イ)で示すように、傾斜ガイド部104Aにより中央
折れ線22部分の上部を互いに近付く方向に押し込む。
そして、このくせ折り板104による押し込み動作に若
干遅れて、エアシリンダ88が縮小作動し、くせ折りロ
ーラ98が図9の想像線(イ)から(ロ)へと軸74を
支点として互いに近付く方向に揺動し、前記折れ線41
0,412部分が包装箱2の内側に押し込まれ、くせ折
りがなされる。尚、くせ折り板104が図8に点線
(イ)で示すようにミシン目2202部分を所定のスト
ロークで押し込んだ後は、エアシリンダ100,102
の伸長作動により包装箱2から離れるが、くせ折り板1
04が離れた後もくせ折りローラ98による押し込みが
継続してなされ、くせ折りローラ98による押し込みは
図9の想像線(ロ)で示すように、折れ線410,41
2部分が近接するまで行われ、これにより包装箱2のミ
シン目2202部分が内側に窪むくせが付けられる。こ
のようにくせ折りローラ98と、くせ折り板104によ
りくせ折りされた後は、前記とは逆に各エアシリンダ1
00,102,88の伸長作動によりくせ折りローラ9
8とくせ折り板104が包装箱2の外方に離れ、エアシ
リンダ70の縮小作動により包装箱2の上方に退避し、
また、ガイド部材108も包装箱2の左右面10,12
から離れる。
【0015】従って、くせ折りステーションBでは、ミ
シン目2202の下部箇所の左右面10,12にガイド
部材108が当接した状態で、すなわち、包装箱2の断
面が矩形から平行四辺形等に変形しないように左右面1
0,12の両側の縁部の動きがガイド部材108に規制
されつつくせ折りがなされ、くせ折りが確実になされ
る。また、くせ折りローラ98により折れ線410,4
12部分を押し込むようにしたので、くせ折り板104
によるミシン目2202部分の押し込みを補助すると共
に、ミシン目2202部分の包装箱2内側へのくせ折り
が確実になされる。
【0016】次に、くせ戻しステーションCについて説
明する。図13はくせ戻しステーションCの正面図、図
14は同側面図、図15は同要部の正面図、図16は同
要部の側面図、図17はくせ戻し板の調節機構の底面図
を示す。くせ戻しステーションCは、前記横架材66に
支持された基板69を備え、基板69にはエアシリンダ
120が立設され、基板69の下方に突出するエアシリ
ンダ120のピストンロッドの下端に可動板122が取
着されている。前記可動板122からは複数のガイドロ
ッド124が立設され、このガイドロッド124は基板
69に取着されたガイド部材126内に挿通され、エア
シリンダ120の伸縮作動により可動板122が水平状
態を保って上下動する。前記可動板122の下方には、
図15乃至図17に示すように、搬送方向に延在する2
本の軸128が搬送方向Xと直交する方向に間隔をおい
て支持されている。また、前記可動板122の下方で前
記2本の軸128の上方には搬送方向Xと直交する方向
に延在する雄ねじ部材130が設けられ、この雄ねじ部
材130に雌ねじ部材132が結合され、雌ねじ部材1
32の上部には可動板122の溝に係合するベアリング
134が設けられ、つまみ136により雄ねじ部材13
0の回転させると、雄ねじ部材130に沿って雌ねじ部
材132が移動する。
【0017】前記2本の軸128にはそれぞれスライダ
138を介して移動ブロック140が支持されている。
この移動ブロック140の上面と前記雌ねじ部材132
の上面はそれぞれリンク142により連結され、雌ねじ
部材132の移動によりリンク142を介して移動ブロ
ック140が互いに離間接近する方向に移動する。搬送
方向Xの上流に位置する移動ブロック140の下面には
搬送方向Xの上流に2本のピストンロッド144Aを向
けたエアシリンダ144が取着され、また搬送方向Xの
下流に位置する移動ブロック140の下面には搬送方向
Xの下流に2本のピストンロッド146Aを向けたエア
シリンダ146が取着されている。各エアシリンダ14
4,146のピストンロッド144A,146Aには上
下に延在するくせ戻し板148が取着されている。従っ
て、つまみ136を回転させると、雄ねじ部材130、
雌ねじ部材132、リンク142、移動ブロック14
0、エアシリンダ144,146を介してくせ戻し板1
48が互いに離間接近する方向に調節移動される調節機
構150が構成されている。上流側のエアシリンダ14
4のピストンロッド144Aに取着されるくせ戻し板1
48の搬送方向X上流に臨む箇所には、上方に至るにつ
れて包装箱2の内側から外側に至る傾斜ガイド148A
が形成され、下流側のエアシリンダ146のピストンロ
ッド146Aに取着されるくせ戻し板148の搬送方向
X下流に臨む箇所には、上方に至るにつれて包装箱2の
内側から外側に至る傾斜ガイド148Aが形成されてい
る。各くせ戻し板148の傾斜ガイド148Aは、くせ
戻し板148が下動した状態で、包装箱2の左右フラッ
プ片18,20のミシン目2202の内側に位置するよ
うに配置される。また、くせ戻しステーションCには、
図13及び図14に示すように、該くせ戻しステーショ
ンCに停止した包装箱2の左右面10,12に当接する
断面矩形のガイド部材152が設けられ、ガイド部材1
52は例えばロータリシリンダ154により回転して包
装箱2の左右面10,12に当接し、包装箱2の搬送
時、左右面10,12から離れるように配置されてい
る。実施例では、ガイド部材152は、左右面10,1
2と左右フラップ片18,20との間の折れ線414,
416の下部の包装箱2の左右面10,12箇所に当接
するように配置されている。
【0018】次に、くせ戻しステーションCでの動きに
ついて説明する。包装箱2が搬送されくせ戻しステーシ
ョンCで停止されると、折れ線414,416の下部の
包装箱2の左右面10,12箇所にガイド部材152が
当接する。次いで、エアシリンダ120の伸長作動によ
りくせ戻し板148が、それぞれその下端が包装箱2の
内側で左右フラップ片18,20のミシン目2202の
下端に位置するように下動する。次いで、エアシリンダ
144,146の伸長作動により両くせ戻し板148が
互いに離れる方向に移動し、図13に想像線で示すよう
に左右フラップ片18,20のミシン目2202部分を
折れ線414,416を境に外側に倒す。このとき、左
右フラップ片18,20にはフラップ片用折れ線26が
形成されていることから、フラップ片用折れ線26で囲
まれた領域28全体が折れ線414,416を境として
外側に傾斜して斜め下方に向き、また、フラップ片用折
れ線26の外側の領域30がフラップ片用折れ線26か
ら折られ斜め上方を向き、これに伴い、前後フラップ片
14,16はそれぞれ折れ線410,412を境として
内側に若干倒れる。そして、左右フラップ片18,20
を折ったならば、エアシリンダ120の縮小作動により
くせ戻し板148は上動して包装箱2から離れ、エアシ
リンダ144,146の縮小作動により両くせ戻し板1
48は互いに近付いて元の状態に戻り、また、ガイド部
材152も包装箱2の左右面10,12から離れる。こ
のように、くせ戻しステーションCでは、フラップ片用
折れ線26で囲まれた領域28全体を折れ線414,4
16を境として外側に傾斜させて斜め下方に向かせ、ま
た、フラップ片用折れ線26の外側の領域30を斜め上
方に向かせるくせ戻しがなされる。
【0019】次に、商品充填ステーションDについて説
明する。包装箱2が搬送され商品充填ステーションDで
停止されると、上方から包装箱2の内部に、例えば、菓
子類や、あるいは、化粧品等の商品が充填される。商品
が充填された包装箱2は、予備ステーションEを経て折
り込みステーションFに搬送される。
【0020】次に、折り込みステーションFについて説
明する。図18は折り込みステーションFの正面図、図
19は同側面図、図20は同要部の正面図、図21は同
要部の側面図を示す。折り込みステーションFは、上下
に調節動可能な複数の支柱200(図5参照)及びこれ
ら支柱200の上端間に掛け渡された横架材202によ
り基台52の上方に支持された基板204を備える。基
板204にはエアシリンダ206が立設され、基板20
4の下方に突出するエアシリンダ206のピストンロッ
ドの下端に可動板208が取着されている。前記可動板
208からは複数のガイドロッド210が立設され、こ
のガイドロッド210は基板204に取着されたガイド
部材212内に挿通され、エアシリンダ206の伸縮作
動により可動板208が水平状態を保って上下動する。
図20及び図21に示すように、前記可動板208の下
方には搬送方向Xに延在する2本の軸210が搬送方向
Xと直交する方向に間隔をおいて支持されている。ま
た、前記可動板208の下方で前記2本の軸210の上
方には搬送方向Xと直交する方向に延在する雄ねじ部材
212が設けられ、この雄ねじ部材212に雌ねじ部材
214が結合され、雌ねじ部材214の上部には可動板
208の溝に係合するベアリング216が設けられ、つ
まみ218により雄ねじ部材212の回転させると、雄
ねじ部材212に沿って雌ねじ部材214が移動する。
【0021】前記2本の軸210の端部には歯車部材2
20が取着され、これら歯車部材220の歯部に噛合さ
せて上下に細長のラック222が配設され、ラック22
2の上部は可動板208に立設されたエアシリンダ22
4のピストンロッド224Aに連結されている。前記2
本の軸210にはそれぞれスライダ226を介して移動
ブロック228が支持されている。この移動ブロック2
28の上面と前記雌ねじ部材214の上面はそれぞれリ
ンク230により連結され、雌ねじ部材214の移動に
よりリンク230を介して移動ブロック228が互いに
離間接近する方向に移動する。前記2本の軸210の長
手方向の中央にはそれぞれ下方に延在する上アーム23
2が固着されている。各上アーム232の下部には前記
軸210に平行させて雄ねじ部材234が回転可能かつ
軸方向動不能に支持され、上アーム232の下部でこの
雄ねじ部材234の上下箇所にはそれぞれガイドロッド
236が固着されている。前記各雄ねじ部材234はそ
の半部に右ねじが残りの半部に左ねじが形成され、各雄
ねじ部材234の端部につまみ238が取着されてい
る。各雄ねじ部材234の両端にそれぞれ雌ねじ240
を螺合させて下アーム242が下方に向けて延設され、
雌ねじ240の上下の下アーム242部分には前記ガイ
ドロッド236が軸方向に移動可能に挿通されている。
前記各下アーム242の下端には矩形板状の折り込み板
244が取着されている。従って、つまみ238を回転
させると、ガイドロッド236、下アーム232を介し
て両端の折り込み板244が互いに離間接近する方向に
移動調節される折り込み板244の調節機構245が構
成されている。そして、エアシリンダ224の縮小作動
によりラック222、歯車部材220、上アーム23
2、下アーム242を介して折り込み板244が、前後
フラップ片14,16の外側箇所から、図19に想像線
(イ)で示す包装箱2の内側箇所に揺動するように構成
されている。前記折り込み板244の高さは、図18に
想像線(ロ)で、また、図19に想像線(イ)で示すよ
うに、前後フラップ片14,16の下部の折り線41
0,412寄り部分にくるように設定される。また、前
後フラップ片14,16に対する前記折り込み板244
の水平方向の位置は、図18に想像線(ロ)示すよう
に、折り込み板244が前後フラップ片14,16と左
右フラップ片18,20との間の折れ線420部分に臨
むように設定され、この設定は前記調節機構245によ
りなされる。
【0022】各移動ブロック228には下方に2本のピ
ストンロッド246Aを向けたエアシリンダ246が取
着され、エアシリンダ246のピストンロッド246A
には上下に延在する押し拡げ板248が取着されてい
る。従って、つまみ218を回転させると、雄ねじ部材
212、雌ねじ部材214、リンク230、移動ブロッ
ク228、エアシリンダ246を介して押し拡げ板24
8が互いに離間接近する方向に調節移動される調節機構
250が構成されている。上流側のエアシリンダ246
のピストンロッド246Aに取着される押し拡げ板24
8の搬送方向Xの上流に臨む箇所には、上方に至るにつ
れて包装箱2の外側に至る傾斜ガイド248Aが形成さ
れ、下流側のエアシリンダ246のピストンロッド24
6Aに取着される押し拡げ板248の搬送方向Xの下流
に臨む箇所には、上方に至るにつれて包装箱2の外側に
至る傾斜ガイド248Aが形成されている。各押し拡げ
板248の傾斜ガイド248Aは、押し拡げ板248が
下動した状態で、その下端が包装箱2の内側から左右フ
ラップ片18,20のミシン目2202の下端に臨むよ
うに配置される。また、折り込みステーションFには、
図18及び図19に示すように、該折り込みステーショ
ンFに停止した包装箱2の左右面10,12に当接する
断面矩形のガイド部材252が設けられ、ガイド部材2
52は例えばロータリシリンダ254により回転して包
装箱2の左右面10,12に当接し、包装箱2の搬送
時、左右面10,12から離れるように配置されてい
る。実施例では、ガイド部材252は、折れ線414,
416の下端の左右面10,12箇所に当接するように
配置されている。
【0023】次に、折り込みステーションFでの動きに
ついて説明する。包装箱2が搬送され折り込みステーシ
ョンFで停止されると、ガイド部材252が折れ線41
4,416の下端の左右面10,12箇所に当接する。
次いで、エアシリンダ206の伸長作動により可動板2
08が下動し、押し拡げ板248が包装箱2の内側でそ
れぞれその下端が左右フラップ片18,20のミシン目
2202の下部に臨む位置となり、また、折り込み板2
44が前後フラップ片14,16の外方で折れ線420
の下部部分に臨む位置となる。次いで、エアシリンダ2
46の伸長作動により両押し拡げ板248が下動し、こ
れにより包装箱2の内側から左右フラップ片18,20
のミシン目2202部分に当たり、該ミシン目2202
部分を折れ線414,416から外側に押し広げる。こ
れにより、左右フラップ片18,20にはフラップ片用
折れ線26が形成されていることから、フラップ片用折
れ線26で囲まれた領域28全体が折れ線414,41
6を境として外側に傾斜して斜め下方に向き、また、フ
ラップ片用折れ線26の外側の領域30がフラップ片用
折れ線26から折られ斜め上方を向く。このように左右
フラップ片18,20を折ったならば、エアシリンダ2
46の縮小作動により押し拡げ板248は上動して包装
箱2から離れ、同時に、エアシリンダ224の縮小作動
により両折り込み板244は互いに近付く方向に揺動す
る。あるいは、両押し拡げ板248による左右フラップ
片18,20の押し広げ動作に若干遅れて、両折り込み
板244が互いに近付く方向に揺動する。そして、合計
四つの折り込み板244により前後フラップ片14,1
6の折れ線部分420の下部が包装箱2の内側に倒さ
れ、各折り込み板244が折れ線420部分に沿って移
動することで前後フラップ片14,16が包装箱2の内
側に倒される。これにより、図4に示すように、前記左
右フラップ18,20のフラップ片用折れ線26で囲ま
れた領域28が包装箱2の左右面10,12の外側で下
方に向けられ、フラップ片用折れ線26の外側の領域3
0が左右面10,12の外側で上方に向けられて左右フ
ラップ18,20が包装箱2の外側に倒され、後フラッ
プ片16の上端が前フラップ片14の上に重ねられ、左
右フラップ18,20の後フラップ片16寄りの上端半
部が前フラップ片14寄りの上端半部の上に重ねられ、
これら前後左右のフラップ片14,16,18,20
は、図4に示す状態から更に扁平状に折り畳まれ、左右
面10,12の上端から外方に突出する耳部32が形成
される。尚、前フラップ片14の上に後フラップ片16
が重なるように折られる関係上、図19に示すように、
後フラップ片16に臨む折り込み板244は、前フラッ
プ片14に臨む折り込み板244よりも若干高い位置に
設定されている。このように折り込み板244及び押し
拡げ板248により前後左右フラップ片14,16,1
8,20が扁平状に折り込まれた後は、前記とは逆に、
エアシリンダ206の縮小作動により折り込み板24
4,押し拡げ板248が包装箱2の上方に離れ、折り込
み板244,押し拡げ板248はエアシリンダ224,
246の伸長作動により元の位置に復帰し、また、ガイ
ド部材252も包装箱2の左右面10,12から離れ
る。
【0024】従って、折り込みステーションFでは、四
つの折り込み板244により前後フラップ片14,16
の折れ線420部分の下部から折れ線420部分に沿っ
て移動することで前後フラップ片14,16が包装箱2
の内側に倒されるので、包装箱2の上部の前後フラップ
片14,16の折り込みを確実に行なうこが可能とな
り、次ぎの耳折りステーションGでの耳折りが確実にな
される。また、折れ線414,416の下端の左右面1
0,12箇所にガイド部材252を当接させた状態で、
折り込み板244による折り込みを行なうので、折り込
み板244による折り込みがより確実になされる。ま
た、押し拡げ板248により左右フラップ片18,20
を外側に押し拡げて前後フラップ片14,16の折り込
みを行うので、前後フラップ片14,16の折り込みが
円滑にしかも確実になされる。
【0025】扁平状に折り込まれた前後左右フラップ片
14,16,18,20は、折り込み板244及び押し
拡げ板248が上動すると、その弾性により図4に示す
状態よりも幾分開いた状態に復帰するが、搬送手段54
により次の耳折りステーションGに搬送される際に、図
5に示すように、搬送方向Xに延在するガイド板256
により強制的に再度扁平な状態に折り込まれる。尚、こ
のガイド板256は内側に倒された前フラップ片14と
後フラップ片16上に位置するように一対設けられ、折
り込みステーションFの下流からフラップ折り込みステ
ーションHまで延在している。
【0026】次に、耳折りステーションGについて説明
する。図22は耳折りステーションGの正面図、図23
は同側面図、図24は同要部の正面図、図25は同要部
の側面図を示す。耳折りステーションGは、前記横架材
202により基台52の上方に支持された基板260を
備える。基板260にはエアシリンダ262が立設さ
れ、基板の下方に突出するエアシリンダ262のピスト
ンロッドの下端に可動板264が取着されている。前記
可動板264からは複数のガイドロッド266が立設さ
れ、このガイドロッド266は基板260に取着された
ガイド部材268内に挿通され、エアシリンダ262の
伸縮作動により可動板264が水平状態を保って上下動
する。図23及び図24に示すように、前記可動板26
4の下方には搬送方向に延在する2本の軸270が搬送
方向Xと直交する方向に間隔をおいて支持されている。
また、前記可動板264の下方で前記2本の軸270の
上方には搬送方向Xと直交する方向に延在する雄ねじ部
材272が設けられ、この雄ねじ部材272に雌ねじ部
材274が結合され、雌ねじ部材274の上部には可動
板264の溝に係合するベアリング276が設けられ、
つまみ278により雄ねじ部材272の回転させると、
雄ねじ部材272に沿って雌ねじ部材274が移動す
る。
【0027】前記2本の軸270にはそれぞれスライダ
280を介して移動ブロック282が支持されている。
この移動ブロック282の上面と前記雌ねじ部材274
の上面はそれぞれリンク284により連結され、雌ねじ
部材274の移動によりリンク284を介して移動ブロ
ック282が互いに離間接近する方向に移動する。搬送
方向Xの上流に位置する移動ブロック282の下面には
搬送方向Xの上流に2本のピストンロッド286Aを向
けたエアシリンダ286が取着され、また、搬送方向X
の下流に位置する移動ブロック282の下面には搬送方
向Xの下流に2本のピストンロッド288Aを向けたエ
アシリンダ288が取着されている。各エアシリンダ2
86,288のピストンロッド286A,288Aには
上下に延在する縦板290が取着され、各縦板290の
下端に回転可能に細幅な耳折りローラ292が取着され
ている。従って、つまみ278を回転させると、雄ねじ
部材272、雌ねじ部材274、リンク284、移動ブ
ロック282、エアシリンダ286,288、縦板29
0を介して耳折りローラ292が互いに離間接近する方
向に調節移動される調節機構294が構成されている。
また、図22及び図23に示すように、耳折りステーシ
ョンGには、該耳折りステーションGに停止した包装箱
2の左右面10,12に当接する断面矩形のガイド部材
296が設けられ、ガイド部材296は例えばエアリシ
リンダ298により左右面10,12に離間、当接する
ように配置されている。実施例では、ガイド部材296
は、折れ線410,412の下部の前後面6,8箇所に
当接するように配置されている。
【0028】次に、耳折りステーションGでの動きにつ
いて説明する。包装箱2が搬送され耳折りステーション
Gで停止されると、折れ線410,412の下部の前後
面6,8箇所にガイド部材296が当接する。次いで、
エアシリンダ262の伸長作動により、中央折れ線22
に沿った位置において耳折りローラ292が下動し、水
平方向に延在する耳部32に当接し、詳細には耳部32
の折れ線414,416寄りの箇所に当接し、耳折りロ
ーラ292が下動することで耳部32が左右面10,1
2上に折り畳まれる。そして、図22に想像線(イ)で
示すように、折れ線414,416から所定のストロー
ク下方に移動した状態で図23に想像線(ハ)で示すよ
うに、耳部32の下端寄り箇所に至り、この状態でエア
シリンダ286,288が縮小して図22に想像線
(ロ)で示すように、耳折りローラ292により耳部3
2が包装箱2の僅かに内側に押し込まれ、耳部32が左
右面10,12に押し付けられと共に、左右面10,1
2の上部の中央折れ線22部分が内方に押し込まれる。
このように耳部32を折ったならば、エアシリンダ28
6,288の伸長作動により耳折りローラ292が左右
面10,12から離れ、エアシリンダ262の縮小作動
により両耳折りローラ292は上動して包装箱2から離
れ、また、ガイド部材296も包装箱2の左右面10,
12から離れる。このように耳折りステーションGで折
り畳まれた耳部32は、左右面10,12上部の中央折
れ線22部分が若干窪んでいることから、耳折りローラ
292が離れても耳部32が折り畳まれた状態に保持さ
れ、包装箱2の上部は折り畳まれた状態に保持される。
そして、以上の工程により図1に示す包装箱2が得られ
る。
【0029】尚、図26に示す包装箱2は後フラップ片
16の先端が長く延ばされた舌片1602に形成され、
この舌片1602が前面6の上部に接着されたものであ
り、フラップ折り込みステーションHは、このような舌
片1602を有する包装箱2の場合に適用される。図2
7はフラップ折り込みステーションHの正面図、図28
は同側面図を示す。フラップ折り込みステーションH
は、前記横架材202により基台52の上方に支持され
た基板300を備える。基板300の下方には、エアシ
リンダ302の伸縮作動によりガイドロッド304を介
して上下動する可動板306が配置され、可動板306
の下方には、つまみ308の回転により雄ねじ部材31
0とガイドロッド312を介して包装箱2の搬送方向X
と直交する方向に移動可能に移動ブロック314が配置
されている。この移動ブロック314の下方には二本の
縦板316を介してフラップ折り込みローラ318が、
その軸心を包装箱2の搬送方向Xに平行させて回転可能
に配置されている。
【0030】舌片1602を有する包装箱2の場合、耳
折りステーションGからフラップ折り込みステーション
Hに搬送される間に、図5に示すように、塗布装置32
0により前面6の上部にホットメルトが塗布される。次
いで、包装箱2が搬送されフラップ折り込みステーショ
ンHで停止されると、エアシリンダ302によりフラッ
プ折り込みローラ318が下動し、舌片1602を下方
に折り畳み、舌片1602をホットメルトが塗布された
包装箱2の前面6に押し付ける。次いで、フラップ折り
込みステーションHから搬送方向Xの下流に搬送される
際に、折り畳まれた舌片1602と後面8にそれぞれガ
イド板322が当て付けられ、これにより舌片1602
が前面6の上部に接着され、図26に示す包装箱2が得
られる。
【0031】次に、図29及び図30を参照して折り込
みステーションFの変形例について説明する。図29は
変形例に係る折り込みステーションFの要部の正面図、
図30は同要部の側面図を示す。尚、前記実施例と同様
な箇所、部材には同一の符号を付して説明する。前記実
施例では、四つの折り込み板244により、前後フラッ
プ片14,16の折れ線部分420の下部を包装箱2の
内側に倒し、各折り込み板244を折れ線420部分に
沿って移動することで前後フラップ片14,16を包装
箱2の内側に倒すようにした。この変形例では、軸21
0の中央に固着された上アーム232の下部に前記軸2
10と平行する横メンバー232Aを取付け、この横メ
ンバー232Aにコ字状の折り込みロッド233を取着
している。折り込みロッド233は両側の縦部233A
と、縦部233Aの下端間を接続する横部233Bとで
構成されている。そして、エアシリンダ224の縮小作
動により両折り込みロッド233は互いに近付く方向に
揺動し、横部233Bが前後フラップ片14,16の折
れ線部分420の下部を包装箱2の内側に倒し、横部2
33Bが折れ線420部分に沿って移動することで前後
フラップ片14,16が包装箱2の内側に倒される。こ
のような変形例によれば、当初から折り込みロッド23
3の横部233Bの長さを大きく設定しておくことで、
包装箱2の寸法の変化に簡単に対応できる。
【0032】次に、図31乃至図35を参照して耳折り
ステーションGの変形例について説明する。図31は変
形例に係る耳折りステーションGの正面図、図32は同
側面図、図33は同下部の正面図、図34は同要部の正
面図、図35は同要部の側面図を示す。前記実施例で
は、折り込みステーションFで前後左右フラップ片1
4,16,18,20が扁平な状態に折り込まれ、その
後、折り込み板244及び押し拡げ板248が上動する
と、前後左右フラップ片14,16,18,20は、紙
の弾性により幾分開いた状態に復帰する。そこで、搬送
手段54により耳折りステーションGに搬送される際
に、図5に示すように、搬送方向Xに延在するガイド板
256により強制的に再度扁平な状態に折り込み、前後
左右フラップ片14,16,18,20を扁平な状態に
折り込んだ状態で耳折りステーションGに搬送してい
た。この変形例に係る耳折りステーションGは、折り込
みステーションFと耳折りステーションGとの間に前記
ガイド板256がない場合に適用されるものであり、前
記実施例と同様な箇所、部材には同一の符号を付して説
明する。
【0033】折り込みステーションFと耳折りステーシ
ョンGとの間に前記ガイド板256がないため、包装箱
2が耳折りステーションGに搬送された状態で、前後左
右フラップ片14,16,18,20は、紙の弾性によ
り幾分開いた状態に復帰している。そこで、変形例に係
る耳折りステーションGでは、まず、前面6の上部に配
設された折り込み装置502と、後面8の上部に配設さ
れた折り込み装置504により、前後左右フラップ片1
4,16,18,20が再度扁平な状態に折り畳まれ、
扁平な状態に折り畳まれた後は、前記実施例と同様に耳
折りがなされ、この変形例では、縦板290Aの形状が
前記実施例と若干異なり、また、縦板290の下端に、
耳折りローラ292に代えて耳折りピン292Aが取着
されている。
【0034】前面6の上部に配設された折り込み装置5
02は、図33に示すように、前面6に対して斜め上方
に軸心が向けられたエアシリンダ506と、エアシリン
ダ506のピストンロッドの先端に取着された折り込み
板508と、エアシリンダ506を保持する支持フレー
ム510等で構成されている。また、後面8の上部に配
設された折り込み装置504は、左右面10,12の外
側にそれぞれ配置され軸512を支点に揺動可能なアー
ム514と、アーム514の先端間に掛け渡されたロッ
ド516と、アーム514を揺動させるアクチュエータ
(不図示)等で構成されている。
【0035】包装箱2が耳折りステーションGに搬送さ
れると、エアシリンダ506が伸長作動して折り込み板
508により前フラップ片14と、左右のフラップ片1
8,20の前半部が折り込まれ、次いで、アーム514
が包装箱2側に揺動し、ロッド516により後フラップ
片16と、左右のフラップ片18,20の後半部が折り
込まれ、前後左右のフラップ片14,16,18,20
が扁平に折り畳まれる。次いで、これら折り込み板50
8、ロッド516が退避すると同時に、前記実施例と同
様に、エアシリンダ262の伸長作動により、中央折れ
線22に沿った位置において耳折りピン292Aが下動
し、水平方向に延在する耳部32に当接し、耳折りピン
292Aが下動することで耳部32が左右面10,12
上に折り畳まれる。そして、耳部32の下端寄り箇所に
至り、この状態でエアシリンダ286,288が縮小し
て耳折りピン292Aにより耳部32が包装箱2の僅か
に内側に押し込まれ、耳部32が左右面10,12に押
し付けられと共に、左右面10,12の上部の中央折れ
線22部分が内方に押し込まれる。このように耳部32
を折ったならば、エアシリンダ286,288の伸長作
動により耳折りピン292Aが左右面10,12から離
れ、エアシリンダ262の縮小作動により両耳折りピン
292Aは上動して包装箱2から離れる。従って、この
変形例によっても、前記実施例と同様に、図1に示す包
装箱2が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る包装箱の上部を折り畳む方法とその装置によれば、
前後フラップ片と左右フラップ片との間を画成する折れ
線部分に対応した前後4箇所においてそれぞれ折れ線の
下部から該折れ線に沿って包装箱の内側に前後フラップ
片を押し込むようにしたので、前後フラップ片の包装箱
の内側への倒しと、左右フラップ片の左右外側への倒し
が確実に行われ、上部が閉塞され接着剤等を要せずに耳
部が折り畳まれた状態に保持された包装箱を効率良く得
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装箱の斜視図である。
【図2】包装箱を構成する紙片の展開図である。
【図3】上部を折り畳む前の包装箱の斜視図である。
【図4】上部を折り畳む際の包装箱の斜視図である。
【図5】包装箱の上部折り畳み装置の正面図である。
【図6】包装箱の上部折り畳み装置の平面図である。
【図7】包装箱の上部折り畳み装置の側面図である。
【図8】くせ折りステーションBの正面図である。
【図9】くせ折りステーションBの側面図である。
【図10】くせ折りステーションBの要部の正面図であ
る。
【図11】くせ折りステーションBの要部の側面図であ
る。
【図12】くせ折り板の調節機構の底面図である。
【図13】くせ戻しステーションCの正面図である。
【図14】くせ戻しステーションCの側面図である。
【図15】くせ戻しステーションCの要部の正面図であ
る。
【図16】くせ戻しステーションCの要部の側面図であ
る。
【図17】くせ戻し板の調節機構の底面図である。
【図18】折り込みステーションFの正面図である。
【図19】折り込みステーションFの側面図である。
【図20】折り込みステーションFの要部の正面図であ
る。
【図21】折り込みステーションFの要部の側面図であ
る。
【図22】耳折りステーションGの正面図である。
【図23】耳折りステーションGの側面図である。
【図24】耳折りステーションGの要部の正面図であ
る。
【図25】耳折りステーションGの要部の側面図であ
る。
【図26】舌片を有する包装箱の斜視図である。
【図27】フラップ折り込みステーションHの正面図で
ある。
【図28】フラップ折り込みステーションHの側面図で
ある。
【図29】変形例に係る折り込みステーションFの要部
の正面図である。
【図30】変形例に係る折り込みステーションFの要部
の側面図である。
【図31】変形例に係る耳折りステーションGの正面図
である。
【図32】変形例に係る耳折りステーションGの側面図
である。
【図33】変形例に係る耳折りステーションGの下部の
正面図である。
【図34】変形例に係る耳折りステーションGの要部の
正面図である。
【図35】変形例に係る耳折りステーションGの要部の
側面図である。
【符号の説明】
2 包装箱 6 前面 8 後面 10 左面 12 右面 14 前フラップ片 16 後フラップ片 18 左フラップ片 20 右フラップ片 22 中央折れ線 24 側面用折れ線 26 フラップ片用折れ線 32 耳部 50 包装箱の上部折り畳み装置 50 折り畳み装置 54 搬送手段 98 くせ折りローラ 104 くせ折り板 148 くせ戻し板 244 折り込み板 248 押し拡げ板 292 耳折りローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 俊司 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装箱の横断面を矩形に形成する前後面
    及び左右面と、前記前後面と左右面からそれぞれ上方に
    連設された前後フラップ片及び左右フラップ片とを備
    え、 前記左右面の幅方向の中央と、左右フラップ片の幅方向
    中央にわたり上下に中央折れ線が形成され、 前記左右面の下縁の左右両端からそれぞれ前記中央折れ
    線に向かって側面用折れ線が斜めに形成され、 前記左右フラップ片の下縁の左右両端から左右フラップ
    片の上縁の中央に向かってフラップ片用折れ線が斜めに
    形成され、 このように構成された上部が開放状の包装箱の左右フラ
    ップ片のフラップ片用折れ線で囲まれた領域を包装箱の
    左右面から外方に突出させ下方を向かせる共に、フラッ
    プ片用折れ線の外側の領域を包装箱の左右面から外方に
    突出させ上方を向かせて左右フラップ片を左右外側に倒
    し、かつ、前後フラップ片を包装箱の内側に倒し包装箱
    の上面を構成させ、 次いで、前記左右フラップ片のフラップ片用折れ線で囲
    まれた領域が包装箱の左右面に臨み、かつ、フラップ片
    用折れ線の外側の領域が左右面上において左右側方に向
    くように左右フラップ片を折り込んだ包装箱を得る方法
    であって、 前記包装箱の上面を構成する際の前後フラップ片の包装
    箱の内側への倒しを、前後フラップ片と左右フラップ片
    との間を画成する折れ線部分に対応した前後4箇所にお
    いてそれぞれ折れ線の下部部分から該折れ線に沿って包
    装箱の内側に押し込むことで行なうようにした、 ことを特徴とする包装箱の上部折り畳み方法。
  2. 【請求項2】 前後フラップ片が包装箱の内側へ倒され
    る際に、左右面の上縁部分には、上縁に平行した当接部
    材が当接される請求項1記載の包装箱の上部折り畳み方
    法。
  3. 【請求項3】 左右フラップ片を包装箱の外側に倒す前
    に、前記左右フラップ片の前記中央折れ線部分及び左右
    面の上部の中央折れ線部分を包装箱の内側に押し込み、
    かつ、前後面の上部を互いに近付ける方向に押し倒すく
    せ折りがなされる請求項1記載の包装箱の上部折り畳み
    方法。
  4. 【請求項4】 前記前後面の上部の押し倒しは、前後面
    と前後フラップ片との折れ線部分が押し込まれることで
    行われる請求項3記載の包装箱の上部折り畳み方法。
  5. 【請求項5】 包装箱の横断面を矩形に形成する前後面
    及び左右面と、前記前後面と左右面からそれぞれ上方に
    連設された前後フラップ片及び左右フラップ片とを備
    え、前記左右面の幅方向の中央と、左右フラップ片の幅
    方向中央にわたり上下に中央折れ線が形成され、前記左
    右面の下縁の左右両端からそれぞれ前記中央折れ線に向
    かって側面用折れ線が斜めに形成され、前記左右フラッ
    プ片の下縁の左右両端から左右フラップ片の上縁の中央
    に向かってフラップ片用折れ線が斜めに形成された包装
    箱の左右面を移送方向に向けて該包装箱を間欠的に搬送
    する搬送手段と、 前記搬送手段により間欠的に停止される包装箱の上方で
    左右フラップ片の中央に対応した箇所にそれぞれ設けら
    れ、上下に所定の長さを有すると共に上方に至るにつれ
    て包装箱の外側に変位するガイド部を有し、下動するこ
    とで左右フラップ片のフラップ片用折れ線で囲まれた領
    域を包装箱の外側で下方に向ける押し拡げ板と、 前記左右の押し拡げ板を上下動させる上下動手段と、 前フラップ片と左右のフラップ片との間を画成する折れ
    線部分にそれぞれ当接可能な二つの前折り込み板と、 後フラップ片と左右のフラップ片との間を画成する折れ
    線部分にそれぞれ当接可能な二つの後折り込み板と、 前記前後の折り込み板を互いに離間接近させる方向に移
    動させる移動手段と、 を備えることを特徴とする包装箱の上部折り畳み装置。
  6. 【請求項6】 包装箱が前記搬送手段により間欠的に停
    止された位置において、包装箱の左右面の上縁部分に当
    接するガイド部材が設けられる請求項5記載の包装箱の
    上部折り畳み装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段により間欠的に停止される
    包装箱の上方で左右面の中央に対応した箇所にそれぞれ
    設けられ、上下に所定の長さを有すると共に上方に至る
    につれて包装箱の内側に変位するガイド部を有するくせ
    折り板と、 前記左右のくせ折り板を互いに離間接近する方向に移動
    させる移動手段と、 前記前後面に対応してそれぞれ設けられ前記前後面に平
    行しかつ水平に延在する前後面の幅よりも大きい寸法の
    長さを有するくせ折りローラと、 前記両くせ折りローラを上下動させる上下動手段と、 前記両くせ折りローラを互いに離間接近する方向に移動
    させる移動手段と、 からなるくせ折り装置が前記上部折り畳み装置の上流に
    おける搬送路箇所に設けられている請求項5記載の包装
    箱の上部折り畳み装置。
  8. 【請求項8】 前記くせ折り装置には、包装箱が前記搬
    送手段により間欠的に停止された位置において、包装箱
    の左右面の上下方向の上部寄り部分に当接するガイド部
    材が設けられる請求項7記載の包装箱の上部折り畳み装
    置。
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CN105564687A (zh) * 2016-02-22 2016-05-11 青岛理工大学 一种针对不同型号纸箱的封装装置
CN110103507A (zh) * 2019-04-01 2019-08-09 广东一鼎科技有限公司 折耳装置
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