JP4784355B2 - プログラマブルコントローラシステム、プログラマブルコントローラのデバッグ方法、プログラミング支援プログラム、プログラマブルコントローラのデバッグ制御プログラム - Google Patents
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Description
近年、パーソナルコンピュータ、携帯端末などの普及により、市販の汎用CPUの技術革新が進み、高速実行が可能なCPUを非常に安価に入手することが可能になってきた。また、汎用であるため、ファームウェアの開発ツールを豊富に市場から調達できるようになってきたため、汎用CPUを使ったPLCも作られるようになってきており、特許文献1に見られるように、シーケンス命令(制御プログラムの命令)1命令につき、数個のマシン語の組合せによってシーケンス命令の実行を実現する例が知られている。
本発明の他の目的は、プログラム内のステップ実行の進行中にコール命令があった場合、呼び先のユーザファンクションまたはユーザファンクションブロックの先頭でブレークさせることが可能な、プログラマブルコントローラのデバッグサポート機能を実現することにある。
前記プログラミング支援装置から前記第2プログラムおよび前記切れ目テーブルを受信し、前記第2プログラム中の指定された前記ブレーク位置の前記NOP命令をブレーク(実行停止)処理への分岐命令に書き替え前記切れ目テーブルを用いて前記ステップ実行指令に対応したブレーク(実行停止)を実現する機能を備えた前記プログラマブルコントローラと、
を含むプログラマブルコントローラシステムを提供する。
プログラミング支援装置が、シーケンス言語または中間言語で記述された第1プログラムを前記マイクロコンピュータのマシン語で記述された第2プログラムに変換するときに、前記第2プログラムにおける前記第1プログラムの命令単位の切れ目に、前記マシン語のNOP(ノーオペレーション)命令を挿入するとともに、前記第2プログラムの先頭からの個々の前記NOP命令までの相対位置を列挙した切れ目テーブルを生成し、前記第2プログラムとともにプログラマブルコントローラに送信するステップと、
前記プログラマブルコントローラが、受信した前記第2プログラムのデバッグ時に、前記NOP命令をブレーク(実行停止)処理へ分岐する分岐命令に置き換え前記切れ目テーブルを用いて、前記プログラミング支援装置から受信するステップ実行指令に対応したブレーク(実行停止)を実現するステップと、
を含むプログラマブルコントローラのデバッグ方法を提供する。
前記第2プログラムの先頭からの個々の前記NOP命令までの相対位置を列挙した切れ目テーブルを生成する機能と、
前記第2プログラムと前記切れ目テーブルを前記プログラマブルコントローラに転送する機能と、
前記プログラマブルコントローラが前記NOP命令を前記分岐命令に書き換えた前記第2プログラムを実行する時に前記切れ目テーブルを使用し、前記第2プログラムのブレーク(実行停止)位置を前記シーケンス言語の命令単位で指定できるデバッグサポート機能と、
前記シーケンス言語の命令単位でステップ実行指令を発行する機能と、
をプログラミング支援装置を構成するコンピュータにて実現するプログラミング支援プログラムを提供する。
シーケンス言語または中間言語で記述された第1プログラムの命令単位に対応した前記マイクロコンピュータのマシン語を含み、前記命令単位の切れ目に前記マシン語のNOP(ノーオペレーション)命令が挿入された第2プログラムおよび前記第2プログラムの先頭からの個々の前記NOP命令までの相対位置を列挙した切れ目テーブルをプログラミング支援装置から受信し、受信した前記第2プログラム中の指定された前記NOP命令を、ブレーク(実行停止)処理への分岐命令に書き替える機能と、前記切れ目テーブルを用いて前記プログラミング支援装置から受信したステップ実行指令に対応してブレーク(実行停止)を実現する機能と、を前記マイクロコンピュータにて実現するプログラマブルコントローラのデバッグ制御プログラムを提供する。
マシン語プログラムと「シーケンス言語切れ目テーブル」はセットで使うようにする。
デバッグタスク内にステップ処理(前処理)、ステップ処理(後処理)、継続起動処理、コマンド待ち処理を設ける。
また、本発明では、たとえば、第2の課題を解決するために、ステップ実行前処理において、現在いるPOUの全切れ目のNOP命令をブレーク処理への分岐命令に置き換える。全置換済であれば全置換は行わない。全切れ目への置換を実施した後全置換実施済みフラグセットを行う。全置換実施済みフラグのセットおよび参照はステップの度に全置換をしなくてよくするためのものである。
また、本発明では、たとえば、第3の課題を解決するために、UFB,UFCTのコール命令、リターン命令を実行するシステムマクロをマシン語プログラムから直接CALLさせるのではなく、JMPテーブルを設けてプログラムから一旦JMPテーブルにJMPさせてさらに、マクロ本体へJMPするようにさせる。加えて、ステップ実行時にのみ呼ばれるデバッグ用コール命令マクロ、リターン命令マクロを設けて、ステップ実行コマンド受信時には前処理内でJMPテーブルを書き替えて通常用命令マクロからデバッグ用命令マクロへJMPするようにさせる。さらにデバッグ用命令マクロの中では、通常のコール、リターン処理に加えて移動元のPOUの全切れ目を元のNOP命令に復元する処理と、移動先のPOUの全切れ目のNOPをブレーク処理への分岐命令に置換する処理を行わせるようにする。
また、プログラム内のステップ実行の進行中にコール命令があった場合、呼び先のユーザファンクションまたはユーザファンクションブロックの先頭でブレークさせることが可能な、プログラマブルコントローラのデバッグサポート機能を実現することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態であるプログラマブルコントローラシステムの作用の一例を示す概念図、図2は、本実施の形態のプログラマブルコントローラシステムの構成の一例を示す概念図である。
主記憶120には、基本ソフトウェアとしてオペレーティングシステム160が実装され、マイクロプロセッサ110がこのオペレーティングシステム160を実行することで、ローダ100の全体を制御する。
そして、マイクロプロセッサ110が、このローダプログラム170を実行することで、後述のようなシーケンス命令記述プログラム310(第1プログラム)あるいは中間言語からマシン語プログラム320(第2プログラム)への変換、シーケンス命令切れ目テーブル330の生成、さらにはPLC200におけるマシン語プログラム320のデバッグ、等の機能を提供する。
一方、PLC200は、汎用マイコン210、システムメモリ220、通信インタフェース230を含んでいる。
システムメモリ220には、汎用マイコン210が実行するソフトウェアが格納される。
また、被制御機器通信線232を介して、PLC200(マシン語プログラム320)の制御対象である図示しない産業機器等との間における情報通信を行う。
ローダサーバ240は、ローダ100(ローダプログラム170)との間における情報の授受を制御するソフトウェアである。本実施の形態の場合には、後述のようにデバッグに用いられるコマンド処理部241を含んでいる。
マシン語プログラム320およびシーケンス命令切れ目テーブル330は、ローダ100において、汎用マイコン210のマシン語で記述されたマシン語プログラム320に変換され、通信インタフェース230を介してローダ100からロードされる。
まず、図3を使って、マシン語プログラム320のデバッグにおけるブレーク(実行停止)の実現について説明する。
ブレーク設定コマンド410は、POU種別411、POU番号412、POU内相対アドレス413、ブレーク成立条件414といったデータで構成される。このPOU内相対アドレス413はマシン語アドレスではなく、シーケンス命令単位の指定である。
ブレーク処理へはアプリケーションプログラムであるマシン語プログラム320から飛んできて、ブレーク条件が成立したかをチェックする(ステップ521、ステップ522)。成立していればブレーク状態にするため、デバッグタスク250を起動する(ステップ523)。
デバッグタスク250は、先頭にてステップ実行中ビット291を参照し、ステップ実行中かをチェックし(ステップ531)、ステップ実行中であればステップ処理(後処理)を行う(ステップ532)。後処理完了にて完了イベントをローダコマンド処理部に対して発行し(ステップ533)、コマンド処理部241は完了イベント受信により、ローダ100へ完了応答を通知する。
すなわち、ローダ100からのステップ実行コマンド420または継続起動コマンド430を待つ(ステップ535)。
継続起動コマンド430を受信した場合、継続起動処理を行い(ステップ537)、デバッグタスク250を行い、完了イベントを立てて(ステップ538)、デバッグタスク250を終了する。
前出のステップ536のステップ処理(前処理)では、POU(マシン語プログラム320)内の全切れ目に配置されたNOP命令322をブレーク処理へのCALL命令に置き換える処理と、ステップ実行中ビット291のONを実行しているので、シーケンス1命令分のマシン語を実行した後、ブレーク処理経由で再度、デバッグタスク250に戻ってブレーク状態となる。
ユーザプログラム(シーケンス命令記述プログラム310)内に条件分岐命令、無条件分岐命令が含まれている場合、命令の並び順に実行されるとは限らない。そのため、以下のように、マシン語プログラム320内の全ての切れ目のNOP命令322をデバッグサポート処理(デバッグタスク250)への遷移に置換する処理を伴う、ステップ前処理253、継続起動処理252を提供する。
ブレーク設定によりブレーク状態になるまでの経緯については前出のとおりであるため説明を省略する。PLC200はデバッグタスク250内でローダ100からの次のデバッグコマンドを待っており(コマンド待ち処理251)、ここでステップ実行コマンド420がローダ100によって与えられたとする。
上述のステップ541でブレーク中でないと判定された場合には、戻り値に“非ブレーク状態”をセットして(ステップ545)、ローダサーバ240に制御を戻す。
また継続起動コマンド430がローダ100によって与えられた場合、デバッグタスク250内の継続起動処理(後述の図9)内にて命令復元処理(NOP命令322に戻す)を行っているためブレーク処理に飛んでくることはない。
プログラム(PG)からユーザファンクションブロック(UFB)、ユーザファンクション(UFCT)へのコール、あるいはユーザファンクションブロック(UFB)、ユーザファンクション(UFCT)からのリターンのように、複数のPOU(シーケンス命令記述プログラム310)をまたがって実行が移るケースがある。本実施の形態3では、このような場合のステップ実行を実現するデバッグ実行方式を提供する。
ブレーク設定によりブレーク状態になるまでの経緯については前出のとおりであるため説明を省略する。PLC200はデバッグタスク250内で次のローダ100からのコマンドを待っており(コマンド待ち処理251)、ここでステップ実行コマンド420がローダ100によって与えられたとする。ステップ前処理253(図7)を行うが、この中で現在のPOU(マシン語プログラム320)の全切れ目のNOP命令322をブレーク処理への分岐命令323に置換して、さらにコール命令、リターン命令を実行する実体であるシステムマクロへのJMPテーブル280の内容を、通常走らせるマクロへのJMP先から、ステップ実行要求時用のマクロへのJMPとなるように書き替える(ステップ606)。そしてデバッグタスク250を終了し、アプリPG(マシン語プログラム320)に戻る。
ブレーク状態でステップ実行コマンドを受ける(ステップ604、ステップ605)。
アプリサポートJMPテーブルのJMP Start_UFBを、デバッグ用Start_UFBDに書き換える(ステップ606)。
JMPテーブル280にはJMP Start_UFBDがセットされているため、Start_UFBDの実行する(ステップ611)。
以上によりステップ実行の一連の処理を終える(ステップ609)。ステップ実行コマンドが繰り返しローダ100から発行される場合にそなえて、JMPテーブル280はステップ実行処理が終了しても復元せず書換えたままとする。
上述のステップ551でブレーク中でないと判定された場合には、戻り値に“非ブレーク状態”をセットして(ステップ555)、ローダサーバ240に戻る。
ローダ100のローダプログラム170におけるシーケンス命令記述プログラム310からマシン語プログラム320への変換を行うコンパイラ機能にデバッグサポート要/不要を選択できるモードを持たせ、ブレークやステップ実行が必要な場合は、デバッグサポート機能ありでシーケンス言語からマシン語への変換を、NOP命令322の挿入ありで、行う。生成されたマシン語プログラム320をPLC200に転送し実行させることでユーザは、ローダ100を介して、PLC200におけるマシン語プログラム320の実行時のブレーク、ステップ実行ができるようになることは前出のとおりである。
たとえば、PLC200とローダ100を別個に実装する場合を例示したが、これに限らず、たとえば、PLC200の中に、ローダプログラム170を実装して、汎用マイコン210に実行させることで、シーケンス命令記述プログラム310からマシン語プログラム320への変換(コンパイル)およびシーケンス命令切れ目テーブル330の生成、デバッグコマンドの発行等のプログラミング支援機能を一体に実装してもよい。
110 マイクロプロセッサ
120 主記憶
130 外部記憶装置
140 ユーザインタフェース
150 通信インタフェース
160 オペレーティングシステム
170 ローダプログラム
200 プログラマブルコントローラ
210 汎用マイコン
220 システムメモリ
221 オペレーティングシステム
230 通信インタフェース
231 ローダ通信線
232 被制御機器通信線
240 ローダサーバ
241 コマンド処理部
250 デバッグタスク
251 コマンド待ち処理
252 継続起動処理
253 ステップ前処理
254 ステップ後処理
260 ブレーク成立条件テーブル
270 命令置換テーブル
271 POU種別
272 POU番号
273 POU内アドレス
274 マイコン絶対アドレス
275 置換前命令コード
276 置換後命令コード
280 JMPテーブル
290 全置換済フラグ
291 ステップ実行中ビット
310 シーケンス命令記述プログラム
311 シーケンス命令
320 マシン語プログラム
321 マシン語
322 NOP命令
323 分岐命令
330 シーケンス命令切れ目テーブル
331 オフセット値
410 ブレーク設定コマンド
411 POU種別
412 POU番号
413 POU内相対アドレス
414 ブレーク成立条件
420 ステップ実行コマンド
430 継続起動コマンド
Claims (7)
- シーケンス言語で記述された第1プログラムをプログラマブルコントローラを構成するマイクロコンピュータが解釈実行できるマシン語で記述された第2プログラムに変換する機能と、前記シーケンス言語の命令単位に対応して変換された前記マシン語群の各々の先頭に前記マシン語のNOP(ノーオペレーション)命令を挿入する機能と、前記第2プログラムの先頭からの個々の前記NOP命令までの相対位置を列挙した切れ目テーブルを生成する機能と、前記第2プログラムのブレーク(実行停止)位置を前記シーケンス言語の命令単位で指定できるデバッグサポート機能を含み、前記シーケンス言語の命令単位でステップ実行指令を発行するプログラミング支援装置と、
前記プログラミング支援装置から前記第2プログラムおよび前記切れ目テーブルを受信し、前記第2プログラム中の指定された前記ブレーク位置の前記NOP命令をブレーク(実行停止)処理への分岐命令に書き替え前記切れ目テーブルを用いて前記ステップ実行指令に対応したブレーク(実行停止)を実現する機能を備えた前記プログラマブルコントローラと、
を含むことを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。 - 請求項1記載のプログラマブルコントローラシステムにおいて、
さらに、前記ブレーク(実行停止)の状態においてステップ実行指令が発行された場合に、現在実行中のプログラム実行単位(POU)の全切れ目の前記NOP命令を前記ブレーク(実行停止)処理への分岐命令に書き替え、前記シーケンス言語レベルでのステップ実行を実現する機能を備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。 - 請求項1記載のプログラマブルコントローラシステムにおいて、
さらに、前記第2プログラム中に、既存のユーザファンクションブロック(UFB)および/またはユーザファンクション(UFCT)へのコール命令およびリターン命令が存在し、前記プログラム実行単位をまたがるステップ実行になろうとも、前記ステップ実行指令が前記プログラミング支援装置から与えられた際に通常実行するコールサポート関数および/またはリターンサポート関数からデバッグ用コールサポート関数および/またはデバッグ用リターンサポート関数へ分岐するように分岐テーブルを書き替え、前記デバッグ用コールサポート関数および/またはデバッグ用リターンサポート関数内にて、移動元の前記プログラム実行単位の全切れ目の前記NOP命令への復元、移動先の前記プログラム実行単位の全切れ目のブレーク処理への分岐命令置き換えを実施する機能を備え、コール先の前記プログラム実行単位および/またはリターン先の前記プログラム実行単位へのステップ実行が可能なことを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。 - 請求項1記載のプログラマブルコントローラシステムにおいて、
さらに、デバッグの要否に応じて、前記第2プログラムの生成時における前記NOP命令の挿入の有無を制御する機能を備え、
前記NOP命令の分だけ前記第2プログラムの実行時間の短縮、前記第2プログラムのステップ数の削減を実現することを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。 - 汎用のマイクロコンピュータを使用するプログラマブルコントローラのデバッグ方法であって、
プログラミング支援装置が、シーケンス言語または中間言語で記述された第1プログラムを前記マイクロコンピュータのマシン語で記述された第2プログラムに変換するときに、前記第2プログラムにおける前記第1プログラムの命令単位の切れ目に、前記マシン語のNOP(ノーオペレーション)命令を挿入するとともに、前記第2プログラムの先頭からの個々の前記NOP命令までの相対位置を列挙した切れ目テーブルを生成し、前記第2プログラムとともにプログラマブルコントローラに送信するステップと、
前記プログラマブルコントローラが、受信した前記第2プログラムのデバッグ時に、前記NOP命令をブレーク(実行停止)処理へ分岐する分岐命令に置き換え前記切れ目テーブルを用いて、前記プログラミング支援装置から受信するステップ実行指令に対応したブレーク(実行停止)を実現するステップと、
を含むことを特徴とするプログラマブルコントローラのデバッグ方法。 - シーケンス言語で記述された第1プログラムを、プログラマブルコントローラを構成するマイクロコンピュータが解釈実行できるマシン語で記述された第2プログラムに変換するときに、前記シーケンス言語の命令単位に対応して変換された前記マシン語群の各々の先頭に前記マシン語のNOP(ノーオペレーション)命令を挿入し、前記第2プログラムを実行する前記プログラマブルコントローラが前記NOP命令をブレーク(実行停止)処理へ分岐する分岐命令に置き換え可能にする機能と、
前記第2プログラムの先頭からの個々の前記NOP命令までの相対位置を列挙した切れ目テーブルを生成する機能と、
前記第2プログラムと前記切れ目テーブルを前記プログラマブルコントローラに転送する機能と、
前記プログラマブルコントローラが前記NOP命令を前記分岐命令に書き換えた前記第2プログラムを実行する時に前記切れ目テーブルを使用し、前記第2プログラムのブレーク(実行停止)位置を前記シーケンス言語の命令単位で指定できるデバッグサポート機能と、
前記シーケンス言語の命令単位でステップ実行指令を発行する機能と、
をプログラミング支援装置を構成するコンピュータにて実現することを特徴とするプログラミング支援プログラム。 - 汎用のマイクロコンピュータを使用するプログラマブルコントローラのデバッグ制御プログラムであって、
シーケンス言語または中間言語で記述された第1プログラムの命令単位に対応した前記マイクロコンピュータのマシン語を含み、前記命令単位の切れ目に前記マシン語のNOP(ノーオペレーション)命令が挿入された第2プログラムおよび前記第2プログラムの先頭からの個々の前記NOP命令までの相対位置を列挙した切れ目テーブルをプログラミング支援装置から受信し、受信した前記第2プログラム中の指定された前記NOP命令を、ブレーク(実行停止)処理への分岐命令に書き替える機能と、前記切れ目テーブルを用いて前記プログラミング支援装置から受信したステップ実行指令に対応してブレーク(実行停止)を実現する機能と、を前記マイクロコンピュータにて実現することを特徴とするプログラマブルコントローラのデバッグ制御プログラム。
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