JP4521599B2 - ふるい装置 - Google Patents

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Description

本発明は、網枠に張ったふるい網を超音波振動させて、粉体、粒体などの被処理物をふるい分け、混合攪拌等するふるい装置に関する。
従来より、網枠に張ったふるい網を超音波振動させて、ふるい分けを行うものが知られている(特許文献1,2,3)。
このうち、特許文献1に記載の超音波振動装置は、円筒形あるいは角筒形の振動容器の底面にふるい網を張り、この振動容器にまたはこの振動容器に設けた突出部に超音波振動子を設け、振動容器を振動させてふるい網を超音波振動させるものである。
また、特許文献2に記載の超音波フルイ装置は、フルイ枠の内側に張り出した張り出し部に超音波振動子を固着し、この張り出し部を振動させてフルイ部材(ふるい網)を超音波振動させる。
さらに、特許文献3には、ふるい網を張設した環状の網枠にの外周に耳部を一体に形成し、この耳部を振動容器の外部に突出させると共に、この耳部に超音波振動子を固設してなる振動ふるい機が記載されている。
特許3180345号公報(図3,4,5) 特開2000−334338号公報 特開2003−145051号公報(図2,3,4)
しかしながら、上述の特許文献1に記載の超音波振動装置では、振動容器自身を超音波振動子で振動させるため、適切なフルイ処理の効果を得るためには、大きな出力の超音波振動子を要し、現実的でない。
一方、特許文献2に記載の超音波フルイ装置では、超音波振動子を駆動するためのケーブルなどが、フルイ枠の内側に位置しているため、超音波振動やふるい網を透過してくる粉体との摩擦などにより、ケーブルを構成している被覆樹脂などが剥離し、粉体中に樹脂片などが異物として混入する虞がある。
一方、特許文献3に記載の振動ふるい機は、上述の特許文献2の超音波フルイ装置の不具合を解消すべく、環状の網枠の外周に耳部を形成し、この耳部を振動容器の外部に突出させると共に、この耳部に超音波振動子を固設している。このため、超音波振動子のケーブルが粉体等との摩擦によって剥離する虞もなく、万一剥離したとしても、フルイ処理されて粉体中に混入することがない利点がある。しかしながら環状の網枠の外周に耳部を設けているため、超音波振動子の超音波振動は、耳部から環状の網枠に伝わり、この網枠を介してふるい網に伝えられるため、結局、特許文献1と同様ふるい網の振動が小さくなる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、超音波振動子のケーブルなどが、超音波振動や粉体などの被処理物との摩擦により剥離して、被処理物に混入する不具合を防止しつつ、ふるい網をより強力に超音波振動させうるふるい装置を提供することを目的とする。
その解決手段は、環状の網枠と、上記網枠の内側に配置され、超音波振動させられる振動部材と、上記網枠及び振動部材に架け渡して張られたふるい網と、上記網枠と一体に構成または上記網枠に連結されて、上記網枠の上方に配置され、上記ふるい網を通す被処理物が自身の内側を通るように構成された上部筒状部を有する上部枠筒部材、及び、上記網枠と一体に構成または上記網枠に連結されて、上記網枠の下方に配置され、上記ふるい網を通った被処理物が自身の内側を通るように構成された下部筒状部を有する下部枠筒部材、の少なくともいずれかと、ケーブルを含み、このケーブルを通じて供給される電力を用いて、超音波振動を発生する超音波振動子であって、この超音波振動子のうち、少なくとも上記ケーブルのうち外部に露出した部分が、上記上部枠筒部材の上部筒状部または上記下部枠筒部材の下部筒状部よりも外側に配置されてなる超音波振動子と、金属からなり、上記超音波振動子からの超音波振動を上記振動部材に伝達して、上記振動部材を超音波振動させる振動伝達部材と、を備え、前記振動伝達部材は、前記網枠及びふるい網の上方または下方に位置し、前記ふるい網の網面に平行な方向で、上記上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部の外側に向けて延びる外方伸延部と、上記外方伸延部から上記ふるい網の網面に直交する方向に延びて、前記振動部材に結合する直交結合部であって、上記外方伸延部を伝わる縦振動の超音波振動を方向変換して、この直交結合部を通じて上記振動部材に、ふるい網の網面に直交する方向の超音波振動を伝える直交結合部と、を含み、前記振動部材は、前記ふるい網の網面に直交する方向に超音波振動させられるふるい装置である。
本発明のふるい装置では、超音波振動子のうち、少なくともケーブルのうち外部に露出した部分が、上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部よりも外側に配置されている。このため、超音波振動によりあるいは粉体などの被処理物との摩擦により、ケーブルから剥離した樹脂片などの異物が被処理物と混入することがない。
一方で、超音波振動子で発生させた超音波振動は、振動伝達部材を介して、網枠の内側に配置された振動部材に伝えられ、この振動部材から直接ふるい網に伝えられるから、強力にふるい網を超音波振動させることができる。
さらに、このふるい装置では、振動部材がふるい網の網面に直交する方向に超音波振動することにより、この振動部材に張られたふるい網を網面に直交する方向に超音波振動させることができる。このように、ふるい網を網面に直交する方向に超音波振動させると、例えばふるい網を網面に沿う方向に超音波振動させた場合に比して、広い範囲亘って超音波振動が伝わり、目詰まりを生じにくく、より効率よくふるい処理を行わせることができる。
加えて、本発明のふるい装置では、振動伝達部材で振動の方向を変換することで、ふるい網にその網面に直交する方向の超音波振動を伝えることができる一方、外方伸延部よりも外側に超音波振動子を取り付ければ足りる。このため、ふるい装置について、ふるい網の網面に直交する方向の寸法を小さくすることができるから、コンパクトなふるい装置とすることができる。
なお、振動伝達部材として、外方伸延部と超音波振動を方向変換して伝える直交結合部とを有しており、具体的には、二次元振動方向変換体からなる、または二次元振動方向変換体を含んでいる振動伝達部材を用いることができる。
ここで、本発明のふるい装置で処理をする被処理物には、このふるい装置で、ふるい掛け、ふるい分け、混合攪拌、フィルタリングなどの処理ができる粉体、粒体、固形物を含む液体などが含まれる。
また、ふるい装置としては、超音波振動によるふるい分けを行うふるい装置のみならず、別途設けたモータで生成した低周波の振動によるふるい分けをも重ねて行うふるい装置をも含む。
さらに、振動部材としては、網枠の内周に網枠と一体に形成したタイプ、例えば、網枠から内周方向に膨出するように網枠と一体に形成されたものや、網枠の内周に振動部材を溶接等で固着して一体化したものなどが挙げられる。また、網枠とは離間した別体で、網枠との間にふるい網が架け渡されて張られるようにしたタイプを用いることもできる。このタイプの振動部材しては、例えば、円環状の網枠の中心に、ふるい網との当接部分が網枠と同心の円板状となる振動部材を設け、これを振動させるようにしたものが挙げられる。
また、超音波振動子としては、超音波振動を発生可能なものであればよい。具体的には、磁歪素子、電歪素子などを用いた超音波振動子を用いるのが好ましい。強力な超音波振動を発生させるためには、ランジュバン型振動子を用いるのが好ましく、さらには、ボルト締めランジュバン型振動子を用いるのが好ましい。
また、粉塵による爆発や超音波振動子の故障等を防止するため、超音波振動子本体の周囲を金属ケースなどで包囲した防爆型、防塵型の超音波振動子を用いるのが好ましい。
また、超音波振動子の配置としては、少なくとも、この超音波振動子に接続しているケーブルのうち露出した部分が、上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部よりも外側に配置されるようにしてあればよい。このように配置すれば、万一、超音波振動や粉体などの被処理物との摩擦によって、剥がれたケーブルの被覆樹脂の破片などの異物が、被処理物内に混入することを防止することができる。しかしさらには、超音波振動子全体が、上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部よりも径方向外側に配置されるようにするのが好ましい。
また、振動伝達部材としては、超音波振動子で発生させた超音波振動を、振動部材に伝えることができる部材であればよい。但し、超音波振動伝達の際の損失を少なくするべく、振動損失が少なく、比強度の高い材質を用いるのが好ましく、例えば、アルミニウム合金、チタン合金、ステンレス鋼、工具鋼、炭素鋼などを用いることができる。
また、この振動伝達部材には、超音波振動子で発生させた超音波振動を効率よく、しかもその振動方向を方向変換して振動部材に伝えるように、振動方向変換体を用いる、あるいは振動方向変換体をその一部に含ませることもできる。例えば、超音波振動子の振動方向を90度方向変換して振動部材に伝えるように、略十字型の二次元振動方向変換体を用いることができる。この二次元振動方向変換体は、2本の縦振動する棒を各々の振動変位の節部を中心として直交結合した形状を有するもので、一方の棒に相当する部分の一方端を入力端とすると、これに直交する他方の棒に相当する部分の端から振動出力を得ることができるものである。
また、振動伝達部材で、1つの超音波振動子の超音波振動を振動部材に伝達するようにしても良いが、複数の超音波振動子を用い、これらの超音波振動を振動伝達部材で合成して、振動部材により強力な超音波振動を伝達するようにしても良い。
さらに、上述のふるい装置であって、前記振動部材は、前記網枠からその内側に膨出し、上記網枠と一体とされてなり、前記外方伸延部は、前記上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部の径方向外側に向けて延びてなるふるい装置とすると良い。
本発明のふるい装置では、振動部材が網枠のすぐ内側にこれに一体に形成されているから、振動部材を別途の部材で保持する必要が無い。また、振動伝達部材のうち外方伸延部が上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部の径方向外側に向けて延びてなるから、外方伸延部の長さも短くできる。このため、構造が簡単で、上部枠筒部材内または下部枠筒部材内において、被処理物の通る経路面積を外方伸延部で妨げる割合も少なくでき、効率的に被処理物のふるい分けができる。
さらに、先述のいずれかに記載のふるい装置であって、前記外方伸延部は、自身の断面形状が、頂点から幅方向寸法が徐々に増加し、最大幅寸法を有する部分に至る形状を有しているふるい装置とすると良い。
外方伸延部には、ふるい網を通す前、あるいはふるい網を通った後の粉体などの被処理物が降りかけられるため、外方伸延部に被処理物が降り積もった状態となる場合があり、これを除く作業が要る場合がある。
これに対し、本発明のふるい装置では、外方伸延部の断面形状を上述のようにしているので、粉体などの被処理物が外方伸延部の上に降り積もりにくくなり、ふるい分け等における粉体等の処理が容易になる。
なお、外方伸延部の具体的な断面形状としては、例えば、円形(円柱形)や、3つの頂点のうちの1つを上にした三角形、4つの頂点のうちの1つを上にした正方形などが挙げられる。
さらに、上述のいずれか1項に記載のふるい装置であって、前記超音波振動子と、前記振動伝達部材とは、互いにネジにより締結されてなるふるい装置とすると良い。
本発明のふるい装置では、超音波振動子と振動伝達部材とが、ネジにより締結されている。このため、例えば、網枠及びふるい網の洗浄の場合や、ふるい網を張り替える場合などにおいても、超音波振動子を、一旦振動伝達部材から外して、洗浄や張り替えを行うことができるから、作業が容易である。
さらに、上述のいずれか1項に記載のふるい装置であって、前記振動伝達部材と、前記振動部材とは、互いにネジにより締結されてなるふるい装置とすると良い。
本発明のふるい装置では、振動伝達部材と振動部材とが、ネジにより締結されている。このため、例えば、網枠及びふるい網の洗浄の場合や、ふるい網を張り替える場合などにおいても、超音波振動子と共に振動伝達部材を、一旦振動部材から外して、洗浄や張り替えを行うことができるから、特に作業が容易である。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施例に係るふるい装置1の縦断面図、図2は、このうち、網枠部材15の形態を示す裏面図である。また図3は、本実施例に係るふるい装置1のうち、超音波振動子19、二次元振動方向変換18、突出振動部16など、本発明にかかる要部を拡大して示す部分拡大縦断面図であり、図4は、同じく要部を拡大して示す部分拡大裏面図である。
本実施例のふるい装置1は、モータ3によって発生させた振動を用いてふるい分けを行う振動ふるい装置であり、この振動に加えて、後述するように、ふるい網17に超音波振動子19で発生させた超音波振動を伝えて、さらに効率よくふるい分けを可能とした装置である。このふるい装置1は、有底円筒型の架台2内に設置されたモータ3の回転をVプーリ4とV車6との間に架け渡したVベルト5で、振動体8に伝える。但し、この振動体8の上下には、非平衡重りである下部ウェイト9A及び上部ウェイト9Bが偏芯して取り付けられているため、振動体8は偏芯しつつ回転する。
なお、振動体8とV車6とは、弦巻バネからなる駆動スプリング7で接続されているので、駆動体8が偏芯して回転してもその振動がV車6、モータ3及び架台2には伝わらないようになっている。
一方、中心部分に駆動体8が回転自在に取り付けられてなる皿状の駆動体ベース10は、架台2との間に多数の枠受けスプリング11を介して架台2から浮き上がるようにして、柔に保持されている。このため、駆動体8に生じる偏芯振動に応じて、駆動体ベース10も振動することとなる。駆動体8及び上部ウェイト9Bの上方には、略円錐形状の振動容器12が配置されており、その周囲を円筒状の筒状部13Tを有する下枠13が取り囲んでいる。この下枠13には、1ヶ所下枠排出口13Bに繋がる下枠排出路13Aが設けられている。
この下枠13の上方には、下枠13の筒状部13Tと同径の筒状部14Tを有する中枠14が同心状に積み重なって配置されている。具体的には、図3に示すように、サポートゴムリング31Aを介して、下枠13の連結フランジ部13Cと中枠14の連結フランジ部14Cとが、金属バンド32Aで結束されている。これにより中枠14と下枠13とは、互いに連結されると共に、連結部分での粉体の漏れ出しや異物の浸入が防止されている。
さらに、この中枠14の上方端面には、同心状に網枠部材15及び上枠20が固着されている。このうち、網枠部材15は、図2にその裏面図を示すように、ステンレス鋼からなり、円環状の枠部15Wと、円管の中心に位置する中心網支え部15Cと、枠部15Wから延びて中央網支え部15Cを四方から支える4つの支持ブリッジ15Dを有する。この網枠部材15の枠部15Wの上方の面である網固着面15Sには、ふるい網17が接着剤で固着されている。また、ふるい網17の中央付近でのたるみを防止するため、中央網支え部15Cの上方の面である網固着面15CSにも、ふるい網17が接着剤で固着されている。
なお、枠部15Wの網固着面15Sと、中央網支え部15Cの網固着面15CSとは、面一となるように配置されている。また、枠部部材15には、枠部15Wの補強、変形防止のため、枠部15Wからこれに直交するように延びる環状の網枠リブ15Lが設けられている。
さらに、本実施例では、図2に示すように、網枠部材15の枠部15Wのうち、その周方向に見て互いに反対側となる位置(2ヶ所)に、枠部15Wから内側に突出する略半円形状の突出振動部16が形成されている(図3、図4参照)。具体的には、板材から網枠部材15の枠部15Wを切り出す際に、枠部15Wの一部(2ヶ所)を略半円形に膨出した形状にして突出振動部16とする。この突出振動部16の上方の面である網固着面16Sにもふるい網17が接着剤で固着されている。かくして、本実施例では、枠部15W、中央網支え部15C、及び突出振動部16の間に互いの架け渡すように、ふるい網17が架け渡して張られている。
さらに、この突出振動部16には、網枠リブ15Lとの間に補強リブ16Lが形成されており、突出振動部16が下方に屈曲変形するのを防止している。また、この突出振動部16には、ステンレス鋼からなる断面凸字状で二段円柱状の変換体取付台部16Tが中央部分に溶接固着されている。この変換体取付台部16Tには、図3に示すように、その軸線16TJに沿って、下方を向く先端面16TTに開口する雌ネジ孔16TNが形成されている。
一方、上枠20は、図1に示すように、上方に向かって開いた円錐台の側面(斜面)の形状を有する筒状部20Tを有している。
図3に示すように、サポートゴムリング31Dと31Eとで、網枠部材15の枠部15Wを挟み、さらに、中枠14の連結フランジ部14Dと上枠20の連結フランジ部20Dとでこれらを挟み、金属バンド32Cで結束することで、中枠14、網枠部材15及び上枠20は、互いに連結している。これにより上枠20と網枠部材15と中枠14とが、互いに連結されると共に、連結部分での粉体の漏れ出しや異物の浸入が防止されている。
さらに、この中枠14の筒状部14Tからは、その周方向に見て互いに反対側となる位置で、突出振動部16に対応する位置2ヶ所に、円管状の振動子保持筒部14Uが径方向外側(図3中、右側)に突出して形成されている。この振動子保持筒部14U内には、図3に示すように、防爆型超音波振動子19(単に、超音波振動子19と言うこともある)が挿入、固着されている。
この防爆型超音波振動子19は、内部構造を図示しないが、公知の構造を有している。具体的には、圧電セラミックと金属ブロックとをボルト締め構造にくみ上げた、いわゆるボルト締めランジュバン型超音波振動子であり、前面板19Mを突出させた状態で、圧電セラミック、電極板、裏打ち板、リード線等を円筒型の金属ケース19Cで囲んで内部を密閉し、粉体が金属ケース19C内に浸入することを防止する防塵構造とすると共に、万一、電極板などにおいて火花が生じても、金属ケース19C外部の粉体等に引火しない防爆構造となっている。
この金属ケース19Cは、前面板19Mのうち超音波振動の節となる部分を機械的に保持する構造となっており、この超音波振動子19に超音波振動を発生させても、この金属ケース19Cには振動を生じない。この金属ケース19Cの後端(図3中、右端)には、径方向外側に突出するフランジ部19Fが形成されている。そこで、図3に示すように、金属ケース19Cのフランジ部19CFをサポートゴムリング31Bと31Cとで挟み、さらに、振動子保持筒部14Uの連結フランジ部14UFと、別途用意したフランジ保持リング30とでこれらを挟み、金属バンド32Bで結束することで、中枠14の振動子保持筒部14Uに防爆型超音波振動子19が固着される。これにより防爆型超音波振動子19が、中枠14の振動子保持筒部14U内に固着されると共に、固着部分での粉体の漏れ出しや異物の浸入が防止されている。
なお、超音波振動子19の金属ケース19Cのうち、後端側(図3中、右側)には、図示しない駆動電源に接続するためのケーブル19Eが、コネクタ19Dによって接続されている。従って、本実施例のふるい装置では、超音波振動子19に電力を供給するケーブル19Eは、中枠14の筒状部14Tよりも径方向外側に配置されることとなる。
この超音波振動子19の前面板19Mは、ステンレス鋼からなり、この前面板19Mの先端面19MTからは、超音波振動子19の軸線19Jに沿って雄ネジ部19MNが突出して形成されている。この超音波振動子19の前面板19Mと、前述した突出振動部16の変換体取付台部16Tとの間には、図3に示すように、平面視、略十字型の二次元振動方向変換体18が介在している。この二次元振動方向変換体18は、ステンレス鋼からなり、所定長さの2本の円柱体を、その第1軸線18J1及び第2軸線18J2が直交するように組み合わせた形状を有している。具体的には、交差部18Cを中心として、図3中、これと、その右側の外方伸延部18Gと、左側の内方伸延部18Hとが第1軸線18J1に沿って延びる円柱形状をなしている。しかもその長さは、超音波振動子19で発生する超音波振動がこの円柱部分を伝わるときの1/2波長分の長さに相当する寸法とされている。また、交差部18Cを中心として、図3中、これと、その上側の直交結合部18Mと、下側の直交伸延部18Lとが第2軸線18J2に沿って延びる円柱形状をなしている。しかもその長さは、超音波振動子19で発生する超音波振動がこの円柱部分を伝わるときの1/2波長分の長さに相当する寸法とされている。
この二次元振動方向変換体18のうち、直交結合部18Mには、第2軸線18J2に沿って、その先端面18MTから突出するように雄ネジ部18MNが形成されている。そして、先端面18MTと突出振動部16の変換体取付台部16Tの先端面16TTとが対向するように、変換体取付台部16Tの雌ネジ孔16TNに直交結合部18Mの雄ネジ部18MNがねじ込まれている。これにより、第2軸線18J2と変換体取付台部16Tの軸線16TJとが一致している。さらに具体的には、先端面16TTと先端面18MTとの間には、薄板状のスペーサ33Bが介挿されて、互いに緊密に密着して締結されている。
なお、二次元振動方向変換体18の直交結合部18Mを、突出振動部16の変換体取付台部16Tに螺挿したときに、第1軸線18J1が、中枠14の振動子保持筒部14Uの軸線にほぼ一致するように、このスペーサ33Bの厚さを選択する。このようにすることで、次述するように、この振動子保持筒部14U内に超音波振動子19を挿通した状態で、超音波振動子19を二次元振動方向変換体18に取り付けることができるようになる。
一方、この二次元振動方向変換体18のうち、外方伸延部18Gには、第1軸線18J1に沿って、先端面18GTに開口する雌ネジ孔18GNが形成されている。そして、振動子保持筒部14U内に超音波振動子19を挿通した状態で、先端面18GTと前面板19Mの先端面19MTとが対向するように、雌ネジ孔18GNに前面板19Mの雄ネジ部19MNがねじ込まれている。これにより、第1軸線18J1と超音波振動子19の軸線19Jとが一致している。
なお、先端面18GTと先端面19MTとの間に、適切な厚さの薄板状のスペーサ33Aを介挿して、超音波振動子19の回転角を調整しつつ、互いに緊密に密着して締結するとよい。このようにすることで、超音波振動子19の金属ケース19Cとケーブル19Eのコネクタ19Dとの接続の状態を一定にすることができ、接続が容易にできる。
このようにして超音波振動子19に接続された二次元振動方向変換体18及び突出振動部16について、超音波振動子19を駆動して、第1軸線18J1に沿う方向に伸縮する超音波振動(縦波)を発生させると、前面板19Mの先端面19MTを振動の腹として、二次元振動方向変換体18に超音波振動が伝えられる。この二次元振動方向変換体18では、外方伸延部18Gの先端面18GT及び内方伸延部18Hの内側端面18HTとが腹となり、交差部18Cが節となる振動が励起されると共に、この二次元振動方向変換体18をなす金属のポアソン比に従って第2軸線18J2方向にも超音波振動が励起される。このため、直交結合部18M及び変換体取付台部16Tを通じて、突出振動部16がその厚さ方向(図3中、上下方向、第2軸線に沿う方向18J2)に超音波振動させられる。
本実施例のふるい装置1は、このような構成を有しているので、ふるい網17は、モータ3による低周波の振動で振動するほか、超音波振動子19による超音波振動で振動させられる。従って、例えば図示しないホッパ等を通じて、上枠20内に粉体(被処理物)FFを投入すると、ふるい網17の網目内に粉体FFが目詰まりすることが防止され、効率よく粉体FFについてふるい網17を透過させることができる。なお、ふるい網17を通過した粉体FFは、振動容器12上に堆積すると、振動により斜面を滑り落ちて外周側に集められ、さらに、下枠13の内周に沿って円周方向に移動し、下枠排出路13Aの下枠排出口13Bから排出される。一方、ふるい網17を透過できなかったもの(異物、粒径の大きな粉体など)は、上枠20に設けられた図示しない排出口から排出される。
かくして、粉体(被処理物)FFを、ふるい網17を用いて効率よくふるい分けすることができる。
しかも本実施例のふるい装置1では、超音波振動子として防爆型超音波振動子19を用い、そのケーブル19Eを中枠14の径方向外側(図3中、右方向)に配置した。従って、粉体FFとの摩擦によって、ケーブル19が剥離することがない。しかも、万一、超音波振動や粉体との摩擦などによって樹脂片が剥離したとしても、中枠14や下枠13内の粉体FF内に異物として混入することがない。
さらに、本実施例のふるい装置1では、超音波振動子19の発生する超音波振動を、二次元振動方向変換体18を用いて、90度方向変換して、網枠部材15の枠部15Wの内側に形成された突出振動部16を、直接振動させている。このため、超音波振動子19で発生させた超音波振動を、効率よくふるい網17に伝えることができる。しかも、ふるい網17の網面17Sに直交する方向にふるい網17を振動させるので、目詰まりを生じにくく、しかもふるい網17を強力に超音波振動させることができるから、ふるい網17によるふるい分けを効率よく行わせることができる。
また、本実施例1のふるい装置1では、二次元振動方向変換体18を用い、ふるい網17の網面17Sに平行な方向に延びている外方伸延18Gの先に超音波振動子19を配置している。従って、この実施例のふるい装置1では、網面17Sに直交する方向に(図1中、上下方向)にコンパクトなふるい装置とすることができている。
また、本実施例のふるい装置1では、超音波振動子19の前面板19Mと、二次元振動方向変換体18の外方伸延部18Gとを、ネジ止めによって固着してある。このため、超音波振動子19を取り外して、さらには、中枠14と網枠部材15とを分離して、これらを洗浄やふるい網17の張り替え等を行うことができるので、これらの作業が容易である。さらに、本実施例では、突出振動部16の変換体取付台部16Tと二次元振動方向変換体18とを、ネジ止めによって固着してある。従って、さらに、この二次元振動方向変換体18を取り外して、洗浄や網の張り替え等を行うことができるので、さらに作業が容易である。
さらに、本実施例のふるい装置1では、突出振動部16は、網枠部材15の枠部15Wからその内側に膨出し、網部15Wと一体とされているので、例えば、本実施例における中央網支え部15Cのように、別途設けた支持ブリッジ15Dで支える必要が無く、構造が簡単である。そして、枠部15E内でも、本実施例の突出振動部16のように、枠部15Wに近接した位置に配置すると、この突出振動部16に接続している外方伸延部18Gが、中枠14の径方向外側(図3中、右方向)に向けて延びる長さも短くて済む。この点でも、二次元振動方向変換体18のさらにはふるい装置1の構造が簡単になる。また、外方伸延部18Gで粉体FFの流通を妨げる面積も小さくすることができる。
また、本実施例では、網面17Sに直交する方向に見た場合(図4参照)において、突出振動部16を、二次元振動方向変換体18及び超音波振動子19の前面板19Mが隠れる形状及び大きさとしているから、ふるい網17を通過した粉体FFなどが二次元振動方向変換体18及び超音波振動子19の前面板19Mの上に降り積もる量が少なくなり、粉体FFの処理が容易である。
さらに、本実施例のふるい装置1では、二次元振動方向変換体18を2本の円柱体が交差した形状とした。かくして、外方伸延部18Gや内方伸延部18Hの断面形状が円形となっているため、特にこれらの上には、粉体が降り積もりにくくなっており、粉体FFの処理が容易である。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上述の実施例においては、略十字型の二次元振動方向変換体18を用いて、超音波振動子19の超音波振動の方向を変換した例を示したが、超音波振動子の発生する超音波振動を突出振動部(振動部材)に伝えることができる振動伝達部材であれば、他の形状の部材を用いることができる。また、上述の実施例では、二次元振動方向変換体18の外方伸延部18Gが比較的短い形状としたために、超音波振動子19のうち、前面板19Mの一部が中枠14よりも内側に位置する形態となっていた。しかし、例えば、この外方伸延部をここを伝わる超音波振動の1波長分長くした形状とし、この先端に接続される超音波振動子全体が、中枠の径方向外側に位置するようにしても良い。また、複数の超音波振動子の出力を合成した出力を振動伝達部材で突出振動部(振動部材)に伝えるようにすることもできる。
また、上述の実施例においては、ふるい網17よりも下方に、超音波振動子19や二次元振動方向変換体18を配置した例を示したが、例えば、上枠に振動子保持筒部を設けるなどして、ふるい網よりも上方に、超音波振動子や二次元振動方向変換体を配置しすることもできる。
実施例に係るふるい装置の構造を示す縦断面図である。 実施例に係るふるい装置のうち、網枠部材の形態を示す裏面図である。 実施例に係るふるい装置のうち、要部を拡大して示す部分拡大縦断面図である。 実施例に係るふるい装置のうち、要部を拡大して示す拡大裏面図である。
1 振動ふるい装置
12 振動容器
13 下枠
14 中枠(下部枠筒部材)
14U (中枠の)振動子保持筒部
14UF (超音波振動子のフランジ部との)連結フランジ部
15 網枠部材(網枠)
15W 枠部
15S 網固着面
15L 網枠リブ
16 突出振動部(振動部材)
16S (突出振動部の)網固着面
16T 変換体取付台部
16TT (変換体取付台部の)先端面
16TN (変換体取付台部の)雌ネジ孔
16TJ (変換体取付台部の)軸線
17 ふるい網
17S(ふるい網の)網面
18 二次元振動方向変換体(振動伝達部材)
18J1 (二次元振動方向変換体の)第1軸線
18J2 (二次元振動方向変換体の)第2軸線
18G 外方伸延部
18GT (外方伸延部の)先端面
18GN (外方伸延部の)雌ネジ孔
18C 交差部
18M 直交結合部
18MT (直交結合部の)先端面
18MN (直交結合部の)雄ネジ部
19 防爆型超音波振動子
19J (防爆型超音波振動子の)軸線
19M (防爆型超音波振動子の)前面板
19MT (前面板の)先端面
19MN (前面板の)雄ネジ部
19C (超音波振動子の)金属ケース
19F (金属ケースの)フランジ部
19D (防爆型超音波振動子の)コネクタ
19E (防爆型超音波振動子の)ケーブル
20 上枠(上部枠筒部材)
FF 粉体(被処理物)

Claims (4)

  1. 環状の網枠と、
    上記網枠の内側に配置され、超音波振動させられる振動部材と、
    上記網枠及び振動部材に架け渡して張られたふるい網と、
    上記網枠と一体に構成または上記網枠に連結されて、上記網枠の上方に配置され、上記ふるい網を通す被処理物が自身の内側を通るように構成された上部筒状部を有する上部枠筒部材、及び、
    上記網枠と一体に構成または上記網枠に連結されて、上記網枠の下方に配置され、上記ふるい網を通った被処理物が自身の内側を通るように構成された下部筒状部を有する下部枠筒部材、の少なくともいずれかと、
    ケーブルを含み、このケーブルを通じて供給される電力を用いて、超音波振動を発生する超音波振動子であって、
    この超音波振動子のうち、少なくとも上記ケーブルのうち外部に露出した部分が、上記上部枠筒部材の上部筒状部または上記下部枠筒部材の下部筒状部よりも外側に配置されてなる超音波振動子と、
    金属からなり、上記超音波振動子からの超音波振動を上記振動部材に伝達して、上記振動部材を超音波振動させる振動伝達部材と、を備え
    前記振動伝達部材は、
    前記網枠及びふるい網の上方または下方に位置し、
    前記ふるい網の網面に平行な方向で、上記上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部の外側に向けて延びる外方伸延部と、
    上記外方伸延部から上記ふるい網の網面に直交する方向に延びて、前記振動部材に結合する直交結合部であって、
    上記外方伸延部を伝わる縦振動の超音波振動を方向変換して、この直交結合部を通じて上記振動部材に、ふるい網の網面に直交する方向の超音波振動を伝える直交結合部と、を含み、
    前記振動部材は、前記ふるい網の網面に直交する方向に超音波振動させられる
    ふるい装置。
  2. 請求項1に記載のふるい装置であって、
    前記振動部材は、前記網枠からその内側に膨出し、上記網枠と一体とされてなり、
    前記外方伸延部は、前記上部枠筒部材の上部筒状部または下部枠筒部材の下部筒状部の径方向外側に向けて延びてなる
    ふるい装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のふるい装置であって、
    前記外方伸延部は、自身の断面形状が、頂点から幅方向寸法が徐々に増加し、最大幅寸法を有する部分に至る形状を有している
    ふるい装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のふるい装置であって、
    前記超音波振動子と、前記振動伝達部材とは、互いにネジにより締結されてなる
    ふるい装置。
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