JP4520009B2 - 折り畳み式携帯電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み式携帯電話装置等の電子装置に係り、より詳細にはカメラを内蔵する折り畳み式携帯電話装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4(1)は従来のカメラ付きの携帯電話機であり、カメラユニットDは携帯電話機筐体A内部に固定されて取り付けられていて、カメラユニットDのレンズ部D1は筐体外面上の表示部11の側に固定されて設置されている。
また図4(2)は、従来のカメラ付き電話機として用いられる携帯電話装置Aと他の電子装置A’の組み合わせの例であり、他の電子装置A’の方ではカメラユニットDを有しており、携帯電話機Aと他の電子装置A’とをインターフェイス等で接続して使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上に示した従来の装置においては、種々の問題点がある。すなわち、図4(1)の場合では、カメラユニットDのカメラレンズ部D1は筐体外面上のLCD等の表示部11と同じ側に固定されていて、カメラレンズ部D1自体は動かない構造である。よって、表示部11を見ながらカメラレンズ部D1(表示部11)と同じ側にある被写体、例えば使用者自身の顔などは表示部に映る被写体を見ながら撮影することができるものの、カメラレンズ部D1(表示部11)と同じ側にはない被写体を撮影することは、表示部11とカメラレンズ部D1とは同じ側にあるため、被写体を見ながら撮影することができなくなり、撮影自体がうまくできなくなる。
また、図4(2)の場合では、携帯電話機Aの他に、別体のカメラユニットDを有する電子装置A’を常に持ち運びしなければならず不便であり、また、撮影方向性・コンパクト性・収納性・携帯性・操作性・コスト性などに面においても様々な問題が生じていた。
【0004】
本発明は、上述のような従来装置の問題点に鑑みなされたもので、カメラ付きの折り畳み携帯電話機の撮影容易性・コンパクト性・操作性を向上させ、収納性・携帯性・操作性・コスト性などに面においても性能を向上させるカメラ付き携帯電話装置を提供することを目的とする。なお、本明細書では折り畳み携帯電話装置について記載するが、携帯電話装置以外の折り畳み式の電子装置(例えば、携帯無線機、モバイル端末、パソコンなど)に対しても本発明が適用できるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明による折り畳み式携帯電話装置は次のような手段を用いる。なお、付した符号は図面のそれに一致する。
(1)本体側筐体AとLCD側筐体Bの二つの筐体が筐体回動部Cを介して回動自在に連結して一体構成される折り畳み式携帯電話装置において、
本体側筐体Aの合わせ面A1および背面A2に開口するカメラユニットDを配設して構成される折り畳み式携帯電話装置とした。
(2)この折り畳み式携帯電話装置において、カメラユニットDは本体側筐体Aの合わせ面A1では突設しないよう構成される。
(3)この折り畳み式携帯電話装置において、カメラユニットDは本体側筐体Aの背面A2側に突設するよう構成される。
(4)この折り畳み式携帯電話装置において、本体側筐体AにはカメラユニットDよりも高く突設したカメラ保護部(凸状部A3b)を形成して構成される。
(5)この折り畳み式携帯電話装置において、カメラユニットDは本体側筐体Aの合わせ面A1および背面A2側ではレンズ向きが自在となるよう構成される。
(6)この折り畳み式携帯電話装置において、カメラユニットDは略円筒形を成し、その軸を中心として回動自在にして構成される。
(7)この折り畳み式携帯電話装置において、カメラユニットDは表面に凹凸部D2aを備えて構成される。
(8)この折り畳み式携帯電話装置において、カメラユニットDは本体側筐Aとの凹凸係合により回動動作の一時的停止を可能として構成される。これらは、回動部D2bに設けられる突起部D2bzと係止部D2bxとが、本体側筐体Aの側の案内部A3yと係止凸部A3xと係合連携する関係を成すように設定されて構成がなされる。
(9)この折り畳み式携帯電話装置において、カメラユニットDは一定以上の本体側筐体Aとの回動動作を規制するストッパー構造(突起部D2bzと本体側筐体Aの案内部A3yとの係合関係による)を備えて構成される。
また、(1)〜(9)に基づいて、次のような「折り畳み式携帯電話装置」を構成することができる。
[1](上記(1)(2)(5)および(6)に基づく)
本体側筐体とLCD側筐体の二つの筐体が筐体回動部を介して回動自在に連結して一体構成される折り畳み式携帯電話装置において、
前記LCD側筐体および筐体回動部には開口せずに、本体側筐体の合わせ面および背面に開口するカメラユニットを配設し、
前記筐体回動部とは別体の前記カメラユニットは略円筒形を成して、その中心を回動軸として回動自在にして、前記本体側筐体の前記合わせ面および前記背面でレンズの向きが自在となるよう構成されるともに、
前記カメラユニットのカメラ本体部の回動軸を前記本体側筐体の内部から延長するようにして形成される支持体の本体側の中心軸から背面側にずらして、前記カメラユニットが前記本体側筐体の前記合わせ面側に突設しないよう構成される、ことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
[2](上記(3)に基づく)
[1]の折り畳み式携帯電話装置において、
前記カメラユニットは前記本体側筐体の前記背面側に突設するよう構成される。
[3](上記(4)に基づく)
[1]または[2]の折り畳み式携帯電話装置において、
前記本体側筐体の背面側には前記略円筒形のカメラユニットの径よりも大きな径で形成されて高く突設したカメラ保護部を有して構成される。
[4](上記(7)に基づく)
[1]〜[3]の折り畳み式携帯電話装置において、
前記カメラユニットは表面に凹凸部を備えて構成される。
[5](上記(8)に基づく)
[1]〜[4]の折り畳み式携帯電話装置において、
前記カメラユニットの回動部は前記本体側筐体との凹凸係合により回動動作の一時的停止を可能として構成される。
[6](上記(9)に基づく)
[1]〜[5]の折り畳み式携帯電話装置において、
前記カメラユニットは一定以上の前記本体側筐体との回動動作を規制するストッパー構造を備えて構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明による折り畳み式携帯電話装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明による折り畳み式携帯電話装置の一例を示す外観図であり、(2)は閉じた装置の正面図、(3)は開いた装置の正面図であり、また(5)は閉じた装置の上面図、(1)は閉じた装置の左側面、さらに(4)は開いた装置の右側面、である。
【0007】
本発明による折り畳み式携帯電話装置は、本体側筐体AとLCD側筐体Bとの二つの筐体を備え、これらの筐体が筐体回動部Cを介して回動自在に連結されて一体に構成されており、本体側筐体AとLCD側筐体Bとは互いの内面を面合わせされ折り畳まれて収納状態を形成する構造を有している。
本体側筐体AとLCD側筐体Bのそれぞれの面合わせ側においては、本体側筐体Aの合わせ面A1にはキー操作部A1aとカメラユニットDを、そして、LCD側筐体Bの合わせ面B1にはLCD10(表示部)を備えている。また、本体側筐体Aの背面A2側にアンテナ部Fを備えている。
【0008】
さて、本発明におけるカメラユニットDは、本体側筐体Aに内設されていて、レンズ部D1を有している。カメラユニットDは、本体側筐体Aの合わせ面A1および背面A2に開口して露出するように配設される。このとき、カメラユニットDはユニット全てを開口して露出させなくともよく、レンズ部D1だけが露出させる構造にしてもよい。
【0009】
そして、本発明におけるカメラユニットDは、本体側筐体Aの合わせ面A1と背面A2のいずれかの面または両方の面から突設して形成されていいても良いし、突設しないように形成されていいても良いものである。これらは設計の段階において適宜選択して用いればよい事項であるが、カメラユニットDの厚みと本体側筐体Aの厚みに依存してくる。例えば、カメラユニットDの厚みが本体側筐体Aの厚みより大きければ、いずれかの面または両方の面から突設して形成されるのが自然である。
【0010】
ここで、本発明におけるカメラユニットDが、本体側筐体Aの合わせ面A1と背面A2のいずれかの面から突設して形成されるとするならば、本体側筐体Aの合わせ面A1からは突設させるのではなく、背面A2から突設して形成されるのが好ましい。これは、本体側筐体AとLCD側筐体Bの二つの筐体を折り畳まれた状態を想定すると、LCD10とカメラユニットDとが干渉することがなく安全な構造が形成できるからである。
また、本体側筐体Aの合わせ面A1からは突設させる場合においては、LCD側筐体BのLCD10の位置を、カメラユニットDと当接する位置からずらしてしまうのがよい。そしてこれには、筐体を折り畳まれた状態ではカメラユニットDを収納できるような凹形収納部をLCD側筐体Bに設けて構成するならば、うまく収納して対処することができる。
【0011】
カメラユニットDが、合わせ面A1の側に開口して配設されたならば、合わせ面A1の側にある被写体を、カメラユニットDまたはカメラレンズ部D1を操作して向き移動や調整等をすることにより、LCD10(表示画面)に映る被写体を見ながら撮影することができるものである。
そして今度は、カメラユニットDが、背面A2の側に開口して配設されたならば、背面A2の側にある被写体を、カメラユニットDまたはカメラレンズ部D1を操作して向き移動や調整等をすることにより、LCD10(表示画面)に映る被写体を見ながら、撮影することができるものである。この場合は、カメラレンズ部D1の向きとLCD10(表示画面)の向きとは、ちょうど一般のカメラのように反対方向を向けて設定することができるので、使用者は撮影がとてもやりやすい。
【0012】
この折り畳み式携帯電話装置において、このカメラユニットDは本体側筐体Aの合わせ面A1側および/または背面A2側でレンズ向きが自在となるよう構成される。このような構造を形成するにあたっては、カメラユニットDまたはレンズ部D1の向きが変更できる構造を構成すればよいものであり、従来から知られた技術を適宜採用して適用すればよい。このような場合、1)レンズ部D1はカメラユニットDに固定されていて、カメラユニットDが可動する。2)レンズ部D1がカメラユニットDから可動する。3)レンズ部D1とカメラユニットDとの両方が可動する。の3通りが考えられる。
【0013】
図2(1)は本発明による折り畳み式携帯電話装置の本体側筐体Aの合わせ面A1側から見た外観斜視図であり、図2(2)は同じくその背面A2側から見た外観斜視図である。また、図2(3)は同じくそのカメラユニットDの端部側のP−P断面(図2(1)参照)による部分断面図であり、カメラユニットDの回動部D2bと本体側筐体Aに形成された支持体A3との連携関係を示す。
【0014】
本発明のカメラユニットDは、カメラ本体部D2と本体側筐体A側の支持体A3を有して構成されている。このカメラ本体部D2は略円筒形にして形成され、略円筒表面側中央にはレンズ部D1を備え、略円筒形表面の端部側には凹凸形状で円周状にして形成される凹凸部D2aを有し、両端には円筒環状の回動部D2bを有する。この凹凸部D2aは、カメラ本体部D2を手動で向きを回動させるにあたり、使用者が操作しやすくなるようにするものであり、グリップ感覚を増すことができ快適な操作が可能となる。
なお、このカメラ本体部D2は略円筒形であり、図1または図2においては、その円筒軸の方向は筐体回動部Cと平行するように構成してあるが、これに限ることはなく、カメラ本体部D2の円筒軸の方向はいずれの方向を向いていても設計が可能である。
【0015】
そして、本体側筐体A内部から延長するようにして形成される支持体A3は、カメラ本体部D2を回動可能に支持する部分(A3a・A3b・A3cから構成される部分)は略円筒形をなし、凹状部A3aおよび凸状部A3bとによりその本体側筐体Aの軸m1をずらせて形成された回動部A3cを有している。
このような構成からなる支持体A3の回動部A3cは、カメラ本体部D2の回動部D2bと、円筒環状の凹凸形状で遊嵌的に連携係合することにより連結して、回動の自在な構造を形成する。
【0016】
図2(3)に示すように、カメラ本体部D2の回動部D2bの軸m2はカメラ本体部D2の中心を通っているが、支持体A3の回動部A3bの軸でもある軸m2は本体側筐体Aの軸m1からずらしている。よって、カメラ本体部D2は支持体A3によって位置ズレを起こしていて、凸状部A3bの側つまり本体側筐体Aの背面A2側において、背面A2からカメラ本体部D2が開口して露出され、突設する構造を形成する(図2(2)参照)。
このとき、支持体A3のカメラ本体部D2に接する端面A3a’と、カメラ本体部D2の外表面とを、段差h1が生じさせるように設計することができる。またそのとき、支持体A3の外表面径とカメラ本体部D2の外表面径をほぼ等しく設定するならば、カメラ本体部D2に接する端面A3a’よりも段差h1の分だけカメラ本体部D2が突設するような構造を形成することができる。
ここでの段差寸法h3(間隔、隙間)は、本体側筐体AとLCD側筐体Bとが折り畳まれて合わされたとき、LCD10とカメラユニットDとが干渉して損傷し合うことがないように作用するものである。
【0017】
そして図2(3)においては、支持体A3の凸状部A3b側のカメラ本体部D2に接する側の端面A3b’と、カメラ本体部D2の外表面との間で新たなに段差h2を設定しているおり、段差h1と突設する寸法量とが等しくはなっていない。この段差h2により、カメラ本体部D2またはレンズ部D1が、支持体A3の凸状部A3bより突設して外側に飛び出すことはなくなるため、この段差h2はこれらを保護することとなり、凸状部A3bはカメラ保護部としても有効に働くこととなる。
さらに、カメラ本体部D2の回動部D2bは円筒状をなし内部は空洞として設計することができるので、この空間構造を利用して、カメラユニット用の配線等を通すための挿通部D2b’として設定することができる。
【0018】
さて、図3(1)は本発明によるカメラ本体部D2の端部にある円筒状の回動部D2bの構造の他の例を示す外観斜視図である。また、図3(2)はカメラ本体部D2の回動部D2bと本体側筐体Aとの回動連結構造を示す断面による説明図であり、さらに、図3(3)はカメラ本体部D2の回動部D2bが突起部D2bzを有する場合において、本体側筐体Aとのストッパー的回動連結構造を示す断面による説明図である。
【0019】
図3では、本発明によるカメラ本体部D2の端部にある円筒状の回動部D2bの構造の他の例を示しており、回動部D2bは軸長手方向の直線的なスリットD2by、スリットD2byの表面中央側には係止部D2bx、また、回動部D2bの表面に突出するようにして突起部D2bzを備えている。
このスリットD2byは、回動部D2bに均等間隔で複数または多数個数設けることにより、回動部D2bの弾力性・可撓性・柔軟性を増すことができ、スムーズな回動を可能とさせるものである。
【0020】
そして、回動部D2bの表面にスリットD2byごとに係止部D2bxを設けておき、この係止部D2bxを係合して掛止させるために、本体側筐体Aの側に係止凸部A3xを設定する構成(図3(2)参照)とするとよい。このような構成により、カメラユニットDと本体側筐体Aとはある特定の角度をもって停止することとなり、快適な回動クリック感覚をも得ることができる。
図3(1)では、係止部D2bxはスリットD2byを跨(また)ぐようにして形成されているがこれに限らず、スリットD2byを跨がせずに回動部D2bの表面個所のみに、例えば円形の係止部D2bxを形成してもよい。
【0021】
図3(3)は、カメラ本体部D2の回動部D2bが突起部D2bzを備えている例を示す。突起部D2bzは、回動部D2bに少なくとも1箇所設けられていればよく、この突起部D2bzは回動部D2bの回動動作を規制して回動角度を制限する働きをする。
このため、本体側筐体Aの側に円環溝状の案内部A3yが設定されており、突起部D2bzは案内部A3yに遊嵌させられる構成であり、内部での摺動または滑動が可能となっている。案内部A3yは円周の一部において突起部D2bzを不通とする構造(A3y’)を備えているので、これによりカメラユニットDは回動角度の制限がなされる。
【0022】
そして、回動部D2bに設けられる突起部D2bzと係止部D2bxとは、本体側筐体Aの側の案内部A3yと係止凸部A3xと連携して関係するように設定がなされて構成されるが、回動部D2bが回動の動作したとき突起部D2bzと係止部D2bxの動作の円周状軌跡がそれぞれ干渉しないように設定される必要がある。そのため、図3(1)に示すように、突起部D2bzは回動部D2bの口元端部面側に、また、係止部D2bxは回動部D2bの中央部側表面に設けられていて、本体側筐体Aの側の案内部A3yと係止凸部A3xとはこれらと連携するよう設定されて構成される。
【0023】
【発明の効果】
このように本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。なお、次の効果の記載は請求項に対応している。
(1)折り畳み式携帯電話装置において、本体側筐体Aの合わせ面A1および背面A2に開口するカメラユニットDを配設して構成したので、LCD(表示部)と同じ側の被写体のみならず、LCDの背面側の被写体をもLCDを見ながら撮影することができる。しかも、折り畳み式携帯電話装置として構成してあるので、筐体を折り畳んだときカメラユニットDを内側に収納することができ、レンズ等を傷めることがなくなる。
(2)カメラユニットDは本体側筐体Aの合わせ面A1では突設しないよう構成されるので、LCD10の表示画面とカメラユニットDとが緩衝することがなく、よってこれらが相互に損傷を与え合うことがないので安全である。
(3)カメラユニットDは本体側筐体Aの背面A2側に突設するよう構成されるので、使用者は背面A2側からカメラユニットDの向きの調整を簡単に行なうことができる。従って、使用者はLCD10を見ながらカメラユニットDの調整を、キー操作部A1に干渉することなく行なうことが容易となる。
(4)本体側筐体AにはカメラユニットDよりも高く突設したカメラ保護部(凸状部A3b)を形成して構成されるので、装置を誤って落下させた時でも、カメラユニットDが直接地面に当たることがなく保護されるので安全である。
(5)カメラユニットDは本体側筐体Aの合わせ面A1側および背面A2側でレンズ向きが自在となるよう構成されるので、写真撮影が大変やりやすくなり、様々な角度の被写体に対応して撮影ができる。
(6)カメラユニットDは略円筒形を成し、その軸を中心として回動自在にして構成されるので、カメラ撮影の操作がやりやすく確実であり、被写体に対するレンズ向きの調整が簡単にできる。
(7)このカメラユニットDは、表面に凹凸部D2aを有して構成されるので、使用者はグリップ感が増してさらに回動させやすく使いやすい。
(8)このカメラユニットDは本体側筐Aとの凹凸形合により回動動作の一時的停止を可能として構成されるので、回動にクリック感覚が持たせられて、被写体に対するレンズ角度の設定が簡単にできる。
(9)カメラユニットDは本体側筐体Aとの一定以上の回動動作を規制するストッパー構造(突起部D2bzと本体側筐体Aの案内部A3yとの係合関係による)を備えて構成されるので、カメラユニットDが必要以上に回転することがなく、回動部を通した配線が捩じれて切断してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折り畳み式携帯電話装置の一例を示す外観図であり、(1)は閉じた装置の左側面、(2)は閉じた装置の正面図、(3)は開いた装置の正面図、(4)は開いた装置の右側面、(5)は閉じた装置の上面図、である。
【図2】(1)は本発明による折り畳み式携帯電話装置の一例の本体側筐体Aの合わせ面A1の側を示す外観斜視図であり、また、図2(2)は同じくその背面A2の側を示す外観斜視図であり、さらに、図2(3)は同じくそのカメラユニットDのP−P断面(図2(1)に示す)による部分断面図である。
【図3】(1)は本発明によるカメラ本体部D2端にある円筒状の回動部D2bの構造の他の例を示す外観斜視図であり、また、(2)はカメラ本体部D2の回動部D2bと本体側筐体Aとの回動連結構造を示す断面による説明図であり、さらに、(3)はカメラ本体部D2の回動部D2bが突起部D2bzを有する場合において、本体側筐体Aとの回動連結構造を示す断面による説明図である。
【図4】従来のカメラユニット付きの携帯電話機や電子装置の外観斜視図であり、(1)は従来のカメラ付きの携帯電話機を示し、また、(2)は従来のカメラ付き電話機として用いられる携帯電話装置と他の電子装置の組み合わせの例を示す。
【符号の説明】
A 本体側筐体
B LCD側筐体
C 筐体回動部
A1 本体側筐体Aの合わせ面
A2 本体側筐体Aの背面
D カメラユニット
D2 カメラ本体部
D2a 凹凸部
D2b 回動部
D2bx 係止部
D2bz 突起部
A3 支持体
A3b 凸状部(カメラ保護部)
A3x 係止凸部
A3y 案内部

Claims (6)

  1. 本体側筐体とLCD側筐体の二つの筐体が筐体回動部を介して回動自在に連結して一体構成される折り畳み式携帯電話装置において、
    前記LCD側筐体および筐体回動部には開口せずに、本体側筐体の合わせ面および背面に開口するカメラユニットを配設し、
    前記筐体回動部とは別体の前記カメラユニットは略円筒形を成して、その中心を回動軸として回動自在にして、前記本体側筐体の前記合わせ面および前記背面でレンズの向きが自在となるよう構成されるともに、
    前記カメラユニットのカメラ本体部の回動軸を前記本体側筐体の内部から延長するようにして形成される支持体の本体側の中心軸から背面側にずらして、前記カメラユニットが前記本体側筐体の前記合わせ面側に突設しないよう構成される、ことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  2. 請求項1記載の折り畳み式携帯電話装置において、
    前記カメラユニットは前記本体側筐体の前記背面側に突設するよう構成されることを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  3. 請求項1または2記載の折り畳み式携帯電話装置において、
    前記本体側筐体の背面側には前記略円筒形のカメラユニットの径よりも大きな径で形成されて高く突設したカメラ保護部を有して構成されることを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の折り畳み式携帯電話装置において、
    前記カメラユニットは表面に凹凸部を備えて構成されることを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の折り畳み式携帯電話装置において、
    前記カメラユニットの回動部は前記本体側筐体との凹凸係合により回動動作の一時的停止を可能として構成されることを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の折り畳み式携帯電話装置において、
    前記カメラユニットは一定以上の前記本体側筐体との回動動作を規制するストッパー構造を備えて構成されることを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
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