JP4523495B2 - シーム接合方法及びシーム接合装置 - Google Patents
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Description
前記駆動機構が動作することにより、一対の前記ローラ電極が接近する方向に前記ローラ電極を前進させ、一対の前記ローラ電極間に原点検出用の電力が供給されて前記電流検出手段が一対の前記ローラ電極を介して流れる短絡電流の通流を検出すると前記ローラ電極を予め決めた設定間隔になるまで離れる方向に後退させ、しかる後に、前記入力端子から入力される電力によって前記電力制御装置を介して一対の前記ローラ電極間に接合用電流を流してシーム接合を行うことを特徴とするシーム接合装置を提供する。
図1ないし図3によって本発明を実施するための実施形態1について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るシーム接合装置100を示す図である。図2はローラ電極同士が接触した状態(原点)を示す図、図3はローラ電極が設定位置に停止した状態を示す図である。図1において、入力端子1、2には商用交流電源電圧、又は発電機の交流電圧、あるいは直流電圧が印加される。交流電圧が入力される場合には、電力制御装置3はサイリスタ、あるいはIGBT、又はMOSFETなどのようなスイッチ素子を逆並列に接続した電力制御素子とその電力制御素子を駆動するパルス幅制御回路のような制御回路などからなる。また、商用交流電源電圧を不図示の整流装置で整流して得られた直流電圧が入力端子1、2に入力される場合には、電力制御装置3は前記電力制御素子をフルブリッジ構成又はハーフブリッジ構成に接続してなるインバータ部とそのインバータ部をパルス幅制御する制御部とからなるインバータ装置であることが好ましい。接合用トランス4は、電力制御装置3の出力に接続された1次巻線4Aと1次巻線4Aの巻数に比べて巻数の僅かな2次巻線4Bとを有する。
次に、図4、図5によって実施形態2に係るシーム接合装置200について説明する。図4において、図1で用いた記号と同じ記号は同一の名称の部材を示すものとする。図4において、端子cとd間に接続された開閉電源21は、直流遮断用コンデンサ22と接合用トランス4の2次巻線4Bとで閉回路を構成するように接続されていると共に、電流検出手段5を介して第1の電極ホルダ6の給電軸棒7と第2の電極ホルダ8の給電軸棒9との間に接続されている。開閉電源21は、図5に示すように、直流電源21Aとこれに直列接続されたFETのようなスイッチ素子21Bとこのスイッチ素子21Bをコントローラ20からの信号に同期してオンオフ駆動する駆動手段21Cと保護用抵抗21Dとからなる。他の構成についてはシーム接合装置100とほぼ同じであるので、説明を省略する。この実施形態においては、原点位置検出時の電力を開閉電源21から供給することがシーム接合装置100と異なるので、主に原点位置検出時の電力供給についてのみ以下に説明する。なお、開閉電源21は、ローラ電極の交換時などにおいて正規にローラ電極が電極ホルダに取り付けられているか、否かを検査するときに必要な小電力を供給する場合にも使われることがある。
次に、図6、図7によって第3の実施形態であるシーム接合装置300について説明する。図6において、図1、図4で用いた記号と同じ記号は同一の名称の部材を示すものとする。図6において、開閉電源21が図5に示した構成と同じ場合には、図7に示すように、双方向スイッチ手段23は端子b側をアノードとする整流素子23Aと端子b側をカソードとするオンオフ可能なスイッチ素子23Bとを並列接続、つまり逆並列接続してなる双方向性のスイッチ素子とこれを駆動する駆動回路23Cとからなるのが好ましい。
3・・・電力制御装置
4・・・接合用トランス
5・・・電流検出手段
6・・・電極ホルダ
7・・・給電軸棒
8・・・電極ホルダ
9・・・給電軸棒
10、11・・・ローラ電極
12、13・・・回転軸棒
14・・・駆動軸棒
15、16・・・支承部材
17・・・モータ
18・・・駆動回路
19・・・駆動機構
20・・・コントローラ
21・・・開閉電源
22・・・直流遮断用コンデンサ
23・・・双方向スイッチ手段
24・・・被接合装置
Claims (8)
- 一対のローラ電極間に接合用電流を流すことにより前記ローラ電極に当接している被接合物をシーム接合するシーム接合方法であって、
一対の前記ローラ電極が接近する方向に前記ローラ電極を前進させ、
一対の前記ローラ電極間に原点検出用の電力を供給して一対の前記ローラ電極間に短絡電流が流れた後に前記ローラ電極を予め決めた設定間隔になるまで離れる方向に後退させ、
しかる後に一対の前記ローラ電極間に前記接合用電流を流して前記シーム接合を行うことを特徴とするシーム接合方法。 - 一対のローラ電極間に接合用電流を流すことにより前記ローラ電極に当接している被接合物をシーム接合するシーム接合方法であって、
一対の前記ローラ電極が接近する方向に前記ローラ電極を前進させる第1のステップと、
一対の前記ローラ電極間に原点検出用の電力を供給する第2のステップと、
前記原点検出用の電力により一対の前記ローラ電極間に流れる短絡電流の通流を検出する第3のステップと、
前記短絡電流の通流が検出されたときに一対の前記ローラ電極が互いに接触したものとして、前記ローラ電極を後退させる第4のステップと、
一対の前記ローラ電極を予め決めた設定位置で停止させて、一対の前記ローラ電極の間隔を設定間隔に保持する第5のステップと、
前記設定間隔を保持した状態で、前記ローラ電極を前記被接合物に当接させ、前記被接合物を加圧する第6のステップと、
前記被接合物を加圧した状態で、前記ローラ電極間に前記接合用電流を流しながら前記ローラ電極を前記被接合物上で転がし、前記シーム接合を行う第7のステップと、を有することを特徴とするシーム接合方法。 - 前記原点検出用の電力は、入力端子から入力される電力によって、又は、前記原点検出用の電力が一対の前記ローラ電極間に供給されるように接続される開閉電源によって供給されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシーム接合方法。
- 前記ローラ電極の後退は、互いに一定速度で、かつ予め決められた一定時間で行われることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシーム接合方法。
- 入力端子から入力される電力を制御する電力制御装置と、
一対のローラ電極と、
前記ローラ電極がそれぞれ取り付けられる電極ホルダと、
前記電極ホルダを駆動させる駆動機構と、
一対の前記ローラ電極を介して流れる電流の通流を検出する電流検出手段と、を備え、
前記駆動機構が動作することにより、一対の前記ローラ電極が接近する方向に前記ローラ電極を前進させ、一対の前記ローラ電極間に原点検出用の電力が供給されて前記電流検出手段が一対の前記ローラ電極を介して流れる短絡電流の通流を検出すると前記ローラ電極を予め決めた設定間隔になるまで離れる方向に後退させ、
しかる後に、前記入力端子から入力される電力によって前記電力制御装置を介して一対の前記ローラ電極間に接合用電流を流してシーム接合を行うことを特徴とするシーム接合装置。 - 入力端子から入力される電力を制御する電力制御装置と、接合用トランスと、一対のローラ電極と、一対の前記ローラ電極がそれぞれ取り付けられる電極ホルダと、前記電極ホルダを互いに接近する前進方向又は離れる後退方向に駆動する駆動機構とを備えるシーム接合装置であって、
一対の前記ローラ電極間の通流を検出する電流検出手段と、
前記駆動機構を動作させて前記ローラ電極を前進させる電極前進ステップと、前記原点検出用の電力を一対の前記ローラ電極間に供給させる電力供給ステップと、前記電力供給ステップの実行期間において前記電流検出手段から前記通流の検出信号を受けるときに、前記ローラ電極が原点に位置するものとする原点検出ステップと、前記通流の検出信号を受けるときに前記駆動機構を動作させて一対の前記ローラ電極間が設定距離になるまで前記ローラ電極を後退させる電極後退ステップとからなるシーケンスを有するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、一対の前記ローラ電極間を設定距離にした後に、一対の前記ローラ電極を前記被接合物に当接させて前記被接合物を加圧すると共に、前記ローラ電極間に接合用電流を流しながら前記ローラ電極を前記被接合物上で転がして前記シーム接合を行わせることを特徴とするシーム接合装置。 - 前記原点検出用の電力が前記電流検出手段を介して一対の前記ローラ電極間に供給されるように接続される開閉電源と、
前記開閉電源から前記原点検出用の電力が一対の前記ローラ電極間に供給されるときに、前記開閉電源を介して一対の前記ローラ電極間を含んでいない経路に電流が流れないように接続される整流素子若しくはスイッチ素子又はコンデンサとを有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のシーム接合装置。 - 一対の前記ローラ電極間に流れる電流は、前記接合用電流の電流値よりも前記短絡電流の電流値の方が小さいことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載のシーム接合装置。
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