JP2002205015A - 振動ふるい機 - Google Patents

振動ふるい機

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JP2002205015A
JP2002205015A JP2001006884A JP2001006884A JP2002205015A JP 2002205015 A JP2002205015 A JP 2002205015A JP 2001006884 A JP2001006884 A JP 2001006884A JP 2001006884 A JP2001006884 A JP 2001006884A JP 2002205015 A JP2002205015 A JP 2002205015A
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JP
Japan
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vibrating
sieve
free
vibration
screen
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Application number
JP2001006884A
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English (en)
Inventor
Motoi Iwata
基 岩田
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Koei Sangyo Inc
Original Assignee
Koei Sangyo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗粉を材料中に混入させるおそれをなく
し、かつふるい網の目詰まりを確実に防止できる振動ふ
るい機を提供する。 【解決手段】 ふるい網10の下面に当接するように中
空筒からなるリング状の加振体14を支持し、該加振体
中に自由振動片15を封入し、振動容器2が振動するこ
とによって自由振動片を該加振体の内面に衝突させその
衝撃をふるい網に伝達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ふるい網を張設し
た振動容器をモータによって振動させることにより、種
々の粉体,粒体等をふるい分け,混合撹拌,解砕等する
振動ふるい機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば円形振動ふるい機は、周知のよう
に、基台上に複数個のコイルばねによって有底円筒状の
振動容器を支持し、該振動容器の下部中心位置に振動モ
ータを固設し、該振動容器内に金網等のふるい網を張設
してなるもので、従来から食品,薬品,各種工業原料等
の材料をふるい分けたり、混合,破砕等するのに広く用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来からこの
種の振動ふるい機では、ふるい網が目詰まりするのを防
ぐために、ふるい網の下側に適宜間隔を置いて水平に穴
明き板を張設し、その穴明き板とふるい網との間にタッ
ピングゴムと呼ぶゴムボールを入れて振動ふるい機の振
動によりそのゴムボールを上下に躍動させ、ふるい網に
衝突させることで目詰物を落とすようにしていたが、ゴ
ムボールがその衝撃により摩耗し粉となって材料に混入
する欠点があった。そこで、本発明はこのような摩耗粉
を材料中に混入させるおそれをなくし、かつふるい網の
目詰まりも確実に防止できる振動ふるい機を提供しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
しようとするもので、ふるい網の下面に当接するように
中空筒からなるリング状の加振体を支持し、該加振体中
に自由振動片を封入し、振動容器が振動することによっ
て自由振動片を該加振体の内面に衝突させその衝撃をふ
るい網に伝達させるようにしたことを特徴とする。また
本発明は上記振動ふるい機において、ふるい網の下側で
網枠の内周面に固着したサポートによって加振体を支持
してなることを特徴とする。また本発明は上記振動ふる
い機において、自由振動片は丸棒を円弧状に曲げその表
面にゴムライニングを施してなることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照し説明する。図1に本発明に係る振動ふるい機の全
体を縦断面図にて示し、1は基台、2は該基台上にコイ
ルばね3により支持された有底円筒状の振動容器で、該
振動容器2は下部容器2aと上部容器2bとを金属バン
ド4によって着脱自在に接合してなる。5は該下部容器
2aに固設された振動モータ、6,7はそのモータ軸に
取り付けられた非平衡重りである。
【0006】8は下部容器2aと上部容器2bの間に挟
着した角筒からなるリング状の網枠で、図2に拡大して
示したように、該網枠の上面に金網等のふるい網10の
周縁部を接着剤9により接着することによって該ふるい
網10を該網枠内に弛みなく張設している。
【0007】また、ふるい網10の下側で網枠8の内周
面にフラットバーをコ字状に折り曲げてなる基部12を
適宜間隔で溶接により固着し、該基枠部にフラットバー
からなるサポート13を溶接により放射状に固着し該サ
ポート13の先端に中空筒(角筒)からなるリング状の
加振体14を支持し、該加振体中に鉄製の丸棒を円弧状
に曲げその表面にゴムライニングを施してなる複数の自
由振動片15を封入するとともに、該加振体の上面をふ
るい網10の下面に当接させ接着剤16によって接着し
てなる。
【0008】なお、17は蓋板、18は材料投入口、1
9は上部容器2bの側壁に形成された排出口、20は下
部容器2aの側壁に形成された排出口である。
【0009】このように構成した振動ふるい機では、振
動モータ4の作動により振動容器2全体を振動させるこ
とによりふるい網10上に装填された粉体等の材料がふ
るい分けられその網目より落下した材料は排出口20か
ら排出される。また網目上に残った材料は振動に伴い該
ふるい網の外周方向に移動し排出口19より排出され
る。
【0010】そして振動容器2が振動することによって
自由振動片15が加振体14中で躍動し該自由振動片が
該加振体の内面に衝突しその衝撃がふるい網10に伝達
することから該ふるい網10に付着した材料がふるい落
とされ目詰まりを防ぐ。なお、フラットバーを縦に使用
して基部12,サポート13を形成し加振体14を支持
したことで剛性が得られることから、振動容器2の振動
に伴い該加振体14をも十二分に振動させることができ
る。
【0011】また、自由振動片15は表面にゴムライニ
ングしたことによって加振体14内面に衝突する際に発
せられる騒音を減少させるとともにその摩耗を防止す
る。なお、この実施形態に示した自由振動片15は鉄製
の丸棒を円弧状に曲げてなるものであるが、球形その他
の形状としてもよい。また、この実施形態に示した加振
体14はリング状であって振動容器2の中央に支持され
るので、ふるい網10の中央部下面に当接し該ふるい網
10に効果的にその衝撃が伝達され、該ふるい網に付着
した材料がふるい落とし目詰まりを防ぎ得る。
【0012】また、自由振動片15は加振体14中に封
入されているので、衝突によって自由振動片15や加振
体14の内面が摩耗してもそれらの摩耗粉が外部に出で
材料中に混入するおそれがない。このため材料中に異物
を混入させることなく、所期の純度を保って、ふるい分
け、混合,破砕等ができる。
【0013】
【発明の効果】このように、本発明の振動ふるい機は、
ふるい網の下面に当接するように中空筒からなるリング
状の加振体を支持し、該加振体中に自由振動片を封入
し、振動容器が振動することによって自由振動片を該加
振体の内面に衝突させその衝撃をふるい網に伝達させる
ようにしたので、その衝突により発生する摩耗粉を材料
中に混入させるおそれがなく、ふるい網の目詰まりも確
実に防止できる有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動ふるい機の実施の形態を示し
た縦断面図。
【図2】図1の振動ふるい機のふるい網の拡大図。
【図3】図2のふるい網の部分断面平面図。
【符号の説明】
1 基台 2 振動容器 2a 下部容器 2b 上部容器 5 振動モータ 8 網枠 10 ふるい網 13 サポート 14 加振体 15 自由振動片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ふるい網の下面に当接するように中空筒
    からなるリング状の加振体を支持し、該加振体中に自由
    振動片を封入し、振動容器が振動することによって自由
    振動片を該加振体の内面に衝突させその衝撃をふるい網
    に伝達させるようにしたことを特徴とした振動ふるい
    機。
  2. 【請求項2】 ふるい網の下側で網枠の内周面に固着し
    たサポートによって加振体を支持してなる請求項1に記
    載の振動ふるい機。
  3. 【請求項3】 自由振動片は丸棒を円弧状に曲げその表
    面にゴムライニングを施してなるものである請求項1ま
    たは2に記載の振動ふるい機。
JP2001006884A 2001-01-15 2001-01-15 振動ふるい機 Pending JP2002205015A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003001193A (ja) * 2001-06-18 2003-01-07 Koei Sangyo Kk 振動ふるい機
GB2395923A (en) * 2002-12-02 2004-06-09 Russel Finex Sieving apparatus
CN101530844B (zh) * 2008-12-03 2012-11-07 陆信 一种单层梁双层筛的振动筛
CN108296161A (zh) * 2018-01-16 2018-07-20 无锡城市职业技术学院 一种建筑用多级自动筛沙机

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