JP3169559U - バンドのアジャスト構造 - Google Patents

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達 橋浦
達 橋浦
高橋 浩司
浩司 高橋
中川 聡
聡 中川
秀信 前田
秀信 前田
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Abstract

【課題】 バンドの長さを調整するための新規なアジャスト構造を提供することにある。【解決手段】 バンド10は、内駒20と外駒30をバンド10の幅方向に貫通する連結ピン40で連結することによって構成されている。連結ピン40には、その円周方向に一部細くした溝部41を設けている。内駒20の裏面21には、連結ピン40を貫通させるためにバンド駒に形成されたピン孔へ連接するように形成された凹部22を備える。この凹部22には押バネ50によって付勢されるピン固定パーツ60を備えて、ピン固定パーツ60の貫通孔61と連結ピン40の溝部41が係止した状態となり、連結ピン40がピン孔内で固定されることになる。【選択図】 図1

Description

本願考案は、バンドの長さを簡易に調整できるアジャスト構造に関するものである。
本願出願人は、これまでに時計バンドの分野において、バンド長さを簡易に調整できるアジャスト構造を様々研究・開発してきた(例えば、特許文献1及び2など)。
特開2002−095507号公報 特開2003−111604号公報
そして、この度、これまでにない新規なアジャスト構造として、本願考案を完成するに至った。
本願考案の内容は、以下の通りである。
第1の考案は、バンドを構成するバンド駒の着脱を可能としたバンドのアジャスト構造であって、バンドの内側に位置するバンド駒である内駒と、バンドの外側に内駒とずれて位置するバンド駒である外駒とをバンドの幅方向に貫通して連結する連結ピンと、連結ピンを貫通させるためにバンド駒に形成されたピン孔へ内駒の裏面又は表面から連接するように形成された凹部と、凹部内にあって凹部底部に設けられた付勢部材によって凹部開口部側へ付勢されるとともに、連結ピンを貫通させる貫通孔を形成したピン固定パーツとを備え、連結ピンを円周方向に一部細くした溝部をピン固定パーツの貫通孔に係止させることによって、連結ピンをピン孔内で固定したことを特徴とするものである。
第2の考案は、凹部を内駒ではなく、外駒の裏面又は表面に形成したことを特徴とする同バンドのアジャスト構造である。
第3の考案は、付勢部材を押バネ又はシリコン球としたことを特徴とする同バンドのアジャスト構造である。
第4の考案は、ピン固定パーツの外表面に貫通孔の方向を示す目印を設けたことを特徴とする同バンドのアジャスト構造である。
第5の考案は、上記バンドのアジャスト構造を備えたことを特徴とする時計バンドである。
本願考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)付勢部材によって凹部開口部側へ付勢されたピン固定パーツの貫通孔と連結ピンの溝部が係止することで連結ピンがピン孔内で固定する一方で、ピン固定パーツを凹部底部側へ押圧することでピン固定パーツの貫通孔と連結ピンの溝部の係止状態が解消されて、連結ピンをピン孔から取り外すことができる。
(2)また、ピン固定パーツを凹部底部側へ押圧することで連結ピンをピン孔へ挿通して取り付けることができる。すなわち、再びピン固定パーツの貫通孔と連結ピンの溝部が係止する状態を作り出すことができる。
(3)従って、特に専用工具を使用せずに連結ピンの取り外し・取り付けができるので、バンドの長さを簡易に調整(アジャスト)できる。
(4)また、簡易にバンドの長さを調整できる一方で、ピン孔内でピン固定パーツの貫通孔と連結ピンの溝部が確実に係止されており、連結ピンが自然に抜け落ちることを防止できるので、バンド駒の連結状態を安定して維持できる。
本願考案に係る第1実施形態を示す斜視図。 本願考案に係る第1実施形態を示す断面図。 本願考案に係る第2実施形態を示す断面図。
本願考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本願考案に係るバンドのアジャスト構造の第1実施形態を図示したものである。
まず、図1の斜視図を説明する。バンド10は、バンド10の内側に位置するバンド駒である内駒20と、バンド10の外側に内駒20とずれて位置するバンド駒である外駒30とで構成されている。そして、内駒20と外駒30は、バンド10の幅方向に貫通する連結ピン40によって連結されている。この連結ピン40には、その円周方向に一部細くした溝部41を設けている。また、内駒20の裏面21には、連結ピン40を貫通させるためにバンド駒に形成されたピン孔へ連接するように形成された凹部22を備える。この凹部22には、付勢部材としての押バネ50とピン固定パーツ60とを備える。
次に、図2の断面図を説明する。図2は、連結ピン40を用いてバンド駒(内駒20と外駒30)を連結した状態の縦断面図である。図示するように、中央の内駒20と両側の外駒30に形成されたピン孔に連結ピン40が貫通している。そして、連結ピン40の溝部41が、ちょうど内駒20の裏面21に形成された凹部22に位置するとともに、凹部22に備えられたピン固定パーツ60の貫通孔61をも貫通している。この時、ピン固定パーツ60は凹部22の底部に設けられた付勢部材としての押バネ50によって凹部22の開口部側へ付勢されている。その結果、ピン固定パーツ60の貫通孔61と連結ピン40の溝部41が係止した状態となり、連結ピン40がピン孔内で固定されることになる。
また、連結ピン40は、ピン固定パーツ60を凹部22の底部側へ押圧することでピン固定パーツ60の貫通孔61と連結ピン40の溝部41の係止状態が解消されて、ピン孔から簡単に取り外すことができる。そして、一旦取り外した連結ピン40は、ピン固定パーツ60を凹部22の底部側へ再び押圧することでピン孔へ挿通して簡単に取り付けることができる。すなわち、再びピン固定パーツ60の貫通孔61と連結ピン40の溝部41が係止する状態を作り出すことができるのである。
以上のことから、特に専用工具を使用せずに連結ピン40の取り外し・取り付けが簡単にできるので、バンドの長さを簡易に調整(アジャスト)できる。また、簡易にバンドの長さを調整できる一方で、ピン孔内でピン固定パーツ60の貫通孔61と連結ピン40の溝部41が確実に係止されており、連結ピン40が自然に抜け落ちることを防止できるので、バンド駒(内駒20と外駒30)の連結状態を安定して維持できる。
なお、連結ピン40をピン孔へ挿通する場合に、ピン固定パーツ60の貫通孔61にも挿通する必要があるが、凹部20に挿入されている状態で貫通孔61の方向を確認できないので、ピン孔と貫通孔が一致しない可能性がある(この場合、連結ピン40を挿通できない)。このため、図1に示すように、ピン固定パーツ60の外表面に貫通孔61の方向を示す目印62を設けて、貫通孔61の方向を凹部20に挿入された状態で確認(視認)できるようにするとよい。
図3は、本願考案に係るバンドのアジャスト構造の第2実施形態を断面図で図示したものである。
図3に示す第2実施形態が図1及び図2に示す第1実施形態と異なるのは、ピン固定パーツ60を凹部22の開口部側へ付勢する付勢部材としてシリコン球51を使用したことである。シリコン球51を凹部22の底部に設けることによって、第1実施形態と同様にピン固定パーツ60が凹部22の開口部側へ付勢されて、ピン固定パーツ60の貫通孔61と連結ピン40の溝部41が係止した状態となり、連結ピン40がピン孔内で固定されることになる。第2実施形態では、付勢部材としてシリコン球51を使用したこと以外は第1実施形態と同じであるので、その説明を省略する(図面の符号も第1実施形態と同じものを使用する)。
なお、図1〜図3に図示した第1実施形態及び第2実施形態に限らず、次のような構成に変更又は構成を追加してもよい。
(1)内駒20の裏面21に代えて、表面側に凹部を形成してもよい。
(2)内駒20に代えて、左右どちらか一方の外駒30の裏面又は表面に凹部を形成してもよい。
(3)付勢部材として押バネ50又はシリコン球51に代えて、付勢作用のある弾性体であればよい。
(4)凹部20の開口部を絞って(かしめて)、ピン固定パーツ60が凹部20から抜け落ちないようにしてもよい(連結ピン40との非係止状態時において)。
本願考案は、時計バンドや装身具のバンドの他、ものを締結する際に用いられるバンド・ベルト類などにも幅広く利用できるものである。
10 バンド
20 バンド駒(内駒) 21 裏面 22 凹部
30 バンド駒(外駒)
40 連結ピン 41 溝部
50 押バネ(付勢部材) 51 シリコン球(付勢部材)
60 ピン固定パーツ 61 貫通孔 62 目印

Claims (5)

  1. バンドを構成するバンド駒の着脱を可能としたバンドのアジャスト構造であって、
    バンドの内側に位置するバンド駒である内駒と、バンドの外側に内駒とずれて位置するバンド駒である外駒とをバンドの幅方向に貫通して連結する連結ピンと、
    連結ピンを貫通させるためにバンド駒に形成されたピン孔へ内駒の裏面又は表面から連接するように形成された凹部と、
    凹部内にあって凹部底部に設けられた付勢部材によって凹部開口部側へ付勢されるとともに、連結ピンを貫通させる貫通孔を形成したピン固定パーツとを備え、
    連結ピンを円周方向に一部細くした溝部をピン固定パーツの貫通孔に係止させることによって、連結ピンをピン孔内で固定したことを特徴とするバンドのアジャスト構造。
  2. 凹部を内駒ではなく、外駒の裏面又は表面に形成したことを特徴とする請求項1記載のバンドのアジャスト構造。
  3. 付勢部材を押バネ又はシリコン球としたことを特徴とする請求項1又は2記載のバンドのアジャスト構造。
  4. ピン固定パーツの外表面に貫通孔の方向を示す目印を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載のバンドのアジャスト構造。
  5. 請求項1,2,3又は4記載のバンドのアジャスト構造を備えたことを特徴とする時計バンド。
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