JP4529312B2 - プログラム仕様書作成装置、作成方法、およびシーケンス制御システム - Google Patents

プログラム仕様書作成装置、作成方法、およびシーケンス制御システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシーケンス制御方式に係り、更に詳しくはシーケンス制御用コントローラに対するプログラム仕様書の作成装置、および作成方法などに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
シーケンス制御の制御仕様を表現する形式としては、ラダー回路、ファンクションブロック図(FBD)、シーケンシャルファンクションチャート(SFC)など多くの方法があるが、この中でSFCを用いた方式はIEC61131−3によって規定された共通要素(プログラムの処理構造を持つ)であり、広範に用いられている。
【0003】
SFCにおいては、シーケンスフローの各ステップがブロック (長方形)によって、またステップ間のリンクが縦線、移行条件(トランジション)が横線(リンクに交叉)で記述されることが基本となっている。そしてあるステップにおいて出力信号を出力する場合には、ステップの右横にアクション形式の命令が記述される形式となっている。
【0004】
例えばプラントの配管にある多数のバルブとポンプに対する指令を順番に出力する場合には、第1ステップで各バルブの開指令をアクションの形式を用いて出力し、第1ステップから第2ステップに移行するトランジションとしてバルブの開アンサー(バルブの応答信号)を設定し、第2ステップでポンプの運転指令を出力するようにしていた。
【0005】
更にポンプの運転指令に対応してインタロック条件がある場合には、その条件信号と運転指令に関する論理回路をラダー回路、またはFB図などで作成していた。更にSFCの複数のステップから別のステップ、または複数のステップにある条件でジャンプするような場合には、分岐線を用いて指定したステップへのジャンプに関する記述を行っていた。
【0006】
このようにSFCでは各ステップにおける出力はアクション命令によって行われるが、そのシーケンスで扱われる出力信号がそれぞれのステップでどのような状態になるかがSFC上で一目で見えないという問題点や、1つのステップで多くの出力を一括して出すような場合に、その表現が困難であるという問題点があった。
【0007】
また多くのバルブやポンプの出力にインタロックを掛ける時や、例えばバルブの開アンサーをトランジションの条件として記述する時には、設計者がラダーやFB図の回路をそのつど作成しなければならず、作成もれの可能性や、作成された回路に対応するプログラムを設計する場合の設計ミスが起こりやすいという問題点があった。
【0008】
更にSFCの各ステップに対する異常監視をトランジションとして行う場合には、分岐などがいたる所に出現し、非常に複雑で、かつ見にくいシーケンスとなってしまうという問題点があった。
【0009】
本発明の課題は、上述の問題点に鑑み、SFCシーケンスの出力定義仕様書、インタロック定義仕様書を表形式で作成し、その表の中に多くの出力や移行条件、ジャンプ先などを可視化された形式で表現することによって、シーケンス仕様書の作成を容易とし、またその表形式の仕様書を用いてシーケンスプログラム作成の簡単化、およびシーケンス実行時の異常監視指定などを実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明のプログラム仕様書作成装置の原理構成ブロック図である。同図はシーケンス制御を行うコントローラに対するプログラム仕様書の作成装置の原理構成ブロック図である。
【0011】
図1に示すように、本発明のプログラム仕様書作成装置1は、基本的には出力定義シート作成手段2、およびインタロック定義シート作成手段3を備える。出力定義シート作成手段2は、予め生成し準備されたシーケンシャルファンクションチャート(SFC)から該シーケンシャルファンクションチャートのステップに対応するシーケンスのステップ又は該ステップを分割した複数のサブステップにおける出力信号の出力指令、および前記ステップ間又は前記サブステップ間の移行条件を表形式で記述した出力定義シートを作成してSFCシーケンス制御のための出力定義仕様書を生成するものである。またインタロック定義シート作成手段3は、そのシーケンスにおいて監視すべきインタロックと、該インタロックが発生した時の異常処理の指定とを表形式で記述したインタロック定義シートを作成してSFCシーケンス制御のためのインタロック定義仕様書を生成するものである。
【0012】
発明の実施の形態においては、プログラム仕様書作成装置1は図1に示すように、パラメータ定義シート作成手段4を更に備えることもできる。この場合には出力定義シート作成手段2が、出力指令が定義されている出力信号に対応してワード信号を記述すると共に、パラメータ定義シート作成手段4が、その出力指令がオンとなった時点でその出力信号に対応するステップで出力すべきデータを、そのワード信号に対応するパラメータとして記述したパラメータ定義シートを作成することになる。
【0013】
またプログラム仕様書作成装置1は更にデータ変換手段5を備えることもできる。このデータ変換手段5は、表形式の出力定義シート、インタロック定義シートに記述されている内容を、コントローラが実行可能なバイナリーデータに変換するものである。
【0014】
プログラム仕様書作成装置1は、モニタ手段6を備えることもできる。モニタ手段6はバイナリーデータのコントローラによる実行時に、モニタすべき前記出力定義シート、インタロック定義シート上におけるデータのタグナンバーとモニタすべきセルの位置とのデータの組が設定されていることを確認した後で、該データの組におけるタグナンバーにかかるコントローラ側の実行状態データを読み出し、出力定義シート、インタロック定義シート上で記述されている各出力信号のオン/オフ、各ステップの未実行/実行済みに対応して、該2つの定義シート上で各出力信号、各ステップを示すセルの色替えを行うものである。
【0015】
更にプログラム仕様書作成装置1は、罫線再描画手段7を備えることもできる。罫線再描画手段7は、出力定義シート作成手段2、インタロック定義シート作成手段3によるシート作成過程において, 表形式の定義シートの罫線の形や太さが崩れた場合には、その罫線を崩れる前の元のフォーマットに描画し直し且つアクティブセルにカーソルを戻すものである。
【0016】
発明の実施の形態においては、前述のシーケンスの各ステップはシーケンシャルファンクションチャートの各ステップに対応することも、またこの場合出力定義シート作成手段2が、このシーケンシャルファンクションチャートの1つのステップを更に複数のサブステップに分割し、各サブステップにおける出力信号の出力指令、およびサブステップ間の移行条件を更に記述した出力定義シートを作成することもできる。
【0017】
また実施の形態においては、出力定義シート作成手段2が、出力信号に対する出力種別を更に記述する出力定義シートを作成することもでき、この場合出力定義シート作成手段2が出力定義シート上の他設備機器切り離しのステップがコントローラによって実行される時に一部の出力をシーケンスから無処理の状態にさせるために、一部の出力の種別を他設備機器と記述することもでき、また出力定義シート上の各ステップがコントローラによって実行される時にバルブからのアンサー信号が来ない状態でポンプに対する出力信号を出力させないために、出力種別としてポンプまたは他設備ポンプが指定された出力信号の出力指令に対応するステップへの移行条件として、シーケンスから既に切り離され、かつ他設備バルブが出力種別として記述されている出力信号を除いて、バルブおよび他設備バルブが出力種別として記述されている出力信号に対する出力指令と各バルブからのアンサー信号が全てオンとなるべきことを記述することもでき、更に出力種別としてポンプ、他設備ポンプ、バルブ、または他設備バルブを記述する時、該各出力種別の記述された各出力信号の出力指令に対応するステップから次のステップへの移行条件として、各出力信号の出力指令と、その各出力種別に対応するポンプまたはバルブからのアンサー信号とが共にオンとなるべきことを記述することもできる。
【0018】
また実施の形態においては、インタロック定義シート作成手段3が、異常処理としてシーケンスの一時停止処理、またはジャンプすべきステップの指定を記述することもでき、一時停止処理の実行後にオペレータからのシーケンス再開指令に応じてシーケンス実行が再開された時に、一時停止前に実行されていたステップに戻るべきか、あるいは実行されていたステップの直前のステップに戻るべきかを出力定義シート作成手段2が更に記述することもできる。
【0019】
またプログラム仕様書作成装置は、オペレータからのシーケンス強制終了指令に応じてジャンプすべき強制終了ステップを記述したシーケンスリストを保持するシーケンスリスト保持手段を更に備えることもできる。
【0020】
またインタロック定義シート作成手段3が、1つのステップから次のステップに移行する以前に、次のステップでインタロックが起こるか否かをあらかじめ調べ、インタロックが起こると予測される時に次のステップへの移行を禁止すべきことを、バック指定として更に記述することもできる。
【0021】
更に実施の形態においては、出力定義シート作成手段2が出力信号に対して出力インタロック信号と出力インタロック状態とを更に記述した出力定義シートを作成することもできる。
【0023】
本発明のプログラム仕様書作成方法においては、予め生成し準備されたシーケンシャルファンクションチャート(SFC)から該シーケンシャルファンクションチャートのステップに対応するシーケンスのステップ又は該ステップを分割した複数のサブステップにおける出力信号の出力指令、および前記ステップ間又は前記サブステップ間の移行条件を表形式で記述した出力定義シートを作成してSFCシーケンス制御のための出力定義仕様書を生成し、前記SFCのシーケンスにおいて監視すべきインタロックと、該インタロックが発生した時の異常処理の指定とを表形式で記述したインタロック定義シートを作成してSFCシーケンス制御のためのインタロック定義仕様書を生成し、作成された前記表形式の出力定義シート、インタロック定義シートに記述されている内容をテキストデータに変換し、該変換された前記テキストデータから前記コントローラが実行可能な形式のバイナリーデータに変換する方法が用いられる。
【0025】
本発明においてプログラム仕様書の作成を行う計算機によって使用されるプログラムにおいて、予め生成し準備されたシーケンシャルファンクションチャート(SFC)から該シーケンシャルファンクションチャートのステップに対応するシーケンスのステップ又は該ステップを分割した複数のサブステップにおける出力信号の出力指令、および前記ステップ間又は前記サブステップ間の移行条件を表形式で記述した出力定義シートを作成してSFCシーケンス制御のための出力定義仕様書を生成する手順と、前記SFCのシーケンスにおいて監視すべきインタロックと、該インタロックが発生した時の異常処理の指定とを表形式で記述したインタロック定義シートを作成してSFCシーケンス制御のためのインタロック定義仕様書を生成する手順と、作成された前記表形式の出力定義シート、インタロック定義シートに記述されている内容をテキストデータに変換する手順と、該変換された前記テキストデータから前記コントローラが実行可能な形式のバイナリーデータに変換する手順を計算機に実行させるためのプログラムが用いられる。
【0026】
更に本発明のシーケンス制御システムは、コントローラと、コントローラに対するプログラム仕様書を作成する装置とによって構成され、プログラム仕様書作成装置は図1で説明したインタロック定義シート作成手段3、およびデータ変換手段5を基本的に備えると共に、コントローラはデータ変換手段5によって変換されたバイナリーデータの実行時にインタロック定義シート上で定義されたインタロックのうちで時間的に最初に発生したインタロックの要因を出力すると共に、そのインタロックに対して指定された異常処理を実行する異常処理手段を備える。
【0027】
以上のように本発明によれば、例えばSFCシーケンスの出力動作仕様、およびインタロック定義仕様が表形式で記述され、それがそのまま制御シーケンスとして用いられる形式でシーケンス制御が行われる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施形態におけるシーケンス制御システムの基本構成図である。同図においてシーケンス制御システムは、図3で説明するプログラム仕様書作成装置兼プログラム開発装置としての役割を果たすパソコン10、例えばプラント全体の制御を行うための分散型制御システム(ディストリビューテッド コントロール システム、DCS)コントローラ11、およびシステム内で例えば機器単位の制御を行うプログラマブルロジックコントロール(PLC)コントローラ12から構成されている。
【0029】
図3は図2のシーケンス制御システムの詳細構成ブロック図である。同図において、図2のパソコン10に相当するプログラム仕様書作成装置兼プログラム開発装置20、DCSコントローラ11、およびPLCコントローラ12によってシステムが構成されている。
【0030】
プログラム仕様書作成装置兼プログラム開発装置20によって、例えば他のシステム、または本システム内で作成されたシーケンシャルファンクションチャート(SFC)21から出力定義シート22、インタロック定義シート23、およびパラメータ定義シート24が作成される。これらの定義シートは表形式のシーケンス仕様書に相当し、例えばMS−EXCEL(商標名)のような表計算ソフトを用いて作成される。
【0031】
出力定義シート22は、例えばSFCの各ステップ、またはそのステップを複数のサブステップに分割して、ステップまたはサブステップ毎の出力信号の出力指令や、ステップまたはサブステップ間の移行条件などを定義するものであり、インタロック定義シート23はシーケンスの中で監視すべきインタロックや、インタロックが発生した場合の異常処理の指定などを定義するものであり、パラメータ定義シート24はSFCの各ステップ、またはサブステップの出力に対応して設定されるアナログデータを定義するものであり、これらの定義シートの詳細については更に後述する。
【0032】
出力定義シート22、インタロック定義シート23、およびパラメータ定義シート24上で定義された表形式のデータは、例えばオペレータによってコンバートツールバー25上のコンバート指令が選択されることにより、コントローラが実行できるバイナリー形式のデータに変換される。
【0033】
まず図形情報からテキストデータへの展開部26によって、各定義シートの表形式のデータはCSV(コンマ セパレーテッド バリュー)形式のデータに変換され、CSV形式テキストファイル27に格納される。その後テキストデータからマルチコントローラ対応データへの展開部28によって、基本的にはどのコントローラによっても実行が容易な形式のバイナリーデータに変換され、バイナリーデータ定義ファイル29に格納される。
【0034】
このバイナリーデータは、DCSコントローラ11、またはPLCコントローラ12によって実行されることになるが、そのためにそれぞれDCSコントローラ定義データロード部30、PLCコントローラ定義データロード部31によって、それぞれのコントローラ内のバイナリーデータ定義ファイル32,33に格納される。
【0035】
それぞれのコントローラ11,12の内部に格納されたバイナリーデータ定義ファイル32,33の内容は、それぞれDCS用データ解析部34、PLC用データ解析部35によって解析され、出力定義シート22、インタロック定義シート23、パラメータ定義シート24上で定義されたSFC21のシーケンス内容が実行され、実行途中の各ステップにおける各種出力信号の状態などがそれぞれシーケンス制御ファイル36、37に格納される。
【0036】
実施形態においては、DCSコントローラ11、PLCコントローラ12のシーケンス実行状況をモニタすることが可能である。例えばオペレータがモニタツールバー38上でモニタ開始を指定すると、DCSコントローラデータ読出し部39、PLCコントローラデータ読出し部40によって、それぞれのコントローラの実行状況がシーケンス制御ファイル36,37から読出され、コントローラ読出しデータ格納ファイル41に格納される。そしてこの格納内容を用いてモニタ実行部42によって、例えば出力信号の出力指令のオン/オフに応じて、例えば出力定義シート22上のその出力指令に相当するセルの色替えが行われ、シーケンス実行状況のモニタが行われる。このモニタはモニタツールバー38上でモニタ停止が指定されるまで、例えばサンプリング間隔毎に実行され、シーケンス実行状況がリアルタイムで各定義シート上で表示されることになる。このモニタ実行については更に後述する。
【0037】
図4は本実施形態におけるSFC制御シーケンス設計手順の概要フローチャートである。同図において処理が開始されると、まずステップS1で例えば本システム、または他のプログラム開発装置によってSFCシーケンスが作成され、ステップS2で出力定義シートが作成され、ステップS3でインタロック定義シートが作成され、ステップS4で出力定義シート、およびインタロック定義シート上にコントローラ信号の追記が行われる。ここで追記されるコントローラ信号は、例えば後述するタグナンバーなどである。
【0038】
すなわち、例えば出力定義シート上では、出力については出力信号名だけが当初記入されるが、コントローラ側でその信号を識別するためのタグナンバーが追記される。
【0039】
その後ステップS5でコントローラが実行可能なバイナリーデータへのコンバートが行われ、ステップS6でそのバイナリーデータがコントローラにダウンロードされ、ステップS7でSFCシーケンス制御が実行され、ステップS8で実行中のSFC動作のモニタが行われる。
【0040】
図5および図6は、出力定義シートのフォーマットと、そのデータの例の説明図である。この出力定義シートの大きさが大きいため、中央部分で2つに切断し、一部の重複部分を含めて図5に出力定義シートの左側、図6に右側を示している。ここでは図5と図6が合成された1枚の出力定義シート全体についての内容を説明する。
【0041】
出力定義シートの最も左上の部分の、定義内容書込みユーザファイルナンバーから、シーケンスMAXインタロック信号数までは、後述するシーケンス設定情報に相当し、主としてコントローラ側で用いられるデータである。
【0042】
シートの上部の中央付近には、メイン工程(ステップ)とサブ工程(ステップ)のそれぞれのステップナンバーに応じて、サブステップ間の移行条件などが記述されている。ここで例えばメインステップ2は、3つのサブステップ2〜4から構成されており、シート中央付近に示すようにSFC上の仕込みのステップに相当し、SFC上での1つのステップが出力定義シート上では複数のサブステップに分割され得ることを示している。
【0043】
出力定義シートの下半分の中央を含めて左側は、出力信号とその出力指令に関する記述である。出力信号はここでは投入ポンプから、「反応SEQ終了」MSGまでの名称を持っており、それぞれの出力信号に対応して、そのラベルとタグナンバーとが記述されている。
【0044】
これらの出力信号と、例えばサブステップナンバー1〜8にそれぞれ対応する、前処理から終了のステップとの交点に○印やNが記入されるか、または空白のままとなっている。この○印はそのステップで該当する出力信号の出力指令がオンとなることを示し、またNは出力指令が現状維持とされることを示し、空白は出力指令がオフとなっていることを示す。
【0045】
出力システムタグナンバーの横の機器種別は、ここではポンプPとバルブVとの区別、および他の設備のポンプPZ、および他の設備のバルブVZの区別を示す。この機器種別の欄の上のZ機器切り離しが実行されるステップ、ここではサブステップ5〜8において、PZ、またはVZに対応する出力信号の出力指令がオンとなる場合には、その他設備ポンプ、または他設備バルブがここで実行されているシーケンスから切り離され、シーケンスから無処理の状態とされ、その時点以後その出力信号の行は意味を持たないことになる。
【0046】
ここではZ機器切り離しのサブステップ5〜8においては投入ポンプと投入元弁に対する出力指令はオフであり、この例ではZ機器切り離しは実質的に意味を持っていないことになる。
【0047】
なお従来、このような機器切り離しを行う場合には、トランジションに対応してラダー回路などを設計し、複雑なプログラムを作る必要があったが本実施形態では機器種別を指定し、切り離し工程を設けるだけでよく、また出力定義シート上でその動作が可視化される。
【0048】
定義シートの中央付近、Z機器切り離しの欄の上にはReSTEPの欄がある。これは例えば図7、図8で説明するインタロック定義シートの定義内容に対応してシーケンスの一時停止が行われ、例えばオペレータからの再開指令によって一時停止からシーケンス実行を再開する時に、一時停止前に実行されていたステップに戻るか、あるいは実行されていたステップの直前のステップに戻るかを指定するものである。この行に○印が記入されたサブステップにおいて一時停止した場合には、このサブステップの直前のサブステップに戻るべきことを○印は表しており、空白のサブステップで一時停止した場合には一時停止前の同じサブステップに戻るべきことを示している。
【0049】
出力定義シートの右側の部分は出力インタロック信号と、インタロック状態とを各出力信号に対して記述する部分である。ここでは2つの出力信号に対応して、出力インタロック信号の名称、信号のラベル、タグナンバー、および状態が記述されている。
【0050】
図7、および図8はインタロック定義シートのフォーマットの説明図である。これらの図においてもインタロック定義シートを2つに分割し、その左側と右側とがそれぞれ示している。
【0051】
インタロック定義シートにおいても、出力定義シートと同様にその左上にはシーケンス設定情報が、また中央にはメインステップとサブステップの工程ナンバーが記述されている。
【0052】
インタロック定義シートの下半分には、インタロック信号の信号名称、ラベル、タグナンバーが、ここでは反応層レベルHHから、テストSWのインタロック信号までのそれぞれに応じて記述されており、また各インタロック信号と各サブステップに応じてインタロック信号オンでの異常処理を示す○印、インタロック信号オフでの異常処理を示す×印、インタロック信号の監視が必要ないことを示す空白のいずれかが記述されている。
【0053】
異常処理としては、一時停止の場合の出力の指定として、一時停止の場合に出力の全てをオフとするO、一時停止の際の出力を全てホールドとするH、などが指定され、また異常処理としてジャンプ先の工程が指定される場合には、そのステップナンバーがインタロック信号に対応して指定される。ここでは例えば仕込み可能信号に対する異常処理としてジャンプ先のステップ番号“2”が指定されている。
【0054】
その下のジャンプ先ステップとしてのBKはバック指定である。このバック指定はコントローラに対して、1つのステップから次のステップに移行する以前に次のステップでインタロックが起こるか否かをあらかじめ調べ、インタロックが起こると予測される時に次のステップへの移行を行わないようにさせる指定である。これによってシステムの一時停止を避けることが可能になる。
【0055】
インタロック定義シートの右側には、インタロック発生状態出力信号と、その信号のラベル、およびタグナンバーとが左側のインタロック信号のうちのいくつかに応じて記述されている。例えば反応層レベルHHのインタロック信号に対応して反応層レベル異常MSGがインタロック発生状態出力信号として、またその信号のタグナンバーとしてM0030が記述されている。
【0056】
またこのインタロック定義シート上に記述されたインタロックについては、コントローラ側、図3のDCSコントローラ11ではDCS用データ解析部34、PLCコントローラ12ではPLC用データ解析部35によって、シーケンスの実行途中で時間的に最初に発生したインタロックが検出され、その要因が出力されるとともに、検出されたインタロックに対応して指定された異常処理が実行される。
【0057】
図9はパラメータ定義シートのフォーマットの説明図である。このパラメータ定義シートはシーケンスの各ステップで出力信号が出力されるのに対応して、同時に出力すべきパラメータを定義するものである。
【0058】
図5、図6の出力定義シート上の出力信号に対するタグナンバーの欄は全てCBで始まっている。このCBはタグナンバーがビットデータであることを示すが、ここにワードデータを記述することによって、パラメータの出力が必要であることが示される。例えば“SI0000”をこの欄に記述し、これに対応する出力信号の行で例えばサブステップ5に対応する列に、○印やNでなく、例えば“DD01”を記述し、機器種別として“A”を記述することによって、サブステップナンバー5のステップ終了時に、パラメータ定義シートの1行目の定義データが必要なパラメータとして出力されることになる。
【0059】
図9のパラメータ定義シートの1行目には“仕込流量”としての定義データ“25.2”が記述されている。このデータのタイプは工業値であり、その単位はKL/hである。実際にはこの工業値そのものが出力されるのではなく、スケールのベースとフルの間を100%として、ここでは100%の40.0に対する定義データ25.2のパーセンテージ、すなわち“63%”に相当する値が出力される。
【0060】
図10はシーケンスリストのファーマットである。シーケンスリストは図3では説明しなかったリストであるが、プログラム仕様書作成装置兼プログラム開発装置20の内部に保持されているリストであり、シーケンス制御システムによって実行されるシーケンスのそれぞれに対応してシーケンス全体としての基本的なデータを保持するものである。
【0061】
そのデータは図3で説明した出力定義シートなどのデータ変換と同様にしてコントローラ側で実行できる形式のバイナリーデータに変換され、コントローラ側の図示しないメモリに格納されて、シーケンスの実行時にDCS用データ解析部34、またはPLC用データ解析部35によって逐次参照され、シーケンス全体の制御に用いられる。
【0062】
図10において、シーケンスナンバー“100”、シーケンスネーム“反応”のシーケンス、すなわち例えば図5の最も左側にシーケンスナンバーとして100が示されているシーケンス(図5、図6の全体に対応するシーケンス)に対してシーケンスリスト上で強制終了ステップナンバーを記述することができる。
【0063】
この強制終了ステップナンバーは、例えば何らかの異常事態が生じてオペレータからシーケンスの強制終了が指示された時にジャンプすべきステップナンバーを示し、前述のようにコントローラ側でこのデータを図示しないメモリに格納しておくことによって、オペレータからシーケンスの強制終了が指示された時にコントローラ側でそのステップへのジャンプを自動的に実行することができる。
【0064】
図11は図4のステップS5で説明したバイナリデータへのコンバート処理の詳細フローチャートである。図4では出力定義シートとインタロック定義シートのバイナリーデータへのコンバートが行われるものとしたが、図3で説明したようにここでは同時にパラメータ定義シート24のコンバートも行われるものとする。
【0065】
図11においてコンバート処理が開始されると、ステップS21でステップナンバー、ステップS22でサブステップナンバー、ステップS23でステップ間、またはサブステップ間の移行条件が取り出され、ステップS24でシーケンス設定情報が取り出される。このシーケンス設定情報とは、例えばシーケンスにおけるメインステップの数、サブステップの数、出力の数などのデータである。
【0066】
続いてステップS25〜S29において全ての出力信号に対応するデータが取り出される。まずステップS25で出力タグナンバー、ステップS26で出力インタロックタグナンバー、ステップS27で出力インタロック状態、ステップS28で各ステップの出力指令が取り出される。ステップS29で全ての出力について処理が終了したか否かが判定され、まだ終了していない場合にはステップS25以降の処理が繰返される。
【0067】
ステップS29で全ての出力信号に対する処理が終了したと判定されると、次にステップS30〜S34においてインタロック定義シートから全てのインタロックについてのデータの取り出しが行われる。
【0068】
まずステップS30において、 インタロックタグナンバー、ステップS31でインタロック発生状態タグナンバー、ステップS32でインタロックに対する異常処理(出力指定やジャンプ先ステップなど)、ステップS33で各ステップに対応するインタロック指定が取り出され、ステップS34で全てのインタロックに対する処理が終了したか否かが判定され、まだ終了していない場合にはステップS30以降の処理が繰返される。
【0069】
ステップS34で全てのインタロックについての処理が終了したと判定されると、ステップS35でパラメータ定義シートからのデータ値の取り出しが行われ、ステップS36でデータのCSV形式への変換が行われ、ステップS37でバイナリーデータへの変換が行われて処理を終了する。
【0070】
図12は図11のステップS34までの処理において取り出されたCSV形式テキストファイルの仕様を示している。ここではステップナンバーとサブステップナンバーとが同じ、すなわちステップとサブステップとは全く同じ意味で使われているが、一般には1つのステップの中に複数のサブステップが含まれることになる。また図の中で工程という用語はステップ、またはサブステップと同じ意味で使われている。
【0071】
図11のステップS21で、図12の1番上の行のステップナンバーが取り出され、ステップS22で2行目のサブステップナンバー、ステップS23で3行目の移行条件、ステップS24で例えば出力の数(MAX出力数)などのシーケンス設定情報が取り出される。
【0072】
次の5行目、すなわち出力1TAGで始まる行から出力nTAGで始まる行までは、ステップS25〜S29において出力定義シートから取り出される内容である。
【0073】
次のインタロック1TAGで始まる行からインタロックnTAGで始まる行までは、ステップS30〜S34においてインタロック定義シートから取り出される内容を示す。
【0074】
それ以降のデータ1ラベルで始まる行からデータ16ラベルで始まる行までは、ステップS35でパラメータ定義シートから取り出されるデータの内容を示し、このようなCSV形式テキストファイルが作成された後に、その内容のバイナリーデータへの変換が行われる。
【0075】
図13は図12のようなCSV形式テキストファイルから変換されたバイナリーファイルの仕様を示す。同図において、ファイルの先頭には図12の4行目のシーケンス設定情報が格納され、その後に出力定義シートから取り出された出力1から出力nに関するデータ、その後にインタロック定義シートから取り出されたインタロック1からインタロックnに関するデータ、最後にパラメータ定義シートから取り出されたパラメータ1〜パラメータnが格納される形式となっている。
【0076】
図14は図3の罫線描画ツールバー43によって罫線の描画が指令された場合に、罫線描画部44によって実行される罫線再描画処理の詳細フローチャートである。この処理は出力定義シート22、インタロック定義シート23、およびパラメータ定義シート24を表形式で作成している間に、例えばデータの移動やコピーを行っているうちに罫線の形や太さが崩れた場合に、例えばオペレータ (ユーザ)によって起動される処理である。
【0077】
図14において処理が開始されると、まずステップS41でアクティブシートの名前、すなわち作業中のシートの名前が取得され、ステップS42でアクティブシート名が例えば出力定義シートであるか否かが判定される。ここでは出力定義シートだけではなく、インタロック定義シート、またはパラメータ定義シートでもよいが、それらのシートでない場合にはステップS43でシート違いのメッセージが出力されて処理を終了する。
【0078】
ステップS42で3つのシートのうちいずれかであると判定されると、ステップS44でアクティブセル、例えばシート内でのカーソルの現在の位置としての行ナナンバーと列ナンバーが取得される。これは罫線再描画処理の終了後にカーソルを現在の位置に戻すためである。
【0079】
続いてステップS45でシート内のデータに対するプロテクトが解除され、ステップS46でアクティブシート全体が処理対象として選択され、ステップS47でその内容のコピー、例えばクリップボードへのコピー行われる。
【0080】
そしてステップS48で罫線用シート、すなわち罫線の形や太さが崩れていない、きれいなシートが選択され、ステップS49でそのシートが例えばメモリの作業領域に複写され、ステップS50で罫線以外のデータ、すなわちステップS47で例えばクリップボードにコピーされたアクティブシートのデータのうちで罫線以外のデータが、作業領域の罫線用シートに貼り付けられる。
【0081】
そしてステップS51でデータが貼り付けられた罫線用シート全体が選択され、ステップS52でその全体がまた例えばクリップボードにコピーされ、ステップS53で例えば出力定義シートが選択され、ステップS54でコピーされた内容が出力定義シートに貼り付けられ、ステップS55で複写された罫線用シート、すなわち作業領域にある罫線用シートが削除され、ステップS56でデータの貼り付けられた出力定義シートのデータに対するプロテクトが行われ、ステップS57でカーソルの位置を元に戻すためにステップS44で取得された行ナンバー、列ナンバーの位置をアクティブセルとして処理を終了する。
【0082】
なおステップS53では、例えば出力定義シートが選択されるものとしたが、ここで選択されるのは罫線再描画処理の対象となる作業中のシートであり、インタロック定義シートでもまたパラメータ定義シートでもよいことは当然である。
【0083】
図15は図3のモニタ実行部42によって実行されるモニタ処理、すなわち例えば出力信号出力指令がオンとなっているか、オフとなっているかによって、出力定義シート上の対応するセルの色変えを行うモニタ処理の詳細フローチャートである。
【0084】
図13において処理が開始されると、まずステップS61で例えばモニタ処理の対象となる出力定義シートがアクティブ、すなわち現在処理対象となっているか否かが判定され、なっていない場合にはステップS62で例えば出力定義シートがアクティブとされた後に、アクティブとなっている場合には直ちに、ステップS63の処理に移行する。ステップS63ではアクティブとなっている、例えば出力定義シート上のデータに対するプロテクトが解除される。
【0085】
続いてステップS64でモニタ設定済か否かが判定される。モニタを行うためには、例えばモニタの対象となる出力指令をコントローラ側で識別するための、モニタすべきデータのタグナンバーと、例えばその出力指令の出力定義シート上での位置、すなわちモニタすべきセルの位置の2つのデータの組が必要であり、モニタ設定済とは例えば多数の出力信号の出力指令がモニタの対象となる場合に、そのようなデータの組を格納したデータベースのようなものがすでに作成されていることを意味する。設定済でない場合には、従ってステップS65でモニタすべきデータのタグナンバーが抽出され、ステップS66でモニタすべきセルの位置が取得された後に、設定済の場合には直ちに、ステップS67の処理に移行する。
【0086】
ステップS67でタグナンバーによって識別されるデータがコントローラから読み出され、ステップS68で読み出されたデータがファイル、図3ではコントローラ読出しデータ格納ファイル41に格納され、ステップS69で読み出されたデータの値が例えばオンとなっているか否かが判定される。
【0087】
オンとなっている場合には、例えば出力指令が出力されているとことになるため、ステップS70で対応するセルを実行中、または実行済を示す色に色変えし、オンになっていない場合にはステップS71でセルを未実行の色に色変え、または現在の色のままにした後に、ステップS72で例えば出力定義シートのデータにプロテクトがかけられ、ステップS73でリフレッシュ周期、例えばサンプリング間隔毎にこのプログラムの起動が繰返されることになる。そして図3で説明したように、例えばオペレータによってモニタツールバー38上でモニタ停止が指定される時点まで、モニタ処理が続けられることになる。
【0088】
このようなモニタ処理について、図3と関連させて更に説明する。図3においてDCSコントローラ11が動作している場合には、DCSコントローラ定義データロード部30によって、バイナリーデータ定義ファイル29の内容がバイナリーデータ定義ファイル32にロードされ、DCS用データ解析部34がその内容を解析しながら動作し、出力定義シート22、インタロック定義シート23、パラメータ定義シート24において表形式で定義されたシーケンス動作が実行され、実行ステップ番号や実行状態フラグがシーケンス制御ファイル36に出力される。
【0089】
PLCコントローラ12が動作する場合には、同様にPLCコントローラ定義データロード部31によってバイナリーデータ定義ファイル29の内容がバイナリーデータ定義ファイル33にロードされ、その内容がPLC用データ解析部35によって解析され、出力定義シート22、インタロック定義シート23、およびパラメータ定義シート24によって定義されたシーケンス動作が実行され、シーケンス制御ファイル37に実行ステップ番号や実行状態フラグが出力される。
【0090】
実行中シーケンスのモニタ動作としては、前述のようにモニタツールバー38上でモニタ開始が選択されてることによってモニタ実行部42が起動されて、コントローラ読出しデータ格納ファイル41に格納されているデータを使用して出力定義シート22などの上で対応するセルの色変え処理が行われる。この時DCSコントローラ11が動作している場合には、DCSコントローラデータ読出し部39によってシーケンス制御ファイル36からデータが読み出され、PLCコントローラ12が動作している場合にはPLCコントローラデータ読出し部40によってシーケンス制御ファイル37からデータが読み出される。
【0091】
次に本発明の実施形態におけるプログラムのコンピュータへのローディングについて説明する。図2、および図3で説明したように、本実施形態におけるプログラム仕様書作成装置兼プログラム開発装置は一般的なパソコンによって実現することが可能である。図16はそのようなコンピュータへの、本発明を実現するためのプログラムのローディングの説明図である。
【0092】
図16において、コンピュータ51は本体52とメモリ53とによって構成されている。メモリ53としてはランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスク、 磁気ディスクなどの様々な形式の記憶装置を使用することができ、このようなメモリ53に前述の図4、図11、図14、図15などのフローチャートに示されたプログラムや、本発明の特許請求の範囲の請求項16のプログラムなどが格納され、本体52によって実行されることによって、出力定義シート、インタロック定義シート、およびパラメータ定義シートの作成などが可能になる。
【0093】
このようなプログラムは、プログラム提供者側からネットワーク54を介してコンピュータ51にロードされることも、また市販され、流通している可搬型記憶媒体55に格納され、コンピュータ51にロードされることによっても実行可能である。可搬型記憶媒体55としてはCD−ROM、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど様々な形式の記憶媒体を使用することができ、このような記憶媒体がコンピュータ51にセットされることによって出力定義シート、インタロック定義シート、およびパラメータ定義シートなどの作成が可能となる。
【0094】
図17はシーケンス制御のためのプログラム仕様書作成とプログラム開発の従来方式と本発明の方式との比較の説明図である。従来方式では、まず機能仕様とそれに対応したソフトウェアの設計がワープロなどを用いて行われた後に、例えばローダを用いてソフト製作、デバッグ、および試験が行われ、更に試験結果に対応して例えば機能仕様書の変更などのフォローが必要になるという複雑な作業が必要であった。
【0095】
これに対して本発明の方式では、例えば表計算ソフトMS−EXCELを用いて、表形式の出力定義シート、インタロック定義シート、およびパラメータ定義シートを作成することにより、それを自動的に制御シーケンスプログラム作成に利用することが可能になり、例えばオペレータ (ユーザ)の変換作業が大幅に削減されることになる。
【0096】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、例えば表計算ソフトMS−EXCELを用いて、表形式でSFCシーケンス制御のための出力定義仕様書、インタロック定義仕様書などを書くことにより、それをそのまま制御シーケンスとして利用することが可能となり、ローダや専用の支援ツールを用いた作業が不必要となり、人為的なミスが削減される。またローダや専用の支援ツールの操作を習得していない人でも、表計算ソフトの操作を知っていれば制御シーケンスプログラムの作成が可能となる。
【0097】
シーケンスの変更時には出力定義仕様書、およびインタロック定義仕様書などを変更することによって、制御シーケンスも自動的に変更され、従来のように仕様書とプログラムの両方を変更する手間が必要なくなり、またプログラムを変更した場合の仕様書の変更、すなわちフォローも不必要となる。
【0098】
SFCの各ステップにおける出力を表形式で容易に設定することが可能となり、各ステップでの出力状態が分かり、また出力機器のアンサーチェックを行う場合には移行条件にそのチェックを組み込むことにより、SFC上での移行条件の記述を簡素化できる。またシーケンスをメインステップとサブステップに分けることができ、SFC上ではある程度まとまったメインステップのみを記述することにより、SFCのシーケンスの記述を簡素化することができる。
【0099】
更にSFCシーケンスにおいて監視が必要なインタロックと、その要因が発生した時の異常処理を、インタロック定義シート上でステップ毎に設定でき、SFC上での異常処理に関する分岐やジャンプの記述が不必要となり、その意味でもSFCシーケンスの記述が簡素化される。またモニタ実行時には、出力定義シート、インタロック定義シートなどの仕様書上でステップの出力信号、およびインタロック信号などの状態をセルの色変えによって表示することができ、試験の効率化を実現することが可能となる。
【0100】
以上のように本発明によれば、シーケンス制御のための仕様書およびソフトウェアの設計、製作、試験作業の効率を大幅に高めることができ、シーケンス制御システムの設計効率向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラム仕様書作成装置の原理構成ブロック図である。
【図2】シーケンス制御システムの基本構成を示すブロック図である。
【図3】シーケンス制御システムの詳細構成を示すブロック図である。
【図4】SFC制御シーケンス設計手順の概要フローチャートである。
【図5】出力定義シートのフォーマットを示す図(その1)である。
【図6】出力定義シートのフォーマットを示す図(その2)である。
【図7】インタロック定義シートのフォーマットを示す図(その1)である。
【図8】インタロック定義シートのフォーマットを示す図(その2)である。
【図9】パラメータ定義シートのフォーマットを示す図である。
【図10】シーケンスリストのフォーマットを示す図である。
【図11】バイナリーデータへのコンバート処理の詳細フローチャートである。
【図12】CSV形式テキストファイルの仕様を示す図である。
【図13】CSV形式ファイルから変換されたバイナリーファイルの仕様を示す図である。
【図14】罫線再描画処理の詳細フローチャートである。
【図15】モニタ処理の詳細フローチャートである。
【図16】プログラムのコンピュータへのローディングを説明する図である。
【図17】本発明と従来方式との比較を説明する図である。
【符号の説明】
1 プログラム仕様書作成装置
2 出力定義シート作成手段
3 インタロック定義シート作成手段
4 パラメータ定義シート作成手段
5 データ変換手段
6 モニタ手段
7 罫線再描画手段
10 パソコン
11 DCSコントローラ
12 PLCコントローラ
20 プログラム仕様書作成装置兼プログラム開発装置
21 SFC(シーケンシャル ファンクション チャート)
22 出力定義シート
23 インタロック定義シート
24 パラメータ定義シート
26 図形情報からテキストデータへの展開部
27 CSV形式テキストファイル
28 テキストデータからマルチコントローラ対応データへの展開部
29 バイナリーデータ定義ファイル
41 コントローラ読出しデータ格納ファイル
42 モニタ実行部
44 罫線描画部

Claims (15)

  1. シーケンス制御を行うコントローラに対するプログラム仕様書の作成装置において、
    予め生成し準備されたシーケンシャルファンクションチャート(SFC)から該シーケンシャルファンクションチャートのステップに対応するシーケンスのステップ又は該ステップを分割した複数のサブステップにおける出力信号の出力指令、および前記ステップ間又は前記サブステップ間の移行条件を表形式で記述した出力定義シートを作成してSFCシーケンス制御のための出力定義仕様書を生成する出力定義シート作成手段と、
    前記SFCのシーケンスにおいて監視すべきインタロックと、該インタロックが発生した時の異常処理の指定とを表形式で記述したインタロック定義シートを作成してSFCシーケンス制御のためのインタロック定義仕様書を生成するインタロック定義シート作成手段と、
    作成された前記表形式の出力定義シート、インタロック定義シートに記述されている内容をテキストデータに変換する第1のデータ変換手段と、
    該第1のデータ変換手段により変換された前記テキストデータから前記コントローラが実行可能な形式のバイナリーデータに変換する第2のデータ変換手段と、
    を備えることを特徴とするプログラム仕様書作成装置。
  2. 前記出力定義シート作成手段が、前記出力信号に対する出力種別を更に記述した出力定義シートを作成することを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  3. 前記出力定義シート作成手段が、前記出力定義シート上の他設備機器切り離しのステップが前記コントローラによって実行される時に一部の出力を前記シーケンスから無処理の状態にさせるために、該一部の出力の出力種別を他設備機器と記述することを特徴とする請求項2記載のプログラム仕様書作成装置。
  4. 前記出力定義シート作成手段が、前記出力定義シート上の各ステップがコントローラによって実行される時にバルブからのアンサー信号が来ない状態でポンプに対する出力信号を出力させないために、前記出力種別としてポンプまたは他設備ポンプが指定された出力信号の出力指令に対応するステップへの移行条件として、前記シーケンスから既に切り離され、かつ他設備バルブが出力種別として記述されている出力信号を除いて、バルブおよび他設備バルブが出力種別として記述されている出力信号に対する出力指令と、各バブルからのアンサー信号が全てオンとなるべきことを記述することを特徴とする請求項2記載のプログラム仕様書作成装置。
  5. 前記出力定義シート作成手段が、前記出力種別としてポンプ、他設備ポンプ、バルブ、または他設備バルブを記述する時、該各出力種別の記述された各出力信号の出力指令に対応するステップから次のステップへの移行条件として、該各出力信号の出力指令と該各出力種別に対応するポンプまたはバルブからのアンサー信号とが共にオンとなるべきことを記述することを特徴とする請求項2記載のプログラム仕様書作成装置。
  6. 前記インタロック定義シート作成手段が、前記異常処理としてシーケンスの一時停止処理、またはジャンプすべきステップの指定を記述することを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  7. 前記出力定義シート作成手段が、前記異常処理としてのシーケンスの一時停止処理が実行された後にオペレータからのシーケンス再開指令に応じてシーケンス実行が再開された時に、一時停止前に実行されていたステップに戻るべきか、あるいは該実行されていたステップの直前のステップに戻るべきかを更に記述することを特徴とする請求項6記載のプログラム仕様書作成装置。
  8. 前記プログラム仕様書作成装置において、
    オペレータからシーケンスの強制終了の指令があった時、該指令に応じてジャンプすべき強制終了ステップを記述したシーケンスリストを保持するシーケンスリスト保持手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  9. 前記インタロック定義シート作成手段が、1つのステップから次のステップに移行する以前に次のステップでインタロックが起こるか否かをあらかじめ調べ、インタロックが起こると予測される時に次のステップへの移行を禁止すべきことを、バック指定として更に記述することを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  10. 前記バイナリーデータのコントローラによる実行時に、モニタすべき前記出力定義シート、インタロック定義シート上におけるデータのタグナンバーとモニタすべきセルの位置とのデータの組が設定されていることを確認した後で、該データの組におけるタグナンバーにかかるコントローラ側の実行状態データを読み出し、前記出力定義シート、インタロック定義シート上で定義されている各出力信号のオン/オフ、各ステップの未実行/実行済みに対応して、該2つの定義シート上で各出力信号、および各ステップを示すセルの色替えを行うモニタ手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  11. 前記出力定義シート作成手段が、前記出力信号に対応して、出力インタロック信号と出力インタロック状態とを更に記述した出力定義シートを作成することを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  12. 前記出力定義シート作成手段が、出力指令が記述されている出力信号に対してワード信号を記述した出力定義シートを作成すると共に、
    該出力指令がオンとなった時点で該出力指令に対応するステップで出力すべきデータを、前記ワード信号に対応するパラメータとして記述したパラメータ定義シートを作成するパラメータ定義シート作成手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  13. 前記出力定義シート作成手段、および/または前記インタロック定義シート作成手段によるシートの作成過程において、前記表形式の定義シートの罫線の形や太さが崩れた場合には、該罫線を崩れる前の元のフォーマットに描画し直し且つアクティブセルにカーソルを戻す罫線再描画手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のプログラム仕様書作成装置。
  14. シーケンス制御を行うコントローラに対するプログラム仕様書の作成方法において、
    予め生成し準備されたシーケンシャルファンクションチャート(SFC)から該シーケンシャルファンクションチャートのステップに対応するシーケンスのステップ又は該ステップを分割した複数のサブステップにおける出力信号の出力指令、および前記ステップ間又は前記サブステップ間の移行条件を表形式で記述した出力定義シートを作成してSFCシーケンス制御のための出力定義仕様書を生成し、
    前記SFCのシーケンスにおいて監視すべきインタロックと、該インタロックが発生した時の異常処理の指定とを表形式で記述したインタロック定義シートを作成してSFCシーケンス制御のためのインタロック定義仕様書を生成し、
    作成された前記表形式の出力定義シート、インタロック定義シートに記述されている内容をテキストデータに変換し、
    該変換された前記テキストデータから前記コントローラが実行可能な形式のバイナリーデータに変換することを特徴とするプログラム仕様書作成方法。
  15. シーケンス制御を行うコントローラに対するプログラム仕様書の作成を行う計算機によって使用されるプログラムにおいて、
    予め生成し準備されたシーケンシャルファンクションチャート(SFC)から該シーケンシャルファンクションチャートのステップに対応するシーケンスのステップ又は該ステップを分割した複数のサブステップにおける出力信号の出力指令、および前記ステップ間又は前記サブステップ間の移行条件を表形式で記述した出力定義シートを作成してSFCシーケンス制御のための出力定義仕様書を生成する手順と、
    前記SFCのシーケンスにおいて監視すべきインタロックと、該インタロックが発生した時の異常処理の指定とを表形式で記述したインタロック定義シートを作成してSFCシーケンス制御のためのインタロック定義仕様書を生成する手順と、
    作成された前記表形式の出力定義シート、インタロック定義シートに記述されている内容をテキストデータに変換する手順と、
    該変換された前記テキストデータから前記コントローラが実行可能な形式のバイナリーデータに変換する手順を計算機に実行させるためのプログラム。
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