JP4525017B2 - 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4525017B2
JP4525017B2 JP2003277009A JP2003277009A JP4525017B2 JP 4525017 B2 JP4525017 B2 JP 4525017B2 JP 2003277009 A JP2003277009 A JP 2003277009A JP 2003277009 A JP2003277009 A JP 2003277009A JP 4525017 B2 JP4525017 B2 JP 4525017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
operation input
display
user
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003277009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005038345A (ja
Inventor
順次 北原
賢成 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2003277009A priority Critical patent/JP4525017B2/ja
Publication of JP2005038345A publication Critical patent/JP2005038345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4525017B2 publication Critical patent/JP4525017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、描画に時間がかかるような複雑な画像を表示する場合に用いて好適な、情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
例えば、地図や設計図面などの画像を表示させる場合、地図や設計画面を十分拡大させた状態で全体を表示させるためには、広い2次元表示領域を必要としてしまうので、面積の限られたディスプレイ上にその表示情報を表示するために、これらの画像を縮小させて、表示画面上に全体を表示させることができるようにしたり、表示画面上にその一部のみを拡大表示させることができるようになされている。また、画像の全体が表示されていない場合、画像の表示位置を変更させて、現在表示されている領域外の画像を表示させるために、いわゆるスクロール機能が設けられている場合がある。
拡大縮小表示や、スクロール表示などの機能は、現在表示されている表示倍率と異なる表示倍率の画像データや、表示されていない部分を含む大きな範囲の画像データを全て記憶可能な、大容量のグラフィックメモリが備えられていない限り、一般的には、拡大縮小、またはスクロールの指令を受けた場合、新たに表示される画像データを再描画し、再描画された画像データを表示することにより実現されている。このような従来の画像表示技術においては、1つの画像データの描画の終了後、次の画像データを描画するか否かが判断されていた。
近年、入力デバイスとして、従来のマウスに、新たにスクロールボタンが設けられるようになり、例えば、拡大縮小、またはスクロールなどを指令する操作を連続して入力することが容易になった。
特に、描画に時間がかかってしまうような複雑な画像データに対して、拡大縮小、またはスクロールが連続して指令された場合、1つの画像データの描画の終了後、次の画像データを描画するようになされていては、ユーザが所望する拡大率における画像や、ユーザが所望する位置の画像を最終的に表示するまでに、非常に時間がかかってしまう。
このような処理では、ユーザの操作入力に対する応答性が非常に悪いため、正しく操作入力がなされているか否かをユーザが即時に判断することができないので、ユーザは、必要以上に連続して同じ操作を行ってしまいがちであり、結果的に、ユーザが所望する拡大率における画像や、ユーザが所望する位置の画像を表示させることが困難となってしまっていた。
例えば、ユーザが、所望の倍率などを別途入力することにより、ユーザが所望する拡大率における画像を表示するような技術もある。しかしながら、ユーザが、自分自身が所望する画像データの拡大率を具体的な数値として認識していない場合には、小刻みに拡大率を変化させて、表示画面を参照しながら、最終的に、所望の大きさの表示画像データを得るほうが、ユーザにとっては便利であるといえる。スクロール処理においても同様にして、ユーザが、自分自身の操作入力により、小刻みに表示個所を変更して、最終的に、所望の位置の表示画像データを得ることは、ユーザにとって非常に便利である。
このような課題に対して、スクロールスピードを低下させず、かつ専用のハードウェアでアドレス制御をすることなく、スクロール処理を実行することができるグラフィック表示装置を提供するための技術がある(例えば、特許文献1)。
特開平7−271344
この技術によれば、描画プロセッサを管理するタスクを複数個設け、おのおのに描画プロセッサをアクセスする場合の優先順位を付与し、コマンド実行中に、優先順位の高いコマンドが生成された場合、実行中もコマンドを中断して、優先順位の高いコマンドを実行し、その後、中断していたコマンドの処理を再開することで、オペレーティングシステムの改造無しに描画処理の応答性を早くすることが可能となり、リアルタイム性を向上させることができる。また、バッファを設け、スクロール時に、次に表示すべき表示データを予測して、すでにバッファに描画しておくことにより、ユーザの操作入力に即時に応答したスクロールを実現することが可能となる。
このように、従来の技術において、ユーザの操作入力に即時に応答したスクロールを実現させるには、描画プロセッサを管理するタスクを複数個設け、実行中のコマンドの処理を一旦中止し、優先されるコマンドの実行終了後に、中止されたコマンドを再開するなどの複雑な制御が必要とされていた。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、描画に時間がかかるような複雑な画像を表示する場合であっても、複雑な処理を行うことなく、ユーザの操作入力に対する即時応答性と、小刻みに拡大率を変化させて、表示画面を参照しながら、最終的に、所望の大きさの表示画像データを得たり、小刻みに表示個所を変更して、最終的に、所望の位置の表示画像データを得るなどのユーザの求める操作性とが両立されるようにすることができるものである。
本発明の情報処理装置は、ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得手段と、画像を描画する描画手段と、取得手段により取得されたユーザの操作入力に関する情報を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報を選択する選択手段と、選択手段により選択された新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報を記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段および第2の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報を基に、描画手段による画像の描画を制御する制御手段とを備え、第2の記憶手段には、選択手段により新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間経過後に、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶され、制御手段は、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶されているか否かを判断し、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶され、かつ、描画手段により画像の描画が行われていたとき、画像の描画が終了されるように描画手段を制御し、描画手段は、ユーザが画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、画像の構成要素を順次描画することを特徴とする。
新たな画像の描画を指令する操作入力には、画像の表示の拡大を指令する操作入力、画像の表示の縮小を指令する操作入力、または、画像のうちの表示される画像部分の変更を指令する操作入力のうちの少なくとも1つが含まれるものとすることができる。
所定の時間は、1回の操作入力に対する画像の拡大率または縮小率、もしくは、画像のうちの表示される画像部分の移動距離に応じて設定されるようにすることができる。
所定の時間は、所定の時間をTとし、1回の操作入力に対する画像の拡大率または縮小率、もしくは、画像のうちの表示される画像部分の移動距離をPとしたとき、定数aおよびbを用いた式T=a×P+bで表されるようにすることができる。
描画手段には、画像の構成要素を所定の優先順位に基づいて順次描画させるようにすることができる。
本発明の情報処理装置においては、ユーザの操作入力に関する情報が取得され、取得されたユーザの操作入力に関する情報が記憶され、その記憶されたユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が選択され、そのあと、所定の時間経過後に、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶され、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶されているか否かが判断され、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶され、かつ、画像の描画が行われていたとき、画像の描画が終了される。なお、画像の描画は、ユーザが画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて画像の構成要素ごとに行われる。
本発明の情報処理方法は、画像の描画を開始する描画開始ステップと、ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得されたユーザの操作入力に関する情報の、第1の記憶手段への記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、第1の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報を選択する選択ステップと、選択ステップの処理により新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間が経過後に、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報の、第2の記憶手段への記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶された場合、描画開始ステップの処理により開始された画像の描画を終了させる描画終了ステップとを含み、画像の描画は、ユーザが画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、画像の構成要素ごとに順次行われることを特徴とする。
本発明のプログラムは、画像の描画を開始する描画開始ステップと、ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得されたユーザの操作入力に関する情報の、第1の記憶手段への記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、第1の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報を選択する選択ステップと、選択ステップの処理により新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間が経過後に、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報の、第2の記憶手段への記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶された場合、描画開始ステップの処理により開始された画像の描画を終了させる描画終了ステップとを含み、画像の描画は、ユーザが画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、画像の構成要素ごとに順次行われる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の情報処理方法およびプログラムにおいては、画像の描画が開始され、ユーザの操作入力に関する情報が取得され、取得されたユーザの操作入力に関する情報の、第1の記憶手段への記憶が制御され、第1の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が選択され、そのあと、所定の時間が経過後に、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報の、第2の記憶手段への記憶が制御され、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶された場合、開始された画像の描画が終了される。なお、画像の描画は、ユーザが画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、画像の構成要素ごとに順次行われる。
本発明によれば、ユーザの操作入力に基づいて表示される画像データを描画することができ、特に、拡大または縮小、もしくはスクロールなどの、新たな画像の描画を指令する操作入力を連続して受けた場合においても、ユーザの操作入力に対する即時応答性と、ユーザが所望する拡大率で画像を表示させたり、画像のうち、ユーザの所望する部分を表示させることができるような操作性とが両立した表示処理を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が、本明細書に記載されていることを確認するためのものである。したがって、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
更に、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものでもない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置は、ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得手段(例えば、図3の操作入力部62)と、画像を描画する描画手段(例えば、図3の表示データ生成部67)と、取得手段により取得されたユーザの操作入力に関する情報を記憶する第1の記憶手段(例えば、図3の操作バッファ63)と、第1の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する操作入力(例えば、画像の表示の拡大を指令する操作入力、画像の表示の縮小を指令する操作入力、または、画像のうちの表示される画像部分の変更を指令する操作入力)に関する情報を選択する選択手段(例えば、図3の操作取得部64)と、選択手段により選択された新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報を記憶する第2の記憶手段(例えば、図3の操作メモリ65)と、第1の記憶手段および第2の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報を基に、描画手段による画像の描画を制御する制御手段(例えば、図3の表示制御部66)とを備え、第2の記憶手段には、選択手段により新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間経過後に、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶され、制御手段は、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶されているか否かを判断し、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶され、かつ、描画手段により画像の描画が行われていたとき、画像の描画が終了されるように描画手段を制御し、描画手段は、ユーザが画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、画像の構成要素を順次描画することを特徴とする。
請求項に記載の情報処理方法は、画像の描画を開始する描画開始ステップ(例えば、図9のステップS25の処理)と、ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得されたユーザの操作入力に関する情報の、第1の記憶手段への記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、第1の記憶手段により記憶されたユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報を選択する選択ステップと、選択ステップの処理により新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間が経過後に、新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報の、第2の記憶手段への記憶を制御する第2の記憶制御ステップ(例えば、図8のステップS4の処理)と、第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する操作入力に関する情報が記憶された場合、描画開始ステップの処理により開始された画像の描画を終了させる描画終了ステップ(例えば、図9のステップS29の処理)とを含み、画像の描画は、ユーザが画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、画像の構成要素ごとに順次行われることを特徴とする。
また、請求項に記載のプログラムにおいては、各ステップが対応する実施の形態(但し一例)は、請求項に記載の情報処理方法と同様である。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適応した画像表示処理を実行可能なパーソナルコンピュータ1の構成を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)11は、入出力インターフェース12および内部バス13を介して、パーソナルコンピュータ1のユーザが、入力部14を用いて入力した各種指令に対応する信号を受け、入力された信号に基づいた各種処理を実行する。
ROM(Read Only Memory)15は、CPU11が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM(Random Access Memory)16は、CPU11の実行において使用するプログラムやデータ、その実行において適宜変化するパラメータなどを格納する。CPU11、ROM15、およびRAM16は、内部バス13により相互に接続されている。
内部バス13は、入出力インターフェース12とも接続されている。入力部14は、例えば、キーボード、タッチパッド、ジョグダイヤル、あるいはマウスなどからなり、パーソナルコンピュータ1のユーザがCPU11に各種の指令を入力するとき操作される。表示部17は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示部などのディスプレイで構成され、各種情報をテキスト、あるいはイメージなどで表示する。
HDD(hard disk drive)18は、ハードディスクを駆動し、それらにCPU11によって実行されるプログラムや情報を記録または再生させる。ドライブ19には、必要に応じて磁気ディスク21、光ディスク22、光磁気ディスク23、および半導体メモリ24が装着され、データの授受を行う。
ネットワークインターフェース20は、有線、あるいは、無線を介して、他の装置などと接続され、情報の授受を行う。
これらの入力部14乃至ネットワークインターフェース20は、入出力インターフェース12および内部バス13を介してCPU11に接続されている。
次に、本実施の形態の動作環境について説明する。図2を用いて、図1を用いて説明したパーソナルコンピュータ1のCPU11により実行されるソフトウェアプログラムにおけるソフトウェアスタックについて説明する。
OS(Operation System)41とは、例えば、マウス42、キーボード43、またはディスプレイ44などの周辺機器を動作させるためのソフトウェアであるドライバ45の管理や、各種の情報を記録するメモリ46(具体的には、ROM15、RAM16、または、HDD18など)の管理など、多くのアプリケーションプログラム49から共通して利用される基本的な機能を提供し、コンピュータシステム全体を管理するソフトウェアである。OSは、ハードウェアに組み込まれているコンピュータ(すなわち、CPU11)の基本的な動作基盤となるものである。ここでは、いわゆるPC/AT互換機であるパーソナルコンピュータ1について説明しているが、ハードウェアとして、例えば、サン・ソラリス(Sun Solaris)、マッキントッシュ(Macintosh)などが用いられる場合にも、プラットフォームに対応したOSがそれぞれ選択される。ドライバ45とは、入力部14を構成するマウス42またはキーボード43などによる操作入力や、表示部17を構成するディスプレイ44などへの画像出力など、周辺機器を動作させるためのソフトウェアであり、OS41に組み込まれて動作される。
インタプリタ47とは、プログラミング言語で記述されたソフトウェアの設計図(ソースコード)を、CPU11が実行できる形式(オブジェクトコード)に変換しながら、そのプログラムを実行するソフトウェアである。クラスライブラリ48とは、ある特定の機能を持ったプログラムを、オブジェクト指向プログラミング言語を用いて一つの「クラス」として部品化し、関連する複数のクラスを一つのファイルにまとめたものである。オブジェクト指向言語では、共通する属性やメソッド(手続き)を持ったオブジェクト群をまとめたものを「クラス」と称する。こうした「クラス」は、プログラムの部品として利用できるため、よく使われる汎用的なものをクラスライブラリに集めておくことで、プログラミングの労力を軽減することができる。例えば、所定のOS向けのソフトウェアを開発する際に使用できる命令や関数の集合、または、それらを利用するためのプログラム上の手続きを定めた規約の集合であるAPI(Application Program Interface)は、個々のソフトウェアの開発者が、ソフトウェアが備える全ての機能をプログラミングする困難や無駄を省くために提供されているクラスライブラリ群であり、個々の開発者は、規約に従ってその機能を「呼び出す」だけで、自分でプログラミングすることなくその機能を利用したソフトウェアを作成することができる。
アプリケーションプログラム49は、必要に応じて、メモリ46を用いたり、クラスライブラリ48の機能を呼び出して実行しながら、例えば、後述する操作取得処理や画像表示処理を、CPU11に実行させるためのプログラムである。
ユーザの操作入力に基づいて、本発明を適用した画像表示処理が行われる場合、アプリケーションプログラム49として、ユーザの操作入力から、次の画像の描画を指令する操作入力を取得して記憶する操作取得処理を制御するための第1のプログラムと、操作取得処理により取得された指令に基づいて、画像表示処理を制御するための第2のプログラムとが、並行して実行される。
第1のプログラムまたは第2のプログラムは、アプリケーションプログラム49として実現されるものであっても良いし、また、第1のプログラムまたは第2のプログラムの一部または全部は、アプリケーションプログラム49としてではなく、クラスライブラリ48として実現されるものであっても良い。
図3は、本発明を適用した画像表示処理を行うためのプログラムが、RAM16にロードされ、CPU11によって実行される場合の、機能ブロック図である。
入力デバイスドライバ61は、入力部14を構成するマウス41またはキーボード42の動作を制御し、ユーザにより、マウス41またはキーボード42が操作された場合、ユーザの操作入力を示す信号を操作入力部62に供給する。
操作入力部62は、入力デバイスドライバ61からユーザの操作入力を示す信号の供給を受け、例えば、「マウスの右ボタンがクリックされた」「マウスのスクロールボタンが下方向にスクロールされた」または「右移動を指令するカーソルボタンが押下された」などのユーザの操作入力を示す情報を、操作バッファ63に供給する。操作バッファ63は、ユーザの操作入力を示す情報を一時保存する。
操作取得部64は、操作バッファ63を参照し、ユーザの操作入力を画像表示処理に対する指令に対応付けて検出することができ、ユーザの操作入力のうち、例えば、拡大表示の指令、縮小表示の指令、画像の表示位置の移動(スクロール)の指令などの、次の画像の描画を指令する操作入力を検出した場合、検出された操作入力を、表示制御部66が参照可能な操作メモリ65に保存する。
具体的には、操作取得部64は、例えば、操作バッファ63に、「マウスの左ボタンが押下された状態で、表示画面中の××の領域が選択された」後、「マウスのスクロールボタンが上方向にスクロールされた」という操作を示す情報が保存されていた場合、表示制御部66の処理により表示されている画像のうち、選択された部分に対応する画像を拡大表示させるという操作入力を検出したり、「マウスカーソルの位置が表示画面上の位置Aである状態で、マウスの左ボタンがクリックされた」という操作を示す情報が保存されていた場合、表示制御部66の制御により表示されている画像の位置Aに対応する個所がウィンドウのスクロールバーであれば、そのスクロールバーに対する操作、すなわち、表示画像の表示個所の移動(スクロール)の指令を検出して、それらのユーザの指令を操作メモリ65に供給する。
表示制御部66は、操作バッファ63を参照し、ユーザの操作入力を画像表示処理に対する指令に対応付けて検出することができ、ユーザの操作入力に基づいて、表示データ生成部67を制御して、表示データの生成を制御するとともに、次の画像の描画を指令する操作入力が操作メモリ65に記憶されているか否かを判断し、次の画像の描画を指令する操作入力が操作メモリ65に記憶されている場合、現在描画処理中の画像データがあるときには、その描画処理を終了させ、新たな描画処理を開始させる。
表示データ生成部67は、表示制御部66の制御に基づいて、表示データメモリ68に保存されている画像データを読み出して、表示処理部69に供給したり、ユーザの操作入力を基に、新たな直線または曲線が追加された表示画像データを生成し、表示処理部69に供給するとともに、表示データメモリ68に供給する。表示データメモリ68は、表示データ生成部67から供給された画像データを記憶する。
表示処理部69が実行する処理は、一般的に、グラフィックアクセラレータまたはグラフィックプロセッサと称されるハードウェアの処理に対応するものであり、表示データ生成部67から供給された画像データを描画するための処理を実行する。すなわち、表示処理部69は、供給された画像データを構成する、例えば、直線や曲線、あるいは、円や四角形などに対応する図形データ(多くの場合は、ベクトルデータにより記述されているデータ)を基に、指定の位置に指定の図形を順次発生させ、内部に有するフレームメモリに書き込む処理を行う。
表示デバイスドライバ70は、表示部17を構成するディスプレイ44の動作を制御するものであり、表示処理部69のフレームメモリに書き込まれた情報を読み込んで、ディスプレイ44に表示させる。
図3に示される各ブロックと、図2を用いて説明したソフトウェアスタックとの関係を例示すると、例えば、入力デバイスドライバ61および表示デバイスドライバ70は、図2におけるドライバ45に含まれるものであり、操作バッファ63、操作メモリ65、および、表示データメモリ68は、メモリ46に含まれるものであり、操作入力部62および表示処理部69の処理は、クラスライブラリ48として実現されるものであり、操作取得部64の処理は、アプリケーションプログラム49のうちの第1のアプリケーションプログラムとして実現されるものであり、表示制御部66および表示データ生成部67の処理は、アプリケーションプログラム49のうちの第1のアプリケーションプログラムと並行して実行可能な第2のアプリケーションプログラムとして実現されるものであるとすることができる。
なお、図3に示される各ブロックと、図2を用いて説明したソフトウェアスタックとの関係は、上述した例示のとおりでなくても良く、例えば、操作入力部62および表示処理部69の処理がクラスライブラリ48として用意されていなくても、アプリケーションプログラム49として実現されていても良いし、操作取得部64の処理や、表示制御部66および表示データ生成部67の処理のうちの一部が、クラスライブラリ48として用意されていてもよい。
例えば、図4に示されるような表示ウィンドウ81に表示されている図面データに対して、キーボード43の所定のキー(例えば、アップキーまたはダウンキー)が押下される操作、マウス42に設けられているスクロールボタンが上方向、または下方向に回転される操作、または、表示画面上に操作入力アイコンが表示され、操作入力アイコンとして、拡大ボタンおよび縮小ボタンが用意されている状態において、拡大ボタンと対応する位置または縮小ボタンと対応する位置にマウスカーソルが移動されて、マウス42の左ボタンが押下される操作が、拡大表示の指令または縮小表示の指令に対応付けられ、これらの操作が検出された場合、例えば、110%や120%などの所定の拡大率、または、1/1.1倍や1/1.2倍などの所定の縮小率で、表示画像の拡大縮小処理が行われる。
図5は、図4の表示ウィンドウ81に対して、約1.46倍(1.1の4乗倍)された画像が表示されている表示ウィンドウ101であり、図6は、図4に対して、約1.95倍(1.1の7乗倍)された画像が表示されている表示ウィンドウ111であり、更に、図7は、図4に対して、約10.8倍(1.1の25乗倍)された画像が表示されている表示ウィンドウ121である。
図4に示される表示ウィンドウ81では、図面の全体が表示されているが、例えば、文字などの細かい部分が判別しにくい。また、図7の表示ウィンドウ122では、例えば、図面を構成する線分の交点の位置や文字のフォントなどの詳細な部分を確認することができるが、この部分が、全体のどの位置であるかは分からない。したがって、ユーザにとっては、ある程度小刻みの倍率で、表示ウィンドウ内の画像の拡大縮小を指令することができるようになされていると好適である。
拡大を指令する1回の操作入力に基づいて、表示画像が、1.1倍拡大されて表示され、縮小を指令する1回の操作入力に基づいて、表示画像が、1/1.1倍縮小されて表示されるものとした場合、図4の表示ウィンドウ81が表示されている状態で、拡大表示の指令が4回入力された場合、最終的に、図5の表示ウィンドウ101が表示され、図5の表示ウィンドウ101が表示されている状態で、拡大表示の指令が3回入力された場合、最終的に、図6の表示ウィンドウ111が表示され、更に、図6の表示ウィンドウ111が表示されている状態で、拡大表示の指令が18回入力された場合、最終的に、図7の表示ウィンドウ121が表示される。なお、縮小表示される場合においても、縮小表示の指令の回数に基づいて、ユーザの所望の倍率の縮小表示が行われる。
もし、拡大または縮小を指令する操作入力が連続してなされた場合において、1回の操作入力に対して、それぞれの倍率における描画処理が終了するまで、次の描画処理が開始できないようになされているのであれば、図4に示される表示ウィンドウ81から、図5に示される表示ウィンドウ101の表示まで拡大表示が行われるとき、4回の描画処理が必要となり、図5に示される表示ウィンドウ101から、図6に示される表示ウィンドウ111の表示まで拡大表示が行われるとき、3回の描画処理が必要となり、図6に示される表示ウィンドウ111から、図7に示される表示ウィンドウ121まで拡大表示が行われるとき、18回の描画処理が必要となってしまう。なお、縮小表示される場合においても、それぞれの倍率における描画処理が終了するまで、次の描画処理が開始できないようになされているのであれば、同様に、ユーザの所望の倍率まで縮小表示を行うためには、複数回の描画処理が必要となってしまう。
また、拡大縮小の指令がなされたときのみならず、表示位置の移動(スクロール)が指令された場合においても、拡大縮小処理と同様の現象が発生する。すなわち、ユーザの1回の操作入力に基づく移動距離が予め定められ、移動を指令する操作入力が連続して入力された場合においても、それぞれの位置における描画処理が終了するまで、次の描画処理が開始できないようになされているのであれば、ユーザの所望する位置の画像が表示されるまでには、(ユーザの所望する移動距離/1回の操作入力に基づく移動距離)に対応する回数の描画処理が必要となってしまう。
図7の表示ウィンドウ122では、1つのウィンドウに表示されるデータが少ないため、描画するのに時間がかからない。一方、図5に示される表示ウィンドウ81では、1つのウィンドウに表示されるデータが多いため、描画するのに時間がかかってしまう。
すなわち、従来のように、一度指令された描画処理が終了するまで、次の描画処理が開始されないようになされている場合、特に、低い拡大率において画像を拡大または縮小させたり、画像の表示位置を移動させるとき、操作に対する表示の応答性が悪くなる。
そこで、次の画像の描画を指令する操作入力があった場合、操作取得部64は、操作メモリ65に次の画像の描画を指令する操作入力を示す情報を記録し、表示制御部66は、操作メモリ65を参照して、次の画像の描画を指令する操作入力が操作メモリ65に記憶されているか否かを判断し、次の画像の描画を指令する操作入力が操作メモリ65に記憶されている場合、現在描画処理中の画像データがあるときには、その描画処理を終了させ、新たな描画処理を開始させる。
ところで、高速かつ連続で、次の描画を指令する操作が入力された場合、その操作入力に即時応答させて、現在の描画処理を終了させ、次の描画の開始を行わせるようにしてしまっては、実際に表示される画像の描画の開始後すぐにその描画が終了されてしまうため、ユーザが、現在の拡大率または表示位置を確認することができない。このような場合、ユーザが所望する拡大率または表示位置となるように操作入力を行うことが困難になってしまうため、操作性が悪くなってしまう。
したがって、次の描画を指令する操作が入力された場合、操作取得部64は、ユーザが現在の拡大率または表示位置を確認することができる程度までの描画処理が実行可能な所定の時間が経過したのち、操作メモリ65に次の画像の描画を指令する操作入力を示す情報を記憶させる。このことにより、操作に対する表示の応答性と、ユーザが所望する拡大率または表示位置となるように操作入力を行うための操作性を両立させるようにすることが可能となる。
なお、1回の操作入力に対する拡大率もしくは縮小率、または、移動距離は、表示画面中の設定ボタン91を選択し、図示しない設定ウィンドウを表示させて、ユーザにより設定可能としても良い。また、マウス42のスクロールボタンの操作が表示画像の拡大表示もしくは縮小表示、または、表示位置の移動に対応されている場合、1回の操作に対応する拡大率もしくは縮小率、または、移動距離と、スクロールボタンの回転角とを対応させるようにしても良い。
また、操作取得部64が、操作バッファから検出した次の画像の描画を指令する操作入力を示す情報を操作メモリ65に記録するまでの待ち時間は、予め定められているものとしても、ユーザにより設定可能としても良いし、1回の操作入力に対する拡大率もしくは縮小率、または、移動距離の設定値に基づいて算出されるようにしても良い。
次に、図8のフローチャートを参照して、操作取得処理について説明する。ここでは、上述したように、操作入力部62の処理は、クラスライブラリ48を呼び出すことにより提供される処理であり、アプリケーションプログラム49の処理にかかわらず、操作入力部62の処理により、入力デバイスドライバ61がマウス42やキーボード43から取得した操作入力に対応する情報が操作バッファ63に逐次保存されるものとして説明する。
ステップS1において、操作取得部64は、操作バッファ63を参照する。
操作取得部64は、例えば、操作バッファ63に、「マウスの左ボタンが押下された状態で、表示画面中の××の領域が選択された」後、「マウスのスクロールボタンが上方向にスクロールされた」という操作を示す情報が保存されていた場合、表示制御部66の処理により表示されている画像のうち、選択された部分に対応する画像を拡大表示させるという操作入力を検出したり、「マウスカーソルの位置が表示画面上の位置Aである状態で、マウスの左ボタンがクリックされた」という操作を示す情報が保存されていた場合、表示制御部66の処理により表示されている画像の位置Aに対応する個所がウィンドウのスクロールバーであれば、そのスクロールバーに対する操作、すなわち、表示画像の表示個所の移動(スクロール)の指令を検出するようになされているので、ステップS2において、操作取得部64は、操作バッファ63から、次の画像の描画を指令する操作入力が検出されたか否かを判断する。
ステップS2において、次の画像の描画を指令する操作入力が検出されなかったと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS2において、次の画像の描画を指令する操作入力が検出されたと判断された場合、ステップS3において、操作取得部64は、内部に有する図示しないカウンタ(またはタイマ)を用いて、所定の時間だけカウントする。
後述する処理により、次の画像データの描画を指令する操作入力に対応する情報が、操作メモリ65から検出された場合、現在の描画処理が終了されて、次の画像データの描画処理が開始される。もし、ステップS3において、所定の時間だけカウントすることなく、ユーザの操作入力が操作メモリ65に記憶されて、検出された操作入力に対して即時に現在の描画を中止するように制御されてしまった場合、表示画像の拡大縮小、または、移動などを指令する操作入力が連続して行われてしまっては、ユーザが現在の表示データの大きさや位置を認識するよりも早く次の描画が行われてしまうので、連続した操作入力後、ユーザの意図と異なる倍率の画像が表示されたり、ユーザの意図と異なる位置の画像が表示されてしまう恐れがある。このようなことがないように、ステップS3においては、ユーザが現在の拡大率または表示位置を確認することができる程度までの描画処理が実行可能な所定の時間がカウントされるようになされている。
また、ステップS3においてカウントされる時間は、1回の操作入力に対する拡大率または縮小率、もしくは、画像の移動距離によって変動する値としてもよい。例えば、少ない操作回数で最大倍率から最小倍率まで倍率が変更されるように、1回の操作入力に対する拡大率もしくは縮小率が大きく設定されているとき、または、少ない操作回数で画像の一端から他端まで移動可能なように、1回の操作入力に対する画像の移動距離の設定が大きく設定されているとき、ステップS3においてカウントされる所定の時間が短く設定されていると、即時応答性には優れているが、少ない回数の操作により、短時間に拡大率または表示位置が大きく変更されてしまい、ユーザが、現在の表示倍率または表示位置を確認しながら操作を行うことが困難になってしまう恐れがあるので、カウントされる所定の時間を長く設定するようにすれば好適である。また、最大倍率から最小倍率まで倍率が変更されるための操作回数が多くなるように、1回の操作入力に対する拡大率もしくは縮小率に小さな値が設定されているとき、または、画像の一端から他端まで移動するために必要な操作回数が多くなるように、1回の操作入力に対する画像の移動距離に小さな値が設定されているとき、ステップS3においてカウントされる所定の時間が長ければ、ユーザの所望する表示倍率または表示位置で画像が表示がされるまでに時間がかかってしまい、操作に対する即時応答性が悪くなるので、カウントされる所定の時間が短く設定されるようにすれば好適である。
例えば、ステップS3においてカウントされる時間は、次の式(1)で示されるように、1回の操作入力に対する拡大率もしくは縮小率、または、画像の移動距離の設定値に比例するように設定されるものとしても良い。
T=a×P+b・・・(1)
ここで、Tは、ステップS3においてカウントされる時間であり、Pは、1回の操作入力に対する拡大率もしくは縮小率、または、画像の移動距離であり、aおよびbは、実験的または経験的に定められる定数である。
ステップS4において、操作取得部64は、検出された操作バッファの状態、すなわち、次の画像の描画の指令を、操作メモリ65に供給して書き込み、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
このような処理により、ユーザの操作入力のうち、次の画像の描画の指令が抽出されて、操作メモリ65に書き込まれるので、後述する処理において、表示制御部66により、操作メモリ65が参照されて、次の画像の描画の指令があったか否かに基づいて、画像の描画処理が制御される。
なお、ここでは、上述したように、操作入力部62の処理はクラスライブラリ48により提供される処理であり、アプリケーションプログラム49の処理にかかわらず、操作入力部62の処理により、入力デバイスドライバ61がマウス42やキーボード43から取得した操作入力に対応する情報が操作バッファ63に逐次保存されるものとして説明したが、操作入力部62の処理がアプリケーションプログラム49の処理として提供されている場合、ステップS1の処理の前に、操作入力部62が、入力デバイスドライバ61がマウス42やキーボード43から取得した操作入力に対応する情報を操作バッファ63に逐次保存する処理を実行するステップが加えられるのは言うまでもない。
次に、図9のフローチャートを参照して、画像表示処理について説明する。
ステップS21において、表示制御部66は、操作バッファ63を参照する。
ステップS22において、表示制御部66は、操作バッファ63に保存されているユーザの操作入力を示す情報を基に、例えば、画像データに対応するファイルを選択して表示させるためのクリック操作など、画像表示を指令する操作入力が検出されたか否かを判断する。ステップS22において、画像表示を指令する操作入力が検出されなかったと判断された場合、処理は、ステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS22において、画像表示を指令する操作入力が検出されたと判断された場合、ステップS23において、表示制御部66は、表示データ生成部67を制御して、ユーザに指定された画像データを、画像データメモリ68から読み出させる。
ステップS24において、表示制御部66は、表示データ生成部67を制御し、ユーザの操作入力に基づいて画像データを生成させる。
ステップS25において、表示データ生成部67は、画像を表示させるための描画処理を開始する。すなわち、表示データ生成部67は、ステップS24において、例えば、図10に示される表示ウィンドウ151に表示されている、四角形161、円162、曲線163、および、複数の直線により構成された線164により構成される画像データを生成した場合、四角形161、円162、曲線163、および、線164を、順次、内部のフレームメモリに書き込む処理を開始する。表示処理部69は、フレームメモリに書き込まれた図形をディスプレイ44に表示させるために表示デバイスドライバ70を制御する。
ステップS26において、表示制御部66は、操作バッファ63を参照し、操作バッファ63に画像表示の終了を指令する操作入力が記憶されているか否かを判断する。
ステップS26において、操作バッファ63に画像表示の終了を指令する操作入力が記憶されていないと判断された場合、ステップS27において、表示制御部66は、操作メモリ65を参照し、操作メモリ65に次の画像の描画を指令する操作入力が記憶されているか否かを判断する。
ステップS27において、操作メモリ65に次の画像の描画を指令する操作入力が記憶されていないと判断された場合、ステップS28において、表示制御部66は、操作メモリ65を参照し、例えば、新たな線分や図形の描画など、操作メモリ65に記憶されているユーザの操作入力に基づいた処理を実行させるために表示データ生成部67を制御し、処理は、ステップS26に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS27において、操作メモリ65に次の画像の描画を指令する操作入力が記憶されていると判断された場合、ステップS29において、表示制御部66は、現在描画処理中の画像の描画処理があれば、表示データ生成部67を制御して、その描画処理を終了させ、処理は、ステップS24に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
例えば、図10に示される表示ウィンドウ151内の画像の描画が終了されたあと、ユーザにより拡大表示が指令された場合、操作メモリ65に次の画像の描画を指令する操作入力が記憶されるので、次のステップS24において、所定の拡大率で拡大された画像に対応する画像データが生成されて、ステップS25において、生成された画像の描画が開始される。そして、図11に示されるように、図10の四角形161を拡大した四角形181と、図10の線164を拡大した線182が描画された状態で、ユーザが、現在の画像の拡大率を認識して、画像の拡大表示を指令する操作を更に入力したときに、図8を用いて説明した操作取得処理のステップS4の処理により、画像の拡大表示の指令が操作メモリ65に更に書き込まれる。そして、ステップS27の処理により、操作メモリ65に記憶されている画像の拡大表示の指令が検出された場合、ステップS29の処理において、表示制御部66は、表示データ生成部67を制御して、図10の円162および曲線163に対応する拡大図形を描画させることなく、描画処理を終了させ、処理は、ステップS24に戻る。
そして、次のステップS24において、所定の拡大率で拡大された画像に対応する画像データが生成されて、ステップS25において、生成された画像の描画が開始され、図12に示されるような拡大画像を表示した表示ウィンドウ191が表示される。なお、図12の表示ウィンドウ191に表示されている四角形201、円202、曲線203、および、複数の直線により構成された線204により構成される画像データの描画処理中に、例えば、拡大、縮小、またはスクロールなど、次の画像の描画を指令する操作入力がなされ、図8を用いて説明した操作取得処理のステップS4の処理により、画像の拡大表示の指令が操作メモリ65に更に書き込まれ、ステップS27の処理により、操作メモリ65に記憶されている画像の拡大表示の指令が検出された場合、四角形201、円202、曲線203、および、複線204により構成される画像データが最後まで描画されていなくても、描画処理が終了されて、次の画像データが描画される。
そして、ステップS26において、操作バッファ63に画像表示の終了を指令する操作入力が記憶されていると判断された場合、処理が終了される。
このような処理により、ユーザの操作に対する即時応答性と、ユーザが所望の拡大率で画像を表示させたり、所望の位置の画像を表示させるための操作性とを両立させることが可能となる。
なお、少なくとも図8のステップS3の処理により所定の時間だけカウントされている間に描画される内容を基に、ユーザが、現在の表示の拡大率や、現在の表示位置をよりよく理解することができるように、換言すれば、ステップS3の処理によりカウントされる時間が短くても、ユーザが、現在の表示の拡大率や、現在の表示位置を認識することができるように、画像データの構成要素に所定の優先順位を付け、その優先順位を基に、画像の描画の順番を制御するようにしても良い。
例えば、図4乃至図6を用いて説明したように、拡大率がそれほど大きくないために、描画内容が多く、全て描画するために時間がかかってしまうような図面データなどにおいて、文字が優先的に早く描画されても、ユーザが、現在の表示の拡大率や、現在の表示位置を認識する助けにはなり難い。それに対して、壁面を構成する直線などが優先的に描画されることにより、ユーザは、現在の表示の拡大率や、現在の表示位置をよりよく認識することができる。
描画される画像データが、図4乃至図7を用いて説明したような設計図面データである場合、図面データを構成する線分や図形に属性情報が付加されていることが多いので、このような属性情報を利用して、描画の順番を制御することができるようにしても良い。これに対して、図面データを構成する線分や図形に属性情報が付加されていない場合、例えば、長い直線や大きな範囲にわたって描かれている図形などを優先的に描画するようにしたり、ユーザの指令による拡大、縮小、または、移動による変形率の低い図形を優先的に描画するようにしても良い。
また、図9のステップS27の処理では、表示制御部66は、操作メモリ65を参照し、次の画像の描画を指令する操作入力が記憶されているか否かを判断するようになされているが、例えば、表示制御部66が、操作バッファ63に記憶されている情報を基に、次の画像の描画を指令する操作入力が記憶されているか否かを判断することができるようになされている場合や、操作入力部62および操作バッファ62が、操作取得部64および操作メモリ65の機能を含む場合などは、ステップS27の処理において、表示制御部66は、操作メモリ65に代わって、操作バッファ63を参照して、次の画像の描画を指令する操作入力が記憶されているか否かを判断し、操作取得部64および操作メモリ65を省略するようにしても良い。
以上説明した処理は、あらゆるプラットフォームに適用可能であり、更に言えば、あらゆるプラットフォーム上で起動するソフトウェアにおいて実行可能であり、例えば、建築図面や設計図面を作成するためのCAD(computer aided design)専用機や、CADAM(computer graphics augmented design and manufacturing system)専用機などにおいても適用可能であることは言うまでもない。
すなわち、プラットフォームやOSの種類にかかわらず、図3を用いて説明した機能ブロック(ただし、上述したように、操作取得部64および操作メモリ65を省略することが可能な場合もある)を有する情報処理装置において、本発明は適用可能であるし、図3を用いて説明した機能ブロックを、ハードウェアにて実現する情報処理装置においても、本発明は適用可能である。
上述した一連の処理を実行するソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図1に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク21(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク22(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク23(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ24などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
また、本明細書において、プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、複数のプログラムを実行することによって装置が実現することができると説明されている処理と同様の処理が、1つのプログラムによって実行可能である場合、本発明は、1つのプログラムによって同様の処理を実行する装置や、対応する1つのプログラムをも含むものである。
本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 ソフトウェアスタックについて説明するための図である。 図1のパーソナルコンピュータにおいて本発明を適用した処理が実行される場合の機能ブロック図である。 表示されるウィンドウの例を示す図である。 図4のウィンドウにおいて表示されている画像を拡大表示した場合について説明するための図である。 図5のウィンドウにおいて表示されている画像を更に拡大表示した場合について説明するための図である。 図6のウィンドウにおいて表示されている画像を更に拡大表示した場合について説明するための図である。 操作取得処理について説明するためのフローチャートである。 画像表示処理について説明するためのフローチャートである。 図9の画像表示処理において表示される画像を説明するための図である。 図9の画像表示処理において表示される画像を説明するための図である。 図9の画像表示処理において表示される画像を説明するための図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
11 CPU
14 入力部
15 ROM
16 RAM
17 表示部
18 HDD
41 OS
45 ドライバ
46 メモリ
47 インタプリタ
48 クラスライブラリ
49 アプリケーションプログラム
61 入力デバイスドライバ
62 操作入力部
63 操作バッファ
64 操作取得部
65 操作メモリ
66 表示制御部
67 表示データ生成部
68 表示データメモリ
69 表示処理部
70 表示デバイスドライバ

Claims (6)

  1. ユーザの操作入力に基づいて、画像を表示する処理を実行する情報処理装置において、
    前記ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得手段と、
    前記画像を描画する描画手段と、
    前記取得手段により取得された前記ユーザの操作入力に関する情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段により記憶された前記ユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段により記憶された前記ユーザの操作入力に関する情報を基に、前記描画手段による前記画像の描画を制御する制御手段と
    を備え、
    前記第2の記憶手段には、前記選択手段により新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間経過後に、新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が記憶され、
    前記制御手段は、前記第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が記憶されているか否かを判断し、前記第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が記憶され、かつ、前記描画手段により画像の描画が行われていたとき、前記画像の描画が終了されるように前記描画手段を制御し、
    前記描画手段は、ユーザが前記画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、前記画像の構成要素を順次描画する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 新たな画像の描画を指令する前記操作入力には、前記画像の表示の拡大を指令する前記操作入力、前記画像の表示の縮小を指令する前記操作入力、または、前記画像のうちの表示される画像部分の変更を指令する前記操作入力のうちの少なくとも1つが含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の時間は、1回の前記操作入力に対する前記画像の拡大率または縮小率、もしくは、前記画像のうちの表示される画像部分の移動距離に応じて設定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の時間は、前記所定の時間をTとし、1回の前記操作入力に対する前記画像の拡大率または縮小率、もしくは、前記画像のうちの表示される画像部分の移動距離をPとしたとき、定数aおよびbを用いた式
    T=a×P+b
    で表される
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. ユーザの操作入力に基づいて、画像を表示する処理を実行する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記画像の描画を開始する描画開始ステップと、
    前記ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記ユーザの操作入力に関する情報の、第1の記憶手段への記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、
    前記第1の記憶手段により記憶された前記ユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理により新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間が経過後に、新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報の、第2の記憶手段への記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、
    前記第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が記憶された場合、前記描画開始ステップの処理により開始された前記画像の描画を終了させる描画終了ステップと
    を含み、
    前記画像の描画は、ユーザが前記画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、前記画像の構成要素ごとに順次行われる
    ことを特徴とする情報処理方法。
  6. ユーザの操作入力に基づいて、画像を表示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記画像の描画を開始する描画開始ステップと、
    前記ユーザの操作入力に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記ユーザの操作入力に関する情報の、第1の記憶手段への記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、
    前記第1の記憶手段により記憶された前記ユーザの操作入力に関する情報から、新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップの処理により新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が選択されたあと、所定の時間が経過後に、新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報の、第2の記憶手段への記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、
    前記第2の記憶手段に新たな画像の描画を指令する前記操作入力に関する情報が記憶された場合、前記描画開始ステップの処理により開始された前記画像の描画を終了させる描画終了ステップと
    を含み、
    前記画像の描画は、ユーザが前記画像において表示の拡大率または表示位置を認識しやすい構成要素の優先順位が高くなるように設定された優先順位に基づいて、前記画像の構成要素ごとに順次行われる
    ことを特徴とするプログラム。
JP2003277009A 2003-07-18 2003-07-18 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム Expired - Fee Related JP4525017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277009A JP4525017B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277009A JP4525017B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005038345A JP2005038345A (ja) 2005-02-10
JP4525017B2 true JP4525017B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=34213143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277009A Expired - Fee Related JP4525017B2 (ja) 2003-07-18 2003-07-18 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4525017B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182815A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Fujitsu Ltd 表示装置および表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2003177904A (ja) * 2001-12-07 2003-06-27 Canon Inc 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182815A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Fujitsu Ltd 表示装置および表示制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2003177904A (ja) * 2001-12-07 2003-06-27 Canon Inc 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、記憶媒体、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005038345A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8276095B2 (en) System for and method of generating and navigating within a workspace of a computer application
JPH08212045A (ja) 描画のスケールを変更する方法およびコンピュータ・グラフィック装置
JPS61194577A (ja) グラフイツク・オブジエクトの編集方法
JP4381761B2 (ja) 表示制御装置および表示制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP3186241B2 (ja) 図形編集装置
JPH08328795A (ja) ツールボタンの設定のための方法及び編集装置
JPH10188014A (ja) 画像編集方法及び装置
JPH11126149A (ja) 情報処理装置及びその方法並びにメモリ媒体
JP3809424B2 (ja) 選択領域制御装置、選択領域制御方法及び選択領域制御プログラム
JP4525017B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム
JP2006106983A (ja) 表示装置及び表示方法
JPH0540590A (ja) マルチウインドウ表示方法及びその装置
JPH1049338A (ja) コマンドボタン制御方式
JPH01191269A (ja) 画像制御装置
JP2002329212A (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JPH09258952A (ja) カードベースハイパーメディア編集制御方法とシステム
JP4670289B2 (ja) 表示制御装置
JPH11353086A (ja) ウインドウの制御方法及び装置並びに記録媒体
JP2001067165A (ja) サブウィンドウの表示制御方法
JPH11327736A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ
JPH08263528A (ja) Cad装置
JP2000155848A (ja) 図形処理装置/方法及びプログラム記録媒体
JPS63265368A (ja) 画像処理装置
JPH08147491A (ja) 文書編集装置
JPH08185429A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090903

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4525017

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees