JP2003145051A - 振動ふるい機 - Google Patents
振動ふるい機Info
- Publication number
- JP2003145051A JP2003145051A JP2001350664A JP2001350664A JP2003145051A JP 2003145051 A JP2003145051 A JP 2003145051A JP 2001350664 A JP2001350664 A JP 2001350664A JP 2001350664 A JP2001350664 A JP 2001350664A JP 2003145051 A JP2003145051 A JP 2003145051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrating
- container
- mesh frame
- ear portion
- sieving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
波振動子の高周波振動が確実に伝達され、所要のふるい
分け能力を発揮できるとともに、モータにより振動容器
全体を振動させることでふるい網上の材料を移動させ、
高能率でふるい分けがなされるようにする。 【解決手段】 振動容器2をモータ5によって振動せら
れるように支持し、ふるい網10が張設された環状の網
枠8の外周に耳部9を一体に形成し、弾性サポート1
1,12を介在させることで該網枠を前記振動容器中に
配置し前記耳部を該振動容器の外部に突出させるととも
に、該耳部に超音波振動子15を固設してなる。
Description
によって振動させるとともに、超音波振動子によって該
振動容器内に張設されたふるい網を高周波振動させ、種
々の粉体,粒体等をふるい分け,混合撹拌する振動ふる
い機に関するものである。
た超音波振動装置は、ふるい物が収容されるような円筒
形あるいは角筒形の器状の振動容器の底面にふるい網が
張設され、該振動容器の外側に一体に形成された突出部
に超音波振動子が設けられたものである。また、特開2
000−334384号により開示された超音波振動ふ
るい機は、ふるい網が張設された網枠の内側に一対のメ
クラ部を対設し、該メクラ部の下面に超音波振動子を設
けたものである。
は、超音波振動子によって振動容器全体を振動させよう
とするものであるので、超音波振動子の出力パワーが相
当大きくできないと実際にふるい分けを行うことができ
ず、それに応じられる超音波振動子が未だ開発されてい
ないために、実用化,商品化はできていないのが現状で
あった。
のふるい分け工程でビニール紛,塗料剥離紛等の僅かな
異物が混入しても支障が出ることが多いが、上記特開2
000−334384号に開示された超音波振動ふるい
機では、網枠の内側に超音波振動子を設けられているの
で、該超音波振動子自体、或は該超音波振動子に高周波
電流を供給するためのケーブル等からその振動に伴って
ビニール,塗料,接着材等が擦れて剥がれ異物として混
入し汚染するおそれがあるので使用できないという問題
があった。
消し、ふるい分け材料中に異物を混入させるおそれがな
く、しかも、ふるい網に超音波振動子の高周波振動が確
実に伝達され、所要のふるい分け能力を発揮できるとと
もに、モータにより振動容器全体を振動させることでふ
るい網上の材料が移動せられ、高能率でふるい分けが行
われる振動ふるい機を提供しようとするものである。
ふるい機は、振動容器をモータによって振動せられるよ
うに支持し、ふるい網が張設された環状の網枠の外周に
耳部を一体に形成し、弾性サポートを介在させることで
該網枠を前記振動容器中に配置し前記耳部を該振動容器
の外部に突出させるとともに、該耳部に超音波振動子を
固設してなることを特徴とする。また本発明の振動ふる
い機は、振動容器は有底円筒状の容器本体の上端開口縁
に円筒体を継ぎ合せることで構成され、該容器本体の下
部に振動用のモータを固設するとともに、外周に耳部を
有する環状の網枠を剛性平板から形成し、該網枠を該容
器本体の上端開口縁と円筒体との間に弾性サポートを介
在させて配置し、該円筒体の下縁の一部に形成された切
欠から該網枠の耳部を外部に突出させ該耳部に超音波振
動子を固設してなることを特徴とする。
明する。図1に本発明に係る振動ふるい機の全体を縦断
面図にて示し、1は基台、2は該基台上にコイルばね3
により支持された振動容器である。該振動容器2は有底
円筒状の容器本体2aの上端開口縁に円筒体2bを金属
バンド4によって継ぎ合せることで構成される。5は該
容器本体2aの下部に固設された振動用のモータ、6は
そのモータ軸に取り付けられた非平衡重り、7は容器本
体2aの一側壁に形成された材料排出口である。
mのステンレス板等の剛性平板をレーザーカッターによ
って切断加工することで外周に耳部9を有する環状に形
成した網枠で、該網枠の上面に金網等のふるい網10の
周縁部を接着剤により接着することによって該ふるい網
を弛みなく張設する。そして図2,図3に示したよう
に、該網枠8を容器本体2aの上端開口縁と円筒体2b
との間に弾性サポート11,12を夫々介在させて配置
し、該円筒体の下縁の一部に形成された切欠13から該
網枠の耳部9を外部に突出させ、該耳部に螺子孔14を
形成し、該螺子孔に超音波振動子15の取付軸16を螺
合することで該超音波振動子15を該耳部に固設する。
なお、17は下方の弾性サポート11を支持させている
環状のサポート部材で、該サポート部材の外周縁を金属
バンド4によって容器本体2aの上端開口縁と円筒体2
bの下縁との間に挟着させている。
硬度10〜20程度のシリコンスポンジからなる弾性体
で、該弾性サポート11,12を介在させることにより
網枠8の高周波振動を阻害しないように支持している。
上記超音波振動子15にはセラミック振動体が内蔵さ
れ、発振器18から24kHz〜40kHzの高周波電流
がケーブル19を通して供給することにより該網枠8を
振動させ、その振動がふるい網10に伝達する。
ータ6の作動により振動容器2全体が振動されるととも
に、超音波振動子15により網枠8が高周波振動し、ふ
るい網10上に装入された粉体等の材料をふるい分け
る。このモータ6による振動はその回転軸の回転速度に
依るものであるので、周波数が20Hz〜60Hzと低
く、振幅は0.8mm〜10mmと大きな値となる。こ
のため、ふるい網10上の材料はその振動にともない該
ふるい網10上にて移動し、特に上記非平衡重り6のモ
ータ軸に対する取付状態を変更することにより、ふるい
網10上の材料を所望方向に回転運動させたり、あるい
はその回転にともない外周方向あるいは中心に向けて移
動させ拡散させたり集中させることができる。そしてそ
の移動時に超音波振動子15により該ふるい網10が周
波数24kHz〜40kHz,振幅3μm〜5μmの高周
波振動をすることから、該材料を高いふるい分け能力を
もってふるい分けることができる。こうして、ふるい網
10の網目より落下したふるい分け材料は排出口7から
排出される。
子15を円筒体2bの切欠13から突出させた網枠8の
耳部9に固設しているので、その高周波振動にともない
ケーブル19等から異物が擦れ剥がれても内部の材料に
これが混入し汚染させるおそれはなく材料を常に高純度
に保つことができる。
を介して支持されていて、容器本体2aや円筒体2b、
即ち、振動容器2とは直接接していないので、超音波振
動子15の振動がその接触によって減衰されることな
く、ふるい網10を充分なパワーで高周波振動させるこ
とができる。なお、モータ6による振動は周波数がこれ
より大幅に低く振幅は大きいので、弾性サポート11,
12によって減殺されることなく、ふるい網10に伝達
される。
振動容器をモータによって振動せられるように支持し、
ふるい網が張設された環状の網枠の外周に耳部を一体に
形成し、弾性サポートを介在させることで該網枠を前記
振動容器中に配置し前記耳部を該振動容器の外部に突出
させるとともに、該耳部に超音波振動子を固設してなる
ので、材料を異物により汚染させるおそれがなく、しか
も、ふるい網に超音波振動子の高周波振動が確実に伝達
され、所要のふるい分け能力を発揮できるとともに、モ
ータにより振動容器全体を振動させることでふるい網上
の材料が移動せられ、高能率でふるい分けが行われるよ
うにする有益な効果がある。
た縦断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 振動容器をモータによって振動せられる
ように支持し、ふるい網が張設された環状の網枠の外周
に耳部を一体に形成し、弾性サポートを介在させること
で該網枠を前記振動容器中に配置し前記耳部を該振動容
器の外部に突出させるとともに、該耳部に超音波振動子
を固設してなることを特徴とした振動ふるい機。 - 【請求項2】 振動容器は有底円筒状の容器本体の上端
開口縁に円筒体を継ぎ合せることで構成され、該容器本
体の下部に振動用のモータを固設するとともに、外周に
耳部を有する環状の網枠を剛性平板から形成し、該網枠
を該容器本体の上端開口縁と円筒体との間に弾性サポー
トを介在させて配置し、該円筒体の下縁の一部に形成さ
れた切欠から該網枠の耳部を外部に突出させ該耳部に超
音波振動子を固設してなることを特徴とした振動ふるい
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001350664A JP3837056B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | 振動ふるい機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001350664A JP3837056B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | 振動ふるい機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003145051A true JP2003145051A (ja) | 2003-05-20 |
JP3837056B2 JP3837056B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=19163118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001350664A Expired - Fee Related JP3837056B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | 振動ふるい機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3837056B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005199136A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Sendai Kobayashi Seiyaku Kk | 振動篩装置 |
JP2006130433A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Honda Electronic Co Ltd | ふるい装置 |
JP2006175526A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Dainippon Printing Co Ltd | ブラスト加工方法及び装置 |
JP2007105629A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Kowa Industry Co Ltd | 振動篩装置 |
WO2008040540A1 (de) * | 2006-10-05 | 2008-04-10 | Artech Systems Ag | Vorrichtung zum anregen eines in einem siebrahmen eingefassten siebgewebes mittels ultraschall |
WO2013127282A1 (zh) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 裕东(中山)机械工程有限公司 | 一种振动筛 |
CN111014006A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-17 | 中南林业科技大学 | 一种用于人造板材生产中的物料分选装置 |
WO2021255132A1 (de) * | 2020-06-19 | 2021-12-23 | A O Ideas Gmbh | Transportvorrichtung mit einem ultraschallgenerator und betriebsverfahren |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106216061A (zh) * | 2016-07-28 | 2016-12-14 | 董超超 | 一种利用超声波的染料体处理系统 |
-
2001
- 2001-11-15 JP JP2001350664A patent/JP3837056B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005199136A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Sendai Kobayashi Seiyaku Kk | 振動篩装置 |
JP4627993B2 (ja) * | 2004-01-13 | 2011-02-09 | 小林製薬株式会社 | 振動篩装置 |
JP4521599B2 (ja) * | 2004-11-08 | 2010-08-11 | 本多電子株式会社 | ふるい装置 |
JP2006130433A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Honda Electronic Co Ltd | ふるい装置 |
JP2006175526A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Dainippon Printing Co Ltd | ブラスト加工方法及び装置 |
JP2007105629A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Kowa Industry Co Ltd | 振動篩装置 |
WO2008040540A1 (de) * | 2006-10-05 | 2008-04-10 | Artech Systems Ag | Vorrichtung zum anregen eines in einem siebrahmen eingefassten siebgewebes mittels ultraschall |
DE102006047592C5 (de) * | 2006-10-05 | 2019-01-10 | Artech Systems Ag | Vorrichtung zur Anregung eines in einem Siebrahmen eingefassten Siebgewebes mittels Ultraschall |
WO2013127282A1 (zh) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 裕东(中山)机械工程有限公司 | 一种振动筛 |
CN111014006A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-04-17 | 中南林业科技大学 | 一种用于人造板材生产中的物料分选装置 |
CN111014006B (zh) * | 2019-12-02 | 2020-12-22 | 中南林业科技大学 | 一种用于人造板材生产中的物料分选装置 |
WO2021255132A1 (de) * | 2020-06-19 | 2021-12-23 | A O Ideas Gmbh | Transportvorrichtung mit einem ultraschallgenerator und betriebsverfahren |
CN115715267A (zh) * | 2020-06-19 | 2023-02-24 | Ao概念有限公司 | 具有超声波发生器的运输装置和操作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3837056B2 (ja) | 2006-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5475078B2 (ja) | 円型振動ふるい装置 | |
JP3708346B2 (ja) | 振動報知装置 | |
JP3180345B2 (ja) | 非同調型構造物を超音波振動させる装置 | |
US5653346A (en) | Process and device for sifting, sorting, screening, filtering or sizing substances | |
EP1581349B1 (en) | Sieving apparatus | |
KR970700090A (ko) | 폴리싱 패드 조정 장치(device for conditioning polishing pads) | |
JP2003145051A (ja) | 振動ふるい機 | |
JP2005502465A (ja) | 篩装置 | |
JP2004508178A (ja) | 物質の篩い、分級、選別、ろ過又は分別装置及び方法 | |
US6003679A (en) | Sieving device with duel independent frequency input | |
US5799799A (en) | Ultrasonic screening system | |
US20180207642A1 (en) | Sieve system for a grinding device, and grinding device using this type of sieve system | |
JP3836962B2 (ja) | 超音波発振器付振動ふるい機 | |
JP4521599B2 (ja) | ふるい装置 | |
JP5419288B2 (ja) | 篩装置 | |
JP2003001193A (ja) | 振動ふるい機 | |
JP2003230866A (ja) | 振動篩装置 | |
JP2002292339A (ja) | 振動篩 | |
JP4332466B2 (ja) | 超音波振動ふるい機 | |
JP3837075B2 (ja) | 電磁振動ふるい機 | |
JP2002205015A (ja) | 振動ふるい機 | |
JPH1147692A (ja) | 振動分離装置 | |
JP4565083B2 (ja) | 超音波フルイ装置 | |
JPH0527325Y2 (ja) | ||
JP3238653B2 (ja) | ふるい方法及びふるい装置並びに隔壁具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3837056 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150804 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |