JP5155829B2 - プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム - Google Patents

プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5155829B2
JP5155829B2 JP2008294783A JP2008294783A JP5155829B2 JP 5155829 B2 JP5155829 B2 JP 5155829B2 JP 2008294783 A JP2008294783 A JP 2008294783A JP 2008294783 A JP2008294783 A JP 2008294783A JP 5155829 B2 JP5155829 B2 JP 5155829B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
program
diagram
variable
control program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008294783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010122824A (ja
Inventor
繁 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008294783A priority Critical patent/JP5155829B2/ja
Publication of JP2010122824A publication Critical patent/JP2010122824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5155829B2 publication Critical patent/JP5155829B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

本発明は、鉄鋼プラント、製紙プラント、化学プラント等のプラント制御装置に係り、特に、ラダーダイアグラム(LD)言語、ファンクションブロックダイアグラム(FBD)言語を使用したプログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラムに関する。
一般に、鉄鋼、製紙プラントや自動車産業などの組立作業を含むFA(Factory Automation)分野、化学プラントなどのPA(Process Automation)分野、上下水道システム等の公共システムなど、産業用システムの監視、制御分野では、図式言語で記述された制御プログラムを使用するプログラマブルコントローラ(以後、PLCと称す)が広く用いられている。
このPLCの図式言語は、国際電気標準会議による国際規格IEC61131−3で規定されているグローバル言語が採用されている。
そして、このような言語を使用したプログラミングツールとしては、プログラミングソフトウェア(ラダーエディタなど)が普及し、パソコンにおいてダイアグラムがシンボルを含む形態で作成できるので、ダイアグラムに基づくプログラムの作成及び編集が容易に行えるようになっている。
通常、作成されたプログラムは、当初の設計通りに正しく動作させるために、デバッグでプログラムの修正や変更が施されて完成される。このデバッグにおいては、PLCに機器が接続された状態でプログラムを実行させて、設計通りに機器が動作しているかどうかを確認する。
パソコンの表示画面上でダイアグラムを作成するラダーエディタにおいては、デバッグにおいて、接点を強制的にON・OFFさせるシミュレーションによってダイアグラムの動作を確認することができるモードを備えている。
例えば、ラダーエディタがWindows(R)システム上で動作するアプリケーションとしてパソコンにインストールされている場合、テストモード(デバッグモード)を設定し、この状態で、接点のON・OFFを指示するダイアログボックスを表示させ、この操作画面を使用して接点のON・OFFを設定する。
しかしながら、このような操作によるデバッグでは、ONさせる接点数が多くなるほど手間が多くなり、デバッグの作業効率が著しく低下する不都合を解消するため、デバッグの間だけ幾つかの接点をまとめてダミーの回路に置き換えて、ONさせる接点を必要最小限に限定させることによって上記のような手間を省く方法もある。
ところが、このような方法では、デバッグが終了した後には、ダミー回路を元の回路に戻す必要があり、これを忘れると、プログラムが正常に動作しないといったトラブルを発生させる可能性がある。
そこで、接点を強制的にONさせるシミュレーションに要する操作を簡素化することによって、プログラムのデバッグ作業の効率化を図るために、ダイアグラムにおける入出力側母線間の接続線上に配置された接点のうちON・OFFさせる接点を入力側母線からの規定の経路で指定する指定処理と、指定された接点を一括してON・OFFするON・OFF処理とを行う方法が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−276212号公報(第1頁、図1)
しかしながら、ダイアグラムのデバッグ中において、接点等の命令語に対して、その変数の値を強制的に設定して、デバッグをする方法(接点フォースとも言う)は知られているものの、分岐点を含む接続点には変数を設定することができないので、該接続点以降のデバッグが容易に行えない問題がある。
また、デバッグ等のためにダミー回路を製作する方法では、プログラムを復旧するための作業が必要になることや、その作業が正しく行なわれない可能性もあるので、新たな問題が発生する可能性がある。
さらに、稼動中の制御プログラムの場合には、その動作を一端停止し、ダイアグラム(回路図)を変更してデバッグに入る必要があるなど、手間が掛かる問題がある。
以上のように、ダイアグラムのデバッグには、デバッグしたい回路を他の回路と切り離し、接続点を含む回路のバイパス回路を形成したり、予め設定された内部変数を切替えて切断した接続点から印加したり、複数の接続点を有するダイアグラムの領域を予め設定し領域内の内部接続線を切断したりすることなど、種々のデバッグ目的に応じたダイアグラムの接続先を変更する場合が発生する。
このようなダイアグラムの接続先を変更してデバッグする場合、元の制御プログラムの接続点の命令を置換して、その接続点に複数の命令数(ステップ数)で構成するデバッグプログラムを挿入する場合には、ステップ数が変更されたプログラムを実行するために、コントローラ側のメモリ領域を変更する必要が生じるので、デバッグプログラムを挿入したり元のプログラムに復元したりすることが簡単に行なえない問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面上に表示して作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステムにおいて、その接続点に複数の命令数(ステップ数)で構成するデバッグプログラムを挿入する場合に、簡単にデバッグプログラムを挿入したり元のプログラムに復元したりすることができるプログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、及びそのプログラミング装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るプログラマブルコントローラのダ
イアグラムのデバッグシステムは、ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダ
イアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づ
くオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマブルコントローラのプログラミング
装置と、前記オブジェクト制御プログラムをローディングして実行する前記プログラマブ
ルコントローラとから成るダイアグラムのデバックシステムであって、前記ダイアグラム
を生成し、前記表示画面上に表示された前記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対
して、前記接続点の一方の入力側の接続または非接続、及びその入力側の接続先を指定す
る第1の命令とその第1の内部変数と、該接続点の他方の出力側の接続または非接続、及
その出力側の接続先を指定する第2の命令とその第2の内部変数とを生成する前記オブ
ジェクト制御プログラムを作成する制御プログラム編集処理部と、前記第1の命令とその
第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数に、または該第3の命
令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4の命令とその第4の内
部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを指令するワイヤフォー
ス設定処理部とを備えるプログラミング装置において、前記第1の命令は、「STOR
E」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接続点対して、デバッグプログ
ラムを挿入する場合、前記ワイヤフォース設定処理部は、前記「STORE」命令を前記
第3の命令である「JUMP」命令に、また、その変数を前記デバッグプログラムの先頭
番地ステップ番号に書き換え、当該デバッグプログラムの最後のステップ番号の次のステ
ップ番号を前記第1の命令の内部変数として記憶する「STORE」命令に、さらに次の
ステップ番号の命令を「JUMP」命令とし、その変数を前記「第2の命令である「LO
AD」命令のステップ番号に書き換え、前記デバッグシステムは、前記コントローラの前
記オブジェクト制御プログラムが記憶されるメモリエリアと異なるメモリエリアに記憶さ
せる前記デバッグプログラムの先頭アドレスを第3の変数とする前記第3の「JUMP」
命令を実行するステップと、さらに、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の
命令群からなる前記デバッグプログラムを実行するステップと、前記デバッグプログラム
の演算結果を前記第1の命令の内部変数として記憶する「SRORE」命令を実行する
テップと、前記オブジェクト制御プログラムの第2の命令のステップ先を変数とする「J
UMP」命令を実行するステップと、さらに、前記演算結果を第2の内部変数として書き
込む前記第2の「LOAD」命令を実行するステップとから成る前記デバッグプログラ
ムを生成し、前記デバッグプログラムを前記コントローラに送信して前記オブジェクト制
御プログラムを書き換え、前記オブジェクト制御プログラムの実行中に、前記接続点に前
記デバッグプログラムを挿入して、ダイアグラムのデバッグが行なえるようにしたことを
特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項2に係るプログラマブルコントローラのダ
イアグラムのデバッグシステムは、ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダ
イアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づ
くオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマブルコントローラのプログラミング
装置と、前記オブジェクト制御プログラムをローディングして実行する前記プログラマブ
ルコントローラとから成るダイアグラムのデバックシステムであって、前記ダイアグラム
を生成し、前記表示画面上に表示された前記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対
して、前記接続点の一方の入力側の接続または非接続、及びその入力側の接続先を指定す
る第1の命令とその第1の内部変数と、該接続点の他方の出力側の接続または非接続、及
その出力側の接続先を指定する第2の命令とその第2の内部変数とを生成する前記オブ
ジェクト制御プログラムを作成する制御プログラム編集処理部と、前記第1の命令とその
第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数に、または該第3の命
令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4の命令とその第4の内
部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを指令するワイヤフォー
ス設定処理部とを備えるプログラミング装置において、前記第1の命令は、「STOR
E」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接続点対して、デバッグプログ
ラムを挿入する場合、前記ワイヤフォース設定処理部は、前記第1の命令を「STORE
」命令のままとし、前記第2の命令を前記第4の命令である「JUMP」命令に、また、
その変数を前記デバッグプログラムの先頭番地ステップ番号を書き換え、前記先頭アドレ
スのステップは、前記第1の「STORE」命令の第1の内部変数とする「LOAD」命
令を書き込み、さらに、次のステップは、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複
数の命令群からなる前記デバッグプログラムを書き込み、当該デバッグプログラムの最後
のステップ番号の次のステップ番号を、前記第1の内部変数として記憶する「STORE
」命令に、さらに、次のステップ番号の命令は、前記第2の内部変数とする「LOAD」
命令に、さらに、次のステップ番号の命令は、「JUMP」命令とし、その変数を前記第
2の命令である「LOAD」命令のステップ番号に、夫々を書き込み前記デバッグシステ
ムは、前記コントローラの前記オブジェクト制御プログラムが記憶されるメモリエリアと
異なるメモリエリアに記憶させる当該デバッグプログラムの先頭アドレスを第3の変数と
する前記第3の「JUMP」命令を実行するステップと、前記先頭アドレスのステップで
は、前記第1の命令の内部変数を書き込む「LOAD」命を実行するステップと、前記
前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群からなる前記デバッグプログラム
実行するステップと、前記デバッグプログラムの演算結果を前記第1の内部変数として記
憶する「SRORE」命令を実行するステップと、前記第1の命令の内部変数として書き
込む「LOAD」命令を実行するステップと、さらに、前記第2の命令の次の命令のステ
ップ先を変数とする、前記オブジェクト制御プログラムに復帰させる「JUMP」命令
実行するステップと、から成る前記デバッグプログラムを生成し、前記デバッグプログラ
ムを前記コントローラに送信して前記オブジェクト制御プログラムを書き換え、前記オブ
ジェクト制御プログラムの実行中に、前記接続点に前記デバッグプログラムを挿入して、
ダイアグラムのデバッグが行なえるようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項3に係るプログラマブルコントローラのダ
イアグラムのデバッグシステムのプログラミング装置は、ラダーダイアグラム言語、ファ
ンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面上で作成し、
該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマブルコントロ
ーラのプログラミング装置であって、前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生
成し、前記表示画面上に表示された前記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して
、前記接続点の一方の入力側の接続または非接続、及びその入力側の接続先を指定する第
1の命令とその第1の内部変数と、該接続点の他方の出力側の接続または非接続、及び
出力側の接続先を指定する第2の命令とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェ
クト制御プログラムを作成する制御プログラム編集処理部と、前記第1の命令とその第1
の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数に、または該第3の命令の
みに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4の命令とその第4の内部変
を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを指令するワイヤフォース設
定処理部とを備え、前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LO
AD」命令から成る接続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、前記ワイヤフ
ォース設定処理部は、前記「STORE」命令を前記第3の命令である「JUMP」命令
に、また、その変数をデバッグプログラムの先頭番地ステップ番号に書き換え、当該デバ
ッグプログラムの最後のステップ番号の次のステップ番号を前記第1の命令の内部変数と
して記憶する「STORE」命令に、さらに次のステップ番号の命令を「JUMP」命令
とし、その変数を前記「第2の命令である「LOAD」命令のステップ番号に書き換え、
前記プログラミング装置は、前記デバッグプログラムを生成し、前記プログラミング装置
は、生成された前記デバッグプログラムを実行、前記オブジェクト制御プログラムの実
行中に、前記接続点に前記デバッグプログラムを挿入して、ダイアグラムのデバッグが行
なえるようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項4に係るプログラマブルコントローラのダ
イアグラムのデバッグシステムのプログラミング装置は、ラダーダイアグラム言語、ファ
ンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面上で作成し、
該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマブルコントロ
ーラのプログラミング装置であって、前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生
成し、前記表示画面上に表示された前記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して
、前記接続点の一方の入力側の接続または非接続、及びその入力側の接続先を指定する第
1の命令とその第1の内部変数と、該接続点の他方の出力側の接続または非接続、及び
出力側の接続先を指定する第2の命令とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェ
クト制御プログラムを作成する制御プログラム編集処理部と、前記第1の命令とその第1
の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数に、または該第3の命令の
みに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4の命令とその第4の内部変
を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを指令するワイヤフォース設
定処理部とを備え、前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LO
AD」命令から成る接続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、前記ワイヤフ
ォース設定処理部は、前記第1の命令を「STORE」命令のままとし、前記第2の命令
を前記第4の命令である「JUMP」命令に、また、その変数を前記デバッグプログラム
の先頭番地ステップ番号を書き換え、前記先頭アドレスのステップは、前記第1の「ST
ORE」命令の第1の内部変数とする「LOAD」命令を書き込み、さらに、次のステッ
プは、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群からなる前記デバッグプ
ログラムを書き込み、当該デバッグプログラムの最後のステップ番号の次のステップ番号
を、前記第1の内部変数として記憶する「STORE」命令に、さらに、次のステップ番
号の命令は、前記第2の内部変数とする「LOAD」命令に、さらに、次のステップ番号
の命令は、「JUMP」命令とし、その変数を前記第2の命令である「LOAD」命令の
ステップ番号に、夫々を書き込み前記プログラミング装置は、前記デバッグプログラムを
生成し、前記プログラミング装置は、生成された前記デバッグプログラムを実行し、前
オブジェクト制御プログラムの実行中に、前記接続点に前記デバッグプログラムを挿入し
て、ダイアグラムのデバッグが行なえるようにしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項5に係るプログラマブルコントローラのダ
イアグラムのデバッグシステムのプログラミング装置のプログラムは、ラダーダイアグラ
ム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面
上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマ
ブルコントローラのプログラミング装置と、前記オブジェクト制御プログラムをローディ
ングして実行する前記プログラマブルコントローラとから成るダイアグラムのデバックシ
ステムのプログラムであって、前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生成し、
前記表示画面上に表示された前記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、前記
接続点の一方の入力側の接続または非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命
とその第1の内部変数と、該接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力
側の接続先を指定する第2の命令とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェクト制
御プログラムを作成する制御プログラム編集機能と、前記第1の命令とその第1の内部変
数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数に、または該第3の命令のみに、ま
た、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4の命令とその第4の内部変数を含む
変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを指令するワイヤフォース設定機能と
を備え、前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令
から成る接続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、前記コントローラの前記
オブジェクト制御プログラムが記憶されるメモリエリアと異なるメモリエリアに記憶させ
前記デバッグプログラムの先頭アドレスを第3の変数とする前記第3の「JUMP」命
を実行するステップと、さらに、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命
令群からなる前記デバッグプログラムを実行するステップと、前記デバッグプログラムの
演算結果を前記第1の命令の内部変数として記憶する「SRORE」命令を実行するステ
ップと、前記オブジェクト制御プログラムの第2の命令のステップ先を変数とする「JU
MP」命令を実行するステップと、さらに、前記演算結果を第2の内部変数として書き込
む前記第2の「LOAD」命令を実行するステップとから成る前記デバッグプログラム
を備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項6に係るプログラマブルコントローラのダ
イアグラムのデバッグシステムのプログラミング装置のプログラムは、ラダーダイアグラ
ム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面
上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマ
ブルコントローラのプログラミング装置と、前記オブジェクト制御プログラムをローディ
ングして実行する前記プログラマブルコントローラとから成るダイアグラムのデバックシ
ステムのプログラムであって、前記ダイアグラムを生成し、前記表示画面上に表示された
前記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、前記接続点の一方の入力側の接続
または非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命令とその第1の内部変数と、
該接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力側の接続先を指定する第2の
命令とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェクト制御プログラムを作成する制御
プログラム編集処理機能と、前記第1の命令とその第1の内部変数を夫々第3の命令とそ
第3の内部変数を含む変数に、または該第3の命令のみに、また、前記第2の命令とそ
第2の内部変数を夫々第4の命令とその第4の内部変数を含む変数に、または該第4の
令のみに書き換えることを指令するワイヤフォース設定機能とを備え、前記第1の命
令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接続点対して
デバッグプログラムを挿入する場合、前記第1の「STORE」命令はそのままとし、
前記第2の「LOAD」命令のステップに変えて、前記コントローラの前記オブジェクト
制御プログラムが記憶されるメモリエリアと異なるメモリエリアに記憶させる前記デバッ
グプログラムの先頭アドレスを第4の変数とする前記第4の「JUMP」命令を実行する
ステップと、前記先頭アドレスのステップでは、前記第1の命令の内部変数を書き込む
LOAD」命を実行するステップと、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数
の命令群からなる前記デバッグプログラムを実行するステップと、前記デバッグプログラ
ムの演算結果を前記第1の内部変数として記憶する「SRORE」命令を実行するステッ
と、前記第1の命令の第1の内部変数として書き込む「LOAD」命令を実行するステ
ップと、さらに、前記第2の命令の次の命令のステップ先を変数とする、前記オブジェク
ト制御プログラムに復帰させる「JUMP」命令を実行するステップと、から成るデバッ
グプログラムを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイアグラムを表示画面上に表示して作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを作成するプログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステムにおいて、その接続点に複数の命令数(ステップ数)で構成するデバッグプログラムを挿入する場合に、簡単にデバッグプログラムを挿入したり元のプログラムに復元したりすることができるプログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、及びそのプログラミング装置及びそのプログラムを提供することが出来る。
以下図を参照して説明する。
以下、本発明による実施例1について図1乃至図9を参照して説明する。図1は、PLCのダイアグラムのデバッグシステムの構成を示すブロック図である。
プログラミング装置1は、このプログラミング装置1で作成したダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを、制御対象を制御するプログラマブルコントローラ(以後、PLCと言う)2にダウンロードして使用される。
ここで、ダイアグラムとは、国際電気標準会議による国際規格IEC61131−3で規定されているラダーダイアグラム言語(LD)、及びファンクションダイアグラム言語(FBD)を使用して作成された回路図をダイアグラムと称す。
プログラミング装置1の構成は、ダイアグラムを作成し、さらに、ダイアグラムのシン
ボル間を結ぶ接続点に対して、この接続点の一方の入力側と他方の出力側の、夫々の接続
または非接続、及びその接続先を指定する命令とその内部変数を生成し、ダイアグラムに
基づくオブジェクト制御プログラムを作成するとともに、作成したオブジェクト制御プロ
グラムをコントローラ2にダウンロードする演算処理部11と、ダイアグラムを作成する
ソース制御プログラム12a1、ソースデバッグプログラム12a2を記憶するソースフ
ァイル部12a及びこのソースファイルのオブジェクト制御プログラムファイル部12b
を記憶する記憶部12と、ダイアグラムとダイアログボックスなどの操作画面とを表示さ
せる表示部13と、ダイアグラム及びオブジェクト制御プログラムを作成するための各種
の入力操作をするための入力部14、及びオブジェクト制御プログラムをPLC2へ送信
するための通信インタフェース15とから成る。
PLC2は、プログラミング装置1から送信されたオブジェクト制御プログラムを受信する通信インタフェース25と、受信したオブジェクト制御プログラムを記憶させるメモリ部22と、このオブジェクト制御プログラムを実行する演算処理部21と、演算処理部21の指令で制御対象との間の入出力信号を処理する入出力部23とから成る。
さらに、メモリ部22は、オブジェクト制御プログラムをデータメモリとコードメモリとに記憶する。そして、オブジェクト制御プログラムのメモリエリアと、予め想定されるデバッグプログラムのメモリエリアとを記憶可能な容量としておく。
演算処理部21は、通信インタフェース15を介して送信されたオブジェクト制御プログラムをデータメモリとコードメモリとに分けて記憶させるためのプログラムロードサーバ部と、このオブジェクト制御プログラムを実行するプログラム実行処理部とを備える。
次に、プログラミング装置1の各部の構成を説明する。プログラミング装置1は、例えば、パーソナルコンピュータで構成可能なものであって、演算処理部11は、図示しないCPU及び主メモリを含むCPU部から成り、ダイアグラムを作成するためのソース制御プログラム及びダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを生成するためのプログラムコンパイラと、作成したオブジェクト制御プログラムをコントローラ2にダウンロードするプログラムロードクライアント部とを備える制御プログラム編集処理部11aと、本発明による接続点の設定処理をするワイヤフォース設定処理部11bとから成る。
また、記憶部12は、ハードディスクドライブ装置などから成り、作成されたソース制
御プログラム12a1、ダイアグラムのシンボルを含むデバッグ用のソースデバッグプロ
グラム12aから成るソースファイル部12aと、オブジェクト制御プログラムを記憶
したオブジェクトファイル部12bとを記憶しておく。
詳細には、制御プログラム編集処理部11aのプログラムコンパイラ11a1は、作成
されたソースファイル部12aからプログラムを抽出して、ダイアグラムを生成し、さら
に、表示画面上に表示されるダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、該接続点
の一方の入力側の接続または非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命令とそ
第1の内部変数と、該接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力側の
続先を指定する第2の命令とその第2の内部変数とを生成するオブジェクト制御プログラ
ムを作成する。
そして、制御プログラム編集処理部11aのプログラムロードクライアント部11a2は、生成されたオブジェクト制御プログラムを、通信インタフェース15を介してコントローラ2にダウンロードする。
そして、ワイヤフォース設定処理部11bは、該第1の命令とその第1の内部変数を夫
々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数に、または該第3の命令のみに、また、該
第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4の命令とその第4の内部変数を含む変数に、
または該第4の命令のみに書き換えることを指令する。
即ち、演算処理部11は、作成したダイアグラム及び変更したダイアグラム対して、そ
のダイアグラムの分岐点を含む接続点の入力側及び出力側の接続または非接続を指令する
命令と、その該接続先の内部変数の値を設定する機能とを備え、任意の接続点間を切断す
る機能と該接続点からパワーフロー下流側に対して、その内部変数の値を設定する機能を
備える。
ここで、内部変数とは、表示部13の画面に表示されない変数を言い、表示される変数は単に変数と称す。
また、ワイヤフォース設定処理部11bは、稼動中のコントローラ2の指令に対して、
第3の命令とその第3の内部変数を含む変数に、または第3の命令のみに、及び第4の命
とその第4の内部変数を含む変数に、または、第4の命令のみに書き換えることで、変
更したダイアグラムでのデバッグの実行をPLC2に対して指令する。
次に、このように構成されたプログラミング装置1の接続点の処理動作を図2乃至図7で説明する。
図2は、プログラミング装置1で作成されたダイアグラムの1例で、例えば、Aは、接点の変数Aで、そのシンボルを「||」で示す。同様に、変数Bは、コイルの変数でそのシンボルを「( )」で示す。夫々のシンボルの下部に示す数値は、後述するオブジェクト制御プログラムでのステップ番号を示す。
また、変数Aの接点と変数Bのコイルとのシンボル間の接続点は、操作画面に表示されない内部変数を(t1)で示す。この接続点の内部変数(t1)は、変数Aの接点と変数Bのコイルとの接続点であると同時に、ダイアグラム下方向の接続点の内部変数(t2)との間の結線にも接続される分岐点と成っている。
次に、図3は図2に示すダイアグラムのソース制御プログラムで、左欄は、ステップ番
号を示し、各ステップに対応する命令語を次欄に、またその変数名を右覧に示す。図3に
示すように、ダイアグラムの接続点に対応する内部変数(t0)乃至(t9)は、何れも
、命令語はアセンブラ言語では、第1の命令である「STORE」及び第2の命令である
「LOAD」で定義され、夫々の命令の第1の内部変数と第2の内部変数が2ステップの
命令語に対応して与えられる。
この接続点の変数設定は、ダイアグラムを作成する過程で生成することも可能であるし、ダイアグラムを作成後、接続点をカーソルで指定し、このカーソル位置をクリックして設定しても良いし、接続点を指定して一括して「LOAD」及び「STORE」で定義するようにしても良い。
接続点は、通常、シンボルのように入出力端を接続する箇所を接続点とするが、本発明によれば、例えば、内部変数(t4)と内部変数(t5)との間や内部変数(t5)と内部変数(t6)との間の接続線のように、接続点間にシンボルを持たない単なる結線の両端もシンボルと見なして接続点を設定することが可能である。
図3には、これらの接続点の内部変数(t0)乃至(t9)を、ダイアグラム上では、いずれも表示されない接続点として設定した場合を図示している。
次に、このようにして接続点を設定したダイアグラムの接続点間を切断する場合のワイヤフォース設定処理の動作について、図4及び図5を参照して説明する。
図4に示すように、例えば、結線に×印で示した箇所を切断し、内部変数(t5)と内部変数(t6)との間を切り離して、ファンクションブロック「Fun」とコイルFとから成る下流方向の回路のデバッグを行なおうとする場合について説明する。
この切断は、図5に示すように、プログラムではステップ19に示す第1の命令である
「STORE」命令と第1の内部変数である(t6)第3の命令である「NOP」命令
(無処理、第3の内部変数は非接続なので無記述)に書き換えすることで、パワーフロー
入力側の切り離しが行なわれる。
そして、第2の命令である「LOAD」命令とその第2の内部変数(t6)は、第4の
命令である「LOAD」命令とその第4の内部変数(tX)に書き換えることで、接続点
は(t6)から新たな接続点(tX)に更新される。
次に、図6及び図7を参照して、接続点間の切断、及び切断点下流の接続点の内部線数の値を設定する動作について説明する。図6は、その動作フロー図で、図7は表示部13に表示されるワイヤフォース設定を操作するダイアログボックスD13の例を示す。
先ず、予め作成されたダイアグラムを表示させ、その結線の切断箇所、例えば、内部変数(t5)内部変数(t6)の間の結線上にカーソルを移動する(s1)。そして、その位置で画面をクリックしてダイアログボックスD13を表示させる(s2)。
次に、ダイアログボックスD13aのアイコン「×」をクリックする。すると、演算処理部11の主メモリ上のソース制御プログラムに「NOP」が書き込まれ、表示画面に、図4に示すような×印が表示される(s3)。
さらに、ここで「ON」または「OFF」アイコンD13aをクリックする。すると、ステップ20で書き換えた内部変数、例えば、(tX)の値が、切断箇所の下流方向の接続点の値として演算処理部11の主メモリに書き込まれる。
次に、「書き込み(W)」アイコンD13dをクリックすると、PLC2のオブジェクト制御プログラムの書き換えが指令される。(s5)。
このようにして変更されたダイアグラムの結線の切断と、及び切断された下流のパワーフローの基点となる接続点の内部変数を設定し、ダイアグラムの下流方向の回路のデバックを、稼動中のオブジェクト制御プログラムを変更して実施することが出来る。
そして、切断箇所とその内部変数の値は、「解除(R)」アイコンD13bをクリックして解除し、再設定することも出来る。
さらに、ダイアグラムに複数の切断箇所と設定した内部変数の値は、「全て解除(A)」アイコンD13cをクリックし、さらに「書き込み(w)」アイコンD12dクリックすることで、変更した接続点のステップのみの情報を書き換えることで、デバッグ前の状態に確実に復帰させることが可能となる。
変更した部分のオブジェクト制御プログラムをダウンロードしない場合には、「ファイルフ保存(s)」アイコンD13eをクリックして、記憶部12に書き込みすることも出来る。
このようにすることで、変更したいダイアグラムの接続点について、その接続または
接続の指令と接続の場合の接続先(内部変数)とを、稼動中のコントローラのオブジェクト
制御プログラムに対して書き換えることで、分岐点があるダイアグラムにおいても、デバ
ッグしたい回路を他の回路と切り離して容易にデバッグすることが可能となる。
また、変更前のプログラムの状態に容易に、一括して復元することも可能となる。
次に、図8、及び図9を参照して、接続点(t7)に複数の命令数(ステップ数)で構成するデバッグプログラムを挿入する場合について説明する。
上述したワイヤフォース設定処理部11は、結線の切断とその接続点の内部変数設定機能を備えていたが、本実施例では、さらに、接続点(t7)からパターン信号などを発生させ、接続点以降の回路をシミュレートする機能を備えたデバッグプログラムを挿入する場合について説明する。
図8は、変数C1乃至変数C5からなる接点、変数C6及び変数C7からなるコイル、
ファンクションブロックダイアグラム(以後、FBDと言う)「AND(論理和)」、及
びFBD「>(比較器)」から構成されるダイアグラムを示す。
さらに、接続点t7の一方の出力を切断して、他方の接続点t7の後方のFBD「>(
比較器)」の入力端に、SG「(信号発生回路)」で生成される信号を印加するデバッグ
のためのダイアグラムを示す。
図9(a)は、このダイアグラムに基づき作成した変更前のソース制御プログラム、また、図9(b)は、変更後のソース制御プログラムを示す。
変更されたソース制御プログラムは、接続点の一方のステップ31の第1の命令である
「SRORE」命令(と、その第1の内部変数(t7))第3の命令である「JUMP
」命令と、の変数50として移動先のステップNo.50とする。
そして、オブジェクト制御プログラムと異なるエリアに記憶されるステップ50〜ステップ50+i−2の複数の命令からなるデバッグプログラムを挿入し、その結果をステップ50+i−1で内部変数(t7)として記憶する「STORE」命令とする。
そして、ステップ50+iで、変更前のソース制御プログラムの他方の接続点となるス
テップ32の第2の命令である「LOAD」命令の内部変数32に移行する「JUMP」
命令(変数32)とし、デバッグプログラムを変更前のソース制御プログラムのステップ
32に復帰させる。
したがって、従来のオン/オフ信号によるデバッグだけでなく、自由度のある信号を印加することが出来るので、精度の良いデバッグが可能となる。
このように、接続点の一方に「JUMP」命令を挿入し、変更前の制御プログラムと異なるメモリエリアに記憶されたデバッグプログラムを実行し、また、「JUMP」命令を挿入して他方の変更前の制御プログラムの接続点に復帰させることで、変更前の制御プログラムの1ステップのみの変更で、簡単にデバッグプログラムを挿入したり元のプログラムに復元したりすることができるプログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、及びそのプログラミング装置及びそのプログラムを提供することが出来る。
次に、図10及び図11を参照して、本発明の実施例2のPLCのダイアグラムのデバッグシステムについて説明する。この実施例2の各部について、図1の実施例1のPLCのデバッグシステムの各部と同一部分は、同一符号で示しその説明を省略する。
この実施例2が、実施例1と異なる点は、実施例1のワイヤフォース設定処理部11は、接続点の一方の接続先を切断して新たなデバッグプログラムを挿入し、そのデバッグプログラムの出力を他方の接続点に接続するようにしたが、本実施例3では、接続点の一方の接続先を新たなデバッグプログラムの入力端に接続して他方の接続先への接続を切断し、挿入したデバッグプログラムその出力を他方の接続点に接続するようにした点が異なる。
図10のダイアグラムを参照して説明する。図10は、変数C1乃至変数C5からなる
接点、変数C6及び変数C7からなるコイル、ファンクションブロックダイアグラム(以
後、FBDと言う)「AND(論理和)」、及びFBD「>(比較器)」から構成される
ダイアグラムの接続点t7の一方をCFun(補正関数発生回路)の入力端に接続して、
他方の接続点t7の後方のFBD「>(比較器)」の入力端への接続線を切断し、CFu
n(補正関数発生回路)の出力端をこのFBD「>(比較器)」の入力端に接続した変更
されたダイアグラムを示す。
図11(a)は、このダイアグラムに基づき作成した変更前のソース制御プログラムで、図11(b)は変更後のソース制御プログラムを示す。
変更されたソース制御プログラムの接続点の一方のステップ32の第2の命令である
LOAD」命令を、第4の命令である「JUMP」命令、その変数50とする。
そして、変更前のソース制御プログラムと異なるメモリエリアに記憶されたステップ50〜ステップ50+j−3の複数の命令からなるデバッグプログラムを挿入し、その結果をステップ50+j−2で内部変数(t7)として記憶する「STORE」命令とする。
そして、ステップ50+j−1で、変更前のソース制御プログラムの内部変数(t7)を読み込む「LOAD」命令とし、さらに、ステップ50+jで変更前のオブジェクト制御プログラムのステップ32に復帰させる「JUMP」命令として変更後のオブジェクト制御プログラムを書き込み、実行する。
したがって、ダイアグラム間の信号を精度良く補正したデバッグが可能となる。
このように、接続点の一方に「JUMP」命令を挿入し、異なるメモリエリアのデバッグプログラムを実行し、「JUMP」命令を挿入して他方の接続点に復帰させることで、変更前の制御プログラムの1ステップのみの変更でダイアグラムの接続点に簡単にデバッグプログラムを挿入したり変更前のプログラムに復元したりすることができるプログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、及びそのプログラミング装置及びそのプログラムを提供することが出来る。
本発明は、上述した実施例に何ら限定されるものではなく、ダイアグラムの回路の切断や変更を、変更前の接続点の1ステップのみを変更する、「JUMP」命令を挿入し、一方の接続点に複数以上の命令で構成されるプログラムの入力端を接続し、挿入したプログラムの出力端を変更前の他方の接続点に復帰させるようにするものであれば良く、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々のプログラムを変形して挿入することができる。
本発明のプログラマブルコントローラのデバッグシステムの構成図。 本発明のダイアグラムの例。 本発明の接続点の内部変数の設定例。 本発明の接続点間の切断の設定例。 本発明の接続点間の切断時の内部変数の設定例。 本発明の接続点間の切断時の内部変数の設定操作のフロー図。 本発明の接続点間のワイヤフォース設定のダイアログボックスの例。 本発明の実施例1のダイアグラムの例。 本発明の実施例1のダイアグラムのデバッグプログラムの例。 本発明の実施例2のダイアグラムの例。 本発明の実施例2のダイアグラムのデバッグプログラムの例。
符号の説明
1 プログラミング装置
2 プログラマブルコントローラ(PLC)
11 演算処理部
11a 制御プログラム編集処理部
11a1 プログラムコンパイラ
11a2 プログラムロードクライアント部
11b ワイヤフォース設定処理部
12 記憶部
12a ソースファイル部
12a1 ソース制御プログラム
12a2 ソースデバッグプログラム
12b オブジェクト制御プログラムファイル部
13 表示部
14 入力部
14a キーボード
14b マウス
15 通信インタフェース
21 演算処理部
22 メモリ部
23 入出力部
25 通信インタフェース

Claims (6)

  1. ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイ
    アグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを
    作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置と、前記オブジェクト制御プ
    ログラムをローディングして実行する前記プログラマブルコントローラとから成るダイア
    グラムのデバックシステムであって、
    前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生成し、前記表示画面上に表示された前
    記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、前記接続点の一方の入力側の接続
    たは非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命令とその第1の内部変数と、該
    接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力側の接続先を指定する第2の命
    とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェクト制御プログラムを作成する制御プ
    ログラム編集処理部と、
    前記第1の命令とその第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数
    に、または該第3の命令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4
    の命令とその第4の内部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを
    指令するワイヤフォース設定処理部と
    を備え、
    前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接
    続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、
    前記ワイヤフォース設定処理部は、前記「STORE」命令を前記第3の命令である「J
    UMP」命令に、また、その変数を前記デバッグプログラムの先頭番地ステップ番号に書
    き換え、
    当該デバッグプログラムの最後のステップ番号の次のステップ番号を前記第1の命令の内
    部変数として記憶する「STORE」命令に、さらに次のステップ番号の命令を「JUM
    P」命令とし、その変数を前記「第2の命令である「LOAD」命令のステップ番号に書
    き換え、
    前記デバッグシステムは、前記コントローラの前記オブジェクト制御プログラムが記憶さ
    れるメモリエリアと異なるメモリエリアに記憶させる前記デバッグプログラムの先頭アド
    レスを第3の変数とする前記第3の「JUMP」命令を実行するステップと、
    さらに、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群からなる前記デバッグ
    プログラムを実行するステップと、
    前記デバッグプログラムの演算結果を前記第1の命令の内部変数として記憶する「SRO
    RE」命令を実行するステップと、
    前記オブジェクト制御プログラムの第2の命令のステップ先を変数とする「JUMP」命
    を実行するステップと、
    さらに、前記演算結果を第2の内部変数として書き込む前記第2の「LOAD」命令を実
    行するステップと
    から成る前記デバッグプログラムを生成し、
    前記デバッグプログラムを前記コントローラに送信して前記オブジェクト制御プログラム
    を書き換え、前記オブジェクト制御プログラムの実行中に、前記接続点に前記デバッグプ
    ログラムを挿入して、ダイアグラムのデバッグが行なえるようにしたことを特徴とするプ
    ログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム。
  2. ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイ
    アグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを
    作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置と、前記オブジェクト制御プ
    ログラムをローディングして実行する前記プログラマブルコントローラとから成るダイア
    グラムのデバックシステムであって、
    前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生成し、前記表示画面上に表示された前
    記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、前記接続点の一方の入力側の接続
    たは非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命令とその第1の内部変数と、該
    接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力側の接続先を指定する第2の命
    とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェクト制御プログラムを作成する制御プ
    ログラム編集処理部と、
    前記第1の命令とその第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数
    に、または該第3の命令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4
    の命令とその第4の内部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを
    指令するワイヤフォース設定処理部と
    を備え、
    前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接
    続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、
    前記ワイヤフォース設定処理部は、前記第1の命令を「STORE」命令のままとし、
    前記第2の命令を前記第4の命令である「JUMP」命令に、また、その変数を前記デバ
    ッグプログラムの先頭番地ステップ番号を書き換え、
    前記先頭アドレスのステップは、前記第1の「STORE」命令の第1の内部変数とする
    「LOAD」命令を書き込み、
    さらに、次のステップは、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群から
    なる前記デバッグプログラムを書き込み、
    当該デバッグプログラムの最後のステップ番号の次のステップ番号を、前記第1の内部変
    数として記憶する「STORE」命令に、
    さらに、次のステップ番号の命令は、前記第2の内部変数とする「LOAD」命令に、
    さらに、次のステップ番号の命令は、「JUMP」命令とし、その変数を前記第2の命令
    である「LOAD」命令のステップ番号に、夫々を書き込み
    前記デバッグシステムは、前記コントローラの前記オブジェクト制御プログラムが記憶さ
    れるメモリエリアと異なるメモリエリアに記憶させる当該デバッグプログラムの先頭アド
    レスを第3の変数とする前記第3の「JUMP」命令を実行するステップと、
    前記先頭アドレスのステップでは、前記第1の命令の内部変数を書き込む「LOAD」命
    を実行するステップと、
    前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群からなる前記デバッグプログラ
    を実行するステップと、
    前記デバッグプログラムの演算結果を前記第1の内部変数として記憶する「SRORE」
    命令を実行するステップと、
    前記第1の命令の内部変数として書き込む「LOAD」命令を実行するステップと、
    さらに、前記第2の命令の次の命令のステップ先を変数とする、前記オブジェクト制御プ
    ログラムに復帰させる「JUMP」命令を実行するステップと、
    から成る前記デバッグプログラムを生成し、
    前記デバッグプログラムを前記コントローラに送信して前記オブジェクト制御プログラム
    を書き換え、前記オブジェクト制御プログラムの実行中に、前記接続点に前記デバッグプ
    ログラムを挿入して、ダイアグラムのデバッグが行なえるようにしたことを特徴とするプ
    ログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム。
  3. ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイ
    アグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを
    作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、
    前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生成し、前記表示画面上に表示された前
    記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、前記接続点の一方の入力側の接続
    たは非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命令とその第1の内部変数と、該
    接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力側の接続先を指定する第2の命
    とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェクト制御プログラムを作成する制御プ
    ログラム編集処理部と、
    前記第1の命令とその第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数
    に、または該第3の命令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4
    の命令とその第4の内部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを
    指令するワイヤフォース設定処理部と
    を備え、
    前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接
    続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、
    前記ワイヤフォース設定処理部は、前記「STORE」命令を前記第3の命令である「J
    UMP」命令に、また、その変数をデバッグプログラムの先頭番地ステップ番号に書き換
    え、
    当該デバッグプログラムの最後のステップ番号の次のステップ番号を前記第1の命令の内
    部変数として記憶する「STORE」命令に、さらに次のステップ番号の命令を「JUM
    P」命令とし、その変数を前記「第2の命令である「LOAD」命令のステップ番号に書
    き換え、
    前記プログラミング装置は、前記デバッグプログラムを生成し、
    前記プログラミング装置は、生成された前記デバッグプログラムを実行
    記オブジェクト制御プログラムの実行中に、前記接続点に前記デバッグプログラムを挿
    入して、ダイアグラムのデバッグが行なえるようにしたことを特徴とするプログラマブル
    コントローラのダイアグラムのデバッグシステムのプログラミング装置。
  4. ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイ
    アグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを
    作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、
    前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生成し、前記表示画面上に表示された前
    記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、前記接続点の一方の入力側の接続
    たは非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命令とその第1の内部変数と、該
    接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力側の接続先を指定する第2の命
    とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェクト制御プログラムを作成する制御プ
    ログラム編集処理部と、
    前記第1の命令とその第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数
    に、または該第3の命令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4
    の命令とその第4の内部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを
    指令するワイヤフォース設定処理部と
    を備え、
    前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接
    続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、
    前記ワイヤフォース設定処理部は、前記第1の命令を「STORE」命令のままとし、
    前記第2の命令を前記第4の命令である「JUMP」命令に、また、その変数を前記デバ
    ッグプログラムの先頭番地ステップ番号を書き換え、
    前記先頭アドレスのステップは、前記第1の「STORE」命令の第1の内部変数とする
    「LOAD」命令を書き込み、
    さらに、次のステップは、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群から
    なる前記デバッグプログラムを書き込み、
    当該デバッグプログラムの最後のステップ番号の次のステップ番号を、前記第1の内部変
    数として記憶する「STORE」命令に、
    さらに、次のステップ番号の命令は、前記第2の内部変数とする「LOAD」命令に、
    さらに、次のステップ番号の命令は、「JUMP」命令とし、その変数を前記第2の命令
    である「LOAD」命令のステップ番号に、夫々を書き込み
    前記プログラミング装置は、前記デバッグプログラムを生成し、
    前記プログラミング装置は、生成された前記デバッグプログラムを実行し、
    記オブジェクト制御プログラムの実行中に、前記接続点に前記デバッグプログラムを挿
    入して、ダイアグラムのデバッグが行なえるようにしたことを特徴とするプログラマブル
    コントローラのダイアグラムのデバッグシステムのプログラミング装置。
  5. ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイ
    アグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを
    作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置と、前記オブジェクト制御プ
    ログラムをローディングして実行する前記プログラマブルコントローラとから成るダイア
    グラムのデバックシステムのプログラムであって、
    前記プログラミング装置は、前記ダイアグラムを生成し、前記表示画面上に表示された前
    記ダイアグラムのシンボル間を結ぶ接続点に対して、前記接続点の一方の入力側の接続
    たは非接続、及びその入力側の接続先を指定する第1の命令とその第1の内部変数と、該
    接続点の他方の出力側の接続または非接続、及びその出力側の接続先を指定する第2の命
    とその第2の内部変数とを生成する前記オブジェクト制御プログラムを作成する制御プ
    ログラム編集機能と、
    前記第1の命令とその第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数
    に、または該第3の命令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4
    の命令とその第4の内部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを
    指令するワイヤフォース設定機能と
    を備え、
    前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接
    続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、
    前記コントローラの前記オブジェクト制御プログラムが記憶されるメモリエリアと異なる
    メモリエリアに記憶させる前記デバッグプログラムの先頭アドレスを第3の変数とする前
    記第3の「JUMP」命令を実行するステップと、
    さらに、前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群からなる前記デバッグ
    プログラムを実行するステップと、
    前記デバッグプログラムの演算結果を前記第1の命令の内部変数として記憶する「SRO
    RE」命令を実行するステップと、
    前記オブジェクト制御プログラムの第2の命令のステップ先を変数とする「JUMP」命
    を実行するステップと、
    さらに、前記演算結果を第2の内部変数として書き込む前記第2の「LOAD」命令を実
    行するステップと
    から成る前記デバッグプログラムを備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラ
    のダイアグラムのデバッグシステムのプログラム。
  6. ラダーダイアグラム言語、ファンクションブロックダイアグラム言語で作成されるダイ
    アグラムを表示画面上で作成し、該ダイアグラムに基づくオブジェクト制御プログラムを
    作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置と、前記オブジェクト制御プ
    ログラムをローディングして実行する前記プログラマブルコントローラとから成るダイア
    グラムのデバックシステムのプログラムであって、
    前記ダイアグラムを生成し、前記表示画面上に表示された前記ダイアグラムのシンボル間
    を結ぶ接続点に対して、前記接続点の一方の入力側の接続または非接続、及びその入力側
    接続先を指定する第1の命令とその第1の内部変数と、該接続点の他方の出力側の接続
    または非接続、及びその出力側の接続先を指定する第2の命令とその第2の内部変数とを
    生成する前記オブジェクト制御プログラムを作成する制御プログラム編集処理機能と、
    前記第1の命令とその第1の内部変数を夫々第3の命令とその第3の内部変数を含む変数
    に、または該第3の命令のみに、また、前記第2の命令とその第2の内部変数を夫々第4
    の命令とその第4の内部変数を含む変数に、または該第4の命令のみに書き換えることを
    指令するワイヤフォース設定機能と
    を備え、
    前記第1の命令は、「STORE」命令、前記第2の命令は「LOAD」命令から成る接
    続点対して、デバッグプログラムを挿入する場合、
    前記第1の「STORE」命令はそのままとし、
    前記第2の「LOAD」命令のステップに変えて、前記コントローラの前記オブジェクト
    制御プログラムが記憶されるメモリエリアと異なるメモリエリアに記憶させる前記デバッ
    グプログラムの先頭アドレスを第4の変数とする前記第4の「JUMP」命令を実行する
    ステップと、
    前記先頭アドレスのステップでは、前記第1の命令の内部変数を書き込む「LOAD」命
    を実行するステップと、
    前記前記先頭アドレスを開始ステップとする複数の命令群からなる前記デバッグプログラ
    を実行するステップと、
    前記デバッグプログラムの演算結果を前記第1の内部変数として記憶する「SRORE」
    命令を実行するステップと、
    前記第1の命令の内部変数として書き込む「LOAD」命令を実行するステップと、
    さらに、前記第2の命令の次の命令のステップ先を変数とする、前記オブジェクト制御プ
    ログラムに復帰させる「JUMP」命令を実行するステップと、
    から成るデバッグプログラムを備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラのダ
    イアグラムのデバッグシステムのプログラム。
JP2008294783A 2008-11-18 2008-11-18 プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム Expired - Fee Related JP5155829B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008294783A JP5155829B2 (ja) 2008-11-18 2008-11-18 プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008294783A JP5155829B2 (ja) 2008-11-18 2008-11-18 プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010122824A JP2010122824A (ja) 2010-06-03
JP5155829B2 true JP5155829B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=42324123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008294783A Expired - Fee Related JP5155829B2 (ja) 2008-11-18 2008-11-18 プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5155829B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5657124B2 (ja) * 2011-09-15 2015-01-21 三菱電機株式会社 ラダープログラム作成装置
JP6130731B2 (ja) * 2013-05-21 2017-05-17 株式会社東芝 プラント制御システムのアプリケーションプログラムの作成方法
JP5713056B2 (ja) * 2013-06-24 2015-05-07 横河電機株式会社 プロセス制御装置及びシステム並びにその更新方法
JP6483507B2 (ja) * 2015-04-07 2019-03-13 株式会社東芝 制御プログラム作成装置、及び制御プログラムのデバッグ方法
JP6855886B2 (ja) * 2017-04-07 2021-04-07 株式会社Ihi ロジック生成装置
CN107357243B (zh) * 2017-06-26 2020-12-01 苏州健雄职业技术学院 基于云端数据监控的污水处理系统
CN112506129B (zh) * 2020-12-15 2022-02-22 北京东土科技股份有限公司 一种梯形图的转换方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4784355B2 (ja) * 2006-03-17 2011-10-05 富士電機株式会社 プログラマブルコントローラシステム、プログラマブルコントローラのデバッグ方法、プログラミング支援プログラム、プログラマブルコントローラのデバッグ制御プログラム
JP2008276381A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Toshiba Corp プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010122824A (ja) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155829B2 (ja) プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム
KR101056761B1 (ko) 프로그래머블 컨트롤러의 다이어그램의 디버그 시스템, 그 프로그래밍 장치 및 그 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독가능한 기록 매체
JP5039428B2 (ja) プログラマブルコントローラ及びplcシステム
CN105408823A (zh) 工程设计工具、程序编辑装置以及程序编辑系统
EP3151071B1 (en) System for updating a control program while actively controlling an industrial process
WO2010017835A1 (en) A system and a method for off-line programming of an industrial robot
EP3540536B1 (en) Development support device, development support method, and development support program
JP2008276381A (ja) プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム
JP2006227681A (ja) デバッグ装置、デバッグ方法およびプログラム
CN115003459A (zh) 原点复位装置
KR100694381B1 (ko) 그래피컬 프로그래밍 장치 및 프로그래머블 표시기
KR20170046864A (ko) Plc 명령어 컴파일 최적화 방법
CN111993419A (zh) 基于pdps的机器人离线制作方法及其装置、计算机终端设备
JP5086296B2 (ja) プログラマブルコントローラ制御プログラム作成方法、および、プログラマブルコントローラ制御プログラム作成システム
JP2006330866A (ja) プログラマブル・ロジック・コントローラ
CN113939780A (zh) 支持装置以及支持程序
JP2008282343A (ja) プログラマブルコントローラのダイアグラムのデバッグシステム、そのプログラミング装置及びそのプログラム
JP2008165324A (ja) プログラム作成支援装置
JP7000302B2 (ja) 情報処理装置
WO2022190417A1 (ja) 開発支援装置、開発支援方法および開発支援プログラム
JP2007079651A (ja) プログラマブルコントローラのプログラミング装置
KR100423742B1 (ko) 순차기능챠트에 의한 전용 제어 시스템
JP4919091B2 (ja) Plcシステム
WO2020184195A1 (ja) ラダー図プログラム作成支援装置、ラダー図プログラム作成支援方法、およびラダー図プログラム作成支援プログラム
JP5832368B2 (ja) エンジニアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5155829

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees