JP4531303B2 - 油圧ブレーカ - Google Patents
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- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パワーショベル等の建設機械のアームに取付けられて岩石やコンクリート等の破砕に使用される油圧ブレーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、油圧ブレーカ41は、建設機械10のアーム11の先端部に取付けられて、岩石やコンクリート等を破砕するために使用されている。
この油圧ブレーカ41は、ブレーカ本体42とブラケット43とで構成されており、ブレーカ本体42がブラケット43によって保持されている。このブラケット43には、建設機械10に取付けるための連結部44が形成されており、この連結部44が建設機械10のアーム11の先端部にピン45、46で連結される。
【0003】
近年、建設機械10は、小型・軽量・高出力化を目指して高性能化が進んでおり、アタッチメントである油圧ブレーカ41についても、小型・軽量の建設機械10に搭載可能な高出力の製品が望まれている。従って、油圧ブレーカ41の軽量化は重要な課題となっており、ブラケット43も軽量化が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
破砕作業を行う場合には、ブレーカ本体42の先端に挿着されたロッド48を岩石やコンクリート等の被破砕物に押しつけ、ブレーカ本体42のシリンダに内蔵されたピストンでロッド48を打撃することにより、被破砕物に衝撃を与えて破砕する。このとき、油圧ブレーカ41には、激しい振動が発生する。
【0005】
このため、ブレーカ本体42をブラケット43に固定しているボルト47等は、弛みを生じ易く、頻繁なメンテナンスが必要である。
本発明は、油圧ブレーカにおける上記問題を解決するものであって、油圧ブレーカの保持構造を簡素化して軽量化すると共に、メンテナンス性を向上させる油圧ブレーカを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、建設機械のアームの先端部に取付けて使用される油圧ブレーカにおいて、ブレーカ本体が、ロッドを挿着して保持するフロントヘッドと、該フロントヘッドの先端側に設けられたフロントキャップと、前記フロントヘッドの後端に連結されるとともに前記ロッドに打撃を与えるピストンを内蔵するシリンダと、該シリンダの後端に連結されたバックヘッドとを備え、前記フロントヘッドに、建設機械のアームの先端部に直接取付けるための連結部を、前記フロントヘッドと一体に設けることにより上記課題を解決している。
この油圧ブレーカは、ブレーカ本体のフロントヘッドに連結部をフロントヘッドと一体に設けているので、ブラケットが不要で保持構造を簡素化、軽量化でき、また、ブレーカ本体をブラケットに固定するボルト等の弛みを生じることもなくメンテナンス性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態である油圧ブレーカの側面図、図2は油圧ブレーカのフロントヘッドの縦断面図、図3は油圧ブレーカを建設機械のアームに取付けた状態を示す側面図である。
この油圧ブレーカ1では、ブレーカ本体2が、ロッド8を挿着して保持するフロントヘッド3とフロントキャップ4、ロッド8に打撃を与えるピストン5を内蔵するシリンダ6、及びシリンダ6の後端に連結されたバックヘッド7で構成されており、ブラケットは設けられていない。
【0008】
そして、フロントヘッド3に、建設機械10のアーム11の先端部に取付けるための連結部12が設けられている。この連結部12は、フロントヘッド3と一体に形成されていて、その後端部の上下に取付用のピン孔13、14を備えており、このピン孔13、14を建設機械10のアーム11の先端部の、通常バケット等の作業具が連結される連結孔に合わせてピン15、16を挿通することにより、油圧ブレーカ1を建設機械10のアーム11に直接連結することができる。また、ピン孔13の後下方には、油圧ブレーカ1のアーム11に対する取付角度を変更するための予備ピン孔17が設けられている。
【0009】
この油圧ブレーカ1は、フロントヘッド3に連結部12を設けて、ブレーカ本体2が建設機械10のアーム11の先端部に直接取付けられ、ブラケットは不要なので、保持構造が簡素化、軽量化されている。
破砕作業を行う場合には、図3の状態で建設機械10のアーム11を移動させ、ブレーカ本体2の先端に挿着されたロッド8を岩石やコンクリート等の被破砕物に押しつけ、シリンダ6に内蔵されたピストン5でロッド8を打撃することにより、被破砕物に衝撃を与えて破砕する。このとき、油圧ブレーカ1には、激しい振動が発生する。
【0010】
しかし、この油圧ブレーカ1は、フロントヘッド3に連結部12を設けて、ブレーカ本体2が建設機械10のアーム11の先端部に直接取付けており、ブラケットは存在しないので、ブレーカ本体2をブラケットに固定するボルトの弛みが生じることはなく、メンテナンスが容易である。
油圧ブレーカ1のアーム11に対する取付角度を変更する必要が生じた場合には、ピン15をピン孔13から抜出し、予備ピン孔17をアーム11の先端部に合わせてピン15を挿着する。
【0011】
破砕作業が終了したら、ピン15、16をピン孔13、14(17)から抜出して油圧ブレーカ1を建設機械10のアーム11の先端部から取外し、バケット等の作業具を取付けることにより他の作業を行うことができる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の油圧ブレーカは、ブラケットが不要で保持構造を簡素化、軽量化でき、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である油圧ブレーカの側面図である。
【図2】油圧ブレーカのフロントヘッドの縦断面図である。
【図3】油圧ブレーカを建設機械のアームに取付けた状態を示す側面図である。
【図4】従来の油圧ブレーカを建設機械のアームに取付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 油圧ブレーカ
2 ブレーカ本体
3 フロントヘッド
4 フロントキャップ
5 ピストン
6 シリンダ
7 バックヘッド
8 ロッド
10 建設機械
11 アーム
12 連結部
13 ピン孔
14 ピン孔
15 ピン
16 ピン
17 予備ピン孔
Claims (1)
- 建設機械のアームの先端部に取付けて使用される油圧ブレーカであって、
ブレーカ本体が、ロッドを挿着して保持するフロントヘッドと、該フロントヘッドの先端側に設けられたフロントキャップと、前記フロントヘッドの後端に連結されるとともに前記ロッドに打撃を与えるピストンを内蔵するシリンダと、該シリンダの後端に連結されたバックヘッドとを備え、
前記フロントヘッドに、建設機械のアームの先端部に直接取付けるための連結部を、前記フロントヘッドと一体に設けたことを特徴とする油圧ブレーカ。
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- 2001-07-17 JP JP2001217161A patent/JP4531303B2/ja not_active Expired - Fee Related
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