JP4533279B2 - 2次元符号構成方法、2次元符号構成プログラムおよび2次元符号構成装置 - Google Patents

2次元符号構成方法、2次元符号構成プログラムおよび2次元符号構成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ホログラム記録に用いられる2次元符号を構成する2次元符号構成方法、2次元符号構成プログラムおよび2次元符号構成装置に関する。
従来、ホログラム記録に用いられる2次元符号は、1次元の元のデータ(原データ)を2次元の平面状で表現したものであり、当該2次元符号としては、差分符号(非特許文献1参照)、2/4符号(非特許文献2参照)、3/16符号(非特許文献3参照)等が提案されている。
差分符号は、図17に示すように、隣り合う2ピクセルにおいて、一方のピクセルをON、他方のピクセルをOFFとして、これらの組み合わせによって、1ビットのデータを2ピクセルで表現する符号である。この図17に示したように、差分符号は、例えば、ピクセルOFFおよびピクセルON(OFF−ON)を“0”に、ピクセルONおよびピクセルOFF(ON−OFF)を“1”に対応させる。この差分符号では、隣り合うピクセルの輝度差によって、符号検出を行うことができるため、一般的に、ノイズの影響を受けにくいと言われている。また、差分符号の符号化率は、1ビット/2ピクセル=0.5となる。
また、2/4符号は、図18に示すように、隣り合う2×2ピクセル(4個のピクセル)において、1個のピクセルをON、残り3個のピクセルをOFFにして、2ビットのデータを4ピクセルで表現する符号である。差分符号と同様に、隣り合うピクセルの輝度差によって、符号検出を行うことができるため、一般的に、ノイズの影響を受けにくいと言われている。また、2/4符号の符号化率は、2ビット/4ピクセル=0.5となる。
さらに、3/16符号は、図19に示すように、8ビットのデータを、4×4(=16、16個のピクセル)ピクセルで表現し、16個のピクセルの中で、3個のピクセルをON、残りの13個のピクセルをOFFにして、8ビットのデータを16ピクセルで表現する符号である。また、3/16符号の符号化率は、8ビット/16ピクセル=0.5となる。
Design of Dye Concentrations in Azobenzene-Containing Polymer films for Volume Holographic Storage J.Minebe et.al JJAP Vol.43 No.7B 2004 PP.4964-4967 Shift Selectivity and Hologram Playback Margin Dependence on the Average Speckle Size of a Randomly Phase Encoded Reference Beam JJAP Vol.43 No.7B 2004 PP.4949-4953 離陸間近のホログラフィック媒体 堀米秀喜 日経エレクトロニクス pp105−114 2005.1.17
しかしながら、ホログラム記録を行う従来のホログラム記録装置では、2次元符号を記録再生する際の歪みの影響(記録再生系の歪みの影響)等を防止するために、当該2次元符号を読み取る2次元イメージセンサが正確に読み取れるように、1ビットのデータに対して複数のピクセルを対応させている。従って、1ビットのデータに対するピクセル利用率(1ビットのデータの検出に関わる2次元イメージセンサのピクセル数の比)が低下し、記録密度が理論値よりも大幅に少なくなってしまうという問題がある。
具体的には、差分符号の場合、1ビットのデータを読みとるのに、2次元イメージセンサでは、4×2ピクセルを対応させており、ピクセル利用率は、1ビット/8ピクセル=0.125となっている。
また、2/4符号の場合、1ビットのデータを読みとるのに、2次元イメージセンサでは、8×4ピクセルを対応させており、ピクセル利用率は、1ビット/32ピクセル=0.03125となっている。
さらに、3/16符号の場合、1ビットのデータを読みとるのに、2次元イメージセンサでは、6×3ピクセルを対応させており、ピクセル利用率は、1ビット/18ピクセル=0.0556となっている。
また、従来のホログラム記録装置では、2次元イメージセンサに対向させた空間光変調器と当該2次元イメージセンサとにより、2次元ページデータ(複数の2次元符号からなるデータ)の授受を行っている。それゆえ、従来のホログラム記録装置では、空間光変調器で表される2次元符号を2次元イメージセンサがサンプリングしていることと等価であるから、空間光変調器のピクセルと、2次元イメージセンサのピクセルとの配置関係は、当然、縦方向、横方向共に標本化定理を満たしている必要がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、標本化定理を満たしながら、ピクセル利用率を理論的な上限値に近づけることができる、つまり、ピクセル利用率の低下を防止することができる2次元符号構成方法、2次元符号構成プログラムおよび2次元符号構成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の2次元符号構成方法は、2次元符号を、複数のビットからなる1次元原データから構成する2次元符号構成方法であって、連続原データ出力ステップと、符号化ステップと、符号配置ステップと、を含む手順とした。
かかる手順によれば、2次元符号構成方法は、連続原データ出力ステップにおいて、原データの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを出力する。つまり、原データのある1つの符号が「0」の場合を「00」、「000」、「0000」・・・と2個以上同一符号を連続させて、また、原データのある1つの符号が「1」の場合は、「11」、「111」、「1111」・・・と2個以上同一符号を連続させて、1符号を構成する操作を、原データすべてに行って、連続原データとする。続いて、2次元符号構成方法は、符号化ステップにおいて、連続原データ出力ステップにて出力された連続原データを、d=0の符号化方法、つまり、変換後のデータ系列において、データ“1”と次のデータ“1”との間のデータ“0”の最小連続数が“0”となる符号化方法を採用し、NRZL則またはNRZI則を用いて符号化する。
なお、NRZL則とは、符号化後のNRZ(L)(NonReturn−to−Zero)符号において「0」がLow、「1」がHiとなる符号にすることである。NRZI則とは、変換後のデータ系列において、データ“1”を、“反転あり”に、データ“0”を、“反転なし”に対応させた符号にすることである。
そして、2次元符号構成方法は、符号配置ステップにおいて、符号化ステップの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化ステップにて符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成方法は、連続原データ出力ステップと符号化ステップと符号配置ステップとを順次繰り返す。この符号配置ステップにより、符号化された符号において、例えば、1を黒色の1ピクセル、0を白色(無色)の1ピクセルとして、2次元符号の領域を成す正方形を分割した各ピクセルに配置することで、2次元符号が構成される。なお、この2次元符号構成方法で構成された2次元符号は、2次元イメージセンサで読み取らせることを想定している。
請求項2に記載の2次元符号構成方法は、2次元符号を、複数のビットからなる1次元原データから構成する2次元符号構成方法であって、符号化ステップと、符号配置ステップと、を含む手順とした。
かかる手順によれば、2次元符号構成方法は、符号化ステップにおいて、原データを、d=1の符号化方法、つまり、変換後のデータ系列において、データ“1”と次のデータ“1”との間のデータ“0”の最小連続数が“1”となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する。そして、2次元符号構成方法は、符号配置ステップにおいて、符号化ステップの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化ステップにて符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する。そして、2次元符号構成方法は、符号化ステップと符号配置ステップと順次繰り返す。
請求項に記載の2次元符号構成方法は、2次元符号を、複数のビットからなる1次元原データから構成する2次元符号構成方法であって、符号化ステップと、符号配置ステップと、を含む手順とした。
かかる手順によれば、2次元符号構成方法は、符号化ステップにおいて、原データを、d=2の符号化方法、つまり、変換後のデータ系列において、データ“1”と次のデータ“1”との間のデータ“0”の最小連続数が“2”となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する。そして、2次元符号構成方法は、符号配置ステップにおいて、符号化ステップの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化ステップにて符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成方法は、符号化ステップと符号配置ステップとを順次繰り返す。
請求項に記載の2次元構成プログラムは、複数のビットからなる1次元原データから、2次元符号を構成するために、コンピュータを、連続原データ出力手段、符号化手段、符号配置手段、として機能させる構成とした。
かかる構成によれば、2次元符号構成プログラムは、連続原データ出力手段によって、原データの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを出力する。続いて、2次元符号構成プログラムは、符号化手段によって、連続原データ出力手段で出力された連続原データを、d=0の符号化方法を採用し、NRZL則またはNRZI則を用いて符号化する。そして、2次元符号構成プログラムは、符号配置手段によって、符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成プログラムは、連続原データ出力手段と符号化手段と符号配置手段とを繰り返し実行する。
請求項に記載の2次元符号構成プログラムは、複数のビットからなる1次元原データから、2次元符号を構成するために、コンピュータを、符号化手段、符号配置手段、として機能させる構成とした。
かかる構成によれば、2次元符号構成プログラムは、符号化手段によって、原データを、d=1の符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化し、符号配置手段によって、符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成プログラムは、符号化手段と符号配置手段とを繰り返し実行する。
請求項に記載の2次元符号構成プログラムは、複数のビットからなる1次元原データから、2次元符号を構成するために、コンピュータを、符号化手段、符号配置手段、として機能させる構成とした。
かかる構成によれば、2次元符号構成プログラムは、符号化手段によって、原データを、d=2の符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化し、符号配置手段によって、符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成プログラムは、符号化手段と符号配置手段とを繰り返し実行する。
請求項に記載の2次元符号構成装置は、複数のビットからなる1次元原データから構成した2次元符号を出力する2次元符号構成装置において、連続原データ出力手段と、符号化手段と、符号配置手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、2次元符号構成装置は、連続原データ出力手段によって、原データの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを出力し、符号化手段によって、連続原データ出力手段で出力された連続原データを、d=0の符号化方法を採用し、NRZL則またはNRZI則を用いて符号化する。そして、2次元符号構成装置は、符号配置手段によって、符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成装置は、連続原データ出力手段と符号化手段と符号配置手段とを順次繰り返す。そして、この2次元符号構成装置は、順次繰り返した結果を空間光変調器等に出力する。なお、この2次元符号構成装置は、順次繰り返した結果を記憶する記憶手段を備えることも可能である。
請求項に記載の2次元符号構成装置は、複数のビットからなる1次元原データから構成した2次元符号を出力する2次元符号構成装置において、符号化手段と、符号配置手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、2次元符号構成装置は、符号化手段によって、原データを、d=1の符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化し、符号配置手段によって、符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成装置は、符号化手段と符号配置手段とを順次繰り返す。
請求項に記載の2次元符号構成装置は、複数のビットからなる1次元原データから構成した2次元符号を出力する2次元符号構成装置において、符号化手段と、符号配置手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、2次元符号構成装置は、符号化手段によって、原データを、d=2の符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化し、符号配置手段によって、符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置するそして、2次元符号構成装置は、符号化手段と符号配置手段とを順次繰り返す。
請求項1、請求項、または、請求項に記載の発明によれば、原データの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを、d=0の符号化方法を採用し、NRZL則またはNRZI則を用いて符号化し、符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置することを、順次繰り返している。このため、原データの各々の符号を2回以上を連続させているので、標本化定理を満たすことができ、ピクセル利用率を、2次元NRZ符号を用いた場合の理論的な上限値に近づけることができる、つまり、元のデータに対するピクセル利用率の低下を防止することができる。
請求項2、請求項、または、請求項に記載の発明によれば、原データを、d=1の符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化し、符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置することを、順次繰り返している。このため、原データをd=1の符号化方法を採用し、NRZI則によって符号化後の符号は、最小ランレングスが1となり、同一符号が2個以上連続するので、そのままで、標本化定理を満たすことができ、d=1の符号(例えば、d=1符号の1つである(1,7)RLL符号)により、ピクセル利用率を理論的な上限値に近づけることができる、つまり、元のデータに対するピクセル利用率の低下を防止することができる。
請求項、請求項、または、請求項に記載の発明によれば、原データを、d=2の符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化し、符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置することを、順次繰り返している。このため、原データをd=2の符号化方法を採用し、NRZI則によって符号化後の符号は、最小ランレングスが2となり、同一符号が3個以上連続するので、そのままで、標本化定理を満たすことができ、d=2の符号(例えば、d=2符号の1つである(2,7)RLL符号)により、ピクセル利用率を理論的な上限値に近づけることができる、つまり、元のデータに対するピクセル利用率の低下を防止することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態の説明では、2次元符号構成装置について、第一実施形態から第三実施形態までの3つの実施形態について構成および動作の説明を順次行いながら、具体的な2次元符号の例を適宜示していくこととする。
〈2次元符号構成装置(第一実施形態、d=0)の構成〉
図1は、2次元符号構成装置(第一実施形態)のブロック図である。図1に示すように、2次元符号構成装置1は、原データに、d=0の符号化方式を採用し、さらにNRZL則またはNRZI則を用いて符号化し、2次元符号を構成するもので、連続原データ出力手段3と、符号化手段5と、符号配置手段7とを備えている。なお、この2次元符号構成装置1は、ホログラム記録装置に含まれているものである。そして、このホログラム記録装置では、当該装置1で構成された2次元符号が空間光変調器2に出力され、この空間光変調器2で表示された2次元符号が、2次元イメージセンサ4によって読み取られる構成になっている。
ここでは、2次元符号構成装置1に着目して、ホログラム記録装置の空間光変調器2および2次元イメージセンサ4以外の構成は図示していないが、ホログラム記録装置の概略について触れておく。ホログラム記録装置では、空間光変調器2と2次元イメージセンサ4とが記録媒体を介して対向するように配置されており、2次元ページデータ(複数の2次元符号からなるデータ)の授受を行っている。
そして、ホログラム記録装置では、空間光変調器2で出力される2次元符号を2次元イメージセンサ4がサンプリングしていることと等価であるから、空間光変調器2のピクセルと、2次元イメージセンサ4のピクセルとの配置関係は、縦方向、横方向共に標本化定理を満たす必要がある。
そうすると、空間光変調器2の1ピクセルに対して、2次元イメージセンサ4の2×2ピクセル以上で検出すれば、標本化定理を満たすことになるので、授受される2次元ページデータの欠落は無いことになる。つまり、空間光変調器2の1ピクセルに対して、縦方向(垂直方向)および横方向(水平方向)共に、2次元イメージセンサ4の2ピクセル以上に対応させる必要がある。
ここでは、図7を参照して、具体的に1ビットのデータ(データ1ビット)を2次元イメージセンサ4の2×2ピクセルに対応させる方法について、2通りの方法(第一の方法、第二の方法)を想定して説明する。
第一の方法は、図7(a)に示すように、空間光変調器2の1ピクセルを拡大して、2次元イメージセンサ4の2×2ピクセルに照射させる方法である。第二の方法は、図7(b)に示すように、空間光変調器2と2次元イメージセンサ4とのピクセル関係は1対1にしておいて空間光変調器2×2ピクセルを、1ビットのデータに対応させる方法である。
以下、1ビットのデータを空間光変調器2の2×2ピクセルに対応させる場合(図7(b)の場合)について、2次元符号構成装置1の各構成の処理について説明する。ここで説明する空間光変調器2と2次元イメージセンサ4のピクセルの対応関係は1対1である。
連続原データ出力手段3は、複数のビットからなる原データ(1次元データ)を入力し、当該原データを、ある一定データ長ごとに分割し、その一つのデータの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを符号化手段5に出力するものである。この2次元符号構成装置1において、d=0の符号化方式を採用し、さらにNRZL則またはNRZI則を用いて符号化するので、NRZL則では、符号化後の符号の最小ランレングスが0、NRZI則では、符号化後の符号の最小ランレングスが1となる。
従って、この符号(NRZ符号)において、空間光変調器2と2次元イメージセンサ4との関係で、標本化定理を満足させるためには、各々の原データの1ビットごとを2回以上連続させればよいことになる。
ここで、これら符号化手段5および符号化配置手段7によって、連続原データ出力手段3から出力された連続原データを、NRZL則を用いて符号化したNRZ符号から2次元符号を構成する仕方について説明する。
符号化手段5は、連続原データ出力手段3から出力された連続原データを、d=0の符号化方式を採用し、さらにNRZL則またはNRZI則を用いて符号化するものである。
符号配置手段7は、符号化手段5で連続原データが符号化された符号を、水平方向と垂直方向共に標本化定理を満足するように配置して、2次元符号を構成するものである。つまり、この符号配置手段7は、符号化手段5で符号化された符号から、符号化手段5の出力である1次元符号を水平方向に生成する場合には、垂直方向に同一符号を2行以上配置し、符号化手段5の出力である1次元符号を垂直方向に生成する場合には、水平方向に2列以上配置する。そして、連続原データ出力手段3と符号化手段5と符号化配置手段7との処理を、原データがなくなるまで順次繰り返していく。
NRZ符号(一次元NRZ符号)は、一般に符号化率が1であるが、連続原データ出力手段3で原データの各々が2回繰り返されているので、ここでは、符号化率が0.5となる。この場合の一次元ピクセル利用率(1ビットのデータに対して、検出に係る2次元イメージセンサ4のピクセル数の比)は、空間光変調器2と2次元イメージセンサ4とのピクセルの関係が1対1であるので、0.5となる。
このNRZ符号を用いて2次元符号を構成した例を図8に示す。この図8に示したように、例えば、一方向(ここでは、横方向[水平方向])にNRZ符号を用いて、原データの各々を2回以上連続させた連続原データを符号化している。他方向(ここでは、縦方向[垂直方向])には標本化定理を満たすために同一の符号化後の符号を2行列べる。この場合、縦方向(垂直方向)は、NRZ符号となる。
この2次元符号の符号構成では、1ビットのデータに対して、2次元イメージセンサ4では4ピクセルを使用するので、ピクセル利用率は0.25(1/4)になる。つまり、横方向(水平方向)の1次元ピクセル利用率(1/2)と縦方向(垂直方向)の1次元ピクセル利用率(1/2)との積とも言える。
なお、一方向の符号化は、NRZI則を用いて符号化したNRZI符号でも同様の効果を得ることができる。他方向の符号の連続は、記録再生系の伝送特性を考慮して、2以上列んでいれば、標本化定理を満たすが、多くなればピクセル利用率の低下を招くこととなる。なお、縦方向(垂直方向)と横方向(水平方向)とを逆転してもよい。
図1に示した2次元符号構成装置1によれば、連続原データ出力手段3で原データの各々を2個以上連続させた連続原データを、符号化手段5によって、d=0の符号化方法を採用し、さらにNRZL則またはNRZI則を用いて符号化し、符号配置手段7によって、符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する、または、符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化ステップにて符号化された符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置することを、順次繰り返している。このため、同一の原データを2回以上を連続させているので、標本化定理を満たすことができ、NRZL則またはNRZI則を用いたd=0のNRZ符号により、ピクセル利用率を理論的な上限値に近づけることができる、つまり、元のデータに対するピクセル利用率の低下を防止することができる。
すなわち、この2次元符号構成装置1では、2次元符号の構成方法として(1次元符号の組み合わせも含めて)、2次元イメージセンサ4で検出時に標本化定理を満たすという条件で、現在開示されている符号のうち、比較的高いピクセル利用率が得られる。つまり、図11に示すように、この2次元符号構成装置1では、従来の2次元符号の構成方法と比べて、格段にピクセル利用率が高いので、これに応じて空間光変調器2における記録密度の向上を図ることができる。
つまり、2次元符号構成方法により構成した2次元符号を、例えば、ホログラム記録装置に用いることとすると、空間光変調器2の1ピクセルに対して、2次元イメージセンサ4の2×2ピクセル以上で検出すれば、標本化定理を満たすことになる。この2次元符号構成方法では、原データを2回以上を連続させているので、標本化定理を満たしている。さらに、NRZL則またはNRZI則によるNRZ符号の符号化率が1であり、例えば、データの各々を2回繰り返した場合、符号化率が0.5となり、一方向(例えば、垂直方向)の符号化率が0.5、他方向(例えば、水平方向)の符号化率が0.5であるので、全体の符号化率は0.5×0.5=0.25となり、ピクセル利用率を理論的な上限値(0.48)に近づけることができる。
〈2次元符号構成装置(第一実施形態、d=0)の動作〉
次に、図4に示すフローチャートを参照して、2次元符号構成装置1の動作について説明する(適宜、図1参照)。
まず、2次元符号構成装置1は、連続原データ出力手段3によって、原データの各々を2個以上連続させた連続原データを出力する(ステップS1)。
続いて、2次元符号構成装置1は、符号化手段5によって、d=0の符号化方式でNRZL則またはNRZI則を用いて、連続原データを符号化する(ステップS2)。そして、2次元符号構成装置1は、符号配置手段7によって、符号化手段5で符号化された符号を配置する(ステップS3)。そして、2次元符号構成装置1は、符号配置手段7による縦方向および横方向の符号の配置が終了したか否かを判定し(ステップS4)、符号の配置が終了したと判定しなかった場合(ステップS4、No)には、ステップS1に戻り、連続原データの出力、符号化、符号の配置を繰り返し行う。
そして、2次元符号構成装置1は、符号配置手段7による符号の配置が終了したと判定した場合(ステップS4、Yes)には、動作を終了する。
〈2次元符号構成装置(第二実施形態、d=1)の構成〉
図2は、2次元符号構成装置(第二実施形態)のブロック図である。図2に示すように、2次元符号構成装置1Aは、複数のビットからなる原データに、d=1の符号化方式を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化し、2次元符号を構成するもので、符号化手段5aと、符号配置手段7aとを備えている。なお、この2次元符号構成装置1Aは、ホログラム記録装置に含まれているものである。そして、このホログラム記録装置では、当該装置1Aで構成された2次元符号が空間光変調器2に出力され、この空間光変調器2で表示された2次元符号が、2次元イメージセンサ4によって読み取られる構成になっている。
符号化手段5aは、原データを、d=1の符号化方式を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化するものである。
符号配置手段7aは、符号化手段5aで原データが符号化された符号を配置して、2次元符号を構成するもので、繰返配置手段71aを備えている。つまり、この符号配置手段7aは、符号化手段5aの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段5aで符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する、または、符号化手段5aの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段5aで符号化された符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置する。そして、符号化手段5aと符号配置手段7aとの処理を順次繰り返していく。
繰返配置手段71aは、符号化手段5aで、あるデータ長の1次元データを切り出して符号化する場合、d=1の符号化方式で符号化された符号の最初と最後のデータについて、同一符号が2つ以上連続するというd=1の符号化方式の性質を満足しない場合がある。この場合を避けるために、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合には最初の列と最後の列を2回繰り返し配置する。また、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する場合には、最初の行と最後の行を2回繰り返して配置するものである。
ここで、この図15を参照して、この繰返配置手段71aによる処理について説明する。ここでは、d=1の符号化方式として1/7符号を採用する。なお、1/7符号は(1,7)RLL符号とも呼ばれている。このRLLとは、Run Length Limitedの略である。そして、ここでは、64ビットのデータを8ビットごとに分割し、分割したデータを1/7符号に変換し、さらに、NRZI則を用いて符号化し、この変換したデータを水平方向に2行づつ並べて、この操作を8回繰り返して2次元符号を構成した結果を図15(a)に示している。
図15(a)が繰返配置手段71aによって、最初と最後の列に同一データを追加する前の状態を示しており、図15(b)が繰返配置手段71aによって、最初と最後の列に同一データを追加した後の状態を示している。図15(a)では、横方向について12ビットまでしか(1,7)RLL符号が配置されていないが、図15(b)では、横方向について14ビットまで符号が配置されている。つまり、図15(a)において、最初の列に配置された符号と、最後の列に配置された符号とが繰り返され、繰り返された列のそれぞれが、図15(b)において、最初の列と最後の列との隣の列に追加されている。
図2に戻って説明を続ける。
なお、この2次元符号構成装置1Aにおいて、d=1の符号化方式を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化するので、符号化後の符号の最小ランレングスが2となり、データの“1”または“0”が2個以上連続する。
従って、この符号は、そのままで、空間光変調器2と2次元イメージセンサ4との関係において標本化定理を満足することになる。
ここで、これら符号化手段5aおよび符号化配置手段7aによって、原データを1/7符号に変換し、さらに、NRZI則を用いて符号化して2次元符号を構成する仕方について説明する。
1/7符号は、2ビットのデータを3ビットに、或いは、4ビットのデータを6ビットに変換する符号であり、NRZI則を用いて符号化後、1または0が2個以上8個以下連続している。つまり、この1/7符号は、符号化率が0.667(=2/3)である。
それゆえ、1/7符号は、NRZI則を用いて符号化後、1または0が2個以上連続するので、空間光変調器2および2次元イメージセンサ4のピクセル配置を1対1にすれば、自ずと標本化定理を満足することとなる。この場合、一方向(1次元)のピクセル利用率は符号化率と同じ0.667となる。
この1/7符号を用いて2次元符号を構成した例を図9に示す。この図9に示したように、例えば、一方向(ここでは、横方向[水平方向])に1/7RLL符号を用いて、原データを符号化している。他方向(ここでは、縦方向[垂直方向])には標本化定理を満たすために同一の符号化後の符号を2行列べる。この場合、縦方向(垂直方向)は、NRZ符号となる。
この2次元符号の符号構成では、2ビットのデータに対して、2次元イメージセンサ4では6ピクセルを使用するので、ピクセル利用率は0.3333(2/6)になる。つまり、横方向(水平方向)の1次元ピクセル利用率(2/3)と縦方向(垂直方向)の1次元ピクセル利用率(1/2)との積とも言える。
なお、縦方向の符号の連続は、記録再生系の伝送特性を考慮して、2以上列んでいれば、標本化定理を満たすが、多くなればピクセル利用率の低下を招くこととなる。なお、縦方向(垂直方向)と横方向(水平方向)とを逆転してもよい。
図2に示した2次元符号構成装置1Aによれば、符号化手段5aによって、原データを、d=1の符号化方法を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化し、符号化された符号を、符号配置手段7aによって、符号化手段5aで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する、または、符号化手段5aで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段5aで符号化された符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置することを、順次繰り返している。このため、原データをd=1の符号化方法を採用し、さらにNRZI則によって符号化後の符号は、最小ランレングスが1となり、データの“1”或いは“0”が2個以上連続するので、そのままで、2次元イメージセンサ検出後の信号が標本化定理を満たすことができるので、NRZI則によるd=1の符号(例えば、d=1符号の1つである(1/7符号)により、ピクセル利用率を理論的な上限値に近づけることができる、つまり、元のデータに対するピクセル利用率の低下を防止することができる。
すなわち、この2次元符号構成装置1Aでは、2次元符号の構成方法として(1次元符号の組み合わせも含めて)、2次元イメージセンサ4で検出時に標本化定理を満たすという条件で、現在開示されている符号のうち、比較的高いピクセル利用率が得られる。つまり、図12に示すように、この2次元符号構成装置1Aでは、従来の2次元符号の構成方法と比べて、格段にピクセル利用率が高いので、これに応じて空間光変調器2における記録密度の向上を図ることができる。
さらに、2次元符号構成装置1Aによれば、繰返配置手段71aによって、d=1の符号化方式を用いて、符号化手段5aで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5aで符号化されたd=1の符号化方式による符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する場合、最初の列および最後の列を繰り返し配置する、または、符号化手段5aで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5aで符号化されたd=1の符号化方式による符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置する場合、最初の行および最後の行を繰り返し配置することで、2次元イメージセンサで検出(標本化)する際に2次元符号全面で標本化定理を満足することができる。
〈2次元符号構成装置(第二実施形態、d=1)の動作〉
次に、図5に示すフローチャートを参照して、2次元符号構成装置1Aの動作について説明する(適宜、図2参照)。
まず、2次元符号構成装置1Aは、符号化手段5aによって、d=1の符号化方式で符号化し、さらにNRZI則を用いて、原データを符号化する(ステップS11)。続いて、2次元符号構成装置1Aは、符号配置手段7aによって、符号化手段5aで符号化された符号を配置する(ステップS12)。そして、2次元符号構成装置1Aは、符号配置手段7aによる縦方向および横方向の符号の配置が終了したか否かを判定し(ステップS13)、符号の配置が終了したと判定しなかった場合(ステップS13、No)には、ステップS11に戻り符号化、符号の配置を繰り返し行う。
そして、2次元符号構成装置1Aは、符号配置手段7aによる符号の配置が終了したと判定した場合(ステップS13、Yes)において、d=1の符号化方式を用いて2次元符号を構成する場合には、繰返配置手段71aによって、符号化手段5aで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5aで符号化されたd=1の符号化方式による符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する場合、最初の列および最後の列を繰り返し配置する、または、符号化手段5aで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5aで符号化されたd=1の符号化方式による符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置する場合、最初の行および最後の行を繰り返し配置する(ステップS14)。そして、2次元符号構成装置1Aは、動作を終了する。
〈2次元符号構成装置(第三実施形態、d=2)の構成〉
図3は、2次元符号構成装置(第三実施形態)のブロック図である。図3に示すように、2次元符号構成装置1Bは、複数のビットからなる原データに、d=2の符号化方式を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化し、2次元符号を構成するもので、符号化手段5bと、符号配置手段7bとを備えている。なお、この2次元符号構成装置1Bは、ホログラム記録装置に含まれているものである。そして、このホログラム記録装置では、当該装置1Bで構成された2次元符号が空間光変調器2に出力され、この空間光変調器2で表示された2次元符号が、2次元イメージセンサ4によって読み取られる構成になっている。
符号化手段5bは、原データを、d=2の符号化方式を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化するものである。
符号配置手段7bは、符号化手段5bで原データが符号化された符号から、2次元符号を構成するもので、繰返配置手段71bを備えている。つまり、この符号配置手段7bは、符号化手段5bで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段5bで符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する、または、符号化手段5bで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段5bで符号化された符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置する。そして、符号化手段5bと符号配置手段7bとの処理を順次繰り返していく。
繰返配置手段71bは、符号化手段5bで、あるデータ長の1次元データを切り出して符号化する場合、d=2の符号化方式で符号化された符号の最初と最後のデータでは、1ビットの孤立したデータが生じることがあり、この部分を2次元イメージセンサでサンプリングする際に標本化定理を満足しないことになる。これを避けるために、切り出したデータを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合には、最初の列と最後の列を2回繰り返し配置する。または、切り出したデータを垂直方向に並べて2次元符号を構成する場合には、最初の行と最後の行を2回繰り返し配置するものである。
ここで、この図16を参照して、この繰返配置手段71bによる処理について説明する。ここでは、d=2の符号化方式として2/7符号を採用する。なお、2/7符号は(2,7)RLL符号とも呼ばれている。そして、ここでは、64ビットのデータを8ビットごとに分割し、分割したデータを2/7符号に変換し、さらに、NRZI則を用いて符号化し、この変換したデータを水平方向に2行づつ並べて、この操作を8回繰り返して2次元符号を構成した結果を図16(a)に示している。
図16(a)が繰返配置手段71bによって、最初と最後の列に同一のデータを繰り返す前の状態を示しており、図16(b)が繰返配置手段71bによって、最初と最後の列に同一のデータを繰り返した後の状態を示している。図16(a)では、横方向について16ビットまで2/7符号が配置されて、2次元符号として表示されている。図16(b)では、横方向について18ビットまで2/7符号が配置されて、2次元符号として表示されている。つまり、図16(a)において、最初の列に配置された符号と、最後の列に配置された符号とが繰り返され、繰り返された列のそれぞれが、図16(b)において、最初の列と最後の列との隣の列に追加されている。
図3に戻って、説明を続ける。
なお、この2次元符号構成装置1Bにおいて、d=2の符号化方式を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化するので、符号化後の符号の最小ランレングスが3となり、データ“1”または“0”が3個以上連続する。
従って、この符号は、そのままで、空間光変調器2と2次元イメージセンサ4との関係において標本化定理を満足することになる。
ここで、これら符号化手段5bおよび符号化配置手段7bによって、原データを2/7符号に変換し、さらにNRZI則を用いて符号化して2次元符号を構成する仕方を説明する。
2/7符号は、2ビット、3ビット、4ビットのデータを、それぞれ4ビットに、6ビット、8ビットのデータに変換する符号であり、NRZI則を用いて符号化後、1または0が3個以上8個以下連続している。つまり、この2/7RLL符号は、符号化率が0.5(=2/4)である。
それゆえ、2/7符号は、NRZI則を用いて変換後、1または0が3個以上連続するので、空間光変調器2および2次元イメージセンサ4のピクセル配置を1対1にすれば、自ずと標本化定理を満足することとなる。この場合、一方向(1次元)のピクセル利用率は符号化率と同じ0.5となる。
この2/7符号を用いて2次元符号を構成した例を図10に示す。この図10に示したように、例えば、一方向(ここでは、横方向[水平方向])に2/7符号を用いて、原データを符号化している。他方向(ここでは、縦方向[垂直方向])には標本化定理を満たすために同一の符号化後の符号を2行列べる。この場合、縦方向(垂直方向)は、NRZ符号となる。
この2次元符号の符号構成では、2ビットのデータに対して、2次元イメージセンサ4では8ピクセルを使用するので、ピクセル利用率は0.25(1/4)になる。つまり、横方向(水平方向)の1次元ピクセル利用率(1/2)と縦方向(垂直方向)の1次元ピクセル利用率(1/2)との積とも言える。
なお、縦方向の符号の連続は、記録再生系の伝送特性を考慮して、2以上列んでいれば、標本化定理を満たすが、多くなればピクセル利用率の低下を招くこととなる。なお、縦方向(垂直方向)と横方向(水平方向)とを逆転してもよい。
なお、d=2の符号として8/15符号(例えば、高密度ディジタル記録に適した8−15変調方式 国狭他 テレビジョン学会誌 Vol.50,No.8,pp1142−1149(1996))を用いると、符号化率は0.53になり、ピクセル利用率も0.265に向上する。
図3に示した2次元符号構成装置1Bによれば、符号化手段5bによって、原データを、d=2の符号化方法を採用し、さらにNRZI則を用いて符号化し、符号化された符号を、符号配置手段7bによって、符号化手段5bで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段5bで符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する、または、符号化手段5bで符号化された符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する場合、符号化手段5bで符号化された符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置することを、順次繰り返している。このため、原データをd=2の符号化方法を採用し、さらにNRZI則によって符号化後の符号は、最小ランレングスが3となり、0または1が3個以上連続するので、そのままで、標本化定理を満たすことができ、d=2の符号(例えば、d=2符号の1つである2/7符号)を用いることにより、ピクセル利用率を理論的な上限値に近づけることができる、つまり、元のデータに対するピクセル利用率の低下を防止することができる。
すなわち、この2次元符号構成装置1Bでは、2次元符号の構成方法として(1次元符号の組み合わせも含めて)、2次元イメージセンサ4で検出時に標本化定理を満たすという条件で、現在開示されている符号のうち、比較的高いピクセル利用率が得られる。つまり、図13に示すように、この2次元符号構成装置1Bでは、従来の2次元符号の構成方法と比べて、2倍以上ピクセル利用率が高いので、これに応じて空間光変調器2における記録密度の向上を図ることができる。
さらに、2次元符号構成装置1Bによれば、繰返配置手段71bによって、2/7符号を用いて、符号化手段5bで符号化された2/7符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5bで符号化された2/7符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する場合、最初の列および最後の列を繰り返し配置する、または、符号化手段5bで符号化された2/7符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5bで符号化された2/7符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置する場合、最初の行および最後の行を繰り返し配置することで、2次元イメージセンサで検出(標本化)する際に2次元符号全面で標本化定理を満足することができる。
〈2次元符号構成装置(第三実施形態、d=2)の動作〉
次に、図6に示すフローチャートを参照して、2次元符号構成装置1Bの動作について説明する(適宜、図3参照)。
まず、2次元符号構成装置1Bは、符号化手段5bによって、d=2の符号化方式を採用し、さらにNRZI則を用いて、原データを符号化する(ステップS21)。続いて、2次元符号構成装置1Bは、符号配置手段7bによって、符号化手段5bで符号化された符号を配置する(ステップS22)。そして、2次元符号構成装置1Bは、符号配置手段7bによる縦方向および横方向の符号の配置が終了したか否かを判定し(ステップS23)、符号の配置が終了したと判定しなかった場合(ステップS23、No)には、ステップS21に戻り、符号化、符号の配置を繰り返し行う。
そして、2次元符号構成装置1Bは、符号配置手段7bによる符号の配置が終了したと判定した場合(ステップS23、Yes)において、d=2の符号化方式を用いて2次元符号を構成する場合には、繰返配置手段71bによって、符号化手段5bで符号化されたd=2の符号化方式による符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5bで符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する場合、最初の列および最後の列を繰り返し配置する、または、符号化手段5bで符号化されたd=2の符号化方式による符号を、一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを垂直方向に並べて2次元符号を構成する際に、符号化手段5bで符号化された符号と同一符号を、水平方向に繰り返し2列以上配置する場合、最初の行および最後の行を繰り返し配置する(ステップS24)。そして、2次元符号構成装置1Bは、動作を終了する。
〈補足1;各種符号の具体的な例〉
次に、図14を参照して、各種符号例について説明する。図14(a)は原データの2次元表示を示しており、図14(b)はd=0の符号化方式によって構成した2次元符号の例、つまり、横方向がNRZ符号、縦方向がNRZ符号の例を示している。また、図14(c)はd=1の符号化方式によって構成した2次元符号の例、つまり、横方向が1/7符号、縦方向がNRZ符号の例を示しており、図14(d)はd=2の符号化方式によって構成した2次元符号の例、つまり、横方向が2/7符号、縦方向がNRZ符号を示している。
この図14に示すように、d=0、d=1、d=2の符号化方式によって構成した2次元符号は、従来の2次元符号に比べて、比較的に高いピクセル利用率が得られる(図11から図13を参考)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、2次元符号構成装置1、1A、1Bとして説明したが、各構成の処理を1つずつの動作過程とみなした2次元符号構成方法とみなすことも可能である。また、2次元符号構成装置1、1A、1Bの各構成の処理を実現可能なように、汎用的または特殊なコンピュータ言語によって記述した2次元符号構成プログラムとみなすことも可能である。これらの場合、2次元符号構成装置1、1A、1Bと同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る2次元符号構成装置(第一実施形態)のブロック図である。 本発明の実施形態に係る2次元符号構成装置(第二実施形態)のブロック図である。 本発明の実施形態に係る2次元符号構成装置(第三実施形態)のブロック図である。 図1に示した2次元符号構成装置(第一実施形態)の動作を説明したフローチャートである。 図2に示した2次元符号構成装置(第二実施形態)の動作を説明したフローチャートである。 図3に示した2次元符号構成装置(第三実施形態)の動作を説明したフローチャートである。 1ビットのデータ(データ1ビット)を2次元イメージセンサの2×2ピクセルに対応させる方法について説明した図であり、(a)は、ピクセルを2倍にする場合を示しており、(b)はそのまま対応させる場合を示している。 NRZ符号を用いて2次元符号を構成した例を示した図である。 (1,7)RLL符号を用いて2次元符号を構成した例を示した図である。 (2,7)RLL符号を用いて2次元符号を構成した例を示した図である。 従来の2次元符号の構成方法と、本発明の実施形態に係る2次元符号構成装置(第一実施形態)によって構成した2次元符号との比較を示した図である。 従来の2次元符号の構成方法と、本発明の実施形態に係る2次元符号構成装置(第二実施形態)によって構成した2次元符号との比較を示した図である。 従来の2次元符号の構成方法と、本発明の実施形態に係る2次元符号構成装置(第三実施形態)によって構成した2次元符号との比較を示した図である。 各種の符号例について示した図である。 図2に示した2次元符号構成装置(第二実施形態)の繰返配置手段の処理について説明した図である。 図3に示した2次元符号構成装置(第三実施形態)の繰返配置手段の処理について説明した図である。 従来の差分符号の例について示した図である。 従来の2/4符号の例について示した図である。 従来の3/16符号の例について示した図である。
符号の説明
1、1A、1B 2次元符号構成装置
2 空間光変調器
3 連続原データ出力手段
4 2次元イメージセンサ
5、5a、5b 符号化手段
7、7a、7b 符号配置手段
71a、72b 繰返配置手段

Claims (9)

  1. 2次元符号を、複数のビットからなる1次元原データから構成する2次元符号構成方法であって、
    前記原データの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを出力する連続原データ出力ステップと、
    この連続原データ出力ステップにて出力された連続原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が0となる符号化方法を採用し、NRZL則またはNRZI則を用いて符号化する符号化ステップと、
    この符号化ステップの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化ステップにて符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置ステップとを含み、
    前記連続原データ出力ステップと前記符号化ステップと前記符号配置ステップとを順次繰り返すことを特徴とする2次元符号構成方法。
  2. 2次元符号を、複数のビットからなる1次元原データから構成する2次元符号構成方法であって、
    前記原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が1となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する符号化ステップと、
    この符号化ステップの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化ステップにて符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置ステップとを含み、
    前記符号化ステップと前記符号配置ステップとを順次繰り返すことを特徴とする2次元符号構成方法。
  3. 2次元符号を、複数のビットからなる1次元原データから構成する2次元符号構成方法であって、
    前記原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が2となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する符号化ステップと、
    この符号化ステップの出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化ステップにて符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置ステップとを含み、
    前記符号化ステップと前記符号配置ステップとを順次繰り返すことを特徴とする2次元符号構成方法。
  4. 複数のビットからなる1次元原データから、2次元符号を構成するために、コンピュータを、
    前記原データの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを出力する連続原データ出力手段、
    この連続原データ出力手段で出力された連続原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が0となる符号化方法を採用し、NRZL則またはNRZI則を用いて符号化する符号化手段、
    この符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置手段として機能させ、
    前記連続原データ出力手段と前記符号化手段と符号配置手段との処理が順次繰り返し実行されることを特徴とする2次元符号構成プログラム。
  5. 複数のビットからなる1次元原データから、2次元符号を構成するために、コンピュータを、
    前記原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が1となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する符号化手段、
    この符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置手段として機能させ、
    前記符号化手段と符号配置手段との処理が順次繰り返し実行されることを特徴とする2次元符号構成プログラム。
  6. 複数のビットからなる1次元原データから、2次元符号を構成するために、コンピュータを、
    前記原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が2となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する符号化手段、
    この符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置手段として機能させ、
    前記符号化手段と符号配置手段との処理が順次繰り返し実行されることを特徴とする2次元符号構成プログラム。
  7. 複数のビットからなる1次元原データから構成した2次元符号を出力する2次元符号構成装置において、
    前記原データの各々の符号を2個以上連続させた連続原データを出力する連続原データ出力手段と、
    この連続原データ出力手段で出力された連続原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が0となる符号化方法を採用し、NRZL則またはNRZI則を用いて符号化する符号化手段と、
    この符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置手段とを備え、
    前記連続原データ出力手段と前記符号化手段と前記符号配置手段との処理を順次繰り返すことを特徴とする2次元符号構成装置。
  8. 複数のビットからなる1次元原データから構成した2次元符号を出力する2次元符号構成装置において、
    前記原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が1となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する符号化手段と、
    この符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置手段とを備え、
    前記符号化手段と前記符号配置手段との処理を順次繰り返すことを特徴とする2次元符号構成装置。
  9. 複数のビットからなる1次元原データから構成した2次元符号を出力する2次元符号構成装置において、
    前記原データを、変換後のデータ系列において、データ1と次のデータ1との間のデータ0の最小連続数が2となる符号化方法を採用し、NRZI則を用いて符号化する符号化手段と、
    この符号化手段の出力を一定個数のデータごとに切り出して、切り出した1次元データを水平方向に並べて2次元符号を構成する場合、前記符号化手段で符号化された符号と同一符号を、垂直方向に繰り返し2行以上配置する符号配置手段とを備え、
    前記符号化手段と前記符号配置手段との処理を順次繰り返すことを特徴とする2次元符号構成装置。
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