JP2002278320A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002278320A
JP2002278320A JP2001073318A JP2001073318A JP2002278320A JP 2002278320 A JP2002278320 A JP 2002278320A JP 2001073318 A JP2001073318 A JP 2001073318A JP 2001073318 A JP2001073318 A JP 2001073318A JP 2002278320 A JP2002278320 A JP 2002278320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
roller
image forming
forming apparatus
transfer roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001073318A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuta Takechi
隆太 武市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001073318A priority Critical patent/JP2002278320A/ja
Publication of JP2002278320A publication Critical patent/JP2002278320A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境依存性の問題を回避でき、抵抗変動が少
なく、かつオゾン劣化しにくい高精度のローラを備えた
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 二次転写ローラ10等を、任意の金属か
らなる芯がね31の上層に弾性層32及び表面層33を
有する多層体として構成する。弾性層32はEPDM、
NBR、スチレンブタジエンゴム(以下SBR)の混合
体で形成する。表面層33は、フッ素系材料など耐候性
に優れているものが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関し、特に無端ベルト状中間転写体や無端
ベルト状感光体等のベルト状像担持体を使用して画像信
号に応じて形成されたトナー像を転写材に転写する転写
装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
電子写真方式の複写機やプリンタあるいはファクシミリ
等の画像形成装置は、感光体等の像担持体上に形成した
帯電トナーからなるトナー像を転写用紙やいわゆるOH
P等の記録紙に転写する転写装置を備えている。記録紙
への上記トナー像の転写は、記録紙を像担持体に重ねて
搬送すると同時にトナー像を構成するトナーが記録紙に
移動する極性の電界を印加して静電的にトナー像を記録
紙に吸着させる方法が一般的である。
【0003】上記電界の印加手段として、ローラ状部材
(転写ローラ)を用いて記録紙の背面から上記感光体等
の像担持体と対向、押接させ、トナーの帯電極性と逆極
性の電圧を転写ローラに印加し、形成される電界により
記録紙にトナー像を転写する方法が知られている。また
転写ローラを転写に用いる場合、転写ローラにトナーが
付着したり、転写時の押圧力による転写ローラの変形、
あるいは熱による感光体の変質などを回避するため、非
転写時以外では転写ローラを像担持体から離間させてお
くことが多い。
【0004】転写ローラに用いられる素材は、エチレン
プロピレンゴム(以下EPDM)を基材とし、これにフ
ィラー系の導電性付与物質、例えば、一般の導電性カー
ボン、導電性金属粉、カーボン繊維等フィラー系導電性
物質を添加して所定の電気抵抗に調整したものである。
EPDM系ゴムは、分子構造上オゾン等耐候性に優れて
いるため、電子写真等オゾンが近傍で発生する部品等に
適しているためである。しかしながら、EPDM単体に
おいては、カーボン導電性物質の分散性が悪く、分散不
良等でローラの周方向、長手方向などの抵抗偏差が発生
しやすいという問題があった。
【0005】そこで分散性の優れているイオン導電性材
料等の使用等も行われているが、イオン導電性材料は抵
抗の環境依存性が高く、制御が難しいという問題があ
る。またEPDM系以外のゴム材料、例えばニトリルブ
タジエンゴム(以下NBR)はEPDMに比較して耐オ
ゾン性に劣っており、転写ローラ等の長期使用において
オゾン劣化による欠陥等が発生するものもあった。
【0006】本発明はこれら従来の不具合点にかんが
み、環境依存性の問題を回避でき、抵抗変動が少なく、
かつオゾン劣化しにくい高精度のローラを備えた画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
画像形成装置は、上記目的を達成するために、電子写真
方式の画像形成装置において、電子写真プロセスにて画
像形成された画像を担持する像担持体と、該像担持体か
ら記録体に画像を転写する転写ユニットとを備え、該転
写ユニットが転写ローラからなり、かつ該転写ローラは
多層体であり、該多層体の一部に少なくとも弾性層を有
し、該弾性層は、少なくともエチレンプロピレンゴム、
ニトリルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムの混
合体にて構成され、かつカーボン導電性物質を有すると
ともに表面層にフッ素系塗料を塗布してなることを特徴
とする。
【0008】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、電子写真方式の画像形成装置において、電
子写真プロセスにて画像形成された画像を担持する像担
持体と、該像担持体から記録体に画像を転写する転写ユ
ニットとを備え、該転写ユニットが転写ローラからな
り、かつ該転写ローラは多層体であって最上層にフッ素
系塗料を塗布してなり、該フッ素系塗料の表面粗度をR
zにて0.5μm以下としてなることを特徴とする。
【0009】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、電子写真方式の画像形成装置において、電
子写真プロセスにて画像形成された画像を担持する像担
持体と、該像担持体から記録体に画像を転写する転写ユ
ニットとを備え、該転写ユニットが転写ローラからな
り、かつ該転写ローラは多層体であり、該多層体の一部
に少なくとも弾性層を有し、該弾性層は、少なくともエ
チレンプロピレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、スチ
レンブタジエンゴムの混合体にて構成され、かつカーボ
ン導電性物質を有し、さらに上記多層体の最上層にフッ
素系塗料を塗布してなり、該フッ素系塗料の表面粗度を
Rzにて0.5μm以下としてなることを特徴とする。
【0010】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1または3の画像形成装置におい
て、少なくとも上記弾性層のゴム加硫温度を、上記表面
層の塗料焼成温度に対しほぼ同じかそれ以上に設定して
なることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は中間転写ベルトを用いた本発
明の実施形態に係る画像形成装置の作像部の構成を示す
説明図(A)と同転写ローラの拡大断面図(B)であ
る。図中1は感光体ドラム、2は中間転写ベルト、3は
記録紙、4は帯電装置、5はブラック(Bk)現像器、
6はイエロー(Y)現像器、7はマゼンタ(M)現像
器、8はシアン(C)現像器、9は一次転写器としての
コロナ帯電器、10は二次転写ローラ、11はフィード
ローラ、12は記録紙トレー、14は記録紙の搬送ベル
ト、15は定着装置、16は中間転写ベルトクリーナ
ー、18は感光体ドラムクリーナー、19はレジストロ
ーラ、21はベルト駆動ローラ、22は対向ローラ、2
3はテンションローラ、24は従動ローラ、25は二次
転写ローラクリーナーである。
【0012】図1において、矢印A方向に回転する感光
体ドラム1の周囲に感光体ドラムの表面を所定の極性で
一様に帯電させる帯電器4、書込み用レーザー光Lで感
光体ドラム1の帯電面に潜像を形成するための図示しな
い画像露光手段、複数色の現像器5〜8、感光体ドラム
クリーナー18が設置され、電子写真プロセスでトナー
像Tが形成される。
【0013】このトナー像Tは感光体ドラム1の回転で
コロナ帯電器9が配置された一次転写位置に至る。一
方、無端状の中間転写ベルト2は駆動ローラ21、従動
ローラ24、張力制御機構を有するテンションローラ2
3及び二次転写部を構成する対向ローラ22に架張され
て感光体ドラム1に近接または接触して、その周速と同
期して回転する。
【0014】一次転写位置では、中間転写ベルト2の裏
面にコロナ帯電器9が設置され、感光体ドラム1上のト
ナーTの帯電極性と逆極性の放電電界を印加することで
トナー像を中間転写ベルト2上に一次転写させる。トナ
ー像が一次転写された中間転写ベルト2は矢印B方向に
回転して対向ローラ22と転写ローラ10が設置された
二次転写位置に至る。感光体ドラム1は次のトナー像の
形成のため、感光体ドラムクリーナー18で残留トナー
の除去がなされ、また図示しない除電器で残留電荷の除
去が行われた後、帯電器4による一様帯電がなされる。
【0015】カラー画像の形成時は、感光体ドラム1に
は複数の画像信号に対応したトナー像が順次形成され、
これを中間転写ベルト2に重ね転写する。また、上記中
間転写ベルト2はトナー像を担持したまま再び一次転写
位置に戻り、最終のトナー像の転写後に、二次転写ロー
ラを中間転写ベルト2と接する方向に移動させ、記録紙
をニップにて上記重ね転写された複数色のトナー像を一
括転写する。
【0016】中間転写ベルト2に最終のトナー像が転写
させるまで、二次転写ローラ10は中間転写ベルト2か
ら離間した位置に退避している。記録紙トレー12に収
容されている記録紙3は、フィードローラ11で一枚ず
つ取り出され、レジストローラ19でタイミングが取ら
れて中間転写ベルト2と二次転写ローラ10の間(ニッ
プ)に給送される。
【0017】記録紙3を中間転写ベルト2と二次転写ロ
ーラ10で挟み、トナー像の帯電極性と逆極性の転写電
圧を二次転写ローラ10と対向ローラ22の間に印加す
ることで、中間転写ベルト2上に担持されたトナー像が
記録紙3に二次転写される。二次転写ローラ転写された
記録紙3は記録紙搬送ベルト14で定着装置15に送ら
れて加熱/加圧することで定着がなされる。
【0018】トナー像を二次転写した中間転写ベルト2
は、中間転写ベルトクリーナー16で残留トナーと紙粉
等の除去がなされ、また二次転写ローラ10はクリーニ
ングブレード25で付着したトナーの除去が行われる。
【0019】図1(B)に示すように、二次転写ローラ
10等は、芯がね31が任意の金属により構成され、そ
の上層に弾性層32及び表面層33を有する多層体とし
て構成されている。
【0020】弾性層32はEPDM、NBR、スチレン
ブタジエンゴム(以下SBR)の混合体で形成し、これ
によりEPDM単体で使用する場合より、カーボン系導
電材料の分散性が向上し、イオン導電材料に頼らず、カ
ーボン材料単体での分散でもその分散性による問題が発
生を押さえることができる。これらメカニズムに関して
は明らかではないがNBR、SBRの持つ極性等がその
分散性に寄与しているものと考えられ、これらによりイ
オン導電性物質を使用することによる環境依存性の問題
を回避できる。また上述の混合比は任意で設定すること
ができるが、EPDMの組成比率を10%以上にするこ
とが望ましい。
【0021】ただし既に述べたように、NBR、SBR
はEPDMに比較して耐オゾン性においては劣ってお
り、本混合体をローラ形状に成形、JIS K6301
に示されたオゾン条件において放置試験を行い、ゴム表
面評価をJISK6301の亀裂評価に沿い行った場
合、A−2レベルの劣化が見られることもあった。周知
ではあるが、二次転写ローラ10や帯電ローラとしての
使用においては、接触物質との接触面近傍において放電
現象が起こり、オゾン等が発生する。これらオゾンの発
生量は微量ではあるが、ゴム近傍に発生することからゴ
ム表面に劣化を発生させる原因となり、寿命を縮める原
因となる。
【0022】そこで図示のローラはその表層に表面層3
3を設けている。この表面層33は、耐候性に優れてい
るものが望ましく、評価においてはフッ素系材料が望ま
しい。
【0023】これらフッ素系材料としては、フッ素樹
脂、すなわちポリテトラフルオロエチレン、テトラフル
オロエチレン及びこれと共重合可能な少なくとも1種の
他のエチレン性不飽和単量体(たとえばエチレン、プロ
ピレンなどのオレフィン類、ヘキサフルオロプロピレ
ン、ビニリデンフルオライド、クロロトリフルオロエチ
レン、ビニルフルオライドなどのハロゲン化オレフィン
類、パーフルオロアルキルビニルエーテル類など)との
共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニ
リデンフルオライドなどがあげられる。とくに好ましい
フッ素樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフ
ルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレン、パーフル
オロメチルビニルエーテル、パーフルオロエチルビニル
エーテル及びパーフルオロプロピルビニルエーテルの少
なくとも1種(通常テトラフルオロエチレンに対し40
モル%以下含まれる)との共重合体などである。フッ素
樹脂を用いるときは汎用樹脂と比較してすぐれた耐熱
性、非粘着性、撥水撥油性、潤滑性、耐薬品性を有する
組成物が得られる。
【0024】そして、これらフッ素系材料をEPDM、
NBR、SBR混合ゴムの表層に塗布した後に耐オゾン
試験を行ったところ、結果A−1レベル以上という優れ
た効果を得ることができた。すなわち、この構成により
抵抗変動が少なくかつ環境依存性が低減し、かつオゾン
劣化しにくい転写ローラ等や帯電ローラを得ることがで
きる。
【0025】また本構成を取り得るものに関しては、像
担持体として感光体、中間転写体(中間転写ベルト、中
間転写ドラム等)が考えられる。また中間転写体に対す
る作像方式などには制限はなく、4連タンデム方式、リ
ボルバー方式等を任意にて設定することができる。
【0026】ところで二次転写ローラ10においては、
図1(A)で示したように、二次転写ローラ10の表層
に付着したトナーを除去するようにブレード25を設置
している。二次転写ローラ10の表面層を構成する塗料
の状態においては、ローラ表層に付着したトナーを除去
できず、記録体(紙等)の画像面と反対側の面に汚れと
なる不具合を生じてしまうことがある。その解析を行っ
たところ、表面層を構成する塗料に含有される物質(カ
ーボン系導電材料等)の分散性、及び粒子形状によっ
て、そのクリーニング性が左右されることが判明した。
【0027】分散性、粒子状態を計る方法でその表面粗
度を計測した。計測方法としては以下のように行う。す
なわち、表面層を構成する塗料をポリイミドのフィルム
上に、スポイトにて約0.05g滴下した後、塗料の乾
燥、及び焼成条件にて処理後、測定装置(型式名SUR
FTESTSV−600:Mitutoyo社製、測定
条件:触針ダイヤモンド製5μm、JISB0601−
1994に準じる)で測定する。この時、被塗布材であ
るポリイミドフィルムの表面性の影響を受けないように
補正を行うか、測定に対し十分表面性をよいものを使用
する。
【0028】その結果として、Rz(表面粗度)=0.
05μm以下にてクリーニング性能が向上することが確
認された。この時、塗布されたポリイミドフィルムの表
面性はデータを補正し除外した。表面粗度を分散性及び
粒子状態としてとらえるのは、分散性が悪い場合、塗料
に含有する物質の凝集状態が悪く、分散粒子の形状が大
きくなってしまい表面粗度が悪くなると考えられるから
であり、同種材料の分散行程を変化させたところ、表面
粗度の変化を得た事による。また分散性がよくとも、粒
子を構成する物質が元々大きい場合なども表面粗度が大
きくなることが考えられることによる。表面粗度の悪い
塗料により、ローラ表層の表面粗度が悪化すると、トナ
ーと表層のひっかかりが大きくなり、トナーの付着力が
高まり、クリーニング不良が発生しやすくなると考えら
れる。したがって本発明の実施形態においては先に示し
た測定条件において、塗料の表面粗度をRz=0.05
μm以下とする。この構成により、クリーニング性に優
れた転写ローラ表面層を得ることができる。
【0029】なお上述したローラの作成方法としては、
概略以下の示したように行う。まず芯がね31を形成
し、芯がね31の周りに弾性層(ゴム層)32を形成
し、ついでこの弾性層32を切削研磨し、その上に表面
層33を形成する素材を塗装した後に焼成するという手
順である。
【0030】この場合、塗料の焼成温度が弾性層を形成
する時の加硫温度より高い温度であった場合、加硫時に
残留した歪みが塗料焼成時の温度より解放され、転写ロ
ーラが変形する場合がある。ローラの形状は、表面層を
形成する前段階の切削加工等によりほぼ確定されるた
め、塗料塗布後に発生した変形には対処できず、部品不
良となってしまう事があった。そこで、弾性層32を形
成する加硫温度を、表面層33の塗料焼成温度とほぼ同
じか、もしくはそれ以上にする。これにより表面層33
の焼成時の温度上昇にて、加硫時の歪みの解放を低減さ
せることができる。この場合、加硫時の上限温度は任意
であるが、ゴム材料の加硫上限以下で無ければならな
い。これによって加硫後の切削研磨行程の形状が維持さ
れ高精度のローラが得ることができ、ムラの少ない転写
性を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は、以上説
明してきたようなものなので、イオン導電性物質を使用
することによる環境依存性の問題を回避でき、抵抗変動
が少なく、かつオゾン劣化しにくい転写ローラ等、帯電
ローラを得ることができ、さらに、加硫後の切削研磨行
程の形状が維持され高精度のローラが得ることができ、
ムラの少ない転写性を得ることができるという効果があ
る。
【0032】請求項2に係る画像形成装置は、以上説明
してきたようなものなので、クリーニング性に優れた転
写ローラ表面層を得ることができるという効果がある。
【0033】請求項3に係る画像形成装置は、以上説明
してきたようなものなので、クリーニング性に優れ、抵
抗変動が少なく、かつ環境依存性を低減し、かつオゾン
劣化しにくい転写ローラ等を得ることができるという効
果がある。
【0034】請求項4に係る画像形成装置は、以上説明
してきたようなものなので、表面層の焼成時の温度上昇
にて、加硫時の歪みの解放を低減させることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の作像部
の構成を示す説明図(A)と同転写ローラの拡大断面図
(B)である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 中間転写ベルト 3 記録紙 4 帯電装置 5 ブラック(Bk)現像器 6 イエロー(Y)現像器 7 マゼンタ(M)現像器 8 シアン(C)現像器 9 コロナ帯電器 10 二次転写ローラ 11 フィードローラ 12 記録紙トレー 14 記録紙の搬送ベルト 15 定着装置 16 中間転写ベルトクリーナー 18 感光体ドラムクリーナー 19 レジストローラ 21 ベルト駆動ローラ 22 対向ローラ 23 テンションローラ 24 従動ローラ 25 二次転写ローラクリーナー 31 芯がね 32 弾性層 33 表面層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式の画像形成装置において、
    電子写真プロセスにて画像形成された画像を担持する像
    担持体と、該像担持体から記録体に画像を転写する転写
    ユニットとを備え、該転写ユニットが転写ローラからな
    り、かつ該転写ローラは多層体であり、該多層体の一部
    に少なくとも弾性層を有し、該弾性層は、少なくともエ
    チレンプロピレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、スチ
    レンブタジエンゴムの混合体にて構成され、かつカーボ
    ン導電性物質を有するとともに表面層にフッ素系塗料を
    塗布してなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電子写真方式の画像形成装置において、
    電子写真プロセスにて画像形成された画像を担持する像
    担持体と、該像担持体から記録体に画像を転写する転写
    ユニットとを備え、該転写ユニットが転写ローラからな
    り、かつ該転写ローラは多層体であって最上層にフッ素
    系塗料を塗布してなり、該フッ素系塗料の表面粗度をR
    zにて0.5μm以下としてなることを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 電子写真方式の画像形成装置において、
    電子写真プロセスにて画像形成された画像を担持する像
    担持体と、該像担持体から記録体に画像を転写する転写
    ユニットとを備え、該転写ユニットが転写ローラからな
    り、かつ該転写ローラは多層体であり、該多層体の一部
    に少なくとも弾性層を有し、該弾性層は、少なくともエ
    チレンプロピレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、スチ
    レンブタジエンゴムの混合体にて構成され、かつカーボ
    ン導電性物質を有し、さらに上記多層体の最上層にフッ
    素系塗料を塗布してなり、該フッ素系塗料の表面粗度を
    Rzにて0.5μm以下としてなることを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3の画像形成装置におい
    て、少なくとも上記弾性層のゴム加硫温度を、上記表面
    層の塗料焼成温度に対しほぼ同じかそれ以上に設定して
    なることを特徴とする画像形成装置。
JP2001073318A 2001-03-15 2001-03-15 画像形成装置 Withdrawn JP2002278320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073318A JP2002278320A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073318A JP2002278320A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002278320A true JP2002278320A (ja) 2002-09-27

Family

ID=18930761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001073318A Withdrawn JP2002278320A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002278320A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108376A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd 転写部材
JP2013235170A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US9011306B2 (en) 2011-02-07 2015-04-21 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller
US9443637B2 (en) 2014-06-04 2016-09-13 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller
US9465315B2 (en) 2012-10-23 2016-10-11 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller
US9840612B2 (en) 2014-02-14 2017-12-12 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108376A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd 転写部材
US9454110B2 (en) 2010-11-18 2016-09-27 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Transfer member
US9011306B2 (en) 2011-02-07 2015-04-21 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller
JP2013235170A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US9465315B2 (en) 2012-10-23 2016-10-11 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller
US9840612B2 (en) 2014-02-14 2017-12-12 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller
US9443637B2 (en) 2014-06-04 2016-09-13 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4674265B2 (ja) 画像形成装置
JP2001312159A (ja) 中間転写体及び画像形成装置
JP2004061941A (ja) 画像形成装置
US6834176B2 (en) Image forming apparatus having intermediary transfer member and transfer member of size and hardness, respectively, satisfying specific formula
JP2002278320A (ja) 画像形成装置
JP4524164B2 (ja) 画像形成装置
JP4114991B2 (ja) 画像形成装置
JP2002023514A (ja) 画像形成装置
JP2001100545A (ja) 中間転写体及び該中間転写体を用いた画像形成装置
JP3387713B2 (ja) 中間転写体及び該中間転写体を有する画像形成装置
JPH1039647A (ja) 画像形成装置
JP2005128243A (ja) 画像形成装置
JP5311767B2 (ja) 画像形成装置
JPH09305039A (ja) 画像形成装置とそのバイアスロールおよび同ロールの製造方法
JP3391964B2 (ja) 中間転写体及び該中間転写体を有する画像形成装置
JP3416435B2 (ja) 画像形成装置
JP5014540B2 (ja) 半導電性エンドレスベルト及び画像形成装置
JP7175742B2 (ja) 中間転写ベルト及び画像形成装置
JPH1039659A (ja) 画像形成装置
JPH09218588A (ja) 転写ベルトおよびこれを用いた画像形成装置
JP3139342B2 (ja) 画像形成装置およびそのバイアスロール
JP4268772B2 (ja) 画像形成装置
JPH11167290A (ja) 画像形成装置
JP2002365923A (ja) 画像形成装置及び除電バイアス制御方法
JP4524090B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060327

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060331

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080218