JP4520136B2 - 水平搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ玉を遊技機島に配設された遊技機に搬送供給するための水平搬送装置に関する。
一般的に、パチンコ玉を遊技機島に配設されている遊技機に搬送供給するための搬送装置は、パチンコ玉が補給経路の内部を上流から下流方向に下るように遊技機島の上方に傾斜させて配設されていて、その傾斜を利用して補給タンクから補給経路内に供給されたパチンコ玉を各々の遊技機に供給していた。しかしながら、このような傾斜した補給経路を有する搬送装置を備えた遊技機島は、遊技機島の上部が高く、しかも大きくなる傾向にある。このことは、パチンコ玉の供給量が多く、また、補給経路が長くなるほど顕著に現れる傾向にある。このため、遊技機島が防犯カメラ視界の障害となる場合や、遊技場の照明が必要以上に多くなる等の問題点があるばかりか、遊技場の内装設備等の設計自由度が阻害される恐れがあった。
このため、それらの問題点を解決するために、特許第2518490号(特許文献1)のような構成が開示されている。この構成は、固定経路部を流下してきたパチンコ玉を、駆動モータ26(特許文献1中の符号)によって回転駆動される駆動ローラ22(特許文献1中の符号)と、従動ローラ23(特許文献1中の符号)と、その間に掛け渡された水平搬送ベルト21(特許文献1中の符号)によって搬送するものであった。
そして、この特許文献1おいては、パチンコ機2(特許文献1中の符号)にパチンコ玉を供給するために、補給経路10(特許文献1中の符号)の側部に分離器41(特許文献1中の符号)が設けられていた。この分離器41には、分離器41に隣設した膨出側壁44(特許文献1中の符号)によって、水平搬送ベルト21(特許文献1中の符号)で送られてきたパチンコ玉が振り分けられて供給されていた。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特許第2518490号(特開平6−39136) なし
しかしながら、このような従来の水平搬送ベルト21(特許文献1中の符号)によるパチンコ玉の搬送構造では、遊技機島の上部に補給経路を傾斜した配設した搬送装置に対して、遊技機島の上部が高く、且つ、大きくなる、また、遊技機島が防犯カメラの視界の障害となる、遊技場の内装設備等の設計自由度を阻害する等の問題点は解消されるが、水平搬送ベルト21(特許文献1中の符号)に不都合が生じた場合にはベルト自体を停止させて修理する必要がある等、装置の保守点検が容易でない場合や、ベルトを張設する部品であるテンションローラ24(特許文献1中の符号)やベルト支持部材25(特許文献1中の符号)が必要となり、部品点数が増加してコストアップの要因となる恐れがあった。更に、水平搬送ベルト21は、駆動ローラ22(特許文献1中符号)と従動ローラ23との間に無端状態で掛け渡されている。このためパチンコ玉の搬送を水平搬送ベルト21(特許文献1中符号)の上側面を使用して行うにも係わらず装置として下側面も必須の構成要件となり遊技機島にはその部分を加味した上下方向のスペースを確保する必要があり、遊技機島の上部の高さを低くするには限度があった。
更に、パチンコ玉は、樽状のテンションローラ24(特許文献1中の符号)と板状のベルト支持部材25(特許文献1中の符号)とを交互に設けて保持されている水平搬送ベルト21(特許文献1中符号)を経由して補給経路10(特許文献1中の符号)の側部に形成された玉待機経路部40(特許文献1中の符号)に転出された後に膨出側壁44(特許文献1中符号)によって、分離器41(特許文献1中符号)に振り分けられていた。従って、パチンコ玉の搬送流は、水平搬送ベルト21(特許文献1中の符号)から樽状のテンションローラ24(特許文献1中の符号)の傾斜面を流れ、一旦玉待機経路部40(特許文献中1の符号)に転出されたパチンコ玉は、後から搬送されてくるパチンコ玉の押圧力によって分離器41(特許文1献中符号)へ振り分けられるものであるからパチンコ機2(特許文献1中の符号)の作動状態に対して機敏に対応することが困難であった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、遊技機島の高さを低く抑えることができ、しかも装置の保守点検が容易であり、更に、部品点数が少なく、コスト的に有利であるばかりか、パチンコ玉の搬送流を制御し、強制的に補給シュートにパチンコ玉を供給することによって、パチンコ玉の搬送効率を向上させることが可能な水平搬送装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明においては、パチンコ玉を補給シュートを介して遊技機に供給する水平搬送装置であって、前記水平搬送装置は、搬送経路を設け遊技機島上に架設された補給レールと、該搬送経路に縦設された複数の回転ディスクと、前記回転ディスクに臨む如く配設された複数のガイドと、前記回転ディスクの駆動装置とを備え、前記搬送経路に供給されたパチンコ玉を回転ディスクの回転により、上流から下流に搬送するとともに、前記パチンコ玉の搬送流をガイドにより制御したものである。
即ち、補給タンクから搬送経路内に供給されたパチンコ玉は、パチンコ玉自身の押圧力及び回転ディスクの回転によって、補給タンク側の回転ディスク〜下流の回転ディスクに搬送される。この搬送されたパチンコ玉の流れ(以下、搬送流と称する)は、直接、次の回転ディスクに搬送される搬送流とガイドに沿って回転ディスクの回転中心方向と側板方向に分流された搬送流とに分流制御され、下流の回転ディスク上に搬送される。この時、この搬送流の一部は、補給シュートを介して、遊技機に供給される。
このことにより、水平搬送装置の一部(回転ディスク、ガイド)が損傷した場合には、その部分のみ交換することで対応することができ、保守点検を迅速且つ容易に実施することができるばかりか、パチンコ玉の搬送を回転ディスクの水平方向の回転のみで行うことができ、遊技機島の高さを低く抑えることができる。しかも搬送経路内に供給されたパチンコ玉は、回転ディスクの回転力、自身の押圧力、ガイドによる搬送流の制御によって搬送経路内で滞留することなく、効率的に遊技機に供給される。
次の発明は、ガイドと搬送経路の間にパチンコ玉のバイパス流路を形成したものである。
このことにより、パチンコ玉の搬送流の一部がバイパス流路を通過することによって、パチンコ玉がガイドで堰き止められ、滞留することもなく、スムースな搬送流を得ることができるばかりか、ガイドに加わるパチンコ玉の押圧力を緩和し、ガイドの損傷を防止することができる。
更に、次の発明は、前記ガイドと搬送経路の側板との間にバイパス流路を形成したことを特徴とする、水平搬送装置。
このことにより、回転ディスクの回転力が及ばず側板近傍に滞留し易いパチンコ玉も、他のパチンコ玉の干渉により、バイパス流路を通過し、補給シュートへ供給されたり、他の搬送流と合流することによって、搬送経路内に滞留されること恐れが軽減される。
更に、次の発明は、前記ガイドと搬送経路の蓋との間にバイパス流路を形成したものである。
このことにより、滞留したパチンコ玉は、上方へ浮き上がってバイパス流路に逃げるため、平面上に押さえ込まれて滞留することがなく、スムースに搬送される。
更に、次の発明は、前記回転ディスクが反時計回りの場合に、前記ガイドを回転ディスク上の搬送方向左側かつ下流側に位置する1/4円(以下、第一象限という。)内の回転ディスク中心近傍から回転ディスク外周近傍に至る範囲に、回転ディスクの外周側が下流に位置するように傾斜させて配設したものである。
このことにより、回転ディスクの回転方向に搬送されたパチンコ玉は、ガイドに当接し、ガイド側部に沿って流れる搬送流と、バイパス流路を通過する搬送流とに制御され、搬送経路内に滞留することが防止される。
更に、次の発明は、前記ガイドを、搬送経路の蓋または側板の少なくとも一方に固定して、前記回転ディスク上の第一象限の範囲内に臨ませるとともに、前記ガイドと前記蓋または側板との少なくとも一方との間にバイパス流路を形成したものである。
このことにより、ガイドの長さを回転ディスクの半径と略同寸の長さに形成することができ、ガイドの小型化とバイパス流路に流れるパチンコ玉の搬送量の制御が図れる。
更に、次の発明は、ガイドは、略台形状のブロックに形成され、平行でない辺の一方に長辺側を三角形状に切除し、頂点に三角形状凸部を形成し、前記三角形状凸部を回転ディスクの中心近傍に配設したものである。
このことにより、回転ディスク上に搬送されたパチンコ玉は、各略台形状の交点に形成された凸部に加え、三角形状凸部により、分流制御され、搬送経路内部に滞留することなく効率的に下流に搬送される。
更に、次の発明は、前記ガイドは、前記三角形状凸部の前記略台形状長辺を回転ディスクの中心線上に対応させるとともに、前記略台形状短辺側の一辺を複数の回転ディスクの中心を結ぶ水平軸線より離間させて、前記回転ディスク上の第一象限の範囲内に臨ませて配置したものである。
このことにより、回転ディスク上を下流方向に直線的に搬送されるパチンコ玉が増加し、結果としてパチンコ玉の搬送量を増加させることができる。
更に、次の発明は、前記ガイドは、搬送経路の上流から下流方向に貫通したバイパス流路を形成したチャンネル形状のブロックに形成され、一端を回転ディスク中心部に、他端を下流方向に位置するように、前記回転ディスク上の第一象限の範囲内に臨ませて配置したものである。
このことにより、蓋、側板の形状、位置に関係なくガイドを回転ディスクに臨まして配置することができ、ガイドの汎用性を高めることができる。
更に、次の発明は、前記ガイドを合成樹脂にて形成したものである。
このことにより、ガイドの軽量化と騒音の低下が図れる。
以上のように、本発明によれば、パチンコ玉を補給シュートを介して遊技機に供給する水平搬送装置であって、前記水平搬送装置は、搬送経路を設け遊技機島上に架設された補給レールと、該搬送経路に縦設された複数の回転ディスクと、前記回転ディスクに臨む如く配設された複数のガイドと、前記回転ディスクの駆動装置とを備え、 前記搬送経路に供給されたパチンコ玉を回転ディスクの回転により、上流から下流に搬送するとともに、前記パチンコ玉の搬送流をガイドにより制御することにより、水平搬送装置の一部(回転ディスク、ガイド)が損傷した場合には、その部分のみ交換することで対応することができ、保守点検を迅速且つ容易に実施することができるばかりか、パチンコ玉の搬送を回転ディスクの水平方向の回転のみで行うことができ、遊技機島の高さを低く抑えることができる。しかも搬送経路内に供給されたパチンコ玉は、回転ディスクの回転力、パチンコ玉自身の押圧力、ガイドによる搬送流の制御によって搬送経路内で滞留することなく、効率的に遊技機に供給することが可能な水平搬送装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例1に係わる水平搬送装置を示した要部概略平面図である。図2は、本発明の実施例1に係わる水平搬送装置を示した要部概略正面図である。図3は、本発明の実施例1に係わる水平搬送装置を示した要部概略側面図である。図4は、本発明の実施例1に係わる要部平面図である。図5は、本発明の実施例1に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドの関係を示した分解斜視図である。図6は、本発明の実施例1に係わるガイドを示した斜視図である。図7は、本発明の実施例1に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドとパチンコ玉の搬送流を示した要部説明図である。
本発明の水平搬送装置1は、図14に示した様な、一般的な遊技機島100上に水平に架設されている。この遊技機島100には、本発明の水平搬送装置1の他に、補給タンク101、遊技機102、補給シュート103、循環ホース104、下タンク105、研磨塔を兼ねる揚送装置106等を備えている。そして、パチンコ玉107は、補給タンク101から水平搬送装置1内に供給され、下流に向かって搬送される。この間に、パチンコ玉107の一部は、補給シュート103を介して遊技機102に供給され、残りのパチンコ玉107は、循環ホース104、下タンク105、研磨塔を兼ねる揚送装置106を経由して補給タンク101に環流される。
図2に示すように、遊技機島100の枠体110には、遊技機102(図14参照)の配設枠111と、その上部に画成された水平搬送装置1の架設空間112とが設けられる。
水平搬送装置1は、上記の架設空間112の内部の補給タンク101から循環ホース104に至る範囲(図14参照)に架設されている。
この水平搬送装置1には、補給レール10と、該補給レールの内部に配設された複数の回転ディスク20a、20b、・・・20eと嵌合プレート80並びにパチンコ玉107の搬送流R1〜R5を制御するガイド40と、補給レール10を覆う蓋14と、回転ディスク20a、20b、・・・20eを駆動するための駆動装置30と、該駆動装置30の収納ケース60とが備えられている。
補給レール10は、図3乃至図6に示ように、底板11と、その両端に立設された側板12と、側板12の開放側を外方に折曲して形成した蓋14の取付片13とを備えた断面チャンネル状の長尺レールに形成されている。そして、この底板11には、回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eの嵌合凹部81を形成した嵌合プレート80が敷設されていて、蓋14と側板12と嵌合プレート80とで搬送経路70を画成している。尚、前述の蓋14は、側板12に形成された取付片13にスクリュー15で着脱可能に取付けているが、図示しないが蓋14に嵌合凹部を形成し、その嵌合凹部を側板12の上縁に嵌合し、スクリュー15を削減することもできる。また、この側板12の外側には、遊技機102にパチンコ玉107を供給するための補給シュート103が適宜間隔で取付けられている。尚、この補給シュート103の取付数、位置は、遊技機102の数、配置によって、搬送経路70の両側、片側、回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eに対応する数、回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eに対して1つおきに配置する等任意に設定される。
補給レール10の底板11の下面には、収納ケース60の底板61に設けられた回転ディスク20a、20b、・・・20eの軸受65に対応する軸受75とアイドルギア35の軸受66に対向する軸受76とが設けられている。
回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eの回転軸21は、軸受65と軸受75に回転可能に軸支されていて、一方の軸受75側の端部を補給レール10の底板11に形成された貫通孔から搬送経路70の内部に突出させて、回転プレート23に形成した長孔23aに嵌合させ、この回転プレート23を介して、回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eに回転軸21の回転を伝達している。この底板11の上面には、回転ディスク20a、20b、・・・20eを嵌合する合成樹脂製の嵌合プレート80が取付けられている。
嵌合プレート80は、合成樹脂製(ポリアセタール,ABS,PP、ポリアミド、高分子ポリエチレン、ポリカーボネイト等)の長尺な平板状に形成されていて、回転ディスク20a、20b、・・・20eの嵌合凹部81を設けている。この嵌合凹部81の底面82には、回転プレート23の収納孔83と該収納孔83に臨む2箇所の対向する切り欠き84とが形成されている。
収納ケース60は、底板61とその両端に立設された側板62とを備え、上方を開放した断面チャンネル形状の長尺レール状に形成され、内部に駆動装置30を収納している。また、この底板61の外面には、取付ブラケット113への取付凸部63が適宜形成されている。
この収納ケース60の底板61内面には、上流(補給タンク101側)側に水平搬送装置1を取付ブラケット113へ固定するための固定台座64を設けるとともにこの固定台座64から下流方向に、一定の間隔を隔てて回転ディスク20a、20b、・・・20eの回転軸21を軸支するための軸受65を複数設けている。更に、これらの軸受65の中間には、軸受65を結ぶ中心線に対して偏移した位置にアイドルギア35の軸受66が設けられている。
前述した補給レール10の幅は、収納ケース60と比較して幅広に形成され、収納ケース60の開放側に載置され任意の方法で組み付けられている。そして、この収納ケース60は、取付ブラケット113によって、遊技機2の配設枠111に取付けられている。このことによって、水平搬送装置1は、遊技機島100に画成された架設空間112の内部に配設される。
回転ディスク20a、20b、・・・20eは、図5に示すように、合成樹脂製(ポリアセタール,ABS,PP、ポリアミド、高分子ポリエチレン、ポリカーボネイト等)の円盤22と、金属製の回転プレート23とより構成されている。この円盤22は、嵌合プレート80に形成された嵌合凹部81に嵌合された後、回転プレート23を介して、スクリュー24で回転軸21にネジ止めされている。そして、回転軸21の回転は、回転軸21の貫通孔から嵌合凹部81内に突出した部分に回転プレート23の長孔23aを嵌合し、更に、その回転プレート23のその表面に突出形成された凸部26を回転ディスク20a、20b、・・・20eの裏面に凹設された凹部25に嵌合させることによって、回転ディスク20a、20b、・・・20eへ伝達される。
駆動装置30は、水平搬送装置1の上方に、パチンコ玉107の搬送方向と直行して配設された直交軸ギアモータ31と、この直行軸ギアモータ31の出力軸32に固定された駆動ギア33と、複数の伝達ギア34a、34b・・・34eと、この伝達ギア34の間に配設された複数のアイドルギア35a、35b、35c、35dとより構成されている。この伝達ギア34は、回転ディスク20a、20b、・・・20eの回転軸21に固定されていて、収納ケース60の底板61と搬送経路70の底板71に設けられた軸受66と軸受76に回転可能に軸支されている。そして、最も上流(補給タンク101側)の伝達ギア34aは、直行軸ギアモータ31の出力軸32に噛み合っている。また、アイドルギア35a、35b、35c、35dは、その回転軸36を収納ケース60の底板61と搬送経路70の底板71に設けられた軸受65と軸受75に回転可能に軸支されている。そして、各々のアイドルギア35a、35b、35c、35dは、伝達ギア34dと34eの間にアイドルギア35dが位置するように配設され、各々伝達ギア34a、34b・・・34eと噛合している。従って、全ての伝達ギア34a、34b・・・34eは、アイドルギア35a、35b、35c、35dの機能によって、駆動ギア33の回転と反対回転の回転する。このため、回転ディスク20a、20b、・・・20eも同方向に回転する。実施の形態では、駆動ギア33は時計方向に回転している。このため、伝達ギア34a、34b・・・34eと回転ディスク20a、20b、・・・20eは反時計回りに回転している。
これらの駆動装置として、一般的なモータを用い、ウォームギア、平歯車等の公知の伝達機構を介して回転ディスクを駆動する構造や、回転ディスク毎に駆動装置を配設する方法、等任意の方法を採用しても良い。 更に、伝達ギア34a、34b・・・34eと、アイドルギア35a、35b、35c、35dの組合せを採用しているが、平歯車同士、タイミングベルトなど他の手段を用いても良い。
ガイド40は、三角形状凸部16を平面上直角三角形に形成し(以下、直角三角形状凸部と称する)、その長辺11Gと該長辺と平行な短辺12Gと長辺と短辺を結ぶ斜辺13Gとその斜辺13Gに対向する斜辺14Gを有する概ね台形状のブロックに形成されている。そして、斜辺14G側には、長辺11G側を直角三角形状に切除し、長辺11Gに対して直角方向に折曲した折曲辺15Gが形成されている。従って、斜辺14Gには、頂点が直角を成す直角三角形状凸部16が形成されることになる。そして、ガイド40の上面17には、ガイド40を蓋14に取付けるためのスクリュー15を螺合する一対のねじ孔18が螺設されている。
このガイド40は、回転ディスク20a、20b、・・・20e、例えば回転ディスク20bで説明すると、図4に示すように、回転ディスク20bの上面を回転ディスク20a、20b、・・・20eの中心を結ぶ中心線V−Vとその中心線に直交する中心線Hb−Hbとによって、第一象限〜第四象限とに分割された第一象限の範囲に配設される。
次に、図4と図7を用いて、実施例1のガイド40について、回転ディスク20bとの位置関係と具体的な構成とについて説明する。
図4において、
回転ディスク20bの中心:Ob、
長辺11Gと斜辺13Gの交点:P1、
短辺12Gと斜辺13Gの交点:P2、
短辺12Gと斜辺14Gの交点:P3、
斜辺14Gと折曲辺15Gの交点:P4、
長辺11Gと中心線Hb−Hbとの交点:P5、
長辺11Gと短辺12Gの高さ:h、
高さhの中心線(中心線二等分線):h1−h1とすると、
ガイド40の各辺の長さは作図上、次のような条件にて求められる。
例えば、回転ディスク20bの半径を74mmとし、ガイド40の長辺11Gと短辺12Gの高さh=24mmに設定とする。
1:長辺11Gを中心線Hb−Hb側に、短辺12Gを中心線V−Vに位置させ、中心線h1−h1が回転ディスク20bの中心Obを通り、45度傾斜するように設定する。即ち、長辺11Gと短辺12Gは、中心線h1−h1に対して対称な間隔で平行に設定される。
2:斜辺14Gと折曲辺15Gの交点:P4を中心線Hb−Hb上に上方にh2=5mm移動した位置に設定する。
3:交点P4から中心線V−Vに平行に下流の外周方向に短辺12Gとの交点P3まで描く。このP3〜P4間を斜辺14(作図上略22mm)として設定する。
4:長辺11Gと中心線Hb−Hbとの交点:P5と斜辺14Gと折曲辺15Gの交点:P4間を折曲辺15G(作図上略14mm)と設定する。
この時点に於いてガイド40の直角三角形凸部16側の平面形状が決定される。
次に、回転ディスク20bの外周とガイド40の長辺11G、短辺12G並びに斜辺13Gの関係について説明する。
1:長辺11Gの長さは、回転ディスク20bの外周から5mm内側までの長さに設定されている。
2:斜辺13Gの長さは、長辺11Gとの交点P1から15度回転ディスク20bの中心Ob方向に傾斜させて描かれた直線と短辺12Gとの交点P2の間に設定される。(作図上略26mm)尚、因みに遊技媒体(パチンコ玉)径は11mmである。
そして、ガイド40は、前述した平面形状を上面と下面にして、任意の厚さ(20mm)を持ったブロック状に形成したものである。
次に、図4並びに図6より、水平搬送装置1におけるガイド40の配置とパチンコ玉107の搬送流R11〜R15について詳述する。
本発明の実施例1では、ガイド40は、回転ディスク20a、20b、・・・20eに対応して配置されている。このガイド40は、図4に示すように、回転ディスク20a、20b、・・・20eの中心を結ぶ中心線V−Vと直交する各回転ディスクの中心線Ha−Ha、・・・・He−Heに対して、直角三角形状凸部16の折曲辺15Gを対応させて中心線V−Vから各回転ディスクの中心線Ha−Ha、・・・・He−Heの上方に離間して配置する。一方、長辺11Gと斜辺13Gの交点P1を回転ディスク20a、20b、・・・20eの外周から中心方向に離間させて配置する。その結果、斜辺13Gは、回転ディスク20a、20b、・・・20eの回転方向に上り傾斜している。そして、このガイド40は、回転ディスク20a、20b、・・・20eの表面に間隔を空けて臨むように設定され、蓋14の裏面にスクリュー15を取付ねじ孔18(図6参照)に螺合することによって取付けられている。(尚、取付方法は、スクリューに限定されることなく、接着等任意の方法で良い)このことによって、ガイド40と補給ケース10の側板12との間にバイパス流路44が形成される。尚、補給シュート103は、補給レール10の両側に回転ディスク20a、20b、・・・20eにたいして、一つおきに配設されている。
図6に示すように、補給タンク101から傾斜した通路を経て搬送経路70に供給されたパチンコ玉107は、滑降力によって、まず、回転ディスク20aの上面に転動される。この転動されたパチンコ玉107は、主にR11〜R15の5つの搬送流に分流され、或いは合流されつつ下流の回転ディスク20b、20c・・・に順次送りこまれる。その過程で、一部のパチンコ玉107は、補給シュート103を介して遊技機102に供給され、残りのパチンコ玉107は、循環ホース104、下タンク105、研磨塔を兼ねる揚送装置106を経由して補給タンク101に還流する。
回転ディスク20aに供給されたパチンコ玉107の搬送流の内、搬送流R11は、ガイド40が配置されていない側(第3、第4象限側)の側板12に沿って下流に流れる搬送流で、補給シュート103に、直接あるいは回転ディスク20aによって回転した他のパチンコ玉107によって押されて間接的に供給される。
搬送流R12は、回転ディスク20aの回転によって、ガイド40の短辺12Gの側部に沿って下流の回転ディスク20bに送られるものであり、交点P2で回転ディスク20aに乗って、バイパス流路44に流れる搬送流R14に分流される。
搬送流R13は、搬送流R14によって、補給シュート103に供給されたパチンコ玉107がガイド40の長辺11Gの側部に沿って流れ、搬送流R11に合流する流れである。
搬送流14は、前述したバイパス流路44を通過する搬送流R14と下流の回転ディスク20bから送られた搬送流R15が合流した流れである。この時、バイパス流路44を通過するパチンコ玉107の搬送量は、ガイド40の斜辺13Gの傾斜によって、回転ディスクの回転力による流速に対して減速され、かつ側板12との間隔も絞られているため、適度な量に調整され、残りは下流に搬送される。
搬送流R15は、下流の回転ディスク20bの回転により、上流の回転ディスク20aに押しもどされた搬送流である。この流れは、前述した搬送流R14に合流され、最終的には下流に運ばれる。
当然のことながら、搬送流R11〜R15は、明確に区分されているものでもなく、単独で流れるものでもない。それらは、互いに干渉しあって流れ、パチンコ玉107を補給シュート103に供給したり、搬送経路70内を循環したりする。
図8は、本発明の実施例2に係わるガイド50を示したもので、(a)は、平面図、(b)は、正面図、(c)は、側面図である。図9は、本発明の実施例2に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドの関係を示した分解斜視図である。図10は、本発明の実施例2に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドとパチンコ玉の搬送流を示した説明図である。図11は、本発明の実施例2に係わるガイドの変形例を示した正面図である。
尚、本発明の水平搬送装置の実施例1と類似した構成には、同符号を付して詳細な説明は省略する。
ガイド50は、図8(a)、(b)、(c)に詳述するように、平板状の本体51とその両端に台形柱状に立設された取付部52,53を合成樹脂でチャンネル状に一体成形されている。そして、本体51と取付部52,53によって形成された凹部にバイパス流路54を形成している。
尚、55は、成形時の変形を防止するための肉盗み、56は、パチンコ玉107を乗り上げ易くするための面取りである。また取付部52の底面には、突出部57が設けられている。この突出部57は、ガイド50に上方から負荷が加わった時、本体51と回転ディスク20a、20b、・・・20eの表面とが接触するのを回避させるためのものである。そして、15はスクリュー、18は、その取付ねじ孔である。
次に、図10より、水平搬送装置1におけるガイド50の実施例2について、その配置とパチンコ玉107の搬送流R21〜R25について詳述する。
本発明の実施例2は、実施例1同様に、回転ディスク20a、20b、・・・20eに対応する数だけガイド50が配置されている。このガイド50は、回転ディスク20a、20b、・・・20eの中心を結ぶ中心線V−Vと直交する各回転ディスクの中心線Ha−Ha、・・・・He−Heに対して、先端(取付部52側)を回転中心側近傍に位置させ、後端(取付部53側)を下流方向に略30度傾斜させ、且つ本体51を回転ディスク20a、20b、・・・20eの表面に間隔を空けて臨むように設定され、蓋14の裏面にスクリュー15を取付ねじ孔18(図6参照)に螺合することによって取付けられている。(尚、取付方法は、スクリューに限定されることなく、接着等任意の方法で良い)このことによって、ガイド50と補給ケース10の側板12との間には、バイパス流路54に加え、実施例1同様に、回転ディスク20a、20b、・・・20eと側板12との距離に相当する間隔を有するバイパス流路44も形成されている。
補給タンク101から傾斜した通路を経て搬送経路70に供給されたパチンコ玉107は、滑降力によって、回転ディスク20aの上面に転動される。この転動されたパチンコ玉107は、主に搬送流R21〜R25の5つに分流され、或いは合流され下流の回転ディスク20b、20c・・・に送りこまれる。その過程で、一部のパチンコ玉107は、補給シュート103を介して遊技機102に供給され、残りのパチンコ玉107は、循環ホース104、下タンク105、研磨塔を兼ねる揚送装置106を経由して補給タンク101に還流する。
搬送流R21は、ガイド50が配置されていない側の側板12に沿って下流に流れる搬送流で、補給シュート103には、直接あるいは回転ディスク20aによって回転した他のパチンコ玉107によって押されて供給される。
搬送流R22は、回転ディスク20aの回転によって、回転中心方向に送られるものであり、ガイド50の側部に沿って下流の回転ディスク20bにおくられ、搬送流R21を側方より押圧する力が作用する。この作用により、搬送流R22によって流れるパチンコ玉107自身あるいは搬送流R21によるパチンコ玉107を押圧して、パチンコ玉107を補給シュート103に供給する。
搬送流R23は、搬送流2と同様に回転ディスク20aの回転によって、ガイド50の側部に当接したパチンコ玉107のうち、バイパス流路54を通過して、ガイド40の反対側に流れたパチンコ玉107である。このパチンコ玉107は、回転ディスク20aの回転によって、搬送流R21に合流する。
搬送流24は、ガイド50とガイド50の取付けられている方の側板12との間に形成されたバイパス流路49を流れるパチンコ玉107の流れである。この搬送流14は、回転ディスク20aの回転によって搬送されたパチンコ玉107と下流の回転ディスク20bによって搬送されたパチンコ玉107が混流している。
搬送流25は、下流の回転ディスク20bの回転により、上流の回転ディスク20aにおしもどされた搬送流である。この流れは、前述した搬送流R21〜R24に合流され、最終的には下流に運ばれる。
当然のことながら、搬送流R11〜R15は、明確に区分されているものでもなく、単独で流れるものでもない。それらは、互いに干渉しあって流れ、パチンコ玉107を補給シュート103に供給したり、循環させたりする。
図11は、本発明に水平搬送装置1に用いたガイド50の別の形態を示したものである。尚、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付して説明は省略する。このガイド50aは、本体51とその一端(側板72側)に立設した取付部53をL字状に合成樹脂で一体成形し、本体51の上部にバイパス流路54を形成した構成を有し、ガイド50とほゞ同様な搬送流を形成する。
本発明の水平搬送装置1の実施例3は、実施例1に対してガイドの形状が異なる構成で、他の構成は実施例1と同一のため説明を省略する。尚、説明上実施例1と類似した構成には、同符号を付した。
ガイド90は、図12、図13に示すように、合成樹脂で直角三角形の板状に形成されスクリュー15を取付ねじ孔18に螺合することによって、蓋14に取付けられている。そして、このガイド90は、回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eの上面に間隔を保って臨み、そして、直角三角形の斜辺が搬送経路70の側板12に対して上流方向に略30度傾斜するように配置される。従って、直角の頂点は、下流方向に向いている。また、ガイド55の回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eに上面に臨む範囲は、ガイド90の鋭角側先端が円盤22の固定用スクリュー24の外周近傍に、鈍角側垂直面が回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eの外周近傍に至る範囲である。このため、ガイド90と側板12の間に回転ディスク20a、20b、20c、20d、20eと側板12の間隔に相当する間隔のバイパス流路44が形成される。
尚、実施例1を含めて、ガイド40とガイド90の形状を略台形状、チャンネル状、L字状、直角三角形状で説明したが、これらのガイド40、ガイド50、ガイド90の形状は、楕円形、円形等任意の設定することができる。要は、ガイド40、ガイド90と搬送経路70を構成する補給ケース10の側板12との間にバイパス流路44とガイド50に形成されたバイパス流路49に相当するバイパス流路を形成し、そのバイパス流路を任意に選択採用することによって、パチンコ玉107が搬送経路70の内部で効率的に流れ、搬経路70内で滞留されなければ良い。
次に、搬送流R31〜R34について図13を用いて説明する。搬送流R31は、ガイド90が配置されていない側の側板12に沿って下流に流れる搬送流で、補給シュート103には、直接あるいは回転ディスク20aによって回転した他のパチンコ玉107によって押されて供給される。
搬送流R32は、回転ディスク20aの回転によって、ガイド90の側部に沿って斜め前方に送られるものであり、搬送流R31とは反対側下流に配設された補給シュート103へパチンコ玉107を供給する。
搬送流R33は、搬送流32と同様に回転ディスク20aの回転によって、ガイド90の側部に当接したパチンコ玉107で、回転ディスク20aの中心方向に流れるものと直角三角形の直角側頂点方向に流れるものであり、搬送流R31や下流の回転ディスク20bから流れてくるパチンコ玉107に合流する。そして、搬送流R31とは反対側上流に配設された補給シュート103へパチンコ玉107を供給する。
搬送流R34は、ガイド90の長辺と短辺に沿って流れ、ガイド90の取付けられている方の側板12との間に形成されたバイパス流路44を通過する。この搬送流R34は、回転ディスク20aの回転によって搬送されたパチンコ玉107と下流の回転ディスク20bによって搬送されたパチンコ玉107が混流しているが、最終的には一部が補給シュート103に供給され、残りは搬送流R31に合流し、下流に搬送される。
当然のことながら、搬送流R31〜R34は、明確に区分されているものでもなく、単独で流れるものでもない。それらは、互いに干渉しあって流れ、パチンコ玉107を補給シュート103に供給したり、循環しりする。
尚、本発明の水平搬送装置1は、遊技機島上に水平に配置されているが、若干の傾斜を設けても良い。この場合には、パチンコ玉107の搬送量が増加する。
また、この発明において、補給ケース10を長尺レール形状に形成したが、補給ケース10、嵌合プレート80、該嵌合プレート80の嵌合される回転ディスク並びに駆動装置30の伝達ギアとアイドルギアを一定の個数に組合せユニット化(例えば、図4のように3組のユニット化)して、それらをジョイント等で連結し、長尺レール形状に構成することも可能である。当然、この場合にあっても、ガイドによってパチンコ玉の搬送流を制御して、パチンコ玉を搬送経路中に滞留させることなく効率的に遊技機に供給することができる。
本発明は、パチンコ玉等球体の遊技媒体を搬送する水平搬送装置である。
本発明の実施例1に係わる水平搬送装置を示した要部概略平面図である。 本発明の実施例1に係わる水平搬送装置を示した要部概略正面図である。 本発明の実施例1に係わる水平搬送装置を示した要部概略側面図である。 本発明の実施例1に係わる要部平面図である。 本発明の実施例1に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドの関係を示した分解斜視図である。 本発明の実施例に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドとパチンコ玉の搬送流を示した説明図である。 は、本発明の実施例1に係わるガイドを示した斜視図である。 本発明の実施例1に係わるガイドを示したもので、(a)は、平面図、(b)は、正面図、(c)は、側面図である。 は、本発明の実施例2に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドの関係を示した分解斜視図である。 は、本発明の実施例2に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドとパチンコ玉の搬送流を示した説明図である。 本発明の実施例1に係わるガイドの変形例を示した正面図である。 本発明の実施例3に係わるガイドを示した斜視図である。 本発明の実施例3に係わる水平搬送装置の回転ディスクとガイドとパチンコ玉の搬送流を示した説明図である。 水平搬送装置を備えた一般的な遊技機島を示した説明図である。
1…水平搬送装置
100…遊技機島
101…補給タンク
102…遊技機
103…補給シュート
104…循環ホース
105…下タンク
106…研磨塔を兼ねる揚送装置
107…パチンコ玉
110…遊技機島の枠体
111…遊技機の配設枠
112…水平搬送装置の架設空間
10…補給レール
11…底板
12…側板
13…取付片
14…蓋
15…スクリュー
16…直角三角形状凸部
20a、20b、20c、20d、20e…回転ディスク
21…回転ディスクの回転軸
22…円盤
23…回転プレート
24…スクリュー
25…凹部
26…凸部
30…駆動装置
31…直交軸ギアモータ
32…出力軸
33…駆動ギア
34a、34b、34c、34d、34e…伝達ギア
35a、35b、35c、35d…アイドルギア
36…アイドルギアの回転軸
40…(実施例1)のガイド
44…バイパス流路
49…(実施例2)のバイパス流路
50…(実施例2)のガイド
60…駆動装置30の収納ケース
61…底板
62…側板
63…取付凸部
64…固定台座
65…回転軸21の軸受
66…アイドルギア35の軸受
70…搬送経路
71…底板
72…側板
75…軸受
76…軸受
80…回転ディスクの嵌合プレート
81…嵌合凹部
82…底面
83…収納孔
84…切り欠き
90…(実施例3)のガイド
R11〜R15…実施例1の搬送流
R21〜R25…実施例2の搬送流
R31〜R34…実施例3の搬送流

Claims (3)

  1. パチンコ玉を補給シュートを介して遊技機に供給する水平搬送装置であって、
    前記水平搬送装置は、長尺な平板状に形成されて遊技機島上に水平に架設された嵌合プレートと側板と蓋とによって画成された搬送経路と、
    前記嵌合プレートの長手方向に沿って設けた複数の嵌合凹部に水平回転可能に嵌合され、その回転力でもってディスク上面に転動された前記パチンコ玉を順次隣の回転ディスクへと送り込むことによって上流から下流へとパチンコ玉を搬送するように形成した回転ディスクと、
    前記回転ディスクの表面に臨む如く配設されて前記パチンコ玉の搬送流をガイドすべく前記回転ディスクごとに配設された複数のガイドと、
    前記回転ディスクの駆動装置とを備えたことを特徴とする、水平搬送装置。
  2. 請求項1項に記載の水平搬送装置において、
    前記ガイドは、前記回転ディスクが反時計回りの場合に前記パチンコ玉の搬送方向左側かつ下流側に位置する前記回転ディスクの1/4円の表面に臨んで配設されたブロックであって、該ブロックの上流に向いた側面が、前記回転ディスクの中心近傍から外周近傍に至る範囲にあって、かつ外周側端が該回転ディスクの中心よりも下流に位置するように傾斜して配設されるとともに、該ガイドの外周側端と前記搬送経路の前記側板との間にはパチンコ玉の通過が可能なバイパス流路が形成されている
    ことを特徴とする、水平搬送装置。
  3. 請求項1項または請求項2項に記載の水平搬送装置において、
    前記ガイドは、前記搬送経路を構成する前記蓋または前記側板の少なくとも一方に固定されたものである
    ことを特徴とする、水平搬送装置。
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