JP3106771U - 持手の取付構造 - Google Patents

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勝明 田中
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株式会社 田中安工業所
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Abstract

【課題】袋本体に対して装着する持手を簡単に固定することができると共に、体裁の良い持手の取付構造を提供すること。
【解決手段】提げかばん、ハンドバック等の袋物に取り付ける持手の取付構造であって、板状部材を略U字状に折曲形成してなる固定部20と、当該固定部の一部を内在させて固定部を保持可能に形成した基部10とから構成し、上記固定部は略U字状の一方が基部内に保持されていること。
【選択図】図2

Description

この考案は、手提げかばん、ハンドバック等の袋物に対して持手を取り付けるための持手の取付構造に関する。
従来、袋物の製造工程、又は趣味や工芸の分野において、手提げかばんやハンドバッグ等の袋物を製造する場合、袋本体を作成した後、持手を取付けて袋物が製造されている。そして、袋本体に対して当該持手を取付ける場合には、縫製により固定される構成が一般的に採用されている(特許文献1参照)。
この縫製による固定構造は、持手の下端を袋本体に対して縫い付けることにより固定されるものであり、袋本体の荷重がかかるため何重にも縫われているため、縫い目が表面側に多数表れた構成となっている。
また、特許文献2に記載されているように、上記のような縫製に代えて、金属製やプラスチック製のネジやハトメを用いて、持手を装着する構成が開示されている。
登録実用新案第3027925号公報 実開平5−39323号公報
しかしながら、上記袋物に対して持手を縫製によって固定する構成では、縫い付けのための部材が必要になると共に、縫い付けのための手間が非常にかかるという問題点があった。特に、袋本体が大きくなればなるほど強固に固定する必要があり、より一層手間がかかっていた。
また、上記縫い付け構造では、固定部分には何重にも縫い目が表れているため、見た目の体裁が良くないという欠点があった。
さらに、ネジやハトメを用いる構成のものにおいては、装着するための特殊工具が必要となると共に、外観上も劣るという欠点があった。
そこで、この考案は、袋本体に対して装着する持手を簡単に固定することができると共に、体裁の良い持手の取付構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、この考案の持手の取付構造は、手提げかばん、ハンドバック等の袋物に取り付ける持手の取付構造であって、板状部材を略U字状に折曲形成してなる固定部と、当該固定部の一部を内在させて固定部を保持可能に形成した基部とから構成し、上記固定部は略U字状の一方が基部内に保持されていることを特徴としている。
この構成の持手の取付構造では、板状部材を略U字状に折曲形成した固定部が、略U字状の一方が基部内に挟持されているので、固定部のU字状部分に袋本体等の被装着部を挟みこむことにより簡単に取付けを行うことができる。
そして、上記固定部は、略U字状の一方が基部内に挟持されているので、固定部は基部の片面側のみに設けることとなり、基部の表面側には固定部が表れていないので、当該持手の取付構造を採用することによって、体裁良く持手を装着することができる。
また、この考案の請求項2記載の持手の取付構造は、固定部は、略U字状に形成した内側に袋本体側の被装着部を介在させた状態で、被装着部を挟持すると共に、被装着部の抜け出しを防止する係止部を形成したことを特徴としている。
この構成の持手の取付構造によれば、固定部に設けた係止部によって被装着部に対して確実に係止させることができるので、袋本体と持手とを確実に連結して固定することができる。
次に、この考案の実施の態様を図面を参照して説明する。図1は、この考案の持手の取付構造の実施の態様を示す斜視図、図2は上記取付構造の側面図、図3は固定部の平面図である。
この持手の取付構造1は、基部10と固定部20とにより構成している。基部10は、この実施の態様では、皮革若しくは合成皮革等の材料からなり、舌片状部材を二つ折りして表面側部材11と裏面側部材12を形成すると共に、両者の周囲を縫い合わせて内側に隙間が生ずる形状に構成している。また、この基部10には、裏面側部材12の中央に横方向のスリット13を設けている。
固定部20は、この実施の態様では、金属製の板状部材を略U字状に折曲形成してなり、U字状の一端21を上記基部10の裏面側部材12に形成したスリット13を通して基部10内に収容して、当該一端21のみを基部10内に保持させており、この状態で固定部20と基部10とを一体化している。
また、このように固定部20と基部10を一体化させた状態では、固定部20は基部10の裏面側部材12側のみに設けており、表面側部材11側には表れない構成となっている。
固定部20の略U字状の他端22側は、上記一端21を収容した裏面側部材12との間に隙間23が形成される位置に設けており、当該隙間23内に袋本体の取付部分を挿入して固定することができるよう構成している。
上記固定部20の一端21と他端22とには、互いに相対する方向に小突起からなる係止部21a,22aをそれぞれ設けており、隙間23に挿入された袋本体の取付部分に食い込ませて抜け出しを防止することができる。この係止部21a,21bは、金属製の板状部材の一部を切り起こして形成したものであり、固定部20の一部として一体形成することができる。
この実施の態様の持手の取付構造1は、袋物の袋本体側の取付部分を固定部20の隙間23に挿入した後、固定部20の一端21と他端22の外側から手や工具等を用いて締め付けることにより、上記隙間23内に挟んだ取付部分に対して、係止部21a,21bをくい込ませることができ、袋物の取付部分と固定部20とを確実に係合させることができる。係止部のうち基部10内に挿入した一端21の係止部21aを基部10を通して突き出させる構成を採用することにより、上記袋物の取付部分をより強固に固定することができる。
そして、上記基部10の二つ折り部分に形成した折曲部10aに対して持手を装着することにより、持手を装着することができ、持手の付いた袋物を製造することができるのである。
このように、この考案の持手の取付構造1を採用することにより、袋物の持手取付部分に対して固定部20を簡単に装着することができ、持手の付いた袋物の製造をより簡単に行うことができる。また、ネジやハトメ等を必要としないので、特殊工具等が不要となり、製造を容易に行うことができる。
したがって、袋物を工業的に生産する場合に限らず、趣味や工芸の分野においても、持手を簡単に装着することができ、手間を省いて能率良く袋物を製造することができる。
また、上記固定部20の一端21を基部10の内側に挿入して保持させることができ、固定部20が基部10の表面側に表れないので、当該持手の取付構造を採用することによって、体裁良く持手を装着することができる。
さらに、固定部20は、板状部材を略U字状に形成し、対向面に係止部21a,21bを形成しているので、被装着部としての袋物の取付部分を確実に挟持すると共に、取付部分の抜け出しを確実に防止することができ、袋本体と持手とを確実に連結して固定することができる。
なお、固定部20の形状としては、例示の形態のものに限定されることなく、この考案の要旨を変更しない範囲で種々の形態を採用することができ、例えば、図4又は図5に示すように、方形25、三角形26等の形態であっても良く、その他の形態であっても良い。同様に、基部10の構成も例示した形態のものに限らず、種々の形態のものを採用することができる。
この考案の実施の態様を示す持手の取付構造の斜視図である。 上記持手の取付構造の断面図である。 固定部の平面図である。 固定部の他の実施の態様を示す平面図である。 固定部のさらに他の実施の態様を示す平面図である。
符号の説明
1 持手の取付構造
10 基部
12 裏面側部材
20 固定部
21a,22a 係止部

Claims (2)

  1. 手提げかばん、ハンドバック等の袋物に取り付ける持手の取付構造であって、板状部材を略U字状に折曲形成してなる固定部と、当該固定部の一部を内在させて固定部を保持可能に形成した基部とから構成し、上記固定部は略U字状の一方が基部内に保持されていることを特徴とする持手の取付構造。
  2. 固定部は、略U字状に形成した内側に袋本体側の被装着部を介在させた状態で、被装着部を挟持すると共に、被装着部の抜け出しを防止する係止部を形成した請求項1記載の持手の取付構造。
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