JP4530832B2 - 美白用皮膚外用剤、美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法 - Google Patents

美白用皮膚外用剤、美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4530832B2
JP4530832B2 JP2004366067A JP2004366067A JP4530832B2 JP 4530832 B2 JP4530832 B2 JP 4530832B2 JP 2004366067 A JP2004366067 A JP 2004366067A JP 2004366067 A JP2004366067 A JP 2004366067A JP 4530832 B2 JP4530832 B2 JP 4530832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
whitening
external preparation
extract
skin external
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004366067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006169188A (ja
Inventor
憲寿 前田
剛 縄村
孝次 小林
暖 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004366067A priority Critical patent/JP4530832B2/ja
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to CNA2005800431355A priority patent/CN101080215A/zh
Priority to KR1020077009620A priority patent/KR20070087552A/ko
Priority to US11/792,225 priority patent/US20080131384A1/en
Priority to TW094144962A priority patent/TW200637606A/zh
Priority to EP05819591A priority patent/EP1825844A4/en
Priority to PCT/JP2005/023552 priority patent/WO2006064974A1/ja
Publication of JP2006169188A publication Critical patent/JP2006169188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4530832B2 publication Critical patent/JP4530832B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
    • A61K8/9783Angiosperms [Magnoliophyta]
    • A61K8/9789Magnoliopsida [dicotyledons]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/02Preparations for care of the skin for chemically bleaching or whitening the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/80Process related aspects concerning the preparation of the cosmetic composition or the storage or application thereof

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は新規な美白剤およびそれを配合した美白用皮膚外用剤に関し、特にメラニンの生成を抑制し、しみ・そばかす等の色素沈着の予防および改善に有効な美白用皮膚外用剤に関する。
皮膚のしみ・そばかすなどの色素沈着は、ホルモンの異常や紫外線、皮膚局所の炎症が原因となってメラニンが過剰に形成され、これが皮膚内に沈着するものと考えられている。皮膚の色素沈着の原因となるこのメラニンは、表皮基底層にある色素細胞(メラノサイト)内のメラノソームと呼ばれる小器官において生成され、生成したメラニンは、周囲角化細胞(ケラチノサイト)に取り込まれる。このメラノサイト内におけるメラニンは、チロシンが酵素チロシナーゼの作用によりドーパキノンを経て酵素的または非酵素的な酸化反応により黒色のメラニンへと変化して生成される。したがって、第一段階の反応であるチロシナーゼの活性を抑制することが、メラニンの生成を抑制するうえで重要である。
上記のような色素異常の予防・改善を目的として美白作用を有する物質、すなわち、メラニン生成を抑制する物質が主に用いられており、例えば、ビタミンCを大量に経口投与する方法、グルタチオン等を注射する方法、あるいは、コウジ酸、ビタミンC及びその誘導体、システイン等を軟膏、クリーム、ローション等の形態で局所に塗布する方法などが知られている。
しかしながら、チロシナーゼの活性を抑制する化合物はハイドロキノンを除いてはその効果の発現がきわめて緩慢であるため、皮膚色素沈着の改善効果が十分でない。一方、ハイドロキノンは効果が認められるが、感作性があるため一般の使用が制限されている。そこでその安全性を向上させるため、高級脂肪酸のモノエステルやアルキルモノエーテルなどにする試み(特許文献1参照)がなされている。
特開昭58−154507号公報
しかしながら、このような高級脂肪酸のモノエステル類は体内の加水分解酵素によって分解されるため必ずしも安全であるとはいい難く、またエーテル類も安全性の面で充分に満足するものが得られていない。
そこで、本発明者らは種々の植物抽出物についてメラニン生成抑制効果を調べた結果、これまでにかかる効果を有することが知られていなかった特定の植物抽出物について、メラニン生成抑制作用およびチロシナーゼ阻害作用を有していることを見いだし、本発明を完成するに至った。
本発明は、イラクサ科 (Urticaceae) 植物の Pilea cavaleriei 、ドクダミ科 (Saururaceae) 植物の Saururus chinensis 、ガガイモ科 (Asclepiadaceae) 植物の Streptocaulon griffithii、ミカン科 (Rutaceae) 植物のToddalia asiatica、及びマメ科 (Leguminosae) 植物の Tadehagi triquetrum からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物を0.001〜20.0質量%配合することを特徴とする美白用皮膚外用剤である。
また本発明は、イラクサ科 (Urticaceae) 植物の Pilea cavaleriei 、ドクダミ科 (Saururaceae) 植物の Saururus chinensis 、ガガイモ科 (Asclepiadaceae) 植物の Streptocaulon griffithii、ミカン科 (Rutaceae) 植物のToddalia asiatica、及びマメ科 (Leguminosae) 植物の Tadehagi triquetrum からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物からなることを特徴とする美白剤である。
さらに本発明によれば、前記美白剤を用いて肌の美白を行うことを特徴とする美白方法が提供される。
また前記美白用皮膚外用剤の製造方法は、前記美白剤を水相または油相に添加して美白用皮膚外用剤を製造することを特徴とする。
本発明で用いられるPilea cavaleriei は、中国では民間薬として肺結核、肺熱性咳、腎臓炎の水腫、外傷性腫れと痛み、火傷、湯傷、瘡、小さいできもの等に用いられる事が知られている。
Saururus chinensis はハンゲショウと呼ばれ、利尿剤に用いられる事が知られている。
Streptocaulon griffithii は風邪の発熱、コレラ、急性胃腸炎、赤痢、心胃気邪の痛み等に用いられる事が知られている。
Toddalia asiatica はサルカケミカンと呼ばれ、風邪、吐血、咳、胃痛、リウマチ性の痺れと痛み等に用いられる事が知られている。
Tadehagi triquetrum はタデハギと呼ばれ、風邪の発熱、肝炎、腎臓炎、小児消化不良、妊娠、嘔吐、湿熱性下痢、皮膚潰瘍、せつ等に用いられる事が知られている。
本発明の美白用皮膚外用剤は、メラニン生成抑制作用を有しており、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の淡色化、美白に優れた効果を有すると共に、安全性にも優れたものである。
本発明の美白剤によれば、該美白剤を用いることにより、メラニン生成抑制作用を有しており、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の淡色化、美白に優れた効果を有すると共に、安全性にも優れた美白用皮膚外用剤を提供することができる。
また本発明によれば、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の淡色化、美白に優れた効果を有すると共に、安全性にも優れた美白方法が提供される。
さらに、本発明による美白用皮膚外用剤の製造方法によれば、メラニン生成抑制作用を有しており、日焼け後の色素沈着・しみ・そばかす・肝斑等の淡色化、美白に優れた効果を有すると共に、安全性にも優れた美白用皮膚外用剤を製造することができる。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の美白剤に用いられるPilea cavaleriei 、Saururus chinensis 、Streptocaulon griffithii 、Toddalia asiatica 、およびTadehagi triquetrum は、特に中国、日本、東南アジアなどに生育する植物である。
本発明に用いられる植物抽出物は、上記植物の葉、地下茎を含む茎、根、果実、植物全草等を抽出溶媒と共に浸漬または加熱還流した後、濾過し、濃縮して得られる。本発明に用いられる抽出溶媒は、通常抽出に用いられる溶媒であれば何でもよく、特にメタノール、エタノール等のアルコール類、含水アルコール類、アセトン、酢酸エチルエステル等の有機溶媒を単独あるいは組み合わせて用いることができる。本発明の美白剤は上記植物抽出物からなるものであるが、上記植物を単独で用いた植物抽出物であっても、あるいは混合して用いた植物抽出物であっても良い。
本発明の美白用皮膚外用剤における上記植物抽出物の配合量は外用剤全量中、乾燥物として0.001〜20.0質量%、好ましくは0.01〜10.0質量%である。0.001質量%未満であると本発明でいう効果が乏しくなる傾向にあり、20.0質量%を超えると製剤化が難しいので好ましくない。また、10.0質量%を超えて配合してもさほど大きな効果の向上はみられない。
本発明の美白用皮膚外用剤には、上記必須成分以外に、通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば、その他の美白剤、保湿剤、酸化防止剤、油性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、増粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
その他、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、甘草抽出物、グラブリジン、火棘の果実の熱水抽出物、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体またはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸、ルシノール、エラグ酸、カモミラ等の他の美白剤、グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類なども適宜配合することができる。
本発明の美白用皮膚外用剤とは、例えば軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、浴用剤等、従来皮膚外用剤に用いるものであればいずれでもよく、剤型は特に問わない。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は質量%である。実施例に先立ち、本発明の植物抽出物のメラニン生成抑制効果および美白効果に関する試験方法とその結果について説明する。
試験方法およびその結果
1.試料の調製
(1)Pilea cavaleriei 抽出液
Pilea cavaleriei の全草60gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物1.6gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(2)Saururus chinensis 抽出液
Saururus chinensis の根および地下茎部分31gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物1.6gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(3)Streptocaulon griffithii 抽出液
Streptocaulon griffithii の根部分30gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物1.4gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(4)Toddalia asiatica 抽出液
Toddalia asiatica の根部分33gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物2.9gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
(5)Tadehagi triquetrum 抽出液
Tadehagi triquetrum の全草30gを、室温で1週間メタノールに浸漬し、抽出液をろ過、溶媒を留去し、メタノール抽出物3.0gを得た。この抽出物をDMSOに1質量%溶かし、この溶液を希釈して濃度を調整し、これを用いて以下の実験を行った。
2.細胞培養法
マウスB16メラノーマ培養細胞を使用した。10%FBSおよびテオフィリン(0.09mg/ml)を含むイーグルMEM培地中でCO2インキュベーター(95%空気,5%二酸化炭素)内、37℃の条件下で培養した。培養24時間後に試料溶液を終濃度(抽出乾燥物換算濃度)で2×10-3〜10-5重量%になるように添加し、さらに3日間培養を続け、以下の方法でメラニン生成量の視感判定を測定した。
3.メラニン量の視感測定
プレートの蓋上に拡散板を置き、倒立顕微鏡で細胞数と細胞内のメラニン量を観察し、Pilea cavaleriei 、Saururus chinensis 、Streptocaulon griffithii 、Toddalia asiatica 、Tadehagi triquetrum の抽出物を添加していない試料(基準)の場合と比較した。その結果を表1に表示した。また、参考例として、すでにメラニン生成抑制作用のあることが知られているアルブチンについても上記と同様の試験を行った。その結果を併せて表1に示す。細胞増殖については、試験したすべての試料において「抑制なし」の結果であった。
<判定基準>
○:白(メラニン量)
△:やや白(メラニン量)
×:基準(メラニン量)
Figure 0004530832
表1の結果より、Pilea cavaleriei 、Saururus chinensis 、Streptocaulon griffithii 、Toddalia asiatica 、Tadehagi triquetrum の抽出物は、細胞増殖に影響を与えることなくメラニンの生成を抑制することがわかり、アルブチンと同様に優れた美白作用をもつことがわかった。
4.美白効果試験
(4−1)美白剤配合皮膚外用剤の調製
美白剤を各試料として、下記の処方に調製した。調製方法は常法に従いアルコール相および水相を調製して行った。
(アルコール相)
99%エタノール 70.0 質量%
「表2」記載の美白剤 「表2」記載の量
(水相)
グリセリン 5.0
イオン交換水 残余
(4−2)試験方法
紫外線を曝露したパネル(n=5)の皮膚を対象として、紫外線を曝露した日の14日後より、各処方液を1日1回ずつ8週間塗布した。塗布終了後、紫外線照射によって誘導される色素沈着に対して抑制効果があるかどうかを試験終了時に4段階の評価基準で調べた。結果を表2に示す。
(評価基準)
4:著効
3:有効
2:やや有効
1:効果なし
Figure 0004530832
表2より明らかなように、紫外線を曝露したパネルに対するPilea cavaleriei 、Saururus chinensis 、Streptocaulon griffithii 、Toddalia asiatica 、Tadehagi triquetrum を添加した処方液はメラニン色素の沈着を防ぎ、色黒を予防・改善することが認められた。
以下に、本発明の美白剤を配合した皮膚外用剤の実施例を挙げる。配合した美白剤は上記で調製したものを用いた。配合量は質量%を表す。実施例1〜10で得られた皮膚外用剤はいずれも美白効果試験において効果が認められた。
なお、実施例2および実施例7はいずれも本発明に含まれない参考例としての例である。
実施例1 クリーム
(処方)
ステアリン酸 5.0 質量%
ステアリルアルコール 4.0
イソプロピルミリステート 18.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0
プロピレングリコール 10.0
Pilea cavalerieiエタノール抽出物 0.01
苛性カリ 0.2
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
防腐剤 適量
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にプロピレングリコールとPilea cavaleriei エタノール抽出物と苛性カリを加え溶解し、加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部加え終わってからしばらくその温度に保ち反応を起こさせる。その後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例2 クリーム
(処方)
ステアリン酸 2.0 質量%
ステアリルアルコール 7.0
水添ラノリン 2.0
スクワラン 5.0
2−オクチルドデシルアルコール 6.0
ポリオキシエチレン(25モル)
セチルアルコールエーテル 3.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
プロピレングリコール 5.0
Saururus chinensis ヘキサン抽出物 0.05
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にプロピレングリコールを加え、加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した後、よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例3 クリーム
(処方)
固形パラフィン 5.0 質量%
ミツロウ 10.0
ワセリン 15.0
流動パラフィン 41.0
グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0
ポリオキシエチレン(20モル)
ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0
石けん粉末 0.1
硼砂 0.2
Streptocaulon griffithii アセトン抽出物 0.05
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水に石けん粉末と硼砂を加え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相をかきまぜながら徐々に加え反応を行う。反応終了後、ホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例4 乳液
(処方)
ステアリン酸 2.5 質量%
セチルアルコール 1.5
ワセリン 5.0
流動パラフィン 10.0
ポリオキシエチレン(10モル)モノオレイン酸エステル 2.0
ポリエチレングリコール1500 3.0
トリエタノールアミン 1.0
カルボキシビニルポリマー 0.05
(商品名:カーボポール941,B.F.Goodrich Chemical company)
Toddalia asiatica 酢酸エチルエステル抽出物 0.01
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
少量のイオン交換水にカルボキシビニルポリマーを溶解する(A相)。残りのイオン交換水にポリエチレングリコール1500とトリエタノールアミンを加え、加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、A相を加えホモミキサーで均一乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例5 乳液
(処方)
マイクロクリスタリンワックス 1.0 質量%
密ロウ 2.0
ラノリン 20.0
流動パラフィン 10.0
スクワラン 5.0
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0
ポリオキシエチレン(20モル)
ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
プロピレングリコール 7.0
Tadehagi triquetrum 水抽出物 10.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.01
エチルパラベン 0.3
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にプロピレングリコールを加え、加熱して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し、加熱融解して70℃に保つ(油相)。油相をかきまぜながらこれに水相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化する。乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却する。
実施例6 ゼリー
(処方)
95%エチルアルコール 10.0 質量%
ジプロピレングリコール 15.0
ポリオキシエチレン(50モル)
オレイルアルコールエーテル 2.0
カルボキシビニルポリマー 1.0
(商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company)
苛性ソーダ 0.15
L−アルギニン 0.1
Pilea cavaleriei50%エタノール水溶液抽出物 7.0
2-ヒドロキシ-4-
メトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.05
エチレンジアミンテトラアセテート・3ナトリウム・2水 0.05
メチルパラベン 0.2
香料 適量
イオン交換水 残余
(製法)
イオン交換水にカーボポール940を均一に溶解し、一方、95%エタノールにPilea cavaleriei 50%エタノール水溶液抽出物、ポリオキシエチレン(50モル)オレイルアルコールエーテルを溶解し、水相に添加する。次いで、その他の成分を加えたのち苛性ソーダ、L−アルギニンで中和させ増粘する。
実施例7 美容液
(処方)
(A相)
エチルアルコール(95%) 10.0 質量%
ポリオキシエチレン(20モル)
オクチルドデカノール 1.0
パントテニールエチルエーテル 0.1
Saururus chinensis エタノール抽出物 1.5
メチルパラベン 0.15
(B相)
水酸化カリウム 0.1
(C相)
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 10.0
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
カルボキシビニルポリマー 0.2
(商品名:カーボポール940,B.F.Goodrich Chemical company)
精製水 残余
(製法)
A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA相を加えて可溶化する。次いでB相を加えたのち充填を行う。
実施例8 パック
(処方)
(A相)
ジプロピレングリコール 5.0 質量%
ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0
(B相)
Streptocaulon griffithii エタノール抽出物 0.01
オリーブ油 5.0
酢酸トコフェロール 0.2
エチルパラベン 0.2
香料 0.2
(C相)
亜硫酸水素ナトリウム 0.03
ポリビニルアルコール 13.0
(ケン化度90、重合度2,000)
エタノール 7.0
精製水 残余
(製法)
A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化する。次いでこれをC相に加えたのち充填を行う。
実施例9 固形ファンデーション
(処方)
タルク 43.1 質量%
カオリン 15.0
セリサイト 10.0
亜鉛華 7.0
二酸化チタン 3.8
黄色酸化鉄 2.9
黒色酸化鉄 0.2
スクワラン 8.0
イソステアリン酸 4.0
モノオレイン酸POEソルビタン 3.0
オクタン酸イソセチル 2.0
Toddalia asiatica エタノール抽出物 1.0
防腐剤 適量
香料 適量
(製法)
タルク〜黒色酸化鉄の粉末成分をブレンダーで十分混合し、これにスクワラン〜オクタン酸イソセチルの油性成分、Toddalia asiatica エタノール抽出物、防腐剤、香料を加え良く混練した後、容器に充填、成型する。
実施例10 乳化型ファンデーション(クリームタイプ)
(処方)
(粉体部)
二酸化チタン 10.3 質量%
セリサイト 5.4
カオリン 3.0
黄色酸化鉄 0.8
ベンガラ 0.3
黒色酸化鉄 0.2
(油相)
デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5
流動パラフィン 4.5
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0
(水相)
精製水 50.0
1,3−ブチレングルコール 4.5
Tadehagi triquetrum エタノール抽出物 1.5
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.0
防腐剤 適量
香料 適量
(製法)
水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部を添加してホモミキサー処理する。更に加熱混合した油相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香料を添加して室温まで冷却する。

Claims (4)

  1. イラクサ科 (Urticaceae) 植物の Pilea cavaleriei 、ガガイモ科 (Asclepiadaceae) 植物の Streptocaulon griffithii、ミカン科 (Rutaceae) 植物の Toddalia asiatica、及びマメ科 (Leguminosae) 植物の Tadehagi triquetrum からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物を0.001〜20.0質量%配合することを特徴とする美白用皮膚外用剤。
  2. イラクサ科 (Urticaceae) 植物の Pilea cavaleriei 、ガガイモ科 (Asclepiadaceae) 植物の Streptocaulon griffithii、ミカン科 (Rutaceae) 植物の Toddalia asiatica、及びマメ科 (Leguminosae) 植物の Tadehagi triquetrum からなる群より選択される1種又は2種以上の植物の抽出物からなることを特徴とする美白剤。
  3. 請求項2に記載の美白剤を用いて肌の美白を行うことを特徴とする美白方法。
  4. 請求項2に記載の美白剤を水相または油相に添加して美白用皮膚外用剤を製造することを特徴とする美白用皮膚外用剤の製造方法。
JP2004366067A 2004-12-17 2004-12-17 美白用皮膚外用剤、美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法 Expired - Fee Related JP4530832B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004366067A JP4530832B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 美白用皮膚外用剤、美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法
KR1020077009620A KR20070087552A (ko) 2004-12-17 2005-12-16 미백용 피부 외용제, 미백제, 미백 방법 및 미백용 피부외용제의 제조 방법
US11/792,225 US20080131384A1 (en) 2004-12-17 2005-12-16 External Preparation for Skin Whitening, Whitening Agent, Whitening Method and Method of Production of External Preparation for Skin Whitening
TW094144962A TW200637606A (en) 2004-12-17 2005-12-16 External skin whitening agent, whitening agent, whitening method and production method of external skin whitening agent
CNA2005800431355A CN101080215A (zh) 2004-12-17 2005-12-16 美白用皮肤外用剂,美白剂,美白方法以及美白用皮肤外用剂的制造方法
EP05819591A EP1825844A4 (en) 2004-12-17 2005-12-16 EXTERNAL SKIN WHITENING PREPARATION, WHITENING PREPARATION, WHITENING METHOD AND METHOD FOR PRODUCING EXTERNAL SKIN WHITENING PREPARATION
PCT/JP2005/023552 WO2006064974A1 (ja) 2004-12-17 2005-12-16 美白用皮膚外用剤、美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004366067A JP4530832B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 美白用皮膚外用剤、美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006169188A JP2006169188A (ja) 2006-06-29
JP4530832B2 true JP4530832B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=36588006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004366067A Expired - Fee Related JP4530832B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 美白用皮膚外用剤、美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20080131384A1 (ja)
EP (1) EP1825844A4 (ja)
JP (1) JP4530832B2 (ja)
KR (1) KR20070087552A (ja)
CN (1) CN101080215A (ja)
TW (1) TW200637606A (ja)
WO (1) WO2006064974A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100774437B1 (ko) * 2006-11-17 2007-11-08 (주)아모레퍼시픽 마나산틴 b를 유효성분으로 하는 피부 미백용 외용제조성물
KR100865071B1 (ko) * 2007-04-27 2008-10-23 영남대학교 산학협력단 삼백초 추출물 또는 이로부터 분리된 화합물을유효성분으로 함유하는 미백용 조성물
KR101480700B1 (ko) * 2007-11-30 2015-01-12 (주)아모레퍼시픽 복방 생약 추출물을 유효성분으로 함유하는 피부 외용제조성물
WO2011019239A2 (ko) * 2009-08-14 2011-02-17 (주)아모레퍼시픽 천연 추출물 함유 조성물
KR100995379B1 (ko) * 2009-12-30 2010-11-19 이동주 입욕제 조성물 및 그의 제조방법
CN102228415B (zh) * 2011-05-12 2012-09-26 康美药业股份有限公司 一种含有氨甲环酸的组合物、其制备方法及用途
KR101441190B1 (ko) * 2012-08-06 2014-09-18 제주대학교 산학협력단 비양나무 추출물을 포함하는 화장료 조성물
CN107095820A (zh) * 2017-06-06 2017-08-29 安徽吉乃尔电器科技有限公司 一种三白草美白乳液的制备方法
CN107397708A (zh) * 2017-07-26 2017-11-28 北京健旭康技术有限公司 福建广东广西特产在制备化妆品中的用途
CN108478488A (zh) * 2018-05-16 2018-09-04 冯敬洲 一种痘印修复液及其制备方法
CN110243991A (zh) * 2019-06-13 2019-09-17 广西中医药大学 一种瑶药石油菜药材的质量检测方法
KR102560191B1 (ko) * 2021-07-09 2023-07-27 코스맥스 주식회사 삼백초 흰 잎 추출물을 포함하는 피부 미백용 조성물
CN113943614A (zh) * 2021-10-31 2022-01-18 扬州市东源日化旅游用品厂 一种羊奶手工皂及其制备工艺
CN117860800B (zh) * 2023-11-30 2024-09-10 暨南大学 一种葫芦茶提取物及其在制备抗i型单纯疱疹病毒药物中的应用

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020035656A (ko) * 2000-05-31 2002-05-15 이세복 삼백초추출물로 이루어진 티로시나제 저해제 및 이를함유하는 미백화장료
JP2002212052A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Hajime Ito 外用組成物
JP2004182711A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Koei Kogyo Kk 皮膚外用剤
JP2004284961A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Okinawa Pref Gov 抗腫瘍成分をサルカケミカンから抽出した製剤、食品または食品添加物

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01242578A (ja) * 1988-03-25 1989-09-27 P C C Technol:Kk 変質し易い有機化合物の抽出方法
JP2810107B2 (ja) * 1989-05-08 1998-10-15 株式会社三光生物科学研究所 皮膚用化粧料組成物
CN1181839C (zh) * 2001-08-09 2004-12-29 段春林 肿瘤败毒液
EP1284142A1 (en) * 2001-08-13 2003-02-19 Viking Agricultural Products Company Pharmaceutical composition for treatment of infective immunologic disorders
KR100538928B1 (ko) * 2003-04-17 2005-12-29 서용섭 한방비누 제조방법
JP2004352659A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Shiseido Co Ltd 美白用皮膚外用剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020035656A (ko) * 2000-05-31 2002-05-15 이세복 삼백초추출물로 이루어진 티로시나제 저해제 및 이를함유하는 미백화장료
JP2002212052A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Hajime Ito 外用組成物
JP2004182711A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Koei Kogyo Kk 皮膚外用剤
JP2004284961A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Okinawa Pref Gov 抗腫瘍成分をサルカケミカンから抽出した製剤、食品または食品添加物

Also Published As

Publication number Publication date
EP1825844A1 (en) 2007-08-29
KR20070087552A (ko) 2007-08-28
JP2006169188A (ja) 2006-06-29
CN101080215A (zh) 2007-11-28
TW200637606A (en) 2006-11-01
US20080131384A1 (en) 2008-06-05
EP1825844A4 (en) 2009-02-25
WO2006064974A1 (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080131384A1 (en) External Preparation for Skin Whitening, Whitening Agent, Whitening Method and Method of Production of External Preparation for Skin Whitening
JP2008150314A (ja) 美白剤
JPH0930946A (ja) 美白用皮膚外用剤
JP2007106675A (ja) 美白剤
JPH0812560A (ja) 皮膚外用剤
JPH08310939A (ja) 美白用皮膚外用剤
JP2008247841A (ja) 美白剤およびメラニン生成抑制剤
JPH0930945A (ja) 皮膚外用剤
JP3140357B2 (ja) 美白用皮膚外用剤
JP2006265141A (ja) 美白剤
JPH0930949A (ja) 美白用皮膚外用剤
JP2000159626A (ja) 皮膚外用剤
JPH08301758A (ja) 皮膚外用剤
JP3527406B2 (ja) 美白用皮膚外用剤
JP2007126367A (ja) 美白剤、美白方法および美白用皮膚外用剤の製造方法
JPH0930948A (ja) 美白用皮膚外用剤
JP4764079B2 (ja) 美白剤
JPH10265363A (ja) チロシナーゼ阻害剤
JPH11246344A (ja) 美白用皮膚外用剤
JP2005289922A (ja) 美白用皮膚外用剤
JPH0920636A (ja) 皮膚外用剤
JPH11139952A (ja) 美白用皮膚外用剤
JPH0812550A (ja) 皮膚外用剤
JPH11246343A (ja) 美白用皮膚外用剤
JPH0930947A (ja) 美白用皮膚外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees