JPH0520649Y2 - - Google Patents

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JPH0520649Y2
JPH0520649Y2 JP3737187U JP3737187U JPH0520649Y2 JP H0520649 Y2 JPH0520649 Y2 JP H0520649Y2 JP 3737187 U JP3737187 U JP 3737187U JP 3737187 U JP3737187 U JP 3737187U JP H0520649 Y2 JPH0520649 Y2 JP H0520649Y2
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box
pusher
inner flap
lever
folding
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、折曲途中の箱A1の内フラツプのう
ち少なくとも搬送方向に対し手前側に位置する内
フラツプa1を折込むに当り、水平状に延び出てい
る外フラツプa3に作用して内フラツプa1の折曲を
助ける装置に関するものである。
〔従来の技術〕
段ボール箱のようなもので物品を包装するに当
つては、普通第4図に示すように展開状態のシー
ト状材料A0を第5図に示すように折曲し、その
凹所に物品を収納した後第6図〜第8図の状態を
経て最終的に第9図の姿とする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この一連の折曲作業の途中には、第5図に示す
ように側面L字状に折曲せしめられている折曲途
中の箱A1の内フラツプa1,a2を水平状に延び出
ている外フラツプa3,a3に対して先に内側に折込
む必要がある。
ところが、従来の場合には第5図に示す姿の内
フラツプa1,a2に内フラツプ折曲部材を単に作用
させるだけであるから、内側に折込まれるべき内
フラツプa1,a2が水平状に延び出ている外フラツ
プa3に引掛かるなどこれを確実に折込むことがで
きない。ひどい時には、内フラツプa1,a2が折れ
曲つてしまう場合もある。
本考案は、これらの欠点を解消することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 この目的を達成するために、本考案では、折曲
途中の箱を押送しながら搬送方向に対し少なくと
も手前側に位置する内フラツプa1を折込むプツシ
ヤーC側に板カム11を設ける一方、折曲途中の
箱の搬送路の側方に、前記板カム11に係合する
ことによつて水平状の外フラツプa3を外方に押し
拡げるように回動するレバー12を設けたもので
ある。
〔作用〕
第5図においてA1で示す側面L字状の箱は、
プツシヤーCの前進により搬送路B上において第
1図の右側へと押し進められる。そして、その間
にプツシヤーCが徐々に内側に回動して第1図の
C′で示す状態になると、搬送方向に対し手前側に
位置する内フラツプa1は第7図のA3で示すよう
に完全に折込まれるが、順次前進するプツシヤー
C側には第3図に示すように板カム11が、ま
た、折曲途中の箱の搬送路Bの側方には、第2図
及び第3図に示すように前記板カム11と係合す
ることによつて水平状の外フラツプa3に作用して
これを外方(第2図,第3図の場合には、下側)
に押し拡げるように回動するレバー12が設けら
れているから、レバー12が第3図aの状態から
第3図bに示すように回動すると、水平状に延び
出ている外フラツプa3を外方(第3図の場合には
下側)に押し拡げることができる。即ち、レバー
12は第1図のDで示す所に設けられており、折
曲途中の箱を押送しながら前進するプツシヤーC
がここを通過する際、その板カム11と搬送路B
の側方にあるレバー12の一部との係合位置が変
り、レバー12は第3図aの状態から第3図bに
示すように内側に回動する。従つて、第3図aに
示すように水平状に延び出ている外フラツプa3
第3図bに示すように外方(図の場合下側)に押
し拡げることができる。この状態の下に、第6図
に示すように搬送方向に対し少くとも手前側に位
置する内フラツプa1を折込めばこれが外フラツプ
a3に引掛かることがなく、確実に折込むことがで
きる。
この場合において、外フラツプa3を外方に押し
拡げるレバー12は、折曲途中の箱を搬送しなが
ら搬送方向に対し少くとも手前側に位置する内フ
ラツプa1を折込む作用をなすプツシヤーCが搬送
路Bを走行するのに応じて作動するから、その駆
動源を全く必要としない。
〔実施例〕
本考案の実施例を添付の図面に基いて説明す
る。
第5図においてA1で示す側面L字状の折曲途
中の箱の搬送路Bの左右両側に、この箱A1を押
送しながら搬送方向に対し少くとも手前側に位置
する内フラツプa1を折込むプツシヤーC,Cを左
右一対として設ける。実施例におけるプツシヤー
Cは第2図に示すように、折曲途中の箱A1を押
送する押送部材1と左右いずれかの内フラツプa1
を折曲するための折曲部材2とを有するもので、
これらは搬送路Bに対して左右対称的に設けられ
ている。押送部材1は第2図に示すように、側面
円筒状でその上部材が側方から見てやや外突弧状
になるようにしてあり、折曲部材2の基部はこの
押送部材1に固定して両者を一体的としてある。
左右一対のプツシヤーC,Cは、押送部材1と
同心状の垂直軸3を中心として平面的に回動自在
であり、また、搬送路Bの前後方向に移動可能と
する。その機構を第2図に示す。即ち、プツシヤ
ーC,Cの各垂直軸3を左右2つの摺動ブロツク
4に1個ごと回動自在に取付けるとともに、両摺
動ブロツク4,4を搬送路Bの前後方向に配置さ
れた左右2本の案内杆5,5に1個ごと摺動可能
に取付ける。各摺動ブロツク4を案内杆5に沿つ
てそれぞれ摺動させる手段として、実施例では案
内杆5に沿つて走行する左右2本のベルト(タイ
ミングベルト)6,6に摺動ブロツク4,4を定
着した場合を例示する。
一方、左右一対のプツシヤーC,Cを平面的に
回動させる手段として、実施例では各垂直軸3に
レバー7を取付け、両レバー7,7に取付けたカ
ムフオロア8,8を案内杆5と平行な前後方向に
配置した左右2枚のカム板9の溝10,10に1
個ごと係合せしめる。左右2枚のカム板9,9に
形成されているこの溝10,10は、第1図に示
すように左右対称形であり、その始点からある所
までは案内杆5と平行で、そこから徐々に外側に
逃げている。従つて、カムフオロア8が1本の溝
10の始点から案内杆5と平行になつている所に
ある間は、左右一対のプツシヤーC,Cはこの間
を移動しても全く回動しない。ところが、カムフ
オロア8が徐々に外側に逃げている溝の中にある
ときには、搬送路Bに対し左側(第1図の上側)
に位置するプツシヤーCは垂直軸3を中心として
時計針方向に、また、搬送路Bに対し右側(第1
図の下側)に位置するプツシヤーCは垂直軸3を
中心として反時計針方向にそれぞれ平面的に徐々
に回動せしめられ、両プツシヤーC,Cの折曲部
材2,2により第5図の姿の内フラツプa1,a2
うち搬送方向に対し少くとも手前側の内フラツプ
a1,a1が第6図の状態を経て第7図に示すように
内側に折込まれる。
このプツシヤーC側に、実施例の場合には摺動
ブロツク4に第3図に示すような板カム11が設
けられている。この板カム11はある程度の長さ
を有するものであつて、搬送路Bの前後方向に配
置されているが、その下面の高さは第3図aと第
3図bとに示すように異ならしめてある。
一方、搬送路Bの側方、さらに詳しくは1本の
溝10が徐々に外側に逃げている外側、即ち第1
図のDで示す所には、搬送路Bの進行方向に向か
つて時計針もしくはその反対の反時計針方向に回
動させ得るレバー12を設ける。第2図の右側に
現われるレバーについて説明すると、フレームの
一部の板13に固定したブロツク14にその基部
が軸15により取付けてあり、バネ16の力によ
り第2図、第3図の時計針方向に付勢せしめてあ
る。そして、軸15に取付けた補助レバー17の
内端に転子18を取付け、該転子18を前記プツ
シヤーC側の板カム11の下面と係合させる。
次に、板カム11とこれに係合する転子18を
有するレバー12との関係を第3図a,bに基い
て説明する。
プツシヤーCを前述したように第1図の位置か
ら前進せしめると、第1図のA1の位置にある折
曲途中の箱はプツシヤーCの押送部材1により搬
送路B上で順次押送せしめられるが、これが第1
図のDで示す所までくると、プツシヤーC側、実
施例の場合には摺動ブロツク4に取付けられてい
る板カム11の下面とその側方に位置するレバー
12の転子18とが係合する。第3図aの場合に
は、転子18は板カム11の高い下面11aと係
合しているが、板カム11と共にプツシヤーCが
もう少し前進すると、転子18は第3図bに示す
ように板カム11の低い下面11bに係合位置を
変える。従つて、第3図aの状態にあつたレバー
12はバネ16の弾撥力に逆らつて補助レバー1
7と共に軸15を中心として第3図の反時計方向
に回動し、第3図bに示すようにその姿を変え
る。従つて、第1図のDの所まで運ばれてきてい
た折曲途中の箱A1の水平状の外フラツプa3は第
3図b及び第5図鎖線で示すように下側に押し拡
げられる。この状態の下に、プツシヤーCがさら
に前進すると、その押送部材1により折曲途中の
箱A2を押送せしめながら折曲部材2が内側に回
動するから、第6図に示すように搬送方向に対し
少くとも手前側の内フラツプa1が徐々に内側に折
込まれ、最終的には第7図の状態となる。
このように、搬送方向に対し少くとも手前側に
位置する内フラツプa1を折込むに当り、水平状に
ある外フラツプa3を一旦下側に押し拡げるように
すると、内フラツプa1が外フラツプa3に干渉され
ることなく確実に折込まれる。そして、プツシヤ
ーCをさらに前進させると、プツシヤーC側の板
カム11とレバー12の転子18との係合が解け
るから、バネ16の弾撥力によつてレバー12は
再び第3図aに示すように元の状態に戻り、一旦
下側に押し拡げられていた外フラツプa3は第7図
の鎖線で示すように元の水平状に戻る。
しかして、外フラツプa3を外方に押し拡げるた
めのレバー12は、上述したように折曲途中の箱
を搬送しながら搬送方向に対し少くとも手前側に
位置する内フラツプa1を折込む作用をなすプツシ
ヤーCが搬送路Bを走行するのに応じて作動する
から、その駆動源例えばエアーシリンダー、モー
ター等を別途備え付ける必要がないから、それだ
け構造も簡単になるのみならず、コストの面でも
きわめて有利となる。
なお、図面には示さないが、折曲途中の箱の搬
送方向に対し前側に位置する第5図ないし第6図
の内フラツプa2は、搬送路B上に配置した固定の
折曲板により箱の前進に応じて第7図のA3で示
すように自動的に折曲されるようにしてある。ま
た、第7図のA3で示す箱の天板a4も、搬送路B
上に配置した折曲板などにより箱の前進に応じて
第8図のA4で示すように自動的に折曲されるよ
うにしてある。そして、第8図においてA4で示
す状態の箱の内フラツプa1,a2には接着剤などが
塗布され、その上に上下の外フラツプa3,a3を押
し付けて最終的に第9図に示すような箱A5とす
る。
第1図においてC″で示す所まで前進したプツ
シヤーCは第1図実線の位置まで戻り、次の箱の
折曲作業を行う。
実施例では、搬送路Bの左側にも右側と同じ機
構が設けられている。上述した機構を左右両側に
設けると、搬送路Bの左右両側において配送方向
に対し少くとも手前側に位置する内フラツプa1
a1を水平状の外フラツプa3に緩衝されることなく
確実に折込むことができる。なお、搬送路Bの上
側にも上述した内フラツプ折曲補助装置を設けた
場合には、第5図の状態から天板a4を第8図に示
すように先に折曲して角筒状となつた形から内フ
ラツプa1,a2を折曲することができる。なんとな
れば、搬送路Bの上側にも内フラツプ折曲補助装
置を上下対称的に設けると、内フラツプa1,a2
折込みに際し上側の外フラツプa3も下側の外フラ
ツプa3の場合と同じように外側に押し拡げること
ができるからである。ただし、この場合には機構
も複雑になるから、実施例に示すように内フラツ
プ折曲補助装置を搬送路Bの下側にだけ設け、上
述したような工程を経る方式を採つた方がベター
である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、搬送方向に対し少くとも手前
側の内フラツプa1を内側に折込むに当り、水平状
に延び出ている外フラツプa3を一旦外方に押し拡
げることができるから、内フラツプa1を確実に折
込むことができるが、特にその操作は折曲途中の
箱を押送しながら搬送方向に対し少くとも手前側
の内フラツプa1を折込むプツシヤーCの前進に応
じて行われ、外フラツプa3を一旦外方に押し拡げ
るレバーの駆動源を別途備え付ける必要がなく、
きわめて簡単な構造のもので内フラツプa1を確実
に折込むことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本考案による内フラツプ折曲補助
装置の実施例を示すもので、第1図は、その装置
を備えた搬送装置全体の略示平面図、第2図は、
その装置を箱の搬送方向から見た側面図で、一部
を切欠いて示す、第3図は、その装置の作動状態
を説明する拡大側面図で、第3図aは作動前の状
態を、第3図bは作動後の状態を示す、第4図
は、展開状態のシート状材料の斜視図、第5図な
いし第9図は、シート状材料の折曲状態を工程順
に示す斜視図、である。 1……押送部材、2……内フラップ折曲部材、
11……板カム、12…レバー、B……搬送路、
C……プツシヤー、a1……内フラツプ、a3……外
フラツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 折曲途中の箱を押送しながら搬送方向に対し
    少くとも手前側に位置する内フラツプa1を折込
    むプツシヤーC側に板カム11を設ける一方、
    折曲途中の箱の搬送路の側方に、前記板カム1
    1に係合することによつて水平状の外フラツプ
    a3を外方に押し拡げるように回動するレバー1
    2を設けたことを特徴とする内フラツプ折曲補
    助装置。 2 プツシヤーCと板カム11とレバー12と
    が、折曲途中の箱の搬送路の左右にそれぞれ設
    けられている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の内フラツプ折曲補助装置。 3 プツシヤーCは内フラツプ折曲部材2と折曲
    途中の箱を押送する押送部材1とを備えてなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の内フラツ
    プ折曲補助装置。
JP3737187U 1987-03-14 1987-03-14 Expired - Lifetime JPH0520649Y2 (ja)

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JP3737187U JPH0520649Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

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JPS63144406U JPS63144406U (ja) 1988-09-22
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