JPH11282289A - 中間転写体を用いた画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

中間転写体を用いた画像形成装置及び画像形成方法

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JPH11282289A
JPH11282289A JP10375874A JP37587498A JPH11282289A JP H11282289 A JPH11282289 A JP H11282289A JP 10375874 A JP10375874 A JP 10375874A JP 37587498 A JP37587498 A JP 37587498A JP H11282289 A JPH11282289 A JP H11282289A
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toner
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image carrier
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JP10375874A
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Mitsuru Seto
満 瀬戸
Naoki Sugiyama
尚樹 杉山
Naoko Iwata
尚子 岩田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 虫食い版画等を効果的に防止できる中間転写
体を用いた画像形成装置と画像形成方法とを提供する。 【解決手段】 像担持体上に順次形成される複数の色の
トナー画像を無端状に走行する中間転写体上に順次重ね
合わせて1次転写し、該中間転写体上の1次転写画像を
転写材に一括して2次転写する中間転写体を用いた画像
形成装置において、上記各色のトナーの中間転写体に対
する付着力を、該トナーの像担持体に対する付着力より
小さくならないようにする。さらに、上記中間転写体の
表層材料が、摩擦帯電させるトナーの極性を1次転写バ
イアスと同極性にできるものであれば、細線の中抜けを
も防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの電子写真方式を用いた画像形成
装置に関し、特に、中間転写ベルトなどの中間転写体を
介在させて1次及び2次の転写工程を行う画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デザイン、建築設計、コピーサー
ビス業など、色を扱う業務中心であったカラー複写機市
場が、近年のカラー入出力機器の普及に伴うビジネスド
キュメントの急速なカラー化と共にその市場をビジネス
オフィスに急速に拡大している。高度情報化と呼ばれる
昨今、モノクロに比較しドキュメントとして圧倒的に情
報量の多いカラーに対するニーズが高まるのはある意味
で当然のことと言える。
【0003】高速、高画質、普通紙対応を特長とする電
子写真技術を応用したフルカラー複写機もアナログ方式
からデジタル方式へと移り変わり、フルカラープリンタ
としてアプリケーション範囲を拡大すると共に、驚異的
な画質変革がもたらされ、現在、更なる高画質化に向け
努力が続けられている。
【0004】電子写真方式の複写機やプリンタの転写方
式は、・タンデム方式、・転写ドラム方式、・中間転写
方式、・多重現像方式の4方式に区分される。このう
ち、スピードを特長とするタンデム方式は、高速カラー
複写機の転写方式に採用されており、主として、生産性
の要求の高い大量生産を主体とするユーザ向けとされて
いる。
【0005】一方、他の方式は、中、低速カラー複写機
用の転写方式として各社がそれぞれのコンセプトを打ち
出し、使用しているというのが現状である。特に、・に
上げた中間転写方式のうち、中間転写ベルトを使用する
ものは、機械内のレイアウトの自由度が高く、コンパク
ト設計が可能であるという優れた特長を有する。本発明
では、このタイプの画像形成装置を対象としている。
【0006】図2はこの中間転写ベルトを用いた画像形
成装置の要部構成を示す図である。同図において、1は
感光体ドラムからなる像担持体で、その円筒形をした全
体のうちの一部のみを示す。2は中間転写体としての中
間転写ベルトである。中間転写体2は、エンドレスベル
トであるから、転写アースローラ3、転写バイアスロー
ラ4、テンションローラ5、駆動ローラ6など複数のロ
ーラにより支持されている。そして、駆動ローラ6の下
方には、転写ローラ7が設けられている。
【0007】原稿の画像は、図示しない光学系によっ
て、Yellow,Magenta,Cyan,Bla
ckの4色に分解され、像担持体1が1回転するごとに
1つの色のトナー画像が像担持体1上に形成される。そ
して、転写アースローラ3と転写バイアスローラ4との
間の1次転写部で像担持体1上の画像は、中間転写ベル
ト2に転写される。像担持体1は4回転し、各回転ごと
に各色のトナー画像を中間転写体2に転写し、中間転写
体2は各色のトナー画像がぴったりと重なり合うように
タイミングを合わせて受け取り、4つのトナー画像が重
なったところで、転写ローラ7との接触部である2次転
写部で転写紙8にカラー画像として移行させる。この
後、転写紙は定着部で加熱され、トナーが溶融して転写
紙に定着し、冷却されてカラー画像ができあがる。
【0008】上記の中間転写体を使用した画像形成装置
では、トナー画像は、像担持体1から中間転写体2へと
1回目の転写がされ、中間転写体2から転写紙8へと2
回目の転写がされることから、高画質達成のために、高
品位な転写特性が各色の転写プロセスに必要となる。
【0009】しかしながら、トナー画像の転写の際に、
「虫食い版画」と言われる局部的転写抜けが生じる場合
がある。このような虫食い版画は、カラー画像の品質を
低下させるため、極力少なくしたい。このような要請か
ら、次に挙げるように、種々の虫食い予防の技術が提案
されている。
【0010】(1)中間転写体の表面粗度 まず、中間転写体の表面粗度を規定することによって虫
食い版画を防止する技術が特開昭63−194272号
及び特開平4−303869号などで提案されている。
【0011】像担持体1と中間転写体2との間、中間転
写体2と転写材8との間のトナーの転写は、別の見方を
すると、放電現象とも言える。ここで、中間転写体の表
面に極端な凹凸があると、凸部上と凹部上のトナーに対
する転写電界は、凸部上のトナーの方が大きい。したが
って、凹部上のトナーに比較して凸部上のトナーの方が
転写され易いと言える。また、凹部のエッジに位置する
トナーの中間転写体に対する付着力は、両者のトナー形
状が同一と見なせる場合には、凸部の付着力より大き
い。この点でも凹部上のトナーは転写されにくい、すな
わち、虫食い版画ができ易い。
【0012】そこで、中間転写体2の凹凸が問題になら
ない程度に表面粗度を抑制しなければならない。このこ
とは、像担持体1としての感光体ドラムにも言えること
であるが、感光体の表面粗度は、古くはSeドラムに遡
り、この業界では周知の技術となっている。
【0013】(2)転写媒体間に線速差設定 これは特開平2−213882号でも提案されているも
のである。像担持体1と中間転写体2間のトナー転写を
例に説明する。両者の線速が等しい場合には、像担持体
とトナーとの間に働くファン・デル・ワールス力などに
代表される像担持体とトナーとの間の付着力に対し、転
写電界のみでこれに打ち勝ち転写しなければならない。
これに対し、転写媒体間に線速比がある場合は、像担持
体1と中間転写体2との速度差に起因する機械的力と転
写電界の双方を作用させることができる。したがって、
転写媒体間に線速比を設ける方が、転写性に優れている
と言える。一方、虫食い版画も、微視的には転写性と考
えられるので、転写媒体間に線速度差を設けた方が有利
である。
【0014】(3)転写ニップ圧の低減 これは、特開平1−177063号、特開平4−284
479号などでも提案されているものである。ここでも
やはり、像担持体と中間転写体間のトナー転写を例に説
明する。転写時、何らかの力で像担持体、中間転写体は
押圧されている。したがって、両者の間に介在するトナ
ーも押圧されていることになる。押圧によりトナーは分
子間の距離が接近し、ファン・デル・ワールス力は増大
し、トナー分子間引力も増大する。分子間引力が増大す
ると、像担持体上のトナーは凝集し、中間転写体への移
行がしにくくなる。このような理由により、転写性の観
点から転写ニップ圧は低い方が虫食い版画が減少するの
で、望ましい。
【0015】(4)中間転写体の表面エネルギ低減 異種物質間の付着力は、表面張力(表面エネルギ)の関
数として表され、表面張力の増加に伴い付着力が増大す
ることは周知の事実である。したがって、中間転写体の
表面張力(中間転写体の表面に液体を、盛り上がった状
態になるように垂らし、そのとき、中間転写体の表面に
対して液体の縁部が成す角度の関数として求められる)
を低く抑え、トナーに対する離型性を向上させた方が、
虫食い版画が減少し、有利である。
【0016】以上が従来技術における虫食い版画対策の
考え方である。ここで、上記(1)から(4)の対策は
各々独立した関係にあることは明白であり、これらの対
策を組み合わせて虫食い版画を防止するのが従来のやり
かたであった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の対策を
組み合わせても、虫食い版画の抑制効果は十分ではな
く、満足できる状態ではなかった。
【0018】本発明は、このような事実から考えられた
もので、虫食い版画をさらに効果的に防止できる中間転
写体を用いた画像形成装置と画像形成方法とを提供する
ことを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の中間転写体を用いた画像形成装置は、像担
持体上に順次形成される複数の色のトナー画像を無端状
に走行する中間転写体上に順次重ね合わせて1次転写
し、該中間転写体上の1次転写画像を転写材に一括して
2次転写する中間転写体を用いた画像形成装置におい
て、上記各色のトナーの中間転写体に対する付着力が、
該トナーの像担持体に対する付着力よりも小さくないこ
とを特徴としている。
【0020】且つ、上記中間転写体が、上記トナーを1
次転写バイアスと同極性に摩擦帯電させるものであると
よい。この場合、上記中間転写体と、上記トナーとの間
にトナー帯電特性を変更可能な材料が存在するとしても
よく、該トナー帯電特性を変更可能な材料として、ステ
アリン酸亜鉛からなる潤滑剤が上記像担持体及び/又は
上記中間転写体に塗布され、該中間転写体とトナー間に
上記ステアリン酸亜鉛が介在することにより、上記トナ
ーの帯電極性を1次転写バイアスと同極性にすることも
できる。
【0021】また、本発明の方法は、像担持体上に順次
形成される複数の色のトナー画像を無端状に走行する中
間転写体上に順次重ね合わせて1次転写し、該中間転写
体上の1次転写画像を転写材に一括して2次転写する中
間転写体を用いた画像形成方法において、上記中間転写
体の表面の素材を変更してトナーの中間転写体に対する
付着力を変更し、各トナーの中間転写体に対する付着力
が、該トナーの像担持体に対する付着力よりも小さくな
らないようにすることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】ここで説明する本発明の実施例
は、第1実施例として、上記(1)から(4)の条件を
一定にし、かつ、像担持体(感光体)の材質も一定と
し、中間転写体の表層部分の材質を変化させ、各材質に
おけるトナーの付着力を測定して最適な材質や条件を求
めている。さらに、第2実施例では、その第1実施例の
条件に他の条件を加え、さらになる画像品質の向上を図
っている。なお、ここでトナーとはカラー画像を形成す
るためのYellow,Magenta,Cyan,B
lackの各トナーをいう。
【0023】以下、実験結果とともに第1実施例を説明
する 〔実験1〕まず、固定条件は次のとおりである。 中間転写体の表面粗度 0.6〜0.9μm 転写媒体間線速差 像担持体線速/中間転写体線速 1.1 中間転写体線速/転写材線速 0.91 転写ニップ圧 像担持体と中間転写体間 125g/cm2 中間転写体と転写材間 250g/cm2
【0024】そして、像担持体としては、リコー社製P
RETER 550(商品名)に使用されているのと同
じ感光体ドラムを使用し、トナーは同一のトナーを使用
した。また、中間転写体としては、ETFE(エチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体)のシームレスベル
トに、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)、フッ素/ア
クリル混合物、PC(ポリカーボネート)、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)の各樹脂材料をスプレー塗
布した5種類作成し、それぞれをさらに、潤滑剤を塗布
したものとしないものとに分け、合計10種類を用意し
た。
【0025】そして、上記1種類の像担持体に対して上
記10種類の中間転写体を組み合わせ、1次転写画像を
形成して虫食い版画を目視により評価した。評価は5段
階で、5がベスト(虫食い無し)で1がワーストであ
る。
【0026】上記とは別に、トナーと転写媒体との間の
付着力の測定を次のようにして行った。図1は、その装
置の概略構成図である。同図において、aは遠心装置の
回転軸を示すが、この回転軸aから所定の半径だけ離れ
た位置に、ロータ10が配置され、ロータ10内には試
料基板11が置かれ、この試料基板11から所定距離離
れて受け基板12が置かれている。試料基板11は、転
写媒体のテストピース14を取り付けるものである。試
料基板11と受け基板12とはギャップ部材13で結合
され、両者の間隔が一定に保たれるようになっている。
【0027】まず、像担持体1に対するトナーの付着力
を測定する方法を説明する。 (1) 試料基板11に、テストピース14として像担
持体1の一部を貼り付け、この上にQ/Mが約20μC
/grに調整されたトナー15をブローオフ法により付
着させる。 (2) 受け基板12に受け基板と同一寸法に切り出さ
れたアルミ蒸着マイラー12aをアルミ蒸着面が表にな
るように貼付する。 (3) 試料基板11、受け基板12、ギャップ部材1
3を遠心治具にセットする。 (4) 遠心治具をロータにセットし、ロータを遠心装
置にセットする。 (5) ロータ室を真空にし、真空度が0.5Torr
以下になったら、ロータの回転を開始する。試料基板1
1等は軸aを中心に回転する。設定した回転数に達した
ら、設定した回転時間回転させ、停止する。 (6) 回転が停止したら、ロータ室を常圧に戻し、試
料基板11、受け基板12、ギャップ部材13を取り出
す。 (7) 受け基板12上に任意の3ポイントを定め、各
ポイントを写真撮影する。 (8) 写真画像を画像処理し、受け基板12上のトナ
ーの個数をカウントし、3ポイントの平均値をその回転
数におけるトナー個数とする。 (9) 回転数を変えて、上記(1)〜(8)を繰り返
し実施する。 (10) 80,000rpm以上の回転数では、トナ
ーの全てがテストピース14から剥離するため、70,
700rpmにおける受け基板12上のトナー個数をテ
ストピース14上に初期状態に存在していたトナー個数
とし、各回転数におけるトナー分離率を次式から算出す
る。 トナー分離率=(その回転数におけるトナー個数)/
(初期のトナー個数) そして、回転数0から各回転に至る累積分離率を求め
る。 (11) トナー粒径、トナー真比重、回転軸aからマ
イラー12aの表面までの距離を求め、上記(10)で
求めた累積分離率が50%になったときの回転数を求
め、これらから、そのときのトナーに作用する遠心力を
算出し、これをトナーの像担持体1に対する付着力とす
る。
【0028】テストピース14に上記10種類の中間転
写体2を貼り付け、上記と同じようにして各中間転写体
2に対するトナーの付着力を求める。そして、1次転写
における虫食い版画の目視による検査結果とをまとめる
と、表1のようになる。
【0029】
【表1】 一方、上記(11)で求めた像担持体1に対するトナー
の付着力は、 5.5×10-8(N) であった。
【0030】表1によれば、PVdFを塗布し、潤滑剤
の無い場合と、フッ素/アクリル混合物で潤滑剤の無い
場合とが、虫食い版画の品位が5で、ベスト(虫食い未
発生)になっている。すなわち、中間転写体2に対する
トナーの付着力が、像担持体1に対するトナーの付着力
を越えた場合に、虫食い版画を効果的に抑制できること
が分かる。また、いずれの中間転写体2でも、潤滑剤を
塗布した場合は、対トナー付着力が低下し、像担持体1
に対するトナー付着力以下になるので、虫食い版画は低
品位である。
【0031】〔実験2〕次に、実験1の場合と同じ条件
で、トナーのみを別のものに変更して同様の実験を行っ
た。
【0032】この場合、像担持体1に対するトナーの付
着力は 4.0×10-8(N) であった。一方、1次転写における虫食い版画の品位
(5段階のランク)と、中間転写体2に対するトナーの
付着力の測定結果は、表2のとおりであった。
【0033】
【表2】
【0034】表2によれば、中間転写体2がETFEで
潤滑剤無しの場合、PVdFを塗布して潤滑剤無しの場
合、フッ素/アクリル混合物で潤滑剤無しの場合、ポリ
カーボネートで潤滑剤無しの場合とが虫食い版画の品位
は最高の5で虫食いは発生しなかった。すなわち、実験
1と同様、中間転写体2に対するトナーの付着力が、像
担持体1に対するトナーの付着力を越えた場合に、虫食
い版画を効果的に抑制できている。
【0035】つぎに、本発明の第2実施例を実験結果と
ともに説明する。以上に説明した第1実施例において、
さらに検討を重ねた結果、400dpi以上の高密度書
き込みで形成された幅0.5mm以下の独立した線幅に
虫食い版画に類似した転写不良(細線中抜け)が発生し
ていることがわかった。そこで、上記第1実施例の虫食
い版画の改善性を維持しつつ、細線中抜けの異常画像を
解消できる第2実施例を説明する。
【0036】まず、上記細線中抜け現象とその特徴を明
らかにするための予備実験を行った。予備実験の結果
は、下記の表3から表6に示した。 〔予備実験1〕図3の模式図に示すような縦と横の各1
本づつのライン画像について、各ライン幅を0.84m
m〜0.16mm間で変動させたものを、複写機により
それぞれ単色で作像した。1次転写後の中間転写体2上
の転写画像をプリンタックで採り、ルーペを用いてラン
ク5をベストとする5段階評価を行った。この結果を表
3に示す。なお、この実験を含めて、以下すべての実験
でリコー社製の複写機(PRETER 550)を用い
ている。
【0037】
【表3】 なお、この結果は、マゼンタ(M)トナーを使用した場
合であるが、シアン(C)トナー、ブラック(Bk)ト
ナーでも全く同一の結果であった。
【0038】この表3の結果から次のことが判った。細
線中抜けは線幅依存性があり、線幅0.5mm以下の紙
送り方向のライン(縦ライン)にのみ発生し、特に線幅
0.3mm以下のラインで顕著であった。また、この現
象は、像担持体1から中間転写体2への転写工程(1次
転写)において発生する。
【0039】〔予備実験2〕図4の模式図に示すような
線幅0.25mmの3本の縦ラインF,C,Rについ
て、各ラインの間隔を0.5mm〜5.0mm間で変動
させて上記予備実験1と同様の条件により単色作像し
た。そして、予備実験1と同じく1次転写後の転写転写
体上の中抜けを5段階のランクで評価した。この結果を
表4に示す。
【0040】
【表4】 なお、この予備実験2の作像条件では、虫食い版画は発
生しなかった。
【0041】この表4の結果から次のことが判った。中
抜けの発生し易い線幅(0.25mm)でも周りを他の
ライン画像で囲まれていると、間隔が2mm以下で細線
中抜けは発生しにくい。すなわち、線間隔が2mm以下
の中央ライン(Cライン)には細線中抜けが発生しなか
った。そして、この結果及び、縦ラインのみに細線中抜
けが発生しないことから、虫食い版画と同様にニップ圧
が線細中抜けの要因であると考えられる。また、この実
験で虫食い版画は発生してないことから、細線中抜けの
抑制には虫食い版画以上のニップ圧の低減が必要である
と考えられる。
【0042】上記予備実験1,2のいずれも、像担持体
1と中間転写体2との線速比を1/1.002としたも
のだが、上記予備実験2のライン間隔1mmの条件下で
像担持体1と中間転写体2とを同じ線速にすると、F,
R,Cの各ラインの細線中抜け特性はいずれもランク1
に低下した。この場合に当然ながら虫食い版画特性も劣
化していた。
【0043】〔予備実験3〕上記予備実験1,2の結果
は、既述の第1実施例において虫食い版画対策に必須の
条件として示したトナー付着力についての像担持体1≦
中間転写体2の関係が満たされるように、その中間転写
体2にはSi系ポリマーを表層にコーティングした転写
ベルトを用いた場合のデータである。ここで、上記の中
抜け現象が、中間転写体2の表層材料に依存するか否か
を確認するため、押出し成型で作製されたETFTから
なる中間転写体2を複写機に搭載し、上記と同様の条件
で実験したところ、線幅にも線間隔にも関係なく細線中
抜けが全く発生しておらずランク5となり、また、これ
と同時に虫食い版画特性もなんら問題のないレベルであ
ることが判明した。
【0044】ついで、同様に押出し成型で作製されたポ
リカーボネイトからなる中間転写体2について、上記予
備実験1,2と同様の条件で実験した。この結果を表5
及び表6に示す。
【0045】
【表5】
【0046】
【表6】 ここで、このポリカーボネイト中間転写体2における虫
食い版画特性を上記実験1と同様の方法で評価したとこ
ろ、ランク3のレベルであった。
【0047】つまり、ポリカーボネイト中間転写体2の
場合には、虫食い版画特性、及び細線中抜け特性が共に
低品質であった。上記表5および表6の結果からポリカ
ーボネイトの場合の細線中抜け現象の特性をまとめる
と、Si系ベルトほどではないが、線幅依存性が認めら
れ、この線幅依存性はSi系に比較して小さい、また、
全体的に細線中抜けのレベルが低い。
【0048】以上の各予備実験の評価をさらに検討して
いった結果、細線中抜け現象の特徴として下記の結論を
導いた。 (1) 虫食い版画特性が低品質の場合は、細線中抜け
特性も低品質である。したがって、細線中抜け抑制のた
めには、少なくとも虫食い版画を抑制するための条件を
具備する必要がある。なお、この虫食い版画を抑制可能
な特性が、細線中抜け現象に対していかなる影響を及ぼ
すかのメカニズムに関しては、虫食い版画と同様の関係
にあると考えられる。 (2) 虫食い版画特性が良好な場合、中間転写体2の
表層材料が及ぼす影響に関しては、虫食い版画特性に対
するよりも上記細線中抜け特性に対する影響の方が大き
い。
【0049】この(2)の結論は、予備実験3における
Si系中間転写体2と、ETFE中間転写体2の細線中
抜け特性差から導かれたものである。このような虫食い
版画特性が良好であるにも拘わらず、細線中抜け特性が
低品位となる原因として、Si系とETFEとで摩擦帯
電極性が極端に異なることに着目し、そのような材料特
性差の観点から、以下の実験を行った。
【0050】〔実験3〕まず、摩擦帯電極性の異なる種
々のベルトを得るために、転写ベルトメーカーに依頼
し、トナーに対する付着力が像担持体以上の材質で、か
つ摩擦帯電系列の異なる塗工液をシームベルトにスプレ
ー塗布した。具体的には、体積抵抗(ρv)が5×10
11〜5×1012Ωcm、及び表面抵抗(ρs)が5×1
8〜5×109Ωに抵抗調整されたPVdF(ポリフッ
化ビニルデン)シームベルト上に、極性制御剤により摩
擦帯電特性を変化させたものを含む6種の塗工液の各々
を、その硬化後の膜厚が約1μmとなるようにスプレー
コーティングして6種類の表層材料A〜Fを形成した中
間転写体2を作製し、これらを細線中抜け評価用のベル
トとして用いた。
【0051】細線中抜けの評価にあたり、上記各ベルト
を複写機に搭載し、線幅0.25mm、マゼンタ単色の
縦ライン(転写紙送り方向)を作像させ、1次転写後の
中間転写体2上の転写画像をプリンタックで採り、ルー
ペによりランク5をベストとする5段階評価を行った。
【0052】つぎに、トナー付着力の測定においては、
膜厚100μmのPET上に、上記6種類の塗工液を硬
化後の膜厚が約1μmとなるようにスプレーコーティン
グして表層材料A〜Fとし、また、同じく膜厚100μ
mのPET上に、複写機の像担持体1のCTLを硬化後
の膜厚が20μmになるようにスプレーコーティングし
たものを付着力測定試料とした。なお、この測定にあた
っては、上記実験1で説明したのと同様の測定装置及び
方法を用いている。ただし、付着力測定に用いた現像剤
はPRETER 550用である。
【0053】一方、6種類の塗工液からなる表層材料A
〜Fとトナーとの間の摩擦帯電特性は、例えば、次に説
明するような現像装置により求めることができる。ま
ず、各塗工液を各SUS製芯金上に硬化後の膜厚が約2
mmとなるようにスプレーコーティングした現像剤担持
体(φ16mm)を製作し、これを現像装置に装着させ
る。
【0054】図5は、上記現像剤担持体が装着された現
像装置を示している。この図において、16は現像剤担
持体、17はトナー層厚規制部材(100μmtSUS
ブレード)、18はトナー補給ローラ(導電性ウレタン
スポンジ)、19はアジテータである。この現像剤担持
体16はトナー15として規定のRICOH COLO
R TONER TEPE Fが充填された現像装置に
装着させる。そして、この現像装置を10分間稼働さ
せ、現像剤担持体16上の各種A〜Fの被覆表層とトナ
ーとの間で摩擦帯電を起こさせた後、この現像剤担持体
16上のトナー帯電量(μc/g)を測定した。
【0055】以下、表層材料A〜Fによる対トナー摩擦
帯電特性として、便宜上、上記現像装置において測定さ
れたトナー帯電量の極性を反転させた値を用いている。
表7に各表層材料A〜Fにおける細線中抜け特性の実験
結果を示す。一方、この実験3でのトナーの像担持体1
に対する付着力は、 5.7×10-8(N) であった。
【0056】
【表7】
【0057】この表7に示すように、塗工液の種類に応
じてベルトの対トナー摩擦帯電特性は変化し、そのメカ
ニズムは不明であるが、中間転写体2の表層材料A〜F
による摩擦帯電特性と、細線中抜け特性との間に密接な
関係があると判った。すなわち、対トナー摩擦帯電特性
が正の値である表層材料E,Fのランクは低く細線中抜
けが発生し、対トナー摩擦帯電特性が負の値である表層
材料A,B,C,Dでは、ランクがベストとなった。す
なわち、中間転写体2とトナーの両者を摩擦した際のト
ナー側の極性が、1次転写の印加バイアス極性と同じ正
の値を示すとき細線中抜けが抑制されている。ただし、
一般に中間転写体2の摩擦帯電特性は、トナー材質によ
り変化することが予測される。このため、トナー材質に
変更を加えて次の実験を行った。
【0058】〔実験4〕この実験では、上記現像剤のト
ナー成分、及びRICOH COLOR TONER
TEPE Fの中に含まれる極性制御剤(テトラフェニ
ル硼素塩)の含有量を1/2に減量した以外は、実験1
と全く同一の条件で行った。この実験結果を表8に示
す。なお、この実験4でのトナーの像担持体1に対する
付着力は、 4.2×10-8(N) であった。
【0059】
【表8】
【0060】この表8において、表層材料Bの細線中抜
け特性が特異的なため、再び表層材料Bの中間転写体2
を複写機に搭載し、虫食い版画特性についても評価を行
ったところランク4であった。この虫食い特性の評価か
ら、表層材料Bにおいては、トナーの表層材料Bに対す
る付着力が、像担持体1に対する付着力未満となったた
め、虫食い版画特性とともに細線中抜け特性も低下した
と考えられる。この表8の結果及び虫食い版画特性の評
価結果より、虫食い版画特性の低下した表層材料Bを除
外すれば、対トナー摩擦帯電極性が負(このときトナー
の帯電極性は1次転写バイアスと同じ正となる)である
表層材料A,Cでは細線中抜けが抑制されている。
【0061】〔実験5〕一般的に2種類の材料間におけ
る摩擦帯電特性は、第3の材料を両材料間の界面に介在
させることで、両者の摩擦帯電特性が変化するとされて
いる。この実験5の目的は、そのような第3の材料を介
在させ、細線中抜けに大きな影響を与えるトナーの摩擦
帯電極性の制御に応用可能か否かを検証することにあ
る。ここでは、摩擦帯電特性を変更し得る材料としてス
テアリン酸亜鉛を使用した。
【0062】ただし、潤剤としてステアリン酸亜鉛を中
間転写体2のみに塗布すれば、中間転写体2に対するト
ナー付着力が、像担持体1に対するトナー付着力を下回
ってしまい、虫食い版画や細線中抜けが多発するものと
予測されることから、ステアリン酸亜鉛は中間転写体2
と併せて像担持体1表面にも塗布した。ここでは上記実
験3の像担持体1及び中間転写体2を、ステアリン酸亜
鉛が塗布されたものに置き換えたのみで、その他の条件
は実験3と同様である。評価の結果を表9に示す。な
お、この実験5でのトナーの像担持体1に対する付着力
は、 6.7×10-9(N) であった。
【0063】
【表9】
【0064】この結果に示されるように、中間転写体2
の表層材料B、Dのトナー付着力が、上記像担持体1と
の間のトナー付着力に満たない程度となったが、これら
表層材料B、Dを除外すれば、トナー摩擦帯電極性が1
次転写の印加バイアス極性と同じ正である表層材料A,
C,Eでは細線中抜けが抑制されている。特に、上記実
験2,3で細線中抜けのランクが2や1であった表層材
料Eが、ステアリン酸亜鉛をトナーとの間に介在させた
ことにより、ランク4まで改善されていることが判明し
た。
【0065】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
像担持体上に順次形成される複数の色のトナー画像を無
端状に走行する中間転写体上に順次重ね合わせて1次転
写し、該中間転写体上の1次転写画像を転写材に一括し
て2次転写する中間転写体を用いた画像形成において、
上記各色のトナーの中間転写体に対する付着力が、該ト
ナーの像担持体に対する付着力よりも小さくならないよ
うにしたので、トナーが像担持体から中間転写体に移行
し易くなり、虫食いの発生を効果的に防止することがで
きる。
【0066】さらに、上記付着力の条件に加えて、上記
中間転写体が、上記トナーを1次転写バイアスと同極性
に摩擦帯電させる構成であれば、虫食いの発生とともに
細線の中抜け現象の発生をも防止することができる。
【0067】また、上記中間転写体と、上記トナーとの
間にトナー帯電特性を変更可能な材料が存在する構成で
あれば、細線の中抜けの発生に大きな影響を及ぼすトナ
ーの摩擦帯電特性を制御し、上記トナーの帯電極性を1
次転写バイアスと同極性に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】転写媒体に対するトナーの付着力を測定する装
置の概略構成を示す図である。
【図2】中間転写体を用いた画像形成装置の要部の構成
を示す図である。
【図3】細線中抜け特性をみるための画像サンプルの模
式図である。
【図4】細線中抜け特性においてライン間隔の影響をみ
るための画像サンプルの模式図である。
【図5】表層材料によるトナー帯電特性を調べるための
現像装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 像担持体 2 中間転写体 15 トナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に順次形成される複数の色の
    トナー画像を無端状に走行する中間転写体上に順次重ね
    合わせて1次転写し、該中間転写体上の1次転写画像を
    転写材に一括して2次転写する中間転写体を用いた画像
    形成装置において、上記各色のトナーの中間転写体に対
    する付着力が、該トナーの像担持体に対する付着力より
    も小さくないことを特徴とする中間転写体を用いた画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 且つ、上記中間転写体が、上記トナーを
    1次転写バイアスと同極性に摩擦帯電させることを特徴
    とする請求項1記載の中間転写体を用いた画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 上記中間転写体と、上記トナーとの間に
    トナー帯電特性を変更可能な材料が存在することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の中間転写体を用いた画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 上記トナー帯電特性を変更可能な材料と
    して、ステアリン酸亜鉛からなる潤滑剤が上記像担持体
    及び/又は上記中間転写体に塗布され、該中間転写体と
    トナー間に上記ステアリン酸亜鉛が介在することによ
    り、上記トナーの帯電極性を1次転写バイアスと同極性
    にすることを特徴とする請求項3記載の中間転写体を用
    いた画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体上に順次形成される複数の色の
    トナー画像を無端状に走行する中間転写体上に順次重ね
    合わせて1次転写し、該中間転写体上の1次転写画像を
    転写材に一括して2次転写する中間転写体を用いた画像
    形成方法において、上記中間転写体の表面の素材を変更
    してトナーの中間転写体に対する付着力を変更し、各ト
    ナーの中間転写体に対する付着力が、該トナーの像担持
    体に対する付着力よりも小さくならないようにすること
    を特徴とする中間転写体を用いた画像形成方法。
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