JP4520782B2 - バンプ形成方法 - Google Patents

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Description

本発明はICチップの電極部に電気接続用のバンプをワイヤボンディング技術によって形成するバンプボンダーに関し、特に各ICチップに分割する前のウエハの状態でバンプを形成するバンプ形成方法に関する。
ワイヤボンディング技術によりICチップの電極とパッケージ導体部との電気的接続を行うボンダーは、「半導体ハンドブック(第2版)」株式会社オーム社発行に種々紹介されている。従来のワイヤボンディング装置の一例を図18に示す。この図示したボンダーは、リードフレームタイプのIC、LSIのチップを対象としたものであり、リードフレームはローダ側マガジンaからユニバーサルフィーダを通ってボンディングステーションbへ供給され、ここでボンディングヘッドcによりワイヤボンディングされる。ワイヤボンディング後のリードフレームは自動外観検査を受けた後、アンローダ側マガジンdに収納される。
これら、従来のワイヤボンディングを行うボンダーでも、その用い方によってICチップの電極部に電気接続用のバンプを形成することはでき、例えば特願平8−249724号等において既に提案されている。
ところで、近年の携帯式電子機器のさらなる小型軽量化の要請に伴い、ICチップに関してもその小型化が著しく、ICチップを1個づつボンディングステージに移載し、位置決めしてボンディングを行うという方式のバンプボンダーでは生産能率が悪く、ICチップの移載・トレーによる搬送等における取扱いも困難となり、また精度のよい位置決めも困難になる等、種々の技術的な困難が一挙に現れてくる。
そこで、ICチップをダイシングにより個別の分離する前のウエハの状態で、各ICチップに対してバンプを形成することが考えられる。しかし、ウエハの状態でバンプを形成するには、ICチップの場合とは異質の種々の技術的問題が発生し、実用化に当たってはこれの問題を解決することが必要となる。
例えば、ウエハはキャリアに形成された多段の棚に積層状態で収容されてバンプボンダーに供給されるが、ウエハはキャリア内にがたつきのある状態で収容されているので、ウエハをキャリアから引き出して位置決めテーブル上に引き出して位置規制した後、ボンディングステージに移載することになるが、ウエハは円板状でかつ外周部を直線的に切断して形成した異径部(以下、オリフラと称する)が形成されており、位置決めテーブルではウエハの中心位置を規制するとともにオリフラの周方向位置を正確に規制する必要があり、回転テーブル及び4方からの位置規制手段を必要とする等、構成が複雑になるとともに、位置決めに時間がかかり、またキャリア内に収容されているウエハが動作中に振動によって飛び出す恐れもある等の問題がある。
また、大面積のウエハを固定してその全面にバンプを形成するようにすると、ボンディングヘッドとボンディングステージの相対移動距離が長くなり、ボンディング作業機構の腕の長さを長くする必要があるため、十分な精度を出すのが機構上困難になるという問題があり、そのためウエハを周方向に複数区画に分割し、ある区画のバンプ形成が終了すると、ウエハをその中心回りに回転させて次の区画をバンプ形成域に位置決めしてその区画のバンプ形成を行うことが考えられる。
その際、ウエハを固定したステージを回転させるようにすると、ステージはバンプ形成のためにヒートアップされているので、回転機構の熱伸縮のために精度の高い、安定した位置決めが困難であるという問題があり、またウエハの下面に旋回するエアを吹き出し、ウエハを浮き上がらせて旋回させ、作業者の目視又はタイマーによって旋回止めタイミングを図ることが考えられるが、旋回エアの微妙な乱れによってウエハに変則的な動きが発生し、回転位置むらが生じ易く、安定的に適正に位置決めするのが困難である等の問題がある。
また、ボンディングステージをヒートアップしてウエハの全面を加熱すると、初期に形成されたバンプは長時間高温に保持されることになり、バンプと電極素材とが冶金的反応を起こしてバンプ強度が低下するという問題がある。
また、起動時やボール未形成トラブル時にワイヤ先端にボールを形成するために捨てボンディングが必要になリ、ICチップの場合は捨てチップを供給してこれに対してボンディングを行えば良いが、ウエハの場合は捨てウエハを作るのは実際的でない一方、ウエハの周囲にはICチップを形成していない領域があるので、その場所に捨てボンディングを行うことが考えられる。しかし、製品上で捨てボンディングを行うために製品表面を汚す危険性が大きく、またボール未形成トラブル時に作業者が捨てボンディング位置をさがすことになり、作業効率が低下するという問題がある。
また、ボンディング時には各ICチップの位置とステージの基準線に対するウエハの基準線の傾きとを検出してボンディング位置データを補正する必要があるが、その傾きの検出方法としては、図17に示すように、ウエハ1の直径方向両端近傍にありかつウエハ1の基準線に沿って対向しているICチップ131a、131bの中心位置132a、132bを結ぶ直線133を検出し、その直線133とステージ基準線134との傾き135を検出する方法が通常考えられる。
しかし、ボンティングヘッドに搭載されている認識カメラ(図3の認識カメラ24参照)は高精度に位置認識するために視野が狭く、ウエハ1の傾きは僅かでもその両端近傍では認識すべきICチップの認識箇所が認識カメラの視野から外れてしまうという問題があり、そのため傾き検出専用の視野の広い認識カメラを必要とし、機構的にはコスト的には問題がある。
本発明の目的は、以上のような問題点の内、最後に示した問題点を解消してウエハに対するバンプ形成を首尾よく達成することができるバンプ形成方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため本発明は、ウエハを複数のICチップ毎にグルーピングしたブロックに分割してブロック毎にバンプを形成し、かつその際のボンディング位置データの補正に必要なウエハのボンディングステージの基準線に対する傾きの検出を隣接するブロックにおけるウエハ基準線方向に互いに対応するICチップの中心を結ぶ直線とボンディングステージの基準線との傾きにて検出するとともに、検出した傾きに基づいて、次の傾き検出時のICチップの認識ウインドウ位置を隣接するブロックの対応するICチップを視野に収めるように補正するものである。
このような構成によれば、ブロック毎にICチップの位置とウエハの傾きを認識してボンディングすることにより、ウエハの熱膨張を吸収しながら認識回数を削減して精度良く、生産性の高いボンディングができ、かつその傾き検出に際して隣接するブロック間で検出するとともに検出結果により次の認識時の認識ウインドウ位置を補正するので、傾き検出専用の視野の広い認識カメラを必要とせずにかつ短い認識動作で高能率で傾きを検出できる。
本発明によれば、ウエハを複数のICチップ毎にグルーピングしたブロックに分割してブロック毎にバンプ形成し、かつその際のボンディング位置データの補正に必要なウエハのボンディングステージの基準線に対する傾きの検出を、隣接するブロックにおけるウエハ基準線方向に互いに対応するICチップの中心を結ぶ直線とボンディングステージの基準線との傾きにて検出するとともに、検出結果により次の傾き検出時の認識ウインド位置を補正するので、ブロック毎にICチップの位置とウエハの傾きを認識してボンディングすることにより、ウエハの熱膨張を吸収しながら認識回数を削減して精度良く、生産性の高いボンディングができ、また傾き検出専用の視野の広い認識カメラを必要とせずにかつ短い認識動作で高能率で傾きを検出できる。
以下、本発明の代表的な一実施の形態について図1〜図16を参照しながら説明する。
まず、本実施形態のバンプボンダーの全体配置構成を図1を参照して説明すると、ウエハ1を収容したキャリアが搬入される搬入ステーション2と、キャリアから引き出したウエハが位置決めされる搬入側の移載ステーション3と、バンプを形成するボンディングステーション4と、バンプを形成されたウエハ1が位置決めされる搬出側の移載ステーション5と、バンプを形成されたウエハ1を順次キャリアに収容して搬出する搬出ステーション6とがライン上に等間隔に配設されている。このウエハ1の移動ラインの前部には、ウエハ1を搬入ステーション2から搬入側移載ステーション3に取り出す取出手段7と、ウエハ1を搬出側移載ステーション5から搬出ステーション6に挿入する挿入手段8が配設されている。さらに、その前部に搬入側移載ステーション3のウエハ1をボンディングステーション4に移載し、ボンディングステーション4のウエハ1を搬出側移載ステーション5に移載する移載手段9が配設されている。
ボンディングステーション4には、超音波熱圧着によるボンディングのためにヒートステージからなるボンディングステージ10が配設されるとともにその後部にボンディングヘッド11が配設されている。ボンディングヘッド11は、XY2方向に移動できるように支持されるとともにX軸モータ12a、Y軸モータ12bにてX方向とY方向の任意の位置に移動・位置決め可能なXYテーブル12上に搭載されている。
ボンディングヘッド11は、図2に示すように、ワイヤリール13と、このワイヤリール13からのワイヤ14を上方から通されて、ボンディングステージ10上のボンディング対象物であるウエハ1にボンディングを行うボンディング作業機構15との間に、ワイヤリール13からボンディング作業機構15側に至るワイヤ14の途中を上向きの湾曲状態にエアー16で吹き上げてワイヤ14にテンションを与えるワイヤテンショナー17と、ボンディング作業機構15におけるクランパ18のワイヤガイド18aの真上でワイヤ14を上方への吹き上げエアー20にさらしてワイヤ14に上向きのテンションを掛けるワイヤテンショナー21とが配設され、ワイヤリール13からのワイヤ14をエアー17、20にて所定の供給経路およびテンションを保つようにフローティング支持しながらボンディング作業機構15に無理なく供給できるように構成されている。
ボンディング作業機構15は、図2、図3に示すように、ワイヤ14を把持するクランパ18と、先端にワイヤ14が挿通されるキャピラリ22aを有するとともに形成されたボール14aに超音波振動を印加するホーン22と、放電用のトーチ23とを備えている。また、ボンディング作業の状態を視覚認識する認識カメラ24が上部に配設され、認識画像を認識用モニタ(図示せず)に表示するとともにデータ処理装置(図示せず)に認識信号を入力してデータ処理するように構成されている。また、ボンディング作業機構15を図示しない支点軸を中心に往復回動させて先端部を上下動させる上下動電磁駆動部25と、クランパ8を開閉する開閉電磁駆動部26とが設けられている。
ボンディング作業を、図4を参照して説明すると、ワイヤ14はキャピラリ22aを通じて送り出され、これがウエハ1の所定の電極27と対向する位置にボンディングヘッド11が移動する都度、トーチ23からのスパーク電流によって先端部が溶かされ、図4の(a)に示すようなボール14aが形成される。ワイヤ14の各電極27との対向位置は認識カメラ24の視覚認識のもとに高精度に制御される。形成されたボール14aはウエハ1の電極27上に熱圧着と超音波振動とによって図4の(b)に示すように接合される。この際の圧着力は30g〜50g程度が好適であり、超音波振動は水平方向にかけられ、振幅0.5μm、振動数60〜70KHZ (具体例としては63.5KHZ )程度とするのが好適である。次いで、ワイヤ14を挟持したクランパ18およびキャピラリ22aの上動によって、図4の(c)に示すようにワイヤ14を切断して、電極27の上にボール14aと、ボール14aから30μm〜40μm程度の高さに突出したワイヤ部分14bとからなる突出長約60μm程度のバンプ28が形成される。ワイヤ14は、上記切断が所定位置で確実に行われるように高ヤング率・低熱伝導率のものが用いられる。
次に、ウエハ1の各ステーション2〜6間における移動・移載・位置決めについて順次説明して行くことにし、まず、ウエハ1の搬入及び搬出用のキャリア30について、図5を参照して説明する。キャリア30は、ウエハ1を上下に多数段互いに適当間隔あけて積層状態で収容するもので、前面と後面が開放されるとともに後部がウエハ1が後方に抜け出さないように後端に向けて先細状に絞られた略矩形枠状の枠体から成り、その両側壁31に各ウエハ1の両側部を嵌入させて支持する多段(図示例では24段)の受棚列32が形成されている。またH字状の底壁33の下面には左右方向に横断するリブ34が突設され、その両端の前後の角部が位置決め部35とされている。
搬入ステーション2には、図6〜図8に示すようなリフタ40が配設され、その昇降台41上にキャリア30が上方から搭載される。昇降台41は固定フレーム42にて上下端が保持された左右2本の垂直なガイドシャフト43にてスライドベアリング44を介して上下動自在に支持され、固定フレーム42の背面に取付けられたサーボモータ45とこれによって正逆転駆動されるタイミングベルト46とによって昇降動作させるように構成されている。昇降台41の上面にはキャリア30の位置決め部35に係合して位置決めする4本の位置決めピン47が突設されている。また、昇降台41上のキャリア30を上方から弾性的に押圧するようにばね49にて上方に退避回動可能に水平姿勢に向けて付勢された押えレバー48が配設されている。この昇降台41の昇降動作によって、キャリア30内に収容された各ウエハ1が最下段のものから順次所定の取り出し高さ位置に位置決めされる。
さらに、ウエハ1のキャリア30からの取り出し方向を前方として、昇降台41の後部(図の右端部)にはキャリア30内のウエハ1の後端縁両側部に係合する一対の位置決めバー50が立設されている。また、キャリア30の前面部に入り込んで内部に収容されているウエハ1のオリフラ1aにほぼ係合するシャッタ51が固定フレーム42側から延設されている。このシャッタ51の下端はウエハ1の取り出し高さ位置より若干上方に位置し、ウエハ1の取り出し動作と干渉しないように配設されている。シャッタ51は、図7及び図8に示すように、固定フレーム42の背面側にスライドガイド52にて取り出し方向に移動自在に支持された摺動部材53に取付けられており、この摺動部材53を取り出し方向後方側に付勢するばね54と、ウエハ1が位置決めバー50に当接した状態でシャッタ51がオリフラ1aとの間に微小隙間(0.5mm程度)をあけた位置で停止するように摺動部材53が当接するストッパ55と、摺動部材53がストッパ55に当接する位置まで移動しないときにそれを検出するセンサ56とが配設されている。これら位置決めバー50とシャッタ51にてウエハ1が位置決めされるとともに、オリフラ1aの位置が正しく前方に位置していないときには、摺動部材53がストッパ55に当接せず、センサ56にて検出される。以上の機構により、昇降台41上でウエハ1の概略位置決めするとともにウエハ1のキャリア30からの飛び出しを防止し、さらにウエハ1のオリフラ1aの位置を検出するオリフラ位置検出手段57が構成されている。58は昇降台41の上昇限位置や下降限位置と、それらをオーバーしたときの安全停止位置と、原点位置をそれぞれ検出するためのリミットスイッチである。
また、図9に搬出ステーション6のリフタ40Aを示す。このリフタ40Aも搬入ステーション2におけるリフタ40とほぼ同一の構成であり、対応する構成要素に同一番号を付して相違点のみを説明する。リフタ40Aでは、位置決めバー50や摺動部材53のセンサ56は不要であるために設けられていず、キャリア30の有無を検出するキャリア有無検出センサ58が設けられている。なお、このリフタ40Aではシャッタ51を固定的に設けてもよい。
次に、取出手段7及び挿入手段8について、図10、図11を参照して説明する。なお、両者はほぼ同一構成であるので、取出手段7を主として説明し、挿入手段8は相違点のみを説明する。
図10において、前部固定フレーム60の背面側に配設されたスライドガイド61にて可動支持部材63の下部が左右方向(ウエハ1の取り出し方向)に往復移動自在に支持され、かつ同じく前部固定フレーム60の背面側に配設されたロッドレスシリンダ62の可動部62aに連結されて駆動及び位置決め可能に構成されている。可動支持部材63の上部にはスライドガイド64を介して支持腕65の基部65aが可動支持部材63の移動方向に移動可能に取付けられ、この支持腕65の昇降台41側に延出された先端部にウエハ1を下方から受けて支持するウエハ受け部66が設けられ、その先端両側に一対の位置決めローラ67が設けられている。支持腕65の基部65aは、ばね68にてストッパ69に当接する位置まで昇降台41側に向けて移動付勢され、さらに移動時にウエハ受け部66が障害物に衝突してばね68に抗して移動したときにこれを検出するセンサ70が設けられ、直ちに動作を停止して破損防止を図るように構成されている。
また、支持腕65の基部65aに、ガイド付きシリンダ71を介して規制腕72の基部72aが可動支持部材63の移動方向に移動可能に取付けられ、この規制腕72の先端部にはウエハ受け部66の基端側に適当間隔あけて対向する規制部73が設けられ、その先端部にウエハ1のオリフラ1aに係合する一対の位置規制ローラ74が設けられている。そして、ばね71aにて規制腕72の基部72aが先端の規制部73がウエハ受け部66側に近付くように常時移動付勢され、かつ上記ガイド付きシリンダ71にてばね71aの付勢力に抗して離間駆動するようにするように構成されている。また、規制部73の一側部にオリフラ1aを検出するオリフラ検出センサ75が配設されている。
かくして、図11に示すように、支持腕65先端のウエハ受け部66をキャリア30における現在最下段のウエハ1の下方に挿入して位置決めローラ67をウエハ1の外周縁の外側に位置させ、その状態で昇降台41を下降させてウエハ1をウエハ受け部66上に支持し、その後規制腕72を支持腕65に対して移動させて位置決めローラ67と位置規制ローラ74にてばね71aの付勢力による適正な荷重でウエハ1を挟持することによりウエハ1が位置規制される。さらに、オリフラ検出センサ75にてオリフラ1aの位置が正しいことが確認される。また、この規制腕72が位置決めローラ67と位置規制ローラ74の間が開いてることを検出するセンサ76とウエハ1が無いために規制腕72がそれよりも移動したことを検出するセンサ77と、ウエハ1をオリフラ1a位置で正しく挟持した位置まで移動したことを検出するセンサ78とが配設されている。そして、上記位置決めローラ67と位置規制ローラ74にてウエハ1の位置規制手段79が構成されている。
挿入手段8においては、ウエハ受け部66上のウエハ1を搬出ステーション6のキャリア30内に挿入するだけでで良いので、規制腕72及びそれに関連する構成要素が設けられていず、その代わりウエハ受け部66に吸着チャック80が設けられている。
次に、移載手段9について、図12を参照して説明する。ウエハ1の移動ラインと平行な移動手段81にて駆動されて搬入側移載ステーション3とボンディングステーション4と搬出側移載ステーション5との間で移動及び位置決め可能なる移動台82が設けられている。移動手段81はその移動範囲に配設されたボールねじ83をサーボモータ84にて回転駆動するように構成され、このボールねじ83に螺合させたナット体が移動体82に固定されている。移動体82には昇降体85が上下移動自在に取付けられ、ばね85aにて常時上限位置に向けて付勢されるとともに内蔵されたシリンダにて下限位置に移動駆動される。この昇降体85の上端部からウエハ1の移動ラインの直上に位置するようにチャック手段86が延設されている。チャック手段86はシリンダ86aにて互いに接近離間可能な一対のチャック杆87を備え、各チャック杆87にそれぞれ一対のチャッキングピン88がフローティング機構89を介して垂設されている。チャッキングピン88の下端にはウエハ1の落下防止用の鍔88aが突設されている。
かくして、搬入側移載ステーション3又はボンディングステーション4においてチャック手段86を開いた状態で昇降体85を下降させ、チャック手段86を閉じることによって4つのチャッキングピン88にてウエハ1を把持し、次に昇降体85を上限位置まで上昇させ、移動手段81にて移動体82をボンディングロッドレスシリンダ62の可動部62aに連結されて駆動及び位置決め可能に構成されている。可動支持部材63の上部にはスライドガイド64を介して支持腕65の基部65aが可動支持部材63の移動方向に移動可能に取付けられ、このステーション4又は搬出側移載ステーション5位置まで移動させ、昇降体85を下降させ、チャック手段86を開くことによってウエハ1を移載することができる。その際、チャッキングピン88がフローティング機構89を介して垂設されているので、チャックキング時にウエハ1に欠けを生じる恐れがない。
次に、ボンディングステージ10について、図13〜図15を参照して説明する。ステージプレート91とその下部のヒートブロック92とを備え、ステージプレート91の上面には、ウエハ1が余裕を持って嵌まり込むように両側にそれぞれ各一対合計4つの規制ローラ93が配設され、さらにステージプレート91の両側にはオリフラ1aに係合する一対の当接ローラ94を有する規制部95がそれぞれ反対側に位置する各対の規制ローラ93に対向するように配設され、規制部95にてウエハ1を規制ローラ93に向けて押し付けてウエハ1の位置規制を行うように構成されている。この規制部95はばね96にて規制方向に向けて常時付勢されるとともに、規制解除方向に移動駆動させるシリンダ(図示せず)がステージプレート91の裏面側に配設されている。また、一方(図の右側)の規制部94の近傍にオリフラ1aを検出するオリフラ検出センサ97が配設されている。
また、ステージプレート91には、ウエハ1の吸着及び浮上用の吸着・浮上兼用エア口101と、ウエハ1を旋回させるように周方向に同一方向に斜めに傾斜させて開口させた旋回用エア噴出口102と、ウエハ1の旋回時にウエハ1が振れ回りしてふらつくことがないようにウエハ1を一方(図の右側)の一対の規制ローラ93に向けて付勢する片寄せ用エア噴出口103とが設けられている。片寄せ用エア噴出口103は、旋回用エア噴出口102から噴出される旋回気流と干渉し合わないように、その旋回気流の半径の内側に配置され、吸着・浮上兼用エア口101は旋回気流の半径の外側と内側とに配置されている。また、ステージプレート91の周縁部の適当箇所に捨てボンディング部104が配設され、捨てボンディング用のチップを吸着する吸着穴104aが設けられている。
ヒートブロック92には、カートリッジヒータ105が数本挿入されるとともに、熱電対106が埋設され、270℃程度の温度の制御するように構成されている。ヒートブロック92は左右一対の放熱性の高い脚部材107によって支持されている。
かくして、ウエハ1が移載手段9にてボンディングステージ10上の4つの規制ローラ93の内側にオリフラ1aを図13、図14の左側に向けて移載されると、左側の規制部95を規制動作させ、その当接ローラ94をオリフラ1aに係合させてウエハ1を右側の一対の規制ローラ93に向けて押し付け、これら当接ローラ94と規制ローラ93にてウエハ1を位置規制する。その状態で吸着・浮上兼用エア口101にてウエハ1を吸着固定し、ボンディングヘッド11にてウエハ1のボンディングヘッド11に近い側の半分の領域のICチップに対してバンプ28を形成する。
次いで、ウエハ1の吸着及び左側の規制部95による規制を解除し、吸着・浮上兼用エア口101からエアを吹き出してウエハ1を浮上させるとともに、片寄せ用エア噴出口103からエアを吹き出してウエハ1を図の右側の一対の規制ローラ93に係合させ、その状態で旋回用エア噴出口102からエアを吹き出してウエハ1を旋回させる。このようにウエハ1の旋回時にウエハ1を一対の規制ローラ93に係合させることによりウエハ1が振れ回りしてふらつくことがなく、一定位置で旋回させることができる。そして、ウエハ1のオリフラ1aが右側の規制部95に対向する位置までウエハ1が反転旋回すると、オリフラ検出センサ97にて検出されるので直ちに浮上と旋回を停止させ、右側の規制部95を規制動作させ、その当接ローラ94をオリフラ1aに係合させてウエハ1を左側の一対の規制ローラ93に向けて押し付け、これら当接ローラ94と規制ローラ93にてウエハ1を位置規制する。その状態で吸着・浮上兼用エア口101にてウエハ1を吸着固定し、ボンディングヘッド11にてウエハ1のボンディングヘッド11に近い側となった残りの半分の領域のICチップに対してバンプ28を形成し、ウエハ1の全面に対するバンプ28の形成が完了する。
このように、ウエハ1を半分の領域づつバンプを形成することにより、ボンディングヘッド11の移動範囲を小さくでき、それによってボンディングヘッド11の剛性や寸法精度を確保して高精度のバンプ形成が実現できる。
また、バンプ形成動作中にボール未形成トラブル等が発生して捨てボンディングが必要になった場合には、ボンディングヘッド11をステージプレート91上に設定されている専用の捨てボンディング部104に自動的に移動させて捨てチップに対してボンディングを行うことによってボールを形成し、速やかに効率良く正常なバンプ形成動作に復帰することができる。このような専用の捨てボンディング部104を設けていることにより、ウエハ1の周辺部に捨てボンディング可能な領域を探して捨てボンディングを行う場合のように作業効率が低下したり、製品であるウエハ1の表面を汚す恐れを無くすことができる。
ところで、バンプ28を形成した後に長時間高温に晒すと、バンプ28と電極27の素材との間での冶金的な反応によってバンプ28の強度が低下する恐れがある。しかるに、ウエハ1の全面にバンプ28を形成するのには長時間を要するとともに、図13、図14の図示例ではステージプレート91の全面をその下面配置したヒートブロック92にて均一に所定温度に加熱しているため、先に形成したバンプ28の強度が低下する恐れがある。
このような課題を解決するには、図15(a)、(b)に示すように、ステージプレート91のボンディングヘッド11に近い側の半分に当たるボンディング作業領域110(斜線で表示)の下部にのみヒートブロック92を配設することにより、残りのボンディングしない非作業領域111ではステージプレート91及びウエハ1の温度を下げるようにすればよい。その際、非作業領域111でもボンディング作業領域110との境界に近い部分ではヒートブロック92の熱影響を受けて高温に晒されるため、バンプ形成をボンディング作業領域110と非作業領域111の境界に近い側ではなく、ボンディングヘッド11に近い側の部分から先に行うようにすることで、ボンディング作業領域110と非作業領域111の境界に近い部分に形成されたバンプ28が高温に晒される時間が長くなることがなく、ウエハ1全面のバンプ28の強度低下を防止できる。
また、図15(c)に示すように、ステージプレート91の下面全面にヒートブロック92を配置するとともに、ボンディング作業領域110に対応するカートリッジヒータ105aと非作業領域111に対応するカートリッジヒータ105bとで制御温度を異ならせ、例えばカートリッジヒータ105aは270℃に温度制御し、カートリッジヒータ105bはウエハ1の予熱のために100℃程度に温度制御するようにしてもよい。さらに、図15(d)に示すように、図15(a)、(b)の構成に加えて非作業領域111においてヒートブロック92の熱影響を受けて高温になり易い中央部分でステージプレート91に切欠112を形成し、ステージプレート91による熱伝達を防止し、高温になるのを防止するようにすることもできる。
また、上記ボンディング作業時には、図16に示すように、ウエハ1に形成されている多数のICチップ121を複数づつグルーピングしてウエハ1を複数のブロック122に分割し、ブロック122毎に順次ボンディング作業を行う。そのボンディング作業にあたっては、各ICチップの位置とボンディングステージ10の基準線に対するウエハ1の基準線の傾きを検出してボンディング位置データを補正しながらボンディングを行う隣接するブロック122、122におけるウエハ基準線方向に平行で互いに対応するICチップ121、121の中心位置121aを求め、その中心121a、121aを結ぶ直線123を求めその直線123とボンディングステージ10の基準線124との傾き125、すなわちウエハ1のボンディングステージの基準線に対する傾きを検出する。そのブロック122内のICチップ121の検出位置と上記検出した傾き125にてボンディング位置データを補正して各ICチップ121のボンディング作業を順次行う。
1つのブロック122のボンディング作業が完了すると、次のブロック122に移行して同様の動作を繰り返すが、その際に上記傾き125を検出するために設定されるICチップ121認識用のウインドウ126は、先に検出した傾き125に基づいて補正した位置に設定することによって、ボンティングヘッド11に搭載されている認識カメラ24の視野が狭くても隣接するブロック122の対応するICチップ121を確実に視野に収めて傾き125を検出できる。
このように、ブロック122毎にICチップ121の位置とウエハ1の傾きを認識してボンディングすることにより、ウエハ1の熱膨張を吸収しながら認識回数を削減して精度良く、生産性の高いボンディングができる。また、傾き検出専用の視野の広い認識カメラを必要とせずに、また短い認識動作で高能率で傾きを検出できる。
本発明の一実施形態のバンプボンダーの全体配置構成を示す平面図である。 同実施形態のボンディングヘッドにおけるワイヤ供給機構の斜視図である。 同実施形態のボンディングヘッドをワイヤ供給機構を省略して示した斜視図である。 同実施形態のボンディング作業工程を示し、(a)はボール形成工程の断面図、(b)はボールを電極に接合する工程の断面図、(c)はワイヤを切断してバンプを形成する工程の断面図である。 同実施形態におけるウエハ搬送用のキャリアを示し、(a)は(b)のA−A矢視断面平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 同実施形態の搬入ステーションに配設されるリフタの要部構成を示す斜視図である。 図6のリフタを背面側から見た要部の斜視図である。 図6のリフタにおけるオリフラ位置検出手段を示す平面図である。 同実施形態の搬出ステーションに配設されるリフタの要部構成を示す斜視図である。 同実施形態の取出手段及び挿入手段の概略構成を示す斜視図である。 同実施形態の取出手段の動作状態を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 同実施形態の移載手段の斜視図である。 同実施形態のボンディングステージの斜視図である。 同ボンディングステージの平面図である。 同実施形態のボンディングステージの変形構成例を示し、(a)は第1の変形例の平面図、(b)は同斜視図、(c)は第2の変形例の平面図、(d)は第3の変形例の平面図である。 同実施形態のボンディング作業方法の説明図であり、(a)はウエハに対するブロック設定状態の説明図、(b)はブロックの詳細とウエハの基準線の傾き検出方法の説明図である。 従来例のウエハの基準線の傾き検出方法の説明図である。 従来例のワイヤボンディングを行うボンダーの正面図である。
符号の説明
1 ウエハ
1a オリフラ
2 搬入ステーション
3 搬入側移載ステーション
4 ボンディングステーション
7 取出手段
9 移載手段
10 ボンディングステージ
11 ボンディングヘッド
30 キャリア
40 リフタ
50 位置決めバー
51 シャッタ
53 摺動部材
54 ばね
55 ストッパ
56 センサ
57 オリフラ位置検出手段
66 ウエハ受け部
67 位置決めローラ
73 規制部
74 位置規制ローラ
79 位置規制手段
91 ステージプレート
92 ヒートブロック
93 規制ローラ
95 規制部
97 オリフラ検出センサ
101 吸着・浮上兼用エア口
102 旋回用エア噴出口
103 片寄せ用エア噴出口
104 捨てボンディング部
104a 吸着穴
110 ボンディング作業領域
111 非作業領域
112 切欠
121 ICチップ
122 ブロック
123 直線
124 ステージ基準線
125 傾き
126 ウインドウ

Claims (1)

  1. ボンディングステージ上に供給されたウエハに対してボンディングヘッドにてバンプを形成するバンプ形成方法において、ウエハを複数のICチップ毎にグルーピングしたブロックに分割してブロック毎にバンプを形成し、かつその際のボンディング位置データの補正に必要なウエハのボンディングステージの基準線に対する傾きの検出を隣接するブロックにおけるウエハ基準線方向に互いに対応するICチップの中心を結ぶ直線とボンディングステージの基準線との傾きにて検出するとともに、
    検出した傾きに基づいて、次の傾き検出時のICチップの認識ウインドウ位置を隣接するブロックの対応するICチップを視野に収めるように補正することを特徴とするバンプ形成方法。
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