JP2003084962A - 原本性保証印刷システム、プリント用原本データ作成システム、原本性保証システム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

原本性保証印刷システム、プリント用原本データ作成システム、原本性保証システム、プログラム、及び記録媒体

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JP2003084962A
JP2003084962A JP2001275249A JP2001275249A JP2003084962A JP 2003084962 A JP2003084962 A JP 2003084962A JP 2001275249 A JP2001275249 A JP 2001275249A JP 2001275249 A JP2001275249 A JP 2001275249A JP 2003084962 A JP2003084962 A JP 2003084962A
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JP2001275249A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kanai
洋一 金井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確かに本物の電子文書を印刷したということ
を保証するシステムを提供する。 【解決手段】 電子文書(原本)をプリントデータに変
換し、署名付きディスプレイデータに変換することによ
り、改ざん検知可能なようにディスプレイデータを保護
し、印刷用の原本データを作成しておく。印刷側のシス
テムでは、印刷する電子データの真正性を真正性検証手
段21で検証し、真正性が確認された電子データのみを
真正文書印刷手段22(電子データを真正な文書として
印刷する特別な印刷手段)で真正文書24として印刷す
る。真正性が確認されなかったプリントデータは一般文
書印刷手段23により一般文書25として通常どおり印
刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原本性保証印刷シ
ステム、プリント用原本データ作成システム、原本性保
証システム、プログラム、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで日本をはじめとする各国の社会
では紙の文書だけが正式な原本として扱われてきた。し
かし高度情報通信社会の推進の中で、電子文書を原本と
して扱えるようにするための法律の整備(電子署名法)
や制度改訂・規制緩和が進められてきており、また、電
子文書を原本として活用・保存するための技術も実現さ
れつつある。このような社会背景により今後は電子文書
が原本となり、それを紙に印刷したものは単なる複製と
して扱われるようになることが予測される。すなわち、
俗にいう「電子が主、紙が従」となることが予測され
る。そのような社会になったときに、これまでは存在し
なかった新しい問題が発生する。
【0003】その問題とは、電子文書が原本であるがた
めに、その電子原本を印刷した紙文書が正しいものとし
て信頼できなくなってしまうというものである。つま
り、電子原本を直接コンピュータで利用できるユーザは
その電子文書の真正性をコンピュータ上で確認すれば
(電子署名などの技術が利用できる)問題にならない
が、電子原本を印刷して相手に提示しなければならない
ような場面では、その電子原本が正しいということが保
証されていたとしても、その印刷物が電子原本を正しく
印刷したものであるかどうかの保証が全くない。さらに
言えば偽物の電子文書を印刷したのかも知れないという
疑念が生じ、印刷物が信頼できないということになる。
【0004】従来から、紙の文書についてそれが本物で
あるかどうかを識別できるようにして印刷する技術は、
紙幣,金券,チケットなどの印刷技術として様々な方法
が実用化されてきている。例えば、Verify First Techn
ologies社(http://www.verifyfirst.com/)は紙原本の
偽造防止に特殊なインク・紙・ホログラムなどを用い、
紙原本が本物であるかどうか識別できるようにしてい
る。
【0005】また、Printech社(http://www.printech.
com/)は、SefeCom Secure Printing Systemと呼ぶシス
テムを提供している。このシステムは、ユーザの端末か
ら印刷されたデータを改ざんされないようにプリンタサ
ーバに転送し、ユーザがプリンタのところでカードを通
すとプリンタサーバから印刷データが改ざんされないよ
うにプリンタに転送されて印刷されるというシステムを
提供している。
【0006】Verify First Technologies社が提供して
いるような、紙文書の偽造防止技術を使えばその印刷さ
れた紙文書が本物かどうかを区別することはできるが、
本物の電子文書(原本)を印刷したのか、それとも偽物
の電子文書を印刷したのかを区別することはできない。
つまり、その紙文書に印刷されている内容そのものが元
々の電子原本の内容と同じであることを保証するもので
はない。したがって、紙の偽造防止技術だけでは上記に
述べた課題を解決することはできない。
【0007】また、Printech社のシステムのように、
ユーザが印刷してからすべての工程において印刷データ
を暗号技術などで保護することで、ユーザの端末からプ
リンタまで正しく印刷されたことは保証されるが、その
ように正しく印刷されたという事実そのものは印刷され
た紙文書を見ただけでは判別できない。さらに、そもそ
もユーザの端末において印刷した文書が本物の電子文書
(原本)であったかどうかも分からない。したがって、
印刷工程の印刷データを保護するだけでは上記に述べた
課題を解決することはできない。
【0008】また、他の従来技術として、特許第312
1738号公報「電子出版文書を保護する方法」があ
る。この技術は、電子出版した文書を不正にコピーして
配布されたりしないように、特定の表示装置又はプリン
タのみでしか解読できないような形で暗号化して電子出
版する文書データを配布するものである。この技術は、
目的が電子文書の機密性確保やコピー防止をその目的と
し、データの真正性が確認できるものではない。
【0009】また、他の従来技術として、特開平9−6
9138号公報「サービス端末により処理される書類に
マークを付ける方法と装置」がある。この技術は本人の
アイデンティティが確認されると、それに対応するセキ
ュリティマーク(サインなど)を本人の端末装置におい
て書面に印刷させたりすることができるものである。こ
の技術は、書類を印刷したい本人のアイデンティティを
認証して本人のセキュリティマークが印刷されるだけで
あり、データの真正性が確認できるものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実状に鑑みてなされたものであり、電子文書の真正性
確保のために、確かに本物の電子文書を印刷したという
ことを保証することが可能な、すなわち電子文書の原本
を正しく印刷したことを保証することが可能な、原本性
保証印刷システム、プリント用原本データ作成システ
ム、それらシステムから構成される原本性保証システ
ム、それらシステムとして或いはそれらシステムの各手
段としてコンピュータを機能させるためのプログラム、
及びそれらプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することをその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、印刷
する電子データの真正性を検証する真正性検証手段と、
電子データを真正な文書として通常とは異なる印刷方法
で印刷する真正文書印刷手段とを備え、該真正文書印刷
手段は、前記真正性検証手段によって真正であると確認
された電子データのみを印刷することを特徴としたもの
である。
【0012】請求項2の発明は、印刷する電子データの
真正性を検証する真正性検証手段と、電子データを真正
な文書として通常とは異なる印刷方法で印刷する真正文
書印刷手段と、電子データを一般の文書として通常どお
り印刷する一般文書印刷手段とを備え、前記真正文書印
刷手段は、前記真正性検証手段によって真正であると確
認された電子データのみを印刷し、前記一般文書印刷手
段は、前記真正性検証手段によって真正であると確認さ
れなかった電子データを印刷することを特徴としたもの
である。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記真正性検証手段は、印刷する電子データ
が真正であることを、該印刷データに付与されている電
子署名を用いて検証することを特徴としたものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れか1の発明において、前記真正文書印刷手段は、通常
の印刷では使用しないインク又はトナーでその印刷物が
真正であることを示す情報を印刷することを特徴とした
ものである。
【0015】請求項5の発明は、原本である電子文書を
プリントデータに変換するプリントデータ変換手段と、
プリントデータの改ざんを検知可能とし、前記電子文書
の印刷に係わる保護を行うプリントデータ保護手段とを
備え、該プリントデータ保護手段は、原本である電子文
書からプリント用の原本データを作成することを特徴と
したものである。
【0016】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記プリントデータ変換手段は、原本である電子デ
ータをポストスクリプトデータに変換することを特徴と
したものである。
【0017】請求項7の発明は、請求項5又は6の発明
において、前記プリントデータ保護手段は、前記プリン
トデータに電子署名を付与して保護することを特徴とし
たものである。
【0018】請求項8の発明は、請求項5乃至7のいず
れか1記載のプリント用原本データ作成システムと、請
求項1乃至4のいずれか1記載の原本性保証印刷システ
ムとを備え、前記プリント用原本データ作成システムに
より作成されるプリント用原本データの元となる電子原
本と、前記原本性保証印刷システムにより印刷される印
刷物との関連性が保証されていることを特徴としたもの
である。
【0019】請求項9の発明は、請求項1乃至4のいず
れか1記載の原本性保証印刷システムとして、或いは該
原本性保証印刷システムを構成する各手段として、コン
ピュータを機能させるためのプログラムである。
【0020】請求項10の発明は、請求項5乃至7のい
ずれか1記載のプリント用原本データ作成システムとし
て、或いは該プリント用原本データ作成システムを構成
する各手段として、或いは請求項8記載の原本性保証シ
ステムとして、コンピュータを機能させるためのプログ
ラムである。
【0021】請求項11の発明は、請求項9又は10記
載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】(電子原本作成処理)図1は、本
発明の一実施形態に係るプリント用原本データ作成シス
テムの構成例を説明するための図で、図中、10はプリ
ント用原本データ作成システムを示す。本発明に係るプ
リント用原本データ作成システムは、原本である電子文
書1をプリントデータ2に変換するプリントデータ変換
手段11と、プリントデータ2の改ざんを検知可能と
し、原本である電子文書1の印刷に係わる保護を行うプ
リントデータ保護手段12とを備えるものとする。ここ
で、プリントデータ保護手段12は、原本である電子文
書からプリント用の原本データを作成するものとする。
なお、以降の説明では、電子原本を作成する人を「原本
作成者」、その電子原本を受け取って使用する人を「原
本利用者」、原本利用者から電子原本を印刷したものを
提示される人を「原本参照者」と呼ぶことにする。従来
であれば原本利用者が提示してくる印刷文書(紙文書
等)がもとの電子原本と同じものであるかどうか原本参
照者は知るすべがなかったが、本発明により知ることが
可能となる。すなわち、原本である電子文書の真正性を
維持しつつ紙文書として印刷することが可能となる。
【0023】本実施形態におけるプリント用原本データ
作成システムでは、プリントデータ保護手段12によ
り、プリントデータ2に電子署名を付与してプリント用
原本データ(署名付きプリントデータ)3を作成し、そ
のプリントデータ2に係わる電子文書1を保護する形態
を採る。なお、本発明に係るプリント用原本データ作成
システムには、上述の各手段11,12を備えるシステ
ムであればその他の形態を採用してもよい。
【0024】本実施形態において、原本作成者はまず電
子原本となる電子文書(データファイル)1を作成す
る。勿論、他者が作成したデータファイルを原本作成者
が電子原本とみなす形態を採ってもよい。原本作成者は
このデータファイル1を原本利用者に渡して利用させる
のであるが、原本利用者がこのデータファイル1を真正
な原本に相違ないものとして紙等の記録媒体(以下、被
印刷媒体である記録媒体として紙を代表として説明す
る)に印刷できるようにするために、まず原本作成者側
でプリントデータ変換手段11により、電子原本となる
データファイル1をプリンタが解釈して印刷可能なプリ
ントデータ2に変換する。このプリントデータ2は、具
体的には広く普及しているAdobe社のPostsc
riptや、ページ記述言語の国際標準であるISO/
IEC 10180 SPDL(Standard Page Descri
ption Language)で表現すれば一般的なプリンタがサポ
ートしているため、本発明に係るシステムを実現するの
に最も効率が良いと考えられる。ただし、勿論ここで言
うプリントデータ2はプリンタが解釈できることが要件
であるため、予めどのプリンタで印刷するのかが分かっ
ていれば、そのプリンタに特有のプリントデータであっ
ても構わないし、そのプリントデータが実は先のデータ
ファイルそのものであったりしても構わない。
【0025】なお、将来的なことを考えれば、長期にわ
たる見読性を保つ必要が生じることの多い電子原本を作
成する際に特有のアプリケーションソフトウェアのデー
タフォーマットが使用されるとは考えにくい。したがっ
てXML(eXtensible Markup Language)とスタイルシ
ートを組み合わせたようなものを電子原本のデータファ
イルとして採用することになることが予測される。XM
Lとスタイルシートの組み合わせであれば、プリンタが
解釈するのも非常に簡単であるから、プリンタがデータ
ファイルそのものを解釈する、という話も当然のことな
がら起こり得ることになる。
【0026】作成したプリントデータ2をデータファイ
ル1とともに原本利用者に渡せば原本利用者はそのプリ
ントデータを使って電子原本を紙に印刷できるわけであ
るが、単にこのプリントデータ2を渡したのではこのプ
リントデータが本物かどうかを確認することができな
い。
【0027】図2は、図1のプリント用原本データ作成
システムにおけるプリント保護手段の処理内容を説明す
るための図である。プリントデータ2が本物であるかを
確認するために、原本作成者側では、プリントデータ保
護手段12によりこのプリントデータ2に対して原本作
成者としての電子署名7を付与して署名付きプリントデ
ータ3を作成する。このとき、作成した署名付きプリン
トデータ3が他の署名付きプリントデータとすりかえら
れる可能性があるため、プリントデータ2に電子署名7
を付与する際に、電子署名対象としてプリントデータ2
だけでなく、対応するデータファイルを識別する情報
(識別情報4)を含めるようにする。実際には、プリン
トデータ2に識別情報4を付加したデータのハッシュ値
5を計算し、署名鍵6で暗号化し、公開鍵証明書8を添
付して電子署名7を作成するとよい。
【0028】なお、「データファイルを識別する情報」
とは、その印刷したいデータファイルの内容に応じて適
切なものを選べばよい。識別情報4の典型的な例として
は、データファイル1のファイル名であったり、データ
ファイル1の中に記述されている文書のタイトルであっ
たり、データファイル1につけられている文書番号であ
ったりするであろう。時間とともに内容が更新されてい
くようなデータファイルの場合には識別情報4としてタ
イトルだけではなく日時情報も含めるようにするであろ
うし、作成者の名前が重要な場合には作成者名も識別情
報4の一部として含めるであろう。そのデータファイル
1を何によって識別するべきかについてはそのデータフ
ァイルの種別に応じて適切に選択することになる。した
がって、署名付きプリントデータ3は、プリントデータ
2+識別情報4+電子署名7という構成となる。
【0029】以上のような処理により、署名付きプリン
トデータ3は対応するデータファイル1と識別情報4に
よって関連付けられ、付与されている電子署名7を公開
鍵証明書8の有効性の確認や公開鍵証明書8に付された
公開鍵を用いた復号などにより検証することで、そのプ
リントデータが改ざんされていないかどうか、誰がその
プリントデータが正しいものであることを保証している
のか(この例では署名者である原本作成者)、が後で確
認できるようになる。原本作成者はデータファイルだけ
でなく、上述のように作成した署名付きプリントデータ
も原本利用者に対して渡すことにする。
【0030】ここまで、あえて原本作成者と原本利用者
が別の人であることを想定しているように記述している
が、これは論理的に分けて表現しているだけで、実際に
は原本作成者と原本利用者が同じ人であることも考えら
れる。例えば、2年前に原本作成者が作成しておいた原
本が突然何かの都合で必要となって紙に印刷して提出し
なければならないような状況を考える。2年前作成して
いた原本と相違ないことを保証しつつ印刷するためには
その原本の作成者であっても原本利用者の立場になる。
【0031】また、原本作成者は人であるような記述を
しているが、実際には人ではなく、システムであっても
良い。例えば、証明書を発行するシステムがあったとし
て、その証明書発行システム自身が持つ署名鍵によって
電子署名を付与するような形も考えられる。以下に、原
本作成者から渡されたデータファイルと署名付きプリン
トデータを原本利用者が利用(印刷)する処理を説明す
る。
【0032】(電子原本印刷処理)図3は、本発明の一
実施形態に係る原本性保証印刷システムの構成例を説明
するための図で、図中、20は原本性保証印刷システム
を示す。本発明に係る原本性保証印刷システム20は、
原本である電子文書が正しく印刷されていることを保証
する印刷システムであり、印刷しようとする電子データ
の真正性を検証する手段(真正性検証手段)21と、電
子データを真正な文書として通常とは異なる印刷方法で
(特別な形で)印刷する特別な印刷手段(真正文書印刷
手段)22を備えるものとし、真正性検証手段21によ
って真正性が検証・確認された電子データのみを真正文
書印刷手段22によって印刷することを特徴とする。本
発明に係る原本性保証印刷システム20は電子原本印刷
処理を実行するものであり、その一実施形態として図3
に示す典型的な構成を説明する。
【0033】本実施形態に係る原本性保証印刷システム
20は、真正性検証手段21及び真正文書印刷手段22
の他に、電子データを一般の文書として通常どおり印刷
する一般文書印刷手段23を備えるものとする。真正性
検証手段21により真正性が確認されなかった電子デー
タ(署名付きプリントデータ)3′に対しては、すなわ
ち真正性が確認できない署名付きプリントデータ或いは
単なるプリントデータに対しては、一般文書25として
印刷する。真正性検証手段21により署名付きプリント
データ3′の真正性を確認し、確認できた場合のみ真正
文書印刷手段22により真正文書24として印刷する。
なお、一般文書印刷手段23は必須の手段ではないが、
利便性を考えて基本的に備えることが好ましい。
【0034】図4は、図3の原本性保証印刷システムに
おける真正性検証手段の処理内容を説明するための図で
ある。真正性検証手段21においては、プリントデータ
2′,識別情報4′,電子署名7′を含んでなる署名付
きプリントデータ3′から、プリントデータ2′及び識
別情報4′を取り出してハッシュ値5′を計算し、一方
で電子署名7′を取り出して電子署名7′の公開鍵9に
よりその電子署名7′を復号してハッシュ値5″を求め
る。ここで、ハッシュ値5′とハッシュ値5″とを比較
して、一致すれば署名付きプリントデータ3′が真正で
あると確認され、一致しなければ真正であることが確認
できなかったこととなる。なお、署名付きプリントデー
タ3′が真正であると確認されたことは、それがプリン
ト用原本データ作成システムで作成した署名付きプリン
トデータ3であること、すなわち印刷しようとする電子
データが原本を正しく反映していることが証明されたこ
とを示す。
【0035】図3に示す印刷システム20の原理が成り
立つためには、真正性検証手段21において真正である
と確認されたものだけが真正文書印刷手段22で印刷さ
れることを保証しなければならない。したがって真正性
検証手段21をバイパス(迂回)して直接、真正文書印
刷手段22にプリントデータが送り込まれては意味がな
い。この原本性保証印刷システム20は具体的にはプリ
ンタを想定して説明しており、その想定どおりプリンタ
というデバイス単体にこの手段がすべて含まれているの
であれば、バイパスするルートがないようにそのプリン
タを設計しなければならない。本当にバイパスされない
ようにプリンタについて物理的な耐タンパー性を持たせ
ることまで必要となるかどうかについては、そのプリン
タが設置される場所のセキュリティレベル(誰でも入れ
る部屋に設置されているか、正当なユーザのみが入れる
部屋に設置されているか等)に依存するであろう。一般
的なオフィスであればプリンタの内部に細工をされる心
配までする必要はないかもしれないし、心配であれば部
屋に誰もいないときには部屋のドアに鍵をかけるのが妥
当であろう。
【0036】しかし、もしも真正性検証手段21をプリ
ンタというデバイスの外側に実装した場合、例えば、プ
リンタドライバの中にその真正性検証手段21が含まれ
る場合には、その真正性検証手段21と真正文書印刷手
段22の間には信頼チャネル(trusted−cha
nnel)が確立されなければならない。例えば、プリ
ンタドライバの中の真正性検証手段21と真正文書印刷
手段22との間がネットワークで接続されているような
場合には、それらの間においてSSL(SecureSockets
Layer: http://www.Netscape.com/eng/ssl3/dra ft302.
txt)の相互認証モード(mutual authentication mod
e)を使用して通信するなどして信頼チャネルを確立
し、真正文書印刷手段22に対してバイパスアクセスさ
れる可能性を排除する必要がある。
【0037】信頼チャネルを確立するのではなく、真正
性検証手段21により真正性が確認されたことの証拠
(証明データ)とともにプリントデータを真正文書印刷
手段22に渡すようにしても良い。
【0038】次に、上述した真正文書印刷手段22にお
ける印刷例を原本性保証印刷システム20の典型的な形
態であるプリンタで説明する。図5乃至図7は、真正性
が確認できた場合の署名者名と識別情報を紙に印刷する
例を示す図であり、図5は署名者名と識別情報を余白部
分に印刷する例、図6は特殊用紙に印刷する例、図7は
署名者名と識別情報を蛍光インクで透かしとして印刷す
る例、をそれぞれ示す。原本利用者はデータファイルの
内容について紙に印刷しなければならなくなると、デー
タファイルとともに渡された署名付きプリントデータを
印刷システムに渡す。この印刷システムは典型的にはプ
リンタである。プリンタは渡された署名付きプリントデ
ータについて、まずそれに付与されている電子署名が正
しいものであるかどうか検証する。電子署名が正しくな
い、若しくは正しいものであるかどうかを確認できない
ときにはエラーが発生したことを通知する。エラーを通
知するのがふさわしくない状況であれば、エラー通知の
代わりに単なる通常の印刷処理を行うようにしても良
い。
【0039】電子署名の正当性が確認できれば、プリン
タは署名者の名前を電子署名の中から取り出し、また、
プリントデータとともに渡された識別情報を取り出す。
プリンタは、真正文書24として、プリントデータを通
常通り印刷するのと同時に、図5の符号24aで示すよ
うに署名者の名前と識別情報(この例では、「Security
Evaluation Laboratory SER-20010321-0001」)と印刷
を例えば余白部分に印刷する。このとき、ただ単に署名
者の名前と識別情報を紙面に印字するだけでは簡単にそ
のような印刷物を偽造できてしまう。そのような情報を
あらかじめプリントデータに含めておけばよいからであ
る。そこで、従来技術に挙げたVerify First Technolog
ies社が提供しているような紙文書の偽造防止技術を活
用して偽造できないようにする。
【0040】偽造できないようにする例として最も単純
なものは、プリンタには普通紙を入れておく給紙トレイ
と偽造防止処理が施された紙(ホログラムが入ってい
る、金属繊維がすきこまれている、ブラックライトを当
てるとすかしが浮かび上がるなどの特殊用紙)を入れて
おく特殊給紙トレイを備えておき、電子署名の正当性が
確認されたプリントデータのみ、そのような特殊給紙ト
レイから給紙して真正文書24′として印刷するという
方法である(図6)。なお、ここでは図6の符号24′
aで示すように余白部分に印刷する署名者名と識別情報
が印刷されているものとする。この偽造防止方法は非常
に単純であるために、このプリンタの仕組みだけではセ
キュリティ上不十分である。セキュリティを満足させる
ために、まずプリンタの特殊給紙トレイには鍵がかかる
ようにし、その鍵は例えばそのプリンタのメンテナンス
をするカスタマエンジニア(原本利用者ではない外部の
人間)だけが開けられるようにする。そしてその特殊用
紙の流通はカスタマエンジニア経由だけに制限するとい
ったことを行う必要がある。
【0041】また、偽造できないようにする他の例とし
ては、通常使用するのとは別の偽造防止用の特殊なイン
ク(又はトナー)をプリンタに搭載しておき、電子署名
の正当性が確認されたプリントデータのみ、そのような
特殊なインクを使用して紙に印刷し、印刷物を生成する
という方法である(図7)。本来印刷するべき内容その
ものを特殊インクで印刷しても構わないが、特殊インク
が見えにくいものであればそのようなことをすると読み
にくくなるだけである。そこで、本来印刷するべき内容
そのものは通常のインク(又はトナー)で印刷し、それ
に加えて、例えばブラックライトを当てると光る蛍光イ
ンクを使用して印刷領域に透かしとして同時に印刷す
る。この透かしとして印刷するものは、図7の符号2
4″bで示すように模様のようなものでも良いが、上述
したように図7の符号24″aで示すように余白部分に
印刷する署名者名と識別情報を印刷しても良い。
【0042】他にも、印刷物に特別なスタンプを押す、
はがすと使えなくなるホログラムシールを貼る、磁気を
帯びたトナーを使用して印刷する、フォントの形状を微
妙に変化させて印字する、ディザパターンを通常とは異
なるものにする、画像部分に電子透かしを入れる等、こ
こで特殊な印刷方法について際限なく例を挙げても仕方
がないため例示はここまでにするが、基本となるのは通
常の印刷では使用しない特殊な印刷方式で印刷するとい
うことである。必要となる特殊印刷方式は、その印刷物
に求められるセキュリティレベルに応じてリーズナブル
なものが選ばれるべきであるため、ここでは一意にこの
方法でなければならない、とは特定しない。特殊な印刷
方式そのものをここで発明しているのではない。
【0043】(電子原本参照処理)原本利用者は印刷し
た真正文書を原本参照者に提示する。原本参照者はあら
かじめ、真正文書として印刷されたものはどのような形
式になっているべきであるか検証するすべを知っている
必要がある。例えば、フッター部分には署名者名と文書
番号が印字されているはずであり、それと同じものがブ
ラックライトを当てると紙面中央に透かしとして印刷さ
れているはず、というようなことを知っている必要があ
る。そして、原本参照者は原本利用者から提示された紙
文書について、その検証手段をもって真正文書であるか
そうでないかを検証する。結果として、電子原本の正し
いプリントアウトであることを保証する仕組みが提供で
きる。
【0044】本発明の他の実施形態として、上述した各
実施形態におけるプリント用原本データ作成システム及
び原本性保証印刷システムを組み合わせたシステムも実
現可能である。このシステム(原本性保証システムと呼
ぶ)では、プリント用原本データ作成システムにより作
成されるプリント用原本データの元となる電子原本と、
原本性保証印刷システムにより印刷される内容との関連
性が保証されている。
【0045】以上、本発明の原本性保証印刷システム、
プリント用原本データ作成システム、及びそれらシステ
ムから構成される原本性保証システムを中心に各実施形
態を説明してきたが、本発明は、各システムにおいて実
行される各処理の手順を構成要素とする原本性保証印刷
方法、プリント用原本データ作成方法、及び原本性保証
方法としても実現可能である。また、本発明は、原本性
保証印刷システム、プリント用原本データ作成システ
ム、及び原本性保証システムとして、或いはそれらシス
テムを構成する各手段として、コンピュータを機能させ
るためのプログラム(ソフトウェア)、及び該プログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として
の形態も可能である。
【0046】本発明による原本性保証印刷,プリント用
原本データ作成,原本性保証の各処理を実現するための
プログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態を説
明する。記録媒体としては、具体的には、CD−RO
M、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシ
ュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定で
き、これら記録媒体に上述した本発明の各実施形態に係
る各処理をコンピュータに実行させ、原本性保証印刷,
プリント用原本データ作成,原本性保証のいずれかの機
能を実現するためのプログラムを記録して流通させるこ
とにより、当該機能の実現を容易にする。そしてコンピ
ュータ等の情報処理装置(プリンタ内のコンピュータも
例として挙げられる)に上記のごとくの記録媒体を装着
して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若し
くは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラ
ムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことによ
り、本発明に係わる原本性保証印刷,プリント用原本デ
ータ作成,原本性保証のいずれかの機能を実行すること
ができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、電子原本を正しく印刷
物として印刷していることを保証することが可能とな
り、電子文書の真正性確保をより確実なものとすること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るプリント用原本デ
ータ作成システムの構成例を説明するための図である。
【図2】 図1のプリント用原本データ作成システムに
おけるプリントデータ保護手段の処理内容を説明するた
めの図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る原本性保証印刷シ
ステムの構成例を説明するための図である。
【図4】 図3の原本性保証印刷システムにおける真正
性検証手段の処理内容を説明するための図である。
【図5】 真正性が確認できた場合の署名者名と識別情
報を紙に印刷する例を示す図である。
【図6】 真正性が確認できた場合の署名者名と識別情
報を紙に印刷する例を示す図である。
【図7】 真正性が確認できた場合の署名者名と識別情
報を紙に印刷する例を示す図である。
【符号の説明】
1…電子文書、2、2′…プリントデータ、3,3′…
プリント用原本データ、4,4′…識別情報、5,
5′,5″…ハッシュ値、6…署名鍵、7,7′…電子
署名、8…公開鍵証明書、9…公開鍵、10…プリント
用原本データ作成システム、11…プリントデータ変換
手段、12…プリントデータ保護手段、20…原本性保
証印刷システム、21…真正性検証手段、22…原本性
保証印刷手段、23…一般文書印刷手段、24,2
4′,24″…真正文書、25…一般文書。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/40 B41J 21/00 Z 5C076 // B41J 21/00 29/38 Z 5C077 29/00 G09C 1/00 640D 5J104 29/38 H04N 1/40 Z G09C 1/00 640 B41J 29/00 Z Fターム(参考) 2C061 AQ05 AQ06 AS02 CL10 HJ06 HK11 HN15 2C087 AA13 AC07 AC08 BA03 BA06 BA14 BC05 BC07 BD02 BD07 CB13 DA13 5B009 RC01 VA11 5B021 AA02 BB01 BB04 BB09 CC05 QQ06 5B057 AA11 CB19 CE08 CH01 CH11 CH20 DA17 DA20 5C076 AA14 BA06 5C077 LL14 PP23 PQ12 PQ22 SS02 TT02 5J104 AA09 LA06 PA14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷する電子データの真正性を検証する
    真正性検証手段と、電子データを真正な文書として通常
    とは異なる印刷方法で印刷する真正文書印刷手段とを備
    え、該真正文書印刷手段は、前記真正性検証手段によっ
    て真正であると確認された電子データのみを印刷するこ
    とを特徴とする原本性保証印刷システム。
  2. 【請求項2】 印刷する電子データの真正性を検証する
    真正性検証手段と、電子データを真正な文書として通常
    とは異なる印刷方法で印刷する真正文書印刷手段と、電
    子データを一般の文書として通常どおり印刷する一般文
    書印刷手段とを備え、前記真正文書印刷手段は、前記真
    正性検証手段によって真正であると確認された電子デー
    タのみを印刷し、前記一般文書印刷手段は、前記真正性
    検証手段によって真正であると確認されなかった電子デ
    ータを印刷することを特徴とする原本性保証印刷システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記真正性検証手段は、印刷する電子デ
    ータが真正であることを、該印刷データに付与されてい
    る電子署名を用いて検証することを特徴とする請求項1
    又は2記載の原本性保証印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記真正文書印刷手段は、通常の印刷で
    は使用しないインク又はトナーでその印刷物が真正であ
    ることを示す情報を印刷することを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1記載の原本性保証印刷システム。
  5. 【請求項5】 原本である電子文書をプリントデータに
    変換するプリントデータ変換手段と、プリントデータの
    改ざんを検知可能とし、前記電子文書の印刷に係わる保
    護を行うプリントデータ保護手段とを備え、該プリント
    データ保護手段は、原本である電子文書からプリント用
    の原本データを作成することを特徴とするプリント用原
    本データ作成システム。
  6. 【請求項6】 前記プリントデータ変換手段は、原本で
    ある電子データをポストスクリプトデータに変換するこ
    とを特徴とする請求項5記載のプリント用原本データ作
    成システム。
  7. 【請求項7】 前記プリントデータ保護手段は、前記プ
    リントデータに電子署名を付与して保護することを特徴
    とする請求項5又は6記載のプリント用原本データ作成
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか1記載のプリ
    ント用原本データ作成システムと、請求項1乃至4のい
    ずれか1記載の原本性保証印刷システムとを備え、前記
    プリント用原本データ作成システムにより作成されるプ
    リント用原本データの元となる電子原本と、前記原本性
    保証印刷システムにより印刷される印刷物との関連性が
    保証されていることを特徴とする原本性保証システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれか1記載の原本
    性保証印刷システムとして、或いは該原本性保証印刷シ
    ステムを構成する各手段として、コンピュータを機能さ
    せるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至7のいずれか1記載のプ
    リント用原本データ作成システムとして、或いは該プリ
    ント用原本データ作成システムを構成する各手段とし
    て、或いは請求項8記載の原本性保証システムとして、
    コンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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