JP4516834B2 - 冷間圧延設備および冷間タンデム圧延方法 - Google Patents
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押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とする制御装置
を有することを特徴とする冷間圧延設備である。
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とする制御装置を有することを特徴とする冷間圧延設備である。
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御して追加制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とする制御装置を有することを特徴とする冷間圧延設備である。
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とすることを特徴とする冷間タンデム圧延方法である。
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とすることを特徴とする冷間タンデム圧延方法である。
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御して追加制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とすることを特徴とする冷間タンデム圧延方法である。
また、加減速時の冷間タンデム圧延機で変化する板幅に応じて冷間タンデム圧延機に供給する金属ストリップの板幅目標値を修正するので、加減速時の板幅寸法外れがなくなり、更に歩留まり向上を図ることができる。
さらに、入側ブライドルロールの入側若しくは出側または出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した板幅に基づいて板幅をフィードフォワード制御またはフィードバック制御を行うので、所要の板幅の金属ストリップを冷間タンデム圧延機に供給することができる。
また、加減速時の冷間タンデム圧延機で変化する板幅に応じて冷間タンデム圧延機に供給する金属ストリップの板幅目標値を修正するので、加減速時の板幅寸法外れがなくなり、更に歩留まり向上を図ることができる。
さらに、入側ブライドルロールの入側若しくは出側および出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した板幅に基づいて板幅をフィードフォワード制御およびフィードバック制御を行うので、更に高精度な板幅制御を行うことができる。
W=a1λ2+a2λ+a3 (1)
a1〜a3は綱種およびサイズ毎に異なる定数であり、実験で求める。
上式からテンションレベラーの伸び率をΔλだけ変化させた際の板幅変化量ΔWは
ΔW=(2a 1 λ+a 2 )Δλ (2)
となる。
ΔW=Wi−Wref (3)
式(2)および式(3)より、テンションレベラーでの伸び率修正量Δλ
Δλ=(Wi―Wref)/(2a 1 λ+a 2 ) (4)
が求まる。これを用いて、テンションレベラーの伸び率をフィードフォワード制御すればよい。
ΔWo=Wo−Wref (5)
これに伴う伸び率の追加制御をすべき修正量は
Δλ=(Wo―Wref)/(2a 1 λ+a 2 ) (6)
で求まる。これを用いて、テンションレベラーの伸び率をフィードバック制御すればよい。
したがって、従来では1250mmの製品を製造する際にトリム代が単純平均で10mmであったものが、本発明によってトリム代は単純平均で6mm以下に減少させることが可能となり、歩留りを0.32%(3/1250)以上向上させることができた。
10 レベリングユニット 12 下ワークロール群
13 上ワークロール群 15 ロール押し込み装置
17 ロール押し込み量検出装置 20 入側ブライドルロール
21〜23 入側ブライドルロールを構成するロール
25 ブライドルロール駆動モーター 26 差動可変速装置
28 ストレッチングモーター 30 出側ブライドルロール
31〜33 出側ブライドルロールを構成するロール
41、42 PLG 44、45 板幅検出装置
48 板幅制御装置 50 冷間タンデム圧延機
51〜55 圧延スタンド 56 ワークロール
57 バックアップロール 61〜65 ワークロールベンダー
70 カローゼルリール
Claims (6)
- 酸洗設備および冷間タンデム圧延機を備えた冷間圧延設備において、
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とする制御装置を有することを特徴とする冷間圧延設備。 - 酸洗設備および冷間タンデム圧延機を備えた冷間圧延設備において、
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とする制御装置を有することを特徴とする冷間圧延設備。 - 酸洗設備および冷間タンデム圧延機を備えた冷間圧延設備において、
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御して追加制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とする制御装置を有することを特徴とする冷間圧延設備。 - 酸洗設備および冷間タンデム圧延機を用いた冷間タンデム圧延方法において、
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とすることを特徴とする冷間タンデム圧延方法。 - 酸洗設備および冷間タンデム圧延機を用いた冷間タンデム圧延方法において、
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とすることを特徴とする冷間タンデム圧延方法。 - 酸洗設備および冷間タンデム圧延機を用いた冷間タンデム圧延方法において、
押し込み量制御手段を有するレベリングユニットの入側に張力制御手段を有する入側ブライドルロールを、出側に張力制御手段を有する出側ブライドルロールをそれぞれ備えたテンションレベラーを前記酸洗設備と冷間タンデム圧延機との間に設け、
前記入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールの入側若しくは出側に金属ストリップの板幅を検出する板幅検出器を配置し、入側ブライドルロール及び出側ブライドルロールに通板速度を検出する速度検出器を配置し、
鋼種及び圧下スケジュール毎に予め実験によって求めたコイル長手方向の冷間タンデム圧延機で変化する板幅変化の関係を用いて、上記冷間タンデム圧延機で変化する板幅を相殺するように同一コイル内の予め設定した板幅目標値Wrefをコイル内で修正して、
前記入側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した入側板幅Wiと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWiを演算し、予め実験によって求めた伸び率と該偏差ΔWiとの関係式に基づき、該テンションレベラーにおいて金属ストリップの伸び率をフィードフォワード制御し、前記出側ブライドルロールの入側若しくは出側で検出した出側板幅Woと前記板幅目標値Wrefの偏差ΔWoに基づき、該テンションレベラーにおいて伸び率をフィードバック制御して追加制御し、冷間圧延後のコイルの板幅を一定とすることを特徴とする冷間タンデム圧延方法。
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