JP4195395B2 - ペット用胴輪 - Google Patents

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Description

本発明は、犬等のペット動物に装着し、引き紐を接続して散歩させる場合等に使用するペット用胴輪に関するものである。
この種の胴輪は、ペット動物の首の締め付け防止、首回りの毛痛みや首抜け防止等のために首輪に代えて使用されるようになってきている。従来の胴輪は、端部どうしが尾錠で連結分離可能とされると共に、長さ調節部によって長さを調節することが可能な紐体と、該紐体を8の字状として首輪部と胴輪部を形成するときのクロス部分を挿通する紐体挿通孔を形成した支持プレートと、該支持プレートに挿通される紐体のクロス部分を挿通する環状部を有する引き紐接続用の連結環とを備えた構造のものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
また、本出願人は、紐体及び支持プレートを備えると共に、該支持プレートに取付部材を介して固着された引き紐接続用の連結環を備え、該連結環の取付部材を支持プレートの裏面側で紐体のクロス部分により被覆させた構造を有する胴輪を提案している(特許文献2参照)。
特許第3387019号 特願2003−046490号
前記特許文献1の胴輪は、支持プレートに覆われた紐体のクロス部分よりも下方に連結環の環状部が突出するため、ペット動物に装着した場合、支持プレートに覆われたペット動物の背中の毛が連結環の環状部と紐体のクロス部との間に挟まって毛痛み、抜け毛等のトラブルが発生する欠点があった。
一方、特許文献2の胴輪によれば、支持プレートに覆われたペット動物の背中の毛が連結環の取付部材と支持プレートとの間に挟まることはなく、ペット動物の背中の毛痛み、抜け毛等のトラブルを解消することができる。
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2の胴輪は、紐体の両端を連結分離するための尾錠と支持プレートとが分離しているため、長さ調節部を操作して紐体の長さを伸縮した場合や紐体の両端を引き絞って首輪部や胴輪部の大きさを調節した場合に、支持プレートに対する尾錠の位置がずれ、ペット動物への装着時に、ペット動物に対して尾錠の位置が一定せず、尾錠の連結分離が容易でない欠点がある。また、尾錠と支持プレートとが分離しているため、部品点数が多くなり、胴輪の組み立て段階での取扱いが煩雑となる欠点がある。さらに、紐体の両端への尾錠の取付け時点は、紐体を支持プレートに挿通した後としなければならないため、胴輪の組み立て手順が制約される欠点がある。
そこで、本発明は、上記欠点に鑑み、ペット動物に装着する際の尾錠の位置を連結分離し易い一定位置に保つことができ、かつ、部品点数を減少させて取扱いを容易とすると共に、胴輪の組み立て手順の制約を少なくして尾錠の取付作業及び紐体の組み込み作業を容易化し得るペット用胴輪を提供するようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、8の字状として首輪部及び胴輪部を形成するための紐体と;8の字状とされた前記紐体のクロス部分を覆う支持プレートと;前記支持プレートに回転自在に設けられた引き紐接続用の連結環と;からなり、
前記支持プレートには、前記紐体の一方の端部を連結するための端部連結部と、尾錠の雄部材と雌部材のうち、一方の部材を取り付けるための尾錠取付部とが支持プレートの左右方向に対向して形成されると共に、前記端部連結部と前記尾錠取付部の対向方向にクロスするように一対の紐体挿通孔が左右方向に対向して形成され、前記尾錠取付部には前記尾錠の雄部材と雌部材のうち、一方の部材が取り付けられ、
前記紐体は、その一方の端部が前記支持プレートの前記端部連結部に連結されると共に、前記一対の挿通孔に挿通されて首輪部と胴輪部が形成され、その他方の端部に、尾錠の雄部材と雌部材のうち、他方の部材が取り付けられていることを特徴としている。
この構成によれば、尾錠の連結・分離操作は支持プレートの近傍にて行われるため、支持プレートに対する尾錠の位置が連結分離し易いペット動物の背中近傍の一定位置に保たれ、紐体の長さ調節部を調節して紐体の長さを調節した場合や、首輪部または胴輪部の大きさを調節するために紐体を引き絞った場合にも、支持プレートに対して尾錠の位置がずれることはなく、従って、紐体の両端を連結分離する操作を容易に行うことができる。また、支持プレートの尾錠取付部に尾錠の一方を取付けておくことができるため、部品点数を減少させることができる。さらに、尾錠の一方が支持プレートの尾錠取付部に取付けられることにより、尾錠の他方の紐体への取付け時点は、支持プレートへの紐体の挿通前後いずれでもよくなり、胴輪の組み立て手順の制約を少なくすることができる。
また、本発明の前記支持プレートは、前記紐体のクロス部分を表裏から被覆する天板部分と底板部分とを有していることを特徴としている。
この構成によれば、ペット動物の背中と対向することとなる紐体のクロス部分が支持プレートの底板部分によって被覆されており、紐体のクロス部分がペット動物の背中に当接することがないため、ペット動物の背中の毛が紐体のクロス部分と支持プレートの天板部分との間に挟まれることはなく、ペット動物の背中の毛痛み、抜け毛等のトラブルを解消することができる。
また、本発明の前記紐体の一方の端部を連結するための端部連結部と尾錠取付部とは、前記支持プレートの底板部分に形成されており、前記尾錠取付部には、尾錠の雄部材と雌部材のうち、一方の部材が前記支持プレートの表裏方向に揺動可能に枢着されていることを特徴としている。
この構成によれば、ペット動物に装着した際に、ペット動物の動きに伴う引張力の殆どが支持プレートの底板部分によって受け止められるため、支持プレートの天板部分を高い強度の材料で製作する必要はなく、製造コストを抑えることができる。しかも、支持プレートに取付けられる尾錠の一方は、支持プレートの表裏方向に揺動可能に枢着されているため、該尾錠の一方をペット動物の背中の曲面にフィットさせることができる。
また、前記連結環は、引き紐接続用のリングと環状部とが連結部材で連結され、この環状部は、一対の脚部を有し、その脚部が前記底板部分に一体化されることにより、前記紐体を挿通するための挿通孔が形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、連結環に係止された引き紐が牽引されることにより、連結環が支持プレートから離間する方向に引っ張られると、環状部に挿通された紐体のクロス部分が環状部と支持プレートの天板部分によって狭圧され、支持プレートに対する紐体のクロス部分の移動摩擦抵抗が増大して紐体のずれ動きが抑制される。従って、ペット動物を引率したときに引率者に対してペット動物が前後左右に動いた場合にも、紐体のずれ動きが抑えられ、首輪部や胴輪部の緩みが防止される。
本発明によれば、ペット用胴輪における紐体の連結・分離操作用の尾錠の位置を連結分離し易い一定位置に保つことができ、かつ、部品点数を減少させて取扱いを容易とすると共に、胴輪の組み立て手順の制約を少なくして尾錠の取付作業及び紐体の組み込み作業を容易化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の胴輪の第1の実施の一形態を示すものである。本発明の胴輪は、紐体1と支持プレート2と連結環3とを主たる構成部材としている。
紐体1は、天然皮革、合成皮革またはナイロンやアクリル等の合成樹脂製或いはこれらの複合素材によって扁平な紐状に製作されている。そして、紐体1は、図1に示すように、一方の端部が後述する支持プレート2の端部連結部2hに連結されると共に、他方の端部に尾錠4の一方、本実施形態では雌部材4aが取り付けられている。また、この紐体1は、全体を8の字状として首輪部6及び胴輪部7を形成するもので、全体の長さを個々のペット動物のサイズに適合調節するための長さ調節部1aとなる長さ調節用の尾錠5が紐体1の途中箇所、例えば、胴輪部7の途中に設けられている。上記尾錠5は、紐体1の長さを無段階に調節して調節後の長さを保持する形式のもの、本実施形態では、日の字型枠状フレームを採用しているが、他の構成のものを採用しても良い。
支持プレート2は、全体を樹脂、または金属、或いは少なくとも連結環3との対向部のみを金属製とし、他の部分を樹脂によって構成され、平面視で長方形乃至小判形の扁平な中空箱形状に形成されている。具体的には、図2〜図4に示すように、紐体1のクロス部分の表面側を覆う天板部分2aと、紐体1のクロス部分の裏面側を覆う底板部分2bと、天板部分2aから一連に形成された前壁部分2c及び後壁部分2dと、さらにこれら前壁部分2cと後壁部分2dを連結する右側壁部分2e及び左側壁部分2fとからなり、これら天板部分2aと、前壁部分2cと、後壁部分2dと、右側壁部分2e及び左側壁部分2fとで本体プレート21が構成されると共に、底板部分2bで底面蓋22が構成され、本体プレート21と底面蓋22とは、接着その他の手段で一体に連結されている。また、本体プレート21には、図4に示すように、天板部分2aの中央に連結環3を挿通させるための開口部2gが形成されており、該開口部2gは、天板部分2aの前後方向に長いスリット形状を呈し、該スリット形状の長さ及び幅は、後述する連結環3の環状部32の幅及び厚さよりも僅かに大き目とされている。また、本体プレート21は、左側壁部分2fの前壁部分2c側の領域に紐体1の一方の端部を連結するための端部連結部2hを有すると共に、右側壁部分2eの後壁部分2d側の領域に尾錠取付部2iを有し、該尾錠取付部2iには、尾錠4の雄部材4bが一体に突設されている。この第1の実施形態においては、尾錠4の雄部材4bと本体プレート21とを一体に形成しているため、部品点数を減少させることができる。さらに本体プレート21には、紐体1の一方の端部連結部2hと尾錠取付部2iの対向方向にクロスする位置となる右側壁部分2eの前壁部分2c側の領域と左側壁部分2fの後壁部分2d側の領域に、8の字状とした紐体1のクロス部分を挿通するための一対の紐体挿通孔2jが対向して形成されている。各紐体挿通孔2jは、直線状のスリット形状とされ、該スリット形状の長さ及び幅は、紐体1の幅及び厚さよりも僅かに大き目とされている。支持プレート2の平面形状は、図2に示すように、凸円弧形状の左右側縁2c'、2f'と凹円弧形状の前後側縁2c'、2d'とで構成され、天板部分2aの中心に対して点対称の形状を呈している。このように、支持プレート2を前後の区別がない形状とすることによって、8の字状とした紐体1の2つの輪部の内、何れか一方を首輪部6とすることができると共に、他方を胴輪部7とすることができる。また、支持プレート2の底面蓋22は、図3(A)に示すように、中央部が高く左右両側が低くなるように円弧状に湾曲させた形状を呈しており、この形状によって、支持プレート2をペット動物の背中の形状にフィットさせて当接することができる。また、尾錠4は、図2に示すように、紐体1の他方の端部に取り付けられた雌部材4aと、本体プレート21の尾錠取付部2iに一体に形成された雄部材4bとから構成されている。雌部材4aは先端に中空凹部4eを有し、この中空凹部4eの両側に係止孔4cが開口形成されている。雄部材4bは、前記雌部材4aの中空凹部4eに圧入嵌合させるための3本フォーク形状の凸部4fを有し、両側が弾性係止片4dとされている。雌部材4aと雄部材4bとの連結時には、雄部材4bと雌部材4aとを対向させて相対的に押し込むことにより、雄部材4bの両側の弾性係止片4dを押し込み初期には一旦、接近方向(縮幅方向)に弾性変形させて前記中空凹部4e内に圧入し、押し込み後期には離隔方向(拡幅方向)に弾性復元させて雌部材4aの両側の係止孔4cに嵌合係止させることにより連結され、この状態を板止め保持する。連結解除時には、先ず、雄部材4bの両側の弾性係止片4dを接近方向に押圧し、その後、雌部材4aの両側の係止孔4cから退入させながら雌部材4aの中空凹部4eから雄部材4bの凸部4fを引き抜くことによって、雌部材4aと雄部材4bの連結が分離される。本実施形態では、上記した構成からなるワンタッチ式連結分離タイプの尾錠4を採用しているが、他の構成のものを採用しても良い。
連結環3は、図2及び図3(A)(B)に示すように、引き紐接続用のリング31と、紐体1のクロス部分を挿通する環状部32と、リング31と環状部32を連結する連結部材33とから構成されている。リング31は、金属製リング、好ましくはキーホルダー用割リングで構成されており、連結部材33の係止孔3aに挿入して係止されている。また、連結部材33は、連結軸3bと、前記係止孔3aを形成するために連結軸3bの上端に一体に形成されたリング部3cとを有し、環状部32に形成された取付孔3dに連結軸3bを挿入して連結軸3bの下端の膨隆係止部3eにより抜け止めを施すことによりリング31と環状部32とを回転自在に強固に連結している。さらに、環状部32は、矩形状の挿通孔3fを有しており、該挿通孔3fの高さ及び幅は、紐体1の厚さ及び幅よりも大き目とされている。
第1の実施の形態は、以上の構成からなるもので、連結環3の環状部32を支持プレート2の表面側から開口部2gに挿通し、紐体1の一方の端部を端部連結部2hに連結した後に紐体1をU字状に湾曲させて首輪部6を形成し、紐体1の他方の端部を支持プレート2の右側壁部分2eに形成された一方の紐体挿通孔2jに挿通させ、次に連結環3の環状部32の挿通孔3fを潜らせた後、左側壁部分2fに形成された他方の紐体挿通孔2jに挿通させ、該他方の端部に尾錠5を挿通した後、尾錠4の雌部材4aに挿通して折り返し、再び尾錠5に挿通して、この尾錠5と尾錠4の雌部材4aとの間の折り返し部を長さ調節部1aとして完成品とされる。このように、紐体1は、一方の端部が支持プレート2の端部連結部2hに連結され、他方の端部のみを支持プレート2の一対の紐体挿通孔2j及び連結環3の環状部32の挿通孔3fに挿通することにより支持プレート2に組み込まれるため、紐体1を支持プレート2に組み込む作業が容易となる。また、尾錠4の雌部材4aの紐体1への取付けは、上記の如く支持プレート2に紐体1を挿通した後に行っても良いが、支持プレート2に紐体1を挿通する前でも行うことができる。次に、これをペット動物に装着する場合について図1と図5を参照しながら説明する。先ず、支持プレート2がペット動物の背中にくるようにして紐体1の首輪部6をペット動物の首部に挿入する。このとき、首輪部6は、ペット動物の首部のサイズよりも大きくしておき、首部に挿入後、首輪部6を縮小調節する。この首輪部6の縮小調節は、紐体1の他方の端部を支持プレート2の紐体挿通孔2jを通じて引き絞ることにより行う。次に、支持プレート2の紐体挿通孔2jから伸びる紐体1の他方の端部をペット動物の背中の左側から腹部を経由して背中の右側に回し、尾錠4の雌部材4aを支持プレート2の雄部材4bに押し込んで胴輪部7を形成し、仮付けしておく。そして、長さ調節部1a及び長さ調節用の尾錠5を操作して胴輪部7の大きさをペット動物の胴部に密着適合するように縮小調節する。これで装着は終了する。この後、引き紐10を連結環3のリング31に係止して散歩等に引率する。なお、尾錠5の調節は、ペット動物に装着する初回だけ行えばよく、次回以降は、ペット動物の体格が変化しない限りは不要である。この第1の実施形態の胴輪は、ペット動物に装着する際の尾錠4の連結操作を常に尾錠4の雄部材4bが形成されている支持プレート2の右側方にて行うことができ、ペット動物の体格が変化した場合や異なる大きさのペット動物に装着する場合にも、支持プレート2に対して尾錠4の位置がずれることはなく、従って、尾錠4の連結分離操作を容易に行うことができる。また、連結環3の環状部32は、装着時に紐体1のクロス部分よりもペット動物の背中側に突出することとなるが、前記環状部32は支持プレート2の底面蓋22によって被覆されているため、ペット動物に装着した際にもペット動物の背中に接触することはない。このため、紐体1のクロス部分と連結環3の環状部32との間に背中の毛が挟まれることによる毛痛みや抜け毛等のトラブルの発生を防ぐことができる。さらに、連結環3のリング31は、環状部32及び連結部材33を介して支持プレート2に対して回転自在となっているため、ペット動物が引率者の前後左右に移動しても引き紐10がペット動物の動きに無理なく追従することができ、ペット動物への負担を軽減できる。また、ペット動物が引率者に対して大きく前後左右に動いた場合、引き紐10が牽引されて連結環3のリング31が支持プレート2から離間する方向に引っ張られ、これに伴って連結環3の環状部32が支持プレート2の天板部分2aの裏面側から表面側に向けて移動する。これによって、紐体1のクロス部分が連結環3の環状部32と支持プレート2の天板部分2aとによって狭圧され、支持プレート2に対する紐体1の移動摩擦抵抗が増大することとなり、紐体1のずれ動きが抑制される。
次に、第2の実施形態を図6〜図9で説明する。この実施形態は、支持プレート20を構成する本体プレート23と底面蓋24及び連結環30の形状が前記第1の実施形態とは異なるものである。即ち、支持プレート20の本体プレート23は、全体が樹脂で形成され、図6に示すように、天板部分2aと、これと一連に形成された前壁部分25及び後壁部分26と、さらにこれら前壁部分25と後壁部分26とを連結する右側壁部分27及び左側壁部分28とから構成され、右側壁部分27の後壁部分26側の領域には、尾錠4の雄部材41を設置するための切り欠き部29が形成されると共に、左側壁部分28の前壁部分25側の領域には、紐体1の一方の端部を挿通するための透孔210が形成されている。また、これら切り欠き部29と透孔210の対向方向にクロスする位置となる右側壁部分27の前壁部分25側の領域と左側壁部分28の後壁部分26側の領域に、一対の紐体挿通孔2jが対向して形成されている。一方、底面蓋24は、全体が金属(例えば、銅、黄銅、青銅、その他の銅合金、アルミ、アルミ合金、ステンレス合金、チタン合金、その他の金属、或いは他の金属合金等)により構成され、図6または図7(A)(B)に示すように、円形状を呈する底板部分2bと、前記切り欠き部29と対向する尾錠取付部211と、前記透孔210と対向する端部連結部212とを有している。該端部連結部212には、透孔210を挿通した紐体1の一方の端部が連結されると共に、尾錠取付部211には、切り欠き部29を介して設置された尾錠4の雄部材41が係止されている。また、底板部分2bの中央部には、本体プレート23の天板部分2aの裏面側に向けて突出する一対の切り起し片213が形成されている。尾錠4の雄部材41は、図8及び図9に示すように、一対の弾性係止片4dの突出方向とは反対側に突出する直方体状の突出部42を有しており、該突出部42には、両側部を貫通する円筒状の係止孔43が形成されると共に、該係止孔43から突出部42の裏面側に向けて貫通する挿通溝44が形成されている。該挿通溝44に尾錠取付部211の板状の軸体215を挿通させ、該軸体215が前記係止孔43内に位置するまで尾錠4の雄部材41を尾錠取付部211に向けて押し込み、その後に尾錠4の雄部材41を支持プレート20の表面側に起こすことにより、尾錠取付部211に尾錠4の雄部材41は連結される。これによって、尾錠4の雄部材41は、前記軸体215を回転軸として支持プレート20の表裏方向に揺動することができる。また、前記挿通溝44の幅は、尾錠取付部211の軸体215の厚さよりも大きく、軸体215の幅よりも小さな大きさに形成されているため、尾錠取付部211の軸体215を尾錠4の雄部材41の係止孔43に挿入した状態で尾錠4の雄部材41を支持プレート20の表面側に起こすことにより、軸体215の裏面側が挿通溝44と対向して抜け止めが施されることとなり、この状態で尾錠4の雄部材41が尾錠取付部211から容易に外れることはない。
連結環30は、全体が金属によって構成され、図7(A)(B)に示すように、上記第1の実施形態と同様の構成を有するリング31と、底面蓋24に向けて伸びる一対の脚部3gを有するU字状の環状部34と、上記第1の実施形態と同様の構成を有してリング31と環状部34とを連結する連結部材33とから構成されている。また、環状部34の一対の脚部3gの先端を底面蓋24の底板部分2bに溶接接合して該底面蓋24と一体化することにより、挿通孔Sが形成されている。なお、挿通孔Sの形成手段は、上記構成に限定されるものではなく、底板部分2bに一対の貫通孔を形成し、両貫通孔に一対の脚部3gをそれぞれ挿入した後、両脚部3gの先端部を潰して形成されるリベット接合や、加締め止め等によって形成してもよい。また、紐体1の構成は前記第1の実施形態と同様である。
上記第2の実施形態は以上の構成からなるもので、ペット動物に装着した際、ペット動物の動きに伴う引張力の殆どが底面蓋24によって受け止められ、本体プレート23に大きな引張力が作用することはなく、従って、本体プレート23を高強度な材料によって作製する必要はなく、製造コストを抑えることができる。一方、前記引張力の殆どを受け止めることとなる底面蓋24は上述のように金属によって形成されるため、前記引張力に対して十分な強度を発揮させることができる。また、尾錠4の雄部材41を支持プレート20の表裏方向に揺動させることができるため、雄部材41と雌部材4aを連結した尾錠4をペット動物の背中にフィットさせて当接することができるばかりでなく、尾錠4をペット動物の動きに追従させることができ、尾錠4にペット動物の動作に伴う引張力が大きく作用することはない。さらに、尾錠4の雄部材41は、尾錠取付部211の軸体215を尾錠4の雄部材41の挿通溝44に挿通させて係止孔43に係止することにより尾錠取付部211に連結されており、その取付作業は容易である。また、紐体1のクロス部分は、底面蓋24の底面部分2bによって被覆されているため、紐体1のクロス部分と支持プレート20の天板部分2aの裏面側の間に毛が挟まることはない。さらに、ペット動物が引率者の前後左右に大きく動いた場合にも、連結環30のリング31に係止された引き紐を引くことにより、リング31が支持プレート20の本体プレート23の表面側から離間すると共に、環状部34の一対の脚部3gに接合された底面蓋24が天板部分2aの裏面に近接し、これによって、支持プレート20の天板部分2aと底板部分2bに形成された一対の切り起し片213によって紐体1のクロス部分が狭圧されることとなる。このため、紐体1のクロス部分の支持プレート20に対する移動摩擦抵抗が増大し、支持プレート20に対する紐体1のずれ動きが抑制されることとなり、首輪部6及び胴輪部7の緩みやずれが抑制される。この第2の実施形態における胴輪のペット動物への装着方法は、前記第1の実施形態で説明した方法と同様である。また、散歩に引率した場合における胴輪の機能についても前記第1の実施形態と同様である。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではない。例えば、紐体の両端の連結分離操作用の尾錠は、先端部に向けて低く傾斜する傾斜面を有する板状のフック部と、該フック部の傾斜面に係合する回転操作可能なネジ部を有するフック収容部とから構成され、フック部を紐体の他方の端部に取り付けると共に、フック収容部を支持プレートに形成し、フック部を支持プレートに挿入してフック収容部のネジ部を回転操作することによりフック部の傾斜面とネジ部の先端を係合させ、これによって紐体の他方の端部を支持プレートに連結することができるロック機構を有するものであってもよい。この尾錠によれば、ネジ部を紐体のクロス部分との対向位置に形成し、該ネジ部の先端とフック部の傾斜面を係合させると共に、該ネジ部の先端と支持プレートの底板部分によって紐体のクロス部分を狭圧することにより、支持プレートに対する紐体のずれ動きを抑制することができる。また、その他の構成を有する尾錠であっても良い。さらに、支持プレートの形状は長方形、菱形、円形、楕円形、その他任意の形状とすることができ、また、任意の色彩を着色したり、種々の模様や装飾を施すことによって個性の違いを発揮できる。紐体についても同様である。なお、支持プレートの大きさ及び紐体の幅や長さ並びに連結環の大きさ等についてはペット動物の大きさ等に対応して複数サイズのものが提供されるものである。
本発明の第1の実施形態を示す胴輪全体の斜視図である。 本発明の第1の実施形態における支持プレート及び尾錠の拡大平面図である。 (A)は図2のA−A線断面図、(B)は図2のB−B線断面図である。 本発明の第1の実施形態における支持プレートの本体プレート及び底面蓋を裏面側から見た拡大平面図である。 本発明の第1の実施形態の胴輪を動物に装着した状態例を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態における支持プレートを裏面側から見た拡大平面図である。 (A)は図6のA−A線断面図、(B)は図6のB−B線断面図である。 本発明の第2の実施形態における尾錠の雄部材を尾錠取付部に取り付ける前の状態を示す拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態における尾錠の雄部材を尾錠取付部に取り付けた後の状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 紐体
1a 長さ調節部
2 支持プレート
2a 天板部分
2b 底板部分
2h 端部連結部
2i 尾錠取付部
2j 紐体挿通孔
3 連結環
4 尾錠
4a 雌部材
4b 雄部材
5 尾錠
6 首輪部
7 胴輪部
10 引き紐
20 支持プレート
21 本体プレート
22 底面蓋
23 本体プレート
24 底面蓋
31 リング
32 環状部
33 連結部材
41 雄部材

Claims (4)

  1. 8の字状として首輪部及び胴輪部を形成するための紐体と;8の字状とされた前記紐体のクロス部分を覆う支持プレートと;前記支持プレートに回転自在に設けられた引き紐接続用の連結環と;からなり、
    前記支持プレートには、前記紐体の一方の端部を連結するための端部連結部と、尾錠の雄部材と雌部材のうち、一方の部材を取り付けるための尾錠取付部とが支持プレートの左右方向に対向して形成されると共に、前記端部連結部と前記尾錠取付部の対向方向にクロスするように一対の紐体挿通孔が左右方向に対向して形成され、前記尾錠取付部には前記尾錠の雄部材と雌部材のうち、一方の部材が取り付けられ、
    前記紐体は、その一方の端部が前記支持プレートの前記端部連結部に連結されると共に、前記一対の挿通孔に挿通されて首輪部と胴輪部が形成され、その他方の端部に、尾錠の雄部材と雌部材のうち、他方の部材が取り付けられていることを特徴とするペット用胴輪。
  2. 前記支持プレートは、前記紐体のクロス部分を表裏から被覆する天板部分と底板部分とを有していることを特徴とする請求項1に記載のペット用胴輪。
  3. 前記紐体の一方の端部を連結するための端部連結部と尾錠取付部とは、前記支持プレートの底板部分に形成されており、前記尾錠取付部には、尾錠の雄部材と雌部材のうち、一方の部材が前記支持プレートの表裏方向に揺動可能に枢着されていることを特徴とする請求項2に記載のペット用胴輪。
  4. 前記連結環は、引き紐接続用のリングと環状部とが連結部材で連結され、この環状部は、一対の脚部を有し、その脚部が前記底板部分に一体化されることにより、前記紐体を挿通するための挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のペット用胴輪。
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