JP2004228299A - 携帯端末装置 - Google Patents

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JP2004228299A JP2003013583A JP2003013583A JP2004228299A JP 2004228299 A JP2004228299 A JP 2004228299A JP 2003013583 A JP2003013583 A JP 2003013583A JP 2003013583 A JP2003013583 A JP 2003013583A JP 2004228299 A JP2004228299 A JP 2004228299A
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Akira Wakasa
亮 若狭
Kenichi Nishikawa
健一 西川
Hidehiro Yanagibashi
秀広 柳橋
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Abstract

【課題】折畳んだ状態での装置全体の薄型化が実現可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】ヒンジ部4は、第1筐体2と第2筐体3が回動する際の軸となる第1回動部4Aと、第1筐体2及び第2筐体3が非対向状態の時に、第2筺体3が第1回動部4Aを軸とした回動方向と直交する方向に回動する際の軸となる第2回動部4Bとを有する。また、第2回動部4Bの周りに形成された可撓性導体5の巻回部を包容する包容部33を第2筐体3の第2主面30から突出するように設ける。一方、第1筐体2の第1主面20には、凹状の収容部23を設け、第1、第2の筐体2,3が折畳まれたときに、包容部33を凹状の収容部23が収納するように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
本発明は、携帯端末装置に係り、特に、電話機能、テレビ電話機能、デジタルカメラ機能などの多くの機能を備えるとともに、その小型化・薄型化を実現することができる携帯端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の折畳み式の携帯端末装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
即ち、この折り畳み式の携帯端末装置は、図10に示すように、第1の主面101Aに操作部104を有する第1筺体101と、第2の主面102Aに画像表示部105を有する第2筺体102とが、操作部104と画像表示部105とが対向する状態で、ヒンジ部103により折畳み可能に連結された構成となっている。また、このヒンジ部103には、第1筺体101と第2筺体102とを折畳む際に使用する第1軸を設けた第1回動部(共に図示せず)と、この第1回動部の第1軸に直交して設けられた第2軸を有する第2回動部(共に図示せず)とを備えている。
【0003】
このような構成の折畳み式の携帯端末装置では、第1筺体101と第2筺体102を開いた状態にして、第2回動部の第2軸を中心として、第2筺体102を180度回転して再び折畳むと、折畳まれた第2筺体102の表面に画像表示部105が視認可能な状態になるように、表裏両面を反転させ、折畳み状態を変更させることが可能となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−118633号公報(第3頁右欄中段、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、携帯端末装置にあっては、画像表示部を構成する液晶部分の技術的な進歩・発達などにより、この液晶部分の薄型化が進展している。ところが、このように画像表示部の薄型化が顕著に進む一方、他の部分、例えばヒンジ部などはいろいろな理由から、薄型化が難しいといった状況がある。
【0006】
このため、これらを取付ている筐体部分の薄型化を図る場合、ヒンジ部については筐体部分に比べて厚さが嵩んで凸状となってしまい、携帯端末装置を折畳んだ状態のときに、携帯端末装置の全体としての薄型化が困難であるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を鑑み、折畳んだ状態での装置の全体としての薄型化を図ることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯端末装置は、第1の主面に操作部を有する第1筐体と、第2の主面に表示部を有する第2筺体と、前記第1筐体及び第2筐体を折畳自在に連結するヒンジ部と、前記ヒンジ部を通して前記第1筐体及び第2筺体を電気的に接続する可撓性導体とを備えた携帯端末装置であって、
前記ヒンジ部には、前記第1筐体及び第2筺体が開閉方向に回動する際の軸となる第1回動部を有するとともに、
前記第1筐体の前記第1の主面には、前記ヒンジ部を望む方の端面寄りに凹状の収容部を有し、かつ、
前記第2筐体の主面には、前記ヒンジ部とに亙り前記第2筐体の前記第2の主面から突出し前記第1筐体及び第2筐体が折畳まれたときに前記収容部に収容可能な凸状の包容部を有することを特徴としている。
【0009】
この構成により、第1筺体と第2筺体を折り畳んだ時、第1筺体の第1主面反対側面側に突出する部位をなくすことができ、第1筺体と第2筺体を折り畳んだ状態で薄型化が可能となる。
【0010】
また、本発明の携帯端末装置は、前記ヒンジ部に、前記第1筐体と第2筺体とが非対向状態の時に、前記第1筺体及び第2筐体の一方が他方に対して、前記第1回動部を軸とした回動方向と直交する方向に回動するための軸となる第2回動部を有するとともに、
前記第2回動部は、前記ヒンジ部の前記第1回動部から前記包容部に向けて延出していることを特徴としている。
【0011】
この構成により、第1、第2の筐体を開閉動作させることができるだけではなく、これらの筐体どうしが90度以上開放した状態で、一方の筐体を開閉方向とは直交する方向に旋回させることができるようになり、使い勝手が多用途に亙り大幅に向上する。
【0012】
また、本発明の携帯端末装置は、前記可撓性導体が、前記第1回動部の回動軸の外周に巻回する巻回部と、前記第2回動部の回動軸の外周に巻回する巻回部とを有することを特徴としている。
【0013】
この構成により、第1、第2の筐体を開閉動作させることができるだけではなく、これらの筐体どうしが90度以上開放した状態で、一方の筐体を開閉方向とは直交する方向に旋回させる場合に、可撓性導体が、切断などの破損トラブルを回避でき、しかも開放動作及び旋回動作がスムースに行えるようになる。
【0014】
また、本発明の携帯端末装置は、前記操作部が、情報を入力するためのボタン部と、前記表示部に表示されるカーソルの移動方向を指示する方向指示ボタン部とを有するとともに、前記方向指示ボタン部は、前記収容部に隣接して設けたことを特徴としている。
【0015】
この構成により、指先が前記ヒンジ部側に向けながら方向指示指示ボタン部を操作しようとしたとき、指先がヒンジ部と当たることによる操作性の低下を回避できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置1は、図1に示すように、第1筐体2と、第2筐体3と、これらを開閉自在に連結するヒンジ部4と、第1筺体2と第2筐体3を電気的に接続する帯状の可撓性導体5とを備えている。
【0017】
第1筐体2は、略矩形に近い薄板状に形成されており、この第1筐体2の上下両面のうち図1において上面20(以下、これを第1主面とよぶ)には大きな領域を占有して操作部21と、送話部22と、収容部23などとを設けている。
【0018】
このうち、操作部21は、情報を入力するためのボタン部21Aを多数配設しており、このボタン部21Aに隣接したヒンジ部4寄りには、前述の収容部23を設けている。
【0019】
収容部23は、第1筐体2及び第2筐体3を閉じたときに、第2筐体2とヒンジ部4との間に設けた後述する凸状の包容部33を収めるためのものであり、図4に示すように、包容部33の突出形状に対応して相補的な凹状に形成されており、この包容部33を収容できる(図4(B)参照)ようになっている。
【0020】
即ち、この収容部23は、前述したように、第1筐体の第1主面20において、ヒンジ部4を臨む方の端面寄りに形成されており、第1主面20と第2筐体3側の後述する第2主面30とが互いに正対するような状態で、主面20,30同士が密着した状態(若しくはごく接近した状態)となるまで第1筐体2及び第2筐体3を閉じたとき(図3参照)に、第1筐体2、第2筐体3のいずれの外面からも突出するような部分がない。このため、図3に示すように、上下いずれの外面ともにフラットな平面状態に折畳むことができるようになっている。
【0021】
また、この第1筐体2には、第1主面20において、ヒンジ部4を臨む両端部側に、第1主面20から突出する状態で形成した略円筒形状の回動支持部2Aが左右一対形成されており、この回動支持部2Aに亙って後述する第1回動部4Aが回動自在に配設されている。
【0022】
一方、第2筺体3は、図1に示すように、略矩形に近い薄板状に形成されており、両面のうち同図において上面30、つまり折畳んだときに第1筐体2の操作部21に対向する対向面(以下、これを第2主面30とよぶ)には、大きな領域を占有する表示部31と、受話部32と、包容部33などとを設けている。
【0023】
包容部33は、第2筐体3とヒンジ部4とを機械的に、かつ、電気的に連結させるためのものであり、第2筐体3の第2主面30からヒンジ部4に亙り凸状に突出する状態に形成されている。即ち、この包容部33は、前述したように、図4(B)のように主面20,30どうしが密着した(若しくはごく接近した)状態のところまで第1筐体2及び第2筐体3が折畳まれたときに、凹状の収容部23に収容可能な相補的な曲率・曲面を有する凸形状に形成されている。
【0024】
例えば、この実施の形態の包容部33では、図5に示すように、断面略中空角型(又は断面略中空半角半円筒状などであってもよい)であって一方側の外周面の一部が斜めにカットされた固有形状など(特にこの形状に限定する必要はない)に形成されている。また、図4及び図6示すように、包容部33の内部には、後述するヒンジ部4の一部を構成する第2回動部4Bの図示外の回動軸がB方向(図6参照)に沿って配設されているとともに、この第2回動部4Bの外周に可撓性導体5の後述する巻回部51が巻設されている。
【0025】
ヒンジ部4は、図1に示すように、第1筐体2と第2筐体3とが互いに対向するA方向(以下、これを開閉方向とよぶ)に回動(以下、これを開閉動作とよぶ)する際の回動軸となる第1回動部4Aと、図2に示すように、第1筐体2と第2筐体3とが非対向状態の時に、つまり第1筐体2と第2筐体3とが90度以上開いた状態のときに、第2筺体3が第1筺体2に対して、第1回動部8のA軸を中心とした回動方向とは直交するB方向(以下、これを旋回方向とよぶ)に回動(以下、これを旋回動作とよぶ)する際の回動軸となる第2回動部4Bとを有している。
【0026】
このうち、第1回動部4Aは、図6に示すように、略円筒状に形成されており、図1に示すように、中央部分が略円筒形状を有する筒状部材41の内部に一体に設けられている。また、この第1回動部4Aは、図1及び図2に示すように、両端部分が第1筐体2側の略円筒形状の回動支持部2Aに回動自在な状態で内挿・支持されている。
【0027】
一方、第2回動部4Bは、図1、図2及び図6に示すように、第1回動部4Aの中間部分において、この第1回動部4Aから90度直交する方向に突出した状態で設けられており、先端部分には第2筐体3側と一体に固定するためのアングル部材4C(図6参照)を設けている。また、この第2回動部4Bは、筒状部材41内部から第2筐体3方向に向けて突設した略円筒形状を有する基部42(図1参照)の内部を通過して包容部33(同じく、図1参照)内部に至るように設けられており、基部42に対しては一体に固定されている。また、包容部33及び第2筐体3は、この第2回動部4Bに対して、適宜の軸受け手段などを介して旋回自在に取付け支持されている。
【0028】
可撓性導体5は、図6に示すように、途中ヒンジ部4内部を挿通させて第1筺体2側と第2筐体3側とを電気的に接続するため、例えば薄くて可撓性を有する帯状のフレキシブル基板などで構成されている。また、この可撓性導体5は、ヒンジ部4において、第1回動部4Aでの回動動作や第2回動部4Bでの旋回動作に柔軟に対応できるようにするため、第1回動部4AのA軸の外周面に沿って巻回された巻回部52と、第2回動部4Bの外周面に沿って巻回された巻回部51などとを設けている。
【0029】
以上のように構成された携帯端末装置1について、図1乃至図6を用いてその動作を説明する。
【0030】
(1)旋回動作を行う場合:
この第1の実施の形態に係る携帯端末装置1では、第1筺体2の第1主面20に設けられた操作部21と、第1筺体2の第1主面20に対向する第2筺体3の第2主面30に設けられた表示部31とが非対向状態(図1の状態)の時に、つまり90度を超えて第2筐体3が開いたときに、第2筺体3が第1回動部4Aを中心とした回動(A)方向とは直交する第2回動部4Bを中心として、B方向に旋回(回動)させることができる。
【0031】
従って、第2回動部4Bの回動軸を中心にして、第2の筺体3を旋回(回動)させることにより、図2のように、第2筺体3の表示部31を外側に向ければ、即ち、第1筐体2に対して例えば90度捩れた方向などに旋回させれば、使用者は、第1筐体2の側面方向に正対する状態で、第2筺体3の表示部31での表示内容が確認可能となる。
【0032】
この場合、第2筺体3の旋回動作を行う際に、図6において、巻回部51は、主に第2回動部4Bの回動軸を中心とした回動動作を行うことにより、ヒンジ部4の内部を通り、第2筐体3内部から第1筐体2内部にまで亙って設けてある可撓性導体5は、巻回部52が巻回半径を大小柔軟に変化させることで、旋回動作に追従して可撓性導体5の両端部などが引きずられて移動するといったことを確実に防止でき、その結果、可撓性導体5の破断トラブルなどが防止できる。
【0033】
(2)筐体どうしを閉じ合わせて折畳む場合:
また、この第1の実施の形態に係る携帯端末装置1では、第1回動部4AのA軸を中心に第2筺体3を回動し、図4のように、図1の第1筺体2の第1主面20に設けられた操作部21と、第1筺体2の第1主面20に対向する第2筺体3の第2主面30に設けられた表示部31とが正対するような状態で閉じ合わせれば、ぴったりと折畳むことができる。
【0034】
即ち、これは、可撓性導体5の第2回動部4Bの外周に巻回された巻回部51を包容する包容部33を、第2筺体3の第2主面30から突出するように設ける一方、第1筺体2の第1主面20に凹状の収容部23を設けているので、第1筺体2の操作部21と第2筺体3の画像表示部31とを正対させるような状態で、第1回動部4Aの回動軸を中心にして第2筺体3を回動させて折畳むと、第2筺体3の包容部33を第1筺体2の収容部23がぴったりと収容できるわけである。
【0035】
しかも、この第1の実施の形態では、第1筺体2と第2筺体3とを主面どうしが重合するように折畳んだ時に、第1筺体2及び第2筺体3の各外面から外側に突出する箇所がなく、第1筺体2と第2筺体3を折畳んだ状態での薄型化が可能となっている。
【0036】
このように、第1の実施の形態によれば、第1筺体2及び第2筺体3の外面より外側に突出する箇所が全くないので、例えば机上に両面いずれを下側にして置いたときでも、安定した状態で静置させることができる。しかも、例えば、この携帯端末装置1を机上面などに静置させたときに、筐体部分の突出した稜部などが机上面に当接したり引きずるなどして机上面が傷ついたり筐体側の外面塗装が剥がれるなど、といったトラブルも回避できる。
【0037】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末装置1について、図7乃至図9を用いて説明する。なお、この実施の形態において、第1の実施の形態と同一部分には、同一符号を付して重複説明を避ける。
この第2の実施の形態に係る携帯端末装置1では、第1筺体2の主面20に設けた収容部24に隣接して方向指示ボタン部21Bを設けた点が、先に述べた第1の実施の形態とは相違している。
【0038】
この方向指示ボタン部21Bは、第2筐体3の表示部31に表示されるカーソルについて、その移動方向を使用者の意図した方向に指示する上下左右の4方向以上の指示ボタンで構成されており、通常、ボタン部21Aに対する操作の場合と同様に、親指などでの押圧操作が多用されている。
【0039】
以上のように構成された、第2の実施形態に係る携帯端末装置1について、図7〜図9を用いてその動作を説明する。
本発明の携帯端末装置1では、第2筐体3の表示部31に表示されるカーソルを、使用者の意図した方向に操作指示するときに、通常、例えば親指などにて方向指示ボタン部21Bを任意に押圧することが多い。
【0040】
この場合、方向指示ボタン部21Bをヒンジ部4側の筒状部材41のある方向に向けて押圧するときに、特に、図8に示すような第2筐体3を90度旋回させた状態などで使用する場合に、方向指示ボタン部21Bを操作中の親指の先が第2筐体3の側面に係止したり衝突したりする、といったトラブルを回避することができる。
【0041】
即ち、もし仮に、第1筐体2の主面20において、方向指示ボタン部21Bの設置部位から先のヒンジ部4に至る端部側に収容部23が形成されていない構成であるとすれば、図7のような状態で第2筐体3を開いたときや、図8に示すように第2筐体3を90度旋回させた状態などの場合に、方向指示ボタン部21Bを操作中の親指の先などが第2筐体3の側面に係止したり衝突したりする虞がある。
【0042】
一方、図9に示す本実施の形態では、第1筐体2の第1主面20において、方向指示ボタン部21Bの設置部位から先のヒンジ部4に至る端部側に収容部23が凹状に形成されているので、その収容部23の窪んだ凹所に親指などの操作する指先を傾けて差し込むことができる。即ち、ヒンジ部4の筒状部材41の直下に方向指示ボタン部21Bを操作中の指先などを潜り込ませることで、筒状部材41が方向指示ボタン部14の押圧操作の妨げにならないですむ。
【0043】
従って、本発明の第2の実施の形態の携帯端末装置1によれば、ヒンジ部4に指先などが突当たることがなく、方向指示ボタン部14のボタン操作を確実に行うことが可能となるので、操作性が向上する。
【0044】
このように、これまで従来の携帯端末装置では、方向指示ボタンとヒンジ部との間隔を大きくするなどの措置を講じることによって一方向指示ボタン部の操作性を向上させることができる反面、主面の大型化という弊害を招いていた。ところが、この第2の実施の形態によれば、方向指示ボタンとヒンジ部との間隔を大きく確保せずとも、操作性を向上させることができるため、第1主面20の小型化、延いては第1筐体2及び第2筐体3の小型化を実現可能な携帯端末装置1を提供することができるようになる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、第1筐体及び第2筐体を折畳自在に連結するヒンジ部に、第1、第2筺体が開閉方向に回動する際の軸となる第1回動部を有するとともに、操作部を有する第1筐体の第1主面にはヒンジ部を望む方の端面寄りに、凹状の収容部を有し、かつ、表示部を有する第2筐体の第2主面には、ヒンジ部とに亙り第2筐体の主面から突出し第1、第2筐体が折畳まれたときに収容部に収容可能な凸状の包容部を有するので、折畳んだ状態での装置全体の薄型化が実現可能な携帯端末装置を提供することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置の第1回動部の回動軸を中心として開いた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置の第2回動部の回動軸を中心として回転させた状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置の第1回動部の回動軸を中心として閉じた状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置のヒンジ部の構成を示す断面図であり、(A)は第1回動部の回動軸を中心として閉じた状態、(B)は第1回動部の回動軸を中心として開いた状態を示すものである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置の巻回部を示すものであり、(A)は第1の筺体部と第2の筺体部を第2回動部の回動軸を中心に回動させていないときの状態を示す図1のA−A線断面図、(B)は第2回動部の回動軸を中心に回動させたときの状態を示す図2のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る携帯端末装置のヒンジ部の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末装置の第1回動部の回動軸を中心として開いた状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末装置の第2回動部の回動軸を中心として回転させた状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る携帯端末装置の方向指示ボタン部を押圧操作するときの状態を示す説明図である。
【図10】従来の携帯端末装置において、第1回動部を中心として開き、第2回動部を中心として旋回させるときの状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯端末装置
2 第1筐体
2A 回動支持部
20 第1主面
21 操作部
21B 方向指示ボタン部
22 送話部
23 収容部
3 第2筐体
30 第2主面
31 表示部
32 受話部
33 包容部
4 ヒンジ部
4A 第1回動部
4B 第2回動部
4C アングル部材
41 筒状部材
42 基部
5 可撓性導体
51 巻回部
52 巻回部
A 回動軸(開閉動作用)
B 回動軸(旋回動作用)

Claims (4)

  1. 第1の主面に操作部を有する第1筐体と、第2の主面に表示部を有する第2筺体と、前記第1筐体及び第2筐体を折畳自在に連結するヒンジ部と、前記ヒンジ部を通して前記第1筐体及び第2筺体を電気的に接続する可撓性導体とを備えた携帯端末装置であって、
    前記ヒンジ部には、前記第1筐体及び第2筺体が開閉方向に回動する際の軸となる第1回動部を有するとともに、
    前記第1筐体の前記第1の主面には、前記ヒンジ部を望む方の端面寄りに凹状の収容部を有し、かつ、
    前記第2筐体の前記第2の主面には、前記ヒンジ部とに亙り前記第2筐体の前記第2の主面から突出し前記第1筐体及び第2筐体が折畳まれたときに前記収容部に収容可能な凸状の包容部を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記ヒンジ部には、前記第1筐体と第2筺体とが非対向状態の時に、前記第1筺体及び第2筐体の一方が他方に対して、前記第1回動部を軸とした回動方向と直交する方向に回動するための軸となる第2回動部を有するとともに、
    前記第2回動部は、前記ヒンジ部の前記第1回動部から前記包容部に向けて延出していることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記可撓性導体は、前記第1回動部の回動軸の外周に巻回する巻回部と、前記第2回動部の回動軸の外周に巻回する巻回部とを有することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記操作部は、情報を入力するためのボタン部と、前記表示部に表示されるカーソルの移動方向を指示する方向指示ボタン部とを有するとともに、
    前記方向指示ボタン部は、前記収容部に隣接して設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
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