JP2001115697A - 遠隔制御用送信装置、及び遠隔制御用受信装置 - Google Patents

遠隔制御用送信装置、及び遠隔制御用受信装置

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JP2001115697A
JP2001115697A JP29400699A JP29400699A JP2001115697A JP 2001115697 A JP2001115697 A JP 2001115697A JP 29400699 A JP29400699 A JP 29400699A JP 29400699 A JP29400699 A JP 29400699A JP 2001115697 A JP2001115697 A JP 2001115697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを抑えることができ、小型化が
可能で、被制御装置の制御状態等が携帯機側で把握可能
な遠隔制御システムを実現すること。 【解決手段】 車載機20からは、車載機20側で作動
状態表示等に用いられるLED22から車載機20(被
制御装置)側の動作状態を示す信号を送信する。そし
て、携帯機1側では、車載機20側の作動状態を示す信
号を受光部3で受信し、表示用のLCD6、あるいは電
源の残り容量や遠隔制御信号の送信確認用に設けられた
LED7を用いて報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波、光線(赤外
線等)を用いた遠隔制御システムにおける遠隔制御用送
信装置及び遠隔制御用受信装置に関し、より詳細には、
特に自動車のドア、トランク等の鍵の開閉や盗難防止装
置を遠隔制御するキーレスエントリーシステム等に好適
に用いることのできる遠隔制御システムにおける遠隔制
御用送信装置及び遠隔制御用受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、その便利さから色々な装置に
おいて遠隔制御システムが採用されている。例えば自動
車では、雨天時や荷物を多く持っている時などに車への
乗り降りやトランクへの荷物の積載を容易にするため
の、キーレスエントリーシステムが普及している。キー
レスエントリーシステムは、自動車に設置された車載機
(受信機)と使用者が所持する携帯機(送信機)とから
構成されており、使用者が携帯機のスイッチを操作すれ
ばその操作に対応した信号が携帯機から送信されるよう
になっている。そして車載機では携帯機から送信された
信号を受信し、その信号に応じてドアの鍵のロック(施
錠)・アンロック(開錠)、トランクの鍵のロック(施
錠)、トランクの開動作、盗難防止装置のアーム(盗難
検出時、警報装置を起動する、エンジンの起動を不可能
にする等の盗難防止動作を行わせるモード)・ディスア
ーム(盗難防止動作を行わないモード)等の制御を行
う。これらの送信信号としては、一般的に電波や赤外線
が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遠隔制御は通
常離れたところから操作を行うため、被制御物がどのよ
うな状態になっているか分からない。たとえば、キーレ
スエントリーシステムでは、操作はしたものの、実際に
は鍵がロック状態にあるのかアンロック状態にあるのか
が分からなかったり、盗難防止装置がアームになってい
るのかディスアームになっているのか分からなかったり
する問題がある。
【0004】特に携帯機において複数の操作のスイッチ
が兼用されている場合、例えば一つのスイッチを操作す
る毎にロック・アンロック状態が交互に変わるもので
は、携帯機の操作によりどの状態になったかが分からな
くなることが生じ、特に自動車から離れる場合には、遠
隔制御によりロック操作をしても自動車に戻って鍵の状
態を確認する必要が生じ、遠隔制御の利便性が損なわれ
ていた。
【0005】この問題を解決する方法として、車載機と
携帯機との間を双方向通信とし、車載機側から携帯機側
に制御状態を示す信号を送信し、携帯機ではその制御状
態を示す信号を受信して表示する方法がある。しかし、
この方法では、車載機及び携帯機に新たに送信機あるい
は受信機を設ける必要があり、コスト高となると共に、
小型化が困難になるといった課題があった。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みなされた
ものであって、コストの上昇を招くことなく、小型化が
可能で、被制御装置の制御状態等が携帯機側で把握可能
な遠隔制御システムを実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するため、本発明に係る遠隔制御用送信装置(1)
は、使用者が操作する送信装置と、該送信装置からの指
示信号を受信してその指示信号に応じて遠隔制御される
機器を制御する受信装置とを備えた遠隔制御システムの
送信装置において、前記送信装置の作動状態を表示する
送信装置状態表示手段を備え、該送信装置状態表示手段
が、前記受信装置の作動状態を表示する受信装置状態表
示手段を兼用していることを特徴としている。上記遠隔
制御用送信装置(1)によれば、送信装置の作動状態を
表示する送信装置状態表示手段を用いて前記受信装置の
作動状態を表示するので、新たな部品をあまり追加する
ことなく、前記受信装置の作動状態、例えば被遠隔制御
機器の状態を把握できるようになる。
【0008】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(2)は、上記遠隔制御用送信装置(1)において、前
記送信装置状態表示手段が、前記指示信号の送信時に点
灯して前記指示信号を送信したことを示す表示を行うも
のであることを特徴としている。上記遠隔制御用送信装
置(2)によれば、前記送信装置に設置されていること
の多い、指示信号の送信時に点灯して指示信号を送信し
たことを示す所謂送信確認灯(送信装置状態表示手段)
の点灯状態を介して、前記受信装置の作動状態を把握で
きるようになる。
【0009】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(3)は、上記遠隔制御用送信装置(1)又は(2)に
おいて、前記送信装置状態表示手段が、前記送信装置の
電池の残容量に応じた状態で点灯して電池の残容量を示
す表示を行うものであることを特徴としている。上記遠
隔制御用送信装置(3)によれば、前記送信装置に設置
されていることの多い、電池の残容量を点灯状態により
示す所謂電池確認灯(送信装置状態表示手段)の点灯状
態を介して、受信装置の作動状態を把握できるようにな
る。
【0010】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(4)は、上記遠隔制御用送信装置(1)〜(3)のい
ずれかにおいて、使用者の操作状態を記憶する操作状態
記憶手段を備え、前記受信装置状態表示手段が、前記操
作状態記憶手段の記憶内容から前記受信装置の作動状態
を推定し、推定した作動状態を表示するものであること
を特徴としている。上記遠隔制御用送信装置(4)によ
れば、最新の遠隔操作内容、つまり最新の受信装置の作
動状態が推定され前記受信装置状態表示手段に表示され
る。例えば、ドアの鍵がどのように遠隔操作された状態
にあるのか等を把握することができる。
【0011】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(5)は、上記遠隔制御用送信装置(1)〜(4)のい
ずれかにおいて、前記受信装置から該受信装置の作動状
態を示す信号を受信する作動状態受信部を備え、前記受
信装置状態表示手段が、前記作動状態受信部で受信した
信号に基づいて前記受信装置の作動状態を検出し、検出
した作動状態を表示するものであることを特徴としてい
る。上記遠隔制御用送信装置(5)によれば、前記受信
装置から送信されたデータに基づいて前記受信装置の作
動状態が検出され、表示されるので前記受信装置の作動
状態が確実に間違いなく表示されることとなる。
【0012】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(6)は、上記遠隔制御用送信装置(5)において、前
記作動状態受信部が、可視光線による信号を受信する可
視光受信手段であることを特徴としている。上記遠隔制
御用送信装置(6)によれば、可視光線による通信とな
るので、電源のオン・オフを表示するランプ(LED
等)等の各種表示等を通信に利用することができ、コス
トアップを抑えることができ、また小型化にも有利とな
る。
【0013】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(7)は、上記遠隔制御用送信装置(6)において、前
記送信装置状態表示手段を内蔵するケースに、該送信装
置状態表示手段の表示を外部から見えるようにするため
の表示孔が設けられ、前記ケース内における前記表示孔
を通過する可視光を受光できる位置に前記可視光受信手
段が配置されていることを特徴としている。上記遠隔制
御用送信装置(7)によれば、前記可視光受信手段用の
光通過孔をケースに新たに設ける必要がないので、前記
ケースの加工が容易になり、またケースの小型化にも有
利となる。
【0014】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(8)は、上記遠隔制御用送信装置(7)において、前
記ケースの内面に、該ケース内への水分の侵入を防止す
る透明の弾性部材で形成された防水シートが設けられ、
該防水シートは前記表示孔を貫通して塞ぎ、前記可視光
は前記防水シートに導光されて前記可視光受信手段に到
達するように構成されていることを特徴としている。上
記遠隔制御用送信装置(8)によれば、前記ケースの防
水シートが導光部材の働きをするので、前記可視光受信
手段に効率良く光信号を伝達することが可能となる。
【0015】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(9)は、上記遠隔制御用送信装置(8)において、前
記可視光受信手段が、前記防水シートに当接しているこ
とを特徴としている。上記遠隔制御用送信装置(9)に
よれば、入射光の散乱する境界面が少なくなるので前記
可視光受信手段に効率良く光信号を伝達することが可能
となる。
【0016】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(10)は、上記遠隔制御用送信装置(6)において、
前記可視光受信手段が、光線を受光した時に可視光線に
よる信号を入力できる状態にする入力許可手段を備えて
いることを特徴としている。上記遠隔制御用送信装置
(10)によれば、可視光線による信号を入力できる期
間が光線を受光した時に限定されるので、無駄に入力可
能状態を維持しないため、消費電力を抑えることがで
き、また太陽光、照明光等の外来光による誤作動も防ぐ
ことが可能となる。
【0017】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(11)は、上記遠隔制御用送信装置(10)におい
て、使用者による遠隔制御用送信装置の操作から所定時
間だけ前記可視光受信手段を動作可能にする動作期間制
限手段を備えていることを特徴としている。上記遠隔制
御用送信装置(11)によれば、可視光線の検出期間が
使用者による遠隔制御用送信装置の操作から所定時間だ
けに限定されるので、無駄に可視光線の検出及び可視光
線のデータの入力可能状態を維持しないため、消費電力
を抑えることができ、また太陽光、照明光等の外来光に
よる誤作動も防ぐことが可能となる。
【0018】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(12)は、上記遠隔制御用送信装置(6)において、
前記可視光受信手段が受信したデータの異常を検出する
異常検出手段と、該異常検出手段により異常が検出され
た時に、前記受信装置状態表示手段にデータ受信に異常
がある旨を表示する異常表示手段とを備えていることを
特徴としている。上記遠隔制御用送信装置(12)によ
れば、前記可視光受信手段が受信したデータに異常があ
る場合にはその旨が前記受信装置状態表示手段に表示さ
れるので、使用者が作動状態を誤認識することを防止す
ることができる。
【0019】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(13)は、上記遠隔制御用送信装置(6)において、
前記可視光受信手段が受信したデータを受信から所定時
間前記受信装置状態表示手段に表示する受信データ表示
手段を備えていることを特徴としている。上記遠隔制御
用送信装置(13)によれば、前記可視光受信手段が受
信したデータが受信から所定時間表示されるので、最新
の受信装置の状態が把握でき、また無駄に長時間表示さ
れることもないので、消費電力を抑えることができる。
【0020】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(14)は、上記遠隔制御用送信装置(6)において、
前記送信装置と前記受信装置とを照合するIDコードを
記憶するコード記憶手段と、前記可視光受信手段が受信
したデータに含まれるIDコードを比較する比較手段
と、該比較手段の比較結果に応じて、前記可視光受信手
段が受信したデータの採用状態を変えるデータ識別手段
とを備えていることを特徴としている。上記遠隔制御用
送信装置(14)によれば、IDコードにより受信した
データが選別され、その後の作動に利用されるので、他
のシステムからの信号による誤作動や無駄な作動の実行
を阻止することができる。
【0021】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(15)は、上記遠隔制御用送信装置(6)において、
前記送信装置と前記受信装置とを照合するIDコードを
書込可能に記憶するコード記憶手段と、前記可視光受信
手段が受信したデータにIDコードの書込指示と書き込
むべきIDコードが含まれる場合、前記コード記憶手段
に該IDコードを書き込むIDコード書込手段とを備え
ていることを特徴としている。上記遠隔制御用送信装置
(15)によれば、特別な機器を使用することなく前記
コード記憶手段にIDコードの書き込みが可能となるの
で、送信装置を紛失した際等における新たな送信装置の
再設定等が容易に行えるようになる。
【0022】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(16)は、上記遠隔制御用送信装置(15)におい
て、前記コード記憶手段へのIDコードの書き込みの成
否を、指示信号を送信する手段を用いて前記受信装置に
送信する成否送信手段を備えていることを特徴としてい
る。上記遠隔制御用送信装置(16)によれば、IDコ
ードの書き込みの成否が受信装置で把握できるので、受
信装置側で適切な対応が可能となり、IDコードの書き
込み失敗時の使用者等の処理を簡単なものにすることが
可能となる。
【0023】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(17)は、上記遠隔制御用送信装置(15)におい
て、前記コード記憶手段へのIDコードの書き込みの成
否を、前記受信装置状態表示手段に表示する成否表示手
段を備えていることを特徴としている。上記遠隔制御用
送信装置(17)によれば、IDコードの書き込みの成
否を使用者が把握することができるので、使用者の適切
な対応が可能となり、例えば後に遠隔制御ができないこ
とに気づき、困惑してしまうといった事態の発生を防止
することができる。
【0024】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(18)は、上記遠隔制御用送信装置(1)〜(17)
のいずれかにおいて、前記受信装置状態表示手段が、発
光素子からなり、表示内容に応じて前記発光素子の点滅
回数を変えるものであることを特徴としている。上記遠
隔制御用送信装置(18)によれば、使用者は前記発光
素子の点滅回数により表示内容を確認することができ
る。
【0025】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(19)は、上記遠隔制御用送信装置(1)〜(17)
のいずれかにおいて、前記受信装置状態表示手段が、発
光素子からなり、表示内容に応じて前記発光素子の所定
期間における点滅回数を変えると共に、点滅動作を繰り
返すものであることを特徴としている。上記遠隔制御用
送信装置(19)によれば、所定期間における前記発光
素子の点滅回数により表示内容を確認することができ
る。また繰り返し前記発光素子の点滅回数による内容表
示が行われるので、表示内容の確認が容易になる。
【0026】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(20)は、上記遠隔制御用送信装置(1)〜(17)
のいずれかにおいて、前記受信装置状態表示手段が、複
数の色で発光できる多色発光素子からなり、表示内容に
応じて前記多色発光素子の発光色を変えるものであるこ
とを特徴としている。上記遠隔制御用送信装置(20)
によれば、前記多色発光素子の発光色により表示内容を
確認することができる。また前記多色発光素子の各発光
色の発光順で内容を表示するようにすれば、表示内容の
種類を増やすことができる。
【0027】また、本発明に係る遠隔制御用送信装置
(21)は、上記遠隔制御用送信装置(1)〜(20)
のいずれかにおいて、前記送信装置からの指示信号が、
電波による信号であることを特徴としている。上記遠隔
制御用送信装置(21)によれば、前記送信装置から前
記受信装置への通信媒体と、前記受信装置から前記送信
装置への通信媒体とが異なるので、互いに干渉すること
がなくなり、混信防止等の対応が不要となって、システ
ムの設計が容易となる。
【0028】また、本発明に係る遠隔制御用受信装置
(1)は、使用者が操作する送信装置と、該送信装置か
らの指示信号を受信してその指示信号に応じて遠隔制御
される機器を制御する受信装置とを備えた遠隔制御シス
テムの受信装置において、前記受信装置の作動状態を可
視光線の発光状態により表示する可視光表示手段と、該
可視光表示手段の発光状態により前記送信手段にデータ
を送信する可視光データ送信手段とを備えていることを
特徴としている。
【0029】上記遠隔制御用受信装置(1)によれば、
受信装置の多くに設置されている作動状態を表示する可
視光表示手段、例えば電源のオン・オフを表示する電源
表示灯等を用いて送信手段にデータを送信するので、新
たな部品をあまり追加することなく、受信装置と送信装
置との間での双方向通信が行えるようになる。
【0030】また、本発明に係る遠隔制御用受信装置
(2)は、上記遠隔制御用受信装置(1)において、前
記送信装置からの指示信号がデータ要求指示の場合に、
前記可視光データ送信手段を動作させるデータ送信開始
手段を備えていることを特徴としている。上記遠隔制御
用受信装置(2)によれば、前記送信装置からのデータ
要求指示により可視光データ送信手段でデータを送信す
るので、送信装置側で必要な時にデータを得ることがで
き、また受信装置側では必要な時にのみデータを送信す
ればよいので消費電力を抑えることができる。
【0031】また、本発明に係る遠隔制御用受信装置
(3)は、上記遠隔制御用受信装置(2)において、前
記送信装置と前記受信装置とを照合するIDコードを書
込可能に記憶するコード記憶手段と、IDコードの書換
指示があった場合に、新たなIDコードを生成してコー
ド記憶手段に記憶するコード生成手段と、該コード生成
手段により生成されたIDコードを前記可視光データ送
信手段により送信させるIDコード送信手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0032】上記遠隔制御用受信装置(3)によれば、
IDコードの書換指示があった場合に、新たなIDコー
ドを生成して記憶すると共に送信装置に送信するので、
特別な装置を用いることなくIDコードの設定が可能と
なり、送信装置を紛失した場合等に新たな送信装置を元
の受信装置の対として容易に設定することが可能とな
る。また、IDコードは元のIDコードとは異なったコ
ードとなるので、元の送信装置による操作が不可能とな
り送信装置の盗難に対しても盗難防止効果を高めること
ができる。
【0033】また、本発明に係る遠隔制御用受信装置
(4)は、上記遠隔制御用受信装置(3)において、前
記コード生成手段が、複数のIDコード候補を記憶する
候補記憶手段と、該候補記憶手段に記憶されたIDコー
ド候補からIDコードを選択するコード選択手段とを備
えていることを特徴としている。上記遠隔制御用受信装
置(4)によれば、新たなIDコードは前記候補記憶手
段に記憶されたIDコード候補から選択されるので、I
Dコードは元のIDコードとは異なったコードとなるの
で、元の送信装置による操作が不可能となり、送信装置
の盗難に対しても盗難防止効果を高めることができ、ま
た自動車メーカ等でIDコードを管理可能となるのでメ
ンテナンス性の点で有利となる。
【0034】また、本発明に係る遠隔制御用受信装置
(5)は、上記遠隔制御用受信装置(3)において、前
記コード生成手段が、乱数を発生してIDコードとする
乱数発生手段を備えていることを特徴としている。上記
遠隔制御用受信装置(5)によれば、IDコードが全く
のランダムで設定されるので、IDコードは予想できず
盗難防止効果は高くなり、またIDコードの候補を記憶
する必要がないのでメモリ等の記憶手段の容量を少なく
することができる。
【0035】また、本発明に係る遠隔制御用受信装置
(6)は、上記遠隔制御用受信装置(3)において、前
記送信装置から、該送信装置のIDコードの書き込みの
成否を示す成否信号を受信してIDコードの書き込みの
成否を判断する成否判断手段と、該成否判断手段により
IDコードの書き込みが失敗したと判断された場合に、
前記コード記憶手段に記憶されたIDコードを元のID
コードのままとするIDコード復帰手段とを備えている
ことを特徴としている。上記遠隔制御用受信装置(6)
によれば、IDコードの書き込みが失敗した時には、受
信装置は元の状態のままとなるので、受信装置と送信装
置とにおけるIDコードの関係が異常な状態となること
を防止でき、IDコードの書き込みを失敗した自動車の
対応を容易なものにすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。図1は本発明の実施の形態に係るキーレスエ
ントリーシステムの構成を示す構成図である。キーレス
エントリーシステムは、使用者が所持する携帯機1と自
動車に設置された車載機20とを含んで構成されてい
る。携帯機1側の送信回路2は、車載機20にドアのロ
ック、アンロック、そしてトランクのアンロック等の指
示信号をアンテナATから送信するための回路で、搬送
波を出力する発振器(図示せず)、マイクロコンピュー
タ(マイコン)9からの指示データで搬送波を変調する
変調器(図示せず)等を含んで構成され、電波により指
示信号を車載機20側に送信するようになっている。
尚、本実施の形態では、送信回路2は電波で指示信号を
送信するように構成されているが、赤外線等を用いて送
信する構成とすることも可能である。
【0037】受光部3は、車載機20側から発信される
可視光線を用いた光送信信号を受信する回路で、CdS
等の光電素子で構成され、車載機20からの光送信信号
を受信してマイコン9に出力する。電池4は携帯機1の
各回路に電力を供給するもので、乾電池、あるいはNi
−Cd等の充電電池が使用されている。電圧検出回路5
は、電池4の出力電圧を検出する回路で、電圧比較器等
により構成され、その検出結果はマイコン9に出力され
る。
【0038】LCD(液晶表示装置)6は、文字、絵に
より各種情報を表示するもので、マイコン9からの表示
信号に応じて、携帯機1の作動状態、車載機20の作動
状態、動作モード等を表示する。尚、LCD(液晶表示
装置)6に代え、LED(発光ダイオード)を用いてそ
の発光状態により携帯機1の作動状態、車載機20の作
動状態、動作モード等を表示することも可能である。L
ED7は、発光状態により携帯機1の作動状態、車載機
20の作動状態、動作モード等を表示するもので、例え
ば電池4の残量に応じて発光強度が変化したり、点滅間
隔、点滅数が変わり、その発光状態により、携帯機1の
作動状態、電池4の残り容量、車載機20の作動状態、
動作モード等を表示する。操作スイッチ8は、使用者が
指示内容に応じて操作するスイッチで、タクトスイッチ
等により構成される。EPROM10は電気的にデータ
の書き込みができるプログラマブルROMで、携帯機1
と車載機20とが対であることを検証するためのIDコ
ードが書き込まれている。そして、マイコン9は、これ
らの携帯機1の各構成要素からの信号を受信し、その受
信した信号に従ってこれら各構成要素の動作制御を行う
ようになっている。
【0039】携帯機1としては、例えば図2(A)、
(B)に示すように、LCD6を持たないタイプ(例え
ば(A)のようなキーホルダタイプ)と、LCD6を持
つタイプ(例えば(B)のようなカードタイプ)の両者
が採用可能である。キーホルダタイプの携帯機1の場合
は、若干の厚みを有し、樹脂で構成されたケース31の
内部に各種回路が内蔵されている。ケース31には押釦
34(ロック釦)、35(アンロック釦)、36(トラ
ンクアンロック釦)が設けられている。また押釦34、
35、36を操作して車載機20に指示信号を送信した
時に点灯して、動作したこと、およびその点灯時の輝度
により電池4の残容量を知らせる動作モニタ用のLED
(図示せず)の発光光をケース31の外部に出射するた
めの孔32、車載機20からの可視光の信号を受光部3
に受光し、また車載機20の作動状態を示すためのLE
D7の発光光をケース31の外部に出射するための孔3
3が設けられている。そして、ケース31には鎖38を
取り付けるための孔37が設けられ、鎖38によりエン
ジンキー39と連結されている。
【0040】カードタイプの携帯機1の場合、樹脂で構
成されたカ−ド状のケース41の内部に、フィルム状の
フレキシブル回路基板(図示せず)に各種回路が構成さ
れて収納されている。ケース41には押釦43(ロック
釦)、44(アンロック釦)、45(トランクアンロッ
ク釦)が設けられている。またケース41には、車載機
20からの可視光の信号を受光部3に受光し、また押釦
43、44、45を操作して車載機20に指示信号を送
信した時に点灯して、動作したこと、およびその点灯時
の輝度により電池4の残容量を知らせる動作モニタ用の
LED(図示せず)の発光光をケース41の外部に出射
するための孔46が設けられている。さらに、ケース4
1には車載機20の作動状態を文字表示するためのLC
D42(LCD6)が設けられている。
【0041】図3は、孔33(46)付近の構造を示す
断面図である。ケース31(41)には孔33(46)
が設けられており、ケース31(41)内に配設された
プリント回路基板57における孔33(46)の下方に
はLED56、及び光電素子(CdS、フォトトランジ
スタ等)55が搭載されている。また、ケース31(4
1)の内面には、ケース31(41)のつなぎ目等の隙
間から水分等が進入しないように光透過性(透明)のゴ
ム状シート部材54(弾性のある樹脂で成形されたも
の)が密着されている。このゴム状シート部材54は孔
33(46)を貫通してケース31(41)の表面に出
ており、LED56の発光光がケース31(41)外に
出光し、また車載機20からの光がゴム状シート部材5
4により導光されて光電素子55に受光されるようにな
っている。また、ゴム状シート部材54と光電素子55
は当接しており、部材の境目による光の散乱を減少させ
て車載機20からの光が効率よく光電素子55に伝達さ
れるようになっている。
【0042】車載機20側の受信回路21は、携帯機1
からのドアのロック、アンロック、そしてトランクのア
ンロック等の指示信号をアンテナATを介して受信する
回路で、搬送波を選択同調する同調回路(図示せず)、
同調回路の出力信号を検波する検波回路(図示せず)、
検波回路の検波出力を復号する復号回路(図示せず)等
を含んで構成され、復号データをマイコン30に出力す
る。尚、本実施の形態では、受信回路21は電波を検
波、復号して指示信号を受信するが、伝送媒体が赤外線
等の光信号の場合には光信号を受光し復号する構成とな
る。
【0043】LED(発光ダイオード)22は、発光状
態により車載機20の作動状態、盗難防止機能の動作モ
ード等を表示するもので、例えばキーレスエントリーシ
ステムの動作・非動作、盗難防止機能の動作・非動作に
応じて発光強度が変化したり、点滅間隔、点滅数が変わ
り、その発光状態により、これら作動状態等を表示する
ようになっている。また、LED22は、作動状態等を
表示するだけでなく、その点滅により携帯機1に対して
可視光線でデータを送信するようになっている。そして
LED22は、車室内に設置された車載機20のケース
の表面や、あるいは携帯機1を用いて車外でデータを受
信可能とする構成の場合には、窓際やドアの鍵穴付近に
設置される。操作スイッチ23は、使用者がキーレスエ
ントリーシステムの動作モード(盗難防止機能を使用す
るか否かや、ロック・アンロック制御対象とするドアや
トランクの設定等)を設定する場合や、IDコードの変
更を指示する場合に操作するもので、自動車の所有者し
か分からないような車室内の目立たない所に設置され、
その操作方法も複雑なものとなっている。
【0044】盗難センサ24は、車両に関する盗難行為
を検出するもので、窓ガラスの破壊を窓ガラスの振動か
ら検出するセンサや、鍵の破壊を振動や鍵内部に設けら
れた検知用電線の切断により検出するセンサ、あるいは
エンジンの点火回路のエンジンキー以外での動作を点火
回路における各部の電圧の変化等により検出するセンサ
等が用いられている。ホーン25は、本来自動車の警報
機で、キーレスエントリーシステムでは、盗難検出時に
盗難の発生を報知するために一定時間鳴らされる。ま
た、自動車のヘッドライト26も、キーレスエントリー
システムでは、盗難検出時に盗難の発生を報知するため
に、一定時間点滅状態となるように制御される。
【0045】ドアロック部27は、各ドアの鍵をロッ
ク、アンロック状態にするもの、またトランクロック部
28は、トランクの鍵をアンロック状態にするもので、
鍵機構を電磁プランジャやモータにより動かす構成にな
っている。EPROM29は電気的にデータの書き込み
ができるプログラマブルROMで、携帯機1と車載機2
0が対であることを検証するためのIDコードが書き込
まれている。つまり、対となる携帯機1と車載機20と
のEPROM10、29には同じIDコードが書き込ま
れており、データを送信するときにはEPROM10、
29に書き込まれたIDコードを付加してデータを送信
し、またデータを受信したときにはそのデータに含まれ
るIDコードをEPROM10、29に書き込まれたデ
ータと比較して、一致した時にそのデータを用いて作動
するように構成されている。マイコン30は、これらの
車載機20の各構成要素からの信号を受信し、その受信
した信号に従ってこれら各構成要素の動作制御を行うよ
うになっている。
【0046】図4は、受光部3の回路構成を示す回路図
である。可視光が当たると導通状態となるフォトトラン
ジスタPTRのエミッタは接地され、コレクタは抵抗R
3の一端に接続されている。抵抗R3の他端は、マイコ
ン9の電源出力端に接続された抵抗R1、接地されたコ
ンデンサC1、及びPNPトランジスタTR1のベース
に接続されている。トランジスタTR1のコレクタは接
地され、エミッタはマイコン9の電源出力端に接続され
た抵抗R2に接続されている。そして、マイコン9の割
込端子はトランジスタTR1のエミッタに接続され、ま
たマイコン9の入力端子にはフォトトランジスタPTR
のコレクタが接続されている。
【0047】次に図4に示した受光部3の動作について
説明する。通常は、マイコン9は電源出力端に電力を供
給しておらず、電源ラインVmは0V(Lレベル)とな
る。従って、この状態ではマイコン9の入力は常時Lレ
ベルとなり、マイコン9にはデータが入力されないこと
となる。携帯機1の操作スイッチ8が操作されると、マ
イコン9は電源出力端に電力を供給し、電源ラインVm
は高電圧状態(Hレベル)となり、またマイコン9の割
込端子もHレベルとなる。この状態で所定強度以上の光
がフォトトランジスタPTRに入光されると、フォトト
ランジスタPTRが導通し、トランジスタTR1のベー
ス電位が低下するためトランジスタTR1が導通状態と
なる。このためマイコン9の割込端子の入力電圧はHレ
ベルからLレベルに変化する。
【0048】マイコン9は、電源ラインへの電力供給時
における割込端子の入力電圧のHレベルからLレベルへ
の変化で割込動作を行い、その後のフォトトランジスタ
PTRの入力光の変動をフォトトランジスタPTRのコ
レクタの電位変化で検出し、データとして取り込む。そ
して、マイコン9はフォトトランジスタPTRを介して
のデータ入力が一定時間以上断絶したなら、電源出力端
への電力供給を停止し、データの入力待ち状態を解除
し、初期の入力を受け付けない状態に戻る。このような
動作により、正しいデータの入力がある時のみデータ入
力可能状態となり、無駄なデータの入力待ち状態を無く
すことができ、無駄な電力消費を抑えると共に、太陽光
や照明光等の外光による誤入力を防止することができ
る。
【0049】次に携帯機1のマイコン9の行う処理につ
いて説明する。図6は、マイコン9の行う処理を示すフ
ローチャートである。尚、この処理は、操作スイッチ8
により何らかの操作が行われた時に実行される。
【0050】まず、ステップS1では、操作スイッチ8
による操作がロック、アンロック等の指示データを車載
機20に送信する操作か否かを判断し、送信操作であれ
ばステップS2に移り、送信操作でなければステップS
6に移る。ステップS2では、操作スイッチ8による操
作の内容に応じた信号、つまりロック釦が操作されれば
ロック指示信号を、アンロック釦が操作されればアンロ
ック指示信号を車載機20に送信し、そしてその操作内
容を、つまり最新の操作状況、例えば現状の操作状況は
ドアはアンロック操作状態であると言った内容を記憶
し、ステップS3に移る。
【0051】またステップS6では、操作スイッチ8に
よる操作がキーレスエントリーシステムの動作状態を確
認する操作か否かを判断し、確認操作であればステップ
S3に移り、確認操作でなければステップS7に移る。
尚、確認操作は操作スイッチ8の予め定めた特定操作
で、例えばロック釦とアンロック釦の同時操作で定義さ
れ、その特定操作がなされた時に確認操作と判断する。
【0052】ステップS3では、キーレスエントリーシ
ステムの操作状態を表示し、ステップS4に移る。尚、
キーレスエントリーシステムの操作状態には、ステップ
S2で記憶した携帯機1の最新の操作状況、及び後述す
る車載機20から受信した車載機20の設定状態等があ
り、これら状態をLCD6の文字による表示、あるいは
LED7の点灯、点滅状態により報知する。
【0053】尚、LED7の点灯、点滅状態による表示
方法としては、例えば報知内容に応じてLED7の点
滅回数を変える方法、例えばドアがロック状態では3回
点滅、アンロック状態では5回点滅する等の方法、報
知内容に応じてLED7の所定時間内での点滅回数を変
え、それを繰り返す方法、例えば0.5秒間隔の点滅を
ドアがロック状態では3回、アンロック状態では5回、
その後点滅開始(あるいは点滅完了後)から5秒経過す
るまで休止(消灯)する動作を繰り返す方法、複数色
の発光を行えるLED7(複数の異なった色のLEDが
一体化されたもの)を用いて報知内容に応じてLED7
の発光色を変える方法、例えばドアがロック状態では赤
色で3秒点灯、アンロック状態では緑色で3秒点灯する
方法、あるいはこれら点滅と発光色を組み合わせて表示
する方法等が考えられる。
【0054】またLCD6の文字による表示では、例え
ば図5(A)に示すように、ドアのロック状態(DOO
R:LOCKED(ドアの鍵はロックの状態))、盗難
防止装置の状態(ALARM:ON(盗難を検出すれば
警報動作を行う状態、但しセンサ非動作時は盗難防止装
置が動作していると言う威嚇表示だけとなる))、盗難
防止装置におけるセンサの動作状態(SENSOR:O
N(盗難検出用のセンサは動作中))が表示される。
【0055】ステップS4では、動作状態の表示から所
定時間が経過したか否かを判断し、所定時間経過すれば
ステップS5に移り、経過していなければステップS4
に戻る。ステップS5では、表示中のキーレスエントリ
ーシステムの操作状態を消去しステップS7に移る。
【0056】つまり、ステップS1〜ステップS6の処
理によれば、操作スイッチ8により送信操作を行えば、
その操作内容に対応する指示信号が送信され、またその
操作内容が最新の操作内容として記憶されることにな
る。例えば、ロック釦を操作すれば、ドアのロック指示
の信号が送信され、最新の操作としてドアロックが記憶
されることになる。そして、その後所定時間だけ、記憶
された最新の操作内容及び車載機20から受信した車載
機20の設定状態等が表示され、使用者はキーレスエン
トリーシステムの操作状態を把握することができる。ま
た、その表示は所定時間に限られるので、電力消費を抑
えることができる。尚、操作スイッチ8により確認操作
を行った場合には、このキーレスエントリーシステムの
操作状態が同様に表示され、使用者は必要に応じてこの
操作状態を確認することができる。
【0057】ステップS7では受光部3を受信状態と
し、ステップS8に移る。つまり、図4に示したように
受光部3に電源供給を行う(電源出力をHレべルにす
る)。ステップS8では、可視光によるデータを受信し
たか否かを判断し、データの受信があればステップS9
に移り、なければステップS11に移る。尚、データの
受信の有無は、図4に示したようにマイコン9の割込端
子に割込信号が入力され、かつこの割込後に入力端子に
データが入力されたか否かにより判断する。
【0058】ステップS11では、データが入力されな
い状態が所定時間続いたか否かを判断し、所定時間経過
すればステップS12に移り、所定時間経過していなけ
ればステップS8に戻る。ステップS12では、受光部
3の受信状態を解除して、つまり図4に示したように受
光部3への電源供給を停止し(電源出力をLレべルにす
る)、処理を終える。
【0059】またステップS9では、データ受信が正常
に受信できたか否かを判断し、正常ならばステップS1
3に移り、異常があればステップS10に移る。この異
常判断は、データの欠如等の一般的なデータ伝送異常、
及びデータの種類に応じてはIDコードの一致も判断材
料とされる。例えば、キーレスエントリーシステムの動
作状態のデータの場合には、携帯機1に対応する車載機
20以外のデータでは誤表示されるので、IDコードの
一致をデータの正常判断条件とする必要があり、また後
述するIDコードの書き込み(新規携帯機のIDコード
設定)の場合にはIDコードの一致は正常判断条件には
加えない。
【0060】ステップS10では受信が異常であった旨
を表示し、ステップS12に移る。この表示は、LCD
6の文字、あるいはLED7の点灯、点滅により行う。
つまり、ステップS7〜ステップS12の処理によれ
ば、操作スイッチ8の操作があれば、所定時間だけ可視
光によるデータの受信可能状態となり、この所定時間内
にデータの受信がなければ受信状態は解除される。ま
た、受信が正常に完了されなければ、異常状態を表示し
て受信状態は解除される。従って、不要な受信待機状態
を無くすことができ、消費電力を抑えることができる。
また、受信データの異常が把握できるので、必要な場合
にはデータ伝送のやり直しをスムーズに行うことができ
る。また、他のキーレスエントリーシステムに対するデ
ータ等を誤検出することを防止できる。
【0061】ステップS13では、受信したデータがI
Dコードの書込(書換)指示か否かを判断し、IDコー
ドの書込指示であればステップS15に移り、書込指示
でなければステップS14に移る。ステップS14で
は、受信したデータを記憶すると共に必要に応じてその
受信したデータを一定時間、LCD6の文字、あるいは
LED7の点灯、点滅を用いて表示し、処理を終える。
【0062】ステップS15では、IDコードの書込が
可能状態となっているか否かを判断し、可能であればス
テップS16に移り、可能でなければステップS17に
移る。この判断は、所定時間以内に操作スイッチ8によ
りIDコードの書込操作があったか否かにより判断さ
れ、操作スイッチ8により書込操作が行われてから所定
時間以内だけ、IDコードの書込が可能となる。尚、操
作スイッチ8による書込操作は、複数の釦の操作(操作
順等)の組み合わせ、例えばドアのロック釦、アンロッ
ク釦、トランクのロック釦の同時操作やこれら釦の所定
順の操作等、比較的複雑な操作に設定するのが好まし
い。このステップS15の処理により、IDコードの不
意の書き込み、例えば他のキーレスエントリーシステム
からの信号によるIDコードの不意の書き込み、操作ス
イッチ8の誤操作によるIDコードの不意の書き込みを
防止することができる。
【0063】ステップS16では、IDコードの書き込
み、IDコード書込完了表示(LCD6の文字、あるい
はLED7の点灯、点滅)、IDコード書込完了データ
の車載機20への送信等のIDコードの書込処理を行
い、処理を終える。また、ステップS17では、IDコ
ードは書き込まず、IDコード書込不可表示(LCD6
の文字、あるいはLED7の点灯、点滅)、IDコード
書込不可データの車載機20への送信等のIDコードの
書込不可処理を行い、処理を終える。
【0064】これらステップS13〜ステップS17の
処理により、受信したデータの内容が所定時間表示さ
れ、キーレスエントリーシステムの状態が把握でき、ま
たその表示時間が制限されているので、消費電力の消費
を抑えることができる。また、IDコードの書き込みが
容易に行えると共に、その書き込みの成否が表示される
ので、書込失敗時のやり直しをスムーズに行える。
【0065】次に車載機20のマイコン30の行う処理
について説明する。図7は、マイコン30の行う処理を
示すフローチャートである。尚、この処理は、車載機2
0の動作中(車載機20が自動車のバッテリに接続され
ている状態)は繰り返し実行される。
【0066】まず、ステップP1では、操作スイッチ2
3によりIDコードの送信操作がなされたか否かを判断
し、操作があればステップP2に移る。IDコードの送
信操作は、IDコードの書き込みを行う際にするもの、
例えば携帯機1を紛失した場合等に新たに携帯機1と車
載機20とを対とするための操作で、操作スイッチ23
における複数の釦の同時操作やこれら釦の所定順の操作
等、比較的複雑な操作に設定するのが好ましい。
【0067】ステップP2では、IDコードをこれまで
使用していたコード以外のコードに更新し、そのコード
をLED22を用いて可視光で送信し、ステップP3に
移る。尚、IDコードについては、複数のコードをEP
ROM29に書き込んでおき、書き込み処理を行う場合
にこの書き込まれたコードを順にIDコードとして採用
する方法や、乱数によりIDコードを設定する方法等が
ある。ステップP3では、携帯機1からのIDコードの
書き込みの成否を示す信号からIDコードの書き込みの
成否を判断し、成功であれば処理を終え、失敗であれば
ステップP4に移る。ステップP4では、ステップP2
で更新したIDコードを更新前のコードに戻し処理を終
える。
【0068】これらステップP2〜ステップP4の処理
により、更新された新しいコードが書き込むべきコード
として送信され、携帯機1における新しいIDコードの
設定が可能となる。また以前に使用していたIDコード
とコードが変わるので、以前に紛失した携帯機1による
操作はできなくなるので、携帯機1の盗難等に対しての
盗難防止機能の低下を阻止することができる。また、携
帯機1側でのIDコードの書き込みの失敗に対しては、
IDコードの書き込み操作前の元の状態に戻るため、書
き込み失敗時のトラブルの発生を防止でき、再度のID
コード書込操作をスムーズに行うことができる。
【0069】ステップP5では、携帯機1からの状態要
求信号、つまりキーレスエントリーシステムの動作状態
のデータを要求する信号を受信したか否かを判断し、受
信すればステップP6に移り、受信しなければステップ
P7に移る。ステップP6では、キーレスエントリーシ
ステムの動作状態のデータをLED22を用いて可視光
で送信し、処理を終える。
【0070】これらステップP5〜ステップP6の処理
により、携帯機1からの状態要求信号があれば、キーレ
スエントリーシステムの動作状態のデータがLED22
を用いて携帯機1に送信されるので、携帯機1でキーレ
スエントリーシステムの動作状態を把握できるようにな
る。
【0071】ステップP7では、携帯機1からの指示信
号、つまりドアのロックやアンロック等を指示する指示
信号を受信したか否かを判断し、受信すればステップP
8に移り、受信しなければ処理を終える。ステップP8
では、受信した指示信号に応じてドアやトランクのロッ
ク状態や、盗難防止装置のアーム状態(動作・非動作状
態)を変更し、また変更後のキーレスエントリーシステ
ムの動作状態のデータをLED22を用いて可視光で送
信すると言った状態変更処理を行い、処理を終える。
【0072】これらステップP7〜ステップP8の処理
により、携帯機1からの指示信号があれば、受信した指
示信号に応じて、ドアがロック状態になるなどキーレス
エントリーシステムの動作状態が変化し、またキーレス
エントリーシステムの動作状態の変更時に、そのデータ
がLED22を用いて携帯機1に送信されるので、携帯
機1でキーレスエントリーシステムの変更した動作状態
を把握できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るキーレスエントリー
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】(A)(B)は携帯機の例を示す正面図であ
る。
【図3】携帯機の発光部の構成を示す断面図である。
【図4】光信号の受光部の回路構成を示す回路図であ
る。
【図5】(A)(B)はLCDの表示例を示す正面図で
ある。
【図6】マイコンの行う処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】マイコンの行う処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・携帯機 2・・・送信回路 3・・・受光部 6・・・LCD(液晶表示装置) 8・・・操作スイッチ 9、30・・・マイコン 21・・・受信回路 22・・・LED

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が操作する送信装置と、該送信装
    置からの指示信号を受信してその指示信号に応じて遠隔
    制御される機器を制御する受信装置とを備えた遠隔制御
    システムの送信装置において、 前記送信装置の作動状態を表示する送信装置状態表示手
    段を備え、 該送信装置状態表示手段が、前記受信装置の作動状態を
    表示する受信装置状態表示手段を兼用していることを特
    徴とする遠隔制御用送信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信装置状態表示手段が、前記指示
    信号の送信時に点灯して前記指示信号を送信したことを
    示す表示を行うものであることを特徴とする請求項1記
    載の遠隔制御用送信装置。
  3. 【請求項3】 前記送信装置状態表示手段が、前記送信
    装置の電池の残容量に応じた状態で点灯して電池の残容
    量を示す表示を行うものであることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の遠隔制御用送信装置。
  4. 【請求項4】 使用者の操作状態を記憶する操作状態記
    憶手段を備え、 前記受信装置状態表示手段が、前記操作状態記憶手段の
    記憶内容から前記受信装置の作動状態を推定し、推定し
    た作動状態を表示するものであることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかの項に記載の遠隔制御用送信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信装置から該受信装置の作動状態
    を示す信号を受信する作動状態受信部を備え、 前記受信装置状態表示手段が、前記作動状態受信部で受
    信した信号に基づいて前記受信装置の作動状態を検出
    し、検出した作動状態を表示するものであることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の遠隔制御用
    送信装置。
  6. 【請求項6】 前記作動状態受信部が、可視光線による
    信号を受信する可視光受信手段であることを特徴とする
    請求項5記載の遠隔制御用送信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信装置状態表示手段を内蔵するケ
    ースに、該送信装置状態表示手段の表示を外部から見え
    るようにするための表示孔が設けられ、 前記ケース内における前記表示孔を通過する可視光を受
    光できる位置に前記可視光受信手段が配置されているこ
    とを特徴とする請求項6記載の遠隔制御用送信装置。
  8. 【請求項8】 前記ケースの内面に、該ケース内への水
    分の侵入を防止する透明の弾性部材で形成された防水シ
    ートが設けられ、該防水シートは前記表示孔を貫通して
    塞ぎ、 前記可視光は前記防水シートに導光されて前記可視光受
    信手段に到達するように構成されていることを特徴とす
    る請求項7記載の遠隔制御用送信装置。
  9. 【請求項9】 前記可視光受信手段が、前記防水シート
    に当接していることを特徴とする請求項8記載の遠隔制
    御用送信装置。
  10. 【請求項10】 前記可視光受信手段が、光線を受光し
    た時に可視光線による信号を入力できる状態にする入力
    許可手段を備えていることを特徴とする請求項6記載の
    遠隔制御用送信装置。
  11. 【請求項11】 使用者による遠隔制御用送信装置の操
    作から所定時間だけ前記可視光受信手段を動作可能にす
    る動作期間制限手段を備えていることを特徴とする請求
    項10記載の遠隔制御用送信装置。
  12. 【請求項12】 前記可視光受信手段が受信したデータ
    の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段により異常が検出された時に、前記受信
    装置状態表示手段にデータ受信に異常がある旨を表示す
    る異常表示手段とを備えていることを特徴とする請求項
    6記載の遠隔制御用送信装置。
  13. 【請求項13】 前記可視光受信手段が受信したデータ
    を受信から所定時間前記受信装置状態表示手段に表示す
    る受信データ表示手段を備えていることを特徴とする請
    求項6記載の遠隔制御用送信装置。
  14. 【請求項14】 前記送信装置と前記受信装置とを照合
    するIDコードを記憶するコード記憶手段と、 前記可視光受信手段が受信したデータに含まれるIDコ
    ードを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に応じて、前記可視光受信手段が
    受信したデータの採用状態を変えるデータ識別手段とを
    備えていることを特徴とする請求項6記載の遠隔制御用
    送信装置。
  15. 【請求項15】 前記送信装置と前記受信装置とを照合
    するIDコードを書込可能に記憶するコード記憶手段
    と、 前記可視光受信手段が受信したデータにIDコードの書
    込指示と書き込むべきIDコードが含まれる場合、前記
    コード記憶手段に該IDコードを書き込むIDコード書
    込手段とを備えていることを特徴とする請求項6記載の
    遠隔制御用送信装置。
  16. 【請求項16】 前記コード記憶手段へのIDコードの
    書き込みの成否を、指示信号を送信する手段を用いて前
    記受信装置に送信する成否送信手段を備えていることを
    特徴とする請求項15記載の遠隔制御用送信装置。
  17. 【請求項17】 前記コード記憶手段へのIDコードの
    書き込みの成否を、前記受信装置状態表示手段に表示す
    る成否表示手段を備えていることを特徴とする請求項1
    5記載の遠隔制御用送信装置。
  18. 【請求項18】 前記受信装置状態表示手段が、発光素
    子からなり、表示内容に応じて前記発光素子の点滅回数
    を変えるものであることを特徴とする請求項1〜17の
    いずれかの項に記載の遠隔制御用送信装置。
  19. 【請求項19】 前記受信装置状態表示手段が、発光素
    子からなり、表示内容に応じて前記発光素子の所定期間
    における点滅回数を変えると共に、点滅動作を繰り返す
    ものであることを特徴とする請求項1〜17のいずれか
    の項に記載の遠隔制御用送信装置。
  20. 【請求項20】 前記受信装置状態表示手段が、複数の
    色で発光できる多色発光素子からなり、表示内容に応じ
    て前記多色発光素子の発光色を変えるものであることを
    特徴とする請求項1〜17のいずれかの項に記載の遠隔
    制御用送信装置。
  21. 【請求項21】 前記送信装置からの指示信号が、電波
    による信号であることを特徴とする請求項1〜20のい
    ずれかの項に記載の記載の遠隔制御用送信装置。
  22. 【請求項22】 使用者が操作する送信装置と、該送信
    装置からの指示信号を受信してその指示信号に応じて遠
    隔制御される機器を制御する受信装置とを備えた遠隔制
    御システムの受信装置において、 前記受信装置の作動状態を可視光線の発光状態により表
    示する可視光表示手段と、 該可視光表示手段の発光状態により前記送信手段にデー
    タを送信する可視光データ送信手段とを備えていること
    を特徴とする遠隔制御用受信装置。
  23. 【請求項23】 前記送信装置からの指示信号がデータ
    要求指示の場合に、前記可視光データ送信手段を動作さ
    せるデータ送信開始手段を備えていることを特徴とする
    請求項22記載の遠隔制御用受信装置。
  24. 【請求項24】 前記送信装置と前記受信装置とを照合
    するIDコードを書込可能に記憶するコード記憶手段
    と、 IDコードの書換指示があった場合に、新たなIDコー
    ドを生成してコード記憶手段に記憶するコード生成手段
    と、 該コード生成手段により生成されたIDコードを前記可
    視光データ送信手段により送信させるIDコード送信手
    段とを備えていることを特徴とする請求項23記載の遠
    隔制御用受信装置。
  25. 【請求項25】 前記コード生成手段が、 複数のIDコード候補を記憶する候補記憶手段と、 該候補記憶手段に記憶されたIDコード候補からIDコ
    ードを選択するコード選択手段とを備えていることを特
    徴とする請求項24記載の遠隔制御用受信装置。
  26. 【請求項26】 前記コード生成手段が、乱数を発生し
    てIDコードとする乱数発生手段を備えていることを特
    徴とする請求項24記載の遠隔制御用受信装置。
  27. 【請求項27】 前記送信装置から、該送信装置のID
    コードの書き込みの成否を示す成否信号を受信してID
    コードの書き込みの成否を判断する成否判断手段と、 該成否判断手段によりIDコードの書き込みが失敗した
    と判断された場合に、前記コード記憶手段に記憶された
    IDコードを元のIDコードのままとするIDコード復
    帰手段とを備えていることを特徴とする請求項24記載
    の遠隔制御用受信装置。
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