JPH07199801A - プログラマブルコントローラシステム - Google Patents
プログラマブルコントローラシステムInfo
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- JPH07199801A JPH07199801A JP5348568A JP34856893A JPH07199801A JP H07199801 A JPH07199801 A JP H07199801A JP 5348568 A JP5348568 A JP 5348568A JP 34856893 A JP34856893 A JP 34856893A JP H07199801 A JPH07199801 A JP H07199801A
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- programmable controller
- control
- interlock
- program
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-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/04—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
- G05B19/05—Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
- G05B19/056—Programming the PLC
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/10—Plc systems
- G05B2219/13—Plc programming
- G05B2219/13077—Interlock conditions stored in tables
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/10—Plc systems
- G05B2219/13—Plc programming
- G05B2219/13078—Sequence operation and interlock set programs are separated
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プログラムの信頼性と保守性の向上および、
双方向通信による配線の確実性を図ることができるプロ
グラマブルコントローラシステムを提供する。 【構成】 プログラマブルコントローラシステムでは、
シーケンスプログラムのうち動作順序制御プログラムモ
ジュールとインタロック制御を含めた複数のI/O制御
プログラムモジュールとが独立して設けられている。ア
クチュエータの起動条件・動作完了条件等のインタロッ
ク制御では、インタロック条件設定プログラムが動作順
序制御プログラムから切り離されてインタロック条件は
テーブル化されているので、表形式で容易にインタロッ
ク条件を設定できる。このように、プログラマブルコン
トローラ1が実行する動作順序制御プログラムとインタ
ロック制御を含む入出力制御プログラムとを独立して設
けることにより、プログラミング工数の削減・プログラ
ムの信頼性と保守性の向上が図れる。
双方向通信による配線の確実性を図ることができるプロ
グラマブルコントローラシステムを提供する。 【構成】 プログラマブルコントローラシステムでは、
シーケンスプログラムのうち動作順序制御プログラムモ
ジュールとインタロック制御を含めた複数のI/O制御
プログラムモジュールとが独立して設けられている。ア
クチュエータの起動条件・動作完了条件等のインタロッ
ク制御では、インタロック条件設定プログラムが動作順
序制御プログラムから切り離されてインタロック条件は
テーブル化されているので、表形式で容易にインタロッ
ク条件を設定できる。このように、プログラマブルコン
トローラ1が実行する動作順序制御プログラムとインタ
ロック制御を含む入出力制御プログラムとを独立して設
けることにより、プログラミング工数の削減・プログラ
ムの信頼性と保守性の向上が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラマブルコントロ
ーラを備え、動作順序制御、インタロック制御、入出力
制御を行なうプログラマブルコントローラシステムに関
する。
ーラを備え、動作順序制御、インタロック制御、入出力
制御を行なうプログラマブルコントローラシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラマブルコントローラシス
テムでは、1台のプログラマブルコントローラが動作順
序制御と、アクチュエータの起動条件、動作完了条件の
信号(インタロック信号)制御を含めたI/O(入出
力)制御との総てを行なっていた。図5は従来の第1の
プログラマブルコントローラシステムの全体を概略的に
示す構成図である。プログラマブルコントローラシステ
ムは、プログラマブルコントローラ41、I/O端子台
42、システム内に配置される入力デバイス(センサ)
44a〜44f、システム内に配置される出力デバイス
(アクチュエータ)45a〜45f、I/O端子42と
システム内の入力デバイス(センサ)とアクチュエータ
を結ぶ配線ケーブル43a〜43lを備える。また、実
際の入力デバイス(センサ等)44a〜44fや出力デ
バイス(アクチュエータ〜モータ駆動用のドライバ・シ
リンダ駆動用電磁バルブ等)45a〜45fの電気的接
続は、接続ケーブル43a〜43lによりプログラマブ
ルコントローラ41のI/O端子42から直接に各デバ
イス個別に配線されていた。
テムでは、1台のプログラマブルコントローラが動作順
序制御と、アクチュエータの起動条件、動作完了条件の
信号(インタロック信号)制御を含めたI/O(入出
力)制御との総てを行なっていた。図5は従来の第1の
プログラマブルコントローラシステムの全体を概略的に
示す構成図である。プログラマブルコントローラシステ
ムは、プログラマブルコントローラ41、I/O端子台
42、システム内に配置される入力デバイス(センサ)
44a〜44f、システム内に配置される出力デバイス
(アクチュエータ)45a〜45f、I/O端子42と
システム内の入力デバイス(センサ)とアクチュエータ
を結ぶ配線ケーブル43a〜43lを備える。また、実
際の入力デバイス(センサ等)44a〜44fや出力デ
バイス(アクチュエータ〜モータ駆動用のドライバ・シ
リンダ駆動用電磁バルブ等)45a〜45fの電気的接
続は、接続ケーブル43a〜43lによりプログラマブ
ルコントローラ41のI/O端子42から直接に各デバ
イス個別に配線されていた。
【0003】近年、この配線作業を簡略化するための手
段として、RS方式等のシリアル通信手段を用い、プロ
グラマブルコントローラからI/O中継装置まで1本の
ケーブルで接続し、I/O中継装置の先に複数のI/O
デバイスを接続するプログラマブルコントローラシステ
ムが実用化されている。図6は従来の第2のプログラマ
ブルコントローラシステムの全体を概略的に示す構成図
である。このプログラマブルコントローラシステムは配
線作業の工数削減や信頼性向上に効果をもたらしている
が、制御プログラムについては上記従来の第1のプログ
ラマブルコントローラシステムと同様に構成する必要が
あった。
段として、RS方式等のシリアル通信手段を用い、プロ
グラマブルコントローラからI/O中継装置まで1本の
ケーブルで接続し、I/O中継装置の先に複数のI/O
デバイスを接続するプログラマブルコントローラシステ
ムが実用化されている。図6は従来の第2のプログラマ
ブルコントローラシステムの全体を概略的に示す構成図
である。このプログラマブルコントローラシステムは配
線作業の工数削減や信頼性向上に効果をもたらしている
が、制御プログラムについては上記従来の第1のプログ
ラマブルコントローラシステムと同様に構成する必要が
あった。
【0004】従来の第2のプログラマブルコントローラ
ステムは、プログラマブルコントローラ21、複数のI
/O中継装置22a〜22cおよびプログラマブルコン
トローラ21と複数のI/O中継装置22a〜22cを
結ぶRS方式等のシリアル通信手段33a〜33cを備
える。さらに、プログラマブルコントローラ21には、
動作制御手段30、動作制御手段30と一体に構成され
たI/O制御手段34、別ユニットとして付加されるシ
リアル通信手段31(発信側)が設けられている。シリ
アル通信手段31はシリアル通信ケーブル23が接続さ
れる接続コネクタ(図示せず)を有する。また、I/O
中継装置22a〜22cにはシリアル通信手段33a〜
33c(受信側)、I/O中継手段32a〜32cおよ
び電源装置(図示せず)等が設けられており、シリアル
通信手段33a〜33cはシリアル通信ケーブル23が
接続される接続コネクタ(図示せず)を有する。I/O
中継手段32a〜32cはI/O接続コネクタ(図示せ
ず)を有しており、各センサ24a〜24fとアクチュ
エータ25a〜25fが接続される。
ステムは、プログラマブルコントローラ21、複数のI
/O中継装置22a〜22cおよびプログラマブルコン
トローラ21と複数のI/O中継装置22a〜22cを
結ぶRS方式等のシリアル通信手段33a〜33cを備
える。さらに、プログラマブルコントローラ21には、
動作制御手段30、動作制御手段30と一体に構成され
たI/O制御手段34、別ユニットとして付加されるシ
リアル通信手段31(発信側)が設けられている。シリ
アル通信手段31はシリアル通信ケーブル23が接続さ
れる接続コネクタ(図示せず)を有する。また、I/O
中継装置22a〜22cにはシリアル通信手段33a〜
33c(受信側)、I/O中継手段32a〜32cおよ
び電源装置(図示せず)等が設けられており、シリアル
通信手段33a〜33cはシリアル通信ケーブル23が
接続される接続コネクタ(図示せず)を有する。I/O
中継手段32a〜32cはI/O接続コネクタ(図示せ
ず)を有しており、各センサ24a〜24fとアクチュ
エータ25a〜25fが接続される。
【0005】つぎに、従来の第2のプログラマブルコン
トローラの動作について説明する。
トローラの動作について説明する。
【0006】図7は従来の第2のプログラマブルコント
ローラが実行する制御プログラムの中からアクチュエー
タ25aを作動させるアクチュエータ作動ルーチン部分
のみを示したフローチャートである。プログラマブルコ
ントローラ21はアクチュエータ25aを起動する前
に、アクチュエータ25aの作動条件(インタロック)
の状態を確認する作業を行なう(ステップS301)。
ステップS301では、アクチュエータ25aの起動条
件であるプログラマブルコントローラ内のコイル等のロ
ジック状態を確認する。また、システム内のセンサ状態
を確認し、アクチュエータ25aを作動させても安全か
どうかを判断する。プログラマブルコントローラ21は
シリアル通信手段31を介してI/O中継装置22a〜
22cと通信を行ない、信号経路aを介してポーリング
動作を行なうことによってシステム内センサ24a〜2
4fの状態を確認する。
ローラが実行する制御プログラムの中からアクチュエー
タ25aを作動させるアクチュエータ作動ルーチン部分
のみを示したフローチャートである。プログラマブルコ
ントローラ21はアクチュエータ25aを起動する前
に、アクチュエータ25aの作動条件(インタロック)
の状態を確認する作業を行なう(ステップS301)。
ステップS301では、アクチュエータ25aの起動条
件であるプログラマブルコントローラ内のコイル等のロ
ジック状態を確認する。また、システム内のセンサ状態
を確認し、アクチュエータ25aを作動させても安全か
どうかを判断する。プログラマブルコントローラ21は
シリアル通信手段31を介してI/O中継装置22a〜
22cと通信を行ない、信号経路aを介してポーリング
動作を行なうことによってシステム内センサ24a〜2
4fの状態を確認する。
【0007】プログラマブルコントローラシステムはイ
ンタロックの状態を確認して良ければ次のステップに進
み、アクチュエータ25aの作動命令を出力する(ステ
ップS304)。この作動命令により、アクチュエータ
25aは起動する。
ンタロックの状態を確認して良ければ次のステップに進
み、アクチュエータ25aの作動命令を出力する(ステ
ップS304)。この作動命令により、アクチュエータ
25aは起動する。
【0008】つづいて、プログラマブルコントローラ2
1はアクチュエータ25aの動作完了条件(インタロッ
ク)の状態を確認する作業を行なう(ステップS30
6)。ステップS306において、プログラマブルコン
トローラ21はシステム内のセンサ状態を確認し、アク
チュエータ25aが規定通りの動作を完了したかどうか
を判断する。前述のステップS301と同様の方法で、
プログラマブルコントローラ21は、システム内センサ
の状態を確認し、良ければアクチュエータ25aの作動
完了条件を満たすロジック信号を内部コイル等に出力し
て本ルーチンを終了する。
1はアクチュエータ25aの動作完了条件(インタロッ
ク)の状態を確認する作業を行なう(ステップS30
6)。ステップS306において、プログラマブルコン
トローラ21はシステム内のセンサ状態を確認し、アク
チュエータ25aが規定通りの動作を完了したかどうか
を判断する。前述のステップS301と同様の方法で、
プログラマブルコントローラ21は、システム内センサ
の状態を確認し、良ければアクチュエータ25aの作動
完了条件を満たすロジック信号を内部コイル等に出力し
て本ルーチンを終了する。
【0009】尚、この従来の第2のプログラマブルコン
トローラシステムでは、プログラマブルコントローラ2
1がシリアル通信手段31を経由して入出力(I/O)
の遠隔制御を行なっている点を除けば、I/O中継装置
を使用せず直接にプログラマブルコントローラ41のI
/O端子42に各センサ44a〜44f・アクチュエー
タ45a〜45fを接続する図5に示した従来の第1の
プログラマブルコントーラシステムとシリアル通信のた
めの制御以外は制御内容は変わらない。
トローラシステムでは、プログラマブルコントローラ2
1がシリアル通信手段31を経由して入出力(I/O)
の遠隔制御を行なっている点を除けば、I/O中継装置
を使用せず直接にプログラマブルコントローラ41のI
/O端子42に各センサ44a〜44f・アクチュエー
タ45a〜45fを接続する図5に示した従来の第1の
プログラマブルコントーラシステムとシリアル通信のた
めの制御以外は制御内容は変わらない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上示したように、従
来の第1および第2のプログラマブルコントローラシス
テムでは、1台のプログラマブルコントローラのなか
に、制御対象となる各装置の動作ニーズに合わせて個別
に、動作順序制御・インタロック制御・I/O制御の総
てのプログラムを記述しなければならず、プログラミン
グに多くの時間を要していた。特に、インタロック制御
プログラムは、装置の安定動作のために必須であり、非
常に多くの量を占めていた。また、上記と同様の理由
で、プログラムの動作確認作業・デバッグ作業にも多く
の時間を要していた。さらに、1台のプログラマブルコ
ントローラが非常に大きな量となっているため、装置の
メンテナンスや改造時等のプログラムの解読が困難で保
守性面で問題があった。
来の第1および第2のプログラマブルコントローラシス
テムでは、1台のプログラマブルコントローラのなか
に、制御対象となる各装置の動作ニーズに合わせて個別
に、動作順序制御・インタロック制御・I/O制御の総
てのプログラムを記述しなければならず、プログラミン
グに多くの時間を要していた。特に、インタロック制御
プログラムは、装置の安定動作のために必須であり、非
常に多くの量を占めていた。また、上記と同様の理由
で、プログラムの動作確認作業・デバッグ作業にも多く
の時間を要していた。さらに、1台のプログラマブルコ
ントローラが非常に大きな量となっているため、装置の
メンテナンスや改造時等のプログラムの解読が困難で保
守性面で問題があった。
【0011】また、プログラマブルコントローラから各
入出力デバイスまでの電気的接続は、プログラマブルコ
ントローラの端子台からの個別の配線をしなければなら
ず、多くの配線のための工数を要していた。また、配線
ミスによる設備立上時のトラブルが発生し易かった。
入出力デバイスまでの電気的接続は、プログラマブルコ
ントローラの端子台からの個別の配線をしなければなら
ず、多くの配線のための工数を要していた。また、配線
ミスによる設備立上時のトラブルが発生し易かった。
【0012】RS方式等のシリアル通信手段を用いたI
/O中継装置によるプログラマブルコントローラシステ
ムでは、配線工数の削減には大きな効果を得たが、単方
向(1:N)の通信であるため、I/O中継装置側のイ
ンテリジェント化、例えばセンサ状態の他のI/O中継
装置への報告等をプログラマブルコントローラを介さず
に行なうことはできなかった。
/O中継装置によるプログラマブルコントローラシステ
ムでは、配線工数の削減には大きな効果を得たが、単方
向(1:N)の通信であるため、I/O中継装置側のイ
ンテリジェント化、例えばセンサ状態の他のI/O中継
装置への報告等をプログラマブルコントローラを介さず
に行なうことはできなかった。
【0013】そこで、本発明は、プログラムの信頼性と
保守性の向上、および双方向通信による配線の確実性を
図ることができるプログラマブルコントローラシステム
を提供することを目的とする。
保守性の向上、および双方向通信による配線の確実性を
図ることができるプログラマブルコントローラシステム
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明のプログラマブルコントローラシステム
は、複数の制御装置を備えたプログラマブルコントロー
ラシステムにおいて、動作順序制御プログラムモジュー
ルとインタロック制御を含む入出力制御プログラムモジ
ュールとを備えてシーケンスプログラムを構成し、前記
動作順序制御プログラムモジュールおよび入出力制御プ
ログラムモジュールを実行する制御装置をそれぞれ独立
して設け、該制御装置は通信を行なって前記シーケンス
プログラムを処理する。
に、第1の発明のプログラマブルコントローラシステム
は、複数の制御装置を備えたプログラマブルコントロー
ラシステムにおいて、動作順序制御プログラムモジュー
ルとインタロック制御を含む入出力制御プログラムモジ
ュールとを備えてシーケンスプログラムを構成し、前記
動作順序制御プログラムモジュールおよび入出力制御プ
ログラムモジュールを実行する制御装置をそれぞれ独立
して設け、該制御装置は通信を行なって前記シーケンス
プログラムを処理する。
【0015】また、第2の発明のプログラマブルコント
ローラシステムは、シーケンスプログラムを処理するた
めの動作順序制御手段および入出力制御手段がそれぞれ
割り当てられた複数の制御装置と、該複数の制御装置間
を双方向に通信する通信手段とを備える。
ローラシステムは、シーケンスプログラムを処理するた
めの動作順序制御手段および入出力制御手段がそれぞれ
割り当てられた複数の制御装置と、該複数の制御装置間
を双方向に通信する通信手段とを備える。
【0016】
【作用】第1の発明のプログラマブルコントローラシス
テムでは、複数の制御装置はそれぞれ独立に構成された
動作順序制御プログラムモジュールとインタロック制御
を含む入出力制御プログラムモジュールを実行する際
に、通信を行なってシーケンスプログラムを処理する。
テムでは、複数の制御装置はそれぞれ独立に構成された
動作順序制御プログラムモジュールとインタロック制御
を含む入出力制御プログラムモジュールを実行する際
に、通信を行なってシーケンスプログラムを処理する。
【0017】また、第2の発明のプログラマブルコント
ローラシステムでは、動作順序制御手段および入出力制
御手段がそれぞれに割り当てられた複数の制御装置は通
信手段により双方向に通信を行なってシーケンスプログ
ラムを処理する。
ローラシステムでは、動作順序制御手段および入出力制
御手段がそれぞれに割り当てられた複数の制御装置は通
信手段により双方向に通信を行なってシーケンスプログ
ラムを処理する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るプログラマブ
ルコントローラシステムについて図面を参照して説明す
る。
ルコントローラシステムについて図面を参照して説明す
る。
【0019】図1は本実施例のプログラマブルコントロ
ーラシステムの全体を示す構成図である。本実施例のプ
ログラマブルコントローラシステムはプログラマブルコ
ントローラ(PC)1、複数のI/O制御装置2a〜2
cおよびプログラマブルコントローラ1と複数のI/O
制御装置2a〜2cによって形成されたLAN(ローカ
ルエリアネットワーク)を結ぶLANケーブル3を備え
る。
ーラシステムの全体を示す構成図である。本実施例のプ
ログラマブルコントローラシステムはプログラマブルコ
ントローラ(PC)1、複数のI/O制御装置2a〜2
cおよびプログラマブルコントローラ1と複数のI/O
制御装置2a〜2cによって形成されたLAN(ローカ
ルエリアネットワーク)を結ぶLANケーブル3を備え
る。
【0020】I/O制御装置2a〜2cには、それぞれ
複数の入力デバイスとしてのセンサ4a〜4fおよび出
力デバイスとしてのアクチュエータ5a〜5fが接続さ
れる。4a,4bはI/O制御装置2aに接続されたセ
ンサ、4c,4dはI/O制御装置2bに接続されたセ
ンサ、4e,4fはI/O制御装置2cに接続されたセ
ンサ、5a,5bはI/O制御装置2aに接続されたア
クチュエータ、5c,5dはI/O制御装置2bに接続
されたアクチュエータ、5e,5fはI/O制御装置2
cに接続されたアクチュエータである。
複数の入力デバイスとしてのセンサ4a〜4fおよび出
力デバイスとしてのアクチュエータ5a〜5fが接続さ
れる。4a,4bはI/O制御装置2aに接続されたセ
ンサ、4c,4dはI/O制御装置2bに接続されたセ
ンサ、4e,4fはI/O制御装置2cに接続されたセ
ンサ、5a,5bはI/O制御装置2aに接続されたア
クチュエータ、5c,5dはI/O制御装置2bに接続
されたアクチュエータ、5e,5fはI/O制御装置2
cに接続されたアクチュエータである。
【0021】つづいて、上記構成の各機能を詳細に説明
する。図2はプログラマブルコントローラシステムのよ
り詳細な構成を示す説明図である。プログラマブルコン
トローラ1は回路により接続された動作順序制御手段1
0およびLAN制御手段11を備える。また、LAN制
御手段11は接続コネクタ(図示せず)を有し、LAN
ケーブル3が接続できるようにされている。
する。図2はプログラマブルコントローラシステムのよ
り詳細な構成を示す説明図である。プログラマブルコン
トローラ1は回路により接続された動作順序制御手段1
0およびLAN制御手段11を備える。また、LAN制
御手段11は接続コネクタ(図示せず)を有し、LAN
ケーブル3が接続できるようにされている。
【0022】I/O制御装置2a〜2cには、LAN制
御手段13a〜13c、I/O制御手段14a〜14
c、インタロックテーブル15a〜15cおよび電源装
置(図示せず)等が設けられており、それぞれ回路によ
り接続されている。また、I/O制御手段14a〜14
cはI/Oコネクタ(図示せず)を有しており、I/O
コネクタを介してセンサ4a〜4fとアクチュエータ5
a〜5fが接続される。LAN制御手段11は接続コネ
クタ(図示せず)を有し、LANケーブル3が接続でき
るようにされている。
御手段13a〜13c、I/O制御手段14a〜14
c、インタロックテーブル15a〜15cおよび電源装
置(図示せず)等が設けられており、それぞれ回路によ
り接続されている。また、I/O制御手段14a〜14
cはI/Oコネクタ(図示せず)を有しており、I/O
コネクタを介してセンサ4a〜4fとアクチュエータ5
a〜5fが接続される。LAN制御手段11は接続コネ
クタ(図示せず)を有し、LANケーブル3が接続でき
るようにされている。
【0023】図3はインタロックテーブル15aの詳細
を示す説明図である。それぞれのインタロックテーブル
15aには対応するI/O制御装置2a〜2cの制御対
象であるアクチュエータ5a〜5f(例えば、I/O制
御装置2aでは、アクチュエータ5a,5b)の起動条
件と完了条件が定義されており、起動条件および完了条
件はアクチュエータ5a〜5f毎にシステム内で使用し
ている総てのセンサ4a〜4fの状態と、必要に応じて
各I/O制御装置2a〜2cより発せられる完了信号状
態との対応によって規定されている。インタロックテー
ブル15aは表形式でプログラム設計者が各条件を規定
して作成できるようにされている。インタロックテーブ
ル15aは起動条件表16と完了条件表17からなって
おり、左側の縦の欄18にはI/O制御装置2a〜2c
の制御対象であるアクチュエータ名(5a,5b)、上
側の横の欄19にはシステム内で使用している総てのセ
ンサ(4a〜4f)及び必要に応じて各I/O制御装置
2a〜2cより発せられる完了信号の状態が割り当てら
れている。例えば、アクチュエータ5aでは、センサ4
bとセンサ4cがONで他の信号がOFFのときに起動
できる条件である場合、行51aに示すようにそれぞれ
対応するカラムにON(51a−3,51a−2)、ま
たはOFF(51a−1,51a−4〜51a−6)と
記述してその条件を規定する。また、センサまたは信号
の状態を無視する場合、すなわちON/OFFいずれの
状態でもよいときはNという表現で規定できるようにさ
れている。これを用いて、行51aの対応するもの以外
のI/O制御装置(この場合2b,2c)の完了信号状
態は無視するために対応する欄に(51a−7,51a
−8)Nを記述する。
を示す説明図である。それぞれのインタロックテーブル
15aには対応するI/O制御装置2a〜2cの制御対
象であるアクチュエータ5a〜5f(例えば、I/O制
御装置2aでは、アクチュエータ5a,5b)の起動条
件と完了条件が定義されており、起動条件および完了条
件はアクチュエータ5a〜5f毎にシステム内で使用し
ている総てのセンサ4a〜4fの状態と、必要に応じて
各I/O制御装置2a〜2cより発せられる完了信号状
態との対応によって規定されている。インタロックテー
ブル15aは表形式でプログラム設計者が各条件を規定
して作成できるようにされている。インタロックテーブ
ル15aは起動条件表16と完了条件表17からなって
おり、左側の縦の欄18にはI/O制御装置2a〜2c
の制御対象であるアクチュエータ名(5a,5b)、上
側の横の欄19にはシステム内で使用している総てのセ
ンサ(4a〜4f)及び必要に応じて各I/O制御装置
2a〜2cより発せられる完了信号の状態が割り当てら
れている。例えば、アクチュエータ5aでは、センサ4
bとセンサ4cがONで他の信号がOFFのときに起動
できる条件である場合、行51aに示すようにそれぞれ
対応するカラムにON(51a−3,51a−2)、ま
たはOFF(51a−1,51a−4〜51a−6)と
記述してその条件を規定する。また、センサまたは信号
の状態を無視する場合、すなわちON/OFFいずれの
状態でもよいときはNという表現で規定できるようにさ
れている。これを用いて、行51aの対応するもの以外
のI/O制御装置(この場合2b,2c)の完了信号状
態は無視するために対応する欄に(51a−7,51a
−8)Nを記述する。
【0024】以上示したプログラミングインターフェー
スにより、各インタロックテーブル15a〜15cが定
義される。I/O制御手段14a〜14cが実行するプ
ログラムにより、インタロックの条件データは参照され
る。
スにより、各インタロックテーブル15a〜15cが定
義される。I/O制御手段14a〜14cが実行するプ
ログラムにより、インタロックの条件データは参照され
る。
【0025】つぎに、本実施例のプログラマブルコント
ローラシステムの制御について説明する。図4はプログ
ラマブルコントローラシステムが実行する制御プログラ
ムを示すフローチャートである。図4においては、アク
チュエータ4aを作動させる部分の制御プログラムのみ
が示されている。本制御プログラムはプログラマブルコ
ントローラ1によって実行されるアクチュエータ作動ル
ーチンのプログラムおよびI/O制御装置2aによって
実行されるアクチュエータの作動ルーチンのプログラム
から構成される。アクチュエータ5aを作動する手順を
以下に説明する。
ローラシステムの制御について説明する。図4はプログ
ラマブルコントローラシステムが実行する制御プログラ
ムを示すフローチャートである。図4においては、アク
チュエータ4aを作動させる部分の制御プログラムのみ
が示されている。本制御プログラムはプログラマブルコ
ントローラ1によって実行されるアクチュエータ作動ル
ーチンのプログラムおよびI/O制御装置2aによって
実行されるアクチュエータの作動ルーチンのプログラム
から構成される。アクチュエータ5aを作動する手順を
以下に説明する。
【0026】まず、プログラマブルコントローラ1はア
クチュエータ5aを作動するための命令をLANケーブ
ル3を介してて通信aによりI/O制御装置2aに出力
する(ステップS201)。
クチュエータ5aを作動するための命令をLANケーブ
ル3を介してて通信aによりI/O制御装置2aに出力
する(ステップS201)。
【0027】I/O制御装置2aはアクチュエータ5a
の作動命令を受け取ると(ステップS251)、起動時
のインタロックの状態を確認する作業を行なう(ステッ
プS252)。起動時のインタロックの状態を確認する
作業ではI/O制御装置2aは装置内のインタロックテ
ーブル15aを参照して、その起動のためのインタロッ
クを読み取る。I/O制御装置2aは各センサ4a〜4
fの状態および必要に応じて他のI/O制御装置2b,
2cの完了信号の状態を確認する(ステップS25
3)。ステップS253では、I/O制御装置2aはL
AN制御手段13aおよびLANケーブル3を使って信
号経路bに示すように他のI/O制御装置2b,2c内
のそれぞれLAN制御手段13b,13c、I/O制御
手段14b,14cを介して、他のI/O制御装置2
b,2cと通信を行なう。また、他のI/O制御装置2
b,2cに接続されたセンサ4c〜4f及び必要に応じ
て他のI/O制御装置2b,2cの完了信号の状態を調
べる。
の作動命令を受け取ると(ステップS251)、起動時
のインタロックの状態を確認する作業を行なう(ステッ
プS252)。起動時のインタロックの状態を確認する
作業ではI/O制御装置2aは装置内のインタロックテ
ーブル15aを参照して、その起動のためのインタロッ
クを読み取る。I/O制御装置2aは各センサ4a〜4
fの状態および必要に応じて他のI/O制御装置2b,
2cの完了信号の状態を確認する(ステップS25
3)。ステップS253では、I/O制御装置2aはL
AN制御手段13aおよびLANケーブル3を使って信
号経路bに示すように他のI/O制御装置2b,2c内
のそれぞれLAN制御手段13b,13c、I/O制御
手段14b,14cを介して、他のI/O制御装置2
b,2cと通信を行なう。また、他のI/O制御装置2
b,2cに接続されたセンサ4c〜4f及び必要に応じ
て他のI/O制御装置2b,2cの完了信号の状態を調
べる。
【0028】起動時のインタロックの状態が良好である
と確認されれば、I/O制御装置2aはアクチュエータ
5aに作動命令を出力し、これによりアクチュエータ5
aが起動する(ステップS254)。
と確認されれば、I/O制御装置2aはアクチュエータ
5aに作動命令を出力し、これによりアクチュエータ5
aが起動する(ステップS254)。
【0029】つぎに、I/O制御装置2aはアクチュエ
ータ5aの動作完了条件(インタロック)の状態を確認
する作業を行なう(ステップS255)。完了時のイン
タロックの状態を確認する作業では、I/O制御装置2
aはインタロックテーブル15aを参照して、その完了
のためのインタロック条件を読み取る。I/O制御装置
2aはセンサ4a〜4fの状態及び必要に応じて他のI
/O制御装置2b,2cの完了信号の状態を確認する
(ステップS256)。
ータ5aの動作完了条件(インタロック)の状態を確認
する作業を行なう(ステップS255)。完了時のイン
タロックの状態を確認する作業では、I/O制御装置2
aはインタロックテーブル15aを参照して、その完了
のためのインタロック条件を読み取る。I/O制御装置
2aはセンサ4a〜4fの状態及び必要に応じて他のI
/O制御装置2b,2cの完了信号の状態を確認する
(ステップS256)。
【0030】ステップS256では、I/O制御装置2
aはLAN制御手段13aおよびLANケーブル3を介
し、起動時と同じ信号経路bにより他のI/O制御装置
2b,2c内のLAN制御手段13b,13c、I/O
制御手段14b,14cを介して、他のI/O制御装置
2b,2cと通信を行なう。I/O制御装置2aは他の
I/O制御装置2b,2cに接続されたセンサ4c〜4
f及び必要に応じて他のI/O制御装置2b,2cの完
了信号の状態を調べる。完了時のインタロックの状態が
良好であると確認されると、I/O制御装置2aはアク
チュエータ5aの動作完了をブログラマブルコントロー
ラ1、LANケーブル3を経由して通信a2により報告
する(ステップS257)。プログラマブルコントロー
ラ1はI/O制御装置2aからアクチュエータ5aの動
作完了信号を受け取ると、本動作の完了を確認して次の
処理に移行する(ステップS207)。
aはLAN制御手段13aおよびLANケーブル3を介
し、起動時と同じ信号経路bにより他のI/O制御装置
2b,2c内のLAN制御手段13b,13c、I/O
制御手段14b,14cを介して、他のI/O制御装置
2b,2cと通信を行なう。I/O制御装置2aは他の
I/O制御装置2b,2cに接続されたセンサ4c〜4
f及び必要に応じて他のI/O制御装置2b,2cの完
了信号の状態を調べる。完了時のインタロックの状態が
良好であると確認されると、I/O制御装置2aはアク
チュエータ5aの動作完了をブログラマブルコントロー
ラ1、LANケーブル3を経由して通信a2により報告
する(ステップS257)。プログラマブルコントロー
ラ1はI/O制御装置2aからアクチュエータ5aの動
作完了信号を受け取ると、本動作の完了を確認して次の
処理に移行する(ステップS207)。
【0031】以上示したように、本実施例のプログラマ
ブルコントローラシステムではプログラマブルコントロ
ーラ1はアクチュエータ5aを作動するための動作順序
の制御のみを行なっており、従来でのプログラマブルコ
ントローラのように動作順序制御とインタロック制御と
I/O制御との3つの制御を基本的に行なう方式に較べ
てプログラマブルコントローラ1内のプログラム量が非
常に少なく、またプログラマブルコントローラ1に要求
される機能も小さい。すなわち、本実施例のプログラマ
ブルコントローラシステムでは、各I/O制御装置2a
〜2c間の通信を双方向に行なうLAN制御手段13a
〜13cが各I/O制御装置2a〜2cに設けられてい
るので、プログラマブルコントローラシステム内に分散
して存在するセンサ4a〜4fやアクチュエータ5a〜
5fの状態を知るための手続きに、プログラマブルコン
トローラ1が全く関与する必要がなくないことによる。
その反面、センサ4a〜4f・アクチュエータ5a〜5
fの近くに分散配置されたI/O制御装置2a〜2cは
インタロック制御・I/O制御を行なうので、当然のこ
ととして、プログラマブルコントローラシステム1内全
体として動作に必要なプログラムの果たす役割は何ら変
わらない。
ブルコントローラシステムではプログラマブルコントロ
ーラ1はアクチュエータ5aを作動するための動作順序
の制御のみを行なっており、従来でのプログラマブルコ
ントローラのように動作順序制御とインタロック制御と
I/O制御との3つの制御を基本的に行なう方式に較べ
てプログラマブルコントローラ1内のプログラム量が非
常に少なく、またプログラマブルコントローラ1に要求
される機能も小さい。すなわち、本実施例のプログラマ
ブルコントローラシステムでは、各I/O制御装置2a
〜2c間の通信を双方向に行なうLAN制御手段13a
〜13cが各I/O制御装置2a〜2cに設けられてい
るので、プログラマブルコントローラシステム内に分散
して存在するセンサ4a〜4fやアクチュエータ5a〜
5fの状態を知るための手続きに、プログラマブルコン
トローラ1が全く関与する必要がなくないことによる。
その反面、センサ4a〜4f・アクチュエータ5a〜5
fの近くに分散配置されたI/O制御装置2a〜2cは
インタロック制御・I/O制御を行なうので、当然のこ
ととして、プログラマブルコントローラシステム1内全
体として動作に必要なプログラムの果たす役割は何ら変
わらない。
【0032】尚、本実施例のプログラマブルコントロー
ラシステムでは、インテリジェント化された(プログラ
ム解釈機能と双方向通信機能を備えた)I/O制御装置
2a〜2cを複数個(システム内のセンサ・アクチュエ
ータの数と、その分散具合によって適宜決められる)要
するので、制御装置資源及びプログラムがシステム内で
分散配置される構成になっている。また、本実施例では
プログラマブルコントローラとI/O制御装置を別機能
の制御装置で構成したが、既存の汎用プログラマブルコ
ントローラ(動作順序制御手段・インタロック制御手段
・I/O制御手段を有するプログラマブルコントロー
ラ)を用いて、図1に構成された各制御装置(PC1お
よびI/O制御装置2a〜2c)を総て同一に揃えると
共に、これにLANインタフェースモジュール等のLA
N制御手段を組合わせて実現してもよい。その場合、プ
ログラマブルコントローラ1として割り当てられた汎用
プログラマブルコントローラ内のプログラム処理だけが
他の汎用プログラマブルコントローラのプログラム処理
と役割が異なることになる。
ラシステムでは、インテリジェント化された(プログラ
ム解釈機能と双方向通信機能を備えた)I/O制御装置
2a〜2cを複数個(システム内のセンサ・アクチュエ
ータの数と、その分散具合によって適宜決められる)要
するので、制御装置資源及びプログラムがシステム内で
分散配置される構成になっている。また、本実施例では
プログラマブルコントローラとI/O制御装置を別機能
の制御装置で構成したが、既存の汎用プログラマブルコ
ントローラ(動作順序制御手段・インタロック制御手段
・I/O制御手段を有するプログラマブルコントロー
ラ)を用いて、図1に構成された各制御装置(PC1お
よびI/O制御装置2a〜2c)を総て同一に揃えると
共に、これにLANインタフェースモジュール等のLA
N制御手段を組合わせて実現してもよい。その場合、プ
ログラマブルコントローラ1として割り当てられた汎用
プログラマブルコントローラ内のプログラム処理だけが
他の汎用プログラマブルコントローラのプログラム処理
と役割が異なることになる。
【0033】
【発明の効果】本発明のプログラマブルコントローラに
よれば、動作順序制御プログラムモジュールと、インタ
ロック制御プログラムを含む入出力制御プログラムモジ
ュールを分けて開発できるため、プログラム設計を容易
に行なうことができる。また、それぞれを並行開発で
き、かつ作業を分担化できる。さらに、機器の動作を制
御する動作順序制御プログラムモジュールとインタロッ
クやI/O等の信号を制御する入出力制御プログラムモ
ジュールの設計は目的の違う作業であるので、このよう
に分けることにより開発のスピードアップと、ロジック
ミス・信号参照等の不注意なミスを防止できる。加え
て、プログラムのデバック性(プログラムの動作確認作
業のし易さ)・保守性(装置のメンテナンスや改造時等
のプログラムの解読のし易さ)も向上する。また、請求
項2のプログラマブルコントローラによればプログラム
を分けたことにより、インタロック制御の中のインタロ
ック条件の設定プログラムを、テーブルを用いて前述し
たような表形式で記述できるので、特に多くのプログラ
ム量を要していたインタロック制御のプログラミング工
数やデバック工数を大幅に削減できる。
よれば、動作順序制御プログラムモジュールと、インタ
ロック制御プログラムを含む入出力制御プログラムモジ
ュールを分けて開発できるため、プログラム設計を容易
に行なうことができる。また、それぞれを並行開発で
き、かつ作業を分担化できる。さらに、機器の動作を制
御する動作順序制御プログラムモジュールとインタロッ
クやI/O等の信号を制御する入出力制御プログラムモ
ジュールの設計は目的の違う作業であるので、このよう
に分けることにより開発のスピードアップと、ロジック
ミス・信号参照等の不注意なミスを防止できる。加え
て、プログラムのデバック性(プログラムの動作確認作
業のし易さ)・保守性(装置のメンテナンスや改造時等
のプログラムの解読のし易さ)も向上する。また、請求
項2のプログラマブルコントローラによればプログラム
を分けたことにより、インタロック制御の中のインタロ
ック条件の設定プログラムを、テーブルを用いて前述し
たような表形式で記述できるので、特に多くのプログラ
ム量を要していたインタロック制御のプログラミング工
数やデバック工数を大幅に削減できる。
【0034】さらに、請求項4のプログラマブルコント
ローラシステムによれば、従来のプログラマブルコント
ローラのI/O端子台からシステム内にある各センサ・
アクチュエータに配線接続していた方式に比べ、配線工
数を大幅に削減すると共にその信頼性を向上することが
できる。
ローラシステムによれば、従来のプログラマブルコント
ローラのI/O端子台からシステム内にある各センサ・
アクチュエータに配線接続していた方式に比べ、配線工
数を大幅に削減すると共にその信頼性を向上することが
できる。
【0035】双方向の通信手段により各制御装置間の相
互通信が可能になるので、配線・プログラミング・デバ
ック等の工数削減に効果がある。さらに、配線やプログ
ラムの信頼性向上・保守性向上・改造の容易性等の効果
も有する。
互通信が可能になるので、配線・プログラミング・デバ
ック等の工数削減に効果がある。さらに、配線やプログ
ラムの信頼性向上・保守性向上・改造の容易性等の効果
も有する。
【図1】本実施例のプログラマブルコントローラシステ
ムの全体を示す構成図である。
ムの全体を示す構成図である。
【図2】プログラマブルコントローラシステムのより詳
細な構成を示す説明図である。
細な構成を示す説明図である。
【図3】インタロックテーブル15aの詳細を示す説明
図である。
図である。
【図4】プログラマブルコントローラシステムが実行す
る制御プログラムを示すフローチャートである。
る制御プログラムを示すフローチャートである。
【図5】従来の第1のプログラマブルコントローラシス
テムの全体を概略的に示す構成図である。
テムの全体を概略的に示す構成図である。
【図6】従来の第2のプログラマブルコントローラシス
テムの全体を概略的に示す構成図である。
テムの全体を概略的に示す構成図である。
【図7】従来の第2のプログラマブルコントローラが実
行する制御プログラムの中からアクチュエータ25aを
作動させるアクチュエータ作動ルーチン部分のみを示し
たフローチャートである。
行する制御プログラムの中からアクチュエータ25aを
作動させるアクチュエータ作動ルーチン部分のみを示し
たフローチャートである。
1 プログラマブルコントローラ 2a〜2c 入出力(I/O)制御装置 3 LANケーブル 4a〜4f センサ 5a〜5f アクチュエータ 10 動作順序制御手段 11 LAN制御手段(プログラマブルコントローラ
側) 13a〜13c LAN制御手段(I/O制御装置側) 14a〜14c I/O制御手段
側) 13a〜13c LAN制御手段(I/O制御装置側) 14a〜14c I/O制御手段
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の制御装置を備えたプログラマブル
コントローラシステムにおいて、動作順序制御プログラ
ムモジュールとインタロック制御を含む入出力制御プロ
グラムモジュールとを備えてシーケンスプログラムを構
成し、前記動作順序制御プログラムモジュールおよび入
出力制御プログラムモジュールを実行する制御装置をそ
れぞれ独立して設け、該制御装置は通信を行なって前記
シーケンスプログラムを処理することを特徴とするプロ
グラマブルコントローラシステム。 - 【請求項2】 前記入出力制御プログラムモジュールを
実行する制御装置は、インタロック条件を示すテーブル
を備え、前記インタロック制御において、前記テーブル
を用いて前記インタロック条件を設定することを特徴と
する請求項1記載のプログラマブルコントローラシステ
ム。 - 【請求項3】 前記動作順序制御および入出力制御プロ
グラムモジュールをそれぞれ実行する前記複数の制御装
置は通信を行なうためのLAN制御手段を備えたことを
特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ
システム。 - 【請求項4】 シーケンスプログラムを処理するための
動作順序制御手段および入出力制御手段がそれぞれ割り
当てられた複数の制御装置と、該複数の制御装置間を双
方向に通信する通信手段とを備えたことを特徴とするプ
ログラマブルコントローラシステム。 - 【請求項5】 前記動作順序制御手段は、動作順序プロ
グラムを有し、前記入出力制御手段はアクチュエータの
起動条件、完了条件等のインタロック制御を含む入出力
制御プログラムを有することを特徴とする請求項4記載
のプログラマブルコントローラシステム。 - 【請求項6】 前記動作順序制御手段は動作順序プログ
ラムを有し、前記複数の入出力制御手段はそれぞれアク
チュエータの起動条件、動作完了条件等のインタロック
制御を含む入出力制御プログラムを有し、該入出力制御
手段は他の前記入出力制御手段との間を双方向に通信可
能に接続された通信手段を備えたことを特徴とする請求
項4記載のプログラマブルコントローラシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5348568A JPH07199801A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | プログラマブルコントローラシステム |
US08/762,527 US5774355A (en) | 1993-12-27 | 1996-12-09 | Equipment control system and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5348568A JPH07199801A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | プログラマブルコントローラシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07199801A true JPH07199801A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18397899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5348568A Pending JPH07199801A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | プログラマブルコントローラシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5774355A (ja) |
JP (1) | JPH07199801A (ja) |
Cited By (5)
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KR100439841B1 (ko) | 2001-10-05 | 2004-07-12 | 삼성전자주식회사 | 반도체 제조설비의 공정불량 방지방법 |
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-
1993
- 1993-12-27 JP JP5348568A patent/JPH07199801A/ja active Pending
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1996
- 1996-12-09 US US08/762,527 patent/US5774355A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
US5774355A (en) | 1998-06-30 |
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