JP4519456B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、コンパクト容器、とくに鏡の着脱を容易にできるようにした鏡押え枠を蓋体に装着したコンパクト容器に関するものである。
鏡付きコンパクト容器において、使用済みのコンパクト容器の廃棄時に、鏡をコンパクト容器から取外して分別廃棄することは従来より実施されており、例えば、特許文献1に示されるようなコンパクト容器が提案されている。
特開2000−70032号公報
特許文献1記載のコンパクト容器は、蓋の裏面に鏡を支持する凹部を設け、該凹部の前後の端縁に溝を設けたオーバーハング部を設け、双方のオーバーハング部の間で鏡を摺動させるとともに、凹部の中央部と鏡との間に介在させた弾性体により、鏡の両端縁をオーバーハング部に押しつけて鏡を溝内に保持するようにして、鏡を着脱自在に取着するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1記載のコンパクト容器は、使用中に鏡面の曇りをとるため鏡を布などで拭く場合、布をコンパクト容器に対して前後方向に拭くと鏡が取り外れるという問題があった。
また、弾性体が凹部、または鏡に接着しているので、弾性体を分離することは困難であり、また、弾性体には、ゴムやスチレン系樹脂が用いられているので、異なる材料をすべて分離し、完全に分別廃棄することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、鏡の着脱がきわめて簡単で、かつ蓋体に強固に取着することができ、コンパクト容器の廃棄時には、鏡を簡単に取外して分離できるようにしたコンパクト容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、コンパクト容器として、ケース本体と、鏡押え枠により鏡を取着した蓋体とを蝶番により廻動自在に取着したコンパクト容器であって、鏡押え枠が、押え枠と係合部材、および支持部材とからなり、係合部材が、ケース本体と係合して閉蓋状態を維持する蓋体の係止部材に係合され、支持部材が、蓋体の後壁下端に設けられた蝶番部に形成された支持部に係合され、押え枠が、鏡の端縁部を押圧するようにされていることを特徴とする構成を採用する。
支持部の実施形態として、支持部が、蝶番部の少なくとも一部に内側面と上面を切欠いて形成されていることを特徴とする構成を採用する。
蓋体の裏面に載置した鏡を、蓋体の頂壁裏面に設けた係止部材の支持板と蓋体後壁に設けた支持部との間に鏡押え枠を弾装し、鏡を押圧するようにしているから、鏡押え枠を用いるだけで、鏡を簡単、かつ強固に取着できるようになった。
また、鏡を囲む係止枠と押え枠とを係合させることによって、鏡をより強固に取着できるようになった。
また、鏡の取外しは、鏡押え枠と係止枠との係合を解くことによって簡単に取外せるので、分別廃棄が容易にできるようになった。
次に、本発明のコンパクト容器の実施形態について説明する。
図1において、Aはケース本体、Bはケース本体Aに蝶番を介して取着された蓋体、Cは鏡押え枠である。
図1〜4に示すように、ケース本体Aは、底壁1と、底壁1の各端縁に立設された前壁2と後壁3、および側壁4a,4bとからなっている。
図1、3、4に示すように、前壁2の中央部には嵌挿孔5が設けられており、前壁2の上面には挿入孔6が穿設されている。
嵌挿孔5の内側の端面7には、係止片8が突設されており、その下方に係止片8をはさんで上面を傾斜する案内面9とした案内突起10が突設されている。
嵌挿孔5には操作部材11が嵌挿され、操作部材11は、上板12と押え板13と下板14とからなっており、上板12の内端には、薄肉部を介して案内突起10の案内面9に係合する一対の作動板15が設けられている。
下板14の下面には、ストッパー16が突設されており、底壁1に設けた係止溝に嵌挿され、操作部材11の抜け落ちを防止している。
ケース本体Aの後壁3には、蝶番取付のための切欠部17が設けられ、切欠部17の端面から後壁3を貫通する軸受孔18a,18bが穿孔されている。
ケース本体A内部を区分して、仕切壁19が設けられており、仕切壁19の一方には、化粧皿20が収納され、他方にはパフが収納されるようになっている。
図3、4、5に示すように、蓋体Bは、頂壁25と、該頂壁25の端縁から垂設された前壁26と、後壁27および側壁28a,28bとからなっている。
前壁26の内側の所定位置には、頂壁25から隆起する突出面29が配設され、該突出面29には、係止部材30が垂設されている。
係止部材30は、その下面にケース本体Aの案内突起10の巾に対応する係合板31を設け、両側に側板32を設けた係止板33を具備している。
係合板31の中央には、閉蓋時にケース本体Aの係止片8に係合する係止片34が垂設され、係合板31の裏面には、鏡押え枠Cを押圧支持する複数の支持板35が立設されている。
後壁27の下端には、両側部を蝶番用の軸受け36とし中央部を鏡押え枠Cの支持部37とした蝶番38が設けられ、軸受け36の端面には、軸受孔39a,39bが穿孔されている。
軸受孔39a,39bには、ケース本体Aの後壁3に穿孔された軸受孔18a,18bを通じて、樹脂製蝶番ピン40a,40bが嵌挿され、蓋体Bは、蝶番38を介してケース本体Aに廻動自在に取着されている。
図4、5に示すように、支持部37は、蝶番38の内側面と上面を切欠部41として、垂直面42と、該垂直面42に円弧によって連続する支持面43とからなっており、支持部37の後壁27は、他の後壁部分に比べ薄肉の凹面44となっており、垂直面42より下方は手指の挿入部45となっている。
図2、4、5に示すように、蓋板Bの頂壁25裏面には、鏡押え枠Cによって鏡mが取着されている。
鏡押え枠Cは、鏡mの各端縁を押える角形の押え枠50と、該押え枠50の前枠50aの中央部に突設された係合部材51と、後枠50bに連設された支持部材52とからなっている。
図2、6に示すように、押え枠50の内周端縁には、鏡mの端縁を押圧する押え部53が設けられており、押え枠50の前枠50aの両端近くには、外方に突出する係合片54が突設されている。
図5(b)に示すように、係合部材51は、押え枠50から延びる板体55と、該板体55と押え枠50との連接部、脚片56とからなり、板体55は、頂壁25の係止部材30の支持板35に係合し、押圧されるようになっている。
図5(a)に示すように、支持部材52は、後枠50bに連設された断面円弧状の湾曲板58と、該湾曲板58の下端より屈曲し、支持部37の支持面43に係合する突出部59を設け、先端を摘み部60とした屈曲腕部61とからなっている。
図2、4、6に示すように、押え枠50の側枠50c,50dおよび前枠50a、後枠50bの係合部材51と支持部材52を除いた部分には、押え枠50に接する係止枠62が鏡mを囲むように蓋体頂壁25から垂設されており、前係止枠62aの両端近くには、押え枠50の係合片54が係合する係止面63を設けた係止溝64が穿設されている。
次に、本実施形態のコンパクト容器の鏡押え枠Cの取付けと、作用効果について説明する。
鏡mの取付けにあたっては、まず、蓋体Bの開蓋状態で、鏡mを係止枠62内に載置する。
次いで、鏡押え枠Cの湾曲板58を、切欠部41上面と後壁27の凹面44との間に押込み、係合部材51の板体55を、蓋体Bの係止部材30の支持板35と頂壁25の突出面29との間に嵌挿する。
その際、押え枠50は、係止部材30の支持板35側面と後壁27の凹面44との間で湾曲され、湾曲板58も湾曲されるが、係合部材51の板体55が押し込まれたときには、湾曲板58が復元力によって、押え枠50の押え片53が鏡mを押圧するように作用し、鏡押え枠Cによって、鏡mを頂壁25表面に強固に取着することができる。
鏡mの取外しにあたっては、摘み部60をもって鏡押え枠を上方に引き上げることにより、鏡押え枠Cを蓋体Bから取外すことができる。
そして、鏡mを係止枠62から取出すことによって、分別廃棄することができる。
本発明の鏡押え枠は、蓋体の係止部材と蓋体後壁との間に弾装することによって、鏡を蓋体裏面に押圧するようにしたから、コンパクト容器への鏡の取付け、取外しが簡単にでき、鏡とコンパクト容器との分別廃棄に役立てることができる。
本発明コンパクト容器の断面側面図である。 コンパクト容器の断面正面図である。 開蓋状態のコンパクト容器の断面側面図である。 開蓋状態のコンパクト容器の平面図である。 蓋体の腰部説明図で、(a)は図3のa部分、(b)は図3のb部分の拡大説明図である。 蓋体の図4のA−A線における断面側面図である。
符号の説明
A ケース本体
B 蓋体
C 鏡押え枠
m 鏡
1 底壁
2 前壁
3 後壁
4a,b 側壁
5 嵌挿孔
8 係止片
10 案内突起
11 操作部材
15 作動板
25 頂壁
26 前壁
27 後壁
28a,b 側壁
30 係止部材
31 係合板
33 係止板
34 係止片
35 支持板
36 軸受け
37 支持部
38 蝶番
41 切欠部
42 垂直面
43 支持面
44 凹面
45 挿入部
50 押え枠
50a 前枠
50b 後枠
50c,d 側枠
51 係合部材
52 支持部材
53 押え部
54 係合片
55 板体
56、57 脚片
58 湾曲板
59 突出部
60 摘み部
61 屈曲腕部
62 係止枠
63 係止面
64 係止溝

Claims (2)

  1. ケース本体と、鏡押え枠により鏡を取着した蓋体とを蝶番により廻動自在に取着したコンパクト容器であって、
    鏡押え枠が、押え枠と係合部材、および支持部材とからなり、
    係合部材が、ケース本体と係合して閉蓋状態を維持する蓋体の係止部材に係合され、
    支持部材が、蓋体の後壁下端に設けられた蝶番部に形成された支持部に係合され、
    押え枠が、鏡の端縁部を押圧するようにされていることを特徴とするコンパクト容器。
  2. 支持部が、蝶番部の少なくとも一部に内側面と上面を切欠いて形成されていることを特徴とする請求項1記載のコンパクト容器。
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