JP4531695B2 - ファイリング用具用綴具 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ファイルに関し、特に綴じ穴を有するシートの着脱が容易な綴じ具であって穴綴じするとともに各部品への分解が容易なファイルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のファイルとしては、例えば、可撓性はあるが伸縮性の小さい合成樹脂で被覆した綴り紐と、帯状板の上面に二条のリブを立設したファイル(実開昭62−162070号)や、引出し用の切欠および嵌着用受部を設けた底板を有する箱体と、断面コ状の押さえ具と、箱体の嵌着用受部に嵌着させる嵌着用突部を有する止め具から構成されるファイル(実開昭54−151420号)や、ファイル表紙と、係止部と被係止部を備えた帯状部材から形成されるファイル(特開昭60−192696号)が提案されている。
【先行技術文献1】
実開昭54−151420号
【先行技術文献2】
特開昭60−192696号
【0003】
これらの提案は、いずれも従来からのファイルの機能を備え、環境保全への対応についての考慮が一部なされているものである。
【0004】
実開昭62−162070号は、部品点数が少なく、金属部品を必要とせず、構成も簡単であるという利点を有するものであるが、ファイルを固定する綴り紐の穴が2つであるため、クリアファイル等のシートを装着した場合に、穴一つ当たりに加わる荷重が大きく固定が不安定であり機能的には不十分となる場合がある。
【0005】
また、実開昭54−151420号は、金属部品を必要とせず、機能的にも複数の穴を備えているため、着実にシート等を固定することができる。一方、部品点数が増加すると共に、着脱が容易とは言い難く、その構造も必ずしも簡単ではない。
【0006】
さらに、特開昭60−192696号は、部品点数も少なく、金属部品を使用することなく、簡単な構造で確実にシートが固定でき、中途からシートの抜き差しや追加が可能である。しかしながら、ファイルの上下から折り畳み式の帯状部材を利用するため、折曲部分に白化などの外観悪化が生じやすく、しかも強度的にも弱くなるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、ファイルとして十分機能するためにシートが確実に固定できると共に、中途からの抜差や追加が容易で、使い勝手がよく、なおかつ、部品点数が少なく、素材が多種とならず、構造が簡単な綴じ穴を有するシートの着脱が容易なファイルを提供することにある。
【発明の開示】
【0008】
本発明は、ファイルの表紙にシートを綴じるためのファイリング用綴具であって、前記ファイリング用綴具は、基板と、当該基板に接続する係止棒とを備え、前記係止棒と前記表紙との間に前記シートを挟んで綴じるように形成され、前記基板は、前記表紙に設けられ、当該基板の底板部の少なくとも一面に複数の係止部を有し、前記係止棒は、押圧部を有し、さらに前記基板と前記係止棒とが対向した状態において前記係止部に対応する位置に被係止部を有し、前記被係止部は、前記基板と前記係止棒とが接続されているときに前記係止部と係合しない着脱部と、前記係止部と係合する係合部とを有し、前記係合部は、前記係合部と前記係止部とが異なる複数の位置で係合するように形成され、前記押圧部は、前記係合部と前記係止部とが異なる位置で係合したそれぞれの状態によって、前記押圧部の前記基板に対向する箇所と前記基板との距離が異なるように、前記押圧部の表出面が形成されているため、綴り込むシートの枚数に適したファイリングが可能である。
【0009】
前記押圧部と前記係合部とが前記係止棒の軸方向に連設され、前記押圧部は、前記係合部の中心軸とは異なる中心軸を有し、少なくとも2の面を有する多角形柱状に形成され、前記係止部と前記係合部とが係合する際に、前記基板と前記係止棒とは前記係合部の中心軸を中心として回転する方向の2の状態で係合し、第一の面が前記基板と対向する第一の状態と、第二の面が基板と対向する第二の状態とで、前記基板との距離が異なるように形成されている。
請求項1に記載のファイリング用具用綴じ具。
【0010】
平板からなる2枚の表装部がその一辺でそれぞれ背装部と連設されて一体となる表紙に対応する係止棒から構成されて複数のシート穴部を中央に列状に設けられるシートを綴じるファイリング用具用綴具において、前記背装部はその表面に複数立設される係止部を備え、前記シートはそのシート穴部に前記係止部が貫通されて、係止棒はこの係止部の位置に対応する位置に複数の被係止部が設けられて、前記各被係止部が前記各係止部それぞれ係止されることにより前記係止棒と表紙との間に前記シートが固定されるものである。
【0011】
ここで、係止棒の被係止部係止部が係止されて固定するが、以下の請求項のように係止部被係止部を挟持することもできるし、さらに、係止部は鍔部を備える鍵状に形成され、係止棒の被係止部に穴部を設けて係止させてもよい。
【0012】
平板からなる2枚の表装部がその一辺でそれぞれ背装部と連設されて一体となる表紙の表側に設けられる背装部より長さの短い基板と背装部裏側に基板に対応する係止棒とから構成されて複数のシート穴部を中央に列状に設けられるシートを綴じるファイリング用具用綴具において、前記背装部は複数の表紙穴部が設けられて、基板はその表面に複数立設される係止部を備え、この係止部は背装部に設けられた複数の表紙穴部を貫通し、前記シートはそのシート穴部に前記係止部が貫通されて、係止棒はこの係止部の位置に対応する位置に複数の被係止部が設けられて、前記各被係止部が前記各係止部に係止されることにより前記係止棒と表紙との間に前記シートが固定される。
【0013】
ここで、基板を利用することで、物品の分解や分別が容易となり、使用後の環境対策が容易となる。
【0014】
シートは、中央部が圧着されて複数の穴部が設けられるとともに上部に開口部が設けられた透明な袋状に形成されることを特徴とする。ここで、中央部の圧着は、熱溶着または超音波ウェルダーが一般的であるが、接着材を利用した接合でも良く、また、中央部全面を圧着する場合と、一部を溶着する場合を含む。
【0015】
係止棒は、径が小さい被係止部とこの被係止部より径の大きい押圧部とから構成されることを特徴とする。ここで、被係止部と押圧部の長さの比は固定されるものではないが、押圧部が長ければよりしっかりシートが固定される。
【0016】
係止棒は、その中央に薄板を挿入して水平移動させるための係着凹部が刻設されることを特徴とする。
【0017】
被係止部は、結合溝が長軸方向に刻設された係合部と、曲面から構成される着脱部とから構成される。
【0018】
ここで、係止溝の長さは任意であるが、連設される着脱部に近接するとともに溝の幅を狭め、また深さを浅くするとよりスムーズに係止溝内を鍵部が移動可能となる。
【0019】
結合溝は、円形曲面の点対称の4点が切欠けされることを特徴とする。
【0020】
この結合溝は、より好適には2つの溝が2組で対となる構成であることが望ましい。
【0021】
押圧部は、被係止部の中心軸線が押圧部の中心軸より特定方向に偏って設けられること(偏心構造)を特徴とする。
【0022】
ここで、特定方向とは、押圧方向される方向である。この偏りの度合いを調整することでシートの枚数の加減に対応可能である。
【0023】
係止部は、その間に係止棒を挟持する挟持部の先端に設けられる鍵部が互いに内側に突出されることを特徴とする。ここで、突出は垂直に突出する場合と、傾斜角をもって突出と両方を備える。
【0024】
被係止部に刻設された係合部は、その中央に鍵部を係止するようにすべり止め突起部を突設させることを特徴とする。
【0025】
係止部は、対向する挟持部の間に挟持部より高さの低い板状のストッパ部が背装部より垂直に突設されることを特徴とする。このストッパ部の高さは、係止棒の着脱部によって定まる値であり、任意に構成しうる。
【0026】
係止棒の結合溝と結合溝底部は係合する基板係止部に合わせ鋭角に刻設することを特徴とする。鋭角に刻設することでより係合が強固なものとなる。
【0027】
係止棒の片面周辺部にリブを設けるとともに径の違う2つの円を一部結合させた形状の穴部が複数形成されることを特徴とする。
【0028】
係止棒は、矩形状に形成されて外側四辺端部はそれぞれ一方の面である表面に対して垂直外向きにリブが突設されることを特徴とする。
【0029】
係止棒はその長軸方向に沿って複数個の穴部が予め定められた位置に穿設されて前記穴部は直径の大きい開放径穴部と直径の小さい係止径穴部が一部重なって形成されて、背装部より垂直に突設される突起部に設けられる係止溝部が係止固定されることを特徴とする。
【0030】
係止棒は軸心を中心とする弧状曲面と平面とからなり背装部より垂直に突設される突起部に背装部の長軸方向と平行に貫通する円形穴部に貫入することを特徴とする。
【0031】
係止棒は矩形であってその長辺端部全体に突設される複数のリブの相対する面に溝が刻設されて背装部より垂直に突設される突起部に設けられる環状リブと咬合することを特徴とする。
【0032】
係止棒は一方の面の両長辺に前記面に垂直に突設されたリブと、前記リブの一方の端部にそれぞれ設けられる長方形の被掛止用穴部と、前記リブの他方の端部に穿設される第1ピン孔とを備え、背装部に垂直に相対して立設される平板と、前記平板の中央に開口される第2ピン孔と、第1ピン孔と第2ピン孔に貫通して係止棒を回動可能に固定するピンと、背装部の他端に設けられる固定部に背装部と垂直に突設されて側面に掛止部を備える第2平板とから構成されて前記掛止部が前記被掛止用穴部に掛止して係止棒を固定することを特徴とする。
【0033】
係止棒は複数の円形に刻装される刻装部と、前記刻装部中央に穿設されるスリットと、背装部より突設される環状リブを備える突部とを備えて係止棒を前記突部に固定されることを特徴とする。
【0034】
係止棒は可撓性を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
本発明のその他の詳細、利点および特徴については、添付図面を参照しながら以下に記す6つの実施例によって明らかにされる。
【0036】
以下、本発明の第1の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0037】
ファイル2は、図1に示すようにファイル本体4とファイリング用具用綴具6とを備えている。ファイル本体4とファイリング用具用綴具6は合成樹脂成形品であり、ファイル本体は押出し成形もしくは射出成形、ファイリング用具用綴具は、射出成形等により一体成形されたものである。ファイル本体4は、縦長矩形状の背装部8と、この背装部8を挟んでその長辺側両側に連設された縦長矩形状の一対の表装部10、12とを備えている。図2に示すように、背装部8と表装部10、12の境界にはファイル本体4の厚みより肉厚が薄くなったV字溝からなる第1ヒンジ14が形成され、この第1ヒンジ14により表装部10、12が背装部8に対して容易に折り曲げ可能、すなわち、開閉可能とされている。
【0038】
一対の表装部10、12における背装部8側の近傍には、同じく断面V字状の第2ヒンジ16が第1ヒンジ14と所定間隔を開けて、かつ、第1ヒンジ14に平行に形成され、この第2ヒンジ16により、各表装部10、12が折り曲げ可能とされている。背装部8の短辺方向の中央部に長辺方向1列に表紙穴部18が複数設けられる。表紙穴部18は、所定の間隔を開けて配置される。
【0039】
ファイリング用具用綴具6は、可撓自在な複数箇所で係止可能な係止棒20と複数の被係合部を備える基板22とから構成される。係止棒20は、図3〜6に示すように全長が背装部8の長辺とほぼ同一の長さであり、一方の端部に扁平な把持部24を有し、もう一端に係止端部26を備える。係止棒20の把持部24と係止端部26との間には複数の被係止部28と押圧部30が交互に連結されて配置される。
【0040】
この被係止部28は、背装部8における表紙穴部18に対応する位置に設けられる。被係止部28は、結合溝が長軸方向に刻設された係合部32と、曲面から構成される着脱部34とが連結される。係合部32は、図3のA−A断面図である図5(a)に示されるように、4隅に結合溝36が刻設され円形表面38と結合溝36が円周方向には交互に配置される。結合溝36は、被係止部28の軸方向については、被係止部28のほぼ中央まで刻設され、押圧部30側である一端が幅広状に刻まれるのに対して、着脱部34側は、隣接する結合溝36が隣接しながら先細状に刻まれる(図6)。結合溝36は結合溝底部52と直角に刻設させても良いが鋭角に刻設し、係合する基板22の鍵部60と角度を合わせることにより、その係合を強固にすることが好ましい。
【0041】
着脱部34は、図5(b)のB−B断面図に示されるが如く、一切、切欠がなく、滑らかな円形状表面からなる。ここで、係合部32は着脱部34と同一半径であるか、あるいは係合部32の半径は着脱部34の半径よりも小さい。図5では、同一半径の例が示されている。また、係合部32と着脱部34は同軸上に配置される。
【0042】
押圧部30は、図5(c1)のC−C断面図に示されるように所定のRを有する2つのR面44と両長辺でそれぞれ連設される第1底面46と、R面44と接続される2つのテーパ面48と両長辺でそれぞれ連設されるとともに第1底面46と平行するように設けられる第2底面50とを有する。ただし、断面形状は図5(c1)に限定されるものではなく、第1底面と第2底面また、押圧部30の中心軸は、連結される被係止部28の中心軸と同軸上ではなく、被係止部28の中心軸が被係止部28の外周が第1底面46と接する程度に第1底面46側へずれるよう連設される(偏心構造)(図5(c2)、(c3)参照)。
【0043】
図3に示すように、係止棒20の複数の被係止部28の係合部32には、その中央に滑り止め突起部33が突設されている。これは係止棒20を係止させた場合に、係止棒20が係止部56の鍵部60と係止することで左右に動かぬようにするための滑り止めである。滑り止め突起部33は、全ての被係止部28に設けられてもよいし、中央の二つくらいの被係止部28にのみ設けられてもよい。
【0044】
また、係止棒20には、複数の押圧部30のうち中央の押圧部30に係着凹部35が係止棒20の長手方向に垂直に刻設される。この係着凹部35によって係止棒20をスライドさせる際、コイン等を使用すると容易にスライドさせることができる。
【0045】
一方、ファイリング用具用綴具6のもう一方の構成要素である基板22は、図7〜9に示すように底板部54上に複数の係止部56が、被係止部28及び表紙穴部18に対応する位置毎に立設される。この係止部56は、2枚の挟持板58が、底板部54の短辺方向に並立して互いに対向するように底板部54上に立設される。挟持板58は、その上端側部に鍵部60が垂直に突設され、両挟持板58の鍵部60は互いに内向きに向き合うように突設される。または、鍵部60の端部を下方向に下げて結合溝底部52をこの鍵部60と平行となるように挟持板58に対して鋭角に刻設し、鍵部60と結合溝底部52を係合させることにより、その係合を強固にしてもよい。挟持板58は、その根本では隣接する挟持板58同士が側板で連設される。また、この2枚の挟持板58の間には、ストッパ部62が挟持板58と平行に立設され、その高さは、鍵部60の下端より着脱部34の直径程度下となる高さに設定される。また、挟持板58とストッパ部62を含む部分である係止部56の底面の直径が、表紙穴部18の直径より小さく設定され、係止部56が表紙穴部18に挿通可能となるように設計される。ここで、底面の直径とは挟持板58とストッパ部62の底板部54と接合する形状と接する最小の円の直径である。
【0046】
図8に示す係止部56は、ストッパ部62と底板部54との接合部分の片側に表装部を係止するための表装係止切欠部61が設けられている。
【0047】
このファイルに挿入されるシート64は、例えば縦長矩形状の中央部66と、この中央部66を挟んでその長辺側両側に連設された縦長矩形状の2枚のシートが1辺を除き溶着される袋部68を1個ずつ備えている。この中央部66は溶着され、その中央に、被係止部28と同一間隔すなわち、表紙穴部18と同一間隔に配置されるシート穴部70が設けられる。シート64の中央部66の最下部に、シート64の上下を確認するためのシート切欠部71が設けられている。この袋部は、書類等を挿入するための透過フィルムで作成される(図14)。
【0048】
以上の要素から構成されるファイル2の使用法を図10〜14を用いて、その使用方法について示す。まず、ファイル本体4の背装部8に設けられた表紙穴部18に、基板22に設けられた係止部56が挿入される。さらに、本ファイル2に挿入されるシート64のシート穴部70に係止部56が挿入される。これで、係止部56にファイル本体4とシート64が固定される。
【0049】
次に、突出する各係止部56に各着脱部34が対応するように係止棒20を基板22上に配置する。そこで、各着脱部34をすべて押圧することで着脱部34が係止部56内に挟持される。このとき、着脱部34はストッパ部62に接触して停止する(図13(b))。着脱部34の径を係合部32の径より小さくした例を示しており(図13(b)、(c))、着脱部34の径が小さくなると係止部56より着脱しやすくなる。
【0050】
さらに、係止棒20の把持部24を水平方向に押圧して、係止棒20を軸方向にスライドさせると、鍵部60の位置が着脱部34から係合部32へ移動する。このとき、鍵部60は結合溝36を咬止する。この状態が図13(a)に示される状態である。
【0051】
次に、シート64の枚数が多い場合は、係止棒20の把持部24を水平方向に引いて、係止棒20を軸方向にスライドさせると、鍵部60の位置が係合部32から着脱部34へ移動する(図11)。ここで、押圧部30の第1底面46がシート64を押圧するよう下面に配置されると枚数の多いシート64を固定できる。すなわち、着脱部34の中心軸が押圧部30の中心軸とずれているため、第1底面46を下部とすることで回転中心と第1底面46の距離が短く、第1底面46の両端がR面44であるためR面44を含めて有効に押圧部30がシート64を固定する。
【0052】
一方、シート64の枚数が少ない場合は、押圧部30の第2底面50がシート64を押圧するよう下面に配置されると枚数の少ないシート64を固定できる。この場合は、第2底面50を下部とすることで、回転中心と第2底面50の距離が長くなり有効に押圧部30がシート64を固定する。以上の底部を決定した後は、係止棒20の把持部24を水平方向に押圧して、係止棒20を軸方向にスライドさせると、鍵部60の位置が着脱部部34から係合部32へ移動し、鍵部60を結合溝36で咬止させる。
【0053】
以上より、シート64の枚数の多少に応じて係止棒20により最適な押圧と固定が可能となる。
【0054】
次に、シート64をファイル2から開放するためには、まず、係止棒20の係止端部26を水平方向に押圧して、係止棒20を軸方向にスライドさせると、鍵部60の位置が係合部32から着脱部34へ移動する。この状態で、把持部24を引き上げると、容易に端部から順に係止棒20の各着脱部34が各係止部56から開放される(図12及び図13(c))。この方法により、全ての着脱部34が開放された後に、目的のシート64の脱着が可能となる。
【0055】
すなわち、本発明に係るファイリング用具用綴具を利用することで、容易にシートの脱着が可能となる。また、複数の係止部56でシート64が固定されるため、ファイリング用具用綴具6が外れることによる、シート64の離散は発生しない。
【0056】
また、ファイル2の分別廃棄やリサイクルに当たっては、係止棒20を開放後にシート64を外し、ファイル本体4と基板22とに分解されるので、容易に廃棄可能であるとともにリサイクルも容易である。また、何れの素材も同一樹脂等で構成できるため、この点でも廃棄が容易である。
【0057】
上述のような本実施の形態によれば、次のような効果がある。
【0058】
着脱部34の中心軸が押圧部30の中心軸をずらしたことにより、シート64の多少にかかわらず、シート64の固定が可能となる。また、係止棒20と基板22を組合わせることで確実にシート64が固定され、一方で容易に着脱もできる。
【0059】
さらに、ファイル2を構成する部品は、係止棒20と基板22とファイル本体4と少ないため、部品コストおよび製造コストともに低減できる。また、構造も簡単であるため、構造要因の製造工程が削減されるとともに、使用時の故障や破損も低減できる。
【0060】
その上、ファイル2を構成する部品は、いずれも樹脂で形成され、金属部品を一切必要としないため、製造工程が削減されることによるコストの低減と、廃棄及びリサイクルが容易であり、また本体の軽量化を図ることができる。また、樹脂に混合させる染料を変更することで、様々な色彩を含むデザインの採用が可能となる。
【0061】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、前記実施形態において、基板22とファイル本体4とは別々の構成としたが、これに限らない。すなわち、ファイル本体4に予め係止部56を立設させて一体化させることも可能である。確実に係止棒20が係止できればいずれの構成でもよい。ただし、本実施形態のように別々の構成とすることで、射出成型用金型をいたずらに複雑化させないことによるコスト低減や、別物品とすることによる剛性の維持ができることで、本実施例が好ましい。
【0062】
本発明の実施例では、係止部56および被係止部28の数を6個としたが、この個数に限定されるものではなく、2個以上ならば構成可能であるが3個以上が望ましく、施装可能な数であればいかなる数であってもよい。
【0063】
また、1つのファイル本体に複数組の綴具部を平行に設けてより多くのシートを綴じることが可能になる。図15には、2組の綴具部を設けた例のファイル本体80を示す。背装部82には2列の表紙穴部84が背装部82の長辺方向に平行に設けられており、単一のヒンジ83で表装部88と背装部82とが折れ曲がるように構成されている。図16には、ファイルの表装部88に2組のシート86を綴じた場合の全体図を示す。
【0064】
さらに、押圧部30の断面は2つの平面を含む形状としたが、一方をR面とすることや、平面の数をさらに増加させて3面や4面とすることでより、枚数による押圧方法の調整が可能となるよう構成してもよい。
【0065】
そして、鍵部60と結合溝36との突設角度及び刻設角度を急傾斜としてその係止を強固な固定に変更することもできる。
【0066】
また、本発明を構成する合成樹脂は、ファイルを成形できるものであれば特に限定はない。例えば、ポリプロピレン、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂を採用することもできる。さらに、これら各樹脂にタルクや炭酸カルシウム等の充填材、酸化チタン等の着色剤、その他の安定剤、核剤等を添加してもよい。
【0067】
本発明のファイリング用具用綴具の第2の実施例を図17から19に示す。
【0068】
図17(a)は係止棒100の背面図であり、(b)は係止棒100の正面図、(c)はA−A’線の断面図である。矩形状の係止棒100の外側四辺端部はそれぞれ一方の面である背面105に対して垂直外向きにリブ102が突設される。係止棒100の背面105に、被係止部を形成する穴部103が、係止棒100の長軸方向に沿って予め定められた位置に複数個穿設されている。穴部103は、直径の大きい開放径穴部104と直径の小さい係止径穴部106とが一部重なった状態に形成される。開放径穴部104が着脱部を、係止径穴部106が係合部をそれぞれ形成し、この開放径穴部104と係止径穴部106とが接合する接合部にはいずれの直径よりも小さい幅Yを有する括れ部109が設けられる。この括れ部109の両外側にたわみ用肉盗み穴部101が刻設されている(図17(d))。
【0069】
図17(e)は基板120の側面図である。基板120は、係止棒100における穴部103と同数の円筒形の突起部116が底板部118の一方の面に対して垂直方向に穴部103に対応する位置に突設される。
【0070】
突起部116は上から頭頂部110と、その下部に頭頂部110より直径が小さい係止溝部112と、さらにその下に軸部114とから構成される。係止溝部112の直径Zは括れ部109の幅Yより若干大きく設定されている。
【0071】
係止棒100は可撓性の材質で構成することもできるが、好適には剛性を有する材質で構成される。
【0072】
次に図18、19を用いて本実施例の作用について説明する。
【0073】
図18(a)には、係止棒100の正面が外向きとなり突起部116が開放径穴部104側に位置する状態、(b)係止棒100の正面が外向きとなり突起部116が係止径穴部106側に位置する状態を示している。図18(c)には、係止棒100の背面が外向きとなり突起部116が係止径穴部106側に位置する状態を示す。
【0074】
表装部122の背装部とシート124には基板120の突起部116に対応した位置に穴が設けられている。突起部116を表装部122の穴部とシートの穴部に挿入した後、さらに係止棒100の開放径穴部104に挿入し、係止棒100を長軸方向の係止径穴部106方向へスライドさせて突起部116を係止径穴部106に係止固定する。
【0075】
図19(a)は図18(a)のB−B’線の断面図であり、シート124が少ない場合に綴じられている状態である。係止棒100は正面107を表装部122に対して外側にして綴じられている。この場合、リブ102が押圧部を形成する。図19(b)は同じく図18(b)のC−C’線の断面図である。シートが多い場合、係止棒100の表裏を逆にして背面105を表装部122に対して外側にして綴じられている。
【0076】
係止棒100の穴部103は括れ部109が設けられていることにより、開放から係止状態、係止状態から開放へ係止棒100をスライドさせて操作する際、適度な乗り上げ感を作り出している。
【0077】
上記スライド操作時の適度な乗り上げ感と繰り返しの摩擦による乗り上げ感の変化を少なくするため、係止棒100の外側にたわみ用肉盗み穴101が設けられる。
【0078】
係止棒100は片面が周辺部が持ち上がったリブ構造に設けられているため、綴じた状態でそのリブ102が突起部116の溝部112より表装部122側に向かっているとき(図19(a))、より少ないシートを動かないように綴じることができ、リブ102が溝部112より上に向いているとき(図19(b))、より多くのシートを綴じることができる。
【0079】
本発明のファイリング用具用綴具の第3の実施例を図20に示す。
【0080】
図20(a)は係止棒140の正面図である。係止棒140は一端にフック用穴部142が穿設されている。もう片方の一端には係止棒140より少し幅の広いストッパー156が設けられている。図20(b)はA−A’線の断面図である。係止棒140はその断面が半円形であり、曲面144と平面146から構成される。図20(c)は基板148の側面図である。底板部152上に、予め定められた間隔で突起部150が底板部152に対して垂直に突設される。突起部150はその上部に底板部152の長軸方向と平行に円形穴部154が穿設される。底板部152の一方の端部にフック部160が突起部150と平行に突設される。このフック部160をフック用穴部142に挿入し係止棒を固定する。
【0081】
図20(d)(e)(f)で本実施例の作用について説明する。
【0082】
係止棒140が、係合部を形成するフック用穴部142のある端部からフック部160とは反対側の突起部150の円形穴部154から底板部152に平行に挿入される。係止棒140のフック用穴部142を有する先端がフック部160近傍まで到達すると、係止棒140のフック用穴部142にフック部160が挿入される。その際のフック部160と隣接する突起部150の断面図を図20(d)に示す。フック用穴部142にフック部160を挿入し、係止棒140を固定する。ここで、フック部160の先端の係止部161はフック部160の中央より径が太くフック用穴部142に挿入後係止する。
【0083】
図20(e)(f)は突起部頂部から底板部152方向に底板部152の長手方向と垂直に切断した場合の断面図を示し、(e)はシート162が少ない場合に綴じられている状態を示している。係止棒140はその曲面144が表装部166側に面するように円形穴部154に挿入されている。曲面144を表装部166側に面するようにすると円形穴部154において係止棒140が表装部166側に配置されて係止棒140と表装部166の間隔が短くなる。図20(f)はシートが多い場合、係止棒140の表裏を逆にして、つまり、曲面144を表装部166に対して外側にして円形穴部154に挿入される。平面146を表装部166側に面するようにすると円形穴部154において係止棒140は表装部166と反対側に配置されて挿入することで係止棒140と表装部166の間隔が長くなる。つまり、係止棒140の断面を半円形にすることで、表裏で背装部表面と係止棒140との距離を変えられる。
【0084】
係止棒140は可撓性に富んだ素材で構成されてもよいが、より好適にはフック部160を樹脂弾性で係止、解除するためナイロン等の弾性に富んだ剛性樹脂素材を使用するのが望ましい。
【0085】
本発明のファイリング用具用綴具の第4の実施例を図21に示す。
【0086】
図21(a)は係止棒180の正面図であり、図21(b)はA−A’線の断面図である。係止棒180は一方の面181の両長辺に前記面181に垂直に突設され、押圧部を形成するリブ183、185を備え、両リブ183、185の相対する面に2本の溝部182、184が刻設される。2本の溝部のうち前記面181に近い方を内側溝部182、前記面と離れた方を外側溝部184とする。
【0087】
図21(c)は基板186の側面図である。底板部188上の予め定められた間隔で円筒形の突起部190が一方の面に垂直に突設される。突起部190はその頂部とその下部に2枚の環状リブが設けられている。その環状リブを突起部190の頂部から順に第1環状リブ192、第2環状リブ194とする。係止棒180の内側溝部182と外側溝部184に咬合するよう同等のサイズに設定される。
【0088】
次に本実施例の作用について説明する。
【0089】
係止棒180は基板186のいずれか一方の端部の突起部190からスライドさせて係止及び開放させる。
【0090】
図21(d)では、シートの枚数が少ない場合、突起部190の頂部が面181と接するように突起部190が係止棒180に挿入されており、内側溝部182と第1環状リブ192、外側溝部184と第2環状リブ194が咬合する。図21(e)では、シート枚数を増やした場合、突起部190の頂部と面181とが隔離した状態で挿入する。つまり、外側溝部184と第1環状リブ192が咬合する。
【0091】
係止棒180は合成樹脂による射出成形でも可能であるが、初期投資金額の安価な押し出し成形が好適である。また、係止棒180は可撓性を有する素材から構成されることもできるが、好適には剛性を有する素材から構成されることが望ましい。
【0092】
本発明のファイリング用具用綴具の第5の実施例を図22を用いて説明する。
【0093】
図22(a)に示すように、係止棒200は一方の面の両長辺に前記面に垂直に突設され、押圧部を形成するリブ204、206を備え、両リブ204、206の一方の端部にそれぞれ長方形の被掛止用穴部202が設けられる。係止棒200の他方の端部にも、両リブ204、206を貫通する貫通孔221、223が穿設される。一方、表紙209の背装部に垂直に平板225、227が相対して立設される。前記平板225、227の中央にも貫通孔221、223に対応する貫通孔229、231が開口され、貫通孔221、223と貫通孔229、231はピン233により固定され係止棒200がピン233を中心に回動可能に固定される。
【0094】
表紙209の背装部及びシート216の背装部に対応する部分には複数の穴部218が予め定められた間隔で設けられる。基板207は、底板部208上に円筒形の突起部214が穴部218と同数、穴部218に対応する間隔で設けられる。
【0095】
図22(c)に、固定具210の拡大図を示す。固定具210は係止棒200の被掛止用穴部202に掛止するための2枚の平板部213を備えている。表紙209に取り付けられる底部211から垂直に2枚の平板部213が係止棒200と平行に突設され、その平板部213の上部には両平板部と互いに反対側に向けてテーパー状の掛止部212が設けられている。2枚の平板部213の間隔は係止棒200のリブ204、206の間に挿入できる幅に設定されている。
【0096】
底板部208に平板225、227と反対側端部であって固定具210よりさらに所定の間隔を設けて押え部215が立設される。図22(c)に示すように、押え部215の両側面に平板225、227方向へ側面テーパー部222が形成される。傾斜方向は係止棒200の長軸方向に向かってその先端がすぼまるようにテーパーが形成される。
【0097】
図22(d)(e)で本実施例の作用について説明する。
【0098】
表紙209とシート216の穴部218を突起部214に挿入し、ピン233を軸に係止棒200が回動して被係止用穴部202が平板部213に掛止し、リブ204、206がシート216を押圧することによってシート216を固定する。シート216を綴じて係止棒200を閉じた状態の突起部214を含む部分の断面図を図22(d)に示す。
【0099】
図22(e)は係止棒200が閉じられている状態の掛止部212を含む位置の断面図である。掛止部が被掛止用穴部202に掛止され係止棒200がはずれるのを防ぐ。
【0100】
係止棒200を掛止部212から外す場合、押え部215を背面から係止棒200に押圧すると、両側面テーパー部222が係止棒200のリブ204、206を外方向にたわませる。このため被掛止用穴部202が掛止部212から開放されて、容易に係止棒200を取り外すことができる。
【0101】
係止棒200は可撓性を有する材質で構成されることもできるが、好適には剛性を有する材質で構成されることが望ましい。
【0102】
本発明のファイリング用具用綴具の第6の実施例を図23(a)〜(d)を用いて説明する。
【0103】
係止棒240は図23(a)に示すように予め定められた間隔で複数の開口部244が設けられている。開口部244は円形状に刻装されている。その刻装部249の中央に丸穴部248が設けられ、各丸穴部248と同軸状に、係止棒240の長軸方向と平行に直線状に2つのスリット部246、247が設けられている(図23(b))。シート250及び表紙252の背装部には開口部244と同数で同じ間隔の穴部242、243が設けられている。
【0104】
基板260は底板部268と突起部262からなり、突起部262は軸部266の先端にテーパー状のリブ264とからなる。リブ264の径はスリット部246、247の長さZとほぼ同等に設定する。軸部266の径は丸穴部248の径とほぼ同程度に設定する。
【0105】
本実施例の作用を説明する。
【0106】
基板260の突起部262を表紙252及びシート250の穴部243、242に挿入し、係止棒240の開口部244に挿入する。スリット部246、247が開くことにより、丸穴部248より径の大きいリブ264を挿入することができ、またスリット部246、247が閉じているとき突起部262から係止棒240がはずれるのを防ぐ。
【0107】
ファイルを係止する際に係止棒240の表裏を使い分けることにより、綴じることのできるシートの厚みが変わる。図23(c)で、シートの枚数が少ない場合の綴具部断面図を示す。刻装部249の面をシート側にすると突起部262のリブ264の下面が刻装部249と反対側の面に接し、刻装部の深さ分だけ表紙252と係止棒240との距離が小さくなり、少ない枚数のシート250を綴じることができる。図23(d)で、シート追加時の綴具部断面図を示す。刻装部249と反対側の面をシート側にすると開口部244にはめ込まれたリブ264の下面が刻装部249の底面に接し、係止棒240と表紙252との距離が大きくなって多くのシート250を綴じることができる。
【0108】
係止棒240はポリエチレン等の柔らかい素材で構成される。
【図面の簡単な説明】
【0109】
【図1】本発明に係るファイリング用具用綴具の第1の実施例を示す全体図である。
【図2】本発明に係るファイリング用具用綴具の第1の実施例を示す表紙の平面図である。
【図3】本発明に係るファイリング用具用綴具における係止棒の第1の実施例を示す正面図である。
【図4】本発明に係るファイリング用具用綴具における係止棒の実施例を示す側面図である。
【図5】本発明に係るファイリング用具用綴具における係止棒の実施例を示す(a)A−A断面図、(b)B−B断面図、(c1)C−C断面図、(c2)上底面が下底面より幅広であるC−C断面図、(c3)上底面の幅と下底面の幅が略等しいC−C断面図、(d)右側面図である。
【図6】本発明に係るファイリング用具用綴具における係止棒の実施例を示す詳細図である。
【図7】本発明に係るファイリング用具用綴具における基板の実施例を示す正面図である。
【図8】本発明に係るファイリング用具用綴具における基板の実施例を示す側面図である。
【図9】本発明に係るファイリング用具用綴具における基板の実施例を示す(a)A−A断面図、(b)B−B断面図である。
【図10】本発明に係るファイリング用具用綴具の実施例を示す背面図である。
【図11】本発明に係るファイリング用具用綴具の実施例を示す詳細図である。
【図12】本発明に係るファイリング用具用綴具の実施例を示す詳細図である。
【図13】本発明に係るファイリング用具用綴具の実施例を示し、(a)係止部56が係合部32にある際の断面図、(b)係止部56が着脱部34にある際の断面図、(c)着脱部34が係止部56から開放される断面図である。
【図14】本発明に係るファイリング用具用綴具の第1の実施例のシートを示す構成図である。
【図15】本発明に係るファイリング用具用綴具の第1の実施例の綴具部を複数にした例を示す表紙の平面図である。
【図16】本発明に係るファイリング用具用綴具の第1の実施例の綴具部を複数にした例を示す全体図である。
【図17】本発明に係るファイリング用具用綴具の第2の実施例を示し、(a)係止棒の裏面図、(b)係止棒の正面図、(c)係止棒の開放径穴部の断面図、(d)係止棒の裏面の穴部拡大図(e)基板の側面図である。
【図18】本発明に係るファイリング用具用綴具の第2の実施例を示し、(a)シートが少ない場合の綴具部拡大図であり、突起部が開放径穴部側にある状態を示した図、(b)シートが少ない場合の綴具部拡大図であり、突起部が係止径穴部で係止した状態を示した図、(c)シート追加時の綴具部拡大図であり、突起部が係止径穴部で係止した状態を示した図である。
【図19】本発明に係るファイリング用具用綴具の第2の実施例を示し、(a)シートが少ない場合の綴具部断面図、(b)シート追加時の綴具部断面図である。
【図20】本発明に係るファイリング用具綴具の第3の実施例を示し、(a)係止棒の正面図、(b)係止棒の断面図、(c)基板の側面図、(d)係止部横断面図、(e)シートが少ない場合の綴具部断面図、(f)シート追加時の綴具部断面図である。
【図21】本発明に係るファイリング用具用綴具の第4の実施例を示し、(a)係止棒の正面図、(b)係止棒の断面図、(c)基板の側面図、(d)シートが少ない場合の綴具部断面図、(e)シート追加時の綴具部断面図である。
【図22】本発明に係るファイリング用具用綴具の第5の実施例を示し、(a)ファイルの構成図、(b)係止棒の支点拡大図、(c)掛止部拡大図、(d)シートを綴じて係止棒を閉じた状態の突起部を含む部分の断面図、(e)係止棒が閉じられている状態の掛止部を含む位置の断面図である。
【図23】本発明に係るファイリング用具用綴具の第6の実施例を示し、(a)ファイルの構成図、(b)係止棒の刻装部の拡大図(c)シートが少ない場合の綴具部断面図、(d)シート追加時の綴具部断面図である。

Claims (22)

  1. ファイルの表紙にシートを綴じるためのファイリング用綴具であって、
    前記ファイリング用綴具は、基板と、当該基板に接続する係止棒とを備え、前記係止棒と前記表紙との間に前記シートを挟んで綴じるように形成され、
    前記基板は、前記表紙に設けられ、当該基板の底板部の少なくとも一面に複数の係止部を有し、
    前記係止棒は、押圧部を有し、さらに前記基板と前記係止棒とが対向した状態において前記係止部に対応する位置に被係止部を有し、
    前記被係止部は、前記基板と前記係止棒とが接続されているときに前記係止部と係合しない着脱部と、前記係止部と係合する係合部とを有し、
    前記係合部は、前記係合部と前記係止部とが異なる複数の位置で係合するように形成され、
    前記押圧部は、前記係合部と前記係止部とが異なる位置で係合したそれぞれの状態によって、前記押圧部の前記基板に対向する箇所と前記基板との距離が異なるように、前記押圧部の表出面が形成された、
    ファイリング用具用綴じ具。
  2. 前記押圧部と前記係合部とが前記係止棒の軸方向に連設され、
    前記押圧部は、前記係合部の中心軸とは異なる中心軸を有し、少なくとも2の面を有する多角形柱状に形成され、前記係止部と前記係合部とが係合する際に、前記基板と前記係止棒とは前記係合部の中心軸を中心として回転する方向の2の状態で係合し、第一の面が前記基板と対向する第一の状態と、第二の面が基板と対向する第二の状態とで、前記基板との距離が異なるように形成された、
    請求項1に記載のファイリング用具用綴じ具。
  3. 前記基板は前記表紙に設けられ、当該基板の底板部に、複数の係止部が前記表紙の内側面に向けて立設するように形成され、
    シートは、前記係止部に対応する位置にシート穴部が複数設けられ、前記係止部が前記シート穴部を貫通して、前記シートと前記表紙との間の相対位置が決定され、前記係合部が前記係止部に係止されることにより前記係止棒と表紙との間に前記シートが固定される、
    請求項1又は2に記載のファイリング用具用綴具。
  4. 前記ファイリング用綴具は、基板が前記表紙の外側に着脱可能に設けられ、
    前記表紙は、基板を前記表紙の外側に装着した状態において、前記係止部に対応する位置に複数の表紙穴部が設けられ、
    前記係止部が前記表紙穴部を貫通した状態で前記係止部と前記係合部とが係合して、前記基板と前記係止棒との間に前記表紙と前記シートとを挟んで接続される、
    請求項1または2に記載のファイリング用具用綴じ具。
  5. シートは、中央部が圧着されて複数の穴部が設けられるとともに上部に開口部が設けられた透明な袋状に形成されることを特徴とする請求項3または4記載のファイリング用具用綴具。
  6. 係止部は、押圧部と係合できないように形成された、
    請求項1から5に記載のファイリング用具用綴具。
  7. 係止棒は、その中央に薄板を挿入して水平移動させるための係着凹部が刻設されることを特徴とする請求項3または4記載のファイリング用具用綴具。
  8. 被係止部は、係止棒の軸方向に結合溝が刻設された係合部と、略円柱状に形成された着脱部とが前記係止棒の軸方向に連設され、
    係止部は、結合溝を挟み込んで係合する鍵状を呈し、
    前記着脱部は、前記係止部に対して着脱自在に形成され、
    係止棒は、前記着脱部が前記係止部に取り付けられた後、軸方向にスライド移動されて、前記係合部と前記係止部とが係合するように形成された、
    請求項1から6に記載のファイリング用具用綴具。
  9. 結合溝は、円形曲面の点対称の4点が切欠けされることを特徴とする請求項8記載のファイリング用具用綴具。
  10. 押圧部は、被係止部の中心軸に対して偏った断面形状である、
    請求項6に記載のファイリング用具用綴具。
  11. 係止部は、その間に係止棒を挟持する挟持部の先端に設けられる鍵部が互いに内側に突出されることを特徴とする請求項3または4記載のファイリング用具用綴具。
  12. 係合部は、当該係合部と係止部とが係合した状態における前記係止棒の軸方向の位置ずれ防止するための突起部が設けられている、
    請求項8に記載のファイリング用具用綴具。
  13. 係止部は、対向する挟持部の間に挟持部より高さの低い板状のストッパ部が背装部より垂直に突設されることを特徴とする請求項3または4記載のファイリング用具用綴具。
  14. 係止棒の結合溝と結合溝底部は係合する基板係止部に合わせ鋭角に刻設することを特徴とする請求項3乃至13記載のファイリング用具用綴具
  15. 係止棒の片面周辺部にリブを設けるとともに径の違う2つの円を一部結合させた形状の穴部が複数形成されることを特徴とする
    請求項1に記載のファイリング用具用綴具。
  16. 係止棒は、矩形状に形成されて外側四辺端部はそれぞれ一方の面である表面に対して垂直外向きにリブが突設されることを特徴とする
    請求項1に記載のファイリング用具用綴具。
  17. 係止棒はその長軸方向に沿って複数個の穴部が予め定められた位置に穿設されて前記穴部は直径の大きい開放径穴部と直径の小さい係止径穴部が一部重なって形成されて、背装部より垂直に突設される突起部に設けられる係止溝部とが係止固定されることを特徴とする請求項15または16記載のファイリング用具用綴具。
  18. 係止棒は軸心を中心とする弧状曲面と平面とからなり背装部より垂直に突設される突起部に背装部の長軸方向と平行に貫通する円形穴部に貫入することを特徴とする
    請求項1に記載のファイリング用具用綴具。
  19. 係止棒は矩形であってその長辺端部全体に突設される複数のリブの相対する面に溝が刻設されて背装部より垂直に突設される突起部に設けられる環状リブと咬合することを特徴とする請求項1記載のファイリング用具用綴具。
  20. 係止棒は一方の面の両長辺に前記面に垂直に突設されたリブと、前記リブの一方の端部にそれぞれ設けられる長方形の被掛止用穴部と、前記リブの他方の端部に穿設される第1ピン孔とを備え、背装部に垂直に相対して立設される平板と、前記平板の中央に開口される第2ピン孔と、第1ピン孔と第2ピン孔に貫通して係止棒を回動可能に固定するピンと、背装部の他端に設けられる固定部に背装部と垂直に突設されて側面に掛止部を備える第2平板とから構成されて前記掛止部が前記被掛止用穴部に掛止して係止棒を固定することを特徴とする請求項1記載のファイリング用具用綴具。
  21. 係止棒は複数の円形に刻装される刻装部と、前記刻装部中央に穿設されるスリットと、背装部より突設される環状リブを備える突部とを備えて係止棒を前記突部に固定されることを特徴とする
    請求項1に記載のファイリング用具用綴具。
  22. 係止棒は可動性を有する、
    請求項1から21に記載のファイリング用具用綴具。
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