JP4520837B2 - 再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話やコードレス電話等の電話の着信時における着信表示が可能な表示部を有する、テレビジョン装置、DVD再生専用プレーヤ、オーディオ再生装置等の再生装置に関する。
屋内にてたとえばテレビジョン装置によりテレビジョン放送を視聴している際、携帯電話やコードレス電話に着信があっても、その着信音が聞き取り難いことがある。特に、携帯電話やコードレス電話の着信音の音量設定が低い場合や、テレビジョン装置の音量が高い場合等は顕著である。このようなことは、DVD再生専用プレーヤやオーディオ再生装置等の再生装置で映像を視聴したり音楽を聞いているときにも同様である。
また、携帯電話がマナーモードに設定されていたり、携帯電話がカバン等の中に入れられていたりすると、それらの再生装置の音量が低くくても、携帯電話の着信を確認することが困難となる。また、コードレス電話においては、着信音を出力せずに、着信を光で知らせるように設定している場合も同様に、着信を確認することが困難となる。このように、携帯電話の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合、即座に電話に応対することができないことになる。
電話の着信を検知するものとして、特許文献1では、テレビ受像機に電話機用のモデムを内蔵させ、テレビの視聴中に電話がかかってきた場合にそのモデムで電話の着信を検知し、それによってテレビ受像機の音量を自動的に下げ、かつ視聴中の番組を見逃さないように録画する等の操作を自動的にスタートさせるようにしたテレビ受信機を提案している。
また、特許文献2では、携帯電話に着信があった際に携帯電話から送信される受信確認を示す電波をアンテナで受信し、受信確認電波検出回路にて検出し、この検出出力に基づき、テレビ受像機のディスプレイの画面上に携帯電話に着信があった旨のメッセージを表示する(相手の電話番号や名前等も表示できる)ようにした携帯電話の着信表示装置を提案している。
また、特許文献3では、携帯電話やナンバーディスプレイ対応電話機の着信時、その情報を赤外線等で電話機から表示装置に送信し、ディスプレイ部に電話番号とともに着信情報を表示するようにした着信表示装置を提案している。
特開2001−333334号公報 特開2003−304304号公報 特開2004−159099号公報
ところが、特許文献1に示されたテレビ受信機では、テレビの視聴中に電話がかかってきた場合にテレビの音量が自動的に下げられるので、電話の着信音の確認が容易となるが、ユーザの意思に拘わらずテレビの音量が下げられてしまうと、大事なシーン(クライマックスシーン等)での内容を聞き逃してしまうことがある。言い換えれば、その大事なシーンを見終わった後に電話に出たいとか、電話に出ずにテレビを視聴し続けたいと思っても、着信がある場合はテレビの音量が勝手に下げられてしまうため、ユーザの意思に拘わらずテレビの視聴が妨げられてしまうことになる。
一方、着信の際は、テレビの音量が自動的に下げられるので、テレビの音量を意識的に下げなくてもテレビの音に邪魔されずに通話ができるが、その通話が終了した後、音量を自動的に元に戻すような手段が無いため、再度、音量を設定しなおさなければならず利便性に欠けてしまう。
また、特許文献2では、携帯電話から送信される受信確認を示す電波を検出し、その着信を相手の電話番号や名前等とともにディスプレイの画面上に表示しているため、携帯電話の着信の確認が容易となり、あるシーンを見終わった後に電話に出たい、あるいは電話に出ずにテレビを視聴し続けたい場合でも、ユーザの意思によってその視聴を継続でき、大事なシーンでの内容を聞き逃してしまうことがない。ところが、特許文献1のように、音量が自動的に下がらないため、電話に出る際は自分でテレビの音量調整を行う必要があり、やはり利便性に欠けてしまう。
また、特許文献3では、ディスプレイ部に電話番号とともに着信情報が表示されるため、特許文献2と同様に、携帯電話の着信の確認が容易となるが、着信の情報が赤外線によって表示装置に送信されるため、携帯電話の向きによっては表示装置が信号を受信できないこともあり、携帯電話の着信の確認が不可能となることも予測される。
解決しようとする問題点は、電話の着信時に音量を自動的に下げたり、着信のメッセージが表示されたりすることで、電話の着信の確認が容易となるが、通話時にのみ音量を自動的に下げ、通話終了後は音量を自動的に元に戻すことができず、利便性に欠けてしまうという点である。
本発明の再生装置は、情報を表示する情報表示手段と、音声を出力する音声出力手段と、 電話から発信される電波を受信するアンテナと、前記アンテナを介して得られる電波から前記電話の着信状態を判定する着信状態判定手段と、前記着信状態判定手段による判定結果に応じて前記情報表示手段による情報の表示制御と、前記音声出力手段による音声の出力制御とを行う制御手段とを備え、前記着信状態判定手段は、前記アンテナを介して得られる電波から着信有り、通話開始、通話終了を判定し、前記制御手段は、前記着信状態判定手段による判定結果が着信有りのとき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報をOSD表示させるように制御し、前記着信状態判定手段による判定結果が通話開始のとき、前記音声出力手段に対し所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかのいずれかで音声出力を制御し、前記着信状態判定手段による判定結果が通話終了のとき、前記音声出力手段に対し音量を元のレベル値まで戻すように音声出力を制御することを特徴とする。
このような構成では、着信状態判定手段により、アンテナを介して得られる電話からの電波から電話の着信状態が判定されると、制御手段により、情報表示手段による情報の表示制御と音声出力手段による音声の出力制御とが行われることから、電話の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合であっても、電話の向きにかかわらず電話の着信状態の判定が確実に行われ、着信の表示によって電話の着信がユーザに確実に知らされ、しかも電話の着信状態に応じて音量が自動的に調整される。
また、このような構成では、着信状態判定手段による判定結果が着信有りのとき、着信有りに関わる情報が情報表示手段によりOSD表示されるため、たとえばテレビジョン装置によりテレビジョン放送を視聴している際、テレビジョン装置の音量が高くて電話の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合であっても、電話の着信をユーザに確実に知らせることができる。また、着信状態判定手段による判定結果が通話開始のとき、音声出力手段に対し所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかのいずれかでの音声出力の制御が行われるため、ユーザが自ら音量を下げなくてもテレビジョン装置の音量に邪魔されずに通話を行うことができる。また、着信状態判定手段による判定結果が通話終了のとき、音声出力手段に対し音量を元のレベル値まで戻すように音声出力の制御が行われるため、ユーザが自ら音量を上げなくてもテレビジョン放送を元の音量で視聴することができる。
また、前記着信状態判定手段は、前記アンテナを介して得られる異なる帯域の電波から着信の対象を判別し、前記制御手段は、前記判定結果が着信有りのとき、前記着信の対象の判別結果に基づき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報を前記着信の対象を示す情報とともにOSD表示させるように制御するようにすることができる。
このような構成では、着信状態判定手段により、アンテナを介して得られる異なる帯域の電波から着信の対象が判別されるため、たとえば着信有りをOSD表示させるとき、たとえば携帯電話への着信かあるいはコードレス電話への着信かを着信有りを示す情報とともにOSD表示させることができる。
本発明の再生装置の再生方法は、情報を表示する情報表示手段と、音声を出力する音声出力手段と、電話から発信される電波を受信するアンテナとを備える再生装置の再生方法であって、前記アンテナを介して得られる電波から前記電話の着信状態を判定する工程と、前記判定の結果に応じて前記情報表示手段における情報の表示制御と、前記音声出力手段における音声の出力制御とを行う工程とを有し、前記アンテナを介して得られる電波から着信有り、通話開始、通話終了を判定する工程と、前記判定の結果が着信有りのとき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報をOSD表示させるように制御する工程と、前記判定の結果が通話開始のとき、前記音声出力手段に対し所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかのいずれかで音声出力を制御する工程と、前記判定の結果が通話終了のとき、前記音声出力手段に対し音量を元のレベル値まで戻すように音声出力を制御する工程とを有することを特徴とする。
このような構成では、アンテナを介して得られる電話からの電波から電話の着信状態が判定されると、情報表示手段による情報の表示制御と音声出力手段による音声の出力制御とが行われることから、電話の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合であっても、電話の向きにかかわらず電話の着信状態の判定が確実に行われ、着信の表示によって電話の着信がユーザに確実に知らされ、しかも電話の着信状態に応じて音量が自動的に調整される。
また、このような構成では、判定の結果が着信有りのとき、着信有りに関わる情報が情報表示手段によりOSD表示されるため、たとえばテレビジョン装置によりテレビジョン放送を視聴している際、テレビジョン装置の音量が高くて電話の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合であっても、電話の着信をユーザに確実に知らせることができる。また、判定の結果が通話開始のとき、音声出力手段に対し所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかのいずれかでの音声出力の制御が行われるため、ユーザが自ら音量を下げなくてもテレビジョン装置の音量に邪魔されずに通話を行うことができる。また、判定の結果が通話終了のとき、音声出力手段に対し音量を元のレベル値まで戻すように音声出力の制御が行われるため、ユーザが自ら音量を上げなくてもテレビジョン放送を元の音量で視聴することができる。
また、前記アンテナを介して得られる異なる帯域の電波から着信の対象を判別する工程と、前記判定の結果が着信有りのとき、前記着信の対象の判別結果に基づき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報を前記着信の対象を示す情報とともにOSD表示させるように制御する工程とを有するようにすることができる。
このような構成では、アンテナを介して得られる異なる帯域の電波から着信の対象が判別されるため、たとえば着信有りをOSD表示させるとき、たとえば携帯電話への着信かあるいはコードレス電話への着信かを着信有りを示す情報とともにOSD表示させることができる。
本発明の再生装置によれば、着信状態判定手段により、アンテナを介して得られる電話からの電波から電話の着信状態が判定されると、制御手段により、情報表示手段による情報の表示制御と音声出力手段による音声の出力制御とが行われ、電話の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合であっても、電話の向きにかかわらず電話の着信状態の判定を確実に行い、着信の表示によって電話の着信をユーザに確実に知らせることができ、しかも電話の着信状態に応じて音量を自動的に調整することができることから、利便性を高めることができる。
本実施形態での再生装置では、着信状態判定手段により、アンテナを介して得られる電話からの電波から電話の着信状態が判定されると、制御手段により、情報表示手段による情報の表示制御と音声出力手段による音声の出力制御とが行われ、電話の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合であっても、電話の向きにかかわらず電話の着信状態の判定を確実に行い、着信の表示によって電話の着信をユーザに確実に知らせ、しかも電話の着信状態に応じて音量を自動的に、通話時にのみ音量を自動的に下げ、通話終了後は音量を自動的に元に戻すように調整されるようにし、利便性を高めるようにした。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の再生装置をテレビジョン装置に適用した場合の一実施形態を示す図、図2は、図1のテレビジョン装置による動作を説明するためのフローチャートである。
図1に示すように、テレビジョン装置10は、テレビ信号受信アンテナ11、テレビチューナー12、デコーダー13、音声処理部14、スピーカー15、映像処理部16、ディスプレイ17、電話信号受信アンテナ18、着信状態判定回路19、マイコン20、OSDメモリ21を備えている。
テレビジョン装置10は、地上波アナログ放送又は地上波デジタル放送を受信する。テレビ信号受信アンテナ11は、地上波アナログ放送の場合、たとえばVHF帯(90〜222MHz)の電波を受信し、地上波デジタル放送の場合、たとえばUHF帯(470〜770MHz)の電波を受信する。
テレビチューナー12は、図示しないリモコン等によって選択指示された放送局からの放送信号の選局を行う。デコーダー13は、テレビチューナー12によって選局された放送信号の映像信号及び音声信号をデコードする。
音声出力手段としての音声処理部14は、デコーダー13によってデコードされた音声信号に対し、音声関連処理を行い、スピーカー15に出力する。スピーカー15は、音声処理部14によって処理された音声を出力する。
情報表示手段としての映像処理部16は、デコーダー13によってデコードされた映像信号に対し、映像関連処理を行い、ディスプレイ17に出力する。ディスプレイ17は、映像処理部16によって処理された映像を出力する。また、ディスプレイ17は、後述のように、携帯電話30に着信があった場合にOSDメモリ21に格納されている着信有り等の着信情報である着信メッセージを表示する。
電話信号受信アンテナ18は、携帯電話30が着呼時に発信する2.2GHz又は800MHzの電波を受信する。
着信状態判定手段としての着信状態判定回路19は、携帯電話30の着信有り、通話開始、通話終了を判定してマイコン20に通知する。つまり、携帯電話30が着呼時に発信する2.2GHz又は800MHzの電波を受信することで着信有りを判定し、着信有りを示す信号がマイコン20に出力される。また、着信有りを判定した後、2.2GHz又は800MHzの電波にデータ信号が重畳されていることを検知することで、通話開始を判定し、通話開始を示す信号がマイコン20に出力される。また、通話開始を判定した後、2.2GHz又は800MHzの電波が受信されなくなることで、通話終了を判定し、通話終了を示す信号がマイコン20に出力される。
制御手段としてのマイコン20は、テレビチューナー12による選局処理、デコーダー13によるデコード処理、音声処理部14による音声関連処理、映像処理部16による映像関連処理を制御する。また、マイコン20は、着信状態判定回路19からの着信有りを示す信号を受け取ると、OSDメモリ21に格納されている着信有り等の着信メッセージをディスプレイ17にOSD表示させるように映像処理部16を制御する。
また、マイコン20は、着信状態判定回路19からの通話開始を示す信号を受け取ると、スピーカー15からの音量が小さくなるように、あるいは消音させるように音声処理部14を制御する。ここで、スピーカー15からの音量は、予め所定のレベル値を設定しておき、マイコン20がそのレベル値に基づいて音声処理部14を制御するようにすればよい。また、その所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかは、所定の設定画面から選択させておくようにすればよい。
また、マイコン20は、着信状態判定回路19からの通話終了を示す信号を受け取ると、スピーカー15からの音量が元の大きさまで戻るように音声処理部14を制御する。ここで、元の大きさの音量は、たとえば着信状態判定回路19からの通話開始を示す信号を受け取った時点でのレベル値をマイコン20が図示しないメモリに保持しておくようにすればよい。OSDメモリ21には、少なくとも着信有り等の着信情報である着信メッセージをディスプレイ17に表示させるための表示データが格納されている。
次に、テレビジョン装置10による動作について説明する。
まず、図2に示すように、携帯電話30が図示しない基地局からの着呼を受信すると、携帯電話30から受信確認の電波(2.2GHz又は800MHz)が発信される。このとき、その受信確認の電波がテレビジョン装置10の電話信号受信アンテナ18により受信され、着信状態判定回路19により着信有りが判定される(ステップS1)。このとき、着信状態判定回路19からマイコン20に着信有りを示す信号が出力される。
マイコン20が着信有りを示す信号を受け取ると、OSDメモリ21に格納されている、少なくとも着信有り等の着信情報である着信メッセージをディスプレイ17に表示させるための表示データを読み出し、映像処理部16を制御してディスプレイ17にその着信情報を表示させる(ステップS2)。これにより、スピーカー15からの音量が大きくて携帯電話30の着信音が聞き取りにくい場合、あるいは携帯電話30がマナーモードに設定されていたり、携帯電話30がカバン等の中に入れられていたとしても、ディスプレイ17に表示される着信情報により、携帯電話30の着信を容易に確認することができる。
このとき、スピーカー15からの音量は変化しないため、大事なシーン(クライマックスシーン等)での内容を聞き逃してしまいたくない場合は、その大事なシーンを見終わった後に電話に出ることもできるし、電話に出ずにテレビを視聴し続けたいと思ったときはそのまま視聴を継続することも可能である。
ここで、ユーザが携帯電話30の着信に応対し、通話が開始されると、着信状態判定回路19により、2.2GHz又は800MHzの電波にデータ信号が重畳されていることが検知されることで、通話開始が判定される(ステップS3)。このとき、着信状態判定回路19からマイコン20に通話開始を示す信号が出力される。
マイコン20が通話開始を示す信号を受け取ると、現時点での音量のレベル値を図示しないメモリに記憶させるとともに、音声処理部14に対し、予め設定されている音量のレベル値に基づき、スピーカー15からの音量を小さくするか、あるいは消音させるように制御する(ステップS4)。これにより、スピーカー15からの音量が自動的に小さく、あるいは消音とされるので、スピーカー15からの音量に邪魔されずに携帯電話30による通話が行える。
そして、携帯電話30による通話が終了すると、携帯電話30からの2.2GHz又は800MHzの電波の発信が無くなることで、着信状態判定回路19により通話終了が判定される(ステップS5)。このとき、着信状態判定回路19からマイコン20に通話終了を示す信号が出力される。
マイコン20が通話終了を示す信号を受け取ると、通話開始を示す信号を受け取った時点で図示しないメモリに記憶させてある音量のレベル値に基づき、音声処理部14に対し、スピーカー15からの音量を元の大きさまで戻すように制御する(ステップS6)。これにより、スピーカー15からの音量が自動的に元の大きさまで戻されるので、ユーザは、携帯電話30による通話終了後において音量調整を行うことなく視聴を継続することができる。
このように、本実施形態では、着信状態判定回路19により、電話信号受信アンテナ18を介して得られる携帯電話30からの電波からその携帯電話30の着信状態が判定されると、マイコン20により、映像処理部16による情報の表示制御と音声処理部14による音声の出力制御とが行われるようにした。
具体的には、着信状態判定回路19による判定結果が着信有りのとき、マイコン20が映像処理部16に対し着信有りに関わる情報をOSD表示させるように制御し、着信状態判定回路19による判定結果が通話開始のとき、音声処理部14に対し所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかのいずれかで音声出力を制御し、着信状態判定回路19による判定結果が通話終了のとき、音声処理部14に対し音量を元のレベル値まで戻すように音声出力を制御するようにした。
これにより、携帯電話30の着信音が聞き取り難い場合やその着信の確認が困難となる場合であっても、電話の向きにかかわらず電話の着信状態の判定を確実に行い、着信の表示によって携帯電話30の着信をユーザに確実に知らせることができ、しかも携帯電話30の着信状態に応じて音量を自動的に調整することができることから、通話時にのみ音量を自動的に下げ、通話終了後は音量を自動的に元に戻すことができ、利便性を高めることができる。
なお、本実施形態では、着信状態判定回路19により、携帯電話30の着信有り、通話開始、通話終了を判定する場合について説明したが、この例に限らず、コードレス電話で使用される電波(たとえばアナログコードレスの場合、50MHz、900MHz、2.4GHzが使用されている)を受信することで、コードレス電話での着信有り、通話開始、通話終了を判定することも可能である。
また、この場合、着信状態判定回路19により、携帯電話30とコードレス電話との電波の使用帯域の相違から、いずれの電話への着信かの判定が可能であるため、OSDメモリ21に携帯電話30への着信有りを示す着信メッセージと、コードレス電話への着信有りを示す着信メッセージの表示データを格納しておけば、着信状態判定回路19からの信号を受け取るマイコン20によりディスプレイ17に対し、いずれかの電話の着信に対応する着信メッセージを表示させることができ、ユーザが着信の対象を容易に確認することができる。
また、携帯電話30やコードレス電話に発信元の電話番号に対応させた発信元情報が登録(記憶)されている場合には、着信状態判定回路19がその発信元情報を受け取ってマイコン20に通知し、マイコン20がディスプレイ17に着信メッセージとともに発信元情報が表示されるように、映像処理部16を制御することも可能である。
また、携帯電話30やコードレス電話に着信があった場合には、ディスプレイ17の映像の輝度を変化させるように映像処理部16を制御することも可能であり、またOSD表示される着信メッセージ及び/又は発信元情報を点滅表示させるように映像処理部16を制御することも可能である。
テレビジョン装置に限らず、DVD再生専用プレーヤやトラックナンバー等の情報を表示するディスプレイを有しているオーディオ再生装置にも適用可能である。
本発明の再生装置をテレビジョン装置に適用した場合の一実施形態を示す図である。 図1のテレビジョン装置による動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 テレビジョン装置
11 テレビ信号受信アンテナ
12 テレビチューナー
13 デコーダー
14 音声処理部
15 スピーカー
16 映像処理部
17 ディスプレイ
18 電話信号受信アンテナ
19 着信状態判定回路
20 マイコン
21 OSDメモリ
30 携帯電話

Claims (4)

  1. 情報を表示する情報表示手段と、
    音声を出力する音声出力手段と、
    電話から発信される電波を受信するアンテナと、
    前記アンテナを介して得られる電波から前記電話の着信状態を判定する着信状態判定手段と、
    前記着信状態判定手段による判定結果に応じて前記情報表示手段による情報の表示制御と、
    前記音声出力手段による音声の出力制御とを行う制御手段とを備え、
    前記着信状態判定手段は、前記アンテナを介して得られる電波から着信有り、通話開始、通話終了を判定し、
    前記制御手段は、
    前記着信状態判定手段による判定結果が着信有りのとき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報をOSD表示させるように制御し、
    前記着信状態判定手段による判定結果が通話開始のとき、前記音声出力手段に対し所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかのいずれかで音声出力を制御し、
    前記着信状態判定手段による判定結果が通話終了のとき、前記音声出力手段に対し音量を元のレベル値まで戻すように音声出力を制御する
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 前記着信状態判定手段は、前記アンテナを介して得られる異なる帯域の電波から着信の対象を判別し、
    前記制御手段は、前記判定結果が着信有りのとき、前記着信の対象の判別結果に基づき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報を前記着信の対象を示す情報とともにOSD表示させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 情報を表示する情報表示手段と、音声を出力する音声出力手段と、電話から発信される電波を受信するアンテナとを備える再生装置の再生方法であって、
    前記アンテナを介して得られる電波から前記電話の着信状態を判定する工程と、
    前記判定の結果に応じて前記情報表示手段における情報の表示制御と、前記音声出力手段における音声の出力制御とを行う工程とを有し、
    前記アンテナを介して得られる電波から着信有り、通話開始、通話終了を判定する工程と、
    前記判定の結果が着信有りのとき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報をOSD表示させるように制御する工程と、
    前記判定の結果が通話開始のとき、前記音声出力手段に対し所定のレベル値まで音量を下げるか、あるいは消音させるかのいずれかで音声出力を制御する工程と、
    前記判定の結果が通話終了のとき、前記音声出力手段に対し音量を元のレベル値まで戻すように音声出力を制御する工程とを有する
    ことを特徴とする再生装置の再生方法。
  4. 前記アンテナを介して得られる異なる帯域の電波から着信の対象を判別する工程と、
    前記判定の結果が着信有りのとき、前記着信の対象の判別結果に基づき、前記情報表示手段に対し前記着信有りに関わる情報を前記着信の対象を示す情報とともにOSD表示さ せるように制御する工程とを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生装置の再生方法。
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