JPH0615460Y2 - ケーブル線結束用係止具 - Google Patents

ケーブル線結束用係止具

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JPH0615460Y2
JPH0615460Y2 JP15338188U JP15338188U JPH0615460Y2 JP H0615460 Y2 JPH0615460 Y2 JP H0615460Y2 JP 15338188 U JP15338188 U JP 15338188U JP 15338188 U JP15338188 U JP 15338188U JP H0615460 Y2 JPH0615460 Y2 JP H0615460Y2
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JP
Japan
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plate
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locked
plate body
locking
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JP15338188U
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民雄 西田
汎之 松倉
信祐 中陳
隆吉 村井
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電話線等のケーブル線をまとめて結束して
配線する際の結束用の係止具に関するものである。
従来の技術 係止具に関する従来のものとしては、実開昭63−57
259号公報に開示されているように中央部に開口部を
有する板体を設け、該板体の左右一側に前記開口部を開
放する切欠きを設けて被係止体への開口部の係止を可能
となるようにした板体を2枚一組として、各板体の切欠
きが逆向になるよう板体を重ね合せることにより前記開
口部が閉じた開口部となり、該開口部に被係止体を係止
させるようにした係止具が知られている。
考案が解決しようとする課題 しかし、前記従来の係止具においては、閉鎖開口部に被
係止体が係止されているが、係止具と被係止体の係止が
緩むと2枚の板体がそれぞれずれることにより分離して
板体の切欠きより被係止体が外れてしまうという課題を
有する他、2枚の板体は分離しているので被係止体に係
止するに際し操作性が悪いという課題を有している。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであって、係止
具の張力が緩んでも、2枚の板体がそれぞれずれること
により分離することがなく、従って被係止体への係止が
確実で安全である他、片手でも被係止体への係止がワン
タッチで行えるケーブル線結束用係止具を提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題は本考案によれば、切欠き(13)により側方に開
放する開口部(12)を上部側に有し、結束バンド(21)を挿
通する挿通孔(14)を下部側に有する一方の板体(11a)
と、切欠き(13)により上方に開放する開口部(12)を上部
側に有し、前記一方の板体(11a)の挿通孔(14)に対応す
る挿通孔(14)を有する他方の板体(11b)とからなり、前
記2枚の板体(11a,11b)の上部側及び下部側の少なくと
も一方に前記両板体(11a,11b)を結合する固着手段を設
けると共に、両板体(11a,11b)を回転可能に結合するヒ
ンジ手段(30)を下部に設け、前記2枚の板体(11a,11b)
を重ね合せることにより前記開口部(12)が閉じた係止孔
(33)を形成するようにしたことを特徴とするケーブル線
結束用係止具とすることにより解決される。
作用 ヒンジ手段(30)を中心に2枚の板体(11a,11b)を開き、
一方の板体(11a)に被係止体(20)を切欠き(13)より挿入
して開口部(12)内に収納させた後、他方の板体(11b)を
孔(17)と突起(18)による固着手段により結合するよう閉
じ合せることによって、閉鎖した係止孔(33)に被係止体
を係止させる。従って、被係止体への係止具(10)の係止
が片手でワンタッチで行える。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図ないし第3図は本考案に係る係止具(10)の一実施
例を示すものであって、該係止具(10)は異形の2枚の板
体(11a,11b)をヒンジ手段により結合して重ね合わせた
ものである。
前記一方の板体(11a)は、第2図(イ)に示されるよう
に全体として数字の6の字状をしており、上部側には開
口部(12)が形成されている。この開口部(12)は左右の一
側に切欠き(13)が形成されることによって開放した開口
部となっている。また下部側には後述するケーブル線(2
5)を結束するための結束バンド(21)が挿通する挿通孔(1
4)が横幅方向に形成されている。前記一方の板体(11a)
の表面側には2枚の板体(11a,11b)を結合する固着手段
が設けられている。すなわち、前記開口部(12)の上方に
ある上片(15)の左右には孔(17)が左右に離隔するよう設
けられていると共に、開口部(12)の下部にある中央片(1
6)の左右には前記孔(17,17)と略同径の突起(18,18)が離
隔するよう設けられている。前記孔(17,17)は透孔であ
る必要はなく、盲穴の凹部としてもよい。また、孔(17,
17)と突起(18,18)とを逆にして設けけるようにしてもよ
く、上片(15)又は中央片(16)のいずれかに孔(17)と突起
(18)とを並列に離隔するよう設けてもよい。さらには上
片(15)に孔(17)又は突起(18)を1つ設け、中央片(16)に
突起(18)又は孔(17)を1つ設けるようにしてもよい。こ
の一方の板体(11a)の下部である下片(19)の下にはヒン
ジ手段(30)の一方である軸材からなる雄係合部(31)が設
けられている。この一方の板体(11a)は射出成形により
同時成形される。
第2図(ロ)に示す他方の板体(11b)は、前記一方の板
体(11a)と対応するよう開口部(12)が設けられ、上方に
切欠き(13)が設けられることによって開口部(12)の上方
に開放している。この他方の板体(11b)の上部左右には
前記一方の板体(11a)の孔(17,17)に対応する位置に突起
(18,18)が設けられ、中央片(16)の左右には前記一方の
板体(11a)の突起(18,18)と対応する位置に孔(17,17)が
設けられている。この2枚の板体(11a,11b)の表面同士
を向い合せるよう重ね合せると、一方の板体(11a)の孔
(17,17)に他方の板体(11b)の突起(18,18)が嵌合すると
共に、他方の板体(11b)の孔(17,17)に一方の板体(11a)
の突起(18,18)が嵌合するようになっている。また、こ
の他方の板体(11b)の下片(19)の下には、前記一方の板
体(11a)の雄係合部(31)と係合する雌係合部(32)が設け
られ、この雄係合部(31)と雌係合部(32)とを係合するこ
とによって前記ヒンジ手段(30)を構成し、2つの板体(1
1a,11b)は回転可能に結合され本考案に係る係止具(10)
を構成する。そして、該係止具(10)の2つの板体(11a,1
1b)を前述したように重ね合せることにより第4図に示
すように開口部(12)は閉じられた係止孔(33)を形成す
る。
次に本考案に係る係止具(10)を用いた使用例を第5図及
び第6図に基づいて説明すると、先ず、第1図に示すよ
うに係止具(10)の2枚の板体(11a,11b)を開き、第5図
に示す平鋼又はパイプ状の桁材からなる被係止体(20)を
一方の板体(11a)の開口部(12)内に切欠き(13)より挿入
して係止する。そして他方の板体(11b)を閉じ合せるこ
とによって被係止体(20)は他方の板体(11b)の切欠き(1
3)を通過し開口部(12)内に納まり、2枚の板体(11a,11
b)の各突起(18,18)と孔(17,17)とを嵌合して係止具(10)
を一体化することにより第6図に示されるように被係止
体(20)は係止具(10)の閉じた係止孔(33)に挿通した状態
となり、片手でもってワンタッチで被係止体(20)に係止
具(10)を係止することができる。そして孔(17,17)と突
起(18,18)とによる固着手段により2枚の板体(11a,11b)
は互いにずれて分離することがなく、係止具(10)は被係
止体(20)に確実に係止される。
係止具(10,10)の各挿通孔(14,14)に結束バンド(21)を挿
通する、この結束バンド(21)は面ファスナーを使用して
おり、両端にはフックあるいはキノコ状の雄係合要素(2
2,22)を取付けており、中間部はループ状の雌係合要素
(23)を有するものである。ケーブル線(25)を多数束ねて
結束バンド(21)で包囲し、結束バンド(21)の両端部を平
環(24)を介して折返し、雄係合要素(22)と雌係合要素(2
3)とを係合することによりワンタッチで両端を係着でき
ケーブル線(25)を簡単に結束することができる。この結
束バンド(21)はこの実施例では面ファスナーを使用した
例を挙げているが、これに限定されるものではなく、例
えば両端にフックアンドアイの係止手段を有するバンド
であってもよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、側方に開放する開口部を
有する一方の板体と、上方に開放する開口部を有する他
方の板体とからなり、2枚の板体に突起と孔とからなる
固着手段を設けると共に、下部に設けたヒンジ手段によ
り2枚の板体を回転可能に結合するようにした係止具と
したので、係止具を被係止体に係止する際、2枚の板体
を開いて一方の板体より開口部に係止させ、他方の板体
を重ね合せるだけで済み、片手でもワンタッチで被係止
体に係止することができ係脱操作が容易である他、固着
手段により2枚の板体がずれることがなく、被係止体に
確実に係止されるという実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る一実施例を示す係止具の斜視
図、 第2図(イ)、(ロ)は、第1図に示す係止具を構成す
る板体の正面図、 第3図(イ)、(ロ)は、第2図(イ)、(ロ)に示す
板体の側面図、 第4図は、係止具を閉じた状態の正面図、 第5図は、ケーブル線を結束した使用例を示す平面図、 第6図は、第5図の一部拡大断面底面図である。 (10):係止具、(11a,11b):板体、 (12):開口部、(13):切欠き、 (14):挿通孔、(17):孔、 (18):突起、(33):係止孔。 (30):ヒンジ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中陳 信祐 東京都千代田区内幸町1―1―6 日本電 信電話株式会社内 (72)考案者 村井 隆吉 富山県富山市水橋狐塚36―28

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】切欠き(13)により側方に開放する開口部(1
    2)を上部側に有し、結束バンド(21)を挿通する挿通孔(1
    4)を下部側に有する一方の板体(11a)と、切欠き(13)に
    より上方に開放する開口部(12)を上部側に有し、前記一
    方の板体(11a)の挿通孔(14)に対応する挿通孔(14)を有
    する他方の板体(11b)とからなり、前記2枚の板体(11a,
    11b)の上部側及び下部側の少なくとも一方に前記両板体
    (11a,11b)を結合する固着手段を設けると共に、両板体
    (11a,11b)を回転可能に結合するヒンジ手段(30)を下部
    に設け、前記2枚の板体(11a,11b)を重ね合せることに
    より前記開口部(12)が閉じた係止孔(33)を形成するよう
    にしたことを特徴とするケーブル線結束用係止具。
JP15338188U 1988-11-25 1988-11-25 ケーブル線結束用係止具 Expired - Lifetime JPH0615460Y2 (ja)

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JPH0275928U JPH0275928U (ja) 1990-06-11
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