JP4524164B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
さらに、本発明は、前記パターンのトナー量の変更が、パターン面積の大きさを変えて行うと、効果的である。
さらに、前記潤滑剤が間接的に供給される機会が少ない作像モードは白黒モードで、前記潤滑剤が間接的に供給される機会が多い作像モードはフルカラーモードであると、効果的である。
図1は、カラー画像形成装置の一例を示す概略図である。ここに示した画像形成装置の画像形成部は、像担持体としての中間転写ベルト1が配置され、中間転写ベルト1はローラ2,3,4,5に巻き掛けられ、ローラ2,3の一方が駆動ローラとして時計方向に回転駆動することにより矢印A方向に走行駆動される。また、画像形成部は中間転写ベルト1の上部走行辺に対向して第1ないし第4の作像ユニット6a,6b,6c,6dが設けられている。第1ないし第4の作像ユニット6a,6b,6c,6dは、像担持体としてドラム状の感光体7a,7b,7c,7dを有し、その各感光体上にマゼンタトナー像、シアントナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。
実施例1
上記中間転写ベルト1は、その材料としてポリイミドを用いており、ポリアミック酸の溶液中にカーボンブラックを分散させ、その分散液を金属ドラムに流入して乾燥させた後、金属ドラムから剥離したフィルムを高温度下で伸長させてポリイミドフィルムを形成し、適当な大きさに切り出してポリイミド樹脂からなる無端状のベルトを作製するようにした。フィルム成形は一般的な方法に従って、カーボンブラックを分散したポリマー溶液を円筒金型に注入し、100〜200℃に加熱しつつ円筒金型を回転させて遠心成形によりフィルム状に成膜した。このようにして得られたフィルムを半硬化した状態で脱型して鉄芯に被せ、300〜450℃でポリイミド化反応を進行させ硬化させて中間転写ベルト1を得るようにした。このとき、カーボン量,焼成温度,硬化速度等を変更してベルトの抵抗を調整することができる。このように作られたベルトの表面摩擦係数は0.45であった。表面摩擦係数の測定には、新東科学製HEIDON TRIBOGEAR μs 94iを用いた。
図4における転写効率とは、感光体7上のトナー量に対する、中間転写ベルト1へ転写されたトナー量の比であり、一次転写の効率を示すものである。この結果から、転写効率は感光体7、中間転写ベルト1間の表面摩擦係数差に大きく影響を受け、中間転写ベルト1と比較して、感光体7の表面摩擦係数が低いほど転写効率は高くなることがわかる。
中間転写ベルトと二次転写ローラへの潤滑剤塗布量を調節することで、それぞれの表面摩擦係数を同じ値に調節し、連続通紙することで、ブレードめくれの発生しやすさを比較した。結果を図5に示す。
フッ素樹脂粒子の具体例としては、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル及びパーフルオロアルキルビニルエーテルなどの重合体、及びそれらの共重合体が用いられる。
中間転写ベルト1の表面摩擦係数は、表面の粗さによってばらつくが、一般的にその材質から0.35〜0.7程度となる。
実施例2
上記実施例2の構成によれば、感光体7と二次転写ローラ13の少なくとも一方に潤滑剤を塗布することで、虫食いなどの一次転写不良とブレードめくれの両方を防止できることがわかったが、クリーニングブレード21へのトナー入力量が極端に少ない条件(白紙を連続で通紙するなど)では、ブレードめくれが発生することがある。
ブレード入力パターンの効果を確かめるため、実施例1の構成と実施例2の構成で、白紙画像を1万枚通紙してブレードめくれを評価したところ、実施例1の構成では途中でブレードめくれが発生したが、実施例2の構成では発生しなかった。したがって、このようなブレード入力パターンを形成することにより、ブレードめくれをより確実に防止できることが確かめられた。
実施例4は、二次転写ローラに潤滑剤を塗布する構成とした。その他の構成は図1の構成と同じである。
実施例5は、二次転写ローラに潤滑剤を塗布する構成とした。その他の構成は図1の構成と同じである。
実施例6
6 感光体
13 二次転写ローラ
21 クリーニングブレード(中間転写ベルト用)
30 潤滑剤塗布装置
31 塗布ブラシ
33 潤滑剤
34 加圧スプリング
27 クリーニングブレード(二次転写ローラ用)
Claims (10)
- 画像情報に応じたトナー像が形成される像担持体と、該像担持体に当接される中間転写部材と、前記像担持体のトナー像を前記中間転写部材に転写する一次転写手段と、前記中間転写部材に圧接され、当該中間転写部材に転写して保持されたトナー像を、記録媒体に一括転写する二次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記像担持体と前記二次転写手段の少なくとも一方には潤滑剤供給手段によって潤滑剤が供給され、前記中間転写部材に対しては前記像担持体と前記二次転写手段の少なくとも一方に供給された潤滑剤を間接的に供給し、
前記中間転写部材に残留したトナーを除去するためのクリーニングブレードを有し、
画像間にトナー像のパターンを形成し、該パターンを前記クリーニングブレードに浸入させる構成であり、
前記パターンのトナー量は、前記像担持体あるいは前記二次転写手段のいずれか一方または両方から前記中間転写部材への潤滑剤が間接的に供給される機会が少ない作像モードのとき、潤滑剤が間接的に供給される機会が多い作像モードのときと比べて多くなるように変更することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記パターンのトナー量の変更は、単位面積あたりの付着量を変えて行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1に記載の画像形成装置において、前記パターンのトナー量の変更は、パターン面積の大きさを変えて行うことを特徴とする画像形成装置。
- 画像情報に応じたトナー像が形成される像担持体と、該像担持体に当接される中間転写部材と、前記像担持体のトナー像を前記中間転写部材に転写する一次転写手段と、前記中間転写部材に圧接され、当該中間転写部材に転写して保持されたトナー像を、記録媒体に一括転写する二次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記像担持体と前記二次転写手段の少なくとも一方には潤滑剤供給手段によって潤滑剤が供給され、前記中間転写部材に対しては前記像担持体と前記二次転写手段の少なくとも一方に供給された潤滑剤を間接的に供給し、
前記中間転写部材に残留したトナーを除去するためのクリーニングブレードを有し、
画像間にトナー像のパターンを形成し、該パターンを前記クリーニングブレードに浸入させる構成であり、
前記パターンの入力間隔が作像モードによって変更可能であり、
かつ、前記パターンの入力間隔は、前記像担持体あるいは前記二次転写手段のいずれか一方または両方から前記中間転写部材への潤滑剤が間接的に供給される機会が少ない作像モードのとき、潤滑剤が間接的に供給される機会が多い作像モードのときと比べて短くなるように変更することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または4に記載の画像形成装置において、前記潤滑剤が間接的に供給される機会が少ない作像モードは、画像間の幅が狭いモードであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1、4または5に記載の画像形成装置において、前記潤滑剤が間接的に供給される機会が少ない作像モードは白黒モードで、前記潤滑剤が間接的に供給される機会が多い作像モードはフルカラーモードであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または4に記載の画像形成装置において、前記像担持体と前記二次転写手段の表面摩擦係数が、前記中間転写部材の表面摩擦係数よりも低いことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または4に記載の画像形成装置において、前記中間転写部材が前記像担持体に圧接し複数本のローラに架設された無端状の中間転写ベルトであり、前記二次転写手段が二次転写ローラであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または4に記載の画像形成装置において、前記二次転写手段に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を少なくとも設け、前記二次転写手段に供給した潤滑剤を前記中間転写部材に対して間接的に供給し、少なくとも画像間で、前記二次転写手段と前記中間転写部材とが接触していることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9に記載の画像形成装置において、前記二次転写手段に残留したトナーを除去するためのクリーニングブレードをさらに有することを特徴とする画像形成装置。
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