JP4523481B2 - シーム接合方法及びシーム接合装置 - Google Patents

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Description

この発明は、シーム接合、特にローラ電極を交換したときに、ローラ電極が正規の位置に取り付けられている否かを確認するステップと手段とを有するシーム接合方法及びシーム接合装置に関する。
半導体集積回路や水晶振動子などの回路部品を気密封止するのにはシーム接合方法が適している。このシーム接合装置は、一般に特定の金属材料からなるフレームを有するセラミックパッケージと蓋とを重ねておき、一対のローラ電極が蓋の縁を加圧しながら回動することによって、蓋を前記フレームに接合し、気密封止された電子部品パッケージを得ている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示されているように、一対のローラ電極は中央で逆向きのネジ山が形成されたボールねじのような駆動軸に取り付けられており、その駆動軸を回転させることによって、一対のローラ電極が互いに接近する方向、又は互いに離れる方向に動く。
実際のシーム接合装置にあっては、多種類のサイズの被溶接物を接合しなければならないので、一対のローラ電極間の間隔、つまりローラ電極の位置を検出する必要があり、センサを設けてローラ電極の位置を検出する検出方法が提案されている(例えば、特許文献2、3参照)。また、一対のローラ電極間の間隔が小さい場合における被溶接物の存在をセンサで検出するものも提案されている(例えば、特許文献4参照)。
シーム接合装置にあっては、接合作業を行うことによってローラ電極が損耗するので交換したり、あるいはサイズの異なる被溶接物を接合するときに、ローラ電極を交換しなければならない場合がある。このローラ電極の交換は、前掲の特許文献1の図5に示されるシーム接合装置にあっては、電極ホルダ(303と333)の取り付けられている軸棒をモータ(361)により回転させ、右ボールネジ(327)によって電極ホルダ(303)を図面左側に、また左ボールネジ(357)により電極ホルダ(333)を図面右側に移動させて、電極ホルダ(333)にローラ電極(331)を固定している不図示のネジを緩めて、一方のローラ電極(301)と他方のローラ電極(331)との間隔を広げ、それぞれの電極ホルダにローラ電極を固定している不図示のネジを緩めて、それぞれのローラ電極を電極ホルダから取り外している。しかる後に、新たなローラ電極をそれぞれの電極ホルダに挿し込んだ上で前記ネジによって固定し、ローラ電極の交換を終了する。
特許第3534525号公報 特開平11−028578号公報 特開2000−301350公報 特許第3593636号公報
しかし、ローラ電極の交換は作業者が行っている。作業者によっては、ローラ電極の軸棒を電極ホルダの取り付け孔の最奥まで挿し込まずに、途中まで挿し込んだ状態で、ネジ締めを行ってローラ電極の取り付け作業を完了させることがある。この場合には、ローラ電極が少し正規位置よりも前方に突出するので、ローラ電極を設定最小間隔まで移動させたときに、ローラ電極同士が接触してしまい、短絡状態となるので、被接合物であるパッケージと蓋には接合電流が事実上流れず、シーム接合が行われない。実際の接合作業にあっては、ローラ電極同士が短絡していることに気がつかずに、接合作業を続行してしまい、不良品が多数発生するといった問題が生じる。
本発明はこのような問題点を解決するために、ローラ電極の交換後には必ずローラ電極同士を設定最小間隔となる位置まで移動させ、そのときに電流が流れるか流れないかを確認し、電流が流れるときにはローラ電極の取り付けが不良であるので、ローラ電極の取り付け状況を点検することによって、ローラ電極の取り付け不良に起因する不良品の発生の防止、及びローラ電極の短絡による装置の損傷の防止を行うことが主目的である。
第1の発明は、前述のような問題を解決するために、電極ホルダと該電極ホルダに着脱可能なローラ電極とを一対備え、前記ローラ電極間に接合用電流を流すことにより前記ローラ電極に当接している被接合物を接合するシーム接合方法であって、前記ローラ電極前記電極ホルダに取り付けられるステップと、前記ローラ電極を予め決めた設定最小間隔まで近させるステップと、記設定最小間隔を保持する位置にある前記ローラ電極間に電圧を印加するステップと、前記ローラ電極間に電流が流れるか、流れないかを確認するステップと、前記電流が流れるときには、前記電極ホルダに取り付けられている前記ローラ電極の取り付けが再度点検されて正規に取り付けられるステップと、前記ローラ電極間に電流が流れないときには、前記ローラ電極の取り付けが正規であると判定され、前記シーム接合を行うステップとを有することを特徴とするシーム接合方法を提供する。
第4の発明は、前述のような問題を解決するために、入力端子から入力される電力を制御する電力制御装置と、接合用トランスと、電極ホルダと、該電極ホルダに着脱可能な一対のローラ電極と、前記電極ホルダを互いに接近する方向又は離れる方向に駆動する駆動機構とを備え、前記ローラ電極間に接合用電流を流すことにより前記ローラ電極に当接している被接合物を接合するシーム接合装置において、前記一対のローラ電極に流れる短絡電流を検出する電流検出手段と、前記駆動機構を動作させて前記一対のローラ電極を設定最小間隔まで接近させる電極移動ステップと、極位置確認用電力を前記一対のローラ電極間に供給させる電力供給ステップと、該電力供給ステップが行われるときに前記一対のローラ電極を介して前記短絡電流が流れるか、流れないかを確認する電流確認ステップとからなる電極位置確認シーケンスを有するコントローラを備え、該コントローラが前記短絡電流の通流を確認するときに前記電極移動ステップに戻り、前記ローラ電極の前記電極ホルダに対する取り付け点検作業又は前記ローラ電極が前記電極ホルダに正規に取り付けられる作業が行われた後に、前記電力供給ステップと前記電流検出ステップとを再び行うことを特徴とするシーム接合装置を提供する。
第1の発明によれば、従来のコントローラに電極位置確認シーケンスを付加すると共に、電流検出手段などごく簡単な部材を付加するだけで、確実にローラ電極の電極ホルダに対する取り付け状態を確認でき、その取り付け状態の不良に起因する接合不良を払拭でき、また短絡電流の通流によるローラ電極の損傷などを防ぐことができるシーム接合方法を提供できる。
第2の発明によれば、電極位置確認シーケンスを実行する際のローラ電極間の設定最小間隔を正確に検出することができ、ローラ電極の電極ホルダに対する取り付け状態をより精確に確認できる方法を提供できる。
第3の発明によれば、ローラ電極の移動停止時における速度を低下させ、慣性を小さくしているので、電極位置確認シーケンスを実行する際におけるローラ電極間を設定最小間隔に維持することができる方法を提供できる。
第4の発明によれば、従来のコントローラに電極位置確認シーケンスを付加すると共に、電流検出手段などごく簡単な部材を付加するだけで、確実にローラ電極の電極ホルダに対する取り付け状態を確認でき、その取り付け状態の不良に起因する接合不良を払拭でき、また短絡電流の通流によるローラ電極の損傷などを防ぐことができるシーム接合装置を提供できる。
第5の発明及び第6の発明によれば、接合用電源とは別の開閉電源を用いることによって、より設計上で裕度のあるシーム接合装置を提供することができる。
第7の発明によれば、ローラ電極の電極ホルダに対する取り付け状態の良否を確認する際における電力を節減できる。
[実施形態1]
図1ないし図6によって本発明を実施するための実施形態1について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るシーム接合装置100を示す図である。図2は本発明に係る接合方法を説明するためのフローチャートを示す図である。図3はローラ電極の交換時における状態を示す図、図4はローラ電極が電極ホルダに正規に取り付けられた状態を示す図、図5はローラ電極の電極ホルダへの取り付けが不良である場合を示す図である。図6は本発明に係るシーム接合装置のローラ電極の位置検出とその駆動速度とを説明するための図である。
図1において、入力端子1、2は入力電源端子であり、商用交流電源電圧、又は発電機の交流電圧、あるいは直流電圧が印加される。交流電圧が入力される場合には、電力制御装置3はサイリスタ、あるいはIGBT、又はMOSFETなどのようなスイッチ素子を逆並列に接続した電力制御素子とその電力制御素子を駆動するパルス幅制御回路のような制御回路などからなる。また、商用交流電源電圧を不図示の整流装置で整流して得られた直流電圧が入力端子1、2に入力される場合には、電力制御装置3は前記スイッチ素子をフルブリッジ構成又はハーフブリッジ構成に接続してなる通常の回路構成のインバータ部とそのインバータ部をパルス幅制御する制御部とからなるインバータ装置であることが好ましい。接合用トランス4は、電力制御装置3の出力に接続された1次巻線4Aと1次巻線4Aの巻数に比べて巻数の僅かな2次巻線4Bとを有する。
2次巻線4Bの一端aは第1の電極ホルダ6の給電軸棒7に接続され、2次巻線4Bの他端bは電流検出手段5を介して第2の電極ホルダ8の給電軸棒9に接続されている。給電軸棒7、9は回転しない。第1の電極ホルダ6、第2の電極ホルダ8にはそれぞれ第1のローラ電極10、第2のローラ電極11が着脱可能に取り付けられている。ローラ電極10の回転軸棒12、ローラ電極11の回転軸棒13は、電極ホルダ6、8の内部において不図示の回転部材を介して回転しない給電軸棒7、9にそれぞれ機械的にも電気的にも結合されている。ここで電流検出手段5はカレントトランス(変流器)又はホール素子などのように、1次側と2次側とを絶縁する電流検出器が好ましい。あるいは、検出した電気信号を光信号に変換するホトカプラとその光信号を受けて伝記信号に変換する受光素子などからなる光電変換素子を組み合わせた電流検出手段でもよい。
ほぼ中央を境にして左ネジ部と右ネジ部とが形成されている駆動軸棒14の右ネジ部には、第1の電極ホルダ6を支承する支承部材15が螺合され、前記左ネジ部には第2の電極ホルダ8を支承する支承部材16が螺合されている。駆動軸棒14の一端はモータ17の回転軸に直接、又は図示しないギヤなどを介して結合されており、どちらかに回転するとき、支承部材15と支承部材16とが互いに接近する方向に移動したり、あるいは互いに離れる方向に移動する。これに伴って、ローラ電極10とローラ電極11とが接近したり、あるいは離れたりする。モータ17は、駆動回路18によって回転方向と回転速度などが決定される。この実施形態ではローラ電極10とローラ電極11との間隔を高い精度で制御するために、第1と第2のセンサ19、20を有する。第1のセンサ19は、ローラ電極11と12とが設定最小間隔Wの近傍の位置になったことを検出し、駆動回路18に位置検出信号を供給する。第2のセンサ20は、駆動軸棒14に固定されて一緒に回転する円板部20A、円板部20Aにおいて放射方向に形成された不図示の細いスリット又は小孔を検出する光検出部20Bとからなり、前記スリット又は小孔を検出するとき位置検出信号を駆動回路18に送る。ここで、駆動軸棒14、モータ17、駆動回路18、センサ19及び20は駆動機構Dを構成する。
コントローラ21は、予め決められたシーケンスにしたがって電力制御装置3を制御する点、及びシーム接合時に駆動機構Dを駆動するシーケンスは従来と同じである。しかし、本発明のシーム接合装置100におけるコントローラ21は新たな電極位置確認シーケンスを有する。コントローラ21のシーム接合モードXを選択すると、従来と同じシーケンスが行われ、電力制御装置3の制御シーケンスと駆動機構Dの制御シーケンスとが行われる。このとき、コントローラ21は電流検出手段5からの電流検出信号を無視する。そして、ローラ電極の交換などを行って、電極ホルダ6、8に新たなローラ電極10、11を取り付けた場合には、コントローラ21における電極位置確認モードYを選択することによって、電極位置確認シーケンスが有効になり、電流検出手段5からの電流検出信号がコントローラ21内で有効になる。
このシーム接合装置100の電極位置確認シーケンスは、前記駆動機構Dを動作させて一対のローラ電極10、11を設定最小間隔まで接近させる電極駆動シーケンスと、電力制御手段3における不図示のスイッチ素子のスイッチング動作の半周期ないし数周期程度の設定時間だけ電力制御手段3を動作させて電極位置確認用電力を供給する電力供給シーケンスと、この電力供給シーケンスが行われるときに一対のローラ電極10、11を介して短絡電流が流れるか、流れないかを電流検出手段5によって検出する電流検出シーケンスと、前記短絡電流が流れるときには電極駆動シーケンスに戻るシーケンスと、前記短絡電流が流れないときには必要に応じてシーム接合モードX、又は手動モードなど他のモードに自動的に移行させる移行シーケンスとを有する。
次に、このシーム接合装置の動作について説明するが、シーム接合動作については前掲の引用文献1又は引用文献4とほぼ同様であるので、説明を省略する。ここでは特に、ローラ電極10、11が損耗したことなどによって新たなローラ電極に交換する場合などについての動作について説明する。先ず、図2に示すように、ローラ電極を交換するときには、第1のステップS1として、図示しない制御盤における電極交換スイッチをオンにする。すると、コントローラ21から駆動機構Dに信号が送られ、駆動機構Dの駆動回路18がモータ17を高速で回転させ、これに伴い駆動軸棒14が回転し、図3で示すように電極ホルダ6、8を設定最大間隔まで広げて停止する(第2のステップS2)。その設定最大間隔はローラ電極の取り外し、取り付けが容易にできる程度の間隔に設定されている。作業者がローラ電極10、11をそれぞれの電極ホルダ6、8から取り外し、新たなものに交換してローラ電極10、11をそれぞれの電極ホルダ6、8に取り付ける(第3のステップS3)。しかる後に、不図示の前記電極交換スイッチをオフにすることによって、駆動機構Dはローラ電極10と11とが互いに接近するように駆動軸棒14を高速で回転させる(第4のステップS4)。
この第4のステップS4の動作について詳述すると、コントローラ21からの信号によって、駆動機構Dにおける駆動回路18はモータ17を駆動する。モータ17は、ローラ電極10と11とを接近させる方向に駆動軸棒14を高速で回転させる。ローラ電極10と11とが接近している過程で、第1のセンサ19が、駆動軸棒14の回転によって図1の図面右方向に移動する支承部材16における不図示の検出点を検出すると、図6(A)に示すような第1の位置検出信号g1を駆動回路18に送出する。駆動回路18はこの第1の位置検出信号g1を記憶すると同時に、図6(C)に示しように、モータ17の回転速度を低速に切り替える。この第1の位置検出信号g1は、一対のローラ電極10と11との間隔が設定最小間隔Wになる位置近傍に到達したことを示す信号である。この設定最小間隔Wは、経験的に設定される距離である。ローラ電極の取り付け不良は取り付け時の僅かな不注意から生じるものが圧倒的に多く、最終的にローラ電極を電極ホルダに押し込むときの注意と確認との不足に起因することがほとんどであるために、正規の位置より0.5mm程度突出し、この誤差が数ミリメートル以下の幅の被接合物を接合する場合に特に問題になる。したがって、設定最小間隔Wは0.5mm以下で設定されることが好ましい。
設定位置近傍の位置を検出するセンサとして働く第1のセンサ19は、図示しない発光素子から発光される光を前記検出点が遮るときに受光素子が信号を生じる一般的なものでよい。又は前記検出点に相当する位置に配置された発光素子から発光される光を受光素子が受光するときに信号を出すセンサであってもよい。駆動回路18が第1の位置検出信号g1を受けるとき、図6(C)に示すように、モータ17は駆動軸棒14の回転速度を高速から低速に切り替える、例えば高速の50〜60%に低下させる。駆動軸棒14の更なる回転に伴い、図6(B)に示すように、第2のセンサ20が検出点を検出すると、第2の位置検出信号g2を駆動回路18に与える。正確な設定位置を検出するセンサとして働く第2のセンサ20は、前述したように、駆動軸棒14に固定されて一緒に回転する円板部20Aと光検出部20Bとからなる。円板部20Aはその放射方向に形成された不図示の細いスリット又は小孔である検出点を有する。光検出部20Bは、図示しない光を発光する発光素子と、前記検出点となる細いスリット又は小孔を通過する前記光を受光する受光素子とからなる。
したがって、駆動回路18は第1のセンサ19から第1の位置検出信号g1を受けた後、短い一定時間後に第2の位置検出信号g2を第2のセンサ20から受けることになる。駆動回路18は、第1の位置検出信号g1を受けた後、短い一定時間後に第2の位置検出信号g2を受けるときだけ、モータ17を停止させて駆動軸棒14の回転を止め、第1、第2のローラ電極10、11がそれ以上接近するのを禁止する。このように、第1の位置検出信号g1を受けるとき、ローラ電極10、11の接近速度を低下させ、しかる後にローラ電極10、11の接近速度に依存する一定時間後に停止させているので、慣性を小さくでき、したがって、高精度でローラ電極10、11を設定最小間隔Wとなる位置で停止させることができる。なお、ここで第2のセンサ20を用いずに、第1のセンサ19が前記検出点を検出した後、予め決めた短い所定時間の経過後にモータ17を停止させても良い。この場合にはタイマ機能が有効である。また、モータ17としてサーボモータを用いることができる。サーボモータを用いる場合には、第1のセンサ19が前記検出点を検出した時点から、シーケンスに従いサーボモータの1回転毎に発生されるZ相信号の位相に合わせてサーボモータを停止すれば、設定最小間隔Wとなる位置で停止させることができ、第2のセンサ20を省略することができる。
次に、第5のステップS5として、コントローラ21においてファイル番号の呼び出し、つまり、電極位置確認モードYの選択を行う。この電極位置確認モードYの選択はシーケンスに従って自動的に行っても良いし、あるいは手動でコントローラ21を操作することによっても行うことができる。電極位置確認モードYを選択すると、電極位置確認シーケンスが実行される。先ず、コントローラ21が電力制御装置3に通電用の信号を送り、電力制御装置3を短い短時間だけ動作させ、電力制御装置3が接合用電力に比べて小さい値に調整された確認用電力を供給する。例えば、電力制御装置3における不図示の電力制御素子のスイッチング周期の半周期又はその半周期のほぼ0〜30度程度の導通角まで電力制御素子をオン、あるいは電流を制限する小さな導通角で数周期にわたって電力制御素子をオンさせる。ここで、ローラ電極10、11が電極ホルダ6、7にほぼ正規に取り付けられていれば、図4に示すように、ローラ電極10と11との間には設定最小間隔Wに等しい距離だけ離れているので、ローラ電極10と11との間を短絡電流は流れない。つまり、通電は無いと判定され、電極交換は完了したとされる。しかし、ローラ電極10、11が電極ホルダ6、7に正規に取り付けられておらず、図5に示すように、ローラ電極10と11との対向面が接触していると、接合電流よりも小さく制限された短絡電流が入力端子1、2から電力制御装置3、接合用トランス4、一方の給電軸7、回転軸棒12、ローラ電極10、ローラ電極11、回転軸棒13、給電軸棒9、電流検出手段5などを介して流れる。
電流検出手段5は、この短絡電流の通電を検出すると、短絡検出信号を電力制御装置3に送出する。電力制御装置3は、このアナログの短絡検出信号を内蔵する不図示のアナログ−ディジタル(A−D)変換器でディジタル信号に変換し、コントローラ21に送出する。このとき、コントローラ21は通電があったものとして確認、つまりローラ電極10と11の間が短絡しているものと判定する(第6のステップS6)。このように通電用の信号を電力制御装置3に送ってから、一定時間内に電流検出手段5から短絡検出信号を受け取ると、コントローラ21は電極ホルダ6、8に対するローラ電極10、11の取り付けが正規でなく、取り付け不良であると判定して、シーケンスに従って前記電極交換スイッチを自動的にオンさせ、再度、前記第1のステップS1から第6のステップS6までが繰り返される。つまり、前記第1のステップS1で前記電極交換スイッチがオンすると、再び駆動回路18はモータ17を動作させ、駆動軸棒14を逆方向に高速で回転させて、ローラ電極10と11との間の距離を設定最大間隔まで広げる。ローラ電極10と11との間の距離が設定最大間隔になると、モータ17は停止する。
そして、図示しない作業者が電極点検作業、つまり電極ホルダ6、8に取り付けられているローラ電極10、11の取り付けを再度点検して、正規に取り付ける作業を行う。その点検作業が終了した後に、前記電極交換スイッチをオフさせる。このように第1のステップS1から第3のステップS3が行われた後、前述した第4から第6のステップS4〜S6が行われ、第6のステップS6で通電が検出されなければ、電極ホルダ6、8に対するローラ電極10、11の取り付けが正規であると判定され、電極位置確認シーケンスは完了し、次のモード、例えばシーム接合モードXの選択に移行し、通常のシーム接合動作が行われる。
以上述べたように、この実施形態1では、従来のシーム接合装置に電流検出手段を設けると共に、電極位置確認シーケンスを従来のコントローラに付加するか、又は電極位置確認シーケンスをプログラミングした新たなコントローラを付加するだけでよい。また、前述動作では第1、第2のセンサ19、20からの位置検出信号が駆動回路18に入力されたが、コントローラ21に入力され、コントローラ21からの指令により制御されても勿論よい。また、シーム接合モードXが選択され、有効なときには、電流検出手段5の短絡検出信号はコントローラ21内で無効にされる。
[実施形態2]
次に、図7、図8によって実施形態2に係る接合装置200について説明する。図7において、図1で用いた記号と同じ記号は同一の名称の部材を示すものとする。図7において、端子cとd間に接続された開閉電源22は、直流遮断用コンデンサ23と電流検出手段5と接合用トランス4の2次巻線4Bとで閉回路を構成するように接続されていると共に、第1の電極ホルダ6の給電軸棒7と第2の電極ホルダ8の給電軸棒9との間に接続されている。開閉電源22は、図8に示すように、直流電源22Aとこれに直列接続されたFETのような開閉可能なスイッチ素子22Bとこのスイッチ素子22Bをコントローラ21からの信号に同期してオンオフ駆動する駆動手段22Cと保護用抵抗22Dからなる。他についてはシーム接合装置100とほぼ同じであるので、説明を省略する。図2に示したように、ローラ電極10、11を交換したときには、コントローラ21において不図示の制御盤における電極交換スイッチをオンする。この電極交換スイッチがオンすると、自動的に電極位置確認シーケンスが作動する。このシーケンスにおいて、前記第1のステップS1〜第4のステップS4はシーム接合装置100の場合と同じである。第5のステップS5が、シーム接合装置100と異なるので以下に説明する。
所定のファイル番号、つまり電極位置確認モードYが選択されると、コントローラ21は信号を開閉電源22の駆動手段22Cに与える。これに伴い、駆動手段22Cは駆動信号をスイッチ素子22Bに与えて、スイッチ素子22Bをオンさせる。先ず、直流電流が直流電源22Aの正極からスイッチ素子22B、保護用抵抗22D、端子c、直流遮断用コンデンサ23、端子a、接合トランス4の2次巻線4B、端子b、端子dを通して直流電源22Aの負極に流れ、直流遮断用コンデンサ23を図示極性に短時間で充電する。直流遮断用コンデンサ23の充電電圧が直流電源22Aの電圧に等しくなると、直流電流は直流遮断用コンデンサ23を通して流れなくなり、直流電源22Aの電圧は一対のローラ電極10、11に印加される。
このとき、ローラ電極10、11が電極ホルダ6、8に正規にそれぞれ取り付けられていれば、ローラ電極10、11は設定最小間隔Wに等しい距離だけ隔てて離れているので、ローラ電極10、11を通して電流が流れないが、ローラ電極10、11が電極ホルダ6、8に正規に取り付けられていないために、図5(C)に示したようにローラ電極10と11とが互いに接触していると、短絡電流が流れる。この短絡電流は、直流電源22Aの正極からスイッチ素子22B、保護用抵抗22D、端子c、給電軸棒7、電極ホルダ6、ローラ電極10、ローラ電極11、電極ホルダ8、給電軸棒9、電流検出手段5、端子dを通して流れ、電流検出手段5がその短絡電流を検出し、電力制御装置3を通してコントローラ21に短絡検出信号を送る。ここで短絡電流は、初期には直流遮断用コンデンサ23の充電電荷の放電と、直流電源22Bからの電流との和に等しい電流となる。したがって、スイッチ素子22Bは直流遮断用コンデンサ23の充電時定数にほぼ等しい時間、最小限導通していれば足る。この場合には、ローラ電極10と11とを流れる短絡電流は、直流遮断用コンデンサ23の放電電流にほぼ等しいパルス状の電流となり、電流検出手段5はこのパルス状の電流を検出することになる。なお、シーム接合装置200においては、電極位置確認モードYでコントローラ21が電力制御装置3を動作させることはない。なお、直流電源22Bは、不図示の商用交流電源からの交流電圧を不図示の整流手段で直流に変換された直流電圧を出力する電源が好ましい。この電源の好ましい一例として、コントローラ21用の不図示の直流電源を用いることが考えられる。
コントローラ21は電流検出手段5から短絡検出信号を受けると、電極ホルダ6、8に対するローラ電極10、11の取り付けが不良であると判定して、シーム接合装置100における第2のステップS2と同じステップを自動的に行い、作業者が前記第3のステップS3と同様にローラ電極の取り付け状態について点検作業を行って、ローラ電極10、11を正規に電極ホルダ6、8に取り付け直す。しかる後に、不図示の電極交換スイッチをオフにして、ローラ電極10、11の取り付け状態を実施形態1で述べたのと同様なステップで確認する。したがって、電極位置確認モードYの選択時には、電流検出手段5が短絡電流を検出しなくなるまで、電極位置確認シーケンスが行われる。なお、シーム接合装置200において、直流遮断用コンデンサ23は交流電流に何ら悪影響を与えることなく通電するので、シーム接合の際に直流遮断用コンデンサ23を設けたことの悪影響は生じない。また、シーム接合モードXが選択され、シーム接合が行われているときには、コントローラ21は開閉電源22のスイッチ素子22Bをオフの状態に維持すると共に、シーム接合時に検出される電流検出手段5の検出信号を無視する。
[実施形態3]
次に、図9、図10によって第3の実施形態であるシーム接合装置300について説明する。図9において、図1、図7で用いた記号と同じ記号は同一の名称の部材を示すものとする。図9において、開閉電源22が図8に示した構成と同じ場合には、図10に示すように、双方向スイッチ手段24は端子a側をアノードとする整流素子24Aと端子a側をカソードとするオンオフ可能なスイッチ素子24Bとを並列接続、つまり互いに逆並列接続してなる双方向性のスイッチ素子とこれを駆動する駆動回路24Cとからなるのが好ましい。
シーム接合装置300において、電極位置確認モードYが選択された場合には、シーム接合装置200と全く同じ第1から第6までのステップが行われるので説明は省略する。電極位置確認モードYでは、コントローラ21は双方向スイッチ手段24に信号を与えず、したがって、スイッチ素子24Bがオンすることは無くオフのままであり、整流素子24Aは逆バイアス状態にあるから、開閉電源22から接合トランス4の2次巻線4Bに電流は流れない。したがって、開閉電源22の電圧はローラ電極10、11間に印加され、ローラ電極10と11とが短絡している場合のみ、短絡電流が流れ、その短絡電流を電流検出手段5が検出して電力制御装置3を介してコントローラ21に送出する。そして、シーム接合装置100、200で説明したのと同様な電極位置確認シーケンスが行われる。
シーム接合モードXが選択された場合には、コントローラ21はスイッチ素子24Bがフル導通するように、電力制御装置3のスイッチング周期の半周期に相当するパルス数の信号を駆動回路24Cに与え、スイッチ素子24Bと整流素子24Aとは交互に180度ずつ導通して交流電流を被接合物25に流してシーム接合が行われる。ここで、開閉電源22において直流電源22Aに代えて交流電源を用いる場合には、双方向スイッチ手段24の整流素子24Aに代えてスイッチ素子24Bと同様なスイッチ素子を用いるのが好ましく、コントローラ21は双方向スイッチ手段24が双方向にフル導通するように、電力制御装置3のスイッチング周期に同期する交互のパルス信号を駆動回路24Cに与える。なお、双方向スイッチ手段24は必ずしも必要でない。例えば、コントローラ21が開閉電源22のスイッチ素子22B(図7)を短い設定時間だけオンさせる信号を送出するならば、パルス状の電流が接合用トランス4の2次巻線4Bを含む回路とローラ電極10、11及び電流検出手段5などを含む回路に分流し、双方のインピーダンスの値にほぼ反比例する電流が流れる。実際のシーム接合装置にあっては、電流検出手段5はこのパルス状電流を十分に検出できることを確認しており、双方向スイッチ手段24を省略しても事実上、ほとんどの場合に問題はない。双方向スイッチ手段24を削除できることの経済的な効果は大きい。この場合、開閉電源22の電源はパルス電源が好ましい。
以上説明したシーム接合装置100〜300は、シーム接合時には同じ動作を行う。コントローラ21によるシーケンスでローラ電極10と11との間の間隔が被接合物のサイズによって決められる設定値になると、モータ17が停止し、駆動軸棒14が回転を止める。すると、図示しない上下動機構によって駆動軸棒14ごとローラ電極10、11は下降し、図8に示す被接合物25に当接する。そして、適当な加圧力を被接合物25に加えながら不図示の水平動機構によってローラ電極10、11が被接合物25上を転がりながら水平方向に移動し、他方では電力制御装置3が動作して電力の供給を開始することにより、シーム接合を行う。このシーム接合動作は従来と同様である。
以上の実施形態では、電極位置確認モード時におけるローラ電極10と11との間を厳密に設定最小間隔にする位置にこれらローラ電極を停止させ、また、シーム接合モード時にはローラ電極10と11との間を厳密に設定間隔にする位置にこれらローラ電極を停止させために、第1、第2のセンサを用い、駆動軸棒14の回転速度を切り替えたが、ローラ電極10と11との間の間隔の精度がさほど要求されない場合には、第1のセンサだけでもよい。また、電極位置確認モード時に高速性が要求されない場合には、駆動軸棒14を低速で回転させることによって、第1のセンサだけで比較的高い電極間隔精度を得ることができる。
なお、電極ホルダ6、8に対するローラ電極10、11の取り付け構造は任意であるが、ごく簡単にローラ電極の交換を行うことができ、かつ簡潔で一般的な構造としては、電極ホルダ6、8がローラ電極10の回転軸棒12、ローラ電極11の回転軸棒13の直径よりも若干だけ大きな径の不図示の取り付け長孔を有し、その取り付け長孔に回転軸棒12、13に挿し込んだ状態で、電極ホルダ6、8の外面から取り付け長孔まで延びる不図示のネジ孔を通して外側からネジによって回転軸棒12、13を締め付ける構造が知られている。勿論、これ以外の構造でもよい。
本発明に係る第1の実施形態であるシーム接合装置100を示す図である。 シーム接合装置100におけるローラ電極の交換時における各ステップを説明するための図である。 本発明に係るシーム接合装置のローラ電極の交換時における状態を示す図である。 本発明に係るシーム接合装置のローラ電極の交換が正規に行われた状態を示す図である。 本発明に係るシーム接合装置のローラ電極の交換が正規に行われなかった状態を示す図である。 本発明に係るシーム接合装置のローラ電極の位置検出とその駆動速度とを説明するための図である。 本発明に係る第2の実施形態であるシーム接合装置200を示す図である。 シーム接合装置200における開閉電源22の回路構成の一例を示す図である。 本発明に係る第3の実施形態であるシーム接合装置300を示す図である。 シーム接合装置300における双方向スイッチ手段24の回路構成の一例を示す図である。
符号の説明
1、2・・・入力端子
3・・・電力制御装置
4・・・接合用トランス
5・・・電流検出手段
6・・・電極ホルダ
7・・・給電軸棒
8・・・電極ホルダ
9・・・給電軸棒
10、11・・・ローラ電極
12、13・・・回転軸棒
14・・・駆動軸棒
15、16・・・支承部材
17・・・モータ
18・・・駆動回路
19・・・第1のセンサ
20・・・第2のセンサ
21・・・コントローラ
22・・・開閉電源
23・・・直流遮断用コンデンサ
24・・・双方向スイッチ手段

Claims (7)

  1. 電極ホルダと該電極ホルダに着脱可能なローラ電極とを一対備え、前記ローラ電極間に接合用電流を流すことにより前記ローラ電極に当接している被接合物を接合するシーム接合方法であって
    前記ローラ電極前記電極ホルダに取り付けられるステップと、
    前記ローラ電極を予め決めた設定最小間隔まで近させるステップと、
    記設定最小間隔を保持する位置にある前記ローラ電極間に電圧を印加するステップと、
    前記ローラ電極間に電流が流れるか、流れないかを確認するステップと、
    前記電流が流れるときには、前記電極ホルダに取り付けられている前記ローラ電極の取り付けが再度点検されて正規に取り付けられるステップと、
    前記ローラ電極間に電流が流れないときには、前記ローラ電極の取り付けが正規であると判定され、前記シーム接合を行うステップと、
    を有することを特徴とするシーム接合方法。
  2. 請求項1において、
    前記設定最小間隔の位置近傍の設定位置を検出する第1の位置検出信号が発生した後、前記ローラ電極の移動に伴い第2の位置検出信号が発生するときには、又は前記第1の位置検出信号が発生した後、予め決めた短い所定時間の経過後には、前記ローラ電極が前記設定最小間隔の位置にあるとすることを特徴とするシーム接合方法。
  3. 請求項2において、
    前記設定位置を検出する前記第1の位置検出信号が発生したとき、前記ローラ電極の接近移動速度を低下させることを特徴とすることを特徴とするシーム接合方法。
  4. 入力端子から入力される電力を制御する電力制御装置と、接合用トランスと、電極ホルダと、該電極ホルダに着脱可能な一対のローラ電極と、前記電極ホルダを互いに接近する方向又は離れる方向に駆動する駆動機構とを備え、前記ローラ電極間に接合用電流を流すことにより前記ローラ電極に当接している被接合物を接合するシーム接合装置において、
    前記一対のローラ電極に流れる短絡電流を検出する電流検出手段と、
    前記駆動機構を動作させて前記一対のローラ電極を設定最小間隔まで接近させる電極移動ステップと、極位置確認用電力を前記一対のローラ電極間に供給させる電力供給ステップと、該電力供給ステップが行われるときに前記一対のローラ電極を介して前記短絡電流が流れるか、流れないかを確認する電流確認ステップとからなる電極位置確認シーケンスを有するコントローラと、
    を備え、
    該コントローラが前記短絡電流の通流を確認するときに前記電極移動ステップに戻り、前記ローラ電極の前記電極ホルダに対する取り付け点検作業又は前記ローラ電極が前記電極ホルダに正規に取り付けられる作業が行われた後に、前記電力供給ステップと前記電流検出ステップとを再び行うことを特徴とするシーム接合装置。
  5. 請求項4において、
    前記入力端子から入力される電力によって又は前記電流検出手段を介して一対の前記ローラ電極間に供給されるように接続される開閉電源によって、前記電極位置確認用電力が供給されることを特徴とするシーム接合装置
  6. 請求項において、
    前記電極位置確認用電力が前記電流検出手段を介して一対の前記ローラ電極間に供給されるように接続される開閉電源と、
    前記開閉電源から前記原点検出用の電力が一対の前記ローラ電極間に供給されるときに、前記開閉電源を介して一対の前記ローラ電極間を含んでいない経路に電流が流れないように接続される整流素子若しくはスイッチ素子又はコンデンサとを有することを特徴とすることを特徴とするシーム接合装置。
  7. 請求項4ないし請求項6のいずれかにおいて、
    一対の前記ローラ電極間に流れる電流は、前記接合用電流の電流値よりも前記短絡電流の電流値の方が小さいことを特徴とするシーム接合装置。
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