JP4528559B2 - リモートキーレスエントリー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2台以上の携帯用送信機と1台の車載用受信機とからなるリモートキーレスエントリー装置に係り、特に、使用中の携帯用送信機を紛失または破損して使用不能になったとき、新たな携帯用送信機を含む複数台の携帯用送信機に割り当てられている固有のID(識別符号)を車載用受信機の車載側メモリに書き込み登録する際にその登録操作をできるだけ簡素化するようにしたリモートキーレスエントリー装置に関する。
一般に、リモートキーレスエントリー装置は、1台の自動車を共同使用する複数人のユーザーの各々が携帯保持し、それぞれに固有のIDが割り当てられた2台以上の携帯用送信機と、自動車内に搭載され、それぞれの携帯用送信機に割り当てられた固有のIDを内部メモリに登録している1台の車載用受信機とからなっている。そして、このリモートキーレスエントリー装置は、いずれかの携帯用送信機からその携帯用送信機に固有のIDを含んだ指示信号を無線信号として車載用受信機に送信したとき、車載用受信機がその無線信号を受信すると、指示信号に含まれているIDと内部メモリに登録されているIDとが一致するかを検出し、IDの一致を検出すると、指示信号により指示されている自動車の被制御部分を制御動作させる、例えばドアロック解除等が行われるものである。
この種のリモートキーレスエントリー装置においては、現実にリモートキーレスエントリー装置を使用するのに先立って、2台以上の携帯用送信機にそれぞれ割り当てられている固有のIDを、車載用受信機の内部メモリに書き込んで登録しておく必要がある。この場合、車載用受信機の内部メモリに固有のIDの書き込み登録を行う際には、車載用受信機の指定された操作部材を予め決められた態様に従って操作すると、車載用受信機の動作モードが通常モードから登録モード(書き込みモード)に変更設定されるので、車載用受信機が登録モードに設定されている期間内であれば、固有のIDを車載用受信機の内部メモリに書き込み登録することができるものである。
この種のリモートキーレスエントリー装置において、それぞれの携帯用送信機に割り当てられている固有のIDを車載用受信機の内部メモリに書き込み登録する手段としては、各種の手段を利用したものが知られている。
その中の1つは、特開2001−115696号に開示されているリモートキーレスエントリー装置であって、この装置は、ID登録モード設定手段により携帯用送信機が登録モードに設定されているとき、ユーザーが指定された操作部材を予め決められた態様で操作すると、その操作に対応したIDが形成され、このとき形成されたIDが当該携帯用送信機の固有のIDとしてメモリ登録され、車載用受信機を所定の動作で登録モードに設定して前記携帯用送信機の固有のIDを含む信号を車載用受信機側に送信することにより、車載用受信機の内部メモリにその固有のIDが登録されるものである。また、1台の車を複数の人が使用する場合等、複数の携帯用送信機についてもIDを登録する場合には、車載用受信機が登録モードとなっている間に、当該複数の携帯用送信機についても、前述の操作と同様の操作を行う。
なお、車載用受信機の内部メモリに複数の携帯用送信機の固有のIDを登録する具体的構成が開示されているものとして、特許第3313249号に開示されているリモートキーレスエントリー装置が公知である。この装置は、2台以上の携帯用送信機の固有のIDを車載用受信機の内部メモリの複数メモリ領域に更新登録する際に、更新以前に登録されている固有のIDを内部メモリから消去させるために、一旦、1つの更新登録する携帯用送信機の固有のIDを全てのメモリ領域に登録し、その後、残りの更新登録する携帯用送信機の固有のIDを順次メモリ領域に登録するようにしているものである。
この場合、一旦、携帯用送信機の全てのメモリに1つの携帯用送信機のIDを書き込む理由としては、防犯機能を高めるためである。具体的には、車両本体側メモリに紛失した携帯用送信機に対するIDが残っていると、当該紛失した携帯用送信機を用いて操作される可能性がありこれを防止するためである。また、全てのコードが0、あるいはFである所定のIDに車両本体側の全てのメモリを書き換え、その後携帯用送信機のIDを書き換える方法であると、当該所定のコードのIDがメモリに残っている可能性があり、これを携帯用送信機から送信して操作される可能性は中間の数値に比べて高く、これを防ぐためである。
なお、携帯用送信機を紛失した場合、このIDが記憶されている車両本体側のメモリのデータのみを、新規に使用する携帯用送信機のIDに変更できれば問題はないが、車両本体側のどのメモリにどの携帯用送信機のIDが登録されていたかを管理することは煩雑であり、また操作も複雑になることから一般的にはこのようにしていない。
また、前記従来例においては、携帯用送信機のIDを車両本体側のメモリに書き込む方法として、携帯用送信機から信号を送信し、当該送信信号に含まれている携帯用送信機のIDを自動的に書き込むものであるが、車両本体側の各種スイッチを操作して入力するタイプのものもある。この場合には、携帯用送信機にメーカーの製造工程において所定のIDを設定し、ユーザーあるいはディラー等の登録者は、メーカーから当該設定されたIDの連絡を受ける。そして、登録者がこの携帯用送信機のIDを車両本体に登録する場合には、車両本体をID登録モードとし、例えば0が割り当てられたパワーウインド制御用のアップスイッチ、あるいは1が割り当てられたダウンスイッチを操作して、0と1からなる所定ビットのIDを登録するタイプのものもある。そして、これらの従来例においても、防犯機能を高める目的で、当該操作を車両本体のメモリの数だけ行っていた。
特開2001−115696号公報 特許第3313249号公報
前述のように防犯の問題から、車両側のメモリに複数回同じ携帯用送信機のIDを書き込む必要があるが、特許第3313249号においては、登録モードとした後に1回目か否かを判定し1回目のときには全てのメモリを自動的に書き換えているため、プログラムが複雑になってしまうという問題があった。
また、車両本体側の車両に設けられているパワーウインド等の各種スイッチを操作して車両側のメモリに複数回同じ携帯用送信機のIDを書き込むタイプにおいては、携帯用送信機のIDのビット数と同じ回数のスイッチの操作を繰り返して行う必要があることから、登録作業が面倒であった。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、使用中の複数台の携帯用送信機のいずれかを新たな携帯用送信機に更新する際に、プログラムを複雑にしない、あるいは多くの手間を掛けることなく、携帯用送信機の固有のIDを更新登録することを可能にしたリモートキーレスエントリー装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明によるリモートキーレスエントリー装置は、複数台の携帯用送信機と1台の車載用受信機とからなり、それぞれの携帯用送信機から当該携帯用送信機に固有のIDを含んだ指令信号を車載用受信機に無線信号として送信し、車載用受信機がその無線信号を受信して指令信号に含まれるIDと車載用受信機の車載側内部メモリに格納されているIDとの一致を確認したとき、当該指令信号に対応した車載側被制御機器を制御駆動するリモートキーレスエントリー装置であって、複数台の携帯用送信機は、固有のIDを携帯側内部メモリのメモリ領域に記憶しており、車載用受信機は、複数台の携帯用送信機の固有のIDを車載側内部メモリの各メモリ領域に格納し、車載用受信機の動作モードが車載側内部メモリに携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、いずれかの携帯用送信機予め定められた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行ったとき、その携帯用送信機の携帯側内部メモリに記憶されているIDが読み出されて車載用受信機に指定回数分繰り返し送信され、車載側内部メモリの各メモリ領域に順次書き込まれ、更に前記携帯用送信機は、前記予め定めた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行うときに前記固有のIDの書き込み回数を指定する操作を付加し、前記車載用受信機は、前記車載側内部メモリのメモリ領域に当該固有のIDを書き込む際に、前記固有のIDの書き込み指定回数分だけ繰り返し順次書き込みを行う第1の手段を具備する。
また、前記目的を達成するために、本発明によるリモートキーレスエントリー装置は、複数台の携帯用送信機と1台の車載用受信機とからなり、それぞれの携帯用送信機から当該携帯用送信機に固有のIDを含んだ指令信号を車載用受信機に無線信号として送信し、車載用受信機がその無線信号を受信して指令信号に含まれるIDと車載用受信機の車載側内部メモリの第1メモリ領域に格納されているIDとの一致を確認したとき、当該指令信号に対応した車載側被制御機器を制御駆動するリモートキーレスエントリー装置であって、複数台の携帯用送信機は、固有のIDを携帯側内部メモリのメモリ領域に記憶しており、車載用受信機は、複数台の携帯用送信機の固有のIDを車載側内部メモリの第1メモリ領域に格納し、また、前記車両には、前記車載用受信機の動作モードが前記車載側内部メモリに前記携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、該車両に設けた操作部を操作して前記携帯用送信機のIDを格納する第2メモリ領域が設けられ、車載用受信機の動作モードが車載側内部メモリに携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、車両に設けられる予め定めた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行ったとき、前記第2メモリ領域に格納された携帯用送信機に固有のIDが読み出され、車載側内部メモリの第1メモリ領域に順次書き込まれる第2の手段を具備する。
また、第2の手段において、車載用受信機は、固有のIDの書き込み回数を指定する書き込み回数指定部を備え、車載側内部メモリのメモリ領域に当該固有のIDを書き込む際に、回数指定部に指定された回数分だけその固有のIDを繰り返し書き込む第の手段を具備する。
さらに、前記目的を達成するために、本発明によるリモートキーレスエントリー装置は、複数台の携帯用送信機と1台の車載用受信機とからなり、それぞれの携帯用送信機から当該携帯用送信機に固有のIDを含んだ指令信号を車載用受信機に無線信号として送信し、車載用受信機がその無線信号を受信して指令信号に含まれるIDと車載用受信機の車載側内部メモリの第1メモリ領域に格納されているIDとの一致を確認したとき、当該指令信号に対応した車載側被制御機器を制御駆動するリモートキーレスエントリー装置であって、複数台の携帯用送信機は、固有のIDを携帯側内部メモリのメモリ領域に記憶しており、車載用受信機は、複数台の携帯用送信機の固有のIDを車載側内部メモリの第1メモリ領域の各領域に格納し、車載用受信機の動作モードが車載側内部メモリに携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、車両に設けられ予め定められた操作部材を予め定められた操作態様で操作する第1の操作を行った場合に、ランダムなコードを生成して前記車載側内部メモリの第2メモリ領域に格納し、前記第1の操作とは操作部材及び操作態様の少なくとも一方が異なる第2の操作を行った場合に、前記携帯送信機に固有のIDを前記第2メモリ領域に格納し、前記第1の操作及び前記第2の操作とは操作部材及び操作態様の少なくとも一方が異なる第3の操作を行った場合に、前記第2メモリ領域に格納された前記ランダムなコード若しくは前記携帯送信機に固有のIDが指定回数分読み出されて前記第1メモリ領域の各領域に順次書き込まれる第4の手段を具備する。
以上のように、請求項1に記載のリモートキーレスエントリー装置によれば、車載用受信機の車載側内部メモリに既登録されている携帯用送信機の固有のIDを登録する際に、いずれかの携帯用送信機が予め定めた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行ったとき、その携帯用送信機の携帯側メモリに記憶されているIDが読み出されて車載用受信機に指定回数分繰り返し送信され、車載側内部メモリの各メモリ領域に順次書き込まれるので、携帯用送信機を少い回数操作するだけで、複数のメモリ領域に携帯用送信機の固有のIDを書き込み登録することができ、多くの手間を掛けることなく、携帯用送信機の固有のIDを登録することが可能になるという効果がある。
また、請求項2に記載のリモートキーレスエントリー装置によれば、車載用受信機の車載側内部メモリの第2メモリ領域に既登録されている携帯用送信機に固有のIDを、車両に設けられる予め定めた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行ったとき、当該第2メモリ領域から指定回数分繰り返し読み出され、車載側内部メモリの第1メモリ領域に順次書き込まれるので、車両に設けられた操作部材を少い回数操作するだけで、複数のメモリ領域に携帯用送信機に固有のIDを書き込み登録することができ、多くの手間を掛けることなく、携帯用送信機の固有のIDを登録することが可能になるという効果がある。
さらに、請求項3に記載のリモートキーレスエントリー装置によれば、携帯用送信機が予め定めた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行うときに固有のIDの書き込み回数を指定する操作が付加され、車載用受信機が車載側内部メモリのメモリ領域に当該固有のIDを書き込む際に、固有のIDの書き込み指定回数分だけ繰り返し順次書き込みが行われるので、携帯用送信機を少い回数操作するだけで、指定した書き込み回数分だけ車載側内部メモリの複数のメモリ領域に、携帯用送信機に固有のIDを書き込み登録を行うことができ、多くの手間を掛けることなく、携帯用送信機の固有のIDを登録することが可能になるという効果がある。
また、請求項4に記載のリモートキーレスエントリー装置によれば、車載用受信機が固有のIDの書き込み回数を指定する書き込み回数指定部を備えており、車載側内部メモリのメモリ領域に当該固有のIDを書き込む際に、回数指定部で指定し回数分だけその固有のIDを繰り返し書き込みすることができるので、車両に設けられる操作部材を少い回数操作するだけで、指定した書き込み回数分だけ車載側内部メモリの複数のメモリ領域に、携帯用送信機に固有のIDを書き込み登録を行うことができ、多くの手間を掛けることなく、携帯用送信機の固有のIDを登録することが可能になるという効果がある。
さらに、請求項5に記載のリモートキーレスエントリー装置によれば、車載用受信機の動作モードが登録モードに設定されている期間内に、予め定められた操作部材を予め定められた操作態様で操作した場合に、複数台の携帯用送信機の固有のIDとは異なるランダムなIDが指定回数分書き込まれ、また、携帯用送信機に固有のIDも車両側内部メモリに書き込まれる。よって、紛失等した携帯用送信機のIDに代えて異なるランダムなIDを設定できるので防犯性に優れる。また、当該ランダムなIDを車載用受信機の複数のメモリに書き込む場合、少い回数操作部材を操作するだけで車両側内部メモリの複数のメモリ領域に書き込むことができるので、多くの手間を掛けることなく登録することが可能になるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明によるリモートキーレスエントリー装置の1つの実施の形態を示すもので、図1は携帯用送信機の要部構成を示すブロック図であり、図2は車載用受信機の要部構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、この実施の形態による携帯用送信機1は、制御部2と、EEPROMからなり、携帯用送信機1に固有のIDを格納している携帯側内部メモリ3と、表示灯等からなる表示部4と、信号送信部5と、無線信号送信アンテナ6と、ドアロックスイッチ7とドアアンロックスイッチ8と設定スイッチ9とからなるスイッチ操作部10とを備えている。
そして、制御部2は、携帯側内部メモリ3、表示部4、信号送信部5の入力端、ドアロックスイッチ7、ドアアンロックスイッチ8、設定スイッチ9にそれぞれ接続され、信号送信部5の出力端が無線信号送信アンテナ6に接続されている。
また、図2に示されるように、この実施の形態による車載用受信機11は、制御信号発生部12を内蔵する制御部13と、それぞれIDが格納される複数メモリ領域要素14、15、16、17を有するEEPROMからなる車載側内部メモリ18と、信号受信部19と、無線信号受信アンテナ20とを備えている。
そして、制御部13は、複数メモリ領域要素14、15、16、17と、信号受信部19の出力端にそれぞれ接続され、信号受信部19の入力端が無線信号受信アンテナ20に接続されている。これとは別に、制御信号発生部12が自動車(図2に図示なし)の被制御部材、例えばドアロック部材(同じく図2に図示なし)に接続され、制御部13が自動車のイグニッションキー21に接続されている。
そして、この実施の形態によるリモートキーレスエントリー装置の場合、1台の車両に対して3人が利用している例で説明する。図2に図示された車載用受信機11を共用している携帯用送信機1、すなわち車載用受信機11に対して正規の無線信号を送信することができる携帯用送信機1は3台であって、これら3台の携帯用送信機1にそれぞれ割り当てられている固有のIDをa、b、cとしたとき、車載側内部メモリ18の4つのメモリ領域要素14、15、16、17にそれぞれ既登録されているIDは、図2に図示された例の場合、メモリ領域要素14にaが、メモリ領域要素15にbが、メモリ領域要素16及びメモリ領域要素17にそれぞれcが書き込み登録されているものとする。
前記ドアロックスイッチ7とドアアンロックスイッチ8は、押しボタンスイッチからなり、操作部が携帯用送信機1の表面に露出して配置される。設定スイッチ9は、アブソリュートタイプのロータリエンコーダからなり、設定値1から4までのメモリが付されており、それぞれの位置に対応した信号を出力する。また、通常は、カバーで覆われて内部に収納されており、後述のIDの登録時に、ユーザーがカバーを開けて操作部を操作可能とする。
前記構成を有する携帯用送信機1及び車載用受信機11の動作について説明する。
始めに、車載用受信機11の動作モードが通常モードに設定されているときに、ユーザーが自己の携帯用送信機1を用いて自動車のドアロックを解除する場合の動作例について説明する。
いま、ユーザーが自己の携帯用送信機1を携帯保持して自動車に接近し、自動車に接近した位置でその携帯用送信機1のドアアンロックスイッチ8を押圧操作すると、制御部2は、そのドアアンロックスイッチ8の押圧操作に応答して、携帯側内部メモリ3に書き込み登録されている当該携帯用送信機1に固有のID(この場合aとする)を読み出し、それと同時に携帯側内部メモリ3からドアアンロック機能を達成させるための機能コードを読み出す。この後、制御部2は、それぞれ読み出した固有のIDと機能コードとを含む指示信号を形成し、形成した指示信号を信号送信部5に供給する。信号送信部5は、指示信号が供給されると、その指示信号を無線信号の送信に適した周波数信号に変換し、かつ、所定の信号レベルに増幅して送信信号を形成し、その送信信号を無線信号送信アンテナ6を通して車載用受信機11に向けて無線送信する。
このとき、車載用受信機11が携帯用送信機1から送信した無線信号を無線信号受信アンテナ20で受信すると、信号受信部19がその受信信号中から指示信号を再生し、制御部13に供給する。制御部13は、指示信号が供給されると、その指示信号に含まれているID及び機能コードを抽出する。そして、制御部13は、抽出したIDと、車載側メモリ18の複数メモリ領域要素14、15、16、17に書き込み登録されているIDとの中に一致するものがあるか否かを判定する。この場合、抽出したIDがaで、メモリ領域要素14にIDとしてaが書き込み登録されているので、制御部13は、一致したIDが書き込み登録されている、すなわち抽出したIDが正規のIDである判定する。続いて、制御部13は、抽出したIDが正規のIDであることから、抽出した機能コードを制御信号発生部12に供給し、制御信号発生部12が被制御部材を機能コードの指示通りに制御する制御信号、この場合をドアアンロック信号を形成し、そのドアアンロック信号を被制御部材、すなわちドアロック機構に供給する。これによりドアロック機構のロック状態が解放され、ドアロックが解除される。
また、自動車のドアがアンロック状態にあるとき、ユーザーが携帯用送信機1のドアロックスイッチ7を押圧操作すると、前述の動作経緯と殆んど同じ動作経緯を経て、ドアロック機構にドアロック信号が供給され、これによりドアロックが解除された状態からドアロックされた状態になる。
次に、車載用受信機11で共用されている3台の携帯用送信機1の中のaのIDを持つ1台の携帯用送信機1が紛失または破損して使用不能になったため、その使用不能になった携帯用送信機1の補充としてdのIDを持つ新たな携帯用送信機1を準備し、その新たな携帯用送信機1を含む3台の携帯用送信機1の固有のIDを車載用受信機11の車載用内部メモリ18に登録する際の動作例について、図3A乃至図3Gに示された車載用内部メモリ18の4つのメモリ領域要素14、15、16、17に書き込み登録されるIDの変更状態を表す状態説明図を用いて説明する。
この場合、説明の便宜上、使用不能になった携帯用送信機1に割り当てられた固有のIDをaとし、引き続いて使用できる2台の携帯用送信機1にそれぞれ割り当てられた固有のIDをb、cとし、新たに準備した携帯用送信機1に割り当てられた固有のIDをdとし、更新登録前の車載用内部メモリ18の4つのメモリ領域要素14、15、16、17には、図3Aに図示されるように、メモリ領域要素14にa、メモリ領域要素15にb、メモリ領域要素16、17にそれぞれcが書き込み登録されているものとする。
始めに、車載用受信機11の動作モードを、それまでの通常モードから登録モードに変更設定する。この動作モードの変更は、例えば、ユーザーが自動車のイグニッションキー21を予め決められた期間内に予め決められた操作を予め決められた回数繰り返して行うと、動作モードが登録モードに変更設定される。そして、自動車の動作モードが登録モードに変更設定されると、例えば車両に設けられたハザード・ランプを1回点滅する。なお、車載用受信機11の動作モードを通常モードに復帰設定するには、登録モードに変更されてから所定の時間が経過したときに自動復帰するようにしても、また、登録モードに変更されているときに、車両に設けられたパワーウインドスイッチを所定の手順で操作する、あるいは別に設けた復帰釦の操作により復帰するようにしてもよい。
車載用受信機11の動作モードが登録モードに変更されている期間中に、ユーザーは、新たに更新登録する3台の携帯用送信機1の中の1つの携帯用送信機1、例えば固有のIDにbを持つ携帯用送信機1を選択し、選択した携帯用送信機1に割り当てられた固有のIDであるbを、次のような動作経緯によって車載用受信機11の車載用内部メモリ18に書き込み登録する。
すなわち、ユーザーが当該携帯用送信機1のいずれかの機能スイッチ、例えばドアアンロックスイッチ8を押圧操作すると同時に、設定スイッチ9を予め決められた設定値、この場合、メモリ領域要素14、15、16、17の数を表す4を示すポジションに設定すると、制御部2がそのドアアンロックスイッチ8の押圧操作に応答して、携帯側内部メモリ3に書き込み登録されている固有のID(この場合b)を設定スイッチ9の設定した回数、すなわちこの場合4回繰り返し読み出し、固有のIDを読み出す度に、その固有のIDを含む指示信号をそれぞれ形成し、それぞれ形成した指示信号を信号送信部5に供給する。信号送信部5は、指示信号が供給される度に、その指示信号を無線信号として車載用受信機11に向けて繰り返し無線送信する。
このとき、車載用受信機11は、携帯用送信機1から送信した無線信号を受信する度に、信号受信部19がその受信信号中から指示信号を再生し、制御部13に順次供給する。制御部13は、指示信号が供給される度に、その指示信号に含まれているID(この場合b)を抽出し、抽出したIDを車載側内部メモリ18のメモリ領域要素14に順次供給する。
車載側内部メモリ18に第1回目のIDが供給されると、そのIDは、メモリ領域要素14に供給され、そこに登録されていたIDのaをbに書き換え登録する。この書き換え登録が行われると、図3Bに図示されるように、メモリ領域要素14、15、16、17に登録されていたa、b、c、cが1つづつ次のメモリ領域要素15、16、17に移行し、それによりメモリ領域要素15にaが、メモリ領域要素16にbが、メモリ領域要素17にcがそれぞれ書き換え登録される。
次いで、車載側内部メモリ18に第2回目のIDが供給されると、そのIDは、メモリ領域要素14に供給され、そこに登録されていたIDのbを新たなbに書き換え登録する。この書き換え登録が行われると、図3Cに図示されるように、メモリ領域要素14、15、16、17に登録されていたb、a、b、cが1つづつ次のメモリ領域要素15、16、17に移行し、メモリ領域要素15にbが、メモリ領域要素16にaが、メモリ領域要素17にbがそれぞれ書き換え登録され、cについてはメモリから削除される。
続いて、車載側内部メモリ18に第3回目のIDが供給されると、そのIDは、メモリ領域要素14に供給され、そこに登録されていたIDのbを新たなbに書き換え登録する。この書き換え登録が行われると、図3Dに図示されるように、メモリ領域要素14、15、16、17に登録されていたb、b、a、bが1つづつ次のメモリ領域要素15、16、17に移行し、メモリ領域要素15にbが、メモリ領域要素16にbが、メモリ領域要素17にaがそれぞれ書き換え登録され、メモリ領域要素17に登録されていたbについてはメモリから削除される。
次いで、車載側内部メモリ18に第4回目のIDが供給されると、そのIDは、メモリ領域要素14に供給され、そこに登録されていたIDのbを新たなbに書き換え登録する。この書き換え登録が行われると、図3Eに図示されるように、メモリ領域要素14、15、16、17に登録されていたb、b、b、aが1つづつ次のメモリ領域要素15、16、17に移行し、メモリ領域要素15にbが、メモリ領域要素16にbが、メモリ領域要素17にbがそれぞれ書き換え登録され、aについてはメモリから削除されて、全部のメモリ領域要素14、15、16、17にbが登録されたことになる。
続いて、車載用受信機11の動作モードが登録モードになっている間に、ユーザーは、新たに更新登録する3台の携帯用送信機1の中の他の1つの携帯用送信機1、例えば固有のIDにcを持つ携帯用送信機1を選択し、選択した携帯用送信機1に割り当てられた固有のIDであるcを、車載用受信機11の車載用内部メモリ18に書き込み登録する。
当該動作は、設定スイッチ9の設定値を1に設定するだけであり、その他の動作については、前述の動作と同様であるため、その詳細は省略する。この結果、図3Fに図示されているようにメモリ領域要素14にcが登録され、メモリ領域要素14、15、16に登録されていたIDはメモリ領域要素15、16、17にそれぞれ書き換えられ、メモリ領域要素14、15、16、17にはそれぞれc、b、b、bのIDが登録される。
さらに、この後、ユーザーは、新たに更新登録する3台の携帯用送信機1の中の残りの1つの携帯用送信機1、例えば固有のIDにdを持つ携帯用送信機1を選択し、選択した携帯用送信機1に割り当てられた固有のIDであるdを、車載用受信機11の車載用内部メモリ18に書き込み登録する。
当該動作は、設定スイッチ9の設定値を1に設定するだけであり、その他の動作は前述の動作と同様であるため、詳細は省略する。この結果、図2Gに図示されるようにメモリ領域要素14にdが登録され、メモリ領域要素14、15、16に登録されていたIDはメモリ領域要素15、16、17にそれぞれ書き換えられ、メモリ領域要素14、15、16、17にはそれぞれd、c、b、bのIDが登録される。
そして、メモリ領域要素16にIDのbが、メモリ領域要素17にIDのbがそれぞれ登録され、車載用受信機11において新たにb、c、dのIDを有する3台の携帯用送信機1を共用させることができ、それと同時に、使用不能になったaのIDを有した携帯用送信機1の使用ができなくなる。
続いて、図4は、本発明によるリモートキーレスエントリー装置の他の実施の形態を示すもので、車載用受信機の要部構成を示すブロック図である。
図2に図示された実施の形態に係わるリモートキーレスエントリー装置(以下、これを前者という)と、図4に図示された他の実施の形態に係わるリモートキーレスエントリー装置(以下、これを後者という)との構成の違いは、前者においては携帯用送信機1の送信信号中のIDを車載用受信機11が読み込んで登録するのに対して、後者においては車両に設けられているパワーウインドのアップスイッチ、ダウンスイッチを操作し、予め認知されている携帯用送信機1のIDを入力して登録する点において大きく異なっており、車載用内部メモリ18におけるメモリ領域の違い、制御部13に操作部26、表示部28が接続されている点、制御部13の制御が主に異なっている。
後者の車載用内部メモリ18は、前者のメモリ領域要素14、15、16、17にそれぞれ相当する14(1)、15(1)、16(1)、17(1)を持つ第1のメモリ領域と、これに加えて1つのメモリ領域要素27を持つ第2のメモリ領域を有している点でその構成が異なる。
また、操作部26は、車載用受信機11がID登録モードに設定された場合にID入力部となるパワーウインドのアップスイッチ22及びダウンスイッチ23と、入力したIDを確定して第2メモリ領域に書き込むドアロックスイッチ24と、第2内部メモリに所定のビットのIDの登録が終了した後に、第2メモリ領域に書き込まれたデータを第1メモリ領域に書き込む指令を行う指令部となるドアのアンロックスイッチ25の機能スイッチを有する。また、ドアロックスイッチ24とドアのアンロックスイッチ25を同時に押すと、第2メモリ領域のデータが全て消去され、1ビット目から書き込み可能な状態となる。
なお、各スイッチに割り当てられた機能については、いろいろな変更が可能であり、例えばIDが所定の桁数入力された場合、ドアロックスイッチ24が第2メモリ領域に書き込まれたデータを第1メモリ領域に書き込む指令部の機能を持つようにしてもよい。
表示部28は、車載用受信機11がID登録モードになっていない場合には、テレビジョンやカーナビゲーションシステム用のディスプレイとして機能するが、車載用受信機11がID登録モードになると、ID登録モードになっていること及びID入力部によって入力されたIDを各ビットごとに表示する。
ところで、後者において、車載用受信機11の動作モードが通常モードにあるときの動作は、前者が通常モードにある時の動作と同じであって、その動作説明が重複するので、後者の通常モード時の動作説明は、省略する。
また、後者において、車載用受信機11の動作モードを通常モードから登録モードに変更設定するときの動作経緯は、前者の当該変更設定するときの動作経緯と同じであって、同じようにその動作経緯の説明が重複するので、この動作経緯についてもその説明を省略する。
次いで、後者において、車載用受信機11の車載用内部メモリ18に新たに更新登録する3台の携帯用送信機1の固有のIDを書き込み登録するときの動作について説明する。なお、この場合、固有のIDがdの携帯用送信機1を紛失し、固有のIDがcの携帯用送信機1を新たに登録し、固有のIDがa、bの携帯用送信機1については引き続き使用するものとする。
車載用受信機11の動作モードが登録モードに変更されている期間中に、ユーザーは、新たに更新登録する3台の携帯用送信機1の中の1つの携帯用送信機1、例えば24ビットの2進数からなる固有のIDにcを持つ携帯用送信機1を選択し、選択した携帯用送信機1に割り当てられた固有のIDであるcを、次のような動作経緯によって車載用受信機11の車載用内部メモリ18の第1メモリ領域に書き込み登録するものである。
具体的には、車載用受信機11が登録モードに設定されると、初期状態においてメモリ領域要素27は1ビットから書き込み可能な状態に設定されている。そして、ユーザーあるいはディラーの操作者が、携帯用送信機1の保証書等に記されている例えば24ビット等の複数ビットの2進数からなる携帯用送信機1の固有のIDであるcを確認し、それを確認しながら1の場合にはパワーウインドのアップスイッチ22を押し、0の場合にはパワーウインドのダウンスイッチ23を押して、その都度、ドアロックスイッチ24を押して確定し、確定すると次のビットへのデータが書き込み可能な状態となるようにしてあるから、メモリ領域要素27の各ビットに対応するメモリ位置にデータを書き込む。なお、この際、表示部28には入力した0か1の値が各ビットに対応する表示位置に表示され、ドアロックスイッチ24を押して確定すると、次のビット位置にシフトするようにしている。
そして、全てのビットへの登録が終了した時点で、ドアのアンロックスイッチ25を押すと、メモリ領域要素27のIDが制御部13に送られ、第1メモリ領域14のメモリ領域要素14(1)の位置に書き込まれ、これに伴って前者と同様にメモリ領域要素14(1)から16(1)に記憶されていたIDは、それぞれメモリ領域要素15(1)から17(1)に書き換えられ、メモリ領域要素17(1)に記憶されていたIDは消去される。そして、さらに3回、ドアのアンロックスイッチ25を押して、次に携帯用送信機1の固有のIDであるcを押すと、同様の動作を行い、メモリ領域要素14(1)から17(1)に記憶されていたIDをすべてbにする。この後、車載用受信機11が登録モードに設定される期間に、新たに更新登録する3台の携帯用送信機1の中の1つの固有のIDがbの携帯用送信機1を登録する。
具体的には、最初にドアロックスイッチ24とドアのアンロックスイッチ25を同時に押して第2メモリ領域のデータが全て消去され、1ビット目から書き込み可能状態とする。その後については、基本的に前述の場合と同様であるので省略するが、この場合にはドアのアンロックスイッチ25は1回押す。
次に、新たに更新登録する3台の携帯用送信機1の中の1つの固有のIDがaの携帯用送信機1についても、固有のIDがbの携帯用送信機1と同様な操作を行う。
そして、この結果、図4に示すように、メモリ領域要素14(1)から17(1)にはそれぞれa、b、c、cのIDが登録される。これによって固有のIDがdの携帯用送信機1の使用ができなくなり、固有のIDがa、b、cの携帯用送信機1の使用が可能になる。
なお、前述の実施の形態においては、指令部であるドアのアンロックスイッチ25の1回の操作によって、第2メモリ領域の固有のIDを1回第1メモリ領域に書き込むようにしているが、前者の例と同様の設定手段を設けて、この設定手段で設定した回数、アンロックスイッチ25を1回押すと送信するようにしてもよい。
また、前述の他の実施の形態においては、操作部26に設けた各種の機能を果たすスイッチ22〜25を設けて、固有のIDを登録するようにしたが、ディスプレイにタッチパネルを設けて、そのタッチパネルの操作で入力するようにしてもよい。
次に、第3の実施の形態について示す。この第3の実施の形態においては、第1の実施の形態において携帯用送信機1のドアロックスイッチ7とドアのアンロックスイッチ8を同時に押すと、24ビットの2進数からなるランダムなIDを発生し、ドアロック信号のID部分に相当する信号部分をこのランダムなIDとして信号を発生する点のみが異なっている。簡単のために、図5においては、固有のIDがaの携帯用送信機1を車載用受信機11に登録する場合についてのみ説明するが、設定手段9を4に設定し、ドアロックスイッチ7とドアのアンロックスイッチ8を同時に押すと、第1の実施の形態と同様の動作によりランダムなID(図5において×で示している)がメモリ領域要素14〜17に登録される。この後、ドアロックスイッチ7を押すと、第1の実施の形態と同様の動作をして、図5に示すように、メモリ領域要素14にa、メモリ領域要素15〜17にランダムなIDが記憶される。なお、ランダムなIDは、2の24乗の中の1つのランダムに選ばれる値であり、携帯用送信機1の固有のIDと一致する可能性は殆どなく、実質的に問題にならない。
次に、第4の実施の形態について示す。この第4の実施の形態においては、第3の実施の形態のようにランダムなIDを発生する操作部在を設けた点が他の実施の形態と異なっている。このランダムなIDは、アップスイッチ22とダウンスイッチ23とを同時に押すことにより発生し、第2メモリ領域に記憶される。従って、固有のIDがaの携帯用送信機1についてのみ車載用受信機11に登録する場合については、アップスイッチ22とダウンスイッチ23とを同時に押し、その後、指令部であるドアのアンロックスイッチ25を4回押し、第1メモリ領域の全てのメモリ領域要素に全てランダムなIDを登録し、次に、第2の実施の形態における固有のIDがaの携帯用送信機1のIDを登録するのと同様な動作を行えば、第1のメモリ領域には図5に示すIDの登録ができる。なお、第4の実施の形態においては、ランダムなIDを登録する場合、登録回数を指定する指定手段を設けてもよいし、第2のメモリ領域に登録することなく、第1のメモリ領域に直接登録するようにしてもよい。
本発明によるリモートキーレスエントリー装置の1つの実施の形態を示すもので、携帯用送信機の要部構成を示すブロック図である。 本発明によるリモートキーレスエントリー装置の1つの実施の形態を示すもので、車載用受信機の要部構成を示すブロック図である。 車載用内部メモリの4つのメモリ領域要素に書き込み登録されるIDの変更状態を表す状態説明図である。 本発明によるリモートキーレスエントリー装置の他の実施の形態を示すもので、車載用受信機の要部構成を示すブロック図である。 本発明によるリモートキーレスエントリー装置の第3、第4の実施の形態を示すものであり、4つのメモリ領域要素に書き込み登録されたIDの状態を表す状態説明図である。
符号の説明
1 携帯用送信機
2 制御部
3 携帯側内部メモリ
4 表示部
5 信号送信部
6 無線信号送信アンテナ
7 ドアロックスイッチ
8 ドアアンロックスイッチ
9 設定スイッチ
10 操作部材
11 車載用受信機
12 制御信号発生部
13 制御部
14〜17、14(1)〜17(1)、14(2)〜17(2) メモリ領域
18 車載側内部メモリ
19 信号受信部
20 無線信号受信アンテナ
27 第2のメモリ領域

Claims (4)

  1. 複数台の携帯用送信機と1台の車載用受信機とからなり、前記それぞれの携帯用送信機から当該携帯用送信機に固有のIDを含んだ指令信号を車載用受信機に無線信号として送信し、前記車載用受信機がその無線信号を受信して前記指令信号に含まれるIDと前記車載用受信機の車載側内部メモリに格納されているIDとの一致を確認したとき、当該指令信号に対応した車載側被制御機器を制御駆動するリモートキーレスエントリー装置であって、前記複数台の携帯用送信機は、固有のIDを携帯側内部メモリのメモリ領域に記憶しており、前記車載用受信機は、前記複数台の携帯用送信機の固有のIDを前記車載側内部メモリの各メモリ領域に格納し、前記車載用受信機の動作モードが前記車載側内部メモリに前記携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、いずれかの携帯用送信機予め定められた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行ったとき、その携帯用送信機の携帯側内部メモリに記憶されているIDが読み出されて前記車載用受信機に指定回数分繰り返し送信され、前記車載側内部メモリの各メモリ領域に順次書き込まれ
    更に前記携帯用送信機は、前記予め定めた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行うときに前記固有のIDの書き込み回数を指定する操作を付加し、前記車載用受信機は、前記車載側内部メモリのメモリ領域に当該固有のIDを書き込む際に、前記固有のIDの書き込み指定回数分だけ繰り返し順次書き込みを行うことを特徴とするリモートキーレスエントリー装置。
  2. 複数台の携帯用送信機と1台の車載用受信機とからなり、前記それぞれの携帯用送信機から当該携帯用送信機に固有のIDを含んだ指令信号を車載用受信機に無線信号として送信し、前記車載用受信機がその無線信号を受信して前記指令信号に含まれるIDと前記車載用受信機の車載側内部メモリの第1メモリ領域に格納されているIDとの一致を確認したとき、当該指令信号に対応した車載側被制御機器を制御駆動するリモートキーレスエントリー装置であって、前記複数台の携帯用送信機は、固有のIDを携帯側内部メモリのメモリ領域に記憶しており、前記車載用受信機は、前記複数台の携帯用送信機の固有のIDを前記車載側内部メモリの第1メモリ領域に格納し、
    また、前記車両には、前記車載用受信機の動作モードが前記車載側内部メモリに前記携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、該車両に設けた操作部を操作して前記携帯用送信機のIDを格納する第2メモリ領域が設けられ、
    前記車載用受信機の動作モードが前記車載側内部メモリに前記携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、車両に設けられる予め定めた操作部材を予め定めた操作態様で操作を行ったとき、前記第2メモリ領域に格納された携帯用送信機に固有のIDが読み出され、前記車載側内部メモリの第1メモリ領域に順次書き込まれることを特徴とするリモートキーレスエントリー装置。
  3. 前記車載用受信機は、第2メモリ領域のIDを第1メモリ領域に書き込む指示部が設けられ、前記車載側内部メモリの前記第1メモリ領域に当該固有のIDを書き込む際に、前記指示部に指定された回数分だけその固有のIDを繰り返し書き込むことを特徴とする請求項2に記載のリモートキーレスエントリー装置。
  4. 複数台の携帯用送信機と1台の車載用受信機とからなり、前記それぞれの携帯用送信機から当該携帯用送信機に固有のIDを含んだ指令信号を車載用受信機に無線信号として送信し、前記車載用受信機がその無線信号を受信して前記指令信号に含まれるIDと前記車載用受信機の車載側内部メモリの第1メモリ領域に格納されているIDとの一致を確認したとき、当該指令信号に対応した車載側被制御機器を制御駆動するリモートキーレスエントリー装置であって、前記複数台の携帯用送信機は、固有のIDを携帯側内部メモリのメモリ領域に記憶しており、
    前記車載用受信機は、
    前記複数台の携帯用送信機の固有のIDを前記車載側内部メモリの第1メモリ領域の各領域に格納し、
    前記車載用受信機の動作モードが前記車載側内部メモリに前記携帯用送信機に固有のIDの書き込み登録を行う登録モードに変更設定されている期間内に、車両に設けられ予め定められた操作部材を予め定められた操作態様で操作する第1の操作を行った場合に、ランダムなコードを生成して前記車載側内部メモリの第2メモリ領域に格納し、
    前記第1の操作とは操作部材及び操作態様の少なくとも一方が異なる第2の操作を行った場合に、前記携帯送信機に固有のIDを前記第2メモリ領域に格納し、
    前記第1の操作及び前記第2の操作とは操作部材及び操作態様の少なくとも一方が異なる第3の操作を行った場合に、前記第2メモリ領域に格納された前記ランダムなコード若しくは前記携帯送信機に固有のIDが指定回数分読み出されて前記第1メモリ領域の各領域に順次書き込まれることを特徴とするリモートキーレスエントリー装置。
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