JP4326873B2 - 鏡付きコンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、鏡付きコンパクト容器、とくに鏡の着脱を容易にできるようにした鏡付きコンパクトに関するものである。
鏡付きコンパクト容器において、使用済みのコンパクト容器の廃棄時に、鏡をコンパクト容器から取外して分別廃棄することは従来より実施されており、例えば、特許文献1に示されるようなコンパクト容器が提案されている。
特開2000−70032号公報
特許文献1記載のコンパクト容器は、蓋の裏面に鏡を支持する凹部を設け、該凹部の前後の端縁に溝を設けたオーバーハング部を設け、双方のオーバーハング部の間で鏡を摺動させるとともに、凹部の中央部と鏡との間に介在させた弾性体により、鏡の両端縁をオーバーハング部に押しつけて鏡を溝内に保持するようにし、鏡を着脱自在に取着するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1記載のコンパクト容器は、弾性体が凹部、または鏡に接着しているので、弾性体を分離することは困難であり、また、弾性体には、ゴムやスチレン系樹脂が用いられているので、異なる材料をすべて分離し、完全に分別廃棄することができないという問題があった。
また、弾性体を凹部の所定の位置に接着剤によって接着するので、蓋体の組立に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、鏡の着脱がきわめて簡単にでき、異種材料のすべてを完全に分離して廃棄できるようにした鏡付きコンパクト容器を提供することを目的とする。
鏡付きコンパクト容器として、ケース本体と、該ケース本体に取着された蓋体とからなるコンパクト容器であって、蓋体の頂壁裏面に、下端を内方に折曲げて係止板とした一対の支持枠が垂設され、一方の係止板の巾を他方の係止板の巾より広くして、長尺体の軟材質で成形された弾性体を、支持枠の外側から引き出し可能として挿入し、両支持枠の間に鏡を摺動可能として取着されていることを特徴とする構成を採用する。
下端を係止板とした一対の支持枠の間で、弾性体を介して鏡を蓋体に対して摺動可能に保持するようにしたから、鏡の取付けにあたっては、一方の鏡の端縁で弾性体を圧縮変形して、他方の端縁を他方の係止板に妨げられることなく蓋体裏面に接合させ、弾性体の復元により鏡を双方の係止板によって保持させることができる。
鏡の取外しにあたっては、鏡を摺動させ、弾性体を圧縮すると、鏡の端縁は、他方の係止板より外れ、簡単に取外すことができる。
また、弾性体を引外した後に鏡を摺動させるようにすると、より容易に鏡を取外すことができ、鏡とともにコンパクト容器とは異なる材料から成形された弾性体をも簡単に分離して完全な分別廃棄ができるようになった。
次に、本発明のコンパクト容器の実施形態について説明する。
図1において、Aはケース本体、Bはケース本体Aに蝶番を介して取着された蓋体、Cはケース本体Aに装着された蓋係止部材である。
図1〜4に示すように、ケース本体Aは、底壁1と、底壁1の各端縁に立設された前壁2と後壁3、および側壁4a,4bとからなっている。
図3、4に示すように、前壁2の中央部には、蓋係止部材Cを取着するための嵌挿孔5が設けられており、前壁2の上面には、挿入孔6が穿設されている。
嵌挿孔5の内側の端面7には、係止片8が突設されており、係止片8をはさんで上面を傾斜する案内面9とした案内突起10が突設されている。
嵌挿孔5には操作部材11が嵌挿され、操作部材11は、上板12と押さえ板13と下板14とからなっており、上板12の内端には、薄肉部15を介して、案内突起10の案内面9に係合する一対の作動板16が設けられている。
下板14の下面には、ストッパー17が突設されており、底壁1に設けた係止溝18に嵌挿され、操作部材11の抜け落ちを防止している。
ケース本体Aの後壁3には、蝶番取付のための切欠部19が設けられ、切欠部19の端面から後壁3を貫通する軸受孔20a,20bが穿孔されている。
ケース本体A内部を区分して、仕切壁21が設けられており、仕切板21の一方には、化粧皿22が収納され、他方には、パフが収納されるようになっている。
図3,4に示すように、蓋体Bは、頂壁25と、該頂壁25の端縁から垂設された前壁26と、後壁27および側壁28a,28bとからなっている。
前壁26の内側の所定位置には、頂壁25から係止部材29が垂設されており、係止部材29は、ケース本体Aの案内突起10の巾に対応する係合板30を下面に設けた支持板31と、係合板30の中央に垂設され、閉蓋時に、係止片8に係合する係止片32とからなっている。
後壁27の下端中央部には、蝶番33が設けられ、蝶番33の端面には、軸受孔34a,34bが穿孔されている。
軸受孔34には、ケース本体Aの後壁3に穿孔された軸受孔20a,20bを通じて、樹脂製蝶番ピン35a,35bが嵌挿され、蓋体Bは、蝶番33を介してケース本体Aに廻動自在に取着されている。
図2、4に示すように、頂壁25の下面には、鏡36を取着するための支持枠37が設けられており、支持枠37は、横方向に延びる一対の前支持枠38a,38bと、後支持枠39a,39b、前後方向に延びる一対の側支持枠40、41とからなっている。
側支持枠40は、その下端を内方に折り曲げ、広巾の係止板42を形成しており、側支持枠41は、その下端を内方に折り曲げ、細巾の係止板43を形成している。
頂壁25と広巾の係止板42との間には、側支持枠40に接して、エラストマー等の軟材質で、断面をほぼ角形、またはほぼ円形の長尺体とした弾性体44が嵌挿されている。
頂壁25の裏面中央部は、上方に湾曲しており、複数のリブ45が設けられている。
鏡36は、前後支持枠38、39の間でリブ45上に載置され、支持枠40との側では、弾性体44を挟んで、側支持枠40と側支持枠41との間に支持され、その端縁36a,36bは、係止板42、43で係止される。
係止板43の巾は、弾性体44の非圧縮状態の巾より小さくなっており、弾性体44が支持枠40に押圧されたときの巾の減少量に、ほぼ等しくなっている。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
鏡36の取付けにあたっては、鏡36の一端縁36aを広巾の係止板42に入れ、支持枠40の方に押付けると、弾性体44が圧縮され、鏡36の他端縁36bは、係止板43の内端43aより内側に入り込み、次いで、鏡36から押圧を解くと、鏡36の端縁36bは弾性体44の復元により係止板43内に入り込み、図5(a)に示すように、鏡36は、側支持枠40と側支持枠41との間に支持され、係止板42と係止板43とによって係止される。
使用後のコンパクト容器の廃棄にあたっては、図5(b)に示すように、鏡36を矢印の示す方向に摺動させ側支持枠40に押付けると、弾性体44が圧縮され、鏡36の端縁36bが、係止板43の内端43aより内側にくるので、鏡36の両端縁を掴んで、図5(c)に示す矢印の方向に引出し、取外すことができる。
その際、鏡36と頂壁25との間にリブ45が設けられているので、指先が入りやすく、鏡36の端縁36bを容易に掴むことが出来る。
また、弾性体44を引き出した後に鏡を摺動させるようにすると、鏡を係止板42からより簡単に取外すことができ、鏡とコンパクト容器、弾性体が分離できるので、異種材料を完全に分別して廃棄することができる
上記実施形態では、前支持枠38a,38bのそれぞれ、および後支持枠39a,39bのそれぞれを左右に離して配設したが、一つの連続した前支持枠、後支持枠としてもよい。
また、鏡の側支持枠の下端に係止板を突設するようにしたが、一方の係止板の根元部に薄肉部を設けてヒンジ結合するようにし、鏡の着脱時に、係止板を外方に廻動するようにしてもよい。
本発明のコンパクト容器は、蓋体の支持枠に弾性体を嵌挿し、鏡を弾性体の変形復元によって蓋体に対して摺動自在に取着するようにしているから、コンパクト容器への鏡の取付け、取外しが簡単にでき、鏡とコンパクト容器、弾性体の分離が簡単に分離でき分別廃棄に役立てることができる。
本発明コンパクト容器の断面側面図である。 コンパクト容器の断面正面図である。 開蓋状態のコンパクト容器の説明図で、(a)は断面側面図、(b)は要部の説明図である。 開蓋状態のコンパクト容器の平面図である。 鏡の取外し時の説明図で、(a)は鏡の取着時の説明図、(b)は鏡の取外し時の移動説明図、(c)は鏡の取外し時の引はがし説明図である。
符号の説明
A ケース本体
B 蓋体
C 蓋体係止部材
1 底壁
2 前壁
3 後壁
4a,b 側壁
5 嵌挿孔
8 係止片
10 案内突起
11 操作部材
25 頂壁
26 前壁
27 後壁
28a,b 側壁
29 係止部材
31 支持板
32 係止片
33 蝶番
36 鏡
36a,b 端縁
37 支持枠
38a,b 前支持枠
39a,b 後支持枠
40、41 側支持枠
42、43 係止板
43a 内端
44 弾性体
45 リブ

Claims (1)

  1. ケース本体と、該ケース本体に取着された蓋体とからなるコンパクト容器であって、 蓋体の頂壁裏面に、下端を内方に折曲げて係止板とした一対の支持枠が垂設され、一方の係止板の巾を他方の係止板の巾より広くして、長尺体の軟材質で成形された弾性体を、支持枠の外側から引き出し可能として挿入し、両支持枠の間に鏡を摺動可能として取着されていることを特徴とする鏡付きコンパクト容器。
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