JP4531706B2 - 電子申請・交付処理システム、電子申請・交付処理方法、電子申請・交付処理プログラム - Google Patents

電子申請・交付処理システム、電子申請・交付処理方法、電子申請・交付処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子申請・交付処理システム、電子申請・交付処理方法、電子申請・交付処理プログラムに関する。
例えば、コンビニエンスストア等における公文書の申請および交付を可能とするとの課題の下、公文書を発行する発行機関と通信回線を介して接続された公文書交付システムであって、申請者から公文書の発行の申請を受け付け、当該申請を前記発行機関に渡す代理申請手段と、当該代理申請手段による申請に対して発行される公文書を前記発行機関から受け取り、当該公文書を印刷して、公文書の交付を要求する受取者に渡す代理交付手段と、前記申請者または前記受取者が所持する本人情報格納媒体から本人情報を読み取り、当該本人情報と前記発行機関に保持されている本人情報とに基づいて本人認証を行う認証手段と、を有し、前記代理申請手段は、前記認証手段による前記申請者の本人認証が成功した場合に、認証された申請者本人に係る公文書の発行の申請を前記発行機関に渡し、前記代理交付手段は、前記認証手段による前記受取者の本人認証が成功した場合に、認証された受取者本人に係る公文書を前記受取者に渡すことを特徴とする公文書交付システム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、証明書を申請者の所望の場所で受け取ることができるための証明書発行システム等を提供するとの課題の下、証明書の発行申請をネットワークを介して受け付ける申請受付システムと、前記申請受付システムに接続されている帳票管理サーバと、を備える証明書発行システムであって、前記申請受付システムは、利用者の証明書に関する所定情報が登録されている第1のデータベースと、利用者の識別情報と、証明書の発行申請要求と、を端末から受信する手段と、受信した利用者の識別情報に基づいて前記第1のデータベースから該利用者の証明書に関する所定情報を読み出す手段と、認証番号を生成し、前記認証番号と、前記第1のデータベースから読み出した利用者の証明書に関する所定情報と、を含む証明書データを生成して第2のデータベースに登録する手段と、前記第1のデータベースから読み出した利用者の証明書に関する所定情報と、証明書の帳票フォーマットデータと、を合成して証明書の帳票データを生成する手段と、前記証明書の帳票データを前記帳票管理サーバに送信する手段と、を備え、前記帳票管理サーバは、前記申請受付システムから、前記証明書の帳票データを受信する手段と、受付番号を生成し、該受付番号と前記受信した帳票データを関連付けて第3のデータベースに記憶する手段と、前記受付番号を証明書の申請者の端末に送信する手段と、入力された受付番号に対応する証明書を印刷するための各プリンタ装置に接続されている管理サーバから受付番号を受信し、該受付番号に対応する証明書の帳票データを前記第3のデータベースから読み出して前記管理サーバに送信する手段と、を備え、前記申請受付システムは、証明書の認証番号を端末から受信し、該認証番号をキーとして前記第2のデータベースを検索し、該当する証明書データを検出した場合には該証明書データを読み出す認証番号受付手段と、前記第2のデータベースの検索結果と、該当する証明書データを検出した場合の該証明書データの内容と、を示す情報を前記認証番号の送信元の端末に送信する検索結果送信手段と、をさらに備える、ことを特徴とする証明書発行システム(特許文献2参照)なども提案されている。
また、紙文書の電子署名をオフライン上で検証することとの課題の下、公開鍵で署名された電子文書の紙文書生成と生成された紙文書の電子署名検証システムにおいて、公開鍵で署名された電子文書に対し、電子文書に対応する文書様式を決定し、紙媒体にその文書様式に合うように文書様式コード、サービスシンボルイメージ、署名者情報、署名値、文書内容を出力し、紙文書を生成する紙文書生成手段と、前記紙文書生成手段より出力された紙文書をオフライン上へ入力されて紙文書の文書様式を決定し、サービスシンボルイメージ、署名者情報、署名値を検証し、紙文書の電子署名を検証する紙文書検証手段とを含む公開鍵で署名された電子文書の紙文書生成と生成された紙文書の電子署名検証システム(特許文献3参照)なども提案されている。
特開2005−309888号公報 特開2004−302924号公報 特開2003−174448号公報
従来、コンビニエンスストアなどの各種店舗や家庭において文書を発行するシステムは存在したが、発行された文書の発行元、文書の内容、文書発行先での改竄や偽造・複写・複製の有無などを検証可能とする、書類の交付システムは提案されていかなかった。そのため、国や地方自治体や企業で発行される証明書や領収書など、正当性を確認する必要がある書類については、特殊な紙(専用紙)を用いて発行され、受領者は発行元の窓口で直接受け取るか、郵送で受け取る等の方法しかなかった。
また、電子署名を印刷文書に書き込む技術は存在したが、こうした技術はコンビニエンスストアなどの各種店舗や家庭、国や地方自治体などに設置された汎用プリンタと一般紙を使用した文書の発行に適用することは考えられていなかった。
従って、文書の発行元や文書の内容、文書の発行先について、正当性が求められる文書を、コンビニや家庭、国や地方自治体などに設置された汎用プリンタと一般紙を使用して発行後の正当性を検証可能な形で発行する技術が求められている。また、従来採用されてきた特殊な紙(専用紙)を用いて発行した文書と比較して、適宜な情報保護技術を採用することでより高度に文書の正当性を検証ないし確保できる技術も求められている。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、正当性を検証可能な書類を汎用プリンタと一般紙とで簡便確実かつ効率的に発行可能とする、電子申請・交付処理システム、電子申請・交付処理方法、電子申請・交付処理プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の電子申請・交付処理システムは、書類交付の処理を電子的に行うシステムであって、書類交付の申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置に格納する住基カード読取部と、公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行する公的個人認証署名認証部と、ネットワークを介して申請者端末から送信された、書類交付の申請情報を受け付ける電子申請受付部と、前記申請情報から、交付書類に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置に格納する可視原稿準備部と、前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報を作成し、作業用記憶装置に格納する、改竄検出情報作成部と、前記作業用記憶装置から読み出した改竄検出情報に電子署名を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置に格納する電子署名付与部と、前記作業用記憶装置に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納する電子署名付き改竄検出情報画像作成部と、前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納する電子交付情報作成部と、前記申請者端末からの要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置から読み出して、これを前記申請者端末にダウンロードさせる電子交付部と、を備える。
また、前記電子申請・交付処理システムは、書類交付の申請者による認証用のIDおよびパスワードの入力を前記申請者端末を介して受付けて、これを作業用記憶装置に格納するIDパスワード受付部と、前記IDと前記パスワードを作業用記憶装置より読み出して、これを、認証用のIDとパスワードとを対応付けて予め登録している認証用データベースにおいて照合し、前記申請者に関する本人認証処理を実行する本人認証部と、を備えるとすれば好適である。
また、前記電子申請・交付処理システムにおいて、前記電子交付情報作成部が、前記申請者端末より前記電子交付情報を取得して交付書類として出力する、交付書類印刷装置に関する情報たる印刷装置情報を、入力インターフェイスより取得し、この印刷装置情報が含む印刷機能属性に基づいて、電子交付情報の作成可否または作成内容を判定するものであるとすれば好適である。
また、前記電子申請・交付処理システムは、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ(例:63.5マイクロメートル)以上の領域に収まる暗点となる複写後黒点と、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ以下の領域に収まる暗点となる複写後白点と、を複数配置するよう規定する第三情報を作成する牽制模様作成部を備えて、前記電子交付情報作成部が、少なくとも前記第一情報、前記第二情報、および前記第三情報から、電子交付情報を作成するものである、とすれば好適である。
また、前記電子申請・交付処理システムは、シアントナー、マゼンタトナー、およびイエロートナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域(例:一辺300マイクロメートル以下の正方領域)になるCMYブラック領域と、ブラックトナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域(例:一辺300マイクロメートル以下の正方領域)になるKブラック領域とを、前記交付書類上で複数配置するよう規定する第四情報を作成する複写検出模様作成部を備えて、前記電子交付情報作成部が、少なくとも前記第一情報、前記第二情報、および前記第四情報から、電子交付情報を作成するものである、とすれば好適である。この場合、赤外光(例:波長780ナノメートル以上1000ナノメートル未満)の少なくとも一波長の光を前記交付書類に照射した際の、前記交付書類上の複数の位置における反射波の強弱を計測する赤外カメラ装置と、前記赤外カメラ装置が撮影した画像を表示する赤外画像表示装置とを備える書類検証装置が、前記交付書類の正当性検証を担うこととなる。
なお、書類検証装置は、前記電子交付情報が出力された交付書類に対するイメージ読み取り結果、つまり交付書類画像について、前記第一情報を規定以上で反映している場合に、前記交付書類画像から前記電子署名付き改竄検出情報を再現可能とする。例えば交付書類に対するイメージ読取りの解像度が良好でない場合、得られた交付書類画像がつぶれたりぼけたりしてしまうことがあるが、こうした交付書類画像を事前に排除するのである。なお、前記電子署名付き改竄検出情報については、その電子署名を検証することとなる。
また、本発明の電子申請・交付処理方法は、書類交付の電子的な処理を行うコンピュータが、書類交付の申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置に格納し、公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行し、ネットワークを介して申請者端末から送信された、書類交付の申請情報を受け付けて、前記申請情報から、交付書類に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置に格納し、前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報を作成し、作業用記憶装置に格納し、前記作業用記憶装置から読み出した改竄検出情報に電子署名を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置に格納し、前記作業用記憶装置に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納し、前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納し、前記申請者端末からの要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置から読み出して、これを前記申請者端末にダウンロードさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の電子申請・交付処理プログラムは、書類交付の電子的な処理をコンピュータに、書類交付の申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置に格納するステップと、公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行するステップと、ネットワークを介して申請者端末から送信された、書類交付の申請情報を受け付けるステップと、前記申請情報から、交付書類に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置に格納するステップと、前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報を作成し、作業用記憶装置に格納するステップと、前記作業用記憶装置から読み出した改竄検出情報に電子署名を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置に格納するステップと、前記作業用記憶装置に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納するステップと、前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納するステップと、前記申請者端末からの要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置から読み出して、これを前記申請者端末にダウンロードさせるステップと、を実行させることを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、正当性を検証可能な書類を汎用プリンタと一般紙とで簡便確実かつ効率的に発行可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における電子申請・交付処理システムを含むネットワーク構成図である。本実施形態における電子申請・交付処理システム100(以下、システム100)は、例えば官公庁などで発行している各種証明書などいわゆる公的文書(あくまで一例である)を、ネットワークを介した申請者端末にて出力可能にする処理を実行するシステムであり、本発明の電子申請・交付処理方法を実行する機能を実現すべく書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類といった入力インターフェイス105や、ディスプレイなどの出力インターフェイス106、ならびに申請者端末150などとの間のデータ授受を担う通信手段107などを有している。
システム100は、前記通信手段107により、前記申請者端末150らと例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続しデータ授受を実行する。システム100の各種機能部と通信手段107との間ではI/O部108がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。システム100は、ネットワーク140を介して申請者端末150から送信された、書類交付の申請情報を受け付ける電子申請受付部110を備える。
また、前記システム100は、前記申請情報から、交付書類に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置160に格納する可視原稿準備部111を備える。
また、前記システム100は、前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報を作成し、作業用記憶装置160に格納する、改竄検出情報作成部112を備える。
また、前記システム100は、前記作業用記憶装置160から読み出した改竄検出情報に電子署名を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置160に格納する電子署名付与部113を備える。
また、前記システム100は、前記作業用記憶装置160に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置160に格納する電子署名付き改竄検出情報画像作成部114を備える。
また、前記システム100は、前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置160から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置160に格納する電子交付情報作成部115を備える。
また、前記システム100は、前記申請者端末150からの要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置160から読み出して、これを前記申請者端末150にダウンロードさせる電子交付部116を備える。
また、前記システム100は、書類交付の申請者による認証用のIDおよびパスワードの入力を前記申請者端末150を介して受付けて、これを作業用記憶装置160に格納するIDパスワード受付部117を備えるとしてもよい。この場合、前記システム100は、前記IDと前記パスワードを作業用記憶装置160より読み出して、これを、認証用のIDとパスワードとを対応付けて予め登録している認証用データベース125において照合し、前記申請者に関する本人認証処理を実行する本人認証部118を備えるものとなる。
また、前記システム100は、申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置160に格納する住基カード読取部119と、公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置160に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行する公的個人認証署名認証部120とを備えるとしてもよい。
また、前記システム100において、前記電子交付情報作成部115が、前記申請者端末150より前記電子交付情報を取得して交付書類として出力する、交付書類印刷装置170に関する情報たる印刷装置情報を、入力インターフェイスより取得し、この印刷装置情報が含む印刷機能属性に基づいて、電子交付情報の作成可否または作成内容を判定するものであるとすれば好適である。
また、前記システム100は、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ(例:63.5マイクロメートル)以上の領域に収まる暗点となる複写後黒点と、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ以下の領域に収まる暗点となる複写後白点と、を複数配置するよう規定する第三情報を作成する牽制模様作成部121を備えて、前記電子交付情報作成部115が、少なくとも前記第一情報、前記第二情報、および前記第三情報から、電子交付情報を作成するものである、とすれば好適である。
また、前記システム100は、シアントナー、マゼンタトナー、およびイエロートナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域(例:一辺300マイクロメートル以下の正方領域)になるCMYブラック領域と、ブラックトナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域(例:一辺300マイクロメートル以下の正方領域)になるKブラック領域とを、前記交付書類上で複数配置するよう規定する第四情報を作成する複写検出模様作成部122を備えて、前記電子交付情報作成部115が、少なくとも前記第一情報、前記第二情報、および前記第四情報から、電子交付情報を作成するものである、とすれば好適である。
この場合、赤外光(例:波長780ナノメートル以上1000ナノメートル未満)の少なくとも一波長の光を前記交付書類に照射した際の、前記交付書類上の複数の位置における反射波の強弱を計測する赤外カメラ装置20と、前記赤外カメラ装置20が撮影した画像を表示する赤外画像表示装置21とを備える書類検証装置130が、前記交付書類の正当性検証を担うこととなる。
なお、書類検証装置130は、前記電子交付情報が出力された交付書類に対するイメージ読み取りをスキャナ131等で実行し、この結果、つまり交付書類画像について、前記第一情報を規定以上で反映している場合に、前記交付書類画像から前記電子署名付き改竄検出情報を再現可能とする。例えば交付書類に対するイメージ読取りの解像度が良好でない場合、得られた交付書類画像がつぶれたりぼけたりしてしまうことがあるが、こうした交付書類画像を事前に排除するのである。なお、前記電子署名付き改竄検出情報については、一般的な電子署名検証機能132によりその電子署名を検証することとなる。
なお、前記の申請者端末120は、前記システム100と同様に、プログラムデータベース501におけるプログラム502をメモリ503に読み出し、演算装置504により実行する。また、申請者端末120は、各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス505、ディスプレイなどの出力インターフェイス506を備えると共に、LANやインターネット等のネットワーク140を介して、前記システム100らの外部装置と接続してデータ授受を実行する通信手段507を備える。更に、申請者端末120は、前記通信手段507により、前記システム100らと例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続し、交付書類等のデータの授受を実行する。申請者端末120の各種機能部と通信手段507との間ではI/O部508がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
また、前記書類検証装置130は、システム100が申請者端末120に対して交付処理し、交付書類印刷装置170にて印刷された交付書類に対して、その正当性を検証するための情報処理装置であって、前記システム100らと同様に、プログラムデータベース301におけるプログラム302をメモリ303に読み出し、演算装置304により実行する。また、書類検証装置130は、各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス305、ディスプレイなどの出力インターフェイス306を備えると共に、LANやインターネット等のネットワーク140を介して、前記申請者端末120らの外部装置と接続してデータ授受を実行する通信手段307を備える。更に、書類検証装置130は、前記通信手段307により、前記申請者端末120と例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続し、検証対象となる交付書類などのデータ授受を実行するとしてもよい。書類検証装置130の各種機能部と通信手段307との間ではI/O部308がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
なお、これまで示した システム100における各機能部110〜122は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク140に関しては、インターネット、LANの他、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網、シリアル・インターフェース通信線など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。なお、前記シリアル・インターフェイスは、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で、外部機器と接続するためのインターフェースを指し、通信方式としてはRS-232C、RS-422、IrDA、USB、IEEE1394、ファイバ・チャネルなどが想定できる。
−−−データベースの構造例−−−
次に、本実施形態におけるシステム100が利用するデータベースの構造について説明する。図2は、本実施形態における認証用データベース125のデータ構造例を示す図である。前記認証用データベース125は、申請者認証用のIDとパスワードとを対応付けて予め登録しているデータベースである。この認証用データベース125は、例えば、申請者IDをキーとして、当該申請者IDに対応付けるパスワードのデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
−−−処理フロー−−−
以下、本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する電子申請・交付処理方法に対応する各種動作のうちシステム100に関するものは、前記システム100がメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図3は、本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例1を示すフロー図である。まず、システム100の電子申請受付部110は、ネットワーク140を介して前記申請者端末150から、書類交付の申請情報を受け付ける。この場合、図のフローに示すように、システム100側では、申請者端末120からのアクセスをインターネット上で受け付けるWEBサーバを立ち上げるなどして、書類交付の申請受付を開始する(S111)。他方、申請者端末120はWEBブラウザなどのアプリケーションプログラムを利用して前記WEBサーバにアクセスし、システム100における電子申請受付部110に接続する(S101)。
システム100はこの接続を受けて、例えば申請者IDとパスワードの入力要求を申請者端末120に返す(S112)。図4(a)にはこの入力要求を含む画面例を申請者端末120の出力インターフェイス505として示している。申請者端末120ではこの入力要求を受けて出力インターフェイス506たるディスプレイ等に表示し、申請者による申請者IDとパスワードの入力を受付ける。ここで受け付けた申請者IDとパスワードの情報は、申請者端末120からネットワーク140を通じてシステム100に送信される(S102)。
システム100のIDパスワード受付部117は、この申請者IDとパスワードの情報を申請者端末120から受信し、これを作業用記憶装置160に一旦格納する。またシステム100の本人認証部118は、前記申請者IDとパスワードの情報を作業用記憶装置160から読み出して、前記認証用データベース125にて照合することで、本人認証処理を行う(S113)。ここでの認証処理の結果が問題なければ、申請情報の要求を申請者端末120に返す。他方、ここでの認証処理の結果に問題があれば、申請情報の受付を拒絶して処理を終了する。
なお、上述のようなIDとパスワードに基づく本人認証処理だけでなく、公的個人認証サービスを利用した本人認証処理を適用してもよい。この場合、前記システム100の住基カード読取部119が、申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置160に格納する。この読取り処理は申請者端末120にて実行され、申請者端末120より秘密鍵情報を取得することが想定できる。図4(b)には前記住民基本台帳カードの読み取り要求を含む画面例を申請者端末120の出力インターフェイス505として示している。
またこの時、システム100の公的個人認証署名認証部120は、公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し(例:インターネット上に公開されている情報にアクセスする)、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置160に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行する。
一方、前記ステップS113における、申請情報の要求を受けた申請者端末120は、交付を希望する書類について、住所、氏名、申請内容といった申請情報(図6参照)をシステム100に送信する(S103)。システム100の電子申請受付部110は、この申請情報を受信し、受付済みである通知を申請者端末120に返信する(S114)。申請者端末120ではこの通知を受信および表示して処理を終了する(S104)。他方、システム100の電子申請受付部110は、前記申請情報を作業用記憶装置160に格納し、他の機能部による利用に供することとなる(S115)。
図5は、本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例2、3を示すフロー図である。次に、システム100の可視原稿準備部111は、前記作業用記憶装置160に格納されている申請情報(例:住民票写しの交付を申請する情報)を読み出して、この申請情報から、交付書類(例:住民票写し)に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置160に格納する(S201)。この第一情報の例としては、図7(a)に示すように、交付書類種別情報(例:住民票写し)、地方公共団体名、首長情報、交付年月日、申請者氏名、申請者住所、図柄情報(例:書類に印字する所定のマークなど)等が想定できる。この第一情報をそのまま印刷したとすれば、図7(b)に示すように、単に背景無しの白地の紙媒体上に、「住民票の写し」といった書類タイトルや、交付年月日、申請者名、申請者住所、首長名、図柄(図中で太陽状のマーク)といったものになる。
また、前記システム100の改竄検出情報作成部112は、前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報(図8(a)参照)を作成し、作業用記憶装置160に格納する。「住民票写し」の例で言えば、例えば、当該住民票写しにおいて重要事項である「交付年月日」、「申請者氏名」ないし「申請者住所」のデータを改竄検出情報としてシステム100は選択できる(図5(b):S301)。そして前記システム100の電子署名付与部113は、この改竄検出情報に例えば職責証明書(例:住民票写しを発行する地方公共団体名の担当者に設定された電子証明書)を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置160に格納する(S302)。
また、前記システム100の電子署名付き改竄検出情報画像作成部114は、前記作業用記憶装置160に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置160に格納する(S303)。この第二情報は、例えば前記改竄検出情報に電子透かし生成に用いられる適宜な関数を適用して生成した、図8(b)の例に示すような、交付書類の背景イメージとなるようなドットパターンを想定できる。図8(b)の例では、前記第二情報たるドットパターンのファイル形式をビットマップとした例を示している。或いは、このドットパターンは、図9(a)に示すように、交付書類の紙面上に想定した二次元座標系上のでドットの座標値を集約したものを想定しても良い。この場合、前記座標値の行列を格納したCSV形式のファイルを想定できる。
こうして生成された第二情報を背景イメージとして交付書類を印刷した場合、図9(b)に示すようなイメージとなる。図9(b)で示す例では、背景にドットパターン(第二情報)が印字された紙媒体上に、「住民票の写し」といった書類タイトルや、交付年月日、申請者名、申請者住所、首長名、図柄(図中で太陽状のマーク)が重ねて印字されたものになる。
続いて、前記システム100の牽制模様作成部121は、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ(例:63.5マイクロメートル)以上の領域に収まる暗点となる複写後黒点と、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ以下の領域に収まる暗点となる複写後白点とを、複数配置するよう規定する第三情報を作成する。この第三情報を紙媒体に印刷した場合、図11に示すように、一見、斜線が背景にプリントされているだけのように見える、しかし、前記複写後黒点で「COPY」の文字が形成され、前記複写後白点で斜線が形成されているから、この紙媒体を複写機でコピーすると、「COPY」の文字だけが浮き上がって残り、複写を牽制するわけである。なお、前記複写後黒点や複写後白点などの牽制模様は、例えば適宜な記憶装置(メモリ103など)に格納してあって、前記牽制模様作成部121がこの記憶装置から読出して、交付書類のフォーマットにおける背景に配置するべく利用するものとする(図10(a):S401)。
また、前記システム100の複写検出模様作成部122は、シアントナー、マゼンタトナー、およびイエロートナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域(例:一辺300マイクロメートル以下の正方領域)になるCMYブラック領域3と、ブラックトナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域(例:一辺300マイクロメートル以下の正方領域)になるKブラック領域4とを、前記交付書類上で複数配置するよう規定する第四情報(図12参照)を作成する(図10(b):S501)。前記複写検出模様としてのCMYブラック領域3とKブラック領域4とのデータは、例えば適宜な記憶装置(メモリ103など)に格納してあって、前記複写検出模様作成部122がこの記憶装置から読出して、交付書類のフォーマットにおける背景に配置するべく利用するものとする。この複写検出模様を利用した交付書類の正当性確認については後述する。
また、前記システム100の電子交付情報作成部115は、前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置160から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置160に格納する。当該処理は、例えば、図13(a)の手順に示すように、pdf(登録商標)形式のファイルとして生成した前記第一情報におけるレイヤーの最背面に、ビットマップ形式のファイルとして生成した前記第二情報を貼り付ける処理となる(S601)。或いは、図13(b)の手順に示すように、pdf(登録商標)形式のファイルたる前記第一情報に、CSV形式のファイルとして生成した前記第二情報(の座標値データ)に従った点の描画指示を追加する処理となる(S611)。
なお、こうした電子交付情報の作成にあたっては、電子交付情報作成部115が、前記第一情報、前記第二情報に加えて、前記第三情報を付加して電子交付情報を作成するものとしてもよい。或いは、前記電子交付情報作成部115が、前記第一情報、前記第二情報、および前記第四情報から、電子交付情報を作成するものとしてもよい。こうした牽制模様や複写検出模様が交付書類に埋め込まれていることで、交付書類の複写処理自体を牽制したり、交付書類の複写物であることを明示して悪用を防ぐといった効果が期待できる。
また、前記システム100において、前記電子交付情報作成部115が、前記交付書類印刷装置170に関する情報たる印刷装置情報を、入力インターフェイスより取得し、この印刷装置情報が含む印刷機能属性に基づいて、上記の電子交付情報作成の可否または作成内容を判定するものとしてもよい。例えば、図14に示すような印刷装置情報を、申請者端末120が申請情報の送信と共にシステム100に送信してきたとする。この印刷装置情報には「プリンタ名」、「印刷解像度」、「カラー印刷/モノクロ印刷の機能有無」の情報が含まれる。この時、システム100では図15に示すような、印刷装置情報一覧を適宜な記憶装置(メモリ103など)に備えているとし、この印刷装置情報一覧に前記印刷装置情報を照合して、該当する交付書類印刷装置170を特定するのである。こうして特定した情報に基づいて、システム100は、前記第一情報〜第四情報のそれぞれにおいて必要となる出力形態(例:カラー印刷が必須、解像度720dpi以上必要、など)を前記交付書類印刷装置170にて実現できうるか判断する。この判断にて前記第一情報〜第四情報のうち、少なくとも前記第一情報および第二情報が出力出来ないとなれば、電子交付情報の作成自体を中止する。或いは、交付書類印刷装置170の変更要請通知(例:「」希望する交付書類を印刷するために○○dpiの解像度を持ったプリンタを準備して下さい」といったメッセージ)を生成して、これを申請者端末120に送信する。
電子交付情報の作成がなされた場合、申請者端末120ではこれをダウンロードしようと試みる。図16は、本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例8を示すフロー図である。この時、システム100では、前記電子交付情報をハードディスクドライブなどで構成される作業用記憶装置160に格納しており、ダウンロードの受付を介しているものとする(S701)。そして申請者端末120がシステム100にアクセスしてきた場合(S711)、システム100は申請者IDとパスワードの入力要求を申請者端末120に返す(S702)。申請者端末120がIDとパスワードを返信してきたら(S712)、システム100のIDパスワード受付部117がこれを受信し、本人認証118が認証処理を上述同様に実行する(S703)。この認証処理に問題が無ければ、その旨が申請者端末120に通知され、申請者端末120ではこれを受けてダウンロード要求をシステム100に返してくる(S713)。
システム100の電子交付部116は、前記申請者端末150からのダウンロード要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置160から読み出して、これを前記申請者端末150にダウンロードさせる(S704)。申請者端末120ではこの電子交付情報をダウンロードし(S714)、交付書類印刷装置170に印刷指示を送る(S715)交付書類印刷装置170では前記印刷指示に含まれる電子交付情報を受信して、普通紙などの適宜な紙媒体にプリント出力を行う。
交付書類印刷装置170により印刷された交付書類は、申請者による利用に供される。その利用に際しては、交付書類の提出先の機関で、正当性検証の処理が可能である。図17は、本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例9を示すフロー図である。前記機関における書類検証装置130では、前記スキャナ131を用いて、前記交付書類に対する画像スキャンを実行し、交付書類のイメージデータを得る(S801)。そして、前記第二情報の読取り装置(例:電子透かしの読取り装置)を適宜に利用して、電子署名付き改竄検出情報を再現する(S802)。つまり、交付書類に埋め込まれていた第二情報を読み取って再現する。
ここで、第二情報を読み取って再現できなかった場合(S803:no)、交付書類は偽造であると推定し、処理を終了する(S808)。他方、第二情報を読み取って再現できた場合(S803:yes)、電子署名付き改竄検出情報の電子署名を検証し(S804)、署名が改竄されておらず有効で、なおかつ署名者が正当であるか判定する(S805)。この判定にて、署名が改竄されているか、署名が無効か、署名者が正当でないと判定された(S805:no)、上記同様に交付書類は偽造であると推定し、処理を終了する(S808)。他方、署名が改竄されておらず有効で、なおかつ署名者が正当であると判定された場合(S805:yes)、改竄検出情報と交付書類に記載された事項とが一致するか判定する(S806)。この判定において、改竄検出情報と交付書類に記載された事項とが一致しないと判定された場合(S806:no)、上記同様に交付書類は偽造であると推定し、処理を終了する(S808)。
この時の書類検証装置130での画面例を図18に示す。この例では、交付書類のイメージデータでは「申請者名」が「○×花子」であるが、第二情報として読み出した情報では、「申請者名」が「○×太郎」となっている。つまり、申請者名の改竄が行われていると書類検証装置130が判断できるわけである。
他方、前記ステップS806の判定において、改竄検出情報と交付書類に記載された事項とが一致すると判定された場合(S806:yes)、交付書類は真正なものであると推定し、処理を終了する(S807)。
また、書類検証装置130における正当性確認の処理として、以下の形態も想定できる。図19は、本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例10を示すフロー図である。この場合、書類検証装置130が備える赤外カメラ装置20が、前記交付書類に対する撮影を行う(S901)。この赤外カメラ装置20は、赤外光(例:波長780ナノメートル以上1000ナノメートル未満)の少なくとも一波長の光を前記交付書類に照射した際の、前記交付書類上の複数の位置における反射波の強弱を計測する装置である。前記赤外カメラ装置20が撮影した画像は赤外画像表示装置21にて表示する。
図20は、本実施形態における複写検出例を示す図である。たとえば、交付書類が前記第四情報(CMYブラック領域3とKブラック領域4)が埋め込まれている場合、この交付書類を複写すると、複写機は前記CMYブラック領域3とKブラック領域4のどちらも「黒」の領域だと認識することとなり、複写物においてCMYブラック領域3とKブラック領域4はブラックトナーのみで構成されたものとなる。したがって、前記赤外カメラ装置20でこの複写物の撮影をすると、赤外画像は黒一色となる。
一方、複写物ではない正当な交付書類を赤外カメラ装置20で撮影すれば、その赤外画像は、CMYブラック領域3については「黒」の領域ではないから白飛びし、一方、Kブラック領域4についてはブラックトナーが赤外光を吸収するから「黒」の領域であると認識し、そのまま黒色となる。
従って、前記書類検証装置130は、前記赤外カメラ装置20で撮影された赤外画像が、予め定められた赤外画像であるか判定し(S902)、交付書類が原本なのか、複写物なのか推定することができる(S903、S904)。
図21は、本実施形態における牽制模様による検出例を示す図である。また、前記システム100の牽制模様作成部121は、上述の通り、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ(例:63.5マイクロメートル)以上の領域に収まる暗点となる複写後黒点と、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ以下の領域に収まる暗点となる複写後白点と、を複数配置するよう規定する第三情報を作成する。この第三情報と前記第一情報、前記第二情報情報とを用いて、前記電子交付情報作成部115が、電子交付情報を作成する状況も想定できる。この場合、上述の通り、交付書類を複写すると牽制模様が浮き出ることとなり、複写を行う者に警告を与えることとなる。
本発明によれば、従来技術では実現が困難であった、文書の発行元や文書の内容、文書の発行先について正当性が求められる文書を、各種店舗や家庭、国や地方自治体などに設置された汎用プリンタと一般紙を使用して発行することが可能となる。例えば、国や地方自治体で発行される証明書類(住民票の写しや納税証明書など)や許可書類(用地や道路・河川などの使用許可書など)、国や地方自治体、企業が発行する領収書などの証明書類や有価商券類(商品券や金券、クーポン券など)、チケット類(観戦チケットや切符など)などの文書が、コンビニや家庭、国や地方自治体などに設置された汎用プリンタと一般紙を使用して発行可能となる。
これにより、文書を受けとる側が発行元(例えば、国や地方自治体の窓口、商品券を取り扱う店舗など)に出向く必要がなくなり、また郵送などによる受け渡しに係る時間も低減されるなど、文書受取にかかるコストや手間、時間的な負担が軽減される効果が期待できる。また、文書の発行元では、文書の発行手続きを行なう作業者の人件費や発行用の機器費用、郵送で送付する場合の郵送料金や封筒代などの費用を削減できる効果が期待できる。
また本発明によれば、従来採用されてきた特殊な紙(専用紙)を用いて文書を発行した場合と比較して、より高度に改竄や偽造、複写、複製の検出を実現する。これにより、前記文書(本発明の電子申請・交付処理により発行されたもの)の提出先では、従来より高度に文書の正当性の検証を行なうことができるため、提出された文書に対する信頼性を高める効果も期待される。
したがって、正当性を検証可能な書類を汎用プリンタと一般紙とで簡便確実かつ効率的に発行可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における電子申請・交付処理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における認証用データベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例1を示すフロー図である。 本実施形態における認証用情報の入力要求画面例を示す図である。 本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例2、3を示すフロー図である。 本実施形態における申請情報例を示す図である。 本実施形態における(a)第一情報、(b)第一情報の印刷イメージの例を示す図である。 本実施形態における(a)改竄検出情報、(b)第二情報の印刷イメージの例を示す図である。 本実施形態における(a)第二情報、(b)交付書類の印刷イメージの例を示す図である。 本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例4、5を示すフロー図である。 本実施形態における第三情報の例を示す図である。 本実施形態における第四情報の例を示す図である。 本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例6、7を示すフロー図である。 本実施形態における印刷装置情報の例1を示す図である。 本実施形態における印刷装置情報の例2を示す図である。 本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例8を示すフロー図である。 本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例9を示すフロー図である。 本実施形態における書類検証装置での画面例を示す図である。 本実施形態における電子申請・交付処理方法の実際手順例10を示すフロー図である。 本実施形態における複写検出例を示す図である。 本実施形態における牽制模様による検出例を示す図である。
符号の説明
20 赤外カメラ装置
21 赤外画像表示装置
100 電子申請・交付処理システム、システム
101、301、501 プログラムデータベース
102、302、502 プログラム
103、303、503 メモリ
104、304、504 CPU
105、305、505 入力インターフェイス
106、306、506 出力インターフェイス
107、307、507 通信手段
108、308、508 I/O部
110 電子申請受付部
111 可視原稿準備部
112 改竄検出情報作成部
113 電子署名付与部
114 電子署名付き改竄検出情報画像作成部
115 電子交付情報作成部
116 電子交付部
117 IDパスワード受付部
118 本人認証部
119 住基カード読取部
120 公的個人認証署名認証部
121 牽制模様作成部
122 複写検出模様作成部
125 認証用データベース
130 書類検証装置
140 ネットワーク
150 申請者端末
160 作業用記憶装置
170 交付書類印刷装置

Claims (7)

  1. 書類交付の処理を電子的に行うシステムであって、
    書類交付の申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置に格納する住基カード読取部と、
    公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行する公的個人認証署名認証部と、
    ネットワークを介して申請者端末から送信された、書類交付の申請情報を受け付ける電子申請受付部と、
    前記申請情報から、交付書類に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置に格納する可視原稿準備部と、
    前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報を作成し、作業用記憶装置に格納する、改竄検出情報作成部と、
    前記作業用記憶装置から読み出した改竄検出情報に電子署名を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置に格納する電子署名付与部と、
    前記作業用記憶装置に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納する電子署名付き改竄検出情報画像作成部と、
    前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納する電子交付情報作成部と、
    前記申請者端末からの要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置から読み出して、これを前記申請者端末にダウンロードさせる電子交付部と、
    を備える電子申請・交付処理システム。
  2. 請求項1において、
    書類交付の申請者による認証用のIDおよびパスワードの入力を前記申請者端末を介して受付けて、これを作業用記憶装置に格納するIDパスワード受付部と、
    前記IDと前記パスワードを作業用記憶装置より読み出して、これを、認証用のIDとパスワードとを対応付けて予め登録している認証用データベースにおいて照合し、前記申請者に関する本人認証処理を実行する本人認証部と、
    を備えることを特徴とする電子申請・交付処理システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記電子交付情報作成部が、前記申請者端末より前記電子交付情報を取得して交付書類として出力する、交付書類印刷装置に関する情報たる印刷装置情報を、入力インターフェイスより取得し、この印刷装置情報が含む印刷機能属性に基づいて、電子交付情報の作成可否または作成内容を判定するものであることを特徴とする電子申請・交付処理システム。
  4. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ以上の領域に収まる暗点となる複写後黒点と、前記交付書類上で、複写機でのイメージ読取りの最大解像度で認識可能となるサイズ以下の領域に収まる暗点となる複写後白点と、を複数配置するよう規定する第三情報を作成する牽制模様作成部を備えて、
    前記電子交付情報作成部が、少なくとも前記第一情報、前記第二情報、および前記第三情報から、電子交付情報を作成するものである、
    ことを特徴とする電子申請・交付処理システム。
  5. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    シアントナー、マゼンタトナー、およびイエロートナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域になるCMYブラック領域と、ブラックトナーが存在し、かつ前記交付書類上で所定サイズ以下の正方領域になるKブラック領域とを、前記交付書類上で複数配置するよう規定する第四情報を作成する複写検出模様作成部を備えて、
    前記電子交付情報作成部が、少なくとも前記第一情報、前記第二情報、および前記第四情報から、電子交付情報を作成するものである、
    ことを特徴とする電子申請・交付処理システム。
  6. 書類交付の電子的な処理を行うコンピュータが、
    書類交付の申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置に格納し、
    公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行し、
    ネットワークを介して申請者端末から送信された、書類交付の申請情報を受け付けて、
    前記申請情報から、交付書類に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置に格納し、
    前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報を作成し、作業用記憶装置に格納し、
    前記作業用記憶装置から読み出した改竄検出情報に電子署名を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置に格納し、
    前記作業用記憶装置に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納し、
    前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納し、
    前記申請者端末からの要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置から読み出して、これを前記申請者端末にダウンロードさせる、
    ことを特徴とする電子申請・交付処理方法。
  7. 書類交付の電子的な処理をコンピュータに
    書類交付の申請者が提示する住民基本台帳カードのICチップに記録された、公的個人認証システムにおける秘密鍵情報を読み取って、これを作業用記憶装置に格納するステップと、
    公的個人認証システムにおける公開鍵情報もしくは公開鍵証明書を入力インターフェイスを介して取得し、この公開鍵情報もしくは公開鍵証明書と、前記作業用記憶装置に格納された秘密鍵情報とによる、本人認証処理もしくは署名検証処理を実行するステップと、
    ネットワークを介して申請者端末から送信された、書類交付の申請情報を受け付けるステップと、
    前記申請情報から、交付書類に出力される所定の出力内容を抽出し、これを第一情報として作業用記憶装置に格納するステップと、
    前記申請情報から、交付書類の記載事項を少なくとも一つ含む改竄検出情報を作成し、作業用記憶装置に格納するステップと、
    前記作業用記憶装置から読み出した改竄検出情報に電子署名を付与し、電子署名付き改竄検出情報を作成して、これを作業用記憶装置に格納するステップと、
    前記作業用記憶装置に格納された電子署名付き改竄検出情報の前記交付書類上での出力形態を、点の明暗あるいは点の配列パターンとする第二情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納するステップと、
    前記第一情報及び前記第二情報を作業用記憶装置から読み出して、これらに基づいて前記交付書類を規定する電子交付情報を作成し、これを作業用記憶装置に格納するステップと、
    前記申請者端末からの要求に応じて、前記電子交付情報を作業用記憶装置から読み出して、これを前記申請者端末にダウンロードさせるステップと、
    実行させる電子申請・交付処理プログラム。
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