JP3817237B2 - 旗の止め具 - Google Patents

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Description

本発明は、幟旗等を竿に固定するのに好適な旗の止め具に関する。
一般的に幟旗を竿へ固定するには、帯布を折り返して環状に形成した複数の乳を、幟旗本体の上縁及び一側縁に適宜間隔毎に縫いつけておき、この乳を縦竿及び縦竿の上端から張り出す横竿に挿通していた。
このような取付構造では、乳を幟旗本体に取り付ける加工が面倒であり、乳が竿に対して移動したり絡まったりし易いので、風が吹くと幟旗の表示が見えなくなるという欠点があった。
そこで、旗本体に着脱することができて繰り返し使用可能な止め具として、プラスチック樹脂を竿に通せるよう輪にして、その両端にそれぞれクリップ部分を設け、スプリングでクリップ部分どうしが接近するよう締め付けた幟、又は旗を竿に止める止め具が提案されている(特許文献1参照)。
ところが、この止め具は、スプリングの力で押圧されたクリップ部により材旗本体を挟持しているので、旗本体がずれたり止め具から外れる虞がある。
また、縦棒に遊嵌する環状の遊嵌部と、昇り旗を挟む部分とを一体化した昇り旗用クリップが知られている(特許文献2参照)。
しかし、このものも昇り旗がクリップから外れたりずれたりしやすく、しかも、昇り旗をクリップによって縦棒へ取り付けるには、クリップをこれとは別体の止め栓によって固定しなければならないため、着脱が面倒であり、止め栓を紛失しやすい。
特開平11−119715号公報 実開平6−16986号公報
本発明が解決しようとする課題は、旗を竿へ位置ずれしないように止め付けることができ、一部材よりなるため構造及び着脱操作が簡単で、繰り返し使用可能な旗の止め具を提供することにある。
本発明の旗の止め具は、軸線を含む平面で円筒体を2分割した形状の一対の半円部を設け、これら半円部の一側縁どうしを回動自在に接合し、前記各半円部の他側縁から外方へ向かってそれぞれ挟持板を延出し、前記挟持板には挟持板どうしを重合した状態で係合する着脱可能な係合具を設け、各挟持板の重合状態において合致する位置にそれぞれ透孔を形成し、一方の挟持板の外面に固定片を起倒自在に設けると共に、該固定片を前記一方の挟持板の外面に重ねた状態で係止する接離可能な係止具を設け、前記固定片の内面に、前記一方の挟持板及び他方の挟持板の透孔へ抜挿自在に挿入される先細ピンを突出してある。
一対の半円部を回動させて挟持板を開き、その間に旗の端部を差し込んでから、一対の半円部を逆回転させて挟持板どうしを重合すると共に係合具を係合し、固定片を倒して一方の挟持板の外面に重ねると共に係止具を係止し、先細ピンを胸部の透孔及びその間に挟まれた旗に通し、旗に止め具を確実に固定する。また、一対の半円部を閉じて形成した円筒部に竿を挿通し、竿に旗を取り付ける。
前記固定片を前記一方の挟持板の先端縁に取り付けても良い。
また、少なくともいずれかの挟持板の内面に、旗の側縁の位置を示す位置決め線を形成すると良い。
請求項1に係る発明によれば、止め具を介して旗を竿へ装着する際に別の固定具を必要とせず、係合具及び係止具を径脱するだけですむため、着脱が容易で部品を紛失する心配もなく、不要になった旗から外して、別の旗を止め付けるのに繰り返し使用することができる。
また、先細ピンが挟持板間に挟まれた旗を貫通するので、旗がずれたり、外れるのを防ぐことができる。
請求項2に係る発明によれば、固定片、挟持板及び半円部を連続して一体成形することができる。
請求項3に係る発明によれば、旗の正確な位置に止め具を装着して、竿に対して正しい姿勢で旗を取り付けることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の旗の止め具Aは、合成樹脂を素材とし、図1及び図4に示すように、一側縁が回動自在に接合された一対の半円部1,2と、半円部1,2の他側縁からそれぞれ延出した挟持板3,4と、一方の挟持板3に設けた固定片5とを一体成形して成る。
一対の半円部1,2は、短尺の円筒体6を、その直径aに沿い、且つ、軸線を含む平面で2分割した形状であり、半円部1,2の一側縁どうしは非常に肉厚が薄い薄肉片7によって回動自在に連結されている。
半円部1,2の他側縁からは、それぞれ半円部1,2と同幅の挟持板3,4が外方に向かって、且つ、直径aに沿って延びている。
一方の挟持板3の基部寄り内面には、矩形の陥没部8が形成され、陥没部8の内周面の適所に複数の係合溝9がそれぞれ形成されている(図6)。
また、一方の挟持板3の外面において、陥没部8よりも先端寄りには矩形の凹部10が形成され、凹部10の内周面両側にはそれぞれ係止溝11が形成されている(図5)。さらに、凹部10の底面の左右両側には円形の透孔12がそれぞれ穿設され、左右の透孔12の間に長孔状の透孔13が穿設されている(図5,図6)。
他方の挟持板4の基部寄り内面には、一方の挟持板3の陥没部8に嵌合可能な矩形突条14が形成され、矩形突条14の外周面には係合溝9とそれぞれ着脱自在にスナップ係合する係合突起15が形成されている(図6)。
一方の挟持板3の係合溝9と他方の挟持板4の係合突起15とは、挟持板3,4を重合した状態で係合する着脱自在な係合具を構成する。
また、挟持板3,4を重合した時に、透孔13の両端部及び透孔12と合致する位置にそれぞれ円形の透孔16が穿設されている。
なお、陥没部8及び突条14の先端寄り端縁は、旗Bの側縁の位置を合わせる位置決め線となっている。
固定片5は、一方の挟持板3の外面先端に、非常に肉厚が薄い薄肉片17を介して起倒自在に連結されている(図4〜図6)。
固定片5は、一方の挟持板3の凹部10に嵌合可能な形状・大きさであって、その両側面には係止溝11と着脱自在にスナップ係合する係止突起18が形成される。一方の挟持板3の係止溝11と、固定片5の係止突起18とは、固定片5を一方の挟持板3の外面に重ねた状態で係止する着脱自在な係止具を構成している。
また、固定片5の内面には、挟持板3,4及び固定片5を重合した状態で、透孔12,13,16へ抜挿自在に挿入される4本の先細ピン19が突出されている。
さらに、固定片5の先端には、外面側に斜めに立ち上がる指掛け片20が一体に形成されている。
この旗の止め具Aは、次のように使用される。
旗Bに止め具Aを装着するには、一対の半円部1,2を、薄肉片7の中央部を中心に他側縁が開く方向に回動させて、一方の挟持板3と他方の挟持板4とを離間させ、その間に旗Bの側端部を差し込む。
旗Bの側縁を位置決め線(陥没部8及び突条14の先端寄り端縁)に一致させて、位置合わせしてから、半円部1,2を逆回りに回動させ、一方の挟持板3と他方の挟持板4とを重合して旗Bの側端部を挟み、一方の挟持板3の陥没部8へ他方の挟持板4の矩形突条14を嵌合し、係合溝9と係合突起15とを係合する(図1〜図3)。
この結果、一対の半円部1,2が合わさって、旗Bの側方へ張り出す円筒体6が形成される。
次に、固定片5を倒して一方の挟持板3の凹部10に嵌合し、係止溝11と係止突起18とを係合して、固定片5を一方の挟持板3の外面に重ねた状態で固定する。また、先細ピン19を一方の挟持板3の透孔12,13及び他方の挟持板4の透孔16へ挿入し、この先細ピン19で挟持板3,4間に挟まれた旗Bを貫通する。
このようにして、図7に示すように、旗Bの側端部に複数の止め具Aを、適宜間隔をあけて装着する。
なお、旗Bの上端部は折り返して縫着し、上縁に沿って筒部21が形成されている。
そして、旗Bの上縁に形成した筒部21へ横竿を挿通すると共に、旗Bの側縁に装着された止め具の円筒体6に縦竿を挿通し、旗Bを竿へ取り付ける。
旗Bから止め具Aを外す際は、指掛け片20に指をかけて固定片5を引き起こし、係合溝9と係合突起15の係合を解除して一方の挟持板3と他方の挟持板4とを離間させれば、簡単に旗Bを止め具から引き出すことができる。
もちろん、旗Bの上縁に止め具Aを装着しても良いし、この止め具Aによって幟旗以外の旗を竿へ取り付けることもできる。
本発明の実施例を示す旗の止め具の平断面図。 同上の一側から見た側面図。 同上の他側から見た側面図。 同上の展開時の平面図。 同上の展開時の一側から見た側面図。 同上の展開時の他側から見た側面図。 止め具を装着した旗の正面図。
符号の説明
A 止め具
B 旗
1 半円部
2 半円部
3 一方の挟持板
4 他方の挟持板
5 固定片
6 円筒体
7 薄肉片
8 陥没部
9 係合溝
10 凹部
11 係止溝
12 透孔
13 透孔
14 矩形突条
15 係合突起
16 透孔
17 薄肉片
18 係止突起
19 先細ピン
20 指掛け片
21 筒部

Claims (3)

  1. 軸線を含む平面で円筒体を2分割した形状の一対の半円部を設け、これら半円部の一側縁どうしを回動自在に接合し、前記各半円部の他側縁から外方へ向かってそれぞれ挟持板を延出し、前記挟持板には挟持板どうしを重合した状態で係合する着脱可能な係合具を設け、各挟持板の重合状態において合致する位置にそれぞれ透孔を形成し、一方の挟持板の外面に固定片を起倒自在に設けると共に、該固定片を前記一方の挟持板の外面に重ねた状態で係止する接離可能な係止具を設け、前記固定片の内面に、前記一方の挟持板及び他方の挟持板の透孔へ抜挿自在に挿入される先細ピンを突出したことを特徴とする旗の止め具。
  2. 前記固定片を前記一方の挟持板の先端縁に取り付けた請求項1に記載の旗の止め具。
  3. 少なくともいずれかの挟持板の内面に、旗の側縁の位置を示す位置決め線を形成した請求項1に記載の旗の止め具。
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